平成14年12月6日

会
議
録
目
次
平成14年第6回海田町議会12月定例会(第1日目)
平成14年12月6日(金)午前9時00分開会
日程 第1
会議 録署 名 議員 の指 名 につ いて ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥
4
日程 第2
会期 の決 定 につ いて ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥
4
日程 第3
選挙 管理 委 員及 び同 補 充員 の選 挙 につ いて ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥
5
日程 第4
諸
6
般
の
報
告 ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥
(1 )議
会
報
告
(2 )行
政
報
告
(3 )報
告
第6 号
損 害賠 償 額の 決定 に つい て
(4 )報
告
第7 号
広 島県 市 町村 公務 災 害補 償組 合 を組 織す る
地 方公 共 団体 の数 の 減少 及び 組 合規 約の 変
更 につ い て
日程 第5
諮問 第2 号
人 権擁 護 委員 の推 薦 につ いて ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥
12
日程 第6
同意 第5 号
固 定資 産 評価 審査 委 員会 委員 の 選任 の同 意 につ いて ‥
14
日程 第7
認定 第1 号
平 成13年 度決 算の 認 定に つい て ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥
15
日程 第8
認定 第2 号
平 成13年 度海 田町 水 道事 業会 計 決算 の認 定 につ いて ‥
17
日程 第9
一
問
‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥
18
(延
会) ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥ ‥‥ ‥‥ ‥
88
般
質
平成 14 年 第6 回海 田 町議 会定 例 会
会
議
録 (第 1号 )
1. 招
集
年
月
日
平成 14 年 12 月6 日 (金 )
2. 招
集
の
場
所
海田 町議 会 議事 堂
3. 開会 ( 開
議)
12 月6 日 (金 )9 時 00 分宣 告 (第 1日 )
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
4. 応
招
議
員 ( 20 名)
1番
岡
田
良
訓
2番
西
田
祐
三
3番
渡
辺
善
隆
4番
桑
原
克
之
5番
多
田
雄
一
6番
斎
木
貞
暁
7番
堀
間
禎
子
8番
西
山
勝
子
9番
宮
坂
二
郎
10番
崎
本
広
美
11番
原
田
幸
治
12番
前
田
勝
男
13番
住
吉
充
14番
山
岡
寛
次
15番
田
中
千
代
16番
佐
中
十九昭
17番
中
岡
長
一
18番
国
岡
光
明
19番
加
藤
公
20番
河
野
道
昭
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
5. 不
応
招
議
な
員
し
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
6. 出
席
議
員 ( 20 名)
1番
岡
田
良
訓
2番
西
田
祐
三
3番
渡
辺
善
隆
4番
桑
原
克
之
5番
多
田
雄
一
6番
斎
木
貞
暁
7番
堀
間
禎
子
8番
西
山
勝
子
9番
宮
坂
二
郎
10番
崎
本
広
美
11番
原
田
幸
治
12番
前
田
勝
男
13番
住
吉
充
14番
山
岡
寛
次
1
15番
田
中
千
代
16番
佐
中
十九昭
17番
中
岡
長
一
18番
国
岡
光
明
19番
加
藤
公
20番
河
野
道
昭
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
7. 欠
席
議
員
な
し
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
8. 説明 の ため 議場 に 出席 した 者 の職 氏名
町
長
加
藤
助
役
松
岡
役
正
木
洋
潔
収
入
企
画
部
長
中
野
総
務
部
長
上
條
長
富
田
長
池乃本
福
祉
建
保
設
建
部
部
天
修
正
士
弘
征
和
弘
参
事(広域行政担当)
佐
藤
参
事(福祉保健担当)
因
幡
忠
志
長
永
海
房
雄
広 域 行 政 推 進 課 長
木
原
晴
彦
財
政
課
長
内
田
和
彦
総
務
課
長
久
保
伸
一
長
植
野
敏
彦
光
美
企
地
画
域
課
振
興
課
隆
税
務
課
長
畝
福
祉
課
長
貝
原
陽
子
長
青
木
基
秀
高
齢
福
祉
課
監
理
課
長
因
幡
貞
男
建
設
課
長
児
玉
正
克
長
朝 倉 登 司 雄
海 田 市 駅 南 口
区 画 整 理 事 務 所 長
大 久 保 裕 通
教
李
都
市
整
育
備
課
長
2
木
義
夫
教
育
部
長
山
本
原
義
彦
学
校
教
育
課
長
河
社
会
教
育
課
長
佐 々 木 正 子
上
下
水
道
部
長
木
原
正
博
長
新
浜
憲
治
長
槇
根
君
夫
庶
務
下
水
課
道
課
毅
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
9. 職務 の ため 議場 に 出席 した 者 の職 氏名
議 会 事 務 局 長
園
山
主
査
中
下
主
査
辻
純
義
博
千 奈 美
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
10. 議
事
日
程
日程 第1
会議 録署 名 議員 の指 名 につ いて
日程 第2
会期 の決 定 につ いて
日程 第3
選挙 管理 委 員及 び同 補 充員 の選 挙 につ いて
日程 第4
諸
般
の
報
告
(1 )議
会
報
告
(2 )行
政
報
告
(3 )報
告
第6 号
損 害賠 償 額の 決定 に つい て
(4 )報
告
第7 号
広 島県 市 町村 公務 災 害補 償組 合 を組 織す る
地 方公 共 団体 の数 の 減少 及び 組 合規 約の 変
更 につ い て
日程 第5
諮問 第2 号
人 権擁 護 委員 の推 薦 につ いて
日程 第6
同意 第5 号
固 定資 産 評価 審査 委 員会 委員 の 選任 の同 意 につ いて
日程 第7
認定 第1 号
平 成13年 度決 算の 認 定に つい て
日程 第8
認定 第2 号
平 成13年 度海 田町 水 道事 業会 計 決算 の認 定 につ いて
日程 第9
一
問
日程 第10
第43号議 案
町 道の 路 線の 認定 及 び廃 止に つ いて
日程 第11
第44号議 案
財 産の 取 得に つい て
般
質
3
日程 第12
第45号議 案
議 会の 議 員の 報酬 及 び費 用弁 償 等に 関す る 条例 の一 部
を 改正 す る条 例の 制 定に つい て
日程 第13
第46号議 案
特 別職 の 職員 で常 勤 のも のの 給 与及 び旅 費 に関 する 条
例 の一 部 を改 正す る 条例 の制 定 につ いて
日程 第14
第47号議 案
職 員の 給 与に 関す る 条例 の一 部 を改 正す る 条例 の制 定
に つい て
日程 第15
第48号議 案
広 島県 市 町村 職員 退 職手 当組 合 を組 織す る 地方 公共 団
体 の数 の 減少 及び 組 合規 約の 変 更に つい て
日程 第16
第49号議 案
平 成14年 度海 田町 一 般会 計補 正 予算 (第 3 号)
日程 第17
第50号議 案
平 成14年 度海 田町 公 共下 水道 事 業特 別会 計 補正 予算 ( 第2 号)
日程 第18
第51号議 案
平 成14年 度海 田町 国 民健 康保 険 特別 会計 補 正予 算( 第 2号 )
日程 第19
第52号議 案
平 成14年 度海 田町 介 護保 険特 別 会計 補正 予 算( 第2 号 )
日程 第20
第53号議 案
平 成14年 度海 田町 水 道事 業会 計 補正 予算 ( 第1 号)
日程 第21
発議 第6 号
海 田町 議 会議 員定 数 条例 の制 定 につ いて
日程 第22
発議 第7 号
海 田町 議 会議 員定 数 条例 の制 定 につ いて
日程 第23
請願 第1 号
合 併に つ いて 住民 投 票条 例の 制 定を 求め る 請願
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
11. 議
事
の
内
容
午前 9時 0 0分
開会
○議 長( 河 野) 皆さ ん 、お はよ う ござ いま す 。本 日は 大 変ご 苦労 様 でご ざい ま す。
た だい ま の出 席議 員 数は19名 で ござ いま す 。定 足数 に 達し てお り ます ので 、 平成14年
第6 回海 田 町議 会定 例 会を 開会 い たし ます 。
直 ちに 本 日の 会議 を 開き ます 。 本日 の議 事 日程 は、 あ らか じめ お 手元 に配 付 して おり
ます 日程 第 1か ら日 程 第23に至 る 各議 案で ご ざい ます 。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 日程 第 1、 会議 録 署名 議員 の 指名 を行 い ます 。
本 定 例 会 の 会 議 録 署 名 議 員 は 、 会 議 規 則 第 110条 の 規 定 に よ り 、 議 長 よ り 、 2 番 、 西
田君 、3 番 、渡 辺君 を 指名 いた し ます 。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 日程 第 2、 会期 の 決定 につ い てを 議題 と いた しま す 。お 諮り い たし ます。
4
本 定例 会 の会 期は 、 本日 から12月10日ま で の5 日間 と した いと 思 いま すが 、 これ にご
異議 ござ い ませ んか 。
(「 異議 な し」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) 異議 な しと 認め ま す。 よっ て 、会 期は 本 日か ら12月 10日 まで の 5日 間と決
しま す。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 日程 第 3、 選挙 管 理委 員及 び 同補 充員 の 選挙 を行 い ます 。お 諮 りい たしま
す。
選 挙 の 方 法 に つ い て は 、 地 方 自 治 法 第 118条 第 2 項 の 規 定 に よ り 、 指 名 推 選 と し た い
と思 いま す が、 これ に ご異 議ご ざ いま せん か 。
(「 異議 な し」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) 異議 な しと 認め ま す。 よっ て 、選 挙の 方 法は 指名 推 選に よる こ とと 決定い
たし まし た 。お 諮り い たし ます 。
指 名の 方 法に つい て は、 議長 が 指名 する こ とに した い と思 いま す が、 これ に ご異 議ご
ざい ませ ん か。
(「 異議 な し」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) 異議 な しと 認め ま す。 した が って 、議 長 が指 名す る こと に決 定 いた しまし
た。 選挙 管 理委 員に は 、中 野正 章 さん 、高 山 照治 さん 、 伊豆 野ひ ろ 子さ ん、 金 丸壽 さん、
以上 の方 を 指名 いた し ます 。お 諮 りい たし ま す。
た だい ま の議 長が 指 名し まし た 方を 選挙 管 理委 員の 当 選人 と定 め るこ とに ご 異議 ござ
いま せん か 。
(「 異議 な し」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) 異議 な しと 認め ま す。 した が って 、た だ いま 指名 し まし た中 野 正章 さん、
高山 照治 さ ん、 伊豆 野 ひろ 子さ ん 、金 丸壽 さ ん、 以上 の 方が 選挙 管 理委 員に 当 選さ れま
した 。
続 いて 、 選挙 管理 委 員補 充員 に は、 合ケ 坪 克昌 さん 、 邑岡 多満 惠 さん 、金 川 憲二 さん、
住田 加代 子 さん 、以 上 の方 を指 名 いた しま す 。お 諮り い たし ます 。
た だい ま 議長 が指 名 しま した 方 を選 挙管 理 委員 補充 員 の当 選人 と 定め るこ と にご 異議
ござ いま せ んか 。
(「 異議 な し」 と呼 ぶ 者あ り)
5
○議 長( 河 野) 異議 な しと 認め ま す。 した が って 、た だ いま 指名 し まし た合 ケ 坪克 昌さ ん、
邑岡 多満 惠 さん 、金 川 憲二 さん 、 住田 加代 子 さん 、以 上 の方 が選 挙 管理 委員 補 充員 に当
選さ れま し た。
次 に、 補 充の 順序 は 、た だい ま 議長 が指 名 しま した 順 にし たい と 思い ます が 、こ れに
ご異 議ご ざ いま せん か 。
(「 異議 な し」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) 異議 な しと 認め ま す。 した が って 、補 充 員の 順序 は 、第 1順 位 、合 ケ坪克
昌さ ん、 第 2順 位、 邑 岡多 満惠 さ ん、 第3 順 位、 金川 憲 二さ ん、 第 4順 位、 住 田加 代子
さん と決 定 をい たし ま した 。
本 件に つ いて は、 当 選の 告知 が 必要 でご ざ いま すの で 、会 議規 則 第31条第 2 項の 規定
によ る当 選 の告 知は 文 書に より 行 いま す。 ご 了承 願い ま す。
以 上で 、 選挙 管理 委 員及 び同 補 充員 の選 挙 につ いて を 終わ りま す 。た だい ま の選 挙管
理委 員及 び 同補 充員 に 当選 され た 方の 名簿 を ただ いま か らお 配り い たし ます 。
(名 簿の 配 付)
○議 長( 河 野) この 際 、執 行部 の 出席 を求 め るた め、 暫 時休 憩を い たし ます 。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
午前 9時 0 5分
休憩
午前 9時 1 0分
再開
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 休憩 前 に引 続き 本 会議 を再 開 いた しま す 。
こ の際 、 執行 部の 方 に申 し上 げ ます 。本 定 例会 の会 期 は本 日か ら 12月10日 ま での 5日
間と 決し て おり ます 。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 日程 第 4、 諸般 の 報告 を議 題 とい たし ま す。
ま ず、 議 会報 告で ご ざい ます が 、議 会の 動 きと して 、 お手 元に 配 付し てお り ます 。
海 田地 区 消防 組合 議 会及 び安 芸 地区 衛生 施 設管 理組 合 議会 の臨 時 会が 開催 さ れて おり
ます が、 そ れぞ れの 議 会の 報告 に つい ては 、 後ほ ど行 う こと とい た しま す。
そ の他 、 主な もの と しま して 、 10月 2日 か ら3 日ま で 、議 会運 営 委員 会が 県 外研 修を
実施 され ま した 。ま た 、8 月下 旬 に実 施さ れ まし た総 務 文教 委員 会 所管 事務 県 外調 査の
報告 書も そ れぞ れ提 出 され てお り ます ので 、 あわ せて ご 参照 くだ さ い。
6
次 に、10月11日に 、 県議 長会 主 催の 町村 議 会議 員研 修 会に 議長 ほ か14名が 出 席を いた
しま した 。
次 に、10月17日か ら 18日 まで 、 合併 問題 調 査特 別委 員 会が 県外 調 査を 実施 さ れ、 報告
書が 提出 さ れて おり ま すの で、 ご 参照 くだ さ い。
次 に、 海 田地 区消 防 組合 議会 に つき まし て は、 去る10月8 日に 臨 時会 が開 催 され てお
りま すの で 、消 防組 合 議会 の概 略 につ いて 、 本議 会選 出 の議 員よ り 、報 告を 求 める こと
とい たし ま す。 斎木 君 。
○6 番( 斎 木) 海田 地 区消 防組 合 議会 臨時 報 告を させ て いた だき ま す。
去 る10月 8日 に、 海 田地 区消 防 組合 議会 の 臨時 会が 開 かれ まし た 。議 題は 専 決処 分と
した 事件 の 承認 につ い ての 1件 と 条例 改正 1 件で ござ い ます 。専 決 処分 の承 認 につ きま
して は、 広 島県 市町 村 公務 災害 補 償組 合の 共 同処 理す る 事務 につ い て、 公立 学 校の 学校
医、 学校 歯 科医 及び 学 校薬 剤師 の 公務 災害 補 償に 関す る 法律 の一 部 を改 正す る 法律 の規
定に より 、 新た に市 町 村の 事務 と され た市 町 村立 の小 ・ 中学 校な ど の学 校医 、 学校 歯科
医及 び学 校 薬剤 師に 係 る公 務災 害 補償 の事 務 を追 加し た もの でご ざ いま す。
条 例改 正 につ きま し ては 、海 田 地区 消防 組 合火 災予 防 条例 の一 部 を改 正す る 条例 の制
定に つい て でご ざい ま す。 これ は 、消 防法 の 改正 に伴 い 、火 を使 用 する 設備 の 位置 、構
造及 び管 理 に関 する 基 準を 改め る とと もに 、 同法 の改 正 によ り、 条 例に 定め る こと がで
きる 罰金 の 上限 額が 引 き上 げら れ たこ とな ど によ り、 そ の額 を引 き 上げ るな ど 、所 要の
改正 をし た もの でご ざ いま す。
い ずれ も 全会 一致 で 可決 され ま した ので 、 ご報 告申 し 上げ ます 。 終わ りま す 。
○議 長( 河 野) 続き ま して 、安 芸 地区 衛生 施 設管 理組 合 議会 につ き まし ては 、 11月12日に
臨時 会が 開 催さ れて お りま すの で 、安 芸地 区 衛生 施設 管 理組 合議 会 の概 略に つ いて 、安
芸地 区衛 生 施設 管理 組 合議 会議 員 の助 役か ら 、報 告を 求 める こと と いた しま す 。助 役。
○助 役( 松 岡) それ で は、11月12日に 開催 さ れま した 安 芸地 区衛 生 施設 管理 組 合議 会臨時
会の 報告 を させ てい た だき ます 。
付 議案 件 は選 挙1 件 、議 案6 件 の計 7件 で ござ いま し た。
ま ず、 選 挙第 1号 と して 、組 合 議会 副議 長 の選 挙が 行 われ 、熊 野 町議 会議 長 の佛 圓大
源氏 が全 会 一致 で選 出 され てお り ます 。
次 に、 議 案6 件に つ きま して は 、こ れか ら 内容 を説 明 いた しま す が、 いず れ もす べて
全会 一致 で 議決 をさ れ てお りま す 。
7
ま ず、 議 案第15号 は 府中 町議 会 議長 の大 谷 智也 子氏 を 組合 監査 委 員に 選任 す る同 意案
件で ござ い まし た。
次 に、 議 案第16号 は 、指 定金 融 機関 の指 定 でご ざい ま して 、こ れ は、 安芸 ク リー ンセ
ンタ ーの 稼 働に 伴い 、 組合 がご み 処理 手数 料 を徴 収す る こと にな る こと など か ら、 株式
会社 広島 銀 行を 指定 す るも ので ご ざい まし た 。
議 案第17号は 、組 合 事務 局設 置 条例 の一 部 改正 でご ざ いま して 、 これ は、 安 芸ク リー
ンセ ンタ ー の稼 働に 伴 いま して 、 事務 局の 課 名等 を変 更 した もの で ござ いま す 。
ま た、 議 案第18号 は 、安 芸ク リ ーン セン タ ーの 設置 管 理条 例の 制 定で ござ い まし て、
この 条例 の 中で 、処 理 手数 料と い たし まし て 、現 在各 構 成団 体が 定 めて いる 金 額と 同額
でご ざい ま す、 消費 税 を除 いて10キロ グラ ム まで ごと に 80円 とい う よう に定 め てお りま
す。
続 きま し て、 第19号 議案 につ き まし ては 、 安芸 地区 衛 生施 設管 理 組合 一般 会 計補 正予
算で ござ い まし て、 こ れは 、し 尿 処理 費の 委 託料 等を 清 掃指 導員 の 委託 料等 に 組替 える
もの でご ざ いま す。 歳 入歳 出予 算 総額 には 増 減は ござ い ませ ん。
ま た、20号議 案、 安 芸地 区広 域 ごみ 焼却 場 事業 特別 会 計補 正予 算 につ きま し ては 、起
債 充 当 率 が 下 が っ た こ と 等 に 伴 い ま し て 、 歳 入 歳 出 そ れ ぞ れ 1,488万 円 を 減 額 し 、 歳 入
歳出 予算 総 額を16億9,651万 7,000円と する も ので ござ い まし た。
以 上で 説 明を 終わ ら せて いた だ きま すが 、 関係 資料 に つき まし て は、 いつ も のと おり
議会 事務 局 に置 いて お りま すの で 、ご 覧い た だき たい と 存じ ます 。
○議 長( 河 野) 以上 で 議会 報告 を 終わ りま す 。
続 いて 、 行政 報告 に つい て、 町 長よ り申 し 出が あり ま すの で、 こ れを 許し ま す。 町長。
○町 長( 加 藤) 皆さ ん 、お はよ う ござ いま す 。本 日は 、 大変 皆様 方 ご多 忙の と ころ 、ご参
集い ただ き まし て、 大 変あ りが と うご ざい ま す。 9月 定 例議 会後 の 行政 執行 の 状況 につ
いて ご報 告 を申 し上 げ ます 。
は じめ に 、広 島市 と の合 併に つ いて でご ざ いま すが 、 9月14日 に 、新 潟市 参 与で 前黒
埼町 長の 河 内直 史氏 、 広島 県地 域 振興 部市 町 村分 権総 室 長の 石原 照 彦氏 をお 招 きし て、
合 併 に 関 す る 講 演 会 を 開 催 い た し ま し た 。 当 日 は 、 町 民 の 皆 様 約 200名 の ご 参 加 を い た
だき まし て 、大 変有 意 義な 講演 と なり まし た 。
ま た、 広 島市 ・海 田 町合 併研 究 協議 会に つ きま して は 、第 2回 を 10月 7日 に ひま わり
プラ ザ、 第 3回 を11月 8日 に広 島 市役 所で 、 第4 回を11月29日に サ ンピ ア・ ア キに おい
8
て、 それ ぞ れ開 催を い たし まし た 。
協 議会 で は、 皆様 に もご 報告 い たし てお り ます とお り 、事 務事 業 の協 議項 目 23項 目の
うち13項 目 と、 合併 建 設計 画の 策 定方 針、 序 論、 基本 構 想に つい て 、原 案の と おり 決定
をい たし ま した 。今 後 のス ケジ ュ ール とい た しま して は 、残 りの 事 務事 業及 び 合併 建設
計画 の事 業 計画 、財 政 計画 につ い て、12月 中 に協 議を 調 える 予定 と いた して お りま す。
合 併に 関 する 住民 説 明会 につ き まし ては 、 まず 、11月 12日 に開 催 され まし た 自治 会連
合会 連絡 協 議会 にお き まし て、 現 在の 合併 の 取組 み状 況 につ いて 、 説明 をさ せ てい ただ
きま した 。 続い て、 住 民説 明会 の 実施 方法 を 協議 し、 第 5回 任意 協 議会 終了 後 の1 月初
旬か ら各 自 治会 にお い て説 明会 を 開催 させ て いた だく こ とに なり ま した 。
次 に、 生 活バ ス路 線 につ いて で ござ いま す が、 道路 運 送法 の一 部 改正 によ り 、バ ス路
線の 廃止 に 国の 許可 が 必要 でな く なる など 、 規制 緩和 が 行わ れま し た。 これ を 受け て、
中国 ジェ イ アー ルバ ス は、 安芸 線 が赤 字と な って おり 、 路線 の維 持 が困 難な こ とか ら、
9月30日 に 、平 成15年 4月 1日 か ら廃 止す る 旨、 中国 運 輸局 に届 出 をさ れま し た。
本 町と し まし ては 、 地域 を支 え る生 活バ ス 路線 でご ざ いま すの で 、関 係自 治 体で あり
ます 広島 市 や芸 陽バ ス と、 海田 市 駅か ら安 芸 南高 校、 済 生会 病院 を 結ぶ 代替 バ ス路 線に
つい て協 議 を重 ねて い ると ころ で ござ いま す 。
続 きま し て、 9月27日に 広島 ガ ス海 田基 地 にお いて 、 総合 防災 訓 練を 実施 い たし まし
た。 この 訓 練に は自 治 会、 自主 防 災会 の皆 様 をは じめ 、 消防 団員 等 関係 各機 関 から 、合
わせ て約700人の 方々 が参 加を さ れ、 避難 、 消火 、救 出 等の 訓練 を 行い まし た 。
地 域の 防 災活 動を 進 めて いく 上 で、 非常 に 有意 義な も ので あっ た と思 って お りま す。
今後 も、 防 災体 制の 整 備や 関係 機 関と の連 携 を強 化し 、 安全 で安 心 して 暮ら せ る町 にし
てま いり た いと 考え て おり ます 。
次 に、 海 田町 福祉 ・ 保健 まつ り 実行 委員 会 の主 催に よ り、10月26日に 海田 町 福祉 ・保
健ま つり が ひま わり プ ラザ で開 催 され まし た 。当 日は 、 各団 体や ボ ラン ティ ア の方 々の
ご協 力に よ り、 多数 の 方々 にご 参 加を いた だ くこ とが で きま した 。 町と いた し まし ても、
実行 委員 会 の一 員と し て健 康に 関 する コー ナ ーや 講演 会 を担 当さ せ てい ただ き 、町 民の
皆様 とと も に、 健康 増 進と 疾病 予 防が 活力 あ るま ちづ く りを 推進 す る基 本と な るこ とを
再確 認を い たし まし た 。今 後と も 、明 るく 住 みよ い地 域 社会 をつ く るた め、 努 力し てま
いり たい と 考え てお り ます 。
続 きま し て、 介護 保 険に つい て でご ざい ま すが 、現 在 、介 護保 険 で必 要な サ ービ スの
9
量や 保険 料 の算 定基 礎 とな る事 業 費な どを 決 める 介護 保 険事 業計 画 と、 その 計 画を 含む
高齢 者へ の 支援 策を ま とめ た老 人 保健 福祉 計 画の 改定 を 進め てお り ます 。平 成 15年 度か
ら 3 年 間 の 介 護 保 険 料 に つ い て 試 算 し た 結 果 、 現 行 の 3,341円 よ り も 475円 増 額 の 3,816
円と なり ま した 。し か し、 この 試 算額 は、 来 年1 月に 予 定さ れて い る国 の介 護 報酬 の改
定等 によ り 、変 わる こ とも 見込 ま れて おり ま す。 今後 、 この 保険 料 基準 額に つ きま して
は、 介護 報 酬の 改定 等 を踏 まえ て 精査 をし 、 来年 3月 議 会で 、介 護 保険 料額 に つい て介
護保 険条 例 の改 正案 を 提出 させ て いた だく 予 定と いた し てお りま す 。
次 に、 坂 町に 建設 し てお りま し た広 域可 燃 ごみ 焼却 施 設・ 安芸 ク リー ンセ ン ター につ
いて でご ざ いま すが 、 11月21日 に 落成 式を 行 い、12月 1 日か ら本 格 的に 稼働 し てい ると
ころ でご ざ いま す。 搬 入先 変更 に よる トラ ブ ルも なく 、 ごみ の焼 却 業務 も順 調 に行 われ
てお りま す 。ま た、 こ の施 設建 設 に伴 う坂 町 に対 する 地 元対 策費 に つき まし て も、11月
12日 の安 芸 地区 衛生 施 設管 理組 合 議会 全員 協 議会 で最 終 説明 があ り 、協 議が 調 う見 込み
とな りま し た。 3月 定 例議 会に 、 これ に伴 う 今年 度の 負 担金 増額 の 補正 予算 を 計上 する
予定 とさ せ てい ただ い てお りま す 。
続 きま し て、 海田 市 駅南 口土 地 区画 整理 事 業に つい て でご ざい ま すが 、土 地 区画 整理
審議 会委 員 の選 挙を10月6 日に 行 い、 宅地 所 有者 7名 、 借地 権者 1 名の 委員 の 方々 が決
定を いた し まし た。 そ の後 、11月 26日 に第 1 回の 審議 会 を開 催し 、 会長 及び 副 会長 の選
任等 を行 っ てい ただ い たと ころ で ござ いま す 。今 後、 月 1回 程度 審 議会 を開 催 し、 換地
設計 や仮 換 地指 定等 に つい てご 審 議い ただ き たい と思 っ てお りま す 。
ま た、 基 準地 積を 決 定す るた め の測 量に つ きま して は 、地 権者 全 員の 方々 の ご協 力を
得て 、境 界 立会 に応 じ てい ただ き まし たが 、 一部 、境 界 が確 定し て いな いと こ ろが ござ
いま すの で 、引 続き 調 整を 行い 、 年内 を目 途 に基 準地 積 の通 知を 実 施し たい と 考え てお
りま す。 今 後、 土地 利 用意 向調 査 を早 期に 実 施し 、こ の 結果 を換 地 設計 に反 映 させ るな
どし て、 地 権者 の方 々 と合 意形 成 を図 りな が ら、 平成15年度 末の 仮 換地 指定 に 向け て準
備を 進め て まい りた い と考 えて お りま す。
最 後に 、 県民 文化 祭 2002、文 芸 祭俳 句大 会 を11月3 日 に、 ひま わ りプ ラザ に おい て開
催い たし ま した 。広 島 県全 域か ら 応募 され た 3001句の 俳 句の 中か ら 、特 別賞 に 選ば れた
作品 の発 表 と表 彰を 行 いま した 。 海田 町内 か らも 、一 般 の部22句 、 小・ 中・ 高 校生 の部
486句 の応 募が あり 、 俳句 に親 し むよ い機 会 にな りま し た。
以 上、 簡 単で はご ざ いま すが 、 行政 執行 状 況の 主な も のに つい て ご報 告い た しま した。
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今議 会に は 、報 告2 件 、諮 問1 件 、同 意1 件 、そ の他 議 案2 件、 条 例改 正3 件 、規 約変
更1 件、 補 正予 算5 件 を提 出い た して おり ま す。 よろ し くご 審議 い ただ きま す よう お願
いを 申し 上 げま す。
○議 長( 河 野) 以上 で 行政 報告 を 終わ りま す 。続 いて 、 報告 第6 号 、損 害賠 償 額の 決定に
つい て町 長 より 報告 を 求め ます 。 町長 。
○ 町 長 ( 加 藤 ) 報 告 第 6 号 、 損 害 賠 償 額 の 決 定 に つ い て 。 三 迫 1 丁 目 の 町 道 154号 線 で 発
生し た道 路 管理 瑕疵 に よる 事故 の 示談 解決 を 図る ため 、 その 損害 賠 償額 の決 定 につ いて、
地 方 自 治 法 第 180条 の 規 定 に よ り 専 決 を し た も の で ご ざ い ま す 。 内 容 に つ き ま し て は 、
担当 者か ら 説明 をい た しま す。 ど うぞ よろ し く。
○議 長( 河 野) 総務 課 長。
○総 務課 長 (久 保) そ れで は、 報 告第 6号 、 損害 賠償 額 の決 定に つ いて 、ご 説 明申 し上げ
ま す 。 損 害 賠 償 額 の 決 定 に つ き ま し て は 、 地 方 自 治 法 第 180条 第 1 項 の 規 定 に よ り 専 決
処分 をし 、 同条 第2 項 の規 定に よ りご 報告 さ して いた だ きま す。
債 権 者 は 、 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 、 ○ ○ ○ ○ さ ん 、 損 害 賠 償 額 は 2 万 1,360円 で
ござ いま す 。専 決処 分 の年 月日 は 平成14年11月28日で あ りま す。 事 故に つい て ご説 明い
たし ます と 、平 成14年 11月 2日 午 後5 時ご ろ 、海 田町 三 迫1 丁目10番24号地 先 で、 債権
者 の 子 で あ る ○ ○ 君 7 歳 が 友 人 と 走 っ て い る と き 、 町 道 154号 線 上 の コ ン ク リ ー ト が 欠
けて いる と ころ 足を と られ 転倒 し た、 道路 管 理瑕 疵に よ る事 故で ご ざい ます 。 過失 割合
に つ き ま し て は 、 当 方 10割 と 定 め 、 相 手 方 の 損 害 賠 償 額 2 万 1,360円 を 損 害 賠 償 額 と 決
定い たし ま した 。こ れ によ り専 決 処分 をさ し てい ただ き 、示 談を 締 結し たも の でご ざい
ます 。な お 、相 手方 に 支払 われ る 損害 賠償 金 につ きま し ては 、全 国 町村 会総 合 賠償 補償
保険 から 全 額補 てん さ れま す。
○議 長( 河 野) 以上 で 報告 を終 わ りま す。 こ れよ り質 疑 を行 いま す 。質 疑が あ れば 許しま
す。
(「 なし 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 質疑 な しと 認め ま す。 質疑 を 終結 いた し ます 。本 件 につ いて は 、地 方自治
法 第 180条 第 1 項 の 規 定 に よ り 、 議 会 に 報 告 す べ き 義 務 を 町 長 に 負 わ せ た も の で 、 承 認
案件 では ご ざい ませ ん ので 、報 告 第6 号に つ いて はこ れ をも って 終 結を いた し ます 。
続 いて 、 報告 第7 号 、広 島県 市 町村 公務 災 害補 償組 合 を組 織す る 地方 公共 団 体の 数の
減少 及び 組 合規 約の 変 更に つい て 、町 長よ り 報告 を求 め ます 。町 長 。
11
○町 長( 加 藤) 報告 第 7号 、広 島 県市 町村 公 務災 害補 償 組合 を組 織 する 地方 公 共団 体の数
の減 少及 び 組合 規約 の 変更 につ い て。 平成15年2 月3 日 をも って 、 内海 町及 び 新市 町が
福山 市と 同 年3 月1 日 をも って 、 佐伯 町及 び 吉和 村が 廿 日市 市と 合 併す るこ と に伴 い、
組 合 を 脱 退 す る こ と と な る こ と か ら 、 組 合 規 約 の 改 正 に つ い て 、 地 方 自 治 法 第 180条 の
規定 によ り 、専 決を 行 った もの で ござ いま す 。内 容に つ きま して は 、担 当者 か ら説 明を
いた しま す 。ど うぞ よ ろし くお 願 いし ます 。
○議 長( 河 野) 総務 課 長。
○総 務課 長 (久 保) そ れで は、 報 告第 7号 の 広島 県市 町 村公 務災 害 補償 組合 を 組織 する地
方公 共団 体 の数 の減 少 及び 組合 規 約の 変更 に つい てご 説 明申 し上 げ ます 。資 料 1、 新旧
対照 表も あ わせ てご 覧 いた だき た いと 思い ま す。
平 成15年 2月 3日 を もっ て、 福 山市 、内 海 町及 び新 市 町が 、平 成 15年 3月 1 日を もっ
て、 廿日 市 市、 佐伯 町 及び 吉和 村 がそ れぞ れ 合併 する こ とに 伴い 、 組合 を脱 退 する こと
な ど か ら 、 組 合 規 約 の 改 正 を 行 う こ と に つ い て 、 地 方 自 治 法 第 180条 1 項 の 規 定 に よ り 、
専決 処分 を いた しま し たの で、 同 条第 2項 の 規定 によ り まし て、 町 議会 に報 告 をす るも
ので ござ い ます 。な お 、専 決処 分 年月 日は 平 成14年11月 28日 でご ざ いま す。
専 決処 分 の内 容で ご ざい ます が 、広 島県 市 町村 公務 災 害補 償組 合 規約 の別 表 、佐 伯郡
の項 中、 合 併を いた し ます 「佐 伯 町、 吉和 村 」を 削り 、 同表 沼隈 郡 の項 中、 「 内海 町、
沼隈 町」 を 「沼 隈町 」 に改 める 。 同表 芦名 郡 の項 を削 る もの でご ざ いま す。 な お、 施行
月日 につ き まし ては 、 附則 にあ り ます よう に 、平 成15年 2月 3日 か ら施 行い た しま すが、
佐伯 町及 び 吉和 村に 関 する 改正 規 定は 、平 成 15年 3月 1 日か ら施 行 をい たし ま す。 以上
で報 告7 号 につ いて の 説明 を終 わ りま す。
○議 長( 河 野) これ よ り質 疑を 行 いま す。 質 疑が あれ ば 許し ます 。
(「 なし 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 質疑 な しと 認め ま す。 質疑 を 終結 いた し ます 。本 件 につ いて は 、地 方自治
法 第 180条 第 1 項 の 規 定 に よ り 、 議 会 に 報 告 す べ き 義 務 を 町 長 に 負 わ せ た も の で 、 承 認
案件 でご ざ いま せん の で、 報告 第 7号 につ い ては 、こ れ をも って 終 結を いた し ます 。以
上で 諸般 の 報告 のす べ てを 終結 い たし ます 。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 日程 第 5、 諮問 第 2号 、人 権 擁護 委員 の 推薦 につ い てを 議題 と いた しま す。
町長 より 提 案理 由の 説 明を 求め ま す。 町長 。
12
○町 長( 加 藤) 諮問 第 2号 、人 権 擁護 委員 の 推薦 につ い て。 人権 擁 護委 員で あ りま す丹羽
邦 子 さ ん の 任 期 が 、 平 成 15年 1月 31日 を も っ て 満 了 と な る た め 、 引 続 き 同 氏 を 推 薦 い た
した いの で 、意 見を お 伺い する も ので ござ い ます 。経 歴 につ きま し ては 、担 当 者か ら説
明を いた し ます 。ど う ぞよ ろし く お願 いし ま す。
○議 長( 河 野) 総務 課 長。
○総 務課 長 (久 保) 諮 問第 2号 、 人権 擁護 委 員候 補者 の 推薦 につ い てご 説明 申 し上 げま す。
人権 擁護 委 員で あり ま す丹 羽邦 子 さん の任 期 が、 平成15年1 月31日 をも って 任 期満 了と
なる ため 、 引続 き推 薦 する もの で ござ いま す 。人 権擁 護 委員 につ き まし ては 、 人権 擁護
委員 法第 6 条第 3項 の 規定 に基 づ きま して 、 海田 町の 住 民で 、見 識 高く 、社 会 の実 情に
通じ 、人 権 擁護 につ い て理 解の あ る者 など の 中か ら、 議 会の 意見 を 聞い て、 町 長が 候補
者を 推薦 し 、法 務大 臣 が委 嘱す る もの でご ざ いま す。 委 員の 職務 と いた しま し ては 、人
権擁 護委 員 法第11条 の 規定 に基 づ きま して 、 国民 に保 障 され てい る 基本 的人 権 を擁 護し、
自由 人権 思 想の 普及 、 高揚 を図 る もの でご ざ いま す。 委 員の 任期 は 3年 でご ざ いま す。
そ れで は 、丹 羽邦 子 さん につ い て、 ご説 明 申し 上げ ま す。 生年 月 日は 昭和 ○ 年○ 月○
日、 現在 ○ 歳で ござ い ます 。住 所 は○ ○○ ○ ○○ ○○ ○ ○で ござ い ます 。丹 羽 さん は、
昭和56年 に 人権 擁護 委 員に 就任 さ れ、 7期 努 めら れ、 今 回の 推薦 は 8期 目で ご ざい ます。
人権 擁護 に つい ては 、 これ まで の 経験 から 、 大変 深く 理 解を して お られ 、適 任 であ ると
判断 し、 推 薦を お願 い する もの で ござ いま す 。以 上、 簡 単で はご ざ いま すが 、 説明 を終
わら せて い ただ きま す 。
○議 長( 河 野) 以上 で 説明 を終 わ りま す。 こ れよ り質 疑 を行 いま す 。質 疑が あ れば 許しま
す。
(「 なし 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 質疑 な しと 認め ま す。 質疑 を 終結 いた し ます 。討 論 があ れば 許 しま す。
(「 なし 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 討論 な しと 認め ま す。 討論 を 終結 いた し ます 。こ れ より 諮問 第 2号 につい
て採 決を 行 いま す。 お 諮り いた し ます 。本 件 につ いて は 、丹 羽邦 子 さん を適 任 とす るこ
とに ご異 議 ござ いま せ んか 。
