IMDS Newsletter VIII IMDS ステアリングコミッティ発行 2005 年 8 月 9 日 © 2005 IMDS Steering Committee 全ての IMDS ユーザー の皆様へ:楽しい休暇 をお過ごしください! IMDS の歴史 次の記事が掲載されています: 2000年6月 IMDS スタート 1. IMDS リリース 3.0 の変更点とリリース 3.1 の詳細情報 2. 第 3 回IMDSアンケートの結果 3. IMDS ハードウェアの増強 4. IMDSにおける質量の申告 >>more >>more 2005年6月23日 施行 IMDSリリース3.0 現在 35,114社から87,536ユーザ ーが登録 >>more >>more 5. ユーザーの声 IMDSへの Eメール紹介 >>more IMDS ヘルプデスク サポート 自動車会社の連絡先 BMW Dr. K. Oldenburg-Nazaruk [email protected] DaimlerChrysler V. Ackermann [email protected] 1. IMDS リリース 3.0 の変更点とリリース 3.1 の詳細情報 9 新パスワード ています。 9 リサイクル情報 となります。 9 ‒ リリース3.0の施行後、新パスワード機能は6,609回使用され ‒ この項目はまだ任意の入力項目です。初期値は「いいえ」 アプリケーションコード - サプライヤー各社からIMDSサービスセンターおよ びIMDSステアリングコミッティーに対し、自社データシート(以下MDS)へのア プリケーションコード入力に関するエラー対応についてお問い合わせがありま した。 サプライヤー各社からIMDSサービスセンターおよびIMDSステアリングコミッテ ィーに対し、自社データシート(以下MDS)へのアプリケーションコード入力に 関するエラー対応についてお問い合わせがありました。 Fiat Dr. C. Berruti [email protected] Ford Dr. B. Schmitz [email protected] Fuji Heavy Industries K. Hosokawa [email protected] General Motors A. Heymann [email protected] Hyundai T. Unger [email protected] リリース3.0を変更せずに使用することによる利点はあるのですが、2005年7月 13日のIMDSステアリングコミッティーは、寄せられた要求と課題を深刻な問題 として議論しました。 その結果、以下の変更がIMDSリリース3.0に追加され、2005年7月28日に実現さ れました。 Isuzu S. Itagaki [email protected] MDSの送信先がOEMの場合、他社のMDSと自社のMDS/モジュールを参照する際に アプリケーションコードの入力が可能となります(他社MDSに関しては従来通り です。自社MDS/モジュールに関しては、新しいモジュールを作成する必要がな くなります)。これに対してサプライヤー間のデータのやり取り(送信先企業 にOEMが全く含まれていない場合)では、自社MDS/モジュールが参照された場 Mitsubishi T. Isogai [email protected] Mazda K. Okazaki [email protected] page 1 合、エラーメッセージの代わりに警告が表示されます(他社MDSの場合も同 様)。 これらの警告メッセージには2006年3月1日という期限が盛り込まれています。 2006年3月1日以降は、現状と同じエラーメッセージに戻ります。 自社MDSやモジュールを徐々に新バージョンに更新し、アプリケーションコード を入力していくことは、依然として必要な作業であり、あくまで当面の緊急性 が薄くなったということです。アプリケーションコードが必要なMDSをOEMに送 る際、常に修正作業を行う必要がなくなるよう、徐々に自社のMDS/モジュール を更新することを強く推奨いたします。 IMDSステアリングコミッティーからのお知らせはこちらからダウンロードでき ます。 表: IMDSリリース3.0の現状とアプリケーションコードに関する期限付きの変 更内容 Tier1 から OEM への送信 MDS / モジュー ル メッセー ジ 自社 エラー 他社 警告 新バージョンの作成が必須 MDS は送信可能。