3 0歳の赤ちゃん 赤ちゃんは一日、 一日すくすく成長しています。 だんだんと起きている時間も長くなり、 寝返りや、 はいはいをしたり活発になってきます。 健康診査なども忘れずに受けて、 赤ちゃんの成長を見守りましょう。 ●健康診査など ③0歳の赤ちゃん ① 先天性代謝異常等検査 生まれつき体の中の酵素の働きが悪いために起こる疾病を早期発見・早期治療するため、赤ちゃんが生 まれて4~6日目に、足の裏から血液をとって検査します。検査費用は無料(公費負担)ですが、採血料は 有料(保護者負担)です。 ■受診方法 県内医療機関で出産する場合は、産科医療機関に備え付けの申込書に記入して、申し 込みをしてください。詳しくは、赤ちゃん医療案内手帳をお読みください。 ② 乳児一般健康診査 健康支援課 ☎0470-36-1152 乳児の健康管理のため、無料の健康診査を実施できます。 ■対 象 3~6か月児 9~11か月児 ■内 容 問診 身体計測 診察 先天性股関節脱臼検診 ■受診方法 委託医療機関に、南房総市母子健康手帳別冊に綴じ込んである「受診票」を提出してく ださい。 ※転入された方で受診票をお持ちでないときは、母子健康手帳と前住所地の受診票を持参して、健 康支援課で手続きをしてください。 ③ 4か月児相談・9か月児相談 健康支援課 ☎0470-36-1152 赤ちゃんの発育や発達の節目になる4か月と離乳食や歯みがき等の悩みが多くなる9か月のお子さんを 対象に育児相談を実施します。 ■対 象 4か月児相談:生後4か月から生後5か月 9か月児相談:生後9か月から生後10か月 ■内 容 計測(身長・体重・頭囲・胸囲)、個別相談(保健・栄養・歯科) ■受診方法 対象となるお子さんには事前に通知します ■その他 転入などで通知が届かない場合は、健康支援課までお問い合わせください。 4 ●教室 ① もぐもぐ教室(離乳食教室) 子育て支援センターほのぼの ☎0470-40-5111 ② にこにこ教室 ③0歳の赤ちゃん 乳児をもつ保護者を対象に離乳食についての講話、調理実習を行 います。お子さんの離乳食の進み具合に応じたおかゆやおかずを 作ったり、実際にお子さんの食べる様子を見てアドバイスをしてい ます。(要予約) “あーん” おいしいね 子育て支援センターほのぼの ☎0470-40-5111 月に1回、生後2か月から1歳までのお子さんが参加できる教室です。 子育てに関する講話や手遊び、親子遊びなどを行います。(要予約) ●家庭訪問 ① 新生児・乳児訪問 健康支援課 ☎0470-36-1152 出産後間もない時期は様々な理由から、子育てに対して、強い不安や孤立感を抱えることがあります。そ のようなときに、保健師、管理栄養士がご家庭を訪問して、育児に関する悩みごとなどをお聞きしてアドバ イスをします。 ② 未熟児・低出生体重児訪問 健康支援課 ☎0470-36-1152 出生体重が2,500g未満の赤ちゃんがいるご家庭を、保健師が訪問し、健康状態を確認したり、育児につ いての相談に応じたりしています。 ③ こんにちは赤ちゃん事業 健康支援課 ☎0470-36-1152 こんにちは赤ちゃん事業訪問員が、生後から4か月のお子さんがいるご家庭を訪問し、保健サービスの案 内をしています。 5 コラム 1 ● 乳幼児突然死症候群(SIDS) ● 乳幼児突然死症候群とは、それまで既往症もなく元気だった乳幼児(原則として1歳未満)が、何の予 兆もなく突然死亡する病気です。 予測ができないばかりか、死亡状況調査や解剖検査によってもその原因が未だに解明されていま せん。 原因が解明されていないSIDSですが、これまでの研究から下記の予防法を心がけることで死亡率 が低下することが明らかになっています。 ポイント1 うつぶせ寝は避けましょう。 うつぶせ寝が仰向け寝に比べてSIDSの発症率が高いという研究結果が出ています。 赤ちゃんの顔が見えるよう仰向けで寝かせることは、窒息や誤飲、ケガなどの事故を未然に防ぐため にも有効です。 ポイント2 タバコは絶対にやめましょう。 両親が喫煙する場合にSIDSの発症率が高くなるというデータがあります。 赤ちゃんのそばでは絶対禁煙です。 また妊婦自身の禁煙はもちろん、身近な人の理解を得ることも重要です。 ポイント3 できるだけ母乳で育てましょう。 母乳で育てられている乳児は、人工栄養の乳児と比べてSIDSの発症率が低いという調査結果があ ります。 人工乳がSIDSを引き起こすものではありませんが、できるだけ母乳育児が望まれます。 ● 乳幼児揺さぶられ症候群(SBS) ● 6 乳幼児揺さぶられ症候群とは、まわりから見れば「あんなことをしたら、子どもが危険だ」と誰もが思 うほどに激しく、乳幼児が揺さぶられたときに起こる重症の頭部損傷です。 赤ちゃんの世話をするのは、やりがいがありわくわくすることですが、赤ちゃんがいつまでも泣きやみ そうにないとき、子育てというのはとてもつらいものです。 そのため、親やその他の養育者が自制心を失ってしまい、赤ちゃんを何とか泣きやませようとして揺 さぶることがあります。 子どもを叩いたり、殴ったりすることの危険性なら、たいていの人が知っていますが、赤ちゃんを揺さ ぶることもまた、とても危険なことなのです。 何をしても赤ちゃんが泣き続けるなら… ・ 深呼吸をして10数えましょう。 ・ 安全なところに赤ちゃんを仰向けに寝かせ、部屋を出て気持ちを落ち着かせましょう。(5~10 分ごとに呼吸状態を確認してください) ・ 心を落ち着けるために、誰かに話ができるといいです。
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