(「 異議 な し」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) 異議 な しと 認め ま す。 よっ て 、諮 問第 2 号、 人権 擁 護委 員の 推 薦に ついて
は、 丹羽 邦 子さ んを 適 任と する こ とに 決定 を いた しま し た。
13
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 日程 第 6、 同意 第 5号 、固 定 資産 評価 審 査委 員会 委 員の 選任 の 同意 につい
てを 議題 と いた しま す 。町 長よ り 提案 理由 の 説明 を求 め ます 。町 長 。
○町 長( 加 藤) 同意 第 5号 、固 定 資産 評価 審 査委 員会 委 員の 選任 の 同意 につ い て。 固定資
産評 価審 査 委員 会委 員 であ りま す 岸保 伸生 さ んの 任期 が 、平 成14年 12月26日 を もっ て満
了と なる た め、 引続 き 同氏 を選 任 いた した い ので 、同 意 をお 願い す るも ので ご ざい ます。
経歴 につ き まし ては 、 担当 者か ら 説明 をい た しま す。 ど うぞ よろ し くお 願い し ます 。
○議 長( 河 野) 総務 課 長。
○総 務課 長 (久 保) そ れで は、 同 意第 5号 、 固定 資産 評 価審 査委 員 会委 員の 選 任の 同意に
つい て、 ご 説明 申し 上 げま す。 固 定資 産評 価 審査 委員 会 委員 であ り ます 岸保 伸 生さ んの
任期 が、 平 成14年12月 26日 をも っ て満 了と な るた め、 引 続き 再任 を お願 いし よ うと する
も の で ご ざ い ま す 。 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 委 員 は 、 地 方 税 法 423条 第 3 項 の 規 定 に 基
づき まし て 、海 田町 の 住民 で、 町 民税 の納 税 義務 があ る 者、 また は 固定 資産 の 評価 につ
いて 学識 経 験を 有す る 者の うち か ら、 町長 が 議会 の同 意 を得 て選 任 する もの で ござ いま
す 。 委 員 の 職 務 と い た し ま し て は 、 地 方 税 法 423条 第 1 項 に 基 づ き ま し て 、 固 定 資 産 課
税台 帳に 登 録さ れた 事 項に 関す る 不服 の審 査 決定 でご ざ いま す。 委 員の 任期 は 3年 でご
ざい ます 。
そ れで は 、岸 保伸 生 さん につ い てご 説明 申 し上 げま す 。生 年月 日 は昭 和○ 年 ○月 ○日、
現在 ○歳 で ござ いま す 。住 所は ○ ○○ ○○ ○ ○○ ○で ご ざい ます 。 岸保 さん は 、平 成11
年に 固定 資 産評 価審 査 委員 会委 員 に就 任い た だい てお り まし て、 今 回は 2回 目 でご ざい
ます 。町 民 の財 政に か かわ る事 項 につ いて 審 査し てい た だく 任務 に 当た って 、 具体 的な
事例 等を 熟 知し てお ら れ、 適任 で ある と判 断 し、 同意 を お願 いす る もの でご ざ いま す。
以上 、簡 単 では ござ い ます が、 説 明を 終わ ら せて いた だ きま す。
○議 長( 河 野) 以上 で 説明 を終 わ りま す。 こ れよ り質 疑 を行 いま す 。質 疑が あ れば 許しま
す。
(「 なし 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 質疑 な しと 認め ま す。 質疑 を 終結 いた し ます 。討 論 があ れば 許 しま す。
(「 なし 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 討論 な しと 認め ま す。 討論 を 終結 いた し ます 。こ れ より 、同 意 第5 号、固
定資 産評 価 審査 委員 会 委員 の選 任 の同 意に つ いて を採 決 いた しま す 。お 諮り い たし ます。
14
同意 第5 号 につ いて は 、原 案の と おり 同意 す るこ とに ご 異議 ござ い ませ んか 。
(「 異議 な し」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) 異議 な しと 認め ま す。 よっ て 、同 意第 5 号は 、原 案 のと おり 同 意す ること
に決 定を い たし ます 。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 日程 第 7、 認定 第 1号 、平 成 13年 度決 算 の認 定に つ いて と日 程 第8 号、認
定第 2号 の 平成13年 度 海田 町水 道 事業 会計 決 算の 認定 に つい てを 一 括議 題と い たし ます。
この 2件 に つい ては 、 先の 9月 議 会に おい て 決算 審査 特 別委 員会 に 付託 して お りま すの
で、 委員 長 より 、審 査 の経 過並 び に結 果の 報 告を 求め ま す。 決算 審 査特 別委 員 会委 員長、
堀間 君。
○決 算審 査 特別 委員 会 委員 長( 堀 間) 平成13年度 決算 審 査特 別委 員 会審 査報 告 をい たしま
す。 本委 員 会は 、平 成 14年 9月 9 日付 で付 託 され まし た 案件 を審 査 の結 果、 次 のと おり
決定 いた し まし たの で 、海 田町 議 会会 議規 則 第72条の 規 定に より 、 報告 しま す 。付 託案
件は 、1 、 認定 第1 号 、平 成13年 度決 算の 認 定に つい て 。平 成13年 度海 田町 一 般会 計歳
入歳 出決 算 、平 成13年 度海 田町 公 共下 水道 事 業特 別会 計 歳入 歳出 決 算、 平成13年度 海田
町国 民健 康 保険 特別 会 計歳 入歳 出 決算 、平 成 13年 度海 田 町老 人保 健 特別 会計 歳 入歳 出決
算、 平成13年度 海田 町 介護 保険 特 別会 計歳 入 歳出 決算 、 並び に2 、 認定 第2 号 、平 成13
年度 海田 町 水道 事業 会 計決 算の 認 定に つい て であ りま す 。
審 査経 過 につ いて は 、平 成14年 9月 9日 、 本会 議に お いて 議員 9 名で 設置 さ れた 本委
員会 は、 9 月18日か ら 2回 の委 員 会を 開催 し 、審 査案 件 につ いて 、 町長 以下 執 行部 、関
係職 員の 出 席を 求め 、 慎重 に審 査 しま した 。 日程 につ い ては 、お 手 元の 報告 書 に記 載し
てお りま す ので 、省 略 させ てい た だき ます 。
最 後に 、 審査 の結 果 でご ざい ま すが 、認 定 第1 号、 平 成13年度 決 算の 認定 つ いて は、
賛成 多数 で 原案 のと お り認 定す べ きも のと 決 定い たし ま した 。認 定 第2 号、 平 成13年度
海田 町水 道 事業 会計 決 算の 認定 に つい ては 、 賛成 多数 で 原案 のと お り認 定す べ きも のと
決定 しま し た。 以上 で 決算 審査 特 別委 員会 審 査報 告を 終 わり ます 。
○議 長( 河 野) 以上 で 報告 を終 わ りま す。 委 員長 に対 し て、 質疑 が あれ ば許 し ます 。
(「 なし 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 質疑 な しと 認め ま す。 質疑 を 終結 いた し ます 。こ れ より 各議 案 につ いて、
順次 採決 を 行い ます 。 まず 、認 定 第1 号、 平 成13年度 決 算の 認定 に つい てを 採 決い たし
15
ます 。本 案 に対 する 委 員長 報告 は 、原 案の と おり 認定 す べき であ る とい うも の です 。討
論が ござ い ます か。 佐 中君 。ま ず 、反 対討 論 。
○1 6番 ( 佐中 )認 定 第1 号、 平 成13年度 決 算の 認定 に つい て、 反 対討 論を 行 いま す。長
引く 不況 の もと で、 町 民の 暮ら し を守 り、 住 民の 健康 、 安全 、福 祉 を増 進さ せ るこ とが、
地方 自治 体 の第 一の 仕 事で あり ま す。 とこ ろ が、 平成13年度 の執 行 は、 町税 や 国保 税の
収納 強化 計 画を し、 経 済事 情は 考 慮せ ず、 景 気が 悪か ろ うが 、ま た 、払 いた く ても 払う
お金 がな い 、日 曜日 だ ろう が夜 だ ろう が、 お 構い なし に 徴収 をさ れ まし た。
逆 に、 財 源の 確保 は 消極 的で 、 施政 方針 演 説で は、 財 源の 対策 が 欠落 をし て おり まし
た。 報告 は 欠落 をし て おり まし た 。我 々は 、 当時 、マ ツ ダの 宇品 の 工場 閉鎖 な どの 中期
計画 は、 そ う遠 くな い 時期 に、 働 く労 働者 や 労働 者の 失 業や 、町 内 の中 小企 業 に多 大な
影響 を与 え るの で、 町 長に 見直 し をす るよ う に申 入れ を する こと を 声を 大に し て強 調い
たし まし た が、 町長 は これ を無 視 いた しま し た。 さら に 、廃 棄物 処 理料 金は 府 中町 より
高く 設定 を した り、 保 育料 金も 毎 年引 き上 げ 、駅 前区 画 整理 事業 は 、町 民不 在 で事 業を
一方 的に 進 め、 あげ く の果 ては 、 海田 市駅 南 口土 地区 画 整理 事業 施 行条 例を 制 定し て、
ます ます 推 し進 めて お りま す。 そ して 、12月 議会 では 一 般質 問の 答 弁で 、自 分 の任 期中
に合 併を す ると 、自 分 の都 合で 合 併を する と 表明 をし た こと は、 町 民の ため の 政治 姿勢
では あり ま せん 。よ っ て、 本認 定 に反 対す る もの です 。
○議 長( 河 野) 続い て 、賛 成討 論 があ れば 許 しま す。 渡 辺君 。
○3 番( 渡 辺) 3番 、 渡辺 善隆 で す。 認定 第 1号 、平 成 13年 度決 算 につ いて 賛 成の 立場か
ら討 論を 行 いま す。 町 税収 入の 低 迷な ど厳 し い財 政状 況 の中 、財 源 を確 保さ れ まし た。
町民 生活 に 密着 した 事 業、 少子 ・ 高齢 化に 向 けた 福祉 施 策の 充実 、 教育 環境 の 整備 、環
境整 備、 都 市の 基盤 整 備な ど、 町 民が 安心 し て暮 らし や すい まち づ くり に配 慮 し予 算計
上さ れた 事 業は 、積 極 的に 執行 さ れた と認 め られ ます 。 よっ て、 今 認定 に対 し 、賛 成の
意を 表す る もの であ り ます 。以 上 でご ざい ま す。
○議 長( 河 野) ほか に 討論 がご ざ いま すか 。
(「 なし 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 討論 な しと 認め ま す。 討論 を 終結 いた し ます 。こ れ より 認定 第 1号 につい
て、 採決 を 行い ます 。 この 採決 は 起立 によ っ て行 いま す 。認 定第 1 号に つい て は、 委員
長の 報告 の とお り認 定 する こと に 賛成 の皆 さ んの 起立 を 求め ます 。
(賛 成者 起 立)
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○議 長( 河 野) 起立 多 数と 認め ま す。 よっ て 、認 定第 1 号に つい て は、 認定 す るこ とと決
しま す。
続 いて 、 認定 第2 号 、平 成13年 度海 田町 水 道事 業会 計 決算 の認 定 につ いて を 採決 いた
しま す。 本 案に 対す る 委員 長報 告 は、 原案 の とお り認 定 すべ きで あ ると いう も ので す。
討論 がご ざ いま すか 。
(「 なし 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 討論 な しと 認め ま す。 討論 を 終結 いた し ます 。こ れ より 、認 定 第2 号につ
いて 、採 決 をい たし ま す。 お諮 り いた しま す 。認 定第 2 号に つい て は、 委員 長 の報 告の
とお り認 定 する こと に ご異 議ご ざ いま せん か 。
(「 異議 な し」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) 異議 な しと 認め ま す。 よっ て 、認 定第 2 号に つい て は、 認定 す るこ とと決
しま す。
こ の際 、 暫時 休憩 を いた しま す 。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
午前
9 時 52 分
休憩
午前 10 時 04 分
再開
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 休憩 前 に引 き続 き 、本 会議 を 再開 いた し ます 。
日 程第 9 、一 般質 問 を行 いま す 。
(「 議長 、 ちょ っと 動 議」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) はい 。
○1 0番 ( 崎本 )一 般 質問 の前 に 、こ の重 大 な一 般質 問 が、 たく さ ん合 併問 題 やい ろいろ
山積 みさ れ てい る中 で 、議 員の 言 論の 自由 と いう もの を 束縛 しち ょ ると いう の が、 一般
質問 は回 数 が3 回、 時 間は45分 と して あり ま す。 これ は 議員 がい ろ いろ 執行 部 に対 して、
要求 のあ る こと が十 分 満た され て いな いと 思 いま す。
そ こで 、 3回 をや め て、 議員 が 45分 、フ ル に質 問が で きる よう に 、時 間制 限 だけ でや
って いた だ きた いと 思 いま すが 、 この 件に 対 して 、議 長 はど のよ う に考 えて 、 どの よう
に取 り扱 っ ても らえ ま すか 。
○議 長( 河 野) この 際 、暫 時休 憩 をい たし ま す。 議会 運 営委 員会 を 開き ます の で、 委員会
室の 方へ ご 集合 くだ さ い。 再開 は 追っ て連 絡 をい たし ま す。
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~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
午前 10 時 05 分
休憩
午前 10 時 37 分
再開
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 休憩 前 に引 き続 き 、本 会議 を 再開 いた し ます 。先 ほ どの 崎本 君 の動 議に対
する 件で ご ざい ます が 、質 問の 回 数の 3回 の 制限 の撤 廃 につ いて は 、会 議規 則 第51条の
規定 によ り 、現 状で は これ を超 え るこ とが で きま せん 。 した がい ま して 、会 議 規則 の改
正に つい て の発 議が 必 要と なり ま すの で、 現 状で は、 委 員会 活動 等 で異 議を た だし てい
ただ いて 、 各常 任委 員 会等 の活 動 を活 発に し てい ただ き たい と、 か よう に思 う 次第 でご
ざい ます 。
日 程第 9 、一 般質 問 を行 いま す 。質 問の 通 告が あり ま すの で、 受 付け 順に 順 次発 言を
許し ます 。 13番 、住 吉 君。
○1 3番 ( 住吉 )13番 、住 吉で ご ざい ます 。 町長 、最 近 、合 併調 査 特別 委員 会 とか そのほ
かの 会議 に おき まし て 、町 長の お 姿を 拝見 し てお りま す と、 どう も 元気 がな い 。活 力、
気力 に欠 け てお られ る よう に思 い ます 。町 の トッ プが 活 力が ない と 、役 場自 体 も活 力を
失っ てお る んで はな い かと 。そ れ から 、町 も 活力 を失 い 、沈 みつ つ ある んで は ない かと
いう よう に 考え ます 。 今日 はひ と つ、 元気 の ある 、活 力 ある 、気 力 のあ る前 向 きな 答弁
を期 待を い たし まし て 、質 問に 入 りま す。
第 1番 目 は、 町長 の 施政 をた だ すと いう こ とで 、そ の 1つ が、 J R山 陽線 の 瀬野 駅に
快速 電車 が 停車 して い るが 、な ぜ 瀬野 駅に 止 めら れて 、 海田 市駅 に 止め られ な かっ たの
か。 私は 過 去幾 度と な く、 海田 市 駅に 快速 を 止め るよ う 努力 を要 求 をい たし て おり まし
たが 、そ の 都度 、町 長 は、 信号 機 の間 隔の 問 題が ある と か、 ある い は途 中駅 で 停車 する
と快 速の 意 味を なさ な くな ると か 、J Rに 代 わっ て答 弁 をし てお ら れる よう な 感じ であ
りま した 。 つい 最近 も 、議 員さ ん が質 問し ま した けど 、 全く 同じ よ うな 答弁 を して おら
れま す。 こ れは 、考 え てみ まし て も、 瀬野 駅 と海 田市 駅 が、 どち ら が重 要な か とい うこ
とは 、だ れ でも わか る こと でご ざ いま す。 そ うい う意 味 にお きま し て、 なぜ と めら れな
かっ たか と いう と、 私 は、 町長 の 努力 不足 で あろ うと い うふ うに 考 えま す。 そ の点 につ
いて 、3 つ ほど お答 え を願 いま す 。町 長の 努 力不 足で は なか った の か。 2番 目 は、 なぜ
海田 市駅 が だめ にな っ たの か。 そ れで 瀬野 に 止め られ た のか 。こ れ ぐら いの こ とは 、今、
瀬野 へ止 ま って るん で すか ら、 町 長と して し っか り調 査 をし てお ら れる と思 う んで すね。
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それ から 3 番目 は、 だ れか が動 い てお るん で はな いか な と、 私は 思 うん です よ 。だ れの
努力 で、 政 治家 では な いか なと 思 った り、 不 信感 を持 っ てお りま す けど 、だ れ がそ うい
うよ うに 動 いた のか と いう 3つ を お尋 ねい た して おき ま す。
2 番目 に は、 町民 に 対す る合 併 情報 の提 供 不足 をど の よう に補 う のか とい う こと でご
ざい ます 。 合併 問題 調 査特 別委 員 会等 のた び に、 情報 提 供が 不十 分 であ ると い う厳 しい
質問 が繰 り 返さ れて お りま す。 そ の都 度、 担 当職 員が ぼ そぼ そ自 信 のな い答 弁 を繰 り返
して おり ま すが 、な ぜ これ を町 長 が自 信を 持 って 答弁 な され ない の かと いう こ とで あり
ます 。こ れ も明 確に お 答え くだ さ い。
そ の次 に 、具 体的 に 説明 をど う いう ふう に する のか と いう こと を お示 しく だ さい と上
げて おり ま した が、 こ の間 、一 応 一通 りの 説 明会 の表 が 配ら れて お りま すの で 、そ のこ
とは 強く 申 しま せん が 、や はり あ れだ けで は 足ら ない だ ろう と思 う んで すね 。 後ほ どお
尋ね いた し ます 。
次 は、 3 番目 は、 道 路等 の補 修 整備 につ い て。 私は 健 康管 理を 兼 ねて 、町 内 巡視 等も
兼ね て、 早 朝に 町内 の 散歩 をし て おり ます が 、ひ ねく れ てお るか も しれ ませ ん が、 町長
のお 住ま い の東 昭和 町 あた りは 、 私の 住ん で いる 臨海 工 業地 域に 比 べて 、雲 泥 の差 があ
るん です ね 、整 備に 。 特に 尾崎 川 沿い の道 路 は、 朝、 広 島市 への 通 勤者 が、 大 正交 差点
を避 けて 、 あそ こを 避 けれ ば信 号 機を 随分 か わし てい く こと がで き るん です 。 バイ パス
がわ りに あ そこ をど ん どん 使っ て おり ます 。 同時 に海 田 高校 に通 学 する 矢野 、 坂方 面の
高校 生も 、 自転 車で 通 学し てお り ます 。高 校 前あ たり に なり ます と 、張 り出 し 舗装 です
か、 歩道 が 広く なっ て おる から 自 転車 が通 れ るん です が 、今 、あ れ を除 いて は 、狭 いか
ら、 高校 生 が自 転車 で 通学 する の と、 朝の 自 動車 によ っ て、 非常 に 危険 な状 態 にあ りま
す。 それ と 同時 に、 た くさ ん通 過 する ので 、 路面 が傷 ん でお りま す 。歩 道も 狭 いと いう
こと です ね 。残 念な が ら、 8時 前 後で すか ら 、町 の職 員 がま だ出 勤 して きて な い状 況な
んで 、ほ と んど この 状 況は 、把 握 され てい な いだ ろう と 思い ます 。 それ から 、 前に も取
り上 げた こ とが あり ま すが 、潮 風 の影 響で ガ ード レー ル 等も さび て おり ます 。 この さび
は早 いう ち に塗 装す れ ば、 経済 的 に安 くつ く であ ろう と いう ふう に 考え ます 。 そこ らの
とこ ろを 町 長は どの よ うに お考 え で、 どの よ うに お取 り 組み にな る か、 お尋 ね いた しま
す。
そ れか ら 4番 目は 、 町の 特産 品 の選 定と い うこ とで 、 昨年 と今 年 度2 年間 に わた って、
240万 円ず つや った と 思う んで す ね。 合計480万円 の経 費を 投じ て 特産 品の 調 査を して お
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られ ます け ども 、こ れ はま だ結 論 が出 ない ん だと いう ふ うに 聞い て おり ます け ども 、結
論の 出な い よう なこ と では 、2 年 かけ ても 、 私は 税金 の 無駄 遣い で はな いか な とい うふ
うに 考え ま す。 長く か けれ ばい い 案が 出る と いう もの で もあ りま せ んの で、 早 く結 論を
出し て実 行 に移 すべ き であ った と いう よう に 思い ます 。 その 点を 、 町長 、ど の よう にお
感じ かと い うこ とで あ りま す。
3 番目 は 、防 災関 連 事項 につ き まし て、 防 災計 画( 震 災編 )の 見 直し につ い ては 、平
成12年の12月議 会で 、 町の 計画 は 県の コピ ー では ない か と、 こん な こと で、 町 長、 命が
守れ るか と 、町 民が 守 れる かと い うふ うな こ とを 質問 い たし まし た ら、 町長 は 今後 研究
をす ると お 答え にな っ てお りま す 。そ の後 、 研究 が終 わ らん うち に 、3 月の 芸 予地 震が
参り まし て 、案 の定 、 全く 町は な すす べな く 、そ の震 災 に対 処し た わけ でご ざ いま す。
その 際に ま た要 望い た しま した ら 、い つ完 成 する のか と いう 要望 を いた しま し たら 、平
成13年3 月 、す なわ ち 昨年 度の 年 度末 には 完 成す る予 定 だと いう よ うに 明確 に 答弁 され
てお りま す 、議 事録 に ある んで す から 。あ れ から もう 既 に9 カ月 が 過ぎ てお る とい うの
に、 まだ 議 会に 対し て 、そ の震 災 編の 防災 計 画が 完成 し たと いう ご 報告 はあ り ませ んが、
これ はど う なっ てい る のか とい う こと につ い て、 お尋 ね をい たし ま す。
同 じく 防 災関 係に つ きま して 、 防火 用水 槽 の設 置に つ いて お尋 ね いた しま す 。町 の実
施を して お られ る防 災 訓練 、あ る いは 先般 、 総合 防災 訓 練も おや り にな りま し たけ ども、
その 都度 、 格好 よく バ ケツ リレ ー をや って お いで にな り ます 。バ ケ ツリ レー を やる から
には 、水 源 がな けれ ば 駄目 なん で す。 水道 が 生き てお っ たら 、バ ケ ツを 持っ て いっ て、
蛇口 をひ ね って 、バ ケ ツ一 杯に な るま で待 ち よっ てや る んで は、 ビ ニー ルホ ー スを やっ
た方 が、 よ ほど 効率 的 だと 思い ま す。 だか ら 、あ れほ ど 堂々 と格 好 よく バケ ツ リレ ーを
おや りに な って おる ん だか ら、 そ のた めに は 水源 を確 保 して いた だ きた いと 、 責任 を持
って 。木 造 住宅 地域 に は、 軒並 み とは いき ま せん けど も 、要 所要 所 に防 火用 水 槽を 設け
てい ただ き たい 。
そ れか ら 4番 目、 キ ャン プ場 の 整備 計画 に つき まし て 、特 にオ ー トキ ャン プ 場の 整備
につ きま し て、 私た ち 建設 産業 委 員会 は、 昨 年か ら今 年 にか けて 、 県外 を2 件 、そ れか
ら県 内で 2 カ所 、計 4 カ所 の委 員 会の 調査 を 実施 いた し まし た。 そ の中 で、 吉 和あ たり
は六 十何 個 のテ ント を 張る よう な 施設 を、 非 常に 環境 の いい とこ ろ につ くっ て おり ます
けど も、 あ そこ に説 明 させ ます と 、も う時 代 遅れ だと 、 テン トを 張 るよ うな キ ャン プは
ね。 お客 さ んが 来な い と。 全国 に 、そ れが ブ ーム の際 に でき たか ら ね。 遠い と ころ には
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来な いか も しれ ませ ん 、と いう ふ うな ご意 見 も聞 いて き てお りま す 。同 時に 、 対馬 の方
へ行 きま し たけ ども 、 対馬 は韓 国 の観 光旅 行 がホ テル 代 わり に使 っ て、 非常 に 有効 に活
用し てお ら れる と。 そ れか ら、 先 般、 高野 町 に行 きま し たけ ども 、 あそ こは テ ント では
ない んで す よ。 ログ ハ ウス 的な 別 荘風 のも の をつ くっ て おら れる 。 これ も繁 盛 しま して、
家族 連れ で 、比 較的 安 いん です が 、1 万円 そ こそ こで 。 立派 なも ん です よ、 生 活設 備が
一切 整っ て 。別 荘代 わ りに 、も う 満員 であ る と、 休日 は 。だ から こ れを 増や し てい くん
だと いう ふ うに 言っ て おり まし た 。
そ うい う こと で、 今 度我 が町 も つく るよ う にし てお り ます が、 合 併ま でに は でき んで
しょ うが ね 。計 画の 中 に、 もう テ ント では だ めな んだ と 、今 のロ グ ハウ ス調 の もの をつ
くっ てい か ない とだ め なん だと い うこ とを お 考え いた だ きた いと 思 うん です 。 これ は、
我々 の真 剣 に研 修を し た立 派な 成 果で あり ま すん で、 十 分に 活用 し てい ただ き たい と思
いま すが 、 この 点を ど のよ うに お 考え か、 お 尋ね をい た しま す。 終 わり ます 。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 住吉 議 員の ご質 問 にご 答弁 申 し上 げま す 。施 政に 関 する 質問 に つい てでご
ざい ます が 、ま ず1 点 目の 、瀬 野 駅に 快速 電 車が 止ま る こと にな っ たこ とに つ きま して、
私の 努力 が 不足 では な いか との お 尋ね でご ざ いま すけ れ ども 、こ れ まで も再 三 再四 、J
Rに お願 い をい たし て おり ます が 、停 車は 難 しい とい う こと が回 答 でご ざい ま して 、こ
れま でに も ご報 告申 し 上げ たよ う なこ とで ご ざい ます 。 何も 努力 不 足、 なら ん のだ から
不足 だと 言 われ れば 、 そう いう こ とで ござ い まし ょう け れど も、 私 なり にや は り努 力は
いた した つ もり でお り ます 。
瀬 野駅 へ の停 車に つ いて でご ざ いま すが 、 10月 5日 の ダイ ヤ改 正 にお いて 、 9時 から
19時 まで の 間、 瀬野 駅 に上 り15本 、下 り14本 停車 する よ うに なっ て おり ます 。 これ につ
いて 、J R にお 尋ね を した とこ ろ 、西 条- 岩 国間 のダ イ ヤ編 成を す る上 で、 こ れま での
西条 -広 島 間の 快速 区 間を 、瀬 野 -広 島間 の 快速 区間 と する こと と した こと 、 また 、瀬
野駅 を終 点 とす る上 り 列車 を16本 、折 り返 し 瀬野 駅始 発 の下 り列 車 16本 を設 定 した こと
によ り、 瀬 野駅 から 西 条方 面へ 行 く乗 客や 、 西条 方面 か ら海 田市 駅 方面 への 乗 客の 乗換
えの ため だ とお 聞き を いた して お りま す。 だ れが 動い た かと いう こ とに つき ま して は、
その よう な こと はな か った と聞 い てお りま す 。
次 に、 2 点目 の町 民 に対 する 合 併情 報の 提 供不 足の 対 応と 、住 民 説明 会の 計 画に つい
てで ござ い ます 。こ れ まで にも 、 平成 9年 8 月か ら広 島 市と の諸 制 度の 比較 や 合併 に対
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する 基本 的 考え につ い て、 6回 シ リー ズで 広 報掲 載し 、 平成10年 4 月に 、合 併 問題 検討
資料 を全 戸 配布 いた し てお りま す 。ま た、 町 行政 の責 任 者と して 、 合併 が必 要 であ ると
いう 方針 を 示し た後 、 平成14年 1 月か ら、 合 併の 必要 性 、財 政支 援 措置 、広 島 市と の制
度比 較等 に つい て広 報 に掲 載し て おり ます 。 5月 には 、 合併 検討 資 料を 全世 帯 に配 布し、
これ に基 づ き、 意見 交 換会 、7 月 のア ンケ ー ト、 9月 の 合併 に関 す る講 演会 な どを 実施
させ てい た だい てま い りま した 。 さら に、 町 内施 設に 、 合併 に関 す る意 見箱 の 設置 や、
海田 町の ホ ーム ペー ジ に合 併に 関 する 情報 コ ーナ ーを 立 ち上 げ、 住 民の 方の 意 見を 伺う
掲示 板の 設 置を し、 皆 様に 合併 に つい て理 解 をい ただ く よう にし て まい りま し た。 今後
の説 明会 の 計画 につ き まし ては 、 先般 の合 併 問題 調査 特 別委 員会 で もお 知ら せ をい たし
まし たよ う に、 第5 回 の任 意協 議 会終 了後 、 合併 後の 具 体的 内容 に つい て大 筋 の合 意が
整っ てま い りま すの で 、取 りま と め、 1月 か らお おむ ね 自治 会単 位 で説 明会 を 開催 させ
てい ただ き ます 。
次 に、 3 点目 の道 路 補修 につ い てで ござ い ます が、 ご 指摘 のと お り、 尾崎 川 沿い の町
道10号線 の 一部 に、 路 面の 傷み が 激し い箇 所 が見 られ ま す。 この 道 路区 間の う ち、 法務
局 前 の 道 路 か ら 、 県 道 矢 野 海 田 線 ま で の 延 長 330メ ー ト ル に つ き ま し て は 、 平 成 15年 度
に舗 装の 全 面補 修を 実 施す るよ う 準備 を進 め てお りま す 。ま た、 張 り出 し歩 道 の改 修に
つ き ま し て は 、 来 年 度 か ら 計 画 的 に 、 現 道 1.2メ ー ト ル か ら 幅 員 2 メ ー ト ル の 歩 道 に 改
修す るよ う 準備 を進 め てい ます 。 ガー ドレ ー ルの 塗装 補 修に つき ま して も、 平 成15年度
から 逐次 実 施し てま い りま す。
次 に、 4 点目 の特 産 品の 選定 に つい てで ご ざい ます が 、こ の特 産 品協 議会 は 、海 田町
の地 域特 産 品を 開発 す るた めに 各 種の 方策 を 検討 し、 地 域の 活性 化 を目 指す こ とを 目的
に、 平成13年10月に 発 足し てお り ます 。平 成 13年 度の 活 動実 績と し まし ては 、 地域 資源
の掘 り起 こ しの 一環 と して 、町 内 の文 化財 等 の見 学、 イ ベン トへ の 参加 、ま た 、特 産品
づく りの 先 進地 を視 察 する など 、 基礎 的知 識 の研 修を 行 われ てお り ます 。平 成 14年 度に
おき まし て は、 試行 錯 誤な がら 、 5月 のフ ラ ワー フェ ス ティ バル に 「ひ まわ り 焼」 で出
店参 加し 、 海田 町の 紹 介も 含め て 、町 のイ メ ージ アッ プ を図 り、 ま た、11月 に 行わ れま
した 「い い こと いっ ぱ いの 日海 田 」に も出 店 参加 し、 試 作品 とし て 、木 の絵 は がき 、陶
器の 絵皿 を 出品 され 、 さら に、 海 田町 の野 菜 を使 用し た いも 煮を 皆 様に 食べ て いた だく
とと もに 、 アン ケー ト 調査 を実 施 され てお り ます 。協 議 会に は、 こ れら の意 見 を参 考に、
今後 創意 工 夫を しな が ら、 特産 品 をつ くっ て いた だき た いと 考え て おり ます 。
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続 きま し て、 防災 関 係事 項に つ いて のご 質 問に お答 え しま す。 ま ず、 第1 点 目の 地域
防災 計画 震 災対 策編 の 見直 しに つ いて でご ざ いま すが 、 平成14年 7 月に 、海 田 町防 災会
議を 開催 し 、見 直し 原 案に つい て 各防 災関 係 機関 で検 討 して いた だ き、 ご意 見 や要 望を
加味 した 見 直し 案を 策 定し てお り ます 。現 在 、広 島県 と の事 前協 議 を進 めて お り、 今後
正式 協議 を 経て 、平 成 15年 1月 を 目途 に、 海 田町 防災 会 議で 見直 し 案の 承認 を 得る 予定
でご ざい ま す。 次に 、 2点 目の 防 火用 水槽 の 設置 につ い てで ござ い ます が、 設 置場 所や
維持 管理 等 の課 題も あ りま すの で 、防 火用 水 槽の 設置 は 、現 在考 え てお りま せ ん。
続 きま し て、 キャ ン プ場 整備 計 画に つい て のご 質問 に お答 えし ま す。 海田 総 合公 園の
第2 期の 整 備計 画は 、 ロッ ジに つ いて は4 棟 、オ ート キ ャン プ場 に つい ては10区画 、テ
ント サイ ト につ いて は 20サ イト を 計画 して い ると ころ で ござ いま す 。ご 提案 の バン ガロ
ーに つい て は、 事業 実 施の 前に 、 地理 的条 件 、社 会的 、 経済 的な 状 況な どを 踏 まえ 、貴
重な ご意 見 とし て、 再 度検 討し て まい りた い と考 えて お りま す。 以 上で ござ い ます 。
○議 長( 河 野) 住吉 君 。
○1 3番 ( 住吉 )再 質 問を させ て いた だき ま す。 海田 市 駅に 停車 せ ずに 、瀬 野 駅に 停車す
るよ うに な った のは ど うか とい う 理由 はわ か りま した 。 です から 、 瀬野 駅か ら 向こ うは、
全部 止ま る とい うこ と です ね。 い ずれ にし て も、 その 前 に、 海田 市 駅に 止ま る よう にし
てお けば 、 こう いう こ とは なか っ たん では な いか なと い うよ うに 私 は思 うん で す、 誠に
残念 です が 。も うこ れ 以上 海田 市 に止 めた ら 、全 く普 通 と一 緒に な るん で、 止 まら んこ
とに なる だ ろう と思 う 。そ こら は 大い に反 省 して いた だ きた いと 思 うん です ね 。努 力不
十分 であ っ たと 、私 は 思い ます 。 町長 はそ の よう には 申 され んで し ょう がね 。 これ は、
そう いう 私 の考 えで す 。
合 併問 題 につ きま し て、 私の お 尋ね しと る のに 1つ 、 重要 なこ と が抜 けて お るん です。
最初 にも 申 しま した よ うに 、町 長 に意 欲が な いと いう か 、信 念を 持 って 町長 が 自ら 答え
られ てい な いと いう こ とを 聞い て おる んで す が、 その 点 につ いて は お答 えが な くて 、情
報提 供は 、 この 間、 一 表が 出た か らも うい い んだ とい う ふう なつ も りで 話し た んで すが、
その 方を 長 々と お話 し にな りま し たか ら、 町 長、 話を よ く聞 いて お って くだ さ い。 書い
てあ るも の を、 今準 備 して ある も のを 読ま れ たん では 、 質問 を省 略 する もの が あり ます
から ね。
町 民に 対 する 情報 不 足と いう の は、 本当 に 議員 全員 が 認め てお る とこ ろだ ろ うと 思い
ます 。毎 回 それ は強 く 厳し く追 及 して おり ま す。 その こ とに つい て 、町 長は 自 らお 答え
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にな って い ない 、黙 し て語 らず 。 一職 員が 説 明を して お る。 合併 は 重要 なこ と です から、
もう 少し 町 民の 先頭 に 立っ て、 町 長が 町民 を 引っ 張っ て いっ て合 併 しよ うと い うよ うな
気力 が欲 し いと 思う ん です 。す べ て職 員に 任 せて 、職 員 が全 部説 明 して おる 。 実に 情け
ない 限り だ と、 私は 思 って おり ま す。 それ で 、町 長の 説 明に より ま すと 、国 が 施策 とし
て示 して お る少 子・ 高 齢化 とか 、 情報 化社 会 だと か、 地 方分 権と か いう ふう な こと を書
いた のを 読 み上 げら れ てお るよ う な気 がす る んで す。 こ の前 、4 カ 所で やら れ た地 域の
説明 会で も そう でし た 。や っぱ り 自ら の信 念 を持 って 、 それ を町 民 にぶ つけ て 、合 併は
こう ある べ きな んだ と 、つ いて 来 いと いう ふ うな 強い 力 とい うか 、 信念 を示 さ れな いと、
私ど もも 納 得で きん し 、町 民も 納 得で きん と 思う んで す 。
私 個人 の こと を言 う よう です が 、細 かく は 申し ませ ん 、私 でも 2 つ、 3つ の ちゃ んと
した 理由 を もっ て、 町 民を 説得 い たし てお り ます 。私 は 合併 賛成 で すか らね 。 なぜ 海田
町は 合併 し なけ れば な らん か。 そ のこ とを こ こで 申し 上 げる と、 町 長に 失礼 に 当た るこ
とが ある ん で、 申し ま せん が、 も う少 し町 長 、腹 を据 え て、 合併 す るこ とを 町 長が 単独
で決 めら れ たん だか ら 、本 当に 議 会に 相談 が なか った ん です 、そ う いう 指摘 を 受け てお
りま すが 、 力を 込め て 、腹 を据 え て、 いろ ん な質 問が あ りま した ら 、そ れに 反 発す ると
いう か、 そ れに 対し て 、私 はこ う 思う んだ と いう ぐら い のこ とは 、 力強 く示 し てい ただ
きた いと 思 うん です よ 。情 けな い 、下 を向 い て黙 って 全 然お 答え に なら んの で す。 聞い
てお って 情 けな いで す よ、 賛成 派 は。
そ れか ら 、道 路の 補 修整 備に つ きま して は 、申 し上 げ たと おり 、 要求 いた し まし たと
おり 、や っ てい ただ け たら いい ん です が、 や っぱ り時 々 、町 長は 来 て、 1日 で は駄 目な
んで す、 二 、三 日、 な いし 1週 間 ぐら い、 あ そこ に立 っ て見 てほ し いん です よ 、通 学・
通勤 時に ね 。毎 日私 は 見と るか ら 言う んで す けど 、本 当 に危 険な 状 況で す。 そ の辺 はよ
ろし くお 願 いし ます 。
特 産品 に つき まし て は、 いろ い ろ説 明さ れ まし たけ ど も、 なぜ も っと 早く 取 り組 めな
かっ たの か とい うこ と をお 尋ね し たん です 。 町長 は就 任 され て、 ぼ ちぼ ち20年 が近 こう
なる んだ け ど、 もっ と 早く そう い うも のを 打 ち出 して お られ たら 、 とう にも う でき てお
