情報センターだより - 加古川地域保健医療情報システム

加古川地域保健医療情報システム 情報提供紙
情報センターだより
Vol.
5 平成 27 年 8 月 31 日
発⾏
今回の掲載内容
地域医療情報システム WEB 化リリース!
WEB 化による 3 つの特徴
WEB 化後のシステム画面
平成 27 年度地域保健医療情報システム事業進捗状況
地域医療情報システムWEB化リリース
平成 27 年 9 月 14 日(月)いよいよ「地域医療情報システム」が リニューアルします。
この新しくなった「地域医療情報システム」についてご紹介致します。
WEB 化により端末からホームページを閲覧するようなイメージでシステムを利⽤することがで
きます。データは各端末ではなくは保健センター内(地域医療情報システム)サーバにて管理を
⾏います。
端末内の OS が WindowsXP から Windows8.1 になります。
WEB 化による 3 つの特徴
① 医師資格証を⽤いたセキュリティの高い個人認証を実現
システムへのログイン認証については、日本医師会認証局によるHPKI認証基盤を⽤います。
(下図赤枠部分です)
医師資格を証明するHPKIカードを⽤いることで、医師本人の証明を⾏いセキュリティの高い
個人認証を実現します。
イメージ図
医師資格証はログインの際に必要となります
新
旧
従来は ID とパスワードによるログインでしたが、医師資格証カードを⽤いてのログインとな
ります。
(医療従事者の⽅は ID・パスワードを⽤いてログインします)
医師資格証の役割
日本医師会電子認証センターからネットワーク上で
医師資格を証明するための電子証明書を発⾏します。
電子証明書は IC カードの中に格納され、電子的な医師の
印鑑の機能やログイン時の医師資格確認のために
利⽤することができます。
② 紹介状システムのオンライン化(電子署名付き紹介状)
システムで作成した紹介状に対し、医師資格証に登録された証明書を基とした署名⾏為を実施し、
電子署名付き紹介状としてシステム内で紹介先へやりとりが⾏えます。
イメージ図
システムで作成した電子署名付き紹介状をダウンロードし、メールでの送信が⾏えます。
作成した紹介状は印刷し、患者様へ渡すことが可能です。
③ 統合ビューア画面によるデータ変更履歴の参照が可能
検査結果、薬名、病名、サマリなどシステム上で処理されたデータの登録、変更、削除、参照と
いった履歴を時系列情報として⼀括表⽰します。
変更履歴を⼀画面に収まるカレンダー
形式で表⽰。画面下部には表⽰期間と連
動した検査結果グラフを表⽰
登録・更新・削除の履歴を
表⽰
WEB 化後のシステム画面
ログイン後に表⽰される画面です。ここから地域医療情報システム、感染症情報提供、主治医意
⾒書作成⽀援、情報ネットワーク(メール・インターネット)の各画面へ遷移します。
主治医意⾒書、紹介状、会議やシステムのメンテナンス等に関するお知らせもこの画面で確認で
きます。
グラフ画面
時系列画面
感染症情報提供 週間画面
主治医意⾒書 作成画面
平成 27 年度 地域保健医療情報システム事業進捗状況
1.
2.
システム運⽤管理事業
(1)新規参画医療機関
新規参画医療機関を医師会にて公募・承認頂き、以下の 4 医療機関が参画されました。
◆おおた内科クリニック 様
◆医療法人社団奉志会 ひかりクリニック 様
◆医療法人社団奉志会 コスモクリニック 様
◆あだちこども診療所 様
(2)システム利⽤促進
参画医療機関への利⽤促進と住⺠へのシステム普及定着のため、特定健診時にドクターが加⼊案内を
⾏うキャンペーンを⾏います。
システム利⽤状況(平成 27 年 7 月末現在)
◆システム同意者:70,263 人
◆カインドカード発⾏数:52,957 枚
◆参画医療機関 :127 機関(加古川市:111 機関、稲美町:7 機関、播磨町:9 機関)
〜 編集後記 〜
ようやく暑い夏が終わろうとしています。近年風水害の被害が増大しているように感じます。
あたりまえの平和はすごくありがたいものだと実感する機会が増えました。本システムもあたり
まえの日常生活を送り続けられることに少しでも寄与できれば幸いと存じます。