2013 年 9 月 5 日 公益財団法人セゾン文化財団 レジデンス・イン・森下スタジオ、ヴィジティング・フェローの紹介 公益財団法人セゾン文化財団では、2013 年度の「レジデンス・イン・森下スタジオ、ヴィジティング・フェ ロー」の一環として、インド出身で、演劇の演出家、俳優として活動されているジョティ・ドグラ氏をお迎え いたします。 ドグラ氏は身体の可能性を追求する創作活動に取り組み、代表作『The Doorway』では、身体に宿る空 間の本質をテーマに、独自の視点から言葉、発語、動作で身体の物語性を描写しています。また、 2013 年 8 月に、インドの日常の所作を題材にした新作のソロパフォーマンス『Notes on Chai』をインドの ヴァドーダラー(市)で発表しました。インドのティータイムをめぐる、年齢や階級の異なる男女のエピソード を中心に、日常会話とチベット系の喉歌(Overtone-singing)、独自のパフォーマンスで表現する作品で す。森下スタジオでは、滞在中に同ソロパフォーマンスのショーイング&トークを開催いたします。 ヴィジティング・フェローでの滞在期間中、日本の舞台芸術の状況や背景、魅力などを発見していただく ために、日本の舞台芸術関係者との交流へのご協力をお願い申し上げます。 滞在期間 2013 年 10 月 10 日(木)-11 月 20 日(水) 予定 [ショーイング&トーク] 森下スタジオ 10 月 18 日(金)19 時予定 *ショーイング&トークの詳細は当財団ホームページで告知する予定です。 滞在場所 森下スタジオ (江東区森下 3-5-6) 滞在目的 日本の舞台芸術の身体性のリサーチ 身体性に着目する日本の芸術家の表現に関心があり、現代演劇やコンテンポラリーダ ンス、舞踏、能、狂言など、現代から伝統分野まで幅広い視点で、日本の舞台芸術をリ サーチすることを目的としています。また、日本の Theater Company ARICA とのワークシ ョップを通じて、コラボレーションの可能性を探る予定です。 平成 25 年度文化庁文化芸術の海外発信拠点形成事業 プロフィール Jyoti Dogra インド生まれ デリ-大学で英文学を専攻。卒業後、演劇の演出家、俳優として活動を始め る。2010 年 National School of Drama Deli の主催するフェスティバル「Bharat Rang Mahotsav」にて、『The Doorway』(作・演出・出演)を上演し、インド国内 25 カ所で巡演した。また、2011 年ベルリンを拠点とする映像作家とともに、フラ ジョティ・ドグラ ンツ・カフカの作品『Up in the Gallery』を題材に共同制作を行う。2012 年、スイ ス・プロヘルヴェティア文化財団の招聘でチューリッヒのレジデンスに参加。 〒104-0061 東京都中央区銀座 1 丁目 16 番 1 号 東貨ビル 8 階 TEL 03-3535-5566 / FAX 03-3535-5565
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