ると 思う ん です 。と こ ろが 、合 併 する 前に な って 、今 、 結論 を出 し て、 それ は 実行 には
どの よう に 移さ れる ん です か。 も う、 広島 市 に合 併を も しし たら 、 これ は広 島 市が やる
こと にな る でね 。町 長 の力 では 実 現で きん の では ない か と思 うん で す。 そこ ら 辺の とこ
ろを 、ひ と つ聞 いて お るん です が 、実 現は ど うい うふ う にす るん か とい うこ と をお 答え
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いた だき た い。
そ れか ら 、防 災関 係 のバ ケツ リ レー のこ と です が、 戦 時中 、私 ど もが 子ど も のこ ろ、
小学 校の グ ラウ ンド に 来て 、国 防 婦人 会が 竹 やり の訓 練 をし たり 、 バケ ツリ レ ーを やっ
たり して お りま した 。 確か に初 期 消火 には 十 分に 役立 つ と思 いま す が、 水源 を 確保 しな
いの は無 責 任で すよ 。 水源 がな い のに 、防 災 機材 の中 に バケ ツも 入 っと った と 思う んで
すが 、基 準 は。 そう い うも のを 示 して おき な がら 、水 源 を確 保し な いと いう こ とは 、町
長は 全く 無 責任 だと 思 う。 私は 、 原爆 が落 ち たと き、 広 島市 内に お りま して 、 1カ 月ぐ
らい その ま まお った ん です が、 今 、電 車通 り でも 、軒 並 み高 さ1 メ ータ ーに 幅 奥行 きが
1メ ータ ー 、幅 1メ ー ター 2、 3 0の コン ク リー トの 防 火用 水槽 が 設置 して あ りま した
よ。 だか ら 、国 防婦 人 会が やっ て も問 題な い んで す。 田 舎の 方に は 、水 路と か 田ん ぼと
か、 いろ い ろ水 源が あ るん です 。 あん なこ と なら 、無 意 味だ から 、 バケ ツリ レ ーな んか
やめ れば い いん です 、 そん な無 責 任な こと を やる んな ら ね。 だか ら 、そ うい う 大き な防
火用 水を つ くれ とい う のと 誤解 し てお られ る んで はな い かと 思う ん です 。私 の 方に 来れ
ば、 ほと ん ど借 家だ か ら、 地権 者 に相 談し て 、適 当な 箇 所に そう い う防 火水 槽 が2 、3
個あ れば 、 十分 に対 応 でき ると 思 うん です 。 そこ らを お 考え いた だ きた い。
も う1 つ 、つ いこ の 間、 うち は 自主 防災 会 をつ くっ て 、今 、張 り 切っ てお る とこ ろで
すが 、大 事 なこ とは 、 この 前、 消 火栓 ボッ ク スを 復活 し なさ い、 あ るい は、 あ るも のを
継続 しな さ いと 申し 上 げた ら、 あ んな もの は もう 廃止 す るん だと い う結 論を 出 され たん
です 。な ぜ そう いう こ とを 言わ れ るの かと 思 いま す。 あ れは 、普 通 の火 災な ら いい です。
消防 団員 が 来た り、 消 防が 来て ポ ンプ を持 っ てき たり 、 ある いは 消 火栓 から ホ ース をつ
ない で消 火 でき るん で す。 私が 考 えて おる の は、 自主 防 災な んて い うの は、 大 震災 のと
きに 活躍 す るも んだ と 考え てお り ます 。そ う いう 場合 に は、 火災 が 多発 する ん です 、町
内の 至る と ころ 。消 防 車の ポン プ は、 海田 町 に2 台ぐ ら いし かな い んだ ろう け ども 、そ
れぞ れ各 町 内に 火災 が 発生 しま す 。消 防団 が 何台 か、 小 型ポ ンプ を 配置 をし て も、 それ
で対 応で き ない よう な こと があ る と思 うん で すよ 、地 域 に。 その と きに は、 今 ある 消火
栓ボ ック ス を有 効に 活 用す るよ う に、 廃止 を した んで は だめ だと 、 むし ろ増 や せと いう
よう に思 い ます 。こ れ につ いて は 、素 人が や った ら危 な いか ら、 や れな いん だ とい う結
論を 出し て おる わけ で す。 どん で もな いん で す、 あれ は 消防 署の 縄 張り 根性 な んで す、
消防 の。 坂 町の こと を この 前話 し まし たが 、 坂町 は、 消 防の OB が 、地 域の 皆 さん にこ
れを 使う 訓 練を して お る。 訓練 す れば 十分 対 応で きる と いう 。そ れ は、 精い っ ぱい 止水
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栓開 くと 、 開放 する と 危な いけ れ ども 、強 い 水圧 がか か らん 程度 に やれ ば、 で きる はず
なん です 。 都合 のい い こと を町 長 は言 って 、 物事 を廃 止 しよ うと か 言っ てお ら れる よう
です が、 そ うで はな い でし ょう 。 地域 のも の は、 どう し てこ の地 域 を守 って い こう かと、
一生 懸命 考 え、 苦労 し てお るん で すよ 。ト ッ プが そう い うこ とで は 困る んで す 、何 でも。
もう 少し 性 根を 入れ て 、ど うし て 町内 を守 っ てい こう か とい うよ う なこ とを 深 く考 えて
くだ さい 。 以上 、ご 答 弁を お願 い しま す。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 合併 問 題に つい て でご ざい ま すけ れど も 、町 長自 ら がや はり 先 頭に 立っ て、
やる 気で 、 本気 でや る べき であ る と、 結果 、 そう いう こ とで あろ う かと 思い ま すけ れど
も、 先般 、 特別 委員 会 でも 申し 上 げて おり ま すし 、今 日 も報 告い た して おり ま すよ うに、
来年 1月 の 初旬 から 各 自治 会へ 出 て、 皆様 方 にご 理解 を いた だく 説 明会 等を や って いく
と、 こう い う中 で、 当 然、 私自 ら が出 てお 願 いを して ま いる と、 こ うい うこ と でご ざい
ます 。職 員 にだ け任 せ ると いう こ とは 全く あ りま せん の で、 自ら が 努力 して ま いり ます
こと を、 こ こで はっ き り申 し上 げ てお きま す 。
そ れと 、 この 特産 品 につ きま し ては 、恐 ら く来 年度 、 予算 をい た だい て、 そ の間 で成
果品 がで き ると 思い ま す。 今現 在 も、 先ほ ど 申し 上げ た よう な、 物 産づ くり の イベ ント
への 参加 等 出品 して お られ ます け れど も、 そ れ以 外の も ので 、ま だ かな り検 討 いた して
おら れま す 。そ うい う こと から 、 恐ら く来 年 度の うち に は成 果品 が 出て くる と 思い ます。
また 、そ れ に対 して 、 では 今後 、 安芸 区で そ のよ うな こ とを やる の かと いう こ とも 含め
てお 尋ね が あっ たと 思 いま すけ れ ども 、こ れ は、 やは り 安芸 区の 中 でい ろん な まち づく
り事 業の 中 で、 そう い う対 象に な れば ご支 援 いた だけ る かと 思い ま すが 、本 来 やは り、
地域 の人 が ボラ ンテ ィ アで 町の 活 性化 、あ る いは その こ とに おい て のコ ミュ ニ ティ 、こ
うい うも の を考 えて や って いた だ きた いと い うふ うに 思 って おる わ けで す。 あ くま でも
海田 地域 を まず 基準 に 、そ うい う 雰囲 気が 起 きれ ばあ り がた いと 、 この 方向 で また 来年
度も 進め て まい りた い と、 こう い うふ うに 考 えて おり ま す。
防 火水 槽 の件 でご ざ いま すけ れ ども 、た だ いま 申し 上 げた よう に 、町 内で 、 今規 模の
こと もち ょ っと 仰せ に なり まし た けれ ども 、 現実 問題 、 やっ ぱり 防 火水 槽を 設 置す る場
所の 問題 、 それ と防 火 水槽 によ る 管理 の問 題 、い ろい ろ 我々 の方 も 検討 もい た した わけ
でご ざい ま すが 、い ろ んな 考え が あり まし て 、こ れは 。 例え ば神 戸 の震 災な ん ぞの 場合
は、 やは り 水道 管の 破 裂で ある と か、 いろ ん なこ とが あ って 、な か なか 水の 供 給が 難し
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い、 その 付 近へ 行き に くい 、水 だ けに 頼る と そう いう こ とも ござ い ます けれ ど も。 これ
は、 名古 屋 の空 港へ 中 国の 飛行 機 が落 ちた と きに 、そ の 隣の 町に 我 々も 行っ た こと があ
るん です け れど も、 そ こで は、 水 とい うの は やは りそ う いう こと が ある ので 、 ボッ クス
の消 防ホ ー スを 入れ て おっ たん だ が、 これ を 全部 消火 栓 に変 えた と 、こ うい う 話も 聞い
たわ けで ご ざい ます が 、ま た、 た だ消 火栓 の 場合 、幾 ら か紛 失を す ると いう こ とは ある
程度 頭へ 置 いて 考え な いと いけ ん でし ょう と いう よう な 、役 所で 聞 いた わけ で ござ いま
すけ れど も 。ど うい う ふう にす る のが 一番 皆 さん に徹 底 する んか な と。 例え ば 私で ある
なら ば、 私 は風 呂水 を 必ず 翌日 ま で置 きま す 。我 が家 に 、消 火栓 も 買っ てお り ます けれ
ども 、や は りこ れも 1 つの 方法 で あろ うか と 思い ます し 、ホ テル に 行き まし て も、 必ず
水を 抜く の は朝 にす る とい うよ う なこ とは 、 自分 では 考 えて おり ま すけ れど も 、こ うい
うこ とが 町 民の 皆様 に 徹底 でき る かど うか と いう こと も ござ いま す けれ ども 、 やは り、
消火 栓、 今 の防 火用 水 につ きま し ては 、こ れ は我 々も 協 議い たし ま した けれ ど も、 場所
と管 理と い うこ とで 、 これ は難 し いな とい う とこ ろが 本 音で ござ い ます 。
消 火栓 ボ ック スに つ いて は、 担 当部 長か ら 答弁 させ ま す。
○議 長( 河 野) 総務 部 長。
○総 務部 長 (上 條) 消 火栓 ボッ ク スを なぜ 廃 止す るの か とい うよ う なご 質問 で した けど、
今、 坂町 の 例が 出ま し たけ ど、 非 常に 訓練 す れば いい ん でし ょう け ど、 なか な か訓 練も
まま なら な いと 。そ し て、 素人 が 扱う と、 事 故に もつ な がる とい う よう なこ と を得 てお
りま すの で 、今 、海 田 の方 では 、 廃止 の方 向 でと いう よ うな こと で 、こ の前 か らご 答弁
をさ せて い ただ いて お ると ころ で ござ いま す 。
○議 長( 河 野) 住吉 君 。
○1 3番 ( 住吉 )再 々 質問 に入 り ます が、 先 ほど 、崎 本 議員 から 要 求が あり ま して ね、動
議が 出ま し て、 質問 回 数を 撤廃 せ よと いう よ うな こと で した が、 間 に合 いま せ んの で、
なぜ そう い うこ とに な るの かと い うと 、再 々 質問 をや る と、 もう 次 の質 問が な いか らと
いって、答弁がおそろかになるんですよ。私はずっとそれを感じ取っておりました。
再々 質問 で も答 弁を 、 やっ ぱり ご 丁寧 にお 願 いし ます 。 もう 次は 質 問せ んの だ から いい
ので はな い かと いう よ うな 感じ が 、す ぐ、 悪 い頭 でも 敏 感に 反応 す るん です よ 、私 、そ
うい うこ と は。 そう い うこ とで 、 ひと つよ ろ しく お願 い しま す。
合 併問 題 につ きま し て、 言い た いこ とは い っぱ いあ る んで すが 、 まず 、こ の 間も 問題
にな った ん です が、 任 意協 で積 み 残す 、そ れ で法 定協 に 持っ てい く 、ま た積 み 残し が出
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る、 問題 点 が解 決し な い、 調整 が つか ない と いう とき に は、 町長 自 ら出 て、 腹 を据 えて、
広島 市長 と 渡り 合っ て 、駄 目な ら いす をけ っ て帰 って く ると いう ふ うな 覚悟 が ある かど
うか 、ひ と つお 尋ね し ます 。い い です か。 ど うも 町長 の 態度 を見 て おる と、 そ うい うこ
とが でき る んか なと い うこ とが 心 配な んで す 。だ から 、 ばっ とや っ てく ださ い 。
そ れか ら 、今 の防 火 用水 槽の 設 置に つい て は、 何と く だら ん答 弁 をし たな と 思う んで
す、 部長 が ね。 町長 は 地域 のこ と も考 えて く ださ いと い う質 問を し とる んだ け れど 、再
質問 で。 水 源も 設置 を しな い。 そ れか ら、 消 火栓 ボッ ク スも 廃止 を する 。地 域 はど うや
って 守れ ば いい んで す か。 水道 が 生き てお れ ば、 消火 栓 ボッ クス で 十分 に我 々 が対 処し
ます 。少 々 危険 を犯 し ても やり ま すよ 。そ れ で、 消防 が でき て、 人 間だ から 、 我々 人間
にで きな い こと はな い 。訓 練す れ ばで きる ん です よ。 訓 練は おぼ つ かな いよ う なこ とを
言う て、 何 たる 答弁 で すか 。訓 練 しま すよ 、 地域 で。 こ の間 も消 防 訓練 をし て おる んで
すよ 。そ ん なも のは 、 地域 の者 に 教え れば で きる んで す 。そ んな こ と、 訓練 が でき ない
から 、訓 練 はお ぼつ か ない よう な こと で、 こ の町 が守 れ るん かと 言 うん です よ 。町 長、
それ だか ら 、あ なた が しっ かり し て、 元気 を 出し て、 活 力を 出し て 、気 力を 持 って 、職
員を 指導 し ない と駄 目 なん です 。 職員 がそ う いう 状況 に なっ てい る んで す。 そ れで 、水
道が 震災 で 来な くな っ た場 合ど う する んか 、 その とき も 、町 長、 考 えな いと い けん です
よ。 地権 者 のこ とが あ れば 、地 権 者と 調整 し て、 地権 者 は喜 びま す よ。 借家 な んか なら、
防火 水槽 を 町が 置い て やろ うと 言 うた ら。 火 事に なら ん 、初 期消 火 をす るん だ から 。そ
んな 考え 方 は甘 い。 そ んな 言い 訳 では ない で すか 。理 由 にな らん で しょ う、 町 長。 そこ
はし っか り 答え てい た だき たい 。 訓練 でき る んで すよ 。 さっ き言 う とる よう に 、人 間な
んだ から 。 消防 職員 も 人間 なん で すよ 、消 防 団も 。消 防 団が やる ぐ らい のこ と は、 だれ
でも 訓練 す れば でき る 。訓 練が で きん とい う よう なこ と を言 うた ら 、け しか ら ん、 失礼
極ま る。 ち ゃん と訓 練 する よ、 う ちは 。た わ ごと を言 わ んよ うに し て。 今の こ とで す。
この 2点 に 絞っ てお き ます が、 こ れが 再々 質 問だ から と いっ て、 お そろ かな 答 弁を しな
いよ うに 、 前向 きな 答 弁を して く ださ い。 お 願い しま す 。
○議 長( 河 野) 地域 振 興課 長。
○地 域振 興 課長 (植 野 )バ ケツ リ レー 用の 水 源の 確保 で ござ いま す が、 これ は 消防 組合と
も協 議を い たし まし た が、 水利 の 確保 は、 用 水路 の水 、 各家 庭の 風 呂水 、ま た 池の 水等
を利 用し て 確保 する と いう こと で 。そ れと 、 バケ ツリ レ ーの 訓練 に つき まし て は、 住民
がお 互い に 協力 して 、 連帯 感を 醸 成す ると い うこ とも 目 的の 1つ に あり ます 。 それ で、
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これ につ き まし ては 、 阪神 大震 災 の折 でも 証 明さ れて お りま す。
そ れと 、 ホー ス格 納 箱の 件で ご ざい ます が 、先 ほど も 部長 の方 が 申し まし た とお り、
素人 の方 が 扱う と、 大 けが をす る 恐れ がご ざ いま す。 訓 練を する こ とも 1つ の 案で ござ
いま すが 、 初期 消火 に 対し まし て は、 消火 器 が有 効と い うこ とで 、 各家 庭で 設 置を して
いた だけ れ ばと 考え て おり ます 。 これ もま た 、地 域で 協 力体 制を 整 えて もら っ てい くの
も1 つの 方 法か と思 っ てお りま す 。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 合併 問 題に つい て でご ざい ま すけ れど も 、た だい ま 住吉 議員 が おっ しゃっ
たよ うに 、 積み 残し が あれ でも 出 てく ると い うよ うな 可 能性 は、 全 くな いと は 言え ない
わけ でご ざ いま すけ れ ども 、そ う いう とき に 、広 島市 に 対し て、 席 をけ って で も帰 るだ
けの 気持 ち があ るか と 、こ うい う こと であ っ たと 思い ま す。 これ は 、私 は当 然 であ ると
思い ます 。 やは り皆 さ んの ご意 見 を背 中に 負 うて 行く わ けで ござ い ます から 、 当然 、そ
れが いか な い場 合に は 、こ れは い ろい ろと 、 それ は妥 協 とい うこ と もお 互い に ある かも
わか りま せ んが 、や は りそ うい う 場面 も起 こ り得 ると い うこ とぐ ら いは 想定 い たし てお
りま すし 、 万一 のと き には 、そ れ だけ の度 量 を持 って お るつ もり で す。 そう で ない と、
当然 、議 会 の議 決が い ただ けな い わけ でご ざ いま すか ら 、そ こら も 十分 承知 の 上で 、頑
張っ てい き たい と思 っ てお りま す 。
(「 消火 栓 ボッ クス の …… 」と 呼 ぶ者 あり )
○議 長( 河 野) 消火 栓 ボッ クス の 撤去 につ い ての 答弁 、 総務 部長 。
○総 務部 長 (上 條) 災 害時 に初 期 消火 をや っ てい くと い うこ とは 、 非常 に重 要 なこ とでご
ざい ます 。 海田 町に も まだ 消火 栓 ボッ クス が 残っ てお る よう でご ざ いま す。 そ こら あた
りは 、十 分 地元 の人 と 訓練 につ い て、 消防 団 との 共同 訓 練に つい て はや って い きた いと
思い ます け ど、 防火 水 槽と いう か 、バ ケツ リ レー の防 火 水槽 につ い ては 、今 後 、今 、管
理の 問題 を 言い まし た けれ ども 、 そこ に子 ど もが 突っ 込 んで 事故 に 遭う とか 、 また 、害
虫が 発生 す ると かい う 問題 もあ り ます んで 、 今、 答弁 し まし たよ う に、 現在 で は消 火器
が非 常に 有 効で ある と いう よう な こと を考 え 合わ せま し て、 今後 、 消火 器の 配 置を どの
よう にや っ てい った ら いい かと い うこ とを 検 討さ せて い ただ きた い と考 えて お りま す。
○議 長( 河 野)14番 、 山岡 君。
○1 4番 ( 山岡 )14番 、山 岡で す 。4 点ほ ど 質問 をさ せ てい ただ き ます 。海 田 市駅 南口土
地区 画整 理 事業 につ い てを お願 い しま す。 み んな でつ く るま ちづ く り、 区画 整 理ニ ュー
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スに よる と 、10月6 日 に土 地区 画 整理 審議 会 委員 の選 挙 が行 われ 、 宅地 所有 者 から 選挙
され た委 員 7名 及び 借 地権 者か ら 1名 の委 員 が決 まり ま した とあ り ます 。学 識 経験 を有
する 委員 2 名も 決ま り 、審 議会 は 10名 の委 員 で組 織さ れ 、任 期は 5 年と ある 。 審議 会の
目的 、組 織 と任 期、 審 議会 の権 限 、そ の後 の 区画 整理 事 業の 進捗 状 況及 び広 島 市と の合
併ま での ス ケジ ュー ル につ いて お 尋ね をい た しま す。
次 に、 織 田記 念ス ポ ーツ セン タ ーに つい て お尋 ねを い たし ます 。 広島 市と の 合併 建設
計画 の中 に 、海 田町 営 プー ルの 建 設と 織田 記 念館 の併 設 を考 えて い ます が、 織 田幹 雄先
生は 海田 町 の生 んだ 日 本で 初め て のオ リン ピ ック で金 メ ダル 、そ の 偉大 なる 業 績は 周知
のと おり で あり ます 。 広島 でも 毎 年、 織田 記 念陸 上が 開 催さ れて お りま すが 、 今ま で海
田町 では 、 何一 つ先 生 に対 して 顕 彰碑 もな い 、寄 附を い ただ いた 基 金の 活用 な ど、 次の
点に つい て 教育 委員 会 に尋 ねる も ので ござ い ます 。
1 、織 田 先生 の寄 附 をど のよ う に形 で残 す のか をお 尋 ねを いた し ます 。2 、 海田 市駅
前、 ひま わ り大 橋に 織 田幹 雄先 生 のモ ニュ メ ント 、顕 彰 碑の 建設 を して はど う かお 尋ね
をい たし ま す。 次に 、 広島 市が 1 区に 1ス ポ ーツ セン タ ーで あり 、 織田 記念 館 の建 設の
見込 みが あ るの かを お 尋ね をい た しま す。
次 に、 合 併ま での 課 題に つい て をお 尋ね い たし ます 。 町長 が平 成 16年 の任 期 まで に合
併を 打ち 出 して から 、 広島 市に 任 意の 協議 会 を申 し入 れ され て、 広 島市 ・海 田 町合 併研
究協 議会 は 第3 回を 終 えま した 。 財産 及び 公 の施 設、 職 員の 身分 、 福祉 、介 護 保険 、上
下水 道事 業 、基 本構 想 、そ して 合 併建 設計 画 と、 協議 が 進ん でお り ます 。合 併 前、 合併
後の 海田 町 の社 会生 活 基盤 とな る 施設 等の 整 備に つい て 、次 の点 を お尋 ねを い たし ます。
1 、町 内 には 依然 と して 道路 な どが 狭い た めに 消防 活 動が 困難 な 地区 があ る と思 うが、
地区 世帯 数 、道 路状 況 など を踏 ま えた 具体 的 な改 善計 画 を問 うも の でご ざい ま す。
次 に、 9 月議 会で も 質問 しま し たが 、合 併 を機 会に 廃 止さ れる 公 共施 設及 び その 用地
はか なり の 価値 換算 に なる と思 い ます が、 合 併ま でに は 処分 され る のか 。仮 に 合併 後の
処分 とい う こと にな れ ば、 合併 建 設計 画事 業 等に 上乗 せ をさ れる の か、 その 方 針を 問う
もの でご ざ いま す。
次 に、 町 職員 は市 に 引き 継が れ るが 、既 に 区役 所も あ り、 市も 人 員余 剰と 聞 くが 、海
田町 3万 人 の業 務は 広 島市 にお い て、 何人 分 ぐら いの 業 務量 増加 に なる のか を お尋 ねし、
職員 全員 の 配置 が心 配 され てお り ます が、 処 遇に つい て お尋 ねを い たし ます 。
次 に、 職 員に 聞く と 、い つご ろ 合併 が決 ま り、 また 、 合併 の資 料 を出 せと 言 われ るば
30
かり で、 幹 部ば かり 知 り、 職員 は どの よう に なっ てい る のか わか ら ない とい う 声を 聞き
ます が、 職 員へ の説 明 が十 分な さ れて いな い とい うふ う に見 ます が 、ど うで し ょう 、お
尋ね をい た しま す。
次 に、 合 併建 設事 業 は、 道路 、 街路 、公 園 等建 設都 市 整備 事業 関 係に 集中 し 、住 民生
活と の関 係 の深 いソ フ ト面 での 施 設整 備な ど 、海 田町 と いう 地域 が 残る 事業 が 欠落 して
いる と思 い ます が、 ど うで しょ う か、 お尋 ね をい たし ま す。
次 に、 最 近の 町内 の 商工 業の 衰 退は 目に 余 るも のが あ りま すが 、 合併 後は ま すま す拍
車が かか る と心 配さ れ てお りま す 。東 部の 拠 点と 言い な がら 、単 に 交通 の分 岐 点、 地理
的な 位置 づ けと なり 、 埋没 する の では ない か 、合 併ま で に市 街地 活 性化 の具 体 的実 施計
画を まと め られ ると 思 いま すが 、 いか がで す か、 お尋 ね をい たし ま す。
次 に、 合 併に 向か い 業務 量が 増 大し ます が 、メ ンタ ル ヘル スの 問 題で 既に 影 響が 出て
いる と聞 き ます が、 職 員を 採用 し ない 方針 の 中で 、ど う 対処 して い くの かを お 尋ね いた
しま す。
次 に、 合 併記 念事 業 計画 につ い てお 尋ね を いた しま す 。広 島市 、 海田 町の 合 併記 念公
園に つい て 建設 計画 が いろ いろ 議 論さ れて お りま すが 、 先般 、海 田 町老 人福 祉 セン ター
の建 替え 計 画が 進ん で おり ます が 、次 の点 に つい てお 尋 ねを いた し ます 。既 に 広島 市が
所有 され て る新 明和 工 業跡 地に 合 併記 念公 園 の建 設を 申 し入 れて は どう かと お 尋ね をい
たし ます 。
次 に、 海 田町 の計 画 して いる 福 祉セ ンタ ー も、 広島 市 が計 画さ れ てお りま す 福祉 施設
「安 芸の 郷 」と 併設 し て、 複合 福 祉セ ンタ ー とし て合 併 建設 計画 に 組み 入れ た らど うか
とい うこ と をお 尋ね い たし ます 。 以上 です 。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 山岡 議 員ご 質問 の 1点 目、 3 点目 、4 点 目に つき ま して は私 か ら、 2点目
につ きま し ては 教育 委 員会 から 答 弁を いた し ます 。
海 田市 駅 南口 土地 区 画整 理事 業 につ いて の ご質 問に お 答え いた し ます 。ま ず 、土 地区
画整 理審 議 会の 目的 で ござ いま す が、 権利 者 の皆 様の 適 正な 意見 を でき るだ け 事業 に反
映を させ 、 事業 が民 主 的か つ公 正 に行 われ る ため に設 置 する もの で ござ いま す 。
次 に、 組 織で ござ い ます が、 ご 質問 にあ り ます とお り 、町 施行 条 例で 、委 員 の定 数を
10人 と定 め てお りま す 。ま た、 任 期に つき ま して も、 同 様の 5年 と 定め てお り ます 。審
議会 の権 限 につ きま し ては 、土 地 区画 整理 法 にお いて 、 「換 地計 画 、仮 換地 の 指定 及び
31
減価 補償 金 の交 付に 関 する 事項 に つい てこ の 法律 に定 め る権 限を 行 う」 とあ り 、意 見を
聞か なけ れ ばな らな い 事項 3項 目 と、 同意 を 得な けれ ば なら ない 事 項7 項目 が 列挙 され
てお りま す 。
次 に、 そ の後 の事 業 の進 捗状 況 でご ざい ま すが 、行 政 報告 で申 し 上げ まし た とお り、
11月26日 に 第1 回目 の 土地 区画 整 理審 議会 を 開催 をし 、 会長 、副 会 長の 選任 等 を行 って
いた だい た とこ ろで ご ざい ます 。 また 、基 準 地積 を決 定 する ため の 測量 につ き まし ては、
全員 の地 権 者の 方の ご 協力 を得 て 、境 界立 会 を行 いま し たが 、一 部 境界 が確 定 して いな
いと ころ が ござ いま す ので 、引 き 続き 調整 を 行い 、年 内 を目 途に 基 準地 積の 通 知を 実施
して まい り たい と考 え てお りま す 。
次 に、 広 島市 との 合 併ま での ス ケジ ュー ル でご ざい ま すが 、今 後 、土 地区 画 整理 審議
会を 月1 回 程度 開催 を し、 評価 員 の選 任や 換 地設 計、 仮 換地 指定 等 につ いて の 審議 をお
願い する 予 定に して お りま す。 ま た、 年明 け から 、地 権 者の 方々 の ご意 見を 把 握す るた
めの 土地 利 用意 向調 査 を実 施す る とと もに 、 将来 のま ち づく りに つ いて 話し 合 う場 であ
るワ ーク シ ョッ プを 開 催す る予 定 でご ざい ま す。 これ ら の場 で出 さ れた ご意 見 やご 意向
等を 、で き るだ け換 地 設計 等に 反 映さ せ、 地 権者 の方 々 との 合意 形 成を 図り な がら 、平
成15年度 末 を目 標に 、 仮換 地指 定 を行 って ま いり たい と 考え てお り ます 。
続 きま し て、 合併 ま での 課題 に つい ての ご 質問 にお 答 えし ます 。 まず 、第 1 点目 の消
防活 動を 考 えた 改善 計 画か ら考 え た場 合、 道 路幅 員6 メ ート ル以 上 の道 路網 の 整備 が基
本と なり ま す。 現在 策 定中 の道 路 整備 計画 に 盛り 込む こ とと して お り、 広島 市 と協 議を
して まい り たい と考 え てお りま す 。
ま た、 消 火活 動と は 別に 、延 焼 の危 険地 域 の観 点か ら 考え た場 合 、主 に旧 市 街地 に木
造住 宅が 多 いこ とか ら 、延 焼危 険 度が 高い と 予想 して お りま す。 こ れら の地 域 につ きま
して は、 将 来都 市計 画 道路 が順 次 整備 をさ れ るこ とに よ り、 延焼 危 険度 も相 当 低く なる
と考 えて お りま す。
次 に、 2 点目 の合 併 を機 会に 廃 止さ れる 公 共施 設用 地 の取 扱い に つい てで ご ざい ます
が、 原則 と して 行政 財 産は 有効 活 用が 図ら れ るよ う、 他 の用 途へ 転 換し て利 用 する など、
広島 市と 協 議し てお り ます 。た だ 、役 場庁 舎 につ きま し ては 、連 立 事業 によ る 解体 後の
跡地 を街 区 公園 の候 補 地と して 、 また 、利 用 者も 少な く 、老 朽化 に 伴い 多額 の 維持 補修
費を 必要 と する 勤労 青 少年 ホー ム につ きま し ては 、解 体 し、 跡地 利 用に つい て 協議 をし
てお りま す 。ま た、 普 通財 産と し て、 未利 用 とな って お りま す土 地 のう ち、 旧 東六 住宅
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跡地 及び ひ まわ りプ ラ ザ前 の用 地 も、 将来 的 に必 要に な るも のの 用 地と した い と考 えて
おり ます 。 その 他の 普 通財 産の 土 地に つき ま して は、 売 却す るこ と で進 めて お りま す。
なお 、合 併 後に 売却 さ れた 場合 は 、合 併建 設 計画 には 上 乗せ され ま せん 。
次 に、 3 点目 の職 員 の処 遇に つ いて でご ざ いま すが 、 山岡 議員 の おっ しゃ る とお り、
海田 町の 職 員は 全員 市 の職 員と し て引 き継 が れる とい う 方針 が、 第 3回 広島 市 ・海 田町
合 併 研 究 協 議 会 で 承 認 を さ れ て お り ま す 。 広 島 市 の 人 員 に つ い て は 、 定 数 1 万 1,740人
に 対 し 、 現 在 職 員 数 は 1 万 1,477人 で あ り 、 人 事 管 理 は 計 画 的 に 行 わ れ て い る も の と 考
えて おり ま す。 海田 町 3万 人分 の 業務 量に つ いて は、 政 令指 定都 市 との 合併 で ある こと
や、 管理 部 門の 業務 量 減な どを 単 純に 試算 す るこ とは 、 現段 階で は 難し いも の と考 えて
おり ます 。 職員 の配 置 等身 分の 取 扱い 、処 遇 につ きま し ては 、広 島 市の 職員 と の均 衡を
失し ない よ う公 正に 取 扱う とい う こと で、 協 議会 にお い て承 認さ れ てお りま す が、 詳細
につ いて は 、今 後事 務 レベ ルで 市 と十 分に 協 議を して ま いり たい と 考え てお り ます 。
次 に、 4 点目 の職 員 への 説明 に つい てで ご ざい ます が 、合 併に 関 する 事項 に つい ては、
助役 が会 長 であ る合 併 推進 本部 会 で協 議を し 、協 議し た 内容 につ い ては 、必 ず 部会 で課
長等 に説 明 をし 、そ の 後、 課長 等 から 課員 へ 伝え られ て おり ます が 、再 度、 周 知の 徹底
を図 って ま いり たい と 考え てお り ます 。
5 点目 の 合併 建設 事 業に ソフ ト 面で の施 設 整備 が計 上 され てい な いと のご 質 問で ござ
いま すが 、 合併 建設 計 画は 、合 併 後の 海田 地 区の まち づ くり の目 標 や方 向な ど を基 本構
想と して 定 める とと も に、 これ に 基づ く事 業 計画 を作 成 し、 地域 の 発展 と住 民 福祉 の向
上を 図ろ う とす るも の でご ざい ま すか ら、 こ の目 的に 沿 って 、合 併 後10年間 で 実現 すべ
きハ ード 事 業を 計上 し てお りま す 。
6 点目 の 市街 地活 性 化の 具体 的 実施 計画 に つい てで ご ざい ます が 、ご 指摘 の とお り、
町内 の商 工 業者 の方 々 にと りま し ては 、一 層 厳し い環 境 が予 想さ れ てお りま す 。本 町に
は本 町を 中 心と した 商 圏が あり 、 ご指 摘の 合 併が 原因 に より 商工 業 の衰 退に 拍 車が かか
ると は考 え てお りま せ ん。 活性 化 につ きま し ては 、商 工 会を はじ め 、事 業主 の 方々 にお
いて も、 様 々な 振興 策 の研 修を さ れて おり ま すの で、 商 工会 等を 通 じて 協議 の 場を 持ち
なが ら対 応 して まい り たい と、 こ のよ うに 考 えて おり ま す。
7 点目 の 合併 に伴 う 業務 量増 大 への 対処 に つい てで ご ざい ます が 、現 在、 通 常の 業務
に合 併に 伴 う業 務が プ ラス され 、 時間 内に で きな かっ た 業務 につ い ては 、時 間 外勤 務で
対応 いた し てお りま す 。今 後、 業 務量 が急 激 に増 えた 場 合は 、臨 時 職員 等で 対 応し てま
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いり たい と 考え てお り ます 。
職 員の メ ンタ ルヘ ル スに つき ま して は、 こ れま で全 職 員に 対し 、 メン タル ヘ ルス 研修
を実 施を し 、ま た、 管 理監 督者 が 職員 一人 ひ とり の心 身 の健 康管 理 につ いて 十 分気 を配
るこ とで 、 日々 の業 務 に対 応し て まい りま し た。 今後 も 引き 続き 、 職員 の健 康 管理 につ
きま して は 十分 配慮 し てま いり ま す。
続 きま し て、 合併 記 念事 業計 画 につ いて の ご質 問に お 答え いた し ます 。ま ず 、第 1点
目の 合併 記 念公 園の 建 設に つい て でご ざい ま すが 、位 置 や規 模な ど につ いて は 、現 在、
事務 レベ ル の協 議を 行 って いる と ころ でご ざ いま すが 、 ご提 案の 新 明和 工業 跡 地に つい
ても 、選 択 肢の 1つ と して 、今 後 、広 島市 の 方に 打診 を して みた い と考 えて お りま す。
次 に、 2 点目 の( 仮 称) 海田 町 福祉 セン タ ーを 総合 福 祉セ ンタ ー とし て、 合 併建 設計
画に 組み 入 れる こと に つい てで ご ざい ます が 、( 仮称 ) 海田 町福 祉 セン ター を 建設 する
に当 たり ま して は、 こ れま でに 財 源確 保や 用 地取 得な ど 、諸 条件 を 整え てま い りま した。
この 結果 、 建設 事業 費 と用 地取 得 費に つき ま して は、75%の 起債 充 当と 、そ の 元利 償還
金の50% が 地方 交付 税 に算 入さ れ る地 域総 合 整備 事業 債 を受 けら れ るこ とに な りま した。
また 、用 地 の取 得に つ きま して は 、土 地開 発 公社 で先 行 取得 を行 っ たと ころ で ござ いま
す。 さら に 、本 年9 月 に実 施設 計 委託 料の 予 算議 決を い ただ きま し たの で、 ( 仮称 )海
田町 福祉 セ ンタ ーの 建 設事 業費 に つき まし て は、 来年 度 の当 初予 算 で措 置す る 予定 で準
備を 進め て おる とこ ろ でご ざい ま す。
なお、広島市の世代間交流施設用地に建設される障害者福祉施設は、社会福祉法人
「安 芸の 郷 」が 広島 市 の用 地を 借 り受 けて 、 この12月 か ら建 設工 事 に着 工さ れ る予 定と
聞い てお り ます 。し た がい まし て 、こ の施 設 に( 仮称 ) 海田 町福 祉 セン ター を 併設 し、
総合 福祉 セ ンタ ーと し て合 併建 設 計画 に組 み 入れ るこ と はで きな い 状況 であ る こと をご
理解 いた だ きた いと 思 いま す。
そ れで は 、2 点目 に つき まし て は、 教育 委 員会 から 答 弁を いた し ます ので 、 よろ しく
お願 いい た しま す。
○議 長( 河 野) 教育 長 。
○教 育長 ( 李木 )お 尋 ねの 織田 記 念ス ポー ツ セン ター に 関し まし て 、ま ず、 1 点目 と2点
目に つい て お答 えを い たし ます 。 織田 幹雄 ス ポー ツ振 興 基金 の今 後 の取 扱い に つき まし
ては 、新 た な財 団法 人 を設 立し 、 独自 の運 営 を行 って い くこ との 可 能性 と、 現 在、 広島
市と 事業 調 整を 行っ て おり ます ス ポー ツセ ン ター 建設 計 画の 協議 の 中で 、顕 彰 碑あ るい
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はモ ニュ メ ント 建設 に 活用 する こ とに つき ま して 検討 し てお りま す 。近 日中 に 織田 幹雄
スポ ーツ 振 興会 の役 員 会を 開催 を いた しま し て、 その 意 向を 踏ま え なが ら、 最 終的 な方
向を 出し た いと 考え て おり ます 。
3 点目 の スポ ーツ セ ンタ ー建 設 の可 能性 に つき まし て は、 ご指 摘 のよ うに 、 広島 市に
は1 区1 館 とい う大 原 則が ござ い ます こと か ら、 スポ ー ツセ ンタ ー の建 設に 対 しま して
は難 しい 問 題が ござ い ます 。し か しな がら 、 安芸 区の ス ポー ツセ ン ター を補 完 する 施設
内容 であ れ ば実 現の 可 能性 があ る こと から 、 織田 幹雄 顕 彰部 分を 含 めま して 、 現在 協議
を重 ねて い ると ころ で ござ いま す 。
○議 長( 河 野) この 際 、暫 時休 憩 をし ます 。 再開 は13時 。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
午前 11 時 47 分
休憩
午後 12 時 59 分
再開
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 休憩 前 に引 き続 き 、本 会議 を 再開 いた し ます 。一 般 質問 を続 行 しま す。14
番、 山岡 君 から の再 質 問か らで す 。山 岡君 。
○1 4番 ( 山岡 )そ れ では 、再 質 問を さし て いた だき ま すが 、1 点 目の 駅南 に 土地 区画整
理の 問題 に つい ては 、 長年 の経 緯 のこ とに 対 して 、一 歩 も二 歩も 前 進し たと い うふ うに
私は 感じ て おり ます 。 それ につ い て、 今後 、 先ほ どの 町 長の 答弁 の 中に あっ た こと に対
して 、審 議 会が やっ て も、 基本 的 なも のに 帰 って いた だ きた いと い うの は、 3 月の 施政
