1.平成19年度第1四半期決算の概要 ○ 連結決算 1. 連結経営成績 2. 連結財政状態 ○ 単独決算 1. 経営成績 2. 財政状態 2.連結決算の概要 当第1四半期の収支につきましては、収入面では、販売電力量の増加はあったものの、昨年7月1日から実施 した電気料金引下げの影響などにより、営業収益(売上高)は、前第1四半期に比べ23億円(△1.8%)減少の 1,306億円となり、これに営業外収益を加えた経常収益は、21億円(△1.6%)減少の1,317億円となりました。 支出面では、退職給付会計に係る費用の減少のほか、経営全般にわたる効率化に努めましたが、原子力発 電量の減少による燃料費の増加に加え、火力発電所の定期点検基数の増加による修繕費の増加などによ り、営業費用は、前第1四半期に比べ87億円(8.0%)増加の1,189億円となり、これに営業外費用を加えた経 常費用は、85億円(7.5%)増加の1,222億円となりました。 以上により、営業利益は、前第1四半期に比べ111億円(△48.7%)減少の117億円、経常利益は、106億円 (△53.0%)減少の94億円となり、税引後の四半期純利益は、60億円(△49.2%)減少の62億円となりまし た。 ※1 北電営配エンジニアリング(株)と(株)ほくでんライフシステムは、平成19年4月1日、北電営配エンジニアリング(株)を ※2 (株)生物有機化学研究所は、平成19年3月30日に解散しました。 存続会社として合併し、ほくでんサービス(株)となりました。 (平成19年8月末までに清算結了予定。) ※3 (株)ほくでんアソシエが、平成19年6月29日付けで設立されたことから、持分法適用会社に含めました。 ※4 健康クリエイト北海道(株)は、平成19年5月30日、当社が保有する全株式を譲渡したことにより、持分法適用会社から 除外しました。 3.単独決算の概要 1. 需要 電灯および電力は、オール電化住宅の普及拡大はありましたが、検針期間が前年に比べ短かったことなど により、0.8%の減少となりました。 特定規模需要は、自家発電から当社電力購入への切り替えに加え、大規模小売店の新規出店や鉄鋼業で の需要増などにより、4.1%の増加となりました。 この結果、販売電力量合計では、2.0%の増加となりました。 2. 供給 当第1四半期の出水率は91.8%と平年を下回りましたが、供給設備の適切な運用をはかったことから、安定し た供給を維持することができました。 3. 収支 (1) 収益 電灯・電力収入は、販売電力量の増加はありましたが、昨年7月1日から実施した電気料金引下げの影響 などにより、26億円(△2.1%)の減少となり、これにその他収益を加えた経常収益合計では、25億円 (△1.9%)の減少となりました。 (2) 費用 人件費は、退職給付会計に係る費用の減少などにより、22億円(△12.1%)の減少となりました。 燃料費・購入電力料は、原子力発電量の減少などにより、79億円(32.1%)の増加となりました。 修繕費は、火力発電所の定期点検基数の増加などにより、34億円(31.8%)の増加となりました。 減価償却費は、定率償却による逓減効果はありましたが、税制改正の影響などにより、ほぼ前年同期並 みとなりました。 支払利息は、ほぼ前年同期並みとなりました。 その他費用は、情報処理費用の減少などにより、7億円(△1.9%)の減少となりました。 この結果、経常費用合計では、84億円(7.6%)の増加となりました。 (3) 利益 以上により、経常利益は、109億円(△55.4%)減少の88億円となり、税引後の四半期純利益は、61億円 (△51.0%)減少の58億円となりました。 4.業績の見通し 原油をはじめとした燃料価格の上昇に伴う燃料費の増加や燃料費調整制度の影響などを反映し、平成19年4月 公表の業績予想を修正いたしました。 平成19年度の業績予想につきましては、販売電力量は、オール電化住宅の普及拡大に加え、前期の原油価格 高騰による自家発電から当社電力購入への切り替えによる需要増や、「食料品製造業」「鉄鋼業」における需要増 などから、前期に比べ増加する見通しであります。 このような状況の中で、連結業績の通期見通しは、収入面では、昨年7月からの電気料金引下げが通期で効い てくるものの、販売電力量の増加などから、売上高は、増収となる見通しであります。 一方支出面では、退職給付会計に係る費用の減少はあるものの、火力発電所の大規模な定期点検が一時的に 集中することによる修繕費の増加に加え、燃料価格の上昇や原子力発電量の減少などによる燃料費の増加があ ることなどから、経常利益は減益となる見通しであります。 以上により、当期の売上高は5,650 億円程度、営業利益は610 億円程度、経常利益は460億円程度、当期純利 益は280億円程度となる見込みであります。 なお、通期の為替レートは120円/米ドル程度、原油CIF価格は66米ドル/bl程度として想定しております。 ○ 連結業績見通し ○ 単独業績見通し
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