■経営管理会計ノウハウのねらいとしくみ 経営管理会計 経営管理会計ノウハウとは、文字通り、 「経営」を「管理」するための「会計システム」 ノウハウ です。 それは原価計算や損益分岐点分析、投資の意思決定や予算管理に重点を置く、一般的 な管理会計とは異なります。経営管理会計システムは、それらを包含しながら、会計 システム=部門別損益管理システムを軸として経営全般を管理することを目的として います。 「経営」を「管理」するという意味は、このノウハウを用いて、 ●クライアントの現状に応じた組織を作り運営し損益管理していく ●損益管理を基に、部門のPDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)を的確に回す ●事業ごと、部門ごとの収益性等を測定して、戦略立案に活かす ●部門別損益管理システムを基に、全社と各部門の中期利益計画や年度利益計画を立 案する ●利益計画を基に、経費の予算管理を行う ●部門の利益の目標(予算)達成度を考課(評価)や処遇に反映する などが可能となります。つまり、経営管理会計ノウハウは、会計システム=部門別損 益管理システムを軸に、経営組織、経営戦略および戦術、経営計画、予算統制および 目標管理、評価と処遇の人事制度などと関わり合う、経営全体を管理するノウハウで す。 経営管理会計 ノウハウの 全体像 1 ■経営管理会計を軸とした経営管理業務フロー 業務 「経営管理会計を軸とした経営管理業務」の標準フローです。 フロー 期 間 業務フロー アウトプット 1カ月目 ステップ1 経営組織診断 3カ月目 ステップ2 ステップ3 戦略と中計検討 中期方針書 ステップ4 部門別年計立案 ステップ5 管理者の PDCA会議 年度計画 (政策のみ) (目標管理) 9ケ月目 ステップ6 経営管理会計 管理者研修 ステップ7 管理会計での中計および年計立案 管理会計の 中計・年計 13 カ月目 ステップ8 ステップ9 管理会計アウ 諸マネジメント 経営管理会計 トプットデータ システム構築 でのマーケテ ィング (PDCA会議) マネジメン ト 2 Ⅲ.トータルマネジメントノウハウ構築と運用業務 経営管理会計を軸とした マネジメントノウハウ 20**年(1年後)計画 20**年(2年後)計画 20**年(3年後)計画 部門 科目 変 動 費 固 定 費 指 標 売上高 売上原価 (粗利益) (粗利益率) 販売手数料 運送費 販売促進費 変動金利 変動収入 変動費合計 限界利益 限界利益率 人件費 設備費 諸経費 営業外収支 固定費合計 貢献利益 貢献利益率 本部費 本社費 経常利益 経常利益率 固定費生産性 労働生産性 人月労働生産性 損益分岐点 損益分岐点比率 電機事業部 サポ 1課 2課 ート 計 工材事業部 サポ 1課 2課 ート 特販 計 本 社 1課 戦 略 費 全 社 計 目計 標画 管経 理営 略 3
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