方針 の中 で 、町 長自 ら がそ の場 に 行っ てや る とい うふ う なこ とも あ った し、 9 月に 私も
その 質問 も して おり ま す。 仮換 地 指定 を行 う ため には 、 地元 地権 者 の合 意形 成 が不 可欠
であ ると 思 うん です 。 町長 自ら 地 元に 出向 い ても らっ て 、地 権者 と 話合 いを 行 い、 今ま
であ った 誤 解や 不信 感 の解 消が 一 番の 近道 で はな いか と いう ふう に 私は 思っ て おり ます
が、 地元 の 方々 も、 一 番そ れを 望 んで おら れ ると いう ふ うに 私は 判 断を して お りま すが、
町長 は再 三 、地 元に 出 向く とい う 答弁 をし て おら れま す けれ ども 、 この 実現 が なっ てな
い。 いつ か らそ の実 現 をや って い ただ くか 、 町長 の答 弁 をお 願い い たし ます 。
次 に、 教 育委 員会 の 問題 です が 、基 金で 財 団法 人を や ると いう 話 なん です が 、現 在、
織田 先生 か ら基 金を い ただ いて 、 それ を運 用 して おら れ るわ けで す が、 財団 法 人と いう
も の に 対 し て 、 幾 ら ぐ ら い お 金 が あ っ た ら 財 団 法 人 が で き る か 、 5,000万 で は と て も 財
団法 人の 設 立は 難し い んで はな い かと 思い ま す。 その 点 につ いて 、 どの ぐら い の計 画を
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持っ てお ら れる か。 そ れか ら、 恐 らく 今は 、 織田 委員 会 の関 係の 方 が行 って い るこ とは、
好意 的な ボ ラン ティ ア の活 動が 主 では ない か と思 うん で すよ 。そ れ を、 甘え て ばっ かし
おっ ても 、 織田 先生 を 知る 人は 、 はる かに な って くる わ けな んで す ね、 だん だ ん。 その
意味 にお い ても 、私 は 以前 に何 回 か、 アジ ア 大会 、国 体 にお いて 、 海田 町に そ うい う運
動公 園の よ うな もの を つく って 、 織田 先生 の 偉業 をひ と つた たえ る とい うこ と を常 に言
って おる わ けで すが 、 それ が実 現 でき ない 、 でき てな い 。で すか ら 、私 は海 田 町に 今、
織田 先生 の こと であ る と言 えば 、 基金 の問 題 と海 田市 小 学校 のプ ー ルの 3段 飛 びに 飛ば
れた 長さ の 国旗 掲揚 台 しか ない ん では ない で すか 。恐 ら くそ れし か 海田 町に 先 生を たた
える もの は ない 。広 島 市は 、広 島 県を 含め て 、名 誉町 民 、名 誉市 民 にな って お られ ます
が、 織田 陸 上記 念行 事 とい うの は 、立 派な 顕 彰だ と思 う んで す、 国 際陸 上で ご ざい ます
から 。そ れ にお いて も 、海 田町 に 織田 先生 の なに が何 に もな いか ら 、私 の提 案 とし て今
のひ まわ り 大橋 の植 栽 の中 でも 、 駅前 で我 々 の海 田町 の 生ん だ大 先 輩の 偉業 を たた える
顕彰 碑、 モ ニュ メン ト を要 求と い うん です か 、建 設を し てみ たら と いう 考え な んで すよ。
それ につ い て先 ほど 、 何か 今の 織 田先 生の 会 で検 討を し てみ ると い うこ とな ん です けど、
議会 でも そ うい う声 は 恐ら くあ る と思 うん で すが 、一 番 よか った の は、 元気 な うち に、
健在 のう ち に実 現せ ん ない けん の が今 日に な っと ると 、 私は 本当 に 残念 に思 う んで すよ。
そこ らを 含 めて 、今 の 織田 基金 の 陸上 の会 の 皆さ んに 、 どう いふ う なこ とで 、 顕彰 の碑
とか モニ ュ メン トを 建 てる こと を 進言 され る か、 教育 委 員会 の答 弁 をお 願い い たし ます。
次 に、 ス ポー ツセ ン ター とい う のが 、織 田 記念 のス ポ ーツ セン タ ーと いう こ とで 、中
学校 のプ ー ルを 温水 プ ール にす る とか 、武 道 場を つく る か。 織田 先 生は 陸上 競 技な んで
すよ ね。 3 段飛 びと か 幅飛 びと か 。プ ール に ちょ っと そ れを 便乗 し た形 で、 織 田記 念館
をつ くる と いう こと は 、到 底無 理 な話 なん で すよ 、だ れ が考 えて も 、織 田記 念 の陸 上競
技と かそ う いう 論理 に マッ チし な いと 思う ん です わ。 武 道場 とか プ ール に織 田 記念 はや
って ほし く ない 。そ の 点に つい て 、教 育委 員 会の 答弁 を 求め たい と 思い ます 。
次 に、 先 ほど も町 長 の方 から 答 弁が あっ た んで すが 、 合併 の問 題 で、 狭い 道 路の 改良、
先ほ ども 出 てお りま し た消 火栓 、 防犯 灯の 増 設な ど、 非 常に ハー ド の面 に合 併 の関 係が
どん どん 進 んで 、ソ フ ト面 と含 め て、 今ま で 海田 町に 、 ここ の位 置 に役 場が あ り、 地域
の皆 さん に 十分 なそ の 役割 を果 た して おっ た 経緯 があ る わけ です か ら、 合併 し ます と、
5キ ロ以 内 には 支所 が でき ない と いう 1つ の ルー ルが あ るわ けで す から 、そ れ に合 わせ
てそ うい う ふう な消 火 栓と か、 市 では でき に くい いろ ん な諸 行事 を 、後 2年 余 り、 今の
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計画 では 進 んで おる ん です が、 ど んど ん来 年 度か ら進 め ても らい た いと いう 考 えを 持っ
てお るわ け でご ざい ま すが 、早 急 な整 備と 実 施計 画、 2 年間 でど の ぐら い整 備 がで きる
か、 やる 気 があ るか な いか 、そ の 点に つい て お尋 ねし た いと 思い ま す。
次 に、 海 田町 の新 聞 なん かで も 報道 され て おる んで す が、 町の68の公 共施 設 、未 利用
地の 建物 土 地の 評価 額 、幾 らぐ ら いあ るの か と。 先ほ ど の町 長の 答 弁の 中に は 、必 要の
ない もの は 処分 する と かい うこ と は前 向き な 姿勢 があ る んで すが 、 実際 にど の ぐら い、
現在 具体 的 な数 字が 、 出せ れば ち ょっ とお 願 いし たい と 思う んで す よ。
次 に、 職 員の 配置 と いう こと な んで すが 、 二百 何名 の 職員 が、 我 々聞 くと こ ろに より
ます と、 支 所に は、 中 野に して も 矢野 にし て も、 五、 六 名の 職員 し か配 置が さ れて ない
とい うこ と を聞 きま す と、 海田 町 の現 在の 職 員が 、ほ と んど と言 っ てい いぐ ら い、 いろ
んな とこ ろ へ配 置を さ れる と。 そ のた めに も 、今 現在 の 海田 町に あ る施 設に 職 員の 配置
施設 を残 し て、 少し で も確 保さ れ るつ もり は ない か、 そ の点 につ い てお 尋ね を して みま
す。
次 に、 先 ほど も住 吉 議員 から も あり まし た けど も、 快 速列 車が と まら ない と いう 話も
あり まし た けど も、 人 が集 まっ て 活動 でき る 施設 とい う のが 望ま れ とる わけ で すよ 。そ
れが ない か ら、 結果 的 に海 田町 の 発展 が阻 害 され てお る と。 旧海 田 町が さび れ てお って、
もう 少し 配 慮が あれ ば 、合 併計 画 の中 に、 町 民の 意見 の 集約 をし て もら って 、 海田 市駅
周辺 を含 め て、 そう い う施 設が な いか ら、 結 局、 今の 快 速列 車も 止 まら ない の では ない
かと 思う ん です が、 そ うい う1 つ の、 海田 町 には これ が ある んだ と いう もの を 考え てい
ただ かな け れば いけ な いと 思う ん です が、 そ こら の点 で 、先 般も 話 した こと が ある と思
うん です が 、町 長が 、 住吉 議員 か らも 指摘 が あっ たと 思 うん です が 、こ れだ け は市 が何
ぼ言 って も 譲れ ん何 本 かの 柱を し っか り明 言 され るべ き では ない か と、 今の 時 期に 。そ
うい うふ う に思 うん で すが 、そ の 点に つい て お尋 ねを し てみ たい と 思い ます 。 以上 、次
にま た。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 海田 市 駅南 口の 土 地区 画整 理 事業 につ い て、 町長 は 自ら 出向 い て関 係者と
お話 しを す ると 言う と るけ れど も 、現 実に し てい ない で はな いか と 、こ うい う こと であ
ろう かと 思 いま すけ れ ども 、ご 承 知の よう に 、こ れは 私 自身 が放 置 した わけ で はな いん
で、 何と か して 、や は りお 話し す る機 会を … …、 これ は 楾さ んの こ とで ござ い ます 、会
長さ んで お られ ます の で、 何と か そこ から 糸 口を つけ た いと いう こ とで 、こ れ まで も助
37
役で あり 、 ある いは 部 長で あり 、 何と か私 と 話を した い と。 時々 こ こで お会 い する こと
がひ ょっ と ある んで す けど も、 あ んた と話 は しと うな い よと いう こ とを 言わ れ たり した
こと もご ざ いま すけ れ ども 、何 と かし て、 そ うい う糸 口 をや はり つ けた いと い うこ とか
ら、 助役 な り部 長な り がか なり 足 を運 んで も らっ たわ け です が、 ど うし ても 、 そう いう
状況 が起 き てこ ない と いう こと が 、今 日ま で 続い たわ け でご ざい ま す。 それ で 、し よう
がな いと い う意 味で は あり ませ ん けれ ども 、 そう いう 状 況で 、そ の こと にし て 何と か話
し合 いを 持 ちた いと い う努 力は し てお った わ けで すが 、 現在 まで そ れが でき な かっ たと
いう こと は 、大 変申 し 訳な いと 思 って おり ま す。 これ か ら、 先ほ ど も申 し上 げ たよ うに、
まち づく り につ いて 話 し合 う場 で ある ワー ク ショ ップ 等 を開 催す る 予定 でお り ます ので、
当然 、私 自 ら出 て、 皆 さん と意 見 の交 換を し 、ま た、 そ のこ とに よ って 、換 地 設計 等に
反映 でき る もの はし て いき たい と 、こ うい う つも りで ご ざい ます の で、 これ か らも 努力
はし てま い りた いと 、 こう いう ふ うに 考え て おり ます 。
○議 長( 河 野) 教育 部 長。
○教 育部 長 (山 本) ま ず、 織田 先 生か らい た だき まし た 振興 基金 の 取扱 いで ご ざい ます。
現在 、先 ほ ど教 育長 が お答 えし ま した よう に 、1 つの 方 法と して 、 織田 先生 か らご 寄附
をい ただ い たと きの ご 意思 、海 田 町の スポ ー ツ振 興あ る いは そう い った スポ ー ツ指 導者
の育 成と い う観 点か ら 、方 法論 と して は、 新 たな 財団 法 人を 設立 す ると いう 方 法も ある
とい うこ と で、 今ま で 検討 して き てお りま す 。
そ うし た 中で 、ご 質 問の 基本 財 産と いた し まし ては 、 財団 を設 立 する に当 た りま して、
5,000万 以 上 と い う こ と で 、 そ れ は ク リ ア で き る と い う も の で ご ざ い ま す 。 も う 1 点 は 、
も し こ う い う 財 団 を 設 立 し た 場 合 に 、 年 間 の 事 業 、 こ れ を 最 低 250万 円 以 上 の 事 業 を 毎
年実 施し て いく 必要 が ある とい う こと でご ざ いま す。 そ うし た観 点 から 考え て まい りま
す と 、 こ の 250万 に つ い て 、 今 後 は 公 共 団 体 、 こ れ は 広 島 市 の 方 も そ う な ん で す が 、 補
助金 とし て の支 出は 望 めな いと い うよ うな 中 で、 この 財 源、 運用 財 源を いか に して 調達
して いく か 、あ るい は この 事業 を 毎年 進め て いく こと が でき るだ ろ うか とい う こと が、
懸念 され る 部分 がご ざ いま す。
そ うし た 面に つき ま して 、織 田 幹雄 スポ ー ツ振 興会 の 役員 の方 に 、そ こら あ たり の可
能性 につ い てお 諮り を し、 ご意 見 をい ただ き たい とい う ふう に考 え てお りま す 。そ れか
らも う1 点 の活 用の 方 法と して は 、ス ポー ツ セン ター の 建設 が実 現 すれ ば、 そ の中 にご
要 望 の 顕 彰 碑 あ る い は モ ニ ュ メ ン ト に 、 い た だ い た 5,000万 を 活 用 し た ら と い う 案 を 両
38
方で 検討 し てお るわ け です が、 先 ほど 申し ま した よう に 、財 団法 人 での 運営 に つい ては、
毎年 の運 営 が非 常に 懸 念さ れる と いう こと で 、我 々と し まし ては 、 方向 性と し ては モニ
ュメ ント あ たり に、 そ のい ただ い たも のを 活 用し てい っ た方 がい い んで はな い かな とい
うよ うな 気 持ち は持 っ てお りま す けれ ども 、 いず れに し ても 、振 興 会の ご意 見 をお 聞き
した いと い うふ うに 思 って おり ま す。
そ れか ら 、も う1 点 の駅 前あ る いは ひま わ り大 橋、 あ るい は総 合 公園 等に そ うい った
モニ ュメ ン トを 設置 す ると いう 考 え方 も、 こ れは 1つ の 選択 肢と し てあ るん で はな いか
とい うふ う には 思っ て おり ます け れど も、 当 面は 、ス ポ ーツ セン タ ー、 今、 協 議を して
おり ます が 、そ うし た 中に 織田 顕 彰部 分を 設 けた いと い う意 向を 持 って おり ま すか ら、
そう いっ た 中に とい う こと をあ わ せて 検討 し てい きた い 。た だ、 ご 指摘 のよ う に、 織田
先生 は陸 上 出身 でご ざ いま す。 現 在考 えて お るス ポー ツ セン ター と 整合 性が 合 わな いん
では ない か とい うご 意 見も 確か に あろ うか と 思い ます 。 一番 理想 は 室内 陸上 競 技場 のよ
うな もの が あれ ば、 一 番い いん で すけ ども 、 非常 に規 模 が大 きく な りま すし 、 それ は不
可能 に近 い とい う中 で 、我 々と し ては 、せ っ かく つく る んで あれ ば 、ス ポー ツ と、 スポ
ーツ 振興 と いう 織田 先 生の 気持 ち も考 えな が ら、 そう い った スポ ー ツを され る 中に 、訪
れる 方々 が 織田 先生 の 偉業 を見 て いた だけ る よう な、 と いう 考え 方 で進 みた い なと いう
気持 ちで は おり ます 。
そ れか ら もう 1点 の 、ス ポー ツ セン ター 建 設に つい て 、内 容的 な こと にな る わけ です
が、 基本 的 には 先ほ ど 教育 長が 答 えま した よ うに 、安 芸 区ス ポー ツ セン ター の 補完 的な
施設 とい う こと で、 今 、協 議を 行 って おり ま して 、そ う いっ た織 田 幹雄 顕彰 部 分も 含め
て、 今後 協 議を 詰め て いき たい と いう ふう に 考え てお り ます 。
○議 長( 河 野) 企画 部 長。
○企 画部 長 (中 野) 道 路改 良等 、 市で 将来 的 にで きな い もの であ る とか 、建 設 計画 へ計上
され ない も のと かい う ふう なこ と を前 倒し で やる 気は な いか とい う ご指 摘で ご ざい ます
が、 本町 は 例年 より も 1カ 月間 、 予算 編成 を 早め てお り ます 。そ れ はな ぜか と 申し ます
と、 並行 し て合 併建 設 計画 の協 議 をし てお り ます けど 、 そう いっ た もの が、 合 併建 設計
画に 計上 さ れな いも の につ いて 、 特に また 必 要で ある も のに つい て は、 前倒 し で予 算計
上を 図っ て いき たい と いう ふう な 方針 で、 現 在進 めて お りま す。 予 算で 将来 的 に明 らか
にし てい き たい とい う ふう に考 え てお りま す 。
○議 長( 河 野) 監理 課 長。
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○監 理課 長 (因 幡) 公 共施 設の 評 価額 の件 で ござ いま す 。具 体的 な 、今 、処 分 可能 な用地
とい うこ と であ れば 、 先ほ どか ら 、以 前か ら お答 えし て おり ます と おり 、ひ ま わり プラ
ザの 前と か 、東 六住 宅 の跡 地等 が 考え られ ま す。 それ で 、そ うい う また 売却 可 能な 用地
と小 さい 用 地を 含め ま して 、総 額 が大 体13億 円ぐ らい に はな ろう か とい うふ う に思 いま
す。 ただ 、 これ は答 弁 でも 申し 上 げま した よ うに 、こ れ はあ くま で も売 却し た とい うこ
との 前提 で ござ いま す ので 、そ の 点は ご了 解 いた だき た いと 思い ま す。
○議 長( 河 野) 総務 課 長。
○総 務課 長 (久 保) 再 質問 、職 員 の配 置並 び に処 遇に つ いて でご ざ いま すが 、 これ につき
まし ては 、 現在 確認 さ れて おり ま すの が、 先 ほど 町長 が ご答 弁申 し 上げ まし た 大き い方
針と して 、 町の 定数 内 の職 員は す べて 広島 市 に引 き継 ぐ とい うこ と と、 処遇 な り配 置な
り、 そう い うも のに つ いて は、 広 島市 と均 衡 を逸 しな い よう に公 正 に取 扱う と いう もの
でご ざい ま す。 その 具 体に つき ま して は、 広 島市 の方 か ら、 平成15年度 に入 っ てか ら具
体の もの を 詰め させ て いた だき た いと いう ご 希望 がご ざ いま す。 そ うい うこ と で、 今の
とこ ろは 関 係諸 帳簿 、 人事 記録 と かそ うい う もの を今 整 備し てお る 段階 でご ざ いま す。
そ れで 、 今の 配置 の 件で ござ い ます が、 そ れに 関し ま して は、 人 事関 係で 職 員の 配置
希望 、そ れ とか 職員 の 試験 の機 会 を与 えて も らう こと と か、 企業 職 員の 引き 継 ぎ、 そう
いう もの と か、 勤務 評 定、 これ ら が今 後出 て くる わけ で すが 、そ の 配置 につ き まし ては、
これ まで は 広島 市自 体 に配 置希 望 とい う制 度 がな かっ た と。 今は 広 島市 の職 員 も配 置の
希望 をと っ てお ると い うこ とで 、 海田 町で あ る時 期に 、 海田 町の 方 で職 員に そ の希 望の
調査 をし て いた だき た いと 、こ れ を広 島市 に 移行 した 場 合、 参考 に させ てい た だき たい
とい うも の が事 前協 議 で向 こう の 方か ら示 さ れて おり ま す。 そう い う中 で、 今 、ご 提案
申さ れま し た町 内の 、 今、 出先 機 関が たく さ んご ざい ま すし 、そ う いう もの も 加味 して、
協議 に入 っ てま いり た いと 、こ の よう に思 っ てお りま す 。以 上で す 。
○議 長( 河 野) 建設 部 長。
○建 設部 長 (池 乃本 ) ただ いま の 監理 課長 の 方か ら処 分 可能 の費 用 につ いて 、 約13億円と
いう ご説 明 をい たし ま した 。確 か に全 体と し ては その よ うな こと で 試算 され る わけ でご
ざい ます が 、実 際に 売 却可 能な 数 値に つき ま して は、 そ こま で行 っ てお りま せ ん。 ほと
んど 南つ く もと か東 六 とか 、あ る いは 勤労 青 少年 ホー ム 等に つい て は、 今後 活 用の 方向
で検 討し て おり ます 。 した がい ま して 、現 在 のと ころ で 具体 の数 値 とい たし ま して は、
約1 億5,000弱ぐ らい の金 額が 売 却可 能だ と いう ふう に 考え てお り ます 。
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○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 合併 問 題で 、市 と 協議 して こ れだ けは 譲 れな いと い うも のを 何 か持 ってお
るの かと い うご 質問 で ござ いま す けれ ども 、 合併 建設 計 画の 優先 順 位を つけ て おり ます。
おの ずと 優 先順 位の 高 いも のか ら 要請 をし て 協議 をし て いく わけ で すが 、例 え ば連 続立
交の 問題 で ある とか 、 区画 整理 の 事業 であ る とか 、こ う いう もの に つい て、 ま ずや はり
優先 順位 の 高い もの は 、何 とし て もこ れを 協 議の 中に 入 れ、 お互 い に協 議を 調 えて いく
とい う努 力 をし てま い りた いと 、 こう いう ふ うに 考え て おり ます 。
○議 長( 河 野) 山岡 君 。
○1 4番 ( 山岡 )先 ほ どの 町長 の 答弁 の中 で 、区 画整 理 の問 題で 、 何回 も会 っ てく れんと
いう のは 、 せっ かく 審 議会 の委 員 まで 決ま っ て、 やは り 町長 自ら 踏 みこ んで い ただ かな
いと いけ ん と思 うん で す。 その 姿 勢が 、入 っ てい けば 、 やは り審 議 会の メン バ ーの 皆さ
んも 含め て 、一 歩も 二 歩も 前進 し てス ムー ズ に行 くと 思 うん です が 、町 長、 何 とか 、年
度変 わり ぐ らい まで に 行く とい う よう な返 事 をし てく だ さい よ、 し っか り。 こ れは やっ
ぱり して も らわ ない と いけ んと 思 うん です よ 。そ れが 一 番の これ の 、今 、審 議 会と いう
のは 、進 め るた めの 審 議会 です か ら、 それ に 対し て町 長 の姿 勢を 、 私は 再度 ち ょっ とお
尋ね いた し ます 。
それから、次の織田幹雄記念の問題でございますが、今、言われるような、基金が
5,000万 以 上 な ら で き る と 。 確 か に で き る ん で す が 、 せ っ か く つ く っ て も 、 維 持 管 理 が
でき ない よ うな 、ボ ラ ンテ ィア に も限 度が あ ると いう の は、 先ほ ど 私述 べた わ けで すが、
それ より も 例え ば、 織 田先 生の ス ポー ツ振 興 の、 海田 町 にし かな い よう なも の をひ とつ
考え ても ら った らど う かと 思う 。 例え ば、 例 を挙 げて 言 いま すと 、 織田 幹雄 振 興指 導者
研修 セン タ ーと か、 ス ポー ツの 。 よそ にな い よう なも の を海 田町 に つく って 、 その 中の
一環 とし て 、顕 彰の 意 を表 すと い うよ うに 、 視点 をち ょ っと 変え て 、プ ール や 武道 館や
そこ らに ひ っつ けた よ うな 形で は いけ んと 。 よそ にな い 指導 者、 レ ベル が1 つ 高い わけ
です から 、 次元 が、 織 田先 生の 顕 彰は 。そ う いう 視点 で やっ ても ら いた いと 思 うん です
が、 今、 教 育委 員会 は そう いう 気 があ るか な いか 、お 願 いし てみ た いと 思い ま す。
そ れと 、 今、 町長 の 中に 、合 併 の優 先順 位 の問 題と い うの が、 高 架と か駅 前 区画 整理
の問 題と い うの は、 こ れは 海田 町 があ れこ れ せん でも 、 高架 なん か 、向 こう か ら来 るわ
けで すか ら 、ど うし て もせ ない け んよ うな 時 期が 来ま す 。そ うい う こと から 、 私は 優先
順位 の問 題 を、 それ よ り以 上に 町 長に 考え る もの が、 高 架、 区画 整 理を のけ て 、そ うい
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うも のが あ るか ない か も再 度お 尋 ねい たし ま す。
そ れと 、 今、 監理 課 の方 へも 、 質問 の中 に ある んで す が、 結局 、 生活 の身 に 合っ た整
備、 身近 な 整備 、例 え ば水 路に ふ たを する と か、 道路 の 整備 とか い うの が、 ま だま だ海
田町 は欠 け てい るん で すよ 。国 信 の方 を回 っ てみ ても 、 住吉 議員 も 今朝 ほど あ りま した
けど 、本 当 に回 って み て、 実際 こ こは しと か んと いけ ん のう とい う のが かな り ある と思
うん です よ 。た だ、 地 域か ら言 わ れる から で はな しに 、 行政 とし て の使 命感 に 燃え てい
ただ きた い 。そ して 、 未登 記の 土 地が たく さ んま だ残 っ てい るん で はな いか と 思う んで
すよ 。未 登 記の 問題 、 そこ らも あ る程 度解 決 した りし と かな いと 、 広島 市に か えっ て笑
い物 にさ れ ると いう 気 もあ るん で すよ 。海 田 町は 何で こ んな こと も でき てな い のか と。
でき る限 り この 2年 余 りの 間に し っか りそ こ らを 整備 を して いた だ きた いん で すが 、そ
の点 につ い てお 願い を して みた い と思 いま す 。
こ れは 、 合併 の問 題 は、 私は 戦 略、 行為 と いう ふう に 戦略 が不 足 した ら、 で きて もで
きん でも や って みる ん だと いう よ うな 1つ の 意気 を上 げ て、 市に ぶ つか って も らっ て、
それ から 何 ぼか 淘汰 さ れて 、今 の 合併 建設 計 画の 中で 、 漏れ るも ん もあ る、 ま た新 しく
復活 する も んが ある と いう こと を 、戦 略不 足 では ない か と思 うん で すが 、そ の 点に つい
てひ とつ お 願い した い と思 いま す 。
次 に、 職 員の 合併 に 対す る周 知 徹底 とい う のが ある ん です が、 助 役が 会長 と して それ
をや って る とい うふ う に、 町長 の 答弁 にあ っ たん です が 、我 々は 合 併調 査特 別 委員 会と
か、 任意 協 議会 とか 、 全員 協議 会 で、 本当 に ハー ドな ス ケジ ュー ル で、 週に 一 遍単 位ぐ
らい でど ん どん 進ん で おる んで す が、 実際 、 助役 さん 、 そう いう ふ うに 任意 協 に出 たり、
協議 会に 出 たり する 人 はわ かっ と って も、 部 へ持 って 帰 って 、部 が 課長 以下 職 員を 集め
て、 土曜 で も日 曜で も いい から 、 こう いう こ とが ある ん だと 、皆 さ ん、 どう か とい う、
案外 いい 提 案も 出る か もし れま せ んが 、助 役 さん 、ひ と つ、 これ は 大切 なこ と だろ うと
思う んで す よ。 二百 何 人の 方が 、 それ ぞれ 不 安を 持っ て 、広 島市 へ 合併 する こ とで はい
けん と。 ぜ ひ、 これ 以 前は 、議 会 の前 に企 画 会議 があ る 、幹 部会 議 があ ると 聞 いと りま
した が、 今 ごろ され て いる よう な 経験 がち ょ っと ない ん です がね 。 それ は助 役 さん も、
今、 来ら れ てか らあ れ とい うの も なん です が 、と にか く そこ らに つ いて 、ひ と つ頑 張っ
ても らい た いと 思い ま す。 ちょ っ と助 役さ ん の、 やる 気 があ るか な いか 、答 弁 いた だけ
ます か。
先 ほど 述 べま した 今 の川 西ダ ン プの 跡地 の 問題 です が 、現 在、 安 芸の 郷と か 、身 体福
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祉の とい う のが でき る とい うの を 聞い てお り ます 。あ れ だけ のす ご い敷 地に 、 隅の 方へ
ちょ っと 建 っと って 、 まだ まだ 余 裕が ある と 。現 在、 海 田町 の施 設 、図 書館 に して も、
公民 館に し ても 、今 の 福祉 の老 人 セン ター に して も、 駐 車場 がほ と んど ない に 等し いぐ
らい 、台 数 がな いん で すよ 。こ の 点に つい て 、私 は川 西 ダン プの 跡 ぐら いの 土 地だ った
ら、 かな り それ が緩 和 がで きて 、 地域 の方 が 活用 され る のに いい と 思う んで す 。今 、福
祉セ ンタ ー の問 題で も 、私 の提 案 に、 あれ は 土地 を買 っ てる とか 何 とか 言わ れ るん です
が、 まだ 着 工は して い ない んで す から 、あ れ だけ 広い 土 地に 合併 記 念公 園、 福 祉の 総合
セ ン タ ー ぐ ら い を つ く っ て 、 駐 車 場 200台 ぐ ら い の を 整 備 し て や れ る よ う な 計 画 が 合 併
の大 きな 焦 点と して 、 やっ てい た だく んが い いん では な いか と思 う んで すが 、 改め ても
う一 度お 聞 きを いた し ます 。
そ れか ら 、い ろい ろ 新聞 紙上 と か、 財政 問 題で 広島 市 も非 常に 緊 迫し てお る とい うこ
とを 聞い て おり ます が 、今 、国 の 制度 で、 合 併特 例法 が 平成17年 3 月と いう こ とで 、一
応焦 点を 合 わせ て合 併 の推 進を し てお られ る わけ です が 、そ の推 進 をす るた め の特 例債
の 、 10年 間 で 250億 と い う 1 つ の 枠 が 決 め ら れ て お り ま す が 、 先 ほ ど の 高 架 の 問 題 と か
区画 整理 の 問題 をの け て、 苦し い 財源 の中 で いず れ近 々 に市 の建 設 計画 、財 政 計画 も発
表されると聞いておりますが、ぜひ、海田町が合併して本当によかったという、子々
孫々 の時 代 まで 、本 当 によ かっ た と言 うま で 、海 田町 は 総力 を挙 げ て、 執行 部 も議 会も
総力 を挙 げ て、 この 計 画に 臨み た いと 思う ん です が、 そ の点 、町 長 に再 度お 願 いと 、答
弁で もあ れ ば、 やり ま すと いう ふ うな 、ひ と つ張 り切 っ た言 葉を い ただ きた い もん です
が、 以上 、 お願 いし ま す。
○議 長( 河 野) 助役 。
○助 役( 松 岡) 区画 整 理事 業の ご 質問 でご ざ いま す。 今 月中 にも 町 長が 出向 い て、 住民の
皆様 と意 見 交換 をし た らと いう 話 でご ざい ま す。 ごも っ とも な話 で 、区 画整 理 事業 を進
める ため に は、 やは り 住民 の理 解 、協 力が 一 番重 要な こ とで あろ う と思 いま す 。し がた
いま して 、 私ど もと し ては 、12月 中に 住民 の 皆様 と勉 強 会を 予定 し てお りま し て、 その
とき には 、 町長 にも 出 てい ただ い て、 いわ ゆ る地 権者 の 皆様 の誤 解 とか 、そ う いう もの
を解 いて い きた いと い うよ うに 考 えて おり ま す。 そう い う形 で、 区 画整 理事 業 につ いて
は、 地元 の 皆さ んの ご 意見 等を お 聞き しな が ら、 住民 合 意を 図り つ つ進 めて ま いり たい
と思 って お りま す。
そ れか ら 、職 員へ の 説明 の話 で ござ いま す 。私 、合 併 推進 本部 会 の会 長と い うこ とで
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進め させ て いた だい て おる わけ で ござ いま す けれ ども 、 それ の議 題 にな るも と とい うの
は、 やは り 原課 とい い ます か、 各 課で それ ぞ れ職 員が 議 論を して 、 上が った も のを 合併
推進 本部 で また 議論 を する と。 そ れで 、お か しい 部分 に つい ては 、 また お返 し して 各課
でや ると い うよ うな シ ステ ムを と って おり ま すけ れど も 、い ずれ に して も、 職 員一 人ひ
とり が合 併 につ いて の 現在 の動 き 、そ うい う もの を十 分 に承 知し て やっ てい た だか ない
とい けな い 問題 であ ろ うと 思っ て おり ます の で、 今後 は その 辺も 十 分注 意し な がら 、職
員の みん な とと もに 、 一緒 に合 併 を考 えて い くと いう よ うな 姿勢 で 臨み たい と 思っ てお
りま す。 以 上で ござ い ます 。
○議 長( 河 野) 教育 部 長。
○教 育部 長 (山 本) 指 導者 研修 セ ンタ ーと い うこ とで 、 より ソフ ト 面、 ある い は設 備面に
つい ての ご 質問 でご ざ いま す。 現 在、 我々 が 検討 して お りま す織 田 顕彰 部分 、 メモ リア
ル機 能と い たし まし て は、 単な る 織田 先生 の 関連 資料 の 展示 とい う こと にと ど まら ず、
例え ば幅 広 くそ うい っ たス ポー ツ 振興 とい う こと を考 え なが ら、 ス ポー ツ図 書 館と いう
こと もあ わ せて 考え て おり ます 。 また 、指 導 者育 成を ソ フト に織 り 込ん だ場 合 に必 要と
なっ てく る 、あ るい は 会議 室、 あ るい は視 聴 覚室 、そ う いっ たこ と も踏 まえ て おり ます。
それ から も う一 つは 、 スポ ーツ に かか わる 情 報の 受発 信 施設 にし て いき たい と いう こと、
それ とも う 1点 は、 ス ポー ツと い うも のの 基 本に なり ま す体 力づ く りと いう こ とで トレ
ーニ ング ル ーム 、そ う いっ たこ と を一 体の 中 で、 織田 幹 雄先 生の メ モリ アル 機 能と いう
こと で位 置 づけ て、 現 在調 整を 行 って いる と ころ でご ざ いま す。
そ れか ら 、財 団法 人 につ きま し ては 、ご 心 配の よう に 、ボ ラン テ ィア にも 限 度が ある
とい うこ と は、 我々 も 一番 懸念 を いた して お ると ころ で ござ いま し て、 先ほ ど 申し まし
た よ う に 、 年 間 250万 以 上 の 事 業 を 実 施 し て い く 、 あ る い は そ の 費 用 を 調 達 し て い く と
いう こと に つい て、 果 たし てボ ラ ンテ ィア で 可能 であ る んで あろ う かど うか と いう こと
の中 で、 近 々振 興会 の 方々 に、 そ うい った こ とに つい て のご 意見 、 これ をお 伺 いし たい
とい うつ も りで おり ま す。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) ただ い ま山 岡議 員 の方 から 、 合併 して よ かっ たと 本 当に 思え る よう な合併
でな くて は 、こ れは い かん とい う 、こ れは 仰 せの とお り であ るし 、 私自 身も そ のこ とは
十分 肝に 銘 じて 、こ れ から 市と の 協議 等を す る中 で、 お 互い に財 政 の厳 しい 中 では あり
ます けれ ど も、 やは り 最大 限の 努 力を し、 本 当に 合併 し てよ かっ た と言 われ る 合併 に持
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って いき た いと 、そ れ に対 して 最 大の 努力 を して まい り ます とい う こと をは っ きり と申
し上 げて お きま す。
○議 長( 河 野) 監理 課 長。
○監 理課 長 (因 幡) 身 近な 道路 、 水路 等に つ いて 、ど の よう に合 併 まで に取 り 組む のかと
いう こと で ござ いま す 。9 月以 降 、そ うい う 細か い点 の 改良 箇所 を 、建 設部 を 挙げ まし
て、 過去 の 要望 等、 ま た議 員さ ん から の要 望 等を 踏ま え まし て、 現 在前 向き に 改良 、部
分的 な改 良 が必 要な と ころ は抽 出 して 、そ の 準備 に取 り かか って お りま す。
ま た、 未 登記 の問 題 でご ざい ま すが 、こ れ は確 かに ご 指摘 のよ う に、 多く ご ざい ます。
今現 在、 引 き継 ぐべ き 台帳 等は 、 確か に相 当 のも のが 進 んで おり ま すが 、こ の 合併 まで
に、 でき る だけ 、1 つ でも 2つ で も3 つで も 解消 する よ うに は現 在 も努 めて お りま すが、
引き 続き そ の気 持ち で 当た って ま いり たい と いう ふう に 考え てお り ます 。よ ろ しく お願
いし ます 。
○議 長( 河 野) 福祉 保 健部 長。
○福 祉保 健 部長 (富 田 )そ れで は 、川 西ダ ン プ跡 地に 大 規模 な事 業 をと いう ご 提案 でござ
いま す。 特 に駐 車場 な ども 備え た とい うふ う なご 提案 で ござ いま す 。記 念事 業 とし ての
ご提 案に つ いて は、 先 ほど 町長 か ら答 弁が ご ざい まし た ので 、私 の 方か らは 、 特に ご提
案の あっ た 福祉 施設 を 合体 をし な がら とい う ふう なこ と につ いて お 話し 申し 上 げた いと
思う んで す が、 先ほ ど 答弁 申し 上 げま した よ うに 、建 設 に伴 う進 捗 状況 が既 に 安芸 の郷
につ きま し ては 、本 年 12月 に着 工 する とい う こと で進 め てお られ ま す。 それ か ら、 建設
主体 の母 体 が違 うと い うこ とで 、 実は その 安 芸の 郷に つ いて は、 ご 承知 かと 思 うん です
が 、 民 間 の 社 会 福 祉 法 人 を 設 立 し て 、 広 島 市 が 所 有 す る 上 段 の 部 分 の 約 2,500平 米 を 市
から 無償 で 借り 受け て 、法 人設 立 で国 庫補 助 、あ るい は 県の 補助 を 取り つけ て 、恐 らく
自己 資金 に つい ては 、 医療 事業 団 等の 資金 を 使い なが ら 設立 する と いう ふう な 運営 にな
ろう と思 う んで す。
今 、海 田 町で 考え て おり ます 施 設に つき ま して は、 こ れは 当然 、 公共 設立 で 公共 運営
とい うふ う なこ とで 、 その 辺の 非 常に そぐ わ ない 面が あ ろう かと 思 いま す。 そ れか ら、
先ほ ど言 い まし たよ う に、 財源 の 違い もご ざ いま すし 、 進捗 状況 が 全然 違っ て まい りま
すも ので す から 、そ れ と、 いま 一 つは 、「 安 芸の 郷」 に つき まし て は、 もと も と船 越、
それ から 瀬 野に 立地 し てお りま し た小 規模 作 業所 が母 体 とな って 、 数年 かか っ て区 の社
会福 祉協 議 会の 連携 の もと に、 恐 らく ご努 力 され て法 人 化へ こぎ つ けら れた と いう ふう
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な、 自ら の 力で 設立 に まで こぎ つ けら れた と いう 、非 常 に数 年が か りの 経緯 が ござ いま
す。 そう い う面 から い たし ます と 、い きな り 公共 と連 携 して 一緒 に とい うの は どう なの
かと いう ふ うな こと が ござ いま す 。そ うい う 面か ら、 先 ほど 町長 の 方か らも 、 なか なか
今の 時点 で 総合 福祉 セ ンタ ーと し て合 体的 に 用地 にと い うこ とは 難 しい ので は なか ろう
かと 。で 、 海田 町と し ては 、今 の 計画 をし て おり ます 老 人福 祉セ ン ター を建 替 えと した
