地域保健 ~保健所研修 (1)総合目標(GIO) 病院とは違った視点からの医療の現状を眺め、地域保健の役割を理解したうえで、 対象となる患者や家族に対して適切な対応ができるようにするために、保健所の業 務内容を実際に経験し、その意義と理念を理解する。 (2)行動目標(SBOs) 1)母子保健関連業務を経験し、その内容を説明できる 2)精神保健関連業務を経験し、その内容を説明できる 3)結核対策関連業務を経験し、その内容を説明できる 4)エイズ・感染症対策関連業務を経験し、その内容を説明できる 5)健康づくり対策関連業務を経験し、その内容を説明できる 6)食中毒防止対策関連業務を経験し、その内容を説明できる。 (3)方略(LS) 1)ローテート開始前に自分の希望する研修内容を保健所に伝え、研修内容を組んでも らう。 2)ローテート開始時には、担当者と面談し、自己紹介、研修目標の設定を行う。ロー テート終了時には、評価票の記載とともにフィードバックを受ける。 3)健診業務に参加し、本人又は家族に健診内容を説明することができる。 4)結核対策に関し、事例への一連の対応(届出受理、患者訪問、接触者健診、結核審 査会など)ができる 5)感染症法の理念と仕組み(サーベイランス、発生時の対応、疫学調査)が説明でき る。 6)健康教育ができる 7)食中毒事例への一連の対応が説明できる (4)評価(LV) 1)自己評価:「ローテート研修科目毎の目標と評価」に目標と自己評価を記載する。 「研修ポートフォリオ」に経験症例を記載する。「ライセンス制度」に経験した 症例、簡単なコメントを記入する。 2)指導医による評価:指導医から、研修のフィードバックを受けながら、「ローテー ト研修科目毎の目標と評価」にその内容を記載してもらう。 3)ローテート科への評価:「ローテート科目に対する研修の評価」に記載する。 【週間スケジュール例】 月 午前 事業説明 火 水 木 金 感染症業務 試験検査業 健康支援課 公費負担医 プレ審査会 務 業務 療申請・保健 医療計画 午後 薬事・環境監 食品衛生監 動物保護管 感染症審査 視業務 視業務 理センター 会
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