モーションキャプチャを利用した機器制御 藤田 紘佑†,横原 慎吾†,和田 陽一††,前里 真一††,杉山 (†芝浦工業大学,††池上通信機株式会社) 克己† Machine control with motion capture † Kosuke Fujita , Shingo Yokohara†, Yoichi Wada††, Shinichi Maesato††, Katsumi Sugiyama† (†Shibaura Institute of Technology,††Ikegami Tsushinki Co.,Ltd.) (概要) ナチュラル・ユーザ・インタフェース(NUI:Natural User Interface)に拡張現 実(AR:Augmented Reality)を組み込むことにより, “人にやさしい”インタフェー スを構築し,ジェスチャによる PC(Personal Computer)機器制御を可能にした.プ レゼンテーション中に発表者が PC から離れた場所でジェスチャを行い, Microsoft 社 の KINECT を使って,これをモーションキャプチャすることで,Microsoft PowerPoint を操作する.タブレット端末で行う指操作を参考にしてジェスチャ選択を行っており, スライドを投影しているスクリーンの前に,ジェスチャを検知するための仮想スクリ ーンを設け,これをタブレット端末のタッチパネルとみなして,ジェスチャ中の手の 位置や動きを検知している.スライドチェンジのジェスチャには,タブレットの「ス ワイプ」に相当する「左手の振り」 ,クリックには, 「タップ」に相当する「右手の押 し出し」 ,ズームイン・ズームアウトには, 「ピンチ」に相当する「両拳の開閉」を当 てはめており,好みのジェスチャによる機器のリモート制御が実現できた. (498 文字)
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