海田 町福 祉 セン ター を 何と か予 定 でご 理解 を いた だき な がら 進め て いき たい と いう こと
でご ざい ま すの で、 さ らに ご理 解 いた だき た いと 思い ま す。
○議 長( 河 野)16番 、 佐中 君。
○1 6番 ( 佐中 )16番 、佐 中で す 。合 併問 題 につ いて お 尋ね をい た しま す。 国 は、 市町村
合併 特例 法 を盾 に、 平 成17年3 月 31日 まで に 現在 ある 全 国約3,200余の 市町 村 を1,000か
ら800に、 さら に300にす る平 成 の大 合併 を 進め よう と して おり ま す。 国の 目 的は 、こ れ
まで 再三 申 し上 げて き まし たが 、 小規 模自 治 体を なく し て、 国家 財 政で 大き く 比重 を占
める 交付 金 及び 補助 金 を削 減を し て、 国の 財 政再 建に 役 立て よう と する 意図 が 明確 であ
りま す。 市 町村 は戦 後 半世 紀を 経 て、 地域 に 根差 した 基 礎的 な地 方 自治 体と し て成 熟し、
自ら の進 路 の決 定は 、 自己 責任 の もと 意思 決 定を する 能 力を 十分 に 持っ てお り ます 。今、
国や 県の 押 しつ けで 市 町村 合併 が 一斉 に進 ん で、 全国 の 少な から ず の自 治体 で 、性 急の
ため トラ ブ ルが 起き て いま す。 私 は、 町民 全 体が 納得 で きる 方法 で 合併 問題 を 解決 する
よう 提案 を し、 その 実 現を する た めに 、次 の よう にた だ すも ので ご ざい ます 。
質 問1 、 町民 の多 く は情 報不 足 で合 併の 賛 否の 判断 が つか ない と いう 声が 多 くあ りま
す。 その 理 由は 、合 併 推進 なの か 、反 対な の か、 その 前 に正 しい 情 報を 出さ な いの はお
かし いと い う声 であ り ます 。町 は 情報 を数 年 前か ら十 分 町民 に明 ら かに して い ると 考え
てい ると こ れま で答 弁 が幾 つか あ りま した が 、町 民は そ の認 識は あ りま せん 。 情報 不足
です 。自 治 会単 位で 行 う説 明会 、 この 前に 全 世帯 を対 象 に、 これ ま で明 らか に なっ た事
務事 業の 取 り扱 い等 の 情報 を、 ど の程 度考 え てい ます か 、お 尋ね を いた しま す 。そ して、
合併 反対 が 多け れば ど のよ うに 判 断を され ま すか 、お 尋 ねを いた し ます 。
質 問の 2 、平 成16年 3月 の町 長 の任 期中 に 合併 する と いう 町長 の 方針 は、 自 分の 都合
で合 併を す ると いう こ とで 、町 民 のこ とを 全 く考 えて い ない こと で あり ます 。 町長 や議
員、 各種 団 体だ けで 広 島市 との 合 併す るの な らま だし も 、町 民全 体 の個 人や 法 人が 対象
にな り、 将 来の まち づ くり の問 題 なの で、 じ っく りと 時 間を かけ 、 説明 はも ち ろん のこ
と、 あら ゆ る情 報を 提 供す るの が 町の 役目 で あり ます 。 我々 も、 合 併の 特別 委 員会 が時
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には 3日 置 きに 行わ れ 、説 明だ け 聞き 、考 え る暇 もな い 、町 民か ら の意 見を 取 り入 れる
時間 も余 裕 もと れな い 状況 であ り ます 。あ ま りに も性 急 過ぎ ます 。 職員 だっ て 、他 のこ
とは 手に つ かず 、行 政 不信 につ な がっ てお り ます 。平 成 16年 3月 の 町長 の任 期 中に 合併
する とい う 町長 のこ れ まで の方 針 を1 年延 長 し、 町長 選 挙を もう 一 度行 い、 町 民の 審判
を仰 ぐの が 、今 一番 的 確な 方法 で あり ます が 、ど のよ う にお 考え で すか 、お 尋 ねを いた
しま す。
質 問の 3 、合 併に よ って 町民 負 担増 があ ま りに も多 過 ぎま す。 都 市計 画税 や 市民 税な
どの 負担 増 以外 に、 ア ンケ ート を 7月 に実 施 され まし た が、 この 実 施後 に、 水 道料 金の
30% の引 き 上げ 、町 営 住宅 の25% の増 、県 営 住宅 は22% の増 、駅 前 自転 車利 用 は割 引の
関 係 で 1 年 間 預 け る と 5,500円 の 増 、 役 場 は 全 く な く な り 、 出 張 所 す ら 定 か で な い 。 ま
た 、 近 い 将 来 、 固 定 資 産 の 評 価 の 対 象 に な る 立 地 係 数 が 、 町 の 場 合 は 0.9か ら 1.10に 変
わる こと に なり 、評 価 替え が約18%上 昇す る こと も予 想 され ます 。 法人 は事 業 所税 で70
社が 対象 と なり 、増 税 見込 みは 約 1億9,000万円 、1 社 平均316万 円の 負担 が 強い られ ま
す。 こう し た事 実は 、 議会 の特 別 委員 会に 出 され た資 料 で、 最近 、 議員 だけ 明 らか にな
りま した 。 町民 は全 く 知ら され て おり ませ ん 。こ のよ う な事 実を 町 民全 体に 早 く明 らか
にし 、合 併 協議 会の 進 行と ずれ な い方 法で 整 合性 を持 た なけ れば な りま せん 。 いつ ごろ
この 情報 を 流し ます か 、お 尋ね を いた しま す 。
質 問4 、 7月 にア ン ケー トを 実 施さ れま し た。 全町 民 の約 5% の 回収 で、 合 併推 進派
が多 数と い う判 断は 、 あま りに も 民意 が反 映 をさ れず 、 マス メデ ィ アな ら自 由 であ りま
すが 、地 方 自治 体が 判 断を する 方 法と して の アン ケー ト は、 全国 的 に聞 いた こ とが ござ
いま せん 。 まし てや 質 問3 でた だ して いる よ うに 、正 し い情 報が 知 らさ れて い ない まま
アン ケー ト を実 施し て 、そ の結 果 、合 併や 、 どち らか と 言う と合 併 が多 いと は 、正 しい
判断 では な いと いう よ うに 、正 し いア ンケ ー トで はな い とい うよ う に判 断を い たし ます。
正し い情 報 を提 供し て 、ア ンケ ー トを 再実 施 すべ きで あ りま すが 、 お尋 ねを い たし ます。
合 併建 設 計画 の素 案 につ いて 、 お尋 ねを い たし ます 。 合併 建設 計 画が 先日 提 示さ れま
した 。優 先 順位 1か ら 5ま では 、 JR 高架 関 係と 区画 整 理事 業を 最 優先 をさ れ てお りま
す。 合併 の 目的 がこ の 計画 で見 え てき まし た し、 私が こ れま で一 貫 して 指摘 し てき たと
おり にな っ てき てい ま す。 それ は 、町 が主 体 事業 主で あ る窪 町の 関 係地 権者 と 町民 と一
緒に まち づ くり を進 め ると いう 極 めて 基本 的 な行 政姿 勢 を逸 脱を し て区 画整 理 事業 を強
行し たた め 、計 画か ら 10年 間事 業 が停 滞を し てお りま す 。町 長は こ れを 回避 す るた めに、
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自分 の任 期 中に 合併 を する とい う 発想 にな る わけ であ り ます 。
そ こで 、 具体 的に お 尋ね をい た しま すが 、 質問 の1 、 合併 をす る 場合 と合 併 をし ない
場合 の区 画 整理 事業 を どの よう に 進め るの か 、お 尋ね を いた しま す 。
質 問2 、 JR 高架 事 業で 、府 中 から 海田 ま での 全区 間 全線 を対 象 に事 業を 進 める のが
基本 であ り ます 。部 分 的な 工事 は 不可 能で あ りま す。 が 、府 中町 で 区画 整理 と JR 高架
事業 が同 一 の部 分が あ り、 住民 の 協力 には ま だま だ時 間 がか かる の では ない か と判 断さ
れま す。 そ の場 合、 海 田町 が広 島 市と 合併 を して 、10年 間の 協定 の 中で 実施 で きな かっ
た場 合、 ど のよ うに 対 応す るの で すか 、お 尋 ねを いた し ます 。
質 問3 、 建設 計画 の 中に 、民 生 関係 の提 起 は全 くな い 。先 ほど 実 施し たア ン ケー トで
も、 海田 町 の公 共施 設 で特 に不 足 をし てい る と思 われ る もの の中 に 、ト ップ に 医療 施設、
2つ 目に は 福祉 施設 、 3つ 目に は スポ ーツ 施 設と あり ま す。 また 、 将来 のま ち づく りへ
の要 望で 、 1に 夜間 や 休日 の救 急 医療 体制 の 充実 、2 つ 目に は高 齢 者福 祉や 介 護問 題、
3つ 目に は 、体 育館 や プー ル、 ス ポー ツセ ン ター の施 設 等で あり ま した 。町 民 が要 望し
てい る、 ま た、 不足 し てい るこ れ らに つい て 、ど こで ど のよ うに 取 り入 れる の か、 お尋
ねを いた し ます 。
質 問4 、 町は 、「 み んな でつ く る21世紀 の かい た」 と して 、合 併 の資 料の 「 どう して
合併 なの ? 」と して 、 1番 には 独 自の 地域 づ くり 、2 番 目に は生 活 圏の 広が り 、3 番目
には 進む 少 子・ 高齢 化 社会 、4 番 目に は多 用 化ニ ーズ に 対応 、5 番 目に は国 ・ 地方 の厳
しい 財政 状 況を 合併 の 最大 の理 由 に掲 げて お られ ます 。 それ ぞれ の 5項 目と 合 併建 設計
画の 関連 性 で、 具体 的 には どの よ うな 施策 に なる のか お 尋ね をい た しま す。
次 に、 住 民投 票に つ いて お尋 ね をい たし ま す。 合併 に つい て、 す べて 情報 を 提供 し、
町長 や職 員 が住 民の と ころ に出 向 き、 何百 回 も繰 り返 し 巻き 返し 説 明を する 集 会を 持ち、
その 後ア ン ケー トま た は住 民投 票 を実 施す べ きで あり ま す。 現在 の 町長 のや り 方は 、町
民が あま り 知ら ない 間 に合 併に 走 ろう とす る やり 方で あ りま す。 住 民投 票は 、 現在 時代
の流 れで も あり 、重 大 な決 議を す る場 合に は 、先 に住 民 投票 を行 い 、そ して 、 議会 決議
を行 うべ き です 。町 長 が言 う議 会 制民 主主 義 を否 定す る もの では な く、 むし ろ 尊重 し、
補完 する も ので すが 、 住民 投票 を 提起 する も ので すが 、 再度 お尋 ね をい たし ま す。
次 に、 障 害者 問題 に つい てお 尋 ねを いた し ます 。障 害 者を 中心 と した まち づ くり は、
健常 者に も やさ しい ま ちづ くり と 、こ れま で たび たび 主 張を 重ね て きま した 。 交通 施設
や公 的建 物 など のバ リ アフ リー は もち ろん の こと 、町 全 体を 障害 者 に対 する 施 策を 望む
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もの であ り ます 。乳 幼 児か らお 年 寄り まで の 障害 者を 、 保護 者や そ の家 族だ け が片 時も
目を 離さ ず 、世 間か ら 冷た い視 線 を浴 びな が ら、 自分 の 人生 を犠 牲 にし てお 世 話を する
とい うや り 方は 、も う 時代 遅れ だ と感 じま す 。
そ こで 、 具体 的に お 尋ね をい た しま すが 、 質問 1、 私 は、 身体 ・ 知的 ・精 神 の障 害者
や保 護者 が 利用 でき る 混合 利用 障 害者 セン タ ーの 施設 の 建設 をし 、 将来 不安 の ない やさ
しい まち づ くり を再 度 提起 する も ので すが 、 どの よう に 考え ます か 、お 尋ね を いた しま
す。 また 、 先日 、海 田 町内 のひ ま わり っこ と いう 障害 者 の団 体か ら 、海 田町 へ 障害 児支
援の ため の 総合 施設 設 立に つい て の要 望書 が 提出 され て おり ます 。 要望 事項 は 4つ あり
ます 。具 体 的に お尋 ね をい たし ま す。
質 問2 、 どん な障 害 を持 って い ても 、安 心 して 暮ら す こと ので き る総 合施 設 を町 内に
設立 して く ださ いと 要 望し てお り ます が、 ど のよ うに 対 応さ れま す か、 お尋 ね をい たし
ます 。
質 問3 、 設立 され る 施設 には 、 医療 や看 護 等の 領域 を 含む 専任 の スタ ッフ を 配置 、障
害の 種類 や 程度 に関 係 なく 、障 害 者本 人が よ り豊 かな 生 活を 送る こ とが でき る 機能 を充
実さ せて く ださ いと い う要 望が あ りま すが 、 どの よう に 対応 され よ うと して お りま すの
か、 お尋 ね をい たし ま す。
質 問4 、 保護 者の 高 齢化 など に より 、自 宅 での 介護 が 困難 にな っ た場 合、 本 人が 充実
した 生活 を 送れ るよ う な対 策を 講 じて くだ さ いと いう 要 望は 、ど の よう に対 応 され ます
か、 お尋 ね をい たし ま す。
最 後に 質 問5 、障 害 児本 人や 保 護者 の参 画 のも とに 、 施設 設立 及 び運 営に 当 たっ てく
ださ いと い う要 望に つ いて は、 ど のよ うに 考 えて 対応 さ れて おり ま すか 、お 尋 ねを いた
しま す。
な お、 障 害者 問題 へ の質 問2 か ら5 まで の 答弁 は、 一 括し て答 弁 する よう な こと はし
ない で、 真 剣で 熱意 あ る、 1項 目 ごと に誠 意 ある 答弁 を 求め るも の でご ざい ま す。 以上、
終わ りま す 。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 佐中 議 員の 合併 問 題に つい て のご 質問 に お答 えい た しま す。 ま ず、 1点目
の合 併に 関 する 情報 の 不足 につ い てで ござ い ます が、 先 ほど 、住 吉 議員 にご 答 弁申 し上
げま した と おり 、任 意 協議 会終 了 後、 1月 か ら各 自治 会 にお いて 説 明会 を開 催 させ てい
ただ きま す 。そ の後 、 任意 協議 会 で大 筋合 意 を得 られ ま した 行政 サ ービ スの 内 容や 、新
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たな 負担 、 合併 後の ま ちづ くり に つい て取 り まと めを 行 い、 冊子 に して 、全 世 帯に 配布
する こと と いた して お りま す。
ま た、 合 併反 対の 声 が多 けれ ば どう する の かと いう こ とで ござ い ます が、 以 前に も申
し上 げま し たと おり 、 地方 分権 の 推進 や国 の 行財 政改 革 の推 進な ど 、地 方自 治 体を 取り
巻く 状況 を 考え 、今 後 の海 田町 の まち づく り を進 めて い くた めに は 、国 ・県 の 財政 支援
を受 けら れ る合 併特 例 法の 期限 内 で、 なお か つ私 の任 期 内に 合併 す るこ とが 最 良で ある
と、 この よ うに 考え て おり ます 。
こ うし た 時代 要請 を 受け 、7 月 に任 意協 議 会を 設置 し 、合 併後 の 各種 行政 サ ービ スや
まち づく り につ いて 協 議を 進め て おり ます 。 今後 、具 体 的内 容に つ きま して は 、1 月か
らの 住民 説 明会 で住 民 の皆 様に 説 明し 、理 解 をし てい た だく よう 進 めて まい り たい と考
えて おり ま す。
次 に、 2 点目 の町 長 選挙 をも う 一度 行い 、 町民 に合 併 を問 うべ き では ない か との ご質
問で ござ い ます が、 9 月議 会で ご 答弁 申し 上 げま した と おり 、私 の 任期 から 特 例法 の期
限ま で、10カ月 足ら ず と、 こう い うこ とを 考 え任 期内 の 合併 を町 長 とし て判 断 いた した
わけ でご ざ いま す。 付 け加 えて お きま すけ れ ども 、町 長 が何 か私 利 私欲 のた め にと いう
よう なご 理 解が ある ん では なか ろ うか と思 い ます けれ ど も、 全く そ のよ うな こ とは ござ
いま せん 。 やは り町 の 将来 を考 え て、 この 時 期が 自分 が 責任 を持 っ てや れる と 、や らせ
てい ただ き たい とい う 判断 をし た わけ でご ざ いま す。
次 に、 3 点目 の税 を はじ めと す る各 種事 務 事業 の取 り 扱い の住 民 への 情報 提 供は いつ
ごろ にな る かと のご 質 問で ござ い ます が、 現 在進 めて お りま す任 意 協議 会で の 協議 につ
きま して 、 住民 の皆 様 に提 示を し てい きた い と、 この よ うに 考え て おり ます 。
4 点目 の アン ケー ト の再 度の 実 施に つい て でご ざい ま すが 、町 行 政の 責任 者 とし て合
併が 必要 で ある とい う 方針 を示 し 、皆 様の ご 意見 を伺 い なが ら、 具 体的 に進 め てい くこ
とが 最良 で ある と判 断 した もの で 、ア ンケ ー トの 再実 施 は、 現在 の とこ ろ考 え てお りま
せん 。
続 きま し て、 合併 建 設計 画の 素 案に つい て のご 質問 に お答 えい た しま す。 ま ず、 1点
目の 合併 を する 場合 と しな い場 合 の区 画整 理 事業 の進 め 方に つい て でご ざい ま すが 、海
田市 駅南 口 土地 区画 整 理事 業は 、 本町 のま ち づく りの た めに は、 ど うし ても 進 めて いか
なく ては な らな い最 優 先の 事業 で ござ いま す 。ま た、 先 般、 土地 区 画整 理審 議 会も 立ち
上が りま し たの で、 今 後は 委員 の 皆様 に十 分 ご審 議を い ただ き、 事 業計 画に 沿 って 事業
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を民 主的 に 公平 に進 め てい く予 定 でご ざい ま す。 した が いま して 、 合併 をす る しな いに
かか わら ず 、事 業を 推 進し てま い りた いと 考 えて おり ま す。
次 に、 2 点目 の府 中 町の 区画 整 理が 遅れ た 場合 の対 応 につ いて で ござ いま す が、 府中
町の 向洋 駅 周辺 土地 区 画整 理事 業 につ きま し ては 、去 る 11月29日 に 事業 認可 を 受け 、今
後は 速や か に土 地区 画 整理 審議 会 を立 ち上 げ 、事 業を 推 進し てい く と伺 って お りま す。
今後 とも 相 互に 連携 し 、事 業の 推 進に 努め て まい りた い と、 この よ うに 考え て おり 、現
時点 では 、 まず 、海 田 町域 の事 業 推進 に専 念 して いき た いと 考え て おり ます 。
次 に、 3 点目 の町 民 の要 望の 多 かっ た民 生 関係 の施 設 につ いて 、 どの よう に 取り 入れ
るの かと の ご質 問で ご ざい ます が 、医 療施 設 につ きま し ては 、安 芸 市民 病院 や 広島 市民
病院 等周 辺 に整 備さ れ てお りま す し、 福祉 施 設に つき ま して も、 身 体障 害者 や 知的 障害
者の 方々 の 施設 等、 広 島市 に整 備 され てい る 施設 の利 用 が可 能と な りま す。
ス ポー ツ 施設 につ き まし ては 、 1区 1館 と いう 広島 市 の整 備基 準 があ り、 安 芸区 に既
に整 備さ れ てい るこ と から 、困 難 と考 えま す が、 町民 の 方々 の要 望 も多 いこ と から 、安
芸区 のス ポ ーツ セン タ ーを 補完 で きる 施設 と して 整備 で きな いか 、 広島 市と 協 議を 行っ
てい ると こ ろで ござ い ます 。
ま た、 夜 間・ 休日 の 緊急 医療 体 制に つき ま して も、 各 医師 会に よ る在 宅当 番 制、 広島
市立 舟入 病 院及 び安 芸 市民 病院 等 での 対応 が 可能 です 。 高齢 者福 祉 や介 護問 題 につ きま
して も、 本 町が 独自 で 実施 して い る制 度の 大 半は 、市 社 協な ど関 係 機関 で類 似 事業 を実
施し てお り 、合 併に よ りま して 、 新た に広 島 市が 実施 し てい る高 齢 者に 対す る 公共 機関
利用 助成 や 介護 保険 料 の独 自減 免 など 、数 多 くの サー ビ スが 受け ら れる こと に なり ます。
次 に、 4 点目 の合 併 検討 資料 に 掲げ てい る 合併 の理 由 と合 併建 設 計画 との 関 連性 につ
いて のご 質 問で ござ い ます が、 山 岡議 員に も お答 えい た しま した よ うに 、合 併 建設 計画
は合 併後 の 海田 地区 の まち づく り の目 標や 方 向な どを 基 本構 想と し て定 め、 こ れに 基づ
く事 業計 画 を作 成し 、 その 実現 に より 、速 や かに 広島 市 との 一体 化 を促 進し て 、地 域の
発展 と住 民 福祉 の向 上 を図 るも の でご ざい ま す。 しが た いま して 、 合併 検討 資 料に 掲げ
てお りま す 「ど うし て 合併 なの ? 」と いう 5 項目 を踏 ま えた 上で 、 合併 建設 計 画基 本構
想で 掲げ て おり ます ま ちづ くり の 目標 と方 向 に基 づい て 、本 町が 定 めて おり ま す第 3次
総合 基本 計 画に 掲げ て おり ます 事 業の 中か ら 、合 併後10年間 で実 施 すべ き事 業 を掲 げて
おり ます 。
続 きま し て、 住民 投 票に つい て のご 質問 に つい てお 答 えい たし ま す。 情報 提 供に つき
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まし ては 、 先ほ どご 答 弁申 し上 げ てお りま す とお り、 説 明会 を開 催 する こと と して おり
ます 。
次 に、 住 民投 票の 実 施に つい て のご 質問 に つき まし て は、 これ ま でに もお 答 えし てお
りま すよ う に、 議会 制 民主 主義 の ルー ルに 則 って 進め て いき たい と 考え てお り ます 。
続 きま し て、 障害 者 問題 につ い ての ご質 問 にお 答え い たし ます 。 将来 不安 の ない やさ
しい まち づ くり のた め 、身 体・ 知 的・ 精神 の 障害 者や 保 護者 の利 用 でき る混 合 利用 障害
者セ ンタ ー の建 設に つ いて のご 提 案で ござ い ます が、 障 害者 の施 設 につ いて は 、そ の必
要性 は認 識 しな がら も 、町 単独 で 建設 する こ とに つい て 、財 政的 な 面、 障害 者 の種 別や
程度 によ る 専門 的な 機 能の 必要 性 、あ るい は 絶対 的な 利 用量 の問 題 など から 、 非常 に困
難で ある と ご説 明申 し 上げ てき た とこ ろで ご ざい ます 。
ま た、 ご 提案 の身 体 ・知 的・ 精 神の 混合 利 用の 点か ら 申し 上げ ま すと 、現 在 の県 内の
施設 は、 ほ ぼそ れぞ れ 機能 の専 門 的な 施設 が 設置 をさ れ 、運 営が 行 われ てい る のが 実情
でご ざい ま す。 しか も 、そ れぞ れ の障 害に よ って 、入 所 更生 施設 、 通所 施設 、 療護 施設、
授産 施設 、 デイ サー ビ ス施 設、 ま た、 相談 の ため の施 設 など 、広 範 多岐 にわ た って おり
ます 。
障 害者 と 位置 づけ ら れた すべ て の障 害者 に 対応 する 機 能を 、単 一 の施 設に 包 含す るこ
との 是非 に つい ては 、 議論 の余 地 があ ろう か と考 えて お りま す。 ご 提案 の趣 旨 や、 障害
者、 保護 者 の方 々の 心 情を 理解 し なが らも 、 この よう な 事情 を勘 案 すれ ば、 混 合施 設に
つい て具 体 の建 設計 画 を持 つこ と は、 難し い ので はな か ろう かと 考 えて おり ま す。
ま た、 広 島市 との 合 併に よっ て 、専 門的 な 相談 機能 も 充実 し、 そ れぞ れの 施 設サ ービ
スも 利用 し やす くな る など 、海 田 町の 障害 者 にと って 、 より 一層 の 福祉 の充 実 につ なが
って いく も のと 考え て おり ます 。
続 いて 海 田町 内の 障 害児 (者 ) と保 護者 で 組織 され る ひま わり っ こか ら提 出 され た要
望書 につ い て、 ご答 弁 申し 上げ た いと 思い ま す。 本年11月12日に 、 ひま わり っ この 保護
者代 表名 で 、海 田町 へ の障 害児 ( 者) 支援 の ため の総 合 施設 設立 に つい て、 署 名を 付し
て要 望さ れ まし た。 要 望事 項は 4 つあ り、 内 容に つい て はご 指摘 の とお りで あ りま す。
当日 は、 保 健セ ンタ ー にお いて 要 望書 を受 け 取り 、要 望 の趣 旨説 明 をお 聞き す ると とも
に、 町と し てこ れま で 取り 組ん で きた 障害 者 福祉 の状 況 、並 びに 施 設建 設に 対 する 基本
的な 考え 方 など をご 説 明す る機 会 とも なり ま した 。そ の 協議 の中 か ら、 現在 進 めて いる
広島 市と の 合併 協議 に おけ る建 設 計画 の中 に 盛り 込ん で もら いた い との 意向 を 示さ れた
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とこ ろで ご ざい ます 。
町 とし て は、 要望 の 趣旨 を踏 ま え、 内部 的 な協 議、 広 島市 との 協 議を 行い 、 その 経過
につ いて 、 改め てご 報 告を 申し 上 げた いと の 意思 をお 伝 えい たし ま した 。同 時 に、 これ
まで の合 併 建設 計画 協 議の 過程 か ら申 し上 げ ると 、大 変 厳し い状 況 であ るこ と もご 説明
申し 上げ た とこ ろで ご ざい ます 。 この 要望 を 受け 、先 般 、広 島市 社 会局 所管 課 に伺 い、
この 要望 書 提出 の経 緯 、並 びに 要 望の 趣旨 等 ご説 明申 し 上げ たと こ ろで ござ い ます 。現
在、 広島 市 の社 会福 祉 施設 建設 の 整備 につ い ては 、社 会 福祉 法人 等 の施 設整 備 に対 して
補助 金を 交 付し 、民 間 での 設立 を 促し てい く こと を基 本 的な 方針 と して おり 、 要望 のあ
った 障害 者 の施 設に つ いて も例 外 では ない と の受 けと め 方で あり 、 大変 厳し い 状況 でご
ざい ます 。 この よう な こと から 、 民間 施設 の 立地 を広 島 市に 働き か けて いく 余 地が あれ
ば、 検討 し てい く必 要 があ ろう か と考 えて お りま す。
ご 質問 の 要望 事項 4 点で ござ い ます が、 い ずれ も総 合 施設 を町 内 に設 立す る こと が前
提で あり ま す。 1点 目 の町 内の 施 設の 設立 に つい ては 、 今、 ご説 明 申し たと お りで ござ
いま す。 2 点目 の専 門 スタ ッフ や 3点 目の メ ニュ ーの 充 実に つい て 、施 設建 設 の実 現性
があ るな ら ば、 当然 考 慮さ れる 機 能で あろ う と考 えて お りま す。 4 点目 の当 事 者の 参画
です が、 実 現可 能で あ れば 、よ り よい 施設 建 設に なる だ ろう と思 い ます 。た だ し、 参画
の手 法、 程 度に よる 条 件に よっ て 、考 え方 は 分か れる も のと 思い ま す。 以上 で ござ いま
す。 どう ぞ よろ しく お 願い いた し ます 。
○議 長( 河 野) 佐中 君 。
○1 6番 ( 佐中 )今 、 合併 問題 で 一番 何を し なけ れば な らな いの か とい うと 、 広島 市との
折衝 では な いん です ね 。町 民と 一 緒に まち づ くり をす る 。そ のた め には 情報 を 流さ ない
いと いか ん です よ。 町 民に いっ ぱ い負 担を 強 いら れる よ うな 、そ う いう よう な のを 隠し
て、 まだ 説 明が 不十 分 で、 そう し て、 7月 に はア ンケ ー トを 実施 を され まし た けれ ども、
その アン ケ ート の結 果 によ って 、 合併 が多 い から 進め る とい う、 町 長は それ を もと に、
いろ いろ 合 併の 方に 拍 車を かけ て 、走 って お られ るよ う です けど も 、一 番何 を しな けれ
ばな らな い かと いう と 、情 報提 供 なん です 。 今、 答弁 が あり まし た 、こ れま で 数回 にわ
たっ て冊 子 とか 、説 明 会を 開い た と言 いま す けど も、 町 民は その 認 識に 立っ て おり ませ
ん。 それ は 、町 民は も う合 併は 決 まっ たん だ ろう と、 そ うい う見 方 をし てい る のが 大体
大方 の雰 囲 気な んで す 。そ うで は なく て、 町 長が これ ま で主 張を 重 ねて きた よ うに 、町
民と 一緒 に まち づく り をす る。 こ の観 点が 全 く今 、見 受 けら れん の です ね。 私 が先 ほど
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から しつ こ く言 うよ う に、 去年 の 12月 、こ の 議会 にお い て、 自分 の 任期 中に 合 併を する
とい うの は 、町 民と 一 緒に まち づ くり をす る 観点 が抜 け てお るん で す。 私は こ のこ とを
厳し く言 っ てお るん で すよ 。本 当 にま ちづ く りを する ん であ れば 、 情報 を提 供 して 、そ
して 、そ の もと でア ン ケー トを と って 、ま た 、欲 を言 う と、 住民 投 票を して 、 間違 いな
いと 、町 長 や議 会だ け が合 併を す るん では な いん です か ら、 町民 全 体に 大き な しわ 寄せ
を。 先ほ ど 町長 は、 合 併を した ら 、本 当に 幸 せに なれ る よう なま ち づく りを 進 める と言
われ まし た けれ ども 、 考え 方は い ろい ろあ ろ うと 思う ん です 。し か し、30年 前 に合 併を
した この 安 芸区 を見 て いた だい た ら、 一目 瞭 然で すよ 。 借金 だっ て 海田 町は 努 力さ れて
おる から 、 健全 財政 を やっ てる ん です 。広 島 市を 見て ご らん なさ い 。今 、特 別 職だ けで
なく 、幹 部 だっ て減 給 を自 らの 条 例で する よ うな 、こ ん なに 逼迫 し た財 政の 中 で、 運営
をや ろう と して おる 。 私か ら言 わ せれ ば、 大 きな 舟が 沈 みか けて お るの に、 海 田町 民を
そこ に乗 せ るの かと 、 これ が町 長 が言 う、 自 分の 任期 中 に合 併と い うの は、 私 は当 たら
ない と思 う んで すよ 。
町 民は 、 こう した 合 併問 題に つ いて 、正 し い情 報を 知 らせ てほ し いと いう 声 があ るん
です 。私 、 一般 質問 を 出し たと き に、 まだ 、 町が 来年 の 1月 7日 か ら住 民の 説 明会 に入
ると いう 情 報を 得て な かっ たん で 、若 干質 問 の中 身が 、 ちょ っと 途 中修 正す る のは した
んで すけ ど も、 かみ 合 わな いと こ ろが あっ た わけ です が 、そ れは 私 が早 く通 告 書を 出し
たか らな ん です 。し か し、 私は 本 当に 町民 と 一緒 にま ち づく りを す る、 悔い を 残さ ない
21世 紀を つ くる ため に は、 町民 と 一緒 にこ う いう 合併 問 題を 論議 を して 、そ の 上で 町長
が判 断を す る。 これ が 民意 を反 映 し、 町民 の ため の政 治 では ない で すか 。そ の こと を、
私は 町長 に まず 再質 問 で確 認を し てお きた い と思 うん で す。
そ れか ら 、そ うい う 姿勢 に立 て ば、 町長 が 平成16年 の 3月 、町 長 の任 期中 に 合併 をす
ると いう の が、 私は 撤 回を して も らわ んか っ たら いか ん と思 うん で す。 方針 を 変え る。
その こと に よっ て、 町 民は 本当 に 一緒 に、 我 々と 一緒 に まち づく る がで きる 。 将来 に悔
いを 残さ な い海 田町 、 これ をや っ ぱり 築き 上 げる 一番 の 基に なっ て おる んで す が、 その
点は どう な んで すか 、 お尋 ねを す るわ けで す 。
そ れか ら 、説 明の 中 に、 海田 町 の企 業が 多 くあ るわ け です 。こ の 間の 合併 調 査特 別委
員 会 の 中 で 明 ら か に な り ま し た が 、 70社 が 対 象 の 事 業 所 税 、 1 億 9,000万 円 。 こ れ は 、
先 ほ ど 言 い ま し た が 、 平 均 し て 316万 円 負 担 増 に な る 。 企 業 の 説 明 に は 、 全 く 対 象 に 入
って ない ん です ね。 ア ンケ ート は 50社 やら れ たと 聞い て おり ます け れど も、 し かし 、企
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業の 説明 は 全く され て ない 。私 は 住民 の説 明 はも ちろ ん のこ と、 企 業に も説 明 をす る必
要が ある と 思う んで す 。こ れは ど のよ うに な され るの か 、お 尋ね を いた しま す 。
私 は、 ア ンケ ート の 実施 の問 題 で、 町長 は しな いと い う、 今、 答 弁を いた だ きま した
が、 全く 無 責任 です よ 。住 民投 票 はし ない 、 アン ケー ト はし ない 、 自分 の任 期 中に 合併
をす ると 。 民意 はど こ で反 映を さ せる んで す か。 私は 、 町長 のそ う いう 方針 に 対し て、
議会 が町 長 の日 程に 合 わせ てい く こと 、こ れ に私 は非 常 に不 満を 持 って いる ん です よ。
議会 のこ と は、 また 別 の機 会に や りま すけ ど も、 それ に 甘ん じて 町 長は 、自 分 の方 針が
間違 って な かっ たと い うよ うな 言 い方 を再 三 され ます け れど も、 大 きな 間違 い です 。そ
のこ とが 最 終的 には 大 きな 禍根 を 残す こと に なり ます 。 それ は、 合 併を する か しな いか
の、 その が けっ 縁に 立 たさ れた と きに 、ど ち らに せよ 、 大き な痛 手 をこ うむ る 、私 はこ
のよ うに 思 うん です よ 。
私 は、 一 緒に まち づ くり をす る のは 、個 人 であ ろう と 法人 であ ろ うと 同じ で す。 その
地域 に住 む もの が一 緒 にま ちづ く りを する 。 将来 、広 島 市に なる の か、 海田 町 単独 で本
当の 住民 の ため のま ち づく りを 進 める のか 、 ここ の分 岐 点を 町長 は 間違 えと る と思 う。
私は 町長 が 言う 平成16年の 合併 と いう のは 、 ある いは ま た、 平成17年度 特例 債 の合 併。
ある 町村 に 行け ば、 お 金の 問題 で はな くて 、 最終 的に は まち づく り の問 題で す 。合 併特
例債 で240億4,000万 円の 、広 島 市と 合併 し た場 合に 特 例債 が適 用 され ると い うよ うに あ
りま すが 、 私は そん な お金 では な いと 思う ん です よ。 本 当の まち づ くり とい う のは 、町
民の 暮ら し をい かに 守 って 、将 来 町民 のた め のま ちづ く りを 進め る 。町 長の 考 え方 は、
大き な土 俵 に入 って 、 土俵 とい う か、 大き な 地域 に入 っ て、 いか に も財 源が 多 けれ ば、
我々 の懐 が 豊か にな っ たよ うな 、 そう いう 発 想の もと で 我々 に押 し つけ てお り ます が、
しか し、 そ うで はな い です 。向 こ うも 大き な 借金 を抱 え て、 職員 の 減給 まで い くよ うな
こん な財 政 難の とこ ろ に、 海田 町 民を そこ に 編入 をさ せ る、 私は こ れは 、今 、 大間 違い
だと 思う ん です 。も っ とじ っく り 冷静 に考 え ても らい た いと 思う ん です が、 そ の辺 はい
かが です か 、お 尋ね を いた しま す 。
そ れか ら 、連 続立 交 の問 題、 合 併建 設計 画 の素 案の 問 題で すけ ど 、大 型の 公 共事 業が
こう して 合 併に よっ て 、こ の10年 間で 物す ご い事 業が や られ るこ と にな るん で すね 。私
は将 来の 海 田町 はも ち ろん のこ と 、広 島県 や 日本 全体 の こと を考 え ると 、借 金 もぐ れで、
最終 的に は 大変 な状 況 にな ると 思 うん です 。 なぜ かと 言 いま すと 、 今、 合併 特 例債 の中
で、 全国 で 3,200自治 体が ある 中 で、 仮に1,000に なら なく ても 、 半分 とし て も、 一斉 に
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大き な公 共 事業 が全 国 的に やら れ ると 、こ の 費用 につ い ては 全部 借 金で す。 国 も、 各地
方 に 流 す お 金 は 、 全 部 借 金 を す る わ け で す 。 現 在 だ っ て 一 人 当 た り 600万 円 あ る ん で す
よ 。 そ れ を 1,000万 円 以 上 の 借 金 を 、 こ の 10年 間 で 背 負 う こ と に な る 。 そ の こ と が 、 ど
うい う意 味 を示 すか と いう と、 日 本全 国が 全 く動 きの と れな い大 き なそ うい う 借金 を抱
えて しま う こと にな る 。そ の中 に あっ て、 広 島市 はも っ と借 金が 増 える 。こ こ に海 田町
民を 追い 込 もう とす る 、持 って い こう とす る 。こ のこ と は、 将来 、 我々 は不 幸 にな るこ
とは 歴然 と して おる 。 これ まで 高 度成 長の と きに も、 合 併問 題や あ るい はい ろ んな 企業
に対 する 支 援に つい て 、我 々は 間 違い であ る とい う、 指 摘を 何回 も して きま し たけ れど
も、 実際 、 その こと に よっ て今 日 消費 税が 導 入を され て 、景 気の 悪 化を もた ら して きて
いる その 結 果な んで す 。私 は、 も う一 度、 地 方の 議会 や ある いは 地 方の 自治 体 であ った
とし ても 、 もう 一遍 そ こら 辺を 考 える べき だ と思 うん で すが ね。 町 長、 いか が です か、
お尋 ねを い たし ます 。
住 民投 票 はし ない と 言う んで す から 、こ れ 以上 詰め て もし よう が あり ませ ん が、 私は
障害 者の 問 題、 合併 を しよ うと す まい と、 取 り組 まな い とい かん 問 題で すね 。 区画 整理
をや るこ と によ って 住 民は 泣か さ れて おり ま すし 、J R 高架 によ っ てい ろん な 影響 を持
つ人 がい っ ぱい おる わ けで すが 、 一番 要望 さ れて いる 町 民の 一番 弱 い部 分、 こ れを 無視
して 今ま で やっ てこ ら れて おる わ けで す。 町 長、 私は 何 回も 言い ま すが 、障 害 者を 抱え
てい ない 町 長は 、他 人 事だ とい う よう に考 え るん です ね 。本 当に 身 内に 障害 者 を抱 えて
おら れた ら 、私 はも っ と力 を入 れ てい ただ け るん だと い うよ うに 思 うん です 。 なぜ かと
言う と、 障 害者 を抱 え てお られ る 人は 、日 常 の片 時も 目 を離 さず に 障害 者の 面 倒を 見た
り、 ある い は自 分の 人 生が 変わ る ほど 障害 者 に対 する 思 いを 、そ の 保護 者の 方 はや って