ただし新バージョン の作成要求を出す必要あり 自社 エラー 新バージョンの作成が必須 他社 エラー 入力可能 アプリケーションコード Tier1 から OEM への送信 9 Porsche H. Ampferer [email protected] Suzuki H. Kato [email protected] Toyota Dr. M. Desaeger [email protected] Volkswagen H. Lüssmann-Geiger [email protected] Volvo J. Lundström [email protected] コンタクト先 2006 年 3 月 1 日まで サプライヤ ー間 Nissan Diesel K. Kuwahara kazuyuki_kuwahara@ nissandiesel.co.jp M. Lepage [email protected] 現状 サプライヤ ー間 Nissan Y. Tabata [email protected] ・ MDS / モジュー ル メッセー ジ 自社 警告 (期 限付き) 他社 警告 アプリケーションコード MDS は送信可能。ただし新バージョン を 2006 年 3 月 1 日までに作成する必 要あり MDS は送信可能。ただし新バージョン の作成要求を出す必要あり 自社 エラー 入力可能(期限付き)(ただし新バ ージョンを 2006 年 3 月 1 日までに作 成する必要あり) 他社 エラー 入力可能 ・ ・ 商業的/戦略的なIMDS問題につ いては→IMDSステアリングコミ ッティへ 運用上の技術的な問題→IMDS サービスセンター オペレーション内容に関する問 題について(例:ある物質をど う記録すればよいのか?)→ IMDS公式ホームページに記載 されている各OEM 樹脂・ゴム製部品への材質表示 ‒「はい」はISO 1043/ ISO11469に準じて樹 脂・ゴム製部品に材質表示をした場合に選択します。「いいえ」は材質表示がさ れていない場合に使用します。回答はエラーの有無に関わらず、実際の材質表 示に合わせて選択しなければなりません。材料分類5.1.xで100gを超える場合も しくは材料分類5.3で200gを超える場合、ISO規格では「いいえ」の選択を許可 していませんので、エラーになります。「該当しない」は例外的な場合(例. 美観に影響するため材質表示ができない)に限り選択されるべきです。 材質表示への質問は材料分類5.xの材料にのみ表示されます。該当する材料がコ ンポーネント内になければ質問は表示されず、回答することもできません。 材料分類5.1.x, 5.3, 5.4.1の材料の合計が25gより多い場合(ちょうど25gの場 合は除く)はエラーチェックで警告が表示されます。 警告メッセージはこのように表示されます。 警告:Component_28817861: 材質表示に関する質問に答えていません page 2 このニュースレターについて これらの変更点の詳細を記述した資料は IMDS 公式ホームページの FAQ からダウン IMDSステアリングコミッティは全 ロードできます。 IMDSユーザーに対して、IMDSの異な る相関性を説明する情報源としてこ のニュースレターを定期的に発行し ています。 このニュースレターは 2. 第 3 回 IMDS アンケートの結果 IMDSに関して客観的に情報を提供す ることを意図しています。 このニ 2005年2月に第3回IMDSアンケートが行われ、4,535件という多数のご回答をいた ュースレターについて質問や意見の だきました。ご協力ありがとうございました。下図に全世界におけるIMDS登録企 あるときは以下アドレスにE-mail 業の分布をまとめました。 をお送りください。 [email protected] 大陸別登録企業(%) 2.6 0.6 11.7 0.2 21.5 Africa Asia Australia Europe North America South and Middle America 63.4 アンケートの結果を全てご覧になるには、公式ホームページのIMDSアンケート 結果をご覧ください。 3. IMDS ハードウェアの増強 6月の初めより、予備システム・ソフトウェアの更新、またディスク領域の追加 のため、やむを得ずシステムを停止する必要がございました。これらの作業によ ってサーバーの性能が強化され、IMDSの処理能力が向上いたしました。具体的な 内容は以下の通りです。 メモリの増強 最大同時接続ユーザー数の増加 IMDSユーザーおよびOEMによるダウンロード、アップロード所要時間の短縮 応答速度の向上 以前にお知らせした通り、ハードウェアの更新作業は2005年7月1日に正常に完了 いたしました。 