おら れる ん です 。な ぜ にこ こに 、 あれ は国 が やる 事業 、 県が やる 事 業と いう よ うに 、町
長は 区別 を され て言 っ てお られ ま すが 、障 害 者を 抱え て おら れる 方 は、 そう い う区 別で
はな くて 、 本当 に気 持 ちの 上で も 、行 政や 施 策の 面で も 、応 援を し てほ しい 、 これ が切
実な 願い な んで す。 町 長が 選挙 に 出る 場合 は 、必 ず、 あ るい は議 員 もそ うで す が、 弱い
人の 立場 に 立つ とか 、 行政 のパ イ プ役 にな る と言 う、 必 ずそ のこ と を言 うん で すが 、こ
の視 点が 全 く抜 けと る んで す。 特 に、 合併 問 題な んか で 、こ うい う 問題 の一 大 転機 にな
ると きに は 、こ うい う こと をや っ ぱり 基盤 に 据え て、 市 と交 渉し た り、 ある い は自 らそ
のこ とを 設 置を して 、 まち づく り をし なけ れ ばな らな い とい うよ う に思 うん で すが 、ど
のよ うに 考 えま すか 、 お尋 ねい た しま す。
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○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 合併 問 題に つい て でご ざい ま すけ れど も 、町 長が 町 長の 任期 の 中で 合併を
する と言 う たこ とは 間 違っ てお る と、 そう い うこ とで ご ざい ます が 、佐 中さ ん の考 え方
もあ ろう か と思 いま す が、 私は や っぱ り自 分 が選 挙に よ って こう い う立 場に さ して いた
だき まし た 。そ うい う 立場 の上 で 、や はり リ ーダ ーシ ッ プと いう こ とも 、こ れ まで もよ
く言 われ て きた んで す が、 私も そ う思 いま す 。そ うい う こと から 考 えま すと 、 やは り町
長の 考え 方 をま ずは っ きり して 、 皆さ んご 承 知の よう に 、議 会で も 明確 に施 政 方針 でも
申し 上げ 、 その こと は 町民 にも 既 に行 き渡 っ てお りま す 。そ うい う こと から 、 仰せ のよ
うに 、こ れ を撤 回せ よ とい うこ と は、 する 気 持ち はご ざ いま せん 。
そ れか ら 、こ れか ら 民意 をい か にし て反 映 をさ せる の かと 、こ れ まで の不 足 と言 われ
るこ とを 、 佐中 さん は 仰せ にな り ます が、 我 々と して は でき るだ け のこ とは や って きた
と、 こう い う感 覚で す けれ ども 、 やは り不 足 の場 合が あ ると 、こ う いう こと で ござ いま
すけ れど も 、先 ほど か ら申 し上 げ てお りま す よう に、 1 月か ら各 自 治会 へ向 け て説 明会
をや って い くわ けで ご ざい ます 。 その 中で 、 しっ かり と 皆さ んと じ かに お話 を しな がら、
いろ んな ご 意見 を聞 き なが ら、 や はり その 民 意を でき る だけ 反映 を 、合 併協 議 会に 向け
て反 映を し てい きた い と、 こう い うふ うに 考 えて おり ま す。
今 のア ン ケー トに つ きま して は 、先 ほど 申 し上 げた と おり でご ざ いま すし 、 佐中 議員
さん も、 も うそ のこ と は聞 かん と いう こと で ござ いま す 。方 向と し ては 、こ れ まで 申し
上げ たと お りで ござ い ます ので 、 ひと つご 理 解い ただ き たい と、 こ うい うよ う に思 いま
す。
そ れと も う一 つ、 企 業へ の説 明 でご ざい ま すけ れど も 、こ れも 1 月か らあ わ せて やっ
てい きた い と、 こう い うこ とで ご ざい ます 。 ご理 解い た だき たい と 思い ます 。
○議 長( 河 野) 企画 課 長。
○企 画課 長 (永 海) 合 併建 設計 画 につ きま し て、 大型 事 業ば かり で はな いか と いう ような
ご指 摘で 、 借金 が増 え ると いう ふ うな ご指 摘 でご ざい ま すけ れど も 、こ の事 業 とい いま
すの は、 第 3次 海田 町 総合 基本 計 画に 位置 づ けら れて お りま す事 業 でご ざい ま して 、合
併し よう と すま いと 進 めて いか な けれ ばな ら ない 事業 で ござ いま す 。こ れに つ きま して、
先般 の合 併 問題 調査 特 別委 員会 で もご 説明 さ せて いた だ きま した よ うに 、単 独 町で やっ
てい けば 、 なか なか こ の大 型事 業 が進 んで い かな い。 合 併す るこ と によ り、 そ うい う有
利な 財源 の 裏づ けが あ るこ とに よ り、 これ の 大型 事業 の スピ ード ア ップ が図 れ 、早 くそ
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うい うま ち づく りが で きれ ば、 町 民の 方に 喜 んで いた だ ける とい う こと で、 合 併建 設計
画に 計上 し てお るも の でご ざい ま す。
○議 長( 河 野) 福祉 保 健部 長。
○福 祉保 健 部長 (富 田 )障 害者 の 問題 につ き まし ての ご 質問 にご 答 弁を 申し 上 げま す。こ
れま でも 何 回か 佐中 議 員の 方か ら 、本 議会 で 障害 者の 問 題に つい て 、い ろん な ご意 見を
賜 わ っ て お り ま す 。 我 々 の 担 当 、 所 管 と い た し ま し て も 、 100% 当 事 者 に は な り 切 れ な
いか もわ か りま せん け ども 、特 に 児童 や高 齢 者や 障害 者 の問 題に 携 わり なが ら 、こ れま
で非 常に 小 規模 自治 体 の中 で、 障 害者 のこ と につ いて 、 もど かし さ を感 じて き たと いう
こと もお 話 を申 し上 げ たこ とだ と 思い ます 。 当日 も約30名の 方々 が 、町 長も 自 ら出 まし
て、 要望 書 を受 け取 り 、そ れか ら 約1 時間 に わた って 、 生の ご意 見 なり ご要 望 の趣 旨な
りを お聞 き をい たし ま した 。私 ど もの 方も 、 上辺 だけ の 対応 とい う こと では な くて 、今、
私ど もの 方 が、 行政 の 立場 で障 害 者問 題に 取 り組 んで き たと きに 、 その もど か しさ と難
しさ につ い ても 、正 直 にや はり お 話を した 方 がい いの だ とい うふ う なお 気持 ち で、 対応
をさ せて い ただ きま し た。 その 点 につ いて も 、中 には よ くわ かる と いう ふう な ご発 言を
い た だ い た 方 も い ら っ し ゃ い ま す 。 そ う い う 中 で も 、 約 7,800名 以 上 の 署 名 を と っ て ご
要望 のあ っ たこ とに つ いて 、こ れ は当 然、 軽 々に 扱え る もの でも ご ざい ませ ん 。そ うい
うふ うな 趣 旨も 踏ま え なが ら、 合 併建 設計 画 にお ける 障 害者 の施 設 の建 設に つ いて 、私
ども の方 も 、こ れま で 小規 模自 治 体の 中で 、 非常 に建 設 に向 けて 計 画を 持つ こ とが 難し
かっ たと い う面 もお 話 を申 し上 げ まし た。 そ うい う中 で 、広 島市 と の合 併を 控 えな がら、
何と か広 域 的対 応の 中 でこ の建 設 計画 のた た きと して 、 我々 の方 で そう いう 提 案が でき
ない のか と いう こと も 探っ てま い りま した 。 その 点に つ いて も、 当 日十 分お 話 を申 し上
げた つも り でお りま す 。
そ うい う ふう な経 過 の中 から 、 それ なら ば ぜひ いま 一 度そ の検 討 を加 えら れ ない のか
とい うふ う なご 意見 を 賜わ りな が ら、 我々 も 受け とめ て 帰っ たと こ ろで ござ い ます 。そ
うい うふ う な経 過か ら 、先 ほど 町 長の 方が ご 説明 を申 し 上げ まし た よう に、11月の 末日
に、 我々 の 方も 広島 市 の所 管課 に 、そ のい た だい た署 名 を直 接持 参 をし なが ら 協議 に参
った 、経 過 報告 に参 っ たと いう 状 況で ござ い ます 。
そ の中 で 、先 ほど 町 長の 方が ご 答弁 申し 上 げま した よ うに 、広 島 市の 基本 的 な社 会福
祉法 人、 民 間設 立に よ る設 立と い うふ うな 基 本方 針と い うこ とが 、 非常 に硬 い 面が ござ
いま す。 我 々の 方も 、 それ を聞 き なが ら持 ち 帰っ たわ け でご ざい ま す。 それ を 持ち 帰り
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なが ら、 ま たさ らに 内 部協 議を 重 ねな がら 、 この 対応 に つい て、 も う一 度そ う いう 機会
があ るの か 、あ るい は 民間 の設 立 を促 せる 余 地が ある の かと いう こ とに つい て は、 探っ
てま いり た いと 思い ま す。 そう い うふ うな 経 過を 、さ ら に改 めて 代 表者 の方 々 には 、経
過説 明を し たい 、し て いき たい 、 こう いう 取 扱い で、 今 、考 えて お ると ころ で ござ いま
す。
○議 長( 河 野) 佐中 君 。
○1 6番 ( 佐中 )先 ほ ど町 長の 答 弁の 中で 、 合併 問題 に つい て、 町 長は はっ き りし ておる
とい う答 弁 をい ただ き まし た。 そ れは 、去 年 の12月か ら です 。そ れ まで 町長 は 18年 間、
のら りく ら りと して 、 合併 推進 も 合併 に反 対 の人 も、 あ の町 長選 挙 で自 分を 支 持し ても
らう よう に 、の らり く らり とし て 来て おら れ ます 。は っ きり した の は去 年の12月か ら。
だか ら、 町 民は 戸惑 い をこ うむ っ とる んで す 。
前 回の 町 長選 挙で 、 合併 する と 言わ れて 出 てい たな ら ば、 それ で 当選 をし て いた なら
ば、 私は ま だ救 いど こ ろが ある と 思う んで す が、 今ま で と同 じよ う に隠 して お いて 、あ
る程 度、 合 併の そう い う資 料を 、 これ は全 国 的に どこ へ 持ち 出し て もい いよ う な資 料ば
かり つく っ てお られ ま す。 具体 的 にな ると 、 なか なか そ のこ とが 町 民に 知ら さ れて いな
いわ けな ん です ね。 だ から 、私 が 言っ てい る よう に、 具 体的 にな っ たん です か ら、 その
もと で町 長 選挙 をや る か、 それ が なか った ら 、正 しい 情 報を 町民 に 明ら かに し て、 アン
ケー トも 住 民投 票も や るの が、 本 来の 姿で は ない んで す か。 私は こ のよ うに 思 うん です。
ま た、 永 海課 長は 今 、10年間 の 中で 、第 3 次の 総合 計 画を すべ て その 中で や ると 言い
まし たけ れ ども 、合 併 の建 設計 画 は、 大ざ っ ぱな ハー ド の事 業し か しな いん で すね 。本
当に 町民 が 身近 に求 め て、 生活 に 役立 つよ う なそ うい う 行政 、こ れ は皆 無と 言 って いい
ほど 、今 ま でし てい な いん です ね 。し かも 、 10年 過ぎ た ら広 島市 は 、や って く れる かど
うか とい う のは 、今 ま で30年、 合 併を した 町 村を 見れ ば はっ きり し てい ます 。 私は 何回
も言 うよ う に、 新幹 線 に乗 って 、 海田 へ帰 ろ うと 思え ば 、府 中町 の あの 船越 峠 で小 さく
なる 。海 田 へ帰 って 瀬 野へ 行こ う と思 えば 、 国信 でと ま っと る。 矢 野へ 行こ う と思 えば、
月見 町で と まっ とる 。 矢野 から 迷 路み たい な とこ ろを 通 って 、坂 へ 行く と坂 が 広が って
る。 これ は 、全 部広 島 市の 行政 の 、今 まで30年や った そ うい う結 果 なん です よ 。
海 田町 は 少な から ず 投資 的経 費 が20億か ら これ まで30億近 くあ り まし た。 そ れを10年、
20年 、30年 やっ てい く と、 この 合 併の 建設 計 画よ りも 、 はる かに 町 民の 立場 に 立っ たま
ちづ くり が でき るん で す。 私は こ うい うま ち づく りを や って ほし い 。財 源的 に も海 田町
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は広 島県 内 でも 、有 数 の町 であ り ます 。広 島 市よ りえ え んで すよ 。 町長 が言 う 交付 税が
減ら され る 、こ う言 わ れま すが 、 減ら され た とし ても 7 億5,000万 あっ て5,000万減 らさ
れる だけ で す。 海田 町 が不 交付 団 体の とき は 、こ の七 、 八年 前ま で はあ った ん です 。減
らさ れて も 、海 田町 が わず かし か 減ら され な いん です 。 しか も海 田 町だ けが 減 らさ れる
んで はな く 、全 国的 に 一斉 に減 ら され るわ け です 。ま す ます 合併 を する と、 交 付税 がこ
れま での 3 万の 町民 の 交付 税よ り も、 さら に 減ら され て いく んで す よ。 私は こ のこ とを
考え ると 、 単独 町政 の 方が よっ ぽ ど町 民の 暮 らし に役 立 つま ちづ く りが でき る と思 うん
です 。町 長 のそ うい う 、広 島市 に なっ たま ち づく りが 本 当に いい と いう 、そ う いう 私が
今言 うた 例 を挙 げて 、 答弁 して ほ しい と思 い ます 。
も う一 つ 、障 害者 の 問題 。い ろ いろ これ ま で私 が指 摘 して きた か ら、 いろ ん なこ とで
障害 者の 問 題は 、別 法 人を 通じ て でも 努力 さ れて きた こ とは 、私 も 十分 承知 し た上 での
発言 です 。 ただ し、 本 当に 町民 が 泣い てい る んで すね 。 この 問題 を 合併 建設 計 画の 素案
の中 に、1,065億 、1,100億 円近 い あの 計画 の 中に 、障 害 者問 題を 、 そん なに 多 くの 方が
おる わけ で はな いん で す。 だか ら 私は 、ぜ ひ 単独 でや っ ても らう の が一 番私 は ベタ ーだ
と思 うん で すが 、少 な から ず合 併 をと いう そ うい う問 題 が出 たと き には 、必 ず その 問題
を、 海田 町 内で 設置 を して ほし い し、 そう い う行 政を や って ほし い と思 う。 今 、知 的と
か身 体と か 精神 とか 、 障害 者が お られ ます 。 私が 年配 に なっ て痴 呆 にな って も 、障 害者
の扱 いに な るわ けで す から 、そ う いう やさ し いま ちづ く りを 、こ の 機会 に全 体 の障 害者
を対 象と し たま ちづ く りを つく っ てほ しい と 思う んで す が、 いか が です か、 お 尋ね いた
しま す。
○議 長( 河 野) 助役 。
○助 役( 松 岡) 過去 の 合併 の市 町 村で 事業 が でき てい な いと いう 意 見が ござ い まし た。私
ども 、五 日 市町 ある い は周 辺の 町 村を いろ い ろと 合併 建 設計 画を 調 べさ せて い ただ きま
した 。実 際 には 、用 地 交渉 等で 相 手方 のあ る 関係 でで き てな い部 分 がご ざい ま すが 、ほ
とん ど合 併 建設 計画 に のっ てお る もの は、 実 施さ れて お ると 。五 日 市町 等は そ れ以 上に
実施 して お ると いう よ うに 、我 々 は理 解し て おり ます 。
そ れか ら 、先 ほど お 話が あり ま した けれ ど も、 投資 的 経費 が、 本 町の 場合 、 20億 から
30億 とい う よう にあ る とい うご 意 見が ござ い まし たけ れ ども 、本 町 の場 合は 、 一般 会計
でご ざい ま すと 、昨 年 度も 7億 、 8億 とい う 程度 では な いか と思 い ます 。
そ れと 、 もう 一つ … …。
60
(「20億 あ るよ 」と 呼 ぶ者 あり )
○助 役( 松 岡) それ は 、水 道会 計 、下 水道 会 計の 特別 会 計を 入れ て の話 であ ろ うと 思いま
す。 投資 的 な一 般財 源 とい うの は …… 。大 変 失礼 しま し た。 投資 的 経費 は15億 ぐら いか
ら20億の 話 です 。大 変 失礼 しま し た。 私、 投 資的 一般 財 源と 勘違 い して おり ま した 。訂
正さ せて い ただ きま す 。そ れと 、 今、 国の 動 き等 を見 て おり ます と 、非 常に 国 庫補 助金
を減 らす と か、 ある い は整 理す る とか 、あ る いは 交付 税 につ いて も 、例 えば 先 日の 新聞
に出 てお り まし たけ れ ども 、財 務 省の 方は 、 財源 保障 機 能を 落と し てい こう と いう よう
な話 もご ざ いま して 、 非常 に厳 し い動 きが 参 って おり ま す。 した が いま して 、 どこ の市
町村 も今 か らは 厳し く なる であ ろ うと 、こ れ は確 かで ご ざい ます 。 広島 市が 、 お話 では、
給与 の削 減 をや ると い うこ とで ご ざい ます が 、そ れは や はり どこ の 町も 財政 状 況が 悪い
ので 、や っ てい かな い とい けな い 問題 だろ う と思 いま す し、 また 、 広島 市自 体 が例 えば
財政 力が 悪 いと いう 話 がご ざい ま した けれ ど も、 これ は 広島 市自 体 が今 まで に 基盤 整備
でご ざい ま すと か、 あ るい は福 祉 サー ビス と か、 そう い うも のを い ろい ろ一 生 懸命 やっ
てこ られ た 結果 であ ろ うと いう よ うに 思っ て おり ます 。
い ずれ に いた しま し ても 、私 ど も、 合併 と いう のは 、 やは り今 の 時代 の流 れ とい いま
すか 、そ う いう もの か ら言 うと 、 なか なか 避 けて は通 れ ない ので は ない のか な とい うよ
うに 思っ て いる とこ ろ でご ざい ま す。
○議 長( 河 野) 福祉 保 健部 長。
○福 祉保 健 部長 (富 田 )障 害者 の 問題 でご ざ いま すが 、 佐中 議員 の 思い は十 分 受け とめさ
せて いた だ きま す。 今 、合 併建 設 計画 にか か わっ て、 今 のこ の段 階 で入 れま し ょう とか
入れ ます ま いと かい う ふう なご 返 答ま では で きな いの は 残念 であ り ます 。当 然 、合 併建
設計 画に か かわ って は 、限 られ た 財源 の中 で 調整 をし て いく とい う こと 、そ れ から 向う
10年 間で 実 現の 可能 性 があ るか ど うか とい う こと 、そ れ から 、広 島 市の 広域 的 な現 在持
ち合 わせ て いる 機能 の 中で カバ ー でき るか ど うか とい う ふう なこ と 、そ れか ら 、先 ほど
申し 上げ ま した よう に 、社 会福 祉 施設 につ き まし ては 、 基本 的な 方 針を 広島 市 が持 ち合
わせ てい る 、民 間法 人 の設 立を 促 して いく と いう 基本 的 な方 針を 持 ち合 わせ て いる とい
うふ うな こ とか ら、 非 常に 厳し い とい うふ う なこ とも 、 ひま わり っ この 皆さ ん 方に もお
話を 申し 上 げた とこ ろ でご ざい ま す。 今の ご 意見 は、 当 然こ れま で もそ うで す が、 受け
とめ させ て いた だき な がら 、さ ら に広 島市 に 向け て、 そ うい う民 間 を促 して い くよ うな
働き かけ で もで きる 、 その よう な 機会 があ れ ばそ の機 会 をと らえ て 、さ らに 広 島市 の方
61
へお 話を す る機 会が あ るな らば 、 そう いう こ とを とら え たい とい う ふう に思 い ます 。
○議 長( 河 野) 4番 、 桑原 君。
○4 番( 桑 原) 4番 、 桑原 でご ざ いま す。 本 日は 2点 、 質問 させ て いた だき ま す。 今まで
の議 員の 方 から いろ い ろ質 問が あ った わけ で すけ ども 、 それ と重 複 する 部分 が ある と思
いま すけ ど 、系 統的 に 質問 する こ とが あり ま すん で、 そ のま ま質 問 をさ せて い ただ きま
す。
ま ず第 1 点、 合併 問 題に つい て でご ざい ま す。 任期 中 に広 島市 と 合併 する と いう 町長
のラ イフ サ イク ルに 合 わせ ての 合 併宣 言が 、 唐突 に打 ち 出さ れて 1 年に なり ま す。 海田
町の 合併 事 務に 係る 現 状及 び今 後 の取 組み 方 につ いて 、 町長 の所 見 をお 尋ね す るも ので
ござ いま す 。
そ の1 つ 、具 体的 に やっ てい き ます 、町 民 への 情報 提 供で ござ い ます 。今 日 まで 、町
民へ の合 併 に係 る情 報 が不 足し て いる と言 わ れて おり ま す。 今ま で も質 問が ご ざい まし
た。 先例 の 合併 市町 村 に比 して も 、不 足し て いる こと は 明ら かで ご ざい ます 。 この こと
につ いて 、 町長 はど の よう に考 え てお られ ま すか 。
そ して 2 番、 不足 し てい る情 報 は、 どん な 内容 、種 類 のも のと 考 えて おら れ ます か。
今ま で抽 象 的に 言っ て おら れま す けど 、ど ん な内 容と か 種類 のも の が不 足し て いる と考
えて おら れ ます か。 ( 3) 情報 を 早期 に町 民 に浸 透さ せ 、そ れを 町 民が 理解 し 、民 意を
反映 して も らう ため に 、ど のよ う な提 供手 法 を考 えて お られ ます か 。
2 番、 説 明会 等の 開 催に つい て 。( 1) 本 年5 月実 施 の合 併に 係 る説 明会 は 、あ まり
にも 低調 で 合併 機運 の 盛り 上が り に欠 けて い まし た。 こ のこ とに つ いて 、町 長 はど のよ
うに 考え て おら れま す か。
( 2) 海 田町 は市 町 村の 合併 推 進に 係る マ ニュ アル や 合併 市町 村 の先 例か ら 見て 、合
併に 関す る 町民 と町 長 との 話し 合 いや 説明 の 場等 が極 め て少 なく 、 合併 の宣 言 者で ある
町長 の声 、 顔が 全く 聞 かれ ず、 見 えて こな い のは なぜ で しょ うか 。 町長 はそ の こと につ
いて 、ど の よう に考 え てお られ ま すか 。
( 3) 今 後、 1の 情 報提 供と も あわ せて 、 合併 に係 る 説明 会、 フ ォー ラム 、 タウ ンミ
ーテ ィン グ 等の 開催 に つい て、 ど のよ うに 考 えて おら れ ます か。
3 番、 ア ンケ ート の 実施 につ い てで ござ い ます 。( 1 )合 併に 係 る情 報不 足 及び 機運
の盛 り上 が りの 低調 な 状況 下で は 、町 民の 真 の理 解と 民 意の 反映 は おぼ つき ま せん 。こ
のこ とか ら 、本 年7 月 に実 施さ れ たア ンケ ー トは 、本 当 の民 意を 反 映し たも の とは 言い
62
がた く、 あ まり にも 形 式的 で、 調 査の 実質 的 効果 は疑 問 であ りま す 。ま た、 こ れは 時間
と税 金の 浪 費と 考え る んで すけ ど もい かが で しょ うか 。
( 2) 海 田町 独自 の 、か つ町 民 に身 近で 、 理解 され や すい 情報 を 早急 に整 備 提供 の上、
再度 アン ケ ート を実 施 する 考え は ござ いま せ んか 。
ま た、 3 番と して 、 全有 権者 対 象の アン ケ ート につ い ては 、ど の よう に考 え てお られ
ます か。
4 番、 財 政推 計に つ いて でご ざ いま す。 合 併関 連の 財 政推 計は 、 本来 合併 に 係る 諸決
定を 合理 的 に行 うた め のも ので ご ざい ます 。 町財 政の 過 去の 各種 の 実績 デー タ を、 予測
技術 を用 い て、 分析 ・ 推論 し、 将 来の 行財 政 のあ り方 、 指針 に誤 り のな いよ う 、中 ・長
期的 な予 測 を行 い、 合 併決 定の 基 礎と なる 情 報を 提供 す るも ので ご ざい ます 。 した がい
まし て、 合 併に 関す る 先行 指標 的 な最 優先 資 料で ござ い ます 。こ れ は一 般論 と して も考
えら れ、 先 例の 合併 市 町村 にお い ては 、皆 し かり でご ざ いま した 。
( 1) 上 述の よう に 、財 政推 計 の基 本的 な 考え 方に 照 らし て、 昨 年12月定 例 議会 の合
併宣 言時 点 で、 なぜ 財 政推 計を 公 表し なか っ たん でし ょ うか 。ほ か の先 例市 町 村は 皆や
って おり ま す。
( 2) 本 年10月の 財 政推 計、 こ れは 平成16年か ら25年 度の 推計 値 なん です け ども 、こ
れ は 具 体 的 に 申 し ま す と 、 236億 の 赤 字 に な っ て お り ま す 。 こ れ と 、 昨 年 や は り 10月 、
同期 に作 成 され まし た 財政 推計 、 これ は平 成 13年 度か ら 22年 度の10年間 です け ども 、こ
れは81億 が 赤字 だっ た んで す。 こ れを 比較 し まし ても 、 あま りに も 大き な差 異 が生 じて
おり ます 。 約3 倍で す 。こ の生 じ てい るの は なぜ でし ょ うか 。
( 3) 1 年間 の財 政 推計 値で 、 こん なに 大 幅に 変動 す るの は、 住 民を 不安 と 混乱 に陥
れる だけ で ござ いま す 。そ の意 図 する とこ ろ は何 です か 、そ れを お 尋ね しま す 。
( 4) 海 田町 は従 来 、財 政推 計 に当 たっ て 、あ まり に も機 械的 か つ形 式的 で 、実 効性
に欠 けて い たの では な いで しょ う か。 伸び 率 が1 %、 簡 単に 伸ば し てい まし た 。こ れが
ひい ては 、 平素 行政 面 にお いて 財 政推 計の 意 義に 関す る 問題 意識 が 希薄 であ っ たと いう
あか しで は ない でし ょ うか 。そ の 辺を どう 考 えて おら れ ます か。
5 番、 今 後の 課題 で す。 (1 ) 今ま で合 併 事務 の進 め 方は 、あ ま りに も上 滑 り、 かつ
形式 的で あ るこ とか ら 、合 併に 対 する 真の 住 民の 意向 が 反映 され て いる とは 言 えな いと
考え ます 。 かか る状 態 で合 併を 強 引に 推し 進 める こと は 、昨 年12月 定例 議会 以 前に 、そ
れま で民 意 尊重 、民 意 反映 の上 、 結論 を出 す とい う町 長 本来 の合 併 スタ ンス に 全く もと
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るも ので は ない です か 。町 長は そ の辺 をど う 考え てお ら れま すか 。
( 2) 海 田町 民の 民 意尊 重、 民 意反 映の 環 境条 件整 備 につ いて 、 具体 的に ど のよ うに
対応 策を 考 えて おら れ ます か。
( 3) 前 回の 議会 で も申 し上 げ まし たけ ど も、 憲法 第 95条 にか か わり ます 憲 法の 要請
でご ざい ま す住 民投 票 につ いて 、 町長 はど の よう に考 え てお られ ま すか 。
大 きな 2 番、 土地 区 画整 理事 業 等に つい て でご ざい ま す。 (1 ) 海田 市駅 南 口土 地区
画整 理事 業 、J R立 体 交差 事業 、 及び 中心 市 街地 活性 化 事業 の各 事 業に つい て 、今 後の
見通 及び 取 組み 方に つ いて 、町 長 はど のよ う に考 えて お られ ます か 。
( 2) 合 併が 成立 す るか 不成 立 する かわ か りま せん け ども 、こ の 両者 にお け る各 々の
財源 確保 の 見通 しは ど のよ うに な って いま す か。
( 3) 各 事業 の今 後 の取 組み 方 とし て、 ま た、 財政 事 情か ら早 期 完成 は難 し いと 言わ
れて おり ま す段 原東 部 地区 、向 洋 地区 等の 他 の該 当事 業 の進 捗状 況 との 関連 は どの よう
に考 えて お られ ます か 。
( 4) 土 地区 画整 理 事業 は特 に そう です け ども 、強 制 執行 につ い ての 考え 方 はい かが
でし ょう か 。町 長の 所 見を 聞く も ので ござ い ます 。以 上 。
○議 長( 河 野) 暫時 休 憩を いた し ます 。再 開 は3 時15分 。
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
午後 2時 5 5分
休憩
午後 3時 1 5分
再開
~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ○~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~ ~ ~~ ~~~
○議 長( 河 野) 休憩 前 に引 き続 き 、本 会議 を 再開 いた し ます 。一 般 質問 を続 行 いた しま す。
桑原 議員 の 質問 に対 す る答 弁か ら 始め ます 。 町長 。
○町 長( 加 藤) 桑原 議 員の ご質 問 に答 弁い た しま すが 、 まず 、町 民 への 情報 提 供に ついて
のご 質問 に お答 えい た しま す。 ま ず1 点目 の 、町 民へ の 情報 提供 が 不足 して い るこ とに
つい てど の よう に考 え るか との ご 質問 でご ざ いま すが 、 平成 9年 8 月か ら6 回 シリ ーズ
で広 島市 と の財 政、 税 、福 祉制 度 、教 育等 の 比較 につ い て、 合併 問 題に 対す る 基本 的考
えに つい て 広報 に掲 載 し、 平成10年4 月に 合 併問 題検 討 資料 を全 世 帯に 配布 し てお りま
す。 また 、 14年 1月 か ら4 月に か け合 併関 連 記事 を広 報 紙に 掲載 し 、5 月に 合 併検 討資
料を 配布 し てお りま す 。そ の後 、 任意 協議 会 を設 置し 、 現在 合併 後 の具 体的 内 容に つい
て大 筋の 合 意が 整っ て まい りま す ので 、取 り まと め1 月 から 説明 会 で説 明し た いと 考え
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てお りま す 。
次 に2 点 目の 不足 し てい る情 報 は、 どの よ うな 内容 、 種類 のも の と考 えて い るの かと
の質 問に つ きま して は 、広 島市 と 合併 した と きの サー ビ スや 負担 、 まち づく り を現 在市
と協 議中 で あり 、皆 様 に情 報提 供 され てい な い項 目と 考 えて おり ま す。
次 に3 点 目の 質問 に つき まし て は、 任意 協 議会 終了 後 の1 月か ら 各自 治会 に おい て説
明会 を開 催 させ てい た だき ます 。 また 、任 意 協議 会で 大 筋合 意を 得 られ まし た 行政 サー
ビス の内 容 や新 たな 負 担、 まち づ くり につ い て取 りま と めを 行い 、 資料 を作 成 し、 その
後、 冊子 に して 全世 帯 に配 布す る こと とし て おり ます 。 また 、広 報 紙や ホー ム ペー ジに
も関 係記 事 を掲 載し 、 皆様 に周 知 した いと 考 えて おり ま す。
説 明会 等 の開 催に つ いて のご 質 問に お答 え いた しま す 。ま ず1 点 目の 5月 開 催の 住民
意見 交換 会 は、 盛り 上 がり に欠 け てい たが と のご 質問 で ござ いま す が、 合併 問 題は 重要
な問 題で あ り、 町民 の 多く の方 の 意見 を伺 う ため 、自 治 会長 の協 力 をい ただ き 、開 催さ
せて いた だ きま した が 、結 果的 に 参加 者が 少 なか った と 考え てお り ます 。
次 に、 2 点目 の質 問 につ きま し ては 、町 行 政の 責任 者 とし て合 併 が必 要で あ ると いう
方針を示し、その後合併の必要性、財政支援措置、広島市との制度比較等について、
「広 報か い た」 に掲 載 し、 また 、 住民 の皆 様 に広 島市 と の合 併に つ いて 理解 を 深め てい
ただ くた め 、合 併検 討 資料 を作 成 し、 全世 帯 に配 布を い たし まし た 。こ れに 基 づき 、5
月の 意見 交 換会 、7 月 のア ンケ ー トの 実施 、 9月 の合 併 に関 する 講 演会 の開 催 など を通
じて 理解 を いた だく よ うに して ま いり まし た 。今 後は 、 合併 した と きの 状況 に つい て任
意協 議会 で 協議 をし た 結果 を、 私 自ら 出向 い て、 協議 の 内容 につ い て説 明を し 、皆 様の
ご意 見を 聞 きた いと 考 えて おり ま す。
次 に3 点 目の 今後 の 説明 会等 の 開催 につ い てで ござ い ます が、 1 月か ら各 自 治会 にお
いて 説明 会 を開 催さ せ てい ただ く こと とし て おり ます 。
続 きま し て、 アン ケ ート につ い ての ご質 問 にお 答え い たし ます 。 まず 1点 目 の7 月に
実施 のア ン ケー トは 時 間と 税金 の 浪費 では な いか との こ とで ござ い ます が、 こ のア ンケ
ート は、 合 併に つい て 住民 の皆 様 のご 意向 を 把握 し、 今 後の 取組 み の参 考に さ せて いた
だく ため に 実施 した も ので 、十 分 にそ の目 的 は達 して お り、 効果 が あっ たも の と考 えて
おり ます 。
2 点目 の 再度 のア ン ケー トま た は全 有権 者 対象 のア ン ケー トの 実 施に つき ま して は、
現在 のと こ ろ考 えて お りま せん 。
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続 きま し て、 財政 推 計に つい て のご 質問 に お答 えい た しま す。 1 点目 の合 併 宣言 時点
で財 政推 計 の公 表を な ぜし なか っ たか との 質 問で ござ い ます が、 こ れま でも 一 般質 問で
お答 えを い たし てお り ます とお り 、12月議 会 で現 在の 思 いを 問わ れ まし たの で 、町 政を
預る 責任 者 とし ての 思 いを 答弁 し たも ので あ りま す。
2 点目 の 昨年 の財 政 推計 と大 き な差 異が 生 じて いる の はな ぜか と のご 質問 で あり ます
が、 この た びの 財政 推 計は 、合 併 まで に実 施 すべ き事 業 とし て、 大 規模 な投 資 的経 費を
含め たこ と によ り、 合 併を 視野 に 入れ てい な い昨 年の 財 産推 計と 比 べ大 きな 差 とな った
もの であ り ます 。
3 点目 の 1年 間で 財 政推 計が 大 幅に 変動 す るこ とは 、 住民 を不 安 と混 乱に 陥 れる こと
とな るが 、 その 意図 は 何か との ご 質問 であ り ます が、 財 政推 計の 結 果を その ま ま公 表し
たも ので 、 何の 意図 も あり ませ ん し、 合併 の メリ ット を 住民 の方 々 に説 明す る ため にも
必要 な情 報 であ ると 考 えて おり ま す。
4 点目 の 、財 政推 計 が機 械的 、 形式 的で 実 効性 に欠 け てお り、 財 政推 計の 意 義の 問題
意識 が希 薄 であ るあ か しと 考え る がど うか と のご 質問 で あり ます が 、推 計に 当 たっ ては、
先の 特別 委 員会 で財 政 推計 の基 本 的考 え方 、 推計 に当 た って の条 件 、個 別推 計 の方 法の
諸条 件を お 示し し、 ご 説明 をい た しま した が 、将 来を 予 測す るた め 、機 械的 、 形式 的と
なる 部分 も 当然 なが ら ある もの と 思っ てお り ます 。
ま た、 こ のた びの 推 計は 、合 併 建設 計画 へ の計 上を 求 めて いく 事 業を 単独 町 政の まま
で実施した場合の推計であります。この財政推計と同時に、実施計画(単独町政推移
分) 赤黒 の 対照 表の 単 独町 政で 推 計し た場 合 の実 施可 能 額も お示 し して おり ま すこ とか
らも 、実 効 性の ない も のと は考 え てお りま せ んし 、ま た 、財 政推 計 の意 義の 問 題意 識が
希薄 であ る とも 思っ て おり ませ ん 。
続 きま し て、 今後 の 課題 につ い ての ご質 問 にお 答え い たし ます 。 いろ いろ と ご意 見を
いた だき ま した が、 広 島市 との 合 併問 題は 、 昭和45年 に 申し 入れ を 受け て以 来 、今 まで
多く の議 論 を重 ねて き たと ころ で ござ いま す 。海 田町 と 広島 市安 芸 区は 、実 質 的に は1
つの 都市 と して の様 相 を呈 して お り、 海田 町 とい たし ま して は、 長 期的 かつ 広 域的 な視
点か ら、 拠 点地 区に ふ さわ しい 、 広島 都市 圏 東部 地区 の 均衡 ある 発 展と 、地 域 住民 の福
祉の 向上 を 図る こと が 求め られ て おり ます 。 また 、地 方 分権 の推 進 は、 自治 体 の体 制強
化、 行財 政 基盤 の充 実 が求 めら れ 、広 島県 に おい ては 、 平成12年11月に 市町 村 合併 推進
要綱 が示 さ れ、 全国 的 に合 併の 大 きな 流れ が 進ん でお り ます 。国 に おい ては 、 既に 合併
66
特例 法に お ける 財政 支 援を 延長 し ない 旨の 方 針が 決ま っ てお り、 国 や県 の支 援 を受 ける
こと がで き る合 併特 例 法の 期限 内 に合 併を 進 める こと が 、住 民の 皆 様に とっ て 最も よい
ので はな い かと 考え て おり ます 。
私 は、 就 任以 来、 合 併は 避け て は通 れな い 問題 であ る と申 し上 げ てま いり ま した が、
地方 分権 に よる 大き な 変革 の時 期 に当 たり 、 今ま さに そ の時 を迎 え たと 感じ て おり ます。
現在 これ に 適切 に対 処 すべ く、 広 島市 と合 併 に係 る任 意 の協 議会 を 設置 し、 将 来の まち
づく りや 行 政制 度の 取 扱い 等に つ いて 、事 前 の協 議を 始 めて いる と ころ でご ざ いま す。
今 後は 、 具体 的な 調 整方 針案 等 がで きま す ので 、現 在 まで の協 議 内容 を踏 ま え、 1月
から 自治 会 単位 で説 明 会を 開催 し 、住 民の 皆 様に ご説 明 をす ると と もに 、ご 意 見等 をい
ただ き、 今 後の 広島 市 との 合併 に 関す る協 議 の参 考に さ せて いた だ こう と考 え てお りま
す。
次 に、 住 民投 票に つ いて のご 質 問に つき ま して は、 こ れま でも お 答え して お りま すよ
うに 、議 会 制民 主主 義 のル ール に 則っ て進 め てい きた い と考 えて お りま す。
続 きま し て、 土地 区 画整 理事 業 等に つい て のご 質問 に お答 えい た しま す。 1 点目 の各
事業 の今 後 の見 通し 及 び取 組み 方 につ いて で ござ いま す が、 まず 、 海田 市駅 南 口土 地区
画整 理事 業 につ きま し ては 、行 政 報告 や山 岡 議員 のご 質 問に お答 え をい たし ま した よう
に、 先般 、 土地 区画 整 理審 議会 が 立ち 上が る とと もに 、 基準 地積 を 決定 する た めの 測量
につ きま し ても 、地 権 者の ご協 力 を得 て、 ほ ぼ目 途が つ きま して の で、 今後 に つき まし
ては 、換 地 設計 等に つ いて 審議 会 でご 審議 い ただ くと と もに 、土 地 利用 意向 調 査等 で、
地権 者の 方 々の ご意 向 の把 握に 努 め、 平成15年度 末を 目 標に 仮換 地 指定 を実 施 して まい
りた いと 考 えて おり ま す。
ま た、 広 島市 東部 地 区連 続立 体 交差 事業 に つい ては 、 現在 、県 に おい て用 地 測量 、家
屋調 査及 び 用地 買収 を 行っ てお ら れま す。 今 後に つき ま して は、 平 成18年度 を めど に買
収を 終え 、 JR 西日 本 と工 事協 定 を締 結後 、 高架 本体 工 事に 着手 し 、平 成27年 度の 完成
を目 指し て おら れま す 。
さ らに 、 中心 市街 地 活性 化事 業 につ きま し ては 、商 業 の活 性化 を 図る とい う 観点 から
も、 TM O の設 立を 働 きか ける と とも に、 商 店街 活性 化 対策 事業 等 、国 の他 の 支援 策も
視野 に入 れ て進 めて い きた いと 考 えて おり ま す。
2 点目 の 、合 併の 成 立ま たは 不 成立 の場 合 にお ける 、 区画 整理 事 業の 財源 確 保の 見通
しに つい て でご ざい ま すが 、来 年 度に は、 国 の上 積み 補 助制 度で あ る都 市再 生 土地 区画
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整理 事業 補 助金 の補 助 申請 を行 う 予定 でご ざ いま す。 こ の補 助金 が 採択 され れ ば、 新た
に区 画道 路 等に 係る 用 地費 、補 償 費、 築造 費 が補 助対 象 とな り、 概 算で 約20億 円ほ ど国
庫補 助金 が 増額 とな る 見込 みで ご ざい ます 。 また 、県 負 担金 につ き まし ても 、 平成13年
3 月 に 、 県 道 海 田 市 停 車 場 線 を 南 口 に 振 り 替 え て い た だ い た こ と に よ り 、 約 3 億 8,000
万円 増額 に なる 見込 み でご ざい ま す。 これ ら の増 額分 に つき まし て は、 来年 度 実施 計画
を変 更し 、 資金 計画 に 盛り 込む 予 定で あり 、 合併 の有 無 にか かわ ら ず特 定財 源 の確 保に
努め てま い りた いと 考 えて おり ま す。
3 点目 の 、今 後の 取 り組 み方 と 段原 東部 地 区、 向洋 地 区等 の他 の 該当 事業 の 進捗 状況
との 関連 に つい てで ご ざい ます が 、段 原東 部 土地 区画 整 理事 業に つ いて 、広 島 市に 確認
した とこ ろ 、市 から 当 該事 業は 市 とし ても 重 要な 施策 と 位置 づけ て おり 、事 業 の推 進に
向け て努 力 する との 回 答を いた だ いて おり ま す。 また 、 先ほ ど、 佐 中議 員に お 答え いた
しま した と おり 、向 洋 駅周 辺土 地 区画 整理 事 業に つき ま して は、11月29日に 事 業認 可を
受け 、今 後 は速 やか に 土地 区画 整 理審 議会 を 立ち 上げ 、 事業 を推 進 して いく と 聞い てお
りま すの で 、土 地区 画 整理 事業 と の直 接の 関 連や 影響 は ない もの と 考え てお り ます 。
ま た、 連 続立 体交 差 事業 の進 捗 状況 につ い てで ござ い ます が、 予 定の 用地 測 量、 家屋
調査 及び 用 地買 収は 、 関係 の皆 様 方の ご協 力 によ り、 ほ ぼ順 調に 進 んで いる と 聞い てお
りま す。 関 連に つい て は、 区画 整 理事 業と 同 様に 影響 は ない もの と 考え てお り ます 。事
業期 間に つ いて も、 ず れが 生じ な いよ う関 係 機関 と相 互 の連 携し 、 調整 を図 り なが ら、
一体 的な 整 備が 推進 で きる よう 努 めて まい り たい と考 え てお りま す 。
次 に、 4 点目 の強 制 執行 につ い てで ござ い ます が、 こ れか ら土 地 区画 整理 事 業を 円滑
に進 めて い くた めに は 、地 権者 の 方々 との 合 意形 成が 必 要と 考え て おり 、そ の ため には、
皆様 と十 分 な話 合い や 勉強 会等 を 行い 、事 業 に対 する ご 理解 を深 め てい ただ く とと もに、
皆様 のご 意 向を しっ か り把 握し 、 事業 にで き る限 り反 映 させ てい く つも りで ご ざい ます
ので 、現 時 点で は強 制 執行 のよ う なこ とは 考 えて おり ま せん 。ま た 、連 続立 体 交差 事業
につ きま し ては 、極 力 全員 の地 権 者の 皆様 方 と話 合い に より 、用 地 買収 を進 め てま いり
たい と考 え てお りま す 。ど うぞ よ ろし くお 願 いい たし ま す。
○議 長( 河 野) 桑原 君 。
○4 番( 桑 原) 再質 問 をさ して い ただ きま す 。今 、町 長 から 今ま で 議員 の方 か ら回 答があ
った 、そ の まま 同じ よ うな 回答 で 、趣 旨が 同 じよ うな 回 答で あっ た わけ です 。 いろ いろ
答弁 をい た だき まし た けれ ども 、 私は 、町 長 は合 併に 係 る町 民へ の 必要 な情 報 とい うこ
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とを 、ち ょ っと 誤解 な さっ てい る んで はな い かと 。2 つ の意 味か ら 申し 上げ た いと 思い
ます 。そ れ は、 私は 町 長が 合併 宣 言を なさ っ たそ のこ と につ いて 町 民が それ を 是か 非か、
賛否 を判 断 する ため の 情報 を流 す べき では な いか と言 っ てる んで す 。そ の必 要 な情 報と
いう のは 、 この 4月 に 合併 問題 調 査特 別委 員 会が 第1 回 が開 かれ た わけ です け ども 、そ
の席 でい ろ いろ と質 問 が出 たわ け です 、情 報 はど のよ う にす るの か とい うこ と 。そ の席
で、 合併 の 必要 性と 諸 課題 5項 目 が挙 げら れ たわ けで す 。そ れは ご 案内 のよ う に、 地方
分権 、少 子 ・高 齢化 、 財政 運営 、 広域 行政 、 多様 化す る 町民 のニ ー ズ、 これ に 対応 でご
ざい ます 。 それ で私 は 、地 方分 権 の推 進に つ いて 、例 え ば海 田町 は 今、 どう い う地 方分
権に つい て 現状 にあ る のか 、今 後 どの よう に 将来 変わ っ てい くの か 、少 子・ 高 齢化 社会
だと いう ん で、 海田 町 の場 合、 今 現状 はど う であ って 、 どの よう に 変わ って い くの か、
財政 運営 に つい ては 顕 著で ござ い ます ね。 こ この 今申 し 上げ た推 計 がそ うで す 。推 計、
見通 し、 料 金、 税金 問 題が どの よ うに 変わ っ てい くの か 。広 域行 政 、今 、海 田 町は 坂に
ごみ 焼却 場 をつ くっ て いま すね 。 今後 はそ れ がど のよ う に変 わっ て いく のか 。 多様 化す
るニ ーズ 、 海田 町で は 町民 が何 を 求め てい る のか 。そ の 番付 ぐら い はつ くっ て おら れる
んで しょ う かと いう こ とで す。 そ れが 合併 し なか った 場 合と した 場 合と では 、 この よう
に変 わり ま すよ とい う 情報 を、 合 併宣 言を な さっ た時 点 で出 すべ き では ない か とい うこ
とを 言っ て たん です 。 その 回答 に つい て、 全 然、 絶句 し て何 も答 え られ なか っ たで しょ
う。 だか ら 、原 点に 帰 って 、ま ず それ を流 せ と言 って い るん です よ 。そ の辺 に つい て、
海田 町独 自 のデ ータ を 分析 を行 っ て、 その 結 果を 町民 に 示し 、合 併 に対 する 町 民の 関心
を高 める こ とこ そ合 併 の賛 否を 判 断す るた め の情 報で あ るん では な いか と。
国 や県 が 言っ てる こ とを 、一 般 論を 持ち 出 して 、今 お っし ゃっ た よう に配 布 した とか、
検討 会で い ろい ろ検 討 を重 ねた と 言う んで す けど 、比 較 論で しか な いん です よ 。広 島市
と海 田町 の 比較 論だ け 述べ て、 将 来が どう な るの かと い うこ とを 1 つも 述べ て ない んで
す。 町長 が 合併 しま す と言 って も 、町 長が 決 める んで は ない んで す 、町 民が 決 める んで
す。 町長 、 それ ご存 じ でし ょう 。 これ らの 町 民が 求め る 情報 を、 私 はず っと 指 摘し 続け
てき たわ け です 、早 く 流し てく れ と、 早く 流 さな いと 後 れる とい う こと を。 こ の4 月か
ら一 切行 わ れて おり ま せん 。研 修 に、 先例 の 合併 した 市 町村 に行 っ てい ろい ろ 研修 しま
した けど 、 海田 町は 特 異で すよ 、 おか しい ん じゃ ない で すか 、異 常 です 。み ん な下 から
の盛 り上 が りが あっ て こそ 、う ま くい って い るん です よ 。12月に 合 併宣 言し て 、そ のま
ま合 併あ り きで 進ん で るか らお か しい と言 っ てる んで す 。そ のこ と は今 、町 長 から ご回
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答を いた だ きま した け ど、 町長 が おっ しゃ っ てる 町民 へ の合 併の 情 報と いう も のが 、単
なる 合併 の スケ ジュ ー ルで すね 、 スケ ジュ ー ルと か、 合 併の 事務 手 続、 そう い うよ うな
もの を流 し たり 、合 併 の進 捗状 況 、任 意協 議 会の 結果 を 得て とお っ しゃ って ま すけ ど、
その 経過 報 告み たい な もの では な いん です よ 。そ うい う もの を流 す こと によ っ て、 説明
会を 開い て そう いう こ とを 流す こ とが 、何 か 合併 に係 る 情報 を提 供 した と、 そ うい うよ
うな 錯覚 を なさ って い るん では な いで すか 。 私は そう い うよ うに 思 って いる ん です 。決
まっ たこ と を流 すの は 情報 でも 何 でも ない 、 単な る報 告 事項 なん で す、 連絡 事 項に すぎ
ませ ん。 町 長が 合併 を 宣言 なさ っ たこ とが 正 しい かど う かと いう 判 断を 、町 民 がで きる
よう な情 報 を流 して く ださ いと 言 って るん で す。 全く 違 うと 思う ん です 。決 ま った こと
を流 して 、 それ で情 報 を流 した か らと おっ し ゃっ てる ん では 、ど う しよ うも な いで すね。
そ れと 、 民意 を反 映 した とお っ しゃ って る わけ です け ど、 アン ケ ート の結 果 を見 て、
情報 を町 民 が知 らな い まま でそ の アン ケー ト を流 され て 、そ の結 果 で、 回収 率 の問 題も
あり ます が 、半 分は 賛 成し たと 、 それ が民 意 を反 映し た と錯 覚を な さっ てい る ので はな
いか と。 そ れと さら に 、合 併の 宣 言者 であ る 町長 であ り なが ら、 先 例の 合併 市 町村 長と
は異 なり ま して 、全 く 顔が 見え て こな いん で すよ 、町 長 の。 全然 先 頭に 立っ て おら れな
い 。 よ そ の 市 町 村 に 研 修 に 行 か せ て も ら っ て 見 ま し た よ 。 200回 も ひ ざ 突 き 合 わ せ て や
った とか 、 この 前の 黒 埼町 長の 講 演会 でも そ うだ った で はな いで す か。 有意 義 な研 修で
あっ たと 町 長は おっ し ゃっ てま す けど 、内 容 なん かど う でも いい ん です かね 。 それ を見
習っ ても ら いた いで す よ。 口実 だ けで 、口 先 だけ で、 よ かっ たよ か った と言 う んで は、
しよ うが な いと 思う ん です 。こ の よう なた め に、 町民 の 合併 の関 心 は盛 り上 が りま せん。
そし て、 こ のよ うな 説 明会 、ア ン ケー トを 何 度開 いて も 、町 民は 時 間的 にも 、 量か ら言
って も、 理 解す るこ と はお ろか 、 混乱 する ば かり です 。 そう して 、 税金 や時 間 のむ だ遣
いだ と言 っ て批 判が 出 るの は当 た り前 だと 思 うん です よ 。そ の辺 、 もう 一度 、 町長 のお
考え を聞 か せて いた だ きた いと い うこ と。
2 つ目 に 、昨 年12月 定例 議会 で 合併 宣言 を 行わ れる 前 まで は、 意 見交 換会 と かあ らゆ
る手 段を 講 じて 住民 の 合併 論議 を 高め 、か つ 住民 の意 見 を十 分に 尊 重、 反映 さ せな がら
合併 の結 論 を出 すべ き と、 町長 自 身が おっ し ゃっ たん で はな いで す か。 昨年12月定 例議
会で 唐突 に 、町 長は や める から 海 田町 も合 併 する よな ん てい うこ と で、 まず 合 併あ りき
の宣 言を し てお いて 、 後か ら町 民 への 理解 と か民 意反 映 を入 れれ ば よい とい う よう な考
え方 で、 今 まで なさ っ てん では な いで すか 。 こう いう 論 理は 合併 に はあ り得 な いと 思い
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ます 。先 例 の市 町村 長 から 見て 、 皆、 下か ら の盛 り上 が りで やっ て きて るか ら うま くい
って るん で すよ 。海 田 町は まず 合 併あ りき か ら始 まっ て 、後 から 何 かす れば 、 了解 得れ
ばい いな ん てこ とは 、 これ は全 く 、何 と言 い ます か、 今 まで の合 併 市町 村長 の 基本 的な
考え 方と 比 較し て、 あ まり にも 度 外れ で乱 暴 な考 え方 で はな いか と 私は 思い ま す。 町長
はそ の辺 を どの よう に 考え てお ら れま すか 。
そ うし て 、こ うい う こと が、 何 も今 始ま っ たこ とで は ない んで す よ。 2番 目 に申 し上
げて いる 区 画整 理事 業 でも そう で す。 住民 の 合意 を得 な けれ ば事 業 決定 はし ま せん よと
言い なが ら 、突 然、 事 業決 定し ま すと いう こ とで 事業 決 定を 行っ た 上、 実施 条 例を 制定
して しま っ たと 。後 で また 申し 上 げま すけ ど も、 何も 合 併だ けに 始 まっ たこ と では ない
です よ、 前 例が ある わ けで すか ら 。
そ れか ら 、3 番目 に 財政 推計 に つい てで す 。昨 年10月 推計 が80億 赤字 だっ た んで すね。
それ で、 今 回の 推計 が 230億 にな って るん で す。150億 アッ プし て いる んで す 。そ れで 今 、
特例 債券 が どう だの 合 併特 例の 関 係が ある か らと いう ご 回答 があ っ たん です 。 合併 特例
は歳 入と 歳 出が 両落 ち にな りま す から ね、 関 係あ りま せ ん。 それ は ちゃ んと 計 算し てみ
た ん で す 。 や は り 80億 と 230億 は 変 わ り ま せ ん よ 、 両 落 ち な ん だ か ら 。 建 設 計 画 で も 、
全額 の枠 が 決ま って 、 それ に各 事 業が はま っ てい るわ け です から 、 両落 ちに な って いる
わけ です か ら変 わり ま せん 、そ れ は理 由に な らな いん で すよ 。そ れ は全 部計 算 しま した
か ら 。 や っ て ご ら ん な さ い よ 、 わ か り ま す よ 。 だ か ら 、 そ の 150億 を 、 な ぜ 増 え た の か
とい うこ と を分 析し ま すと 、歳 入 が166億増 加し てい る 。そ れで 、 支出 が316億増 加し て
る 。 だ か ら 、 そ の 差 で あ る 150億 が 増 え て い る ん で す 。 そ れ を ど の よ う に 分 析 な さ っ た
のか 。合 併 とか なん か 関係 あり ま せん 。そ れ で、 この 前 の合 併問 題 調査 特別 委 員会 でも
説明 があ り まし たけ れ ども 、歳 出 関係 につ い て、 この 前 の比 較説 明 では 、ほ と んど が広
島市 の制 度 に統 一さ れ たん です ね 。そ れは 何 か、 質問 に 対し て広 島 市と 海田 町 の見 解の
相違 だと 。 広島 市の 説 明に 反論 が でき ない ま ま、 皆、 市 の方 へ統 一 する とい う こと なん
です 。
今 回の 推 計は 、市 の 制度 に統 一 され る前 の 支出 額で や って るわ け でし ょう 、 あれ を見
ます と。 だ から 、広 島 市か ら見 れ ば、 海田 町 は何 と無 駄 な非 効率 な 経費 を使 っ てい るん
だろ う、 だ から 広島 市 に統 一さ れ たら カッ ト され てし か るべ きで す よ。 それ は 前に 推計
なさ って い るわ けで す から 、カ ッ トさ れる べ きも のが 含 まれ てい る わけ です 。
結 論的 に 言い ます と 、広 島市 方 式で すべ て 統一 され れ ば、 市は 健 全財 政、 効 率主 義を
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貫い てま す から 、今 、 赤字 財政 で 往生 して い るわ けで す から 。収 支 はと んと ん か、 経費
が 半 分 見 て も 、 150億 か ら 160億 は ゼ ロ に な れ ば 、 316億 皆 赤 字 が 解 消 す る わ け で し ょ う 。
だか ら合 併 しな けれ ば 、今 の町 長 の話 では な いで すけ ど 、海 田町 に こう いう 無 駄が 出る
はず だよ と 、そ うい う ため の財 政 推計 です か と聞 きた い 。
こ れは 、 過去10年 間 の海 田町 の 財政 の推 計 、機 械的 に やっ てき ま した よ、 何 か県 が出
した 1% で 機械 的に 出 した りし て る。 そう い うこ との や り方 から 見 て、 今ま で だっ て、
いか に広 島 市か ら見 れ ば、 過去 に 、海 田町 と いう のは 、 予算 的に も 何か 税金 の 無駄 遣い
をし てい る んだ なと い うこ との あ かし にな る んで はな い でし ょう か とい うこ と を申 し上
げた かっ た んで す。
だ から 機 械的 で形 式 的に 行わ れ て、 町政 に 反映 され て いな いん で はな いか と 、今 まで
が機 械的 で 。や って ご らん なさ い よ、 今ま で のこ と、 そ んな にモ デ ィフ ァイ し ても だめ
です よ。 現 実は そう い うふ うに 、 我々 もも ら って るわ け です から 、 今ま での 過 去の 財政
推計 を。 だ から 、な ぜ こん なに 増 えた のか と いう こと を 言っ てる わ けで す。 も う一 度お
願い しま す 。
そ れか ら 、区 画整 理 事業 等に つ いて でご ざ いま す。 先 月の26日 の 火曜 日、 こ れは 歴史
的な 審議 会 が開 催さ れ まし た。 第 1回 目で ご ざい ます 。 町長 はそ の とき 欠席 な さっ たん
です ね、 こ の重 要な 会 議に 。こ れ は海 田町 に とっ て歴 史 的な こと で すよ 。し か も第 1回
です 。し か も招 集者 は 町長 なん で すよ 。招 集 して おい て 欠席 する と いう のは 、 どう も皆、
合点 がい か ない と言 っ てま した 。 欠席 され た 理由 は何 で しょ うか 。
そ れか ら 2つ 目に 、 当該 事業 は 住民 の同 意 なし には 事 業決 定は 行 いま せん と 、そ うい
う覚 書、 そ して 議会 で の同 様の 発 言、 事業 推 進協 議会 と の差 別扱 い 、県 の公 共 事業 の再
評価 委員 会 の事 業凍 結 留保 、3 党 合意 書の 中 止勧 告に 対 する 継続 措 置、 もう 枚 挙に いと
まが あり ま せん 。住 民 無視 と住 民 の合 意形 成 のな いま ま 、強 行法 だ とい うこ と を盾 に、
行政 力で も って 、行 政 権力 で一 方 的に 事業 決 定を 行い 、 当該 事業 を 推し 進め て きた とこ
ろで す。 本 議会 で以 前 、当 該事 業 への 反対 者 はご く一 部 だと 、数 字 まで 載せ て 公表 され
まし た。 今 回の 区画 整 理審 議会 の 委員 選挙 で 、事 業反 対 の意 思表 明 者が42票 、 賛成 者が
31票 、投 票 され ない 権 利者 区分 か らし ても 、 60% の人 が 反対 して い るん です 。 今現 在、
窪町 に在 住 して おら れ る人 だけ で 見れ ば、80%は 反対 で すよ 。そ う いう こと が 明確 にな
った わけ で す。 それ は 分析 なさ っ てい ると 思 いま す。 当 該事 業の 施 行責 任者 で ある 、い
やし くも 選 良た る町 長 は、 これ を どの よう に 受け とめ て おら れる の か、 もう 一 度よ ろし
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くお 願い し たい 、回 答 を。 以上 で す。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 合併 に つき まし て 、町 長が 住 民の 意見 を 十分 に聞 か んう ちに 、 唐突 に自分
の任 期の 中 で責 任を も って やり た いと いう こ とを 言う た と、 これ は 逆し では な いか と、
やは り皆 さ んの 盛り 上 がり があ っ て、 そう い う方 向を 決 める べき で あろ うと 、 こう いう
ご意 見で ご ざい ます 。 私は 、桑 原 さん のお 考 えは それ は それ であ ろ うと 思い ま すが 、私
は行 政の 責 任者 とし て 、や はり 自 分が この 合 併が 必要 で ある とい う 方針 を出 し た上 で、
それ に対 し てい ろん な ご意 見を 承 りな がら 進 めて いき た いと いう ふ うに 考え て おる わけ
でご ざい ま して 、初 め から いか が いた しま し ょう かと い うよ うな こ とで なく 、 やは り自
分自 身、 責 任者 とし て の考 え方 を 明確 にし て 、そ の上 で のい ろん な ご意 見を 賜 わっ てい
きな がら 、 それ をま た いろ んな 協 議の 中に 生 かし てい き たい とい う ふう に考 え てお るわ
けな んで 、 そう いう こ とで 、事 前 の情 報が 流 して ない と いう こと に つい ては 、 私は その
よう な考 え 方を いた し てお るわ け でご ざい ま す。
そ れか ら 審議 会の こ とに つき ま して 、私 が 欠席 をし た とい うこ と 、確 かに 欠 席を いた
しま した け れど も、 ち ょう ど全 国 の町 村長 大 会に 日に ち が合 致い た しま した の で、 その
方へ 出席 を いた しま し た。 それ に よっ て誠 に 申し 訳な い こと です が 、欠 席を い たし たと
いう こと で ござ いま す 。
○議 長( 河 野) 建設 部 長。
○建 設部 長 (池 乃本 ) 今回 の審 議 会委 員の 選 挙の 結果 で 、約 6割 の 方が 反対 票 にな ってい
ると 、こ の 結果 につ い て、 どの よ うに 受け と めて いる か とい うふ う なご 質問 で ござ いま
すが 、土 地 区画 整理 審 議会 は、 町 長の 諮問 機 関と して 、 施行 区域 内 の権 利者 の 適正 な意
見を でき る だけ 事業 に 反映 させ 、 事業 が民 主 的で 公正 に 行わ れる よ う設 置す る もの でご
ざい ます 。 事業 推進 す るに 当た り まし て、 法 律に 定め ら れた 事項 を 審議 して い ただ く機
関で ござ い ます 。し た がい まし て 、事 業の 賛 否を 論議 す る場 では な いと 考え て おり ます。
施行 者と い たし まし て は、 この よ うな 法律 の 趣旨 に沿 っ て選 挙を 実 施し たも の でご ざい
ます ので 、 賛成 派だ と か反 対派 だ とか 、そ う いっ たよ う な色 分け で 選挙 を行 っ たわ けで
はご ざい ま せん 。し た がい まし て 、就 任さ れ まし た委 員 の方 々に お かれ まし て は、 今後、
事業 を進 め てい くこ と につ きま し て、 熱心 な ご審 議と ご 協力 を賜 わ りま すよ う にお 願い
を申 し上 げ る次 第で ご ざい ます 。
○議 長( 河 野) 財政 課 長。
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○ 財 政 課 長 ( 内 田 ) ま ず 1 点 目 の 150億 円 の 増 の 分 析 を ど う し た の か と い う 質 問 で ご ざ い
ます が、 私 ども 今回 の 推計 をす る に当 たり ま して 、主 な 要因 につ き まし ては 、 当然 なが
ら、 今回 の 合併 に基 づ きま して 、 今ま で不 確 定な 要件 等 も踏 まえ ま して 、投 資 的経 費が
当然 なが ら 増え たも の でご ざい ま す。
そ れか ら 2点 目で ご ざい ます が 、赤 字の 財 政推 計は お かし いん で はな いか と いう よう
なご 質問 を いた だい た と思 うん で すが 、こ れ につ きま し ては 、確 か に今 回の 財 政推 計に
つき まし て は、 大き な 赤字 とな っ てお りま す が、 この 赤 字が 生じ て いる から 、 当然 なが
ら重 点的 に 実施 して い く事 業や 事 業費 の事 業 等の 優先 順 位を 定め 、 限ら れた 財 源で 予算
を編 成し て いく こと に なる と考 え てお りま す 。し たが い まし て、 こ の推 計に 基 づき まし
て、 実効 性 のあ る予 算 を組 んで い ると いう こ とか らも 、 推計 につ い ては 実効 性 が全 くな
いと は考 え てお りま せ んの で、 よ ろし くお 願 いし ます 。
○議 長( 河 野) 桑原 君 。
○4 番( 桑 原) まず 、 今の 建設 部 長の 回答 と いう のは 、 町長 に対 し て失 礼で す よ。 私が質
問し たの は 、選 良で あ る町 長は ど う考 えて ま すか と言 う んで すよ 、 反対 者が 多 いの は。
それ を何 で 建設 部長 が 言う の。 お かし いじ ゃ ない です か 。あ んた 、 町長 では な いで しょ
う。 選良 で ある 町長 は どの よう に 考え てお ら れま すか と 質問 した ん だよ 。何 で あな たが
とっ て、 そ んな こと を 言う の。 い やし くも 選 挙の 結果 の 、住 民の 意 思と いう の は、 経験
者で ある 町 長が どの よ うに 判断 す るか とい う こと を聞 い てい るん で すよ 。町 長 にも う一
度そ れを 答 えて いた だ きた い。
時 間が な いか らあ れ です けど 、 この 1年 間 、町 長の 動 向や これ ま での 回答 を 総合 しま
して 、要 は 、町 長は 昨 年12月定 例 議会 の合 併 宣言 を行 っ た時 点で 、 あら ゆる 手 段を 講じ
て、 民意 を 尊重 、反 映 させ ると い う発 言を 撤 回し たと み なし てい い んで すか 。 まさ にそ
うい うよ う な動 向で は ない です か 、今 。回 答 は皆 、決 ま った よう な こと ばか り 、説 明会
を開 きま す 、1 月に 開 きま すっ て 、私 が根 本 的に 違う 、 情報 の関 係 です よ。 ま ず情 報あ
りき です 。 情報 が、 町 長、 何回 も 言い ます が 、町 長が 合 併宣 言を し たこ とが 、 賛成 か反
対か 、是 か 非か とい う こと を、 住 民が ちゃ ん と判 断で き るよ うな 情 報を 流し て くれ と言
って いる ん です 。何 も 済ん だこ と をは っき り しな いと 流 せな いと か 、そ んな こ とは 関係
ない です 。 そこ に混 乱 があ るん で すよ 。私 は そう 思っ て 長々 とこ う いう 、情 報 とは 何ぞ
や、 説明 会 とは 、ア ン ケー トは ど うだ って 、 一々 こう や って 分か る よう に説 明 した はず
です 。
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そ れか ら 2つ 目、 区 画整 理事 業 の問 題で す けど 、今 ま で都 市計 画 決定 をさ れ て10年た
った んで す ね。10年 た った 今、 善 良な る海 田 町民 です よ 、窪 町住 民 だっ て、 ち ゃん と納
税は して る し、 教育 義 務も 受け て 。そ うい う 窪町 住民 に 対し て、 今 まで 、そ れ こそ 不安
と焦 燥の 念 ばか りで 苦 しめ ただ け では ない で すか 。事 業 は全 然進 ん でな いで し ょう 。ど
んど ん進 め るだ けで す 、強 行法 だ から しよ う がな いで す よ。 何も 反 対し て妨 害 した りし
た覚 えは な いで すか ら ね。 だけ ど 、今 回の 審 議会 の選 挙 で、 はっ き りし たん で すよ 、そ
れ。 窪町 住 民の ほと ん どが 皆、 反 対で すよ 。 分析 なさ っ たで しょ う 。賛 成と 言 う人 は、
あそ こに 住 んで いな い 人が ほと ん どで すよ 。 それ は、 我 々の 苦し み を知 らな い から です
よ、 住ん で る人 の。 町 長は 施政 者 とし て、 こ うい う窪 町 住民 の生 活 権と か居 住 権に つい
て、 どの よ うに 考え て おら れま す か。 それ を しっ かり と 答え てい た だき たい と 思い ます。
我 々は 何 も、 海田 町 に対 して 税 金を 納め な かっ たり そ んな こと を やっ てる わ けで はあ
りま せん 。 ちゃ んと や って るわ け です よ。 反 対者 が80% ぐら いお る のに 、そ れ に対 して、
町長 も選 挙 で選 ばれ た 人で すか ら 、ど のよ う にそ れを 受 けと めて お られ るか と いう 質問
をし たん で す。 何も 建 設部 長が そ んな こと を 言う 必要 は ない んだ 。 その 2点 に つい て、
時間 の関 係 があ りま す から 、し っ かり と回 答 をお 願い し ます 。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 区画 整 理事 業に つ きま して の 今の 審議 会 の反 対、 賛 成と いう ふ うな ことで
のパ ーセ ン テー ジを お 伺い した わ けで すが 、 これ は当 然 わか って お りま すけ ど も、 これ
は審 議会 の 選挙 は、 賛 成で すか 反 対で すか と いう こと で の選 挙を し たわ けで は ござ いま
せん ので 、 必ず しも 言 われ るそ の 数が 、こ の 審議 会の 委 員の 選出 に かか わる と 、こ うい
うふ うに は 考え てお り ませ ん。
そ れと 、 情報 の提 供 につ いて で ござ いま す が、 任意 協 議会 の協 議 の中 で、 合 併し た場
合の 負担 や 住民 サー ビ ス、 まち づ くり の姿 が 具体 的に 明 らか にな っ てま いり ま すの で、
1月 から は その 内容 に つい て、 住 民の 皆様 に 各自 治会 へ でき るだ け 、で きる だ けで なく、
出向 いて い って 、じ か にお 話を し 、ま たそ の ご意 見を い ただ きな が ら、 協議 会 へ反 映さ
せる もの は させ てい く とい うふ う に考 えて お りま すの で 、自 治会 を 全部 回っ て 、じ かに
ご理 解を 得 る努 力を し てま いり ま す。
(「 回答 に なっ てな い でし ょう 」 と呼 ぶ者 あ り)
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 済み ま せん 。窪 町 に住 んで お られ る方 々 の生 活権 に つい てど う 考え るかと
75
いう こと で ござ いま す けれ ども 、 やは りこ う いう ふう な 区画 整理 事 業で ある と か、 ある
いは 基盤 整 備と か、 こ うい うこ と をし よう と する と、 ど うし ても そ の地 域の 方 にお 願い
をし て、 ご 協力 をい た だい て、 そ の間 、大 変 な不 自由 を かけ たり ご 無理 をお 願 いす るこ
とは 承知 で ござ いま す けれ ども 、 基盤 整備 と いう のは 、 何も 区画 整 理事 業だ け でな くし
て、 例え ば 東広 バイ パ スに して も 、二 百数 十 軒の 方に 移 動を お願 い して 、今 、 ああ いう
道路 がで き たわ けで 、 必ず いろ ん なこ の基 盤 の整 備、 道 路の 拡幅 、 いろ いろ や ると きに
は必 ずご 迷 惑を かけ る こと は十 分 承知 でお 願 いを して お るわ けで ご ざい まし て 、何 もそ
の方 々が む ちゃ を言 い よる とか ど うと か、 そ うい うよ う な感 覚で は ござ いま せ ん。 やは
りご 協力 を とに かく お 願い しな が ら事 業を 進 めて いか な いと 、や は り整 備が で きな いと、
こう いう こ とで ござ い ます 。
○議 長( 河 野) 何か 抜 けと る。
(「 回答 に なっ てま せ ん」 と呼 ぶ 者あ り)
○議 長( 河 野) ああ い う声 があ り ます ので 、 どう ぞ。
○4 番( 桑 原) 今の 回 答自 体が 住 民の 情報 と か何 か、 全 く無 視し て ると いう こ とで すよ。
それ だけ で す。
○議 長( 河 野) 9番 、 宮坂 君。
○9 番( 宮 坂) 9番 、 宮坂 です 。 合併 問題 に つい てお 尋 ねし ます 。 広島 市と の 合併 を進め
る上 で、 加 藤町 長は 、 合併 問題 は 避け て通 れ ない と言 っ てき たと 答 弁さ れて お られ ます。
確か に合 併 問題 は避 け てこ なか っ たが 、私 に 言わ せれ ば 、町 長は 合 併は 避け て 通っ てき
たの では な いか と思 わ れて 仕方 あ りま せん 。 しか しな が ら、 私は こ こが 大事 だ と思 うん
です が、 過 去三 度の 町 長選 挙に お いて 、加 藤 天に 投票 し た方 は、 町 長の その よ うな 方針
に同 調し 、 そし てそ れ を支 持さ れ てき たの で はな いか と 考え てき ま した 。そ れ が、 合併
特例 法の 期 限ま での 駆 け込 み合 併 の突 然の 表 明。 今、 海 田の 町内 に は、 町長 へ の、 特に
支持 して く ださ った 方 から の不 信 が漂 って お りま す。 そ の町 民の 声 なき 声が 町 長に は聞
こえ ない の です か。 私 は広 島市 と の合 併の 表 明は 、拙 速 であ った と 今で も考 え てお りま
す。 住民 の 意思 を重 視 せず 、い わ ゆる 行政 主 体で 合併 を 進め た場 合 、合 併は 割 合に スム
ーズ に進 ん でい きま す が、 合併 後 にひ ずみ が 生じ 、問 題 化す るこ と が多 いと 聞 いて おり
ます 。合 併 の成 功例 と して 有名 な 兵庫 県篠 山 市に おい て も同 様で あ ると 聞い て おり ます。
古来 より 「 兵は 巧遅 よ り拙 速を 尊 ぶ」 とい う 言葉 があ り ます が、 合 併問 題は 巧 遅に 進め
てい くべ き では なか っ たの かと 強 く感 じて お りま す。 先 ほど 佐中 議 員の 質問 に もあ りま
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した が改 め て聞 きま す 。今 後進 め てい かれ る 住民 説明 会 で、 反対 の 声が 多け れ ばど うす
るの か、 お 尋ね しま す 。
ま た、 住 民説 明会 で あい まい な 答弁 をす る こと は、 か えっ て混 乱 を招 くか ら 、任 意の
協議 会で あ る程 度固 ま った もの を 提示 した い と再 三答 弁 され てお ら れま すが 、 住民 説明
会で も建 設 計画 には な い要 望事 項 が多 数出 て くる と予 想 され ます 。 それ への 対 応は どう
する つも り なの です か 。職 員が 何 カ月 もか け て広 島市 と 整合 させ て 、そ の上 で 、私 たち
議員 の要 望 を聞 いて い るが 、そ の ほと んど は 聞き 入れ て もら って お りま せん 。 その よう
な状 況で 、 住民 の意 見 、要 望を 本 当に 法定 協 議会 へ持 ち 込む つも り があ るの で すか 。
続 きま し て、 加藤 会 館を も出 張 所に とい う こと で、 合 併の 進め 方 に問 題が あ ると して
も、 具体 的 協議 が必 要 であ りま す 。計 画で は 現在 の庁 舎 跡地 は公 園 にし て、 出 張所 は町
民セ ンタ ー に置 くと さ れて おり ま す。 それ は よい ので す が、 瀬野 川 から 北に は 拠点 性の
ある 施設 が 、公 民館 ぐ らい のも ん で、 ほか に はな くな っ てし まい ま す。 何よ り も現 在の
役場 庁舎 に なれ 親し ん だ方 、特 に ご高 齢の 方 には 、幾 ら 距離 がそ ん なに 遠く は ない とい
って も、 安 芸区 民セ ン ター に行 く のは 大変 な こと であ る と考 えま す 。加 藤会 館 をも 出張
所に でき る よう 、強 く 交渉 すべ き であ ると 思 いま すが 、 どう でし ょ うか 。
最 後に 、 福祉 セン タ ーは 合併 建 設計 画に と いう こと で 、山 岡議 員 の質 問と も 重複 しま
すけ れど も 読ま せて も らい ます 。 来年 度に 予 算計 上さ れ るで あろ う 福祉 セン タ ー整 備事
業で ある が 、こ れは 、 広島 市と 合 併す るの で あれ ば、 合 併建 設計 画 に盛 り込 ん で、 海田
町単 独で の 整備 は延 期 すべ きで あ ると 考え ま す。 そも そ もこ のセ ン ター の目 玉 であ るプ
ール は、 本 当に 必要 な のか 大い に 疑問 の生 じ ると ころ で あり ます 。 合併 建設 計 画で は、
平成18年 ご ろに 温水 プ ール を含 め たス ポー ツ セン ター の 建設 を計 画 して おり ま す。 福祉
セン ター の プー ルは リ ハビ リ用 の プー ルで あ ると して も 、同 様の 施 設を スポ ー ツセ ンタ
ーに 計画 す れば よい の では ない か と考 える ん です 。仮 に 福祉 セン タ ーを プー ル つき で建
設し た場 合 、そ のプ ー ルに 対す る 建設 費用 と 維持 管理 費 は幾 らぐ ら いに なる と 想定 して
いる のか お 尋ね しま す 。以 上で す 。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 宮坂 議 員ご 質問 に お答 えを い たし ます 。 まず 、合 併 問題 につ い てお 答えを
いた しま す 。1 点目 の ご質 問に つ きま して は 、地 方分 権 の推 進は 、 いよ いよ 実 行段 階を
迎え てお り 、住 民に 身 近で 高度 な サー ビス を 的確 に提 供 する ため に は、 また 、 広島 都市
圏東 部地 区 の均 衡あ る 発展 と一 体 的な まち づ くり を進 め てい くた め に、 自治 体 の行 政体
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制の 一層 の 強化 、行 政 基盤 の充 実 が求 めら れ てお りま す 。こ うし た 中、 国・ 県 の支 援を
受け るこ と がで きる 合 併特 例法 の 期限 内に 合 併を 進め る こと が、 住 民の 皆様 に とっ て最
もよ いの で はな いか と 考え てお り 、任 意協 議 会で 大筋 合 意を 得ら れ まし た行 政 サー ビス
の内 容や 新 たな 負担 、 合併 後の ま ちづ くり に つい て、 住 民の 皆様 に お示 しを し 、理 解を
得る よう 努 めて まい り たい と思 っ てお りま す 。
次 に、 2 点目 の住 民 説明 会に お ける 住民 の 皆様 から の 要望 や意 見 の取 扱い に つき まし