2005年7月4日まで監視を続けた結果、最大同時接続ユーザー数は従来の40%増加 しました。この作業は、最大同時接続ユーザー数に達したためにログインできな いという事態を回避するための必要条件です。つまり、現在は処理の負荷が均等 に分散され、これによってアップロード、ダウンロード処理の性能向上の条件が 満たされたということです。今後しばらくの間、ハードウェア増強に続いてシス テム・ソフトウェアの設定変更とテストを行う予定です。これはWeb上で使用でき るIMDSの性能向上を図ることを目的としております。 つきましては、上記作業によりここ数週間システム停止時間が発生したことに対 し、皆様のご理解をいただけますよう重ねてお願い申し上げます。システム停止 page 3 中は皆様にはご迷惑をおかけいたしましたが、これらの作業によって今後IMDSが 安定稼動するために必要な一つ一つの作業を行うことができました。 投稿募集 4. IMDS における質量の申告 IMDSのデータを使用して質量の分析を行うと、部品の実際の物理的質量と異なる 結果が出る場合があります。これは予備の部品の場合のみ正確な質量になり、 PPAPの質量が各部品ごとの正確な質量にならないためです。 皆様からのフィードバックをお待 ちしています。皆様がIMDSや皆様 の会社内の環境問題についての記 事をニュースレターに投稿したい 場合、以下のアドレスにE-mail で送付してください。 [email protected]. この問題を次の例で説明します。 テープ1巻のような部品を使い、この1巻が50gあったとします。しかし、車1台に つきこのテープは5gしか使われていません。このような少ない質量では大差ない ように見えますが、ワイヤーハーネスの場合はこの差が数kgになることが多いの です。 このため、テープはIMDSではセミコンポーネントとして作成されます。これは、 テープが切り離されてはじめて実際の質量が決まるためです。必要な分が切り離 されれば、質量を決めることができるのです。そのため、セミコンポーネントは リットルやメートルで測るもので、ロット全体は使用しないので材料の情報を含 むが質量がまだ定まっていないもの全てをセミコンポーネントで作成します。。 セミコンポーネントが使われれば、PPAPの質量とIMDS上の質量との差を最小限に 抑えることができます。 5. ユーザーの声 IMDS への E メール紹介 IMDSチーム御中 2005年6月にはシステム停止時間があまりにも長く、ほとんど顧客の要望に沿 うことができませんでした。7月1日からはずいぶん改善されましたが、IMDSの 画面が固まってしまい待たされることがあります。もうこの問題は解決済みだ と思っていましたがいかがでしょうか? よろしくお願いします。 IMDSユーザー企業御中 ハードウェア増強作業の実施により、以前より多くのユーザーが、問題ない速 度で接続できるようになりました。お客様および他のユーザー様からもご指摘 いただいた現象は「ガーベジコレクション」と呼ばれるもので、例えると短い 時間で無効になったデータをマシンが収集するということです。ユーザーが増 えれば増えるほどこのような一時的なデータ(例. 作成されたが保存されなか ったデータシートなど)が増えていきます。 現在もなおハード、ソフトウェアの調整作業を行い、この問題の解決に当たっ ておりますので、皆様には作業を中断されることがなくなると考えておりま す。 よろしくお願いいたします。IMDSチーム IMDS ヘルプデスクサポート ヨーロッパ ‒ [email protected] 月∼金 午前8時∼午後4時30分(GMT+1) 電話+36 1 298 1536 イタリア ‒ [email protected] 月∼金, 午前9時∼午後6時30分(GMT+1) 電話 +39 (0) 80 38 53 116 page 4 日本 ‒ [email protected] 月∼金 午前9時∼午後5時 (GMT+9) 電話 +81 3 3797 4212 韓国 ‒ [email protected] 月∼金 午前9時∼午後5時 ソウル(GMT+9) 電話 +82 2 3782 0827 北米 - [email protected] 月∼金 午前 8 時∼午後 6 時 (EST) 電話 +1 972-403-3607 編集 8 本 IMDS ニュース レターの内容は IMDS ステアリン グコミッティー に代わり EDS Ilona, Pollok がお 送りしました。 page 5
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