ては 、今 後 の協 議の 参 考と させ て いた だき た いと 考え て おり ます 。 諸制 度の 取 扱い につ
いて でご ざ いま すが 、 広島 市民 と して 生活 、 活動 して い くた めに も 、基 本的 に は市 の制
度に 合わ せ ざる を得 な いと 考え て おり ます 。 広島 市・ 海 田町 合併 研 究協 議会 に おい ては、
基本 的な 合 意を 得ら れ れば と考 え おり ます が 、細 部に わ たっ ては さ らに 今後 協 議を 続け
てい くこ と とし てお り ます 。ま た 、協 議が 調 わな いも の につ きま し ては 、法 定 の協 議会
へ持 ち越 さ れる こと が ある かと も 考え てお り ます 。
続 きま し て、 加藤 会 館へ の出 張 所の 設置 に つい ての ご 質問 にお 答 えい たし ま す。 役場
庁舎 は昭 和 31年 に合 併 して 以来 、 現在 地周 辺 に置 かれ て きた 経緯 が ござ いま す 。し かし、
合併 によ り 役場 その も のが なく な るこ とか ら 、そ の代 替 とし て出 張 所の 設置 場 所の 検討
を行 って き たと ころ で ござ いま す 。検 討に 当 たっ ては 、 利便 性の み を追 求す る ので なく、
交通 事情 や 効率 的な 行 政運 営を も 視野 に入 れ た検 討を い たし まし た 。そ の結 果 、加 藤会
館 か ら 安 芸 区 役 所 ま で は 直 線 距 離 で 約 900メ ー ト ル し か な く 、 あ ま り に も 区 役 所 に 近 い
ため 、市 の 出張 所設 置 基準 を考 慮 しま すと 、 加藤 会館 へ の出 張所 の 設置 を考 え るこ とは
でき ない 状 況で ござ い ます 。
瀬 野川 以 北の 拠点 に つい てで ご ざい ます が 、海 田公 民 館や ふる さ と館 はそ の まま 存続
する 予定 で あり 、ま た 、加 藤会 館 は地 域の 集 会所 とし て の活 用を 考 えて おり ま すの で、
公共 施設 が 全く なく な ると いう も ので はご ざ いま せん 。
続 きま し て、 福祉 セ ンタ ーは 合 併建 設計 画 にと のご 質 問に お答 え いた しま す 。ま ず1
点目 の、 福 祉セ ンタ ー 整備 事業 を 合併 建設 計 画に 盛り 込 むこ とに つ いて は、 先 ほど 山岡
議員 から の ご質 問で お 答え いた し まし たよ う に、 来年 度 の着 工に 向 け、 これ ま での 事業
用地 の買 収 と建 設事 業 費の 財源 確 保を 行っ て まい りま し た。 また 、 本年 9月 に は実 施設
計費 の補 正 予算 の議 決 をい ただ き まし たの で 、現 在、 そ の設 計業 務 の発 注を 行 って おる
とこ ろで ご ざい ます 。 した がい ま して 、( 仮 称) 海田 町 福祉 セン タ ーの 建設 事 業費 は、
合併 建設 計 画に は盛 り 込ま ず、15年度 当初 予 算に 盛り 込 む予 定で ご ざい ます 。
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次 に、 2 点目 の福 祉 セン ター に 整備 予定 の リハ ビリ 用 プー ルは 、 合併 建設 計 画に ある
スポ ーツ セ ンタ ーに 計 画す れば よ いと のご 意 見で ござ い ます が、 福 祉セ ンタ ー に考 えて
いる プー ル は、 主と し て機 能訓 練 を目 的と し たも ので 、 健康 と福 祉 の増 進と い う観 点か
ら考 える な ら、 福祉 セ ンタ ーの 機 能と して 十 分な 役割 を 担え る施 設 であ ると 考 えて おり
ます 。
次 に、 3 点目 のプ ー ルに 対す る 建設 費用 と 維持 管理 費 用で ござ い ます が、 施 設の 概算
工事 費約15億の うち 、 プー ル整 備 に要 する 経 費は 約3 億 円で 、ま た 、プ ール の 維持 管理
費 に つ き ま し て は 、 設 備 の 保 守 及 び 光 熱 水 費 等 で 年 間 約 700万 円 と 試 算 を い た し て お り
ます 。し か し、 これ ら の試 算額 は 今後 実施 設 計業 務を 進 めて いく 中 で精 査し て いく 必要
があ り、 変 わる こと も 考え られ ま すの で、 ご 理解 いた だ きた いと 思 いま す。 以 上で ござ
いま す。
○議 長( 河 野) 宮坂 君 。
○9 番( 宮 坂) 再質 問 をさ せて も らい たい と 思い ます 。 まず 、合 併 問題 。総 論 的に なるん
です けど も 、先 ほど 桑 原議 員の 質 問に あっ た よう に、11月27日に 全 国町 村長 会 が都 内で
開か れた と いう こと で 、町 長も 参 加さ れた と いう 答弁 が あっ たん で すけ ども 、 その 町村
大会 で、 強 制的 な自 治 体合 併の 反 対な どを 緊 急決 議し た とい う報 道 がな され て おり ます。
こ れ は テ レ ビ で も あ り ま し た し 、 翌 日 の 新 聞 で も 掲 載 さ れ て お り ま し て 、 全 国 約 2,500
町 村 の 首 長 、 町 村 関 係 者 約 3,200人 が 参 加 、 参 加 し た 町 村 長 は 「 強 制 す る な 町 村 合 併 」
と書 かれ た 帽子 をか ぶ り、 アピ ー ルす るな ど 異例 の光 景 とな った と 書か れて お りま した。
町長 もこ の 大会 に参 加 され て、 帽 子を かぶ ら れ、 アピ ー ルを され た と思 うん で すけ れど
も、 これ は どう いう 思 いで アピ ー ルを され た のか 、ま ず 、そ れ1 点 、お 聞か せ くだ さい。
そ れか ら 、ち ょっ と 外れ るか も しれ ませ ん が、 合併 論 の進 め方 と 一緒 なん で 、12月1
日の 中国 新 聞な んで す けど 、オ リ ンピ ック に おけ る野 球 の除 外、 先 送り とい う こと があ
りま して 、 国際 オリ ン ピッ ク委 員 会は メキ シ コ市 で開 か れ、2008年 度、 北京 五 輪か らの
野球 、ソ フ トボ ール 、 近代 5種 の 除外 を審 議 した が、 I OC 委員 か ら検 討期 間 の短 さを
理由 に決 定 延期 を求 め る声 が相 次 いだ 。総 会 では 多く の IO C委 員 が除 外へ の 異議 を唱
えた が、 そ れは よし あ しで はな く 性急 に過 ぎ るI OC の 手法 に対 す るも のが 多 かっ たと
いう 、こ れ はま さに 、 今の オリ ン ピッ クの 件 、今 のう ち の海 田町 の 現状 にそ っ くり だと
いう ふう に 思っ たん で すよ 。い ろ いろ な声 が ある んで す けど 。も う 同じ よう な 質問 ばか
りで 、町 長 も同 じよ う な答 弁ば か りさ れて い ると 思う ん です けど も 、こ うい っ た声 が今、
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町内 にす ご くあ るん で すよ ね。 実 際歩 いて み ます と、 例 えば 、今 ま で合 併に は 賛成 とか、
ある いは 合 併は やっ ぱ りせ んに ゃ あい けん か のう とい っ た思 いの 方 も、 こう い った 議論
を先 送り に した まま の 合併 表明 と いう のは 、 これ はち ょ っと 問題 が ある ねと い う声 が大
きく なっ て いる んで す よ。 それ で 、合 併賛 成 だっ た人 間 も、 改め て 考え るよ と いう よう
な立 場に な って きて い るよ うな 現 状が 、実 際 起こ って き てい るん で すよ 。
先 ほど 来 、町 長は 町 長と して の リー ダー シ ップ が大 切 であ ると い うこ とで 、 合併 とい
うの を私 の 判断 でさ れ たと いう ふ うに 言わ れ てお って 、 この 答弁 は 変わ らな い と思 うん
です けど も 、こ の辺 に 関し て、 も う一 度お 聞 かせ 願え ま せん かと 思 いま して 。
加 藤会 館 の件 。加 藤 会館 の件 は 、前 回と い うか 合併 問 題調 査特 別 委員 会、 あ のと きに
も聞 かせ て もら って 、 恐ら く無 理 でし ょう と いう よう な こと 。あ の とき 、た だ すご く一
生懸 命、 加 藤会 館、 こ の辺 も残 し てく れと 言 った んだ け ど、 それ は 初め から 無 理で すよ
とい うよ う な答 弁が 返 って きた ん で、 改め て 本会 議の 場 で上 げさ せ ても らい ま した 。
そ こで お 聞き しま す が、 例え ば 広島 市と 合 併し た町 村 の中 で、 旧 役場 、町 役 場、 村役
場以 外の 場 所を 出張 所 にし たと い うと ころ は 実際 にあ っ たん でし ょ うか 。ほ と んど の場
所、 ごめ ん なさ い、 私 、不 勉強 で わか らな い んで すけ ど も、 ほと ん どの 、す べ ての 町村
は旧 役場 が 出張 所に な って いる ん では ない か と思 うん で す。 そう い った 観点 か ら、 この
役場 に来 て 、い ろん な 住民 票等 、 いろ んな 出 張所 的な 機 能で すか 、 そう いっ た 機能 があ
ると 思っ て いた 人が 、 もう この 役 場近 くに は そう いう の がな くな る んで すよ と 、町 民セ
ンタ ーに 行 って しま う んで すよ と いう こと 自 体を 、町 民 の方 は知 ら ない 方が 多 いと 思う
んで すよ 。 町民 セン タ ーの 方に で きる って す ごい 、あ あ 、こ れは 便 利に なる な と思 う方
が多 いと 思 う。 ただ 、 特に この 辺 の方 は、 あ らそ んな こ と、 初め て 知り まし た よ、 役場
はな くな る とか 何と か いう うわ さ は聞 いた ん だけ ど、 何 か残 して く れる んで は ない かと
いう 淡い 期 待等 があ っ たと 思う ん です よ。 そ れが もう 初 めか らな く なっ て、 1 月7 日か
ら住 民説 明 会を され て 、特 にこ の 7日 です か 、中 店と か 上市 あた り の方 を対 象 にさ れる
と思 うん で すけ ども 、 そこ で、 ど うし ても 残 して くれ と か、 それ は 絶対 許せ な い、 反対
だと いう 声 がも し多 か った らど う する んで す かと いう 質 問を した つ もり だっ た んで すよ。
それ に対 し ても 、こ れ は特 例法 の 期限 内で 、 自分 の任 期 内で 合併 し たい とい う 方針 で必
ず行 くと 、 合併 反対 の 声が 改め て 多く ても 、 私は 自分 の 任期 で合 併 する とい う 方針 は変
えな いと い う答 弁を 先 ほど 来さ れ てい るん で すよ ね。 そ れで いい の かな 。町 長 はそ れで
いい んか と 思う んだ け ど、 それ で はい けな い んで すよ 。 その 声を 法 定協 に持 っ てい って
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上げ ると 言 って いる ん です けど も 、そ の法 定 協で は、 も う任 意協 で 、し かも 今 現在 の段
階で 無理 だ と言 って い るこ とが 、 法定 協に な って 覆る と いう こと は ほと んど も う、 絶対
ない と言 っ ても 過言 で ない と思 う んで すよ 。 そこ のと こ ろが 非常 に 問題 があ る と思 うん
で 。 反 対 に 、 今 の 支 所 の 問 題 で す か 、 区 役 所 か ら 5 キ ロ 以 内 に は つ く ら な い と 、 約 900
メー トル 、 加藤 会館 か ら区 役所 と いう こと で 、こ れは 論 の外 だと い うよ うな 答 弁だ った
んで すけ ど も、 それ が まず 市役 所 の内 部の 文 書と して 、 5キ ロ以 内 には つく ら ない とい
う文 書が あ るの か、 も しな いん で あっ たら 、 それ を強 く 推し 進め る のが 合併 の 交渉 では
ない んか と 私は 思う ん です よ。 そ この とこ ろ をは っき り とさ せて い ただ きた い 。
そ れか ら 福祉 セン タ ー、 これ に 関し ては 、 先ほ ど来 、 海田 町内 の スポ ーツ セ ンタ ーの
整備 とい う こと に関 し て、 安芸 区 のス ポー ツ セン ター を 補完 させ る もの なら 可 能で ある
とい うよ う な答 弁。 何 か合 併の 建 設計 画で 見 ると 、二 十 数億 円の 予 算が 要望 と して 上が
って いた よ うに 思っ た んで すけ ど 、と ても そ んな よう な 予算 がつ か ない よう な 気が して
おり ます け ども 、そ れ でも 、海 田 町内 にス ポ ーツ セン タ ーが でき る とい うこ と にな れば、
そこ には プ ール がで き ると いう こ とは 、皆 、 当然 思っ て いる わけ な んで すよ 。 プー ルの
機能 がつ い たス ポー ツ セン ター を 整備 の方 針 とい うこ と を、 本年 度 の当 初予 算 で、 第3
次総 合基 本 計画 にな い 事業 も前 倒 しで 実施 と いう こと で 出し てき た と思 うん で すよ 。そ
れで 、そ の プー ルを つ くっ て、 町 民セ ンタ ー にも リハ ビ リ用 のプ ー ルが ある と 。先 ほど
の町 長の 答 弁で は、 福 祉セ ンタ ー での プー ル は機 能回 復 訓練 用の プ ール であ り 、趣 旨が
違う んで す とい うふ う に言 われ た んだ けど 、 私は 、プ ー ルを 含め た スポ ーツ セ ンタ ーを
つく るん で あれ ば、 一 緒に つく れ ばい いじ ゃ ない です か 。例 えば 倉 橋町 がプ ー ルを つく
りま した ね 。あ れは 床 が可 動式 で 上下 にな っ たり しま す ね。 そう い った プー ル も現 在は
可能 なん で すよ 。で す から 、老 人 とい うか 、 機能 回復 の ため の歩 行 用の プー ル にな った
り、 泳い だ りす るプ ー ルと いう こ とも 、技 術 的に は可 能 であ るん で すよ 。そ れ を福 祉セ
ンタ ーに プ ール をつ く り、 スポ ー ツセ ンタ ー にプ ール を つく る。 い いも のは 何 ぼつ くっ
ても うれ し いん です け ども 、い い もの だか ら どん どん つ くれ とい う 議論 と、 や はり 財政
計画 を考 え てつ くら な けれ ばい け ない とい う こと があ る と思 うん で すよ 。合 併 する から
どん どん つ くっ てし ま えと いう 分 は、 これ は また 極論 に なる んだ け ど、 どん ど ん借 金を、
国の 借金 を 増や して い くと いう よ うな 方向 に もな って い って 、た だ 、こ の特 例 法の 使い
方は 、特 例 法が ある ん だか ら、 や はり でき る こと はや っ てお かな く ては いけ な いと いう
のが 考え 方 なん だけ ど 、た だ、 行 け行 けど ん どん 、い い もの 、金 が ある から 使 える から
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つく れつ く れと いう 分 は、 ちょ っ と違 って く るん では な いか と思 う んで す。 歩 行機 能訓
練で した ら 、例 えば 企 業の 名前 を 出し ては い けな いか も しれ ませ ん が、 海田 温 泉に も歩
行訓 練用 の お風 呂が ご ざい ます し 、新 しく で きた 寺迫 で すか 、あ そ こに も歩 行 訓練 用の
温泉 があ る と聞 いて お りま す。 反 対に 、そ う いっ た面 に も補 助金 を 出す とか い った 、そ
うい った 考 えも でき な かっ たの か 。以 上、 ち ょっ と中 途 半端 なん で すけ ど、 そ の辺 で。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 全国 町 村長 大会 で 、強 制す る な合 併を と いう こと で 、確 かに 当 日、 今まで
にな い帽 子 をく れた り 、鉢 巻と い うん です か 、そ うい う よう なも の をく れた り して 、既
に大 会へ 出 席を いた し まし た。 こ れは 1つ に は、 もう 合 併と いう の はこ うい う ふう に特
例法 によ っ てか なり 全 国的 に動 い てお りま す けど も、 そ うい う中 で 、万 一、 そ の合 併を
せん とこ ろ には 、罰 則 とし て周 辺 の県 なら 県 、あ るい は 市な ら市 へ 、そ の権 限 を移 譲し
て、 その 町 を普 通の 窓 口程 度の も のに する と か、 いろ ん なこ とが 飛 び交 うも ん です から、
その よう な こと があ っ ては なら ん と、 罰則 的 なこ とが あ って はな ら ん、 特例 法 が期 限切
れで 財政 支 援な どが な くな ると い うい うの は 当然 わか っ とる んで す が、 それ 以 上に 罰則
的な こと が 言わ れ出 し たの で、 そ うい うこ と が絶 対あ っ ては なら ん とい うこ と で、 緊急
的に ああ い うふ うな 動 議を 出さ れ て、 我々 も その こと は 確か にそ う だと 、ど こ もそ うだ
から 海田 町 もす るせ ん でな くし て 、そ うい う ふう な罰 則 的な こと を 考え られ る よう な合
併を 押し つ けて はい け ない とい う こと が基 本 的な もの で あっ て、 そ うい う大 会 の中 での
決議 をい た した わけ で ござ いま す 。
そ れと 、 拙速 過ぎ る とい うこ と でご ざい ま すけ れど も 、こ れは も うこ れま で もご 答弁
申し 上げ て きた よう に 、海 田町 は 随分 長い 間 、市 から の 申し 入れ を 受け まし て 、そ の間
また 、勉 強 会を 開催 し たり 、い ろ んな こと を 進め てき て おっ たわ け でご ざい ま すが 、そ
うい う中 で 今度 の特 例 法と いう の が、 財政 支 援で ある と か、 また 、 国の 分権 い ろん な財
政等 の問 題 、こ うい う こと もで き てき まし て 、行 政の 責 任者 とし て 判断 をい た した わけ
でご ざい ま す。 これ か らに つい て は、 先ほ ど 来申 し上 げ るよ うに 、 これ まで も 広報 で流
した り、 冊 子を お配 り した りし て まい りま し たが 、内 容 がだ んだ ん と詰 って ま いり ます。
その こと に つい ては 、 やは り今 後 もい ろん な 手法 をも っ てお 知ら せ をし ます が 、ま ず、
来月 から 各 自治 会へ 出 て、 そう し て直 接に お 話を し理 解 を得 てい き たい と、 こ うい うふ
うに 考え て おる わけ で ござ いま す 。以 上で ご ざい ます 。
○議 長( 河 野) 高齢 福 祉課 長。
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○高 齢福 祉 課長 (青 木 )そ れで は 続き まし て 、福 祉セ ン ター のプ ー ルの 件に つ きま して、
ご答 弁申 し 上げ ます 。 現在 、私 ど もで 計画 し てお りま す (仮 称) 海 田町 福祉 セ ンタ ーの
プー ルで ご ざい ます け ども 、老 人 福祉 セン タ ーの 利用 状 況を 見て み ます なら ば 、年 間で
約 3 万 5,000人 ほ ど お い で に な ら れ ま す 。 1 日 当 た り 百 二 、 三 十 人 で ご ざ い ま す け れ ど
も、 そう い った 方々 に 対し て、 私 ども 計画 す るに 当た り まし て、 ア ンケ ート 調 査を 実施
して まい り まし た。 3 日間 行い ま した けれ ど も、 その 利 用者 に対 し てア ンケ ー ト調 査を
とっ た結 果 、プ ール を 希望 され る 方が 2番 目 に多 く、 1 番目 は多 目 的ホ ール で ござ いま
した けど も 、2 番目 に はプ ール を ご希 望な さ いま した 。 そう した 中 で、 やは り これ から
は少 子・ 高 齢化 の時 代 を迎 える 中 で、 いつ ま でも 元気 で おり たい と いう 高齢 者 のご 希望
があ って 、 そん な中 で 、リ ハビ リ を中 心に し たプ ール を お願 いし た いよ とい う よう なご
希望 も非 常 に多 かっ た よう に聞 い てお りま す 。そ うし た 中で 、私 ど もそ れを 踏 まえ まし
て、 この た びの 福祉 セ ンタ ーの 建 設に 当た り まし て、 プ ール とい う もの をひ と つ位 置づ
けて 、リ ハ 、い わゆ る 機能 訓練 に 特化 した 部 分、 福祉 ・ 健康 増進 面 から つく っ てい こう
とい うも の をや った わ けで ござ い ます 。そ う した 中で 、 今後 、先 ほ ども ご指 摘 がご ざい
まし たス ポ ーツ セン タ ーへ のプ ー ルと の兼 ね 合い でご ざ いま すが 、 私ど もと し まし ては、
福祉 面か ら のプ ール と して のす み 分け は、 十 分に でき る もの であ る とい うふ う に確 信を
して いる と ころ でご ざ いま す。 以 上で ござ い ます 。
○議 長( 河 野) 総務 課 長。
○総 務課 長 (久 保) 出 張所 の再 質 問に つい て でご ざい ま すが 、ま ず 、こ れま で 広島 市は昭
和46年の 合 併以 来、 合 併町 に対 し まし て、 そ のほ とん ど はも との 役 場の 位置 に 出張 所を
すべ て設 置 して おり ま す。 そう い うこ とで 海 田町 も役 場 とい うの が ある わけ で すが 、ご
承知 のと お り連 続立 体 交差 事業 で 役場 がな く なり ます の で、 その 位 置に つい て は、 ご案
内の とお り 町民 セン タ ーを 候補 地 とし て、 今 、広 島市 と 協議 を重 ね てお ると こ ろで ござ
いま す。
こ れは 、 広島 市の 昭 和53年9 月 に設 置基 準 を設 けて お られ まし て 、こ れが 4 点ご ざい
ます 。ま ず 、半 径5 キ ロ以 内の 人 口が 、区 役 所か ら半 径 5キ ロ以 内 でご ざい ま す、 相当
ある こと 。 それ と、 時 間、 距離 が 30分 以上 で ある こと 。 これ はバ ス を利 用し て でご ざい
ま す 。 そ れ で 、 総 合 支 所 、 区 役 所 ま で 公 共 交 通 機 関 の 利 用 料 金 が 180円 、 1 区 間 を 超 え
る距 離が あ るこ と。 そ れと 交通 機 関の 便数 が 30分 に1 便 未満 の区 域 があ るこ と 。こ の4
つが 基準 と なっ てお り ます 。
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そ れで 町 民セ ンタ ー をそ れに 照 らし 合わ せ てみ ます と 、こ の4 つ のう ちに 、 何と か当
た り そ う な の が 最 後 の 180円 、 1 区 間 以 上 の 距 離 、 そ れ と 30分 に 1 便 未 満 の 区 域 が あ る
とい うこ と で、 これ を 根拠 にい た しま して 、 それ とこ れ まで 三迫 2 丁目 、3 丁 目、 東地
区、 国信 地 区、 そう い う地 区か ら 役場 まで 約 3キ ロご ざ いま す。 そ の3 キロ 以 上に は距
離を 延ば し たく ない と いう こと で 、東 地区 の 拠点 とし て 基本 計画 で 上げ てお り ます 地区
に、 いわ ゆ る町 民セ ン ター があ る 地区 でご ざ いま すが 、 出張 所を 設 置し たい と いう こと
で、 何と か 今ま での 市 の他 の町 に 対す る実 績 、そ れと 、 例え て言 い ます と、 矢 野支 所も
よく 見て み ます と5 キ ロは ない と 、そ れら の こと もあ り まし て、 何 とか 町民 セ ンタ ーで
とい うこ と で、 東地 区 の山 手の 方 々の 利便 性 をこ れ以 上 下げ たく な いと いう こ とも あり
まし て、 今 、町 民セ ン ター で協 議 を続 けて お りま す。
そ れで 加 藤会 館で す が、 これ ま で町 に対 し て役 場を 出 張所 に設 置 して きた わ けで すが、
これ もす べ て1 館が 基 本で ござ い まし て、 町 民セ ンタ ー と加 藤会 館 とい うこ と では なか
なか 難し い 面が ある と 。町 民セ ン ター でも 、 当初 、事 務 レベ ルで す り合 わせ た とき には
基準 をと い うこ とで 、 なか なか 難 しい とい う こと でご ざ いま した が 、粘 り強 く 協議 をし
てい ると い うこ とで 、 加藤 会館 は 当面 、町 と して は考 え てい ない と いう もの で ござ いま
す。
○議 長( 河 野) 宮坂 君 。
○9 番( 宮 坂) 再々 質 問を させ て いた だき ま す。 加藤 会 館の 件な ん です けど 、 これ は無理
だと いう ふ うに 、も う 認識 はい た しま した 。 これ は何 度 言っ ても 、 これ は合 併 した らこ
こは 公園 に なっ て、 何 もな くな っ てし まう と 。旧 西国 街 道で すか 、 旧山 陽道 は 何も なく
なっ てし ま うと いう こ とが はっ き りし てき ま して 、そ れ に対 する 代 替案 も特 に ない とい
うこ とが は っき りい た しま した 。
海 田公 民 館に おき ま して も、 建 設計 画で は 大規 模改 造 、か なり の お金 の改 造 計画 には
なっ てい る と思 うん で すけ ども 、 建替 え要 望 が出 てい る にも かか わ らず 、こ れ は大 規模
改造 、エ レ ベー ター を つけ て大 規 模な 改造 を 行う とい う よう な方 針 で、 これ も 恐ら く、
幾ら 言っ て も変 わら な いも のと 認 識し てお り ます 。ふ る さと 館が ご ざい ます 。
ふ るさ と 館の 今の 盛 況状 況は 、 一体 どう な のか と言 う と少 々疑 問 の残 ると こ ろで ござ
いま すが 、 これ らの 施 設を 合併 後 どの よう に 使っ てい く か、 そう い った 議論 も 必要 なん
です よね 。 そう いっ た 議論 もせ ず に、 ただ 単 にも う建 設 計画 ばか り 言っ て、 先 ほど 来あ
った ソフ ト 事業 、ソ フ ト面 のこ と は全 然や っ てな い。 た だ単 に、 ど んど ん合 併 して 、物
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もつ くっ て やれ 、つ く って しま え 、つ くれ る もの はつ く って しま え 、あ とは 知 らん ぞと
いう よう な 方針 が、 す ごく 見え る んで すよ 。 そう いっ た 方針 を、 こ れ、 何度 言 って もし
つこ いん で すけ ども 、 町民 は全 然 知ら ない ん です よね 。 役場 がな く なる であ ろ うと いう
うわ さは 聞 いて おり ま すけ ど、 正 式に 表明 し たこ とは な いと 思う ん です よ。 合 併し なか
った ら役 場 はど こへ 行 くん かと い う話 にな っ たと きに 、 県の 合同 庁 舎の 辺で す か、 あそ
こら 辺が 予 定地 であ る とい うこ と は言 われ ま した けど も 、正 式な 答 弁は 確か も らっ てな
いと 思う ん です 。そ う いっ たう わ さば かり が 流れ てい る 状況 の中 で 、町 民に 果 たし てち
ゃん とし た 説明 がで き るの かな と 。恐 らく 町 民の 合併 に 賛成 の方 は 、夢 を見 て いる と、
合併 は夢 を 見な いと 意 味が ない ん です けど 、 そう いっ た バラ 色の こ とば かり を 考え てい
るん です け ども 、こ れ 、な くな っ てし まう と いう よう な こと は、 あ まり 考え て いる 方が
いな いと 思 うん です よ ね。 その 辺 の説 明責 任 です よね 。 これ は当 然 、1 月に 入 って から
住民 説明 会 、私 もで き る限 りは 行 きた いと 思 うん です け ども 、そ う いっ た面 を 必ず 説明
して いた だ きた い。 メ リッ トも 当 然言 われ る と思 いま す けど 、や は りこ れぐ ら いの デメ
リッ トも い っぱ い出 て きま すよ と いう こと を 大き く言 っ てい ただ き たい と思 う んで すよ。
そう いっ た 上で 、合 併 反対 の声 が 大き くな っ ても 、町 長 は、 いや 、 そう いう こ とは ない
んだ 、や っ ぱり やる ん だと 言う ん だけ ど、 そ うい った 声 がも し出 た とき には 、 やは り真
摯に 受け と めて いた だ きた いと 、 私は 考え て いる んで す 。私 はそ の よう に考 え てい るん
です けど も 、町 長、 改 めて その 辺 の考 えに つ いて 、お 尋 ねす るも の でご ざい ま す。
そ れか ら 福祉 セン タ ーの プー ル です が、 プ ール があ る とい うこ と はい いこ と なん です
よ。 これ は 先ほ どア ン ケー トを と られ まし た よう に、 プ ール があ っ たら いい な とい うの
が、 多目 的 ホー ルに 次 いで 2番 目 と、 1番 は 多目 的、 2 番目 はプ ー ル。 それ は あっ たら
いい なと い うの は、 幾 らで も言 え るん です よ 。そ れで 今 言う のに 、 海田 町単 独 で行 くと
いう 方針 が あれ ば、 そ のよ うな 施 設、 それ で も大 き過 ぎ るか なと い う施 設だ と 、僕 は個
人的 には 思 って いる ん です けど も 、た だ、 も う実 際に ス ポー ツセ ン ター とい う もの をつ
くろ うと い う計 画が 上 がっ てい る んで す。 そ の辺 の内 部 調整 はで き てな いの か なと 思っ
て。 私は 前 回、 いつ か 質問 した と 思う んだ け ども 、海 田 町の 発展 の ため に合 併 はす るべ
きな んだ け ど、 安芸 区 の発 展の た めに 合併 を する べき な んで すよ 。 安芸 区全 体 が夢 のあ
る安 芸区 に 持っ てい け るよ うな 、 その ため の 布石 にな る 合併 でな い とい けな い んで すよ。
今は 、前 も 言っ たん だ けど 、海 田 町民 のた め 、海 田地 区 のた めだ け の合 併だ と 考え てな
らな い。
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合 併建 設 計画 で安 芸 区全 体の 建 設計 画と い うの を出 し てあ げな い と、 先に 合 併し た安
芸 区 の 方 々 は 、 そ ん な 海 田 ば っ か り 1,000億 以 上 の 金 が 投 資 さ れ る と い う 約 束 が さ れ て
いる らし い けど 、そ ん なこ とは 許 され んね と いう 話に な って くる ん では ない か と思 うん
です よね 。 何か 海田 ば っか り、 海 田地 区ば っ かり 夢の あ るよ うな こ とを 述べ て いる んだ
けど 、反 対 にそ うい う こと を出 さ れる と、 先 ほど 来、 質 問が ある ん だけ ど、 実 際そ れが、
今の 安芸 区 全体 の現 状 を見 ると 、 建設 計画 が 実際 でき る のか とい う こと を非 常 に不 安に
思う んで す 。
私 の質 問 でな いん で すけ ども 、 五日 市に 関 して は、 合 併建 設計 画 以上 の投 資 がさ れた
とい うこ と が言 われ て おり ます け れど も、 五 日市 に関 し ては 、い つ も合 併の 成 功例 と言
いま すか 、 それ で行 か れる んで す 。た だ、 五 日市 に関 し ては 、五 日 市町 全体 が 佐伯 区に
なっ たわ け で、 それ は 佐伯 区へ の 投資 が五 日 市の 投資 だ った わけ で す。 ただ 今 回は 、海
田の 場合 は 、海 田地 区 への 投資 は 、安 芸区 全 体へ の投 資 にな らな い 。し かも 、 今、 広島
市に 要望 し てい るこ と は、 海田 地 区ば かり に 金を 落と し てく れと い う。 これ が 通れ ば、
海田 の人 間 は万 々歳 ぐ らい の要 望 を今 、出 し てい ると 思 うん です 。 これ 実際 、 個人 的に
はほ とん ど 難し い要 望 が多 いか な とは 思っ て いる んで す けど 、こ れ が通 れば 、 すご い投
資が 海田 地 区に 落ち て きま す。 た だ、 その と きに 、安 芸 地区 全体 の 投資 です ね 、そ うい
った こと も 合併 建設 計 画で 考え て いる のか 、 それ とも 、 いな いの だ った ら、 今 後考 える
計画 があ る のか とい う こと を、 今 は海 田町 だ から 、前 も 言っ たけ ど 、将 来の 海 田地 区だ
けの こと を 考え れば そ れは いい ん です よ。 だ けど それ は 、海 田地 区 の、 海田 町 民の 、言
葉は 悪い け ど、 わが ま ま、 エゴ と いう 言葉 は 使い ませ ん ので 。だ か ら全 体の 発 展を 考え
た建 設計 画 を考 えな い とい けな い と思 うん で すけ ど、 そ の辺 の考 え を改 めて お 聞き した
いと 思い ま す。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) 説明 会 にお いて 、 ある いは こ れか らい ろ んな 情報 を 流す 中で 、 デメ リット
ある いは メ リッ ト、 デ メリ ット も しっ かり と お知 らせ し ろと いう こ とで ござ い ます 。こ
れは 当然 で あろ うと 思 いま す。 こ のこ とは お っし ゃる と おり でご ざ いま すの で 、い いと
ころ だけ お 知ら せし て 悪い とこ ろ は隠 すと い うよ うな こ とは 絶対 い たし ませ ん 。
そ れと 、 住民 の反 対 意見 が多 く 出た 場合 は どう する の かと いう こ とで ござ い ます けど
も、 これ は どう いう ん です か、 そ うい うと き には 協議 会 の中 での 協 議の 事項 の こと をや
れる のか 、 出た 場合 に は方 向を 変 えて いく と いう 意味 で お聞 きな の か、 ちょ っ とわ かり
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かね るん で すが どう で しょ う。
○議 長( 河 野) 宮坂 君 。
○9 番( 宮 坂) 反対 が 出た 場合 で すね 。先 ほ ど来 、町 長 は、 反対 が 出た 場合 、 最終 的には
特例 法の 期 限内 で、 自 分の 任期 内 に合 併し た いと いう 方 針は 変え な いと 、で す から 、合
併に 進ん で いく んだ よ とい うよ う な答 弁を さ れた んで す よ。 それ で も改 めて 聞 いた のは、
やは りそ う いっ た現 実 論の 各論 的 な合 併反 対 の声 が大 き くな った と きに 、や は りそ れで
も私 はこ の 方針 は貫 い てい くん だ とい うふ う な方 針で 行 くの かと い うこ とな ん です けど。
○議 長( 河 野) 町長 。
○町 長( 加 藤) その こ とに つき ま して は、 私 は現 段階 で は、 現段 階 とい いま す か、 皆さん
に、 ある い は町 民の 皆 様に はっ き り申 し上 げ たと おり 、 自分 の任 期 の中 で合 併 を進 めた
いと こう い うこ とで ご ざい ます 。 その とき に 、ま た、 反 対の 方が 多 かっ たら ど うす るの
かと こう い うこ とで ご ざい ます が 、そ れは そ のと きの こ とで 、仮 定 のこ とに つ いて は、
ちょ っと 答 弁を 控え さ せて いた だ きた いと 思 いま す。
○議 長( 河 野) 企画 部 長。
○企 画部 長 (中 野) 今 回の 合併 建 設計 画が 、 安芸 区全 体 の整 備計 画 の中 で位 置 づけ られて
作成 した ら どう かと い うふ うな ご 質問 の趣 旨 だっ たろ う と思 うん で すけ ど、 そ の視 点は、
当然 必要 で あろ うか と 思い ます 。 広島 市も 安 芸区 の整 備 構想 を当 然 持っ てい ら っし ゃい
まし て、 そ の中 に海 田 が抜 けて い ると いう 状 況で ござ い ます 。今 回 、我 々が 海 田町 のま
ちづ くり に 必要 な事 項 、第 3次 基 本計 画で 掲 げら れて い る事 業に つ いて は、 前 回も ご説
明し まし た よう に、 考 えら れる も のは すべ て 出し たと い うふ うな 形 で説 明さ せ てい ただ
いて おり ま す。 その 事 業を 向こ う 10カ 年の 間 に、 広島 市 は安 芸区 全 体の 整備 の 視点 の中
で、 海田 町 にと って 、 海田 地域 に とっ て何 が 必要 かと い うふ うな こ とを 、広 島 市も 当然、
精査 をさ れ て、 合併 建 設計 画の 案 に対 する 回 答を 出し て こら れる と いう ふう に 想定 して
おり ます 。 もう 大体 、 我々 の考 え てい るこ と につ いて の 回答 をい た だい てい る 部分 もご
ざい ます が 、な お協 議 しな くて は いけ ない 部 分が あり ま すの で、 早 急に 詰め て 早い 時期
にご 提示 し たい とい う ふう に考 え てお りま す 。
○議 長( 河 野) 福祉 保 健部 長。
○福 祉保 健 部長 (富 田 )海 田町 の 福祉 セン タ ーの プー ル のお 話で す が、 これ は 先ほ ど課長
が答 弁し ま した よう に 、例 えば ス ポー ツセ ン ター の方 の プー ルが 実 現し たと し ても 、す
み分 けは 可 能だ と。 そ れか ら、 宮 坂議 員ご 指 摘の よう に 、今 、我 々 の方 が海 田 町の 福祉
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セン ター を 考え てい く 前提 とし て は、 もと も とは 町で 単 独で 総合 福 祉セ ンタ ー を建 設し
よう とい う こと から 出 発を して お りま す。 こ れも 何回 か ご説 明を 申 し上 げま し た。 ただ、
その 過程 の 中で 、合 併 機運 が盛 り 上が って き たと いう こ とで 、当 初 、保 健機 能 につ いて
も、 十分 そ の総 合福 祉 セン ター の 中で 盛り 込 んで いこ う とい うふ う な計 画で 出 発い たし
まし たけ れ ども 、合 併 機運 の中 で 、保 健機 能 につ いて は 、十 分現 在 広島 市が 持 って いる
機能 で対 応 でき ると 。 それ では 広 域的 には 、 ある 程度 そ の保 健機 能 の充 実は 除 く中 で、
今あ る施 設 と、 それ か ら海 田町 が これ まで 検 討し てき た 施設 機能 と 、そ れか ら ある 程度
は広 域的 に 対応 でき る よう な施 設 を、 それ ら を包 含し て 、こ れか ら 必要 な介 護 予防 、保
健の 観点 か らは 介護 予 防と いう ふ うな こと に も視 点を 向 けた 、そ う いう 機能 を 持ち たい
とい うこ と で、 すみ 分 けは 可能 で あり 、当 然 、今 、先 ほ ど申 し上 げ まし たよ う に、 既に
三万 五、 六 千人 の常 時 の利 用者 、 プラ ス広 域 的対 応の 利 用者 が見 込 める とい う こと で、
今、 考え な がら 事業 の 実施 に向 け て進 めて い ると いう こ とで ござ い ます 。
○議 長( 河 野) 本日 の 議事 日程 は 終了 する 見 込み がご ざ いま せん の で、 本日 は これ にて延
会を いた し ます 。
な お、 9 日月 曜日 は 、午 前9 時 から 本会 議 を開 会い た しま すの で 、ご 参集 く ださ い。
本日 はご 苦 労さ んで ご ざい まし た 。
午後 4時 5 1分
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延会