「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 「日本人の食事摂取基準の改定と活用に資する総合的研究」班 研究成果発表会 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 ~災害時の活用例も含めて~ 国立健康 栄養研究所 健康増進研究部 国立健康・栄養研究所 エネルギー代謝研究室長 田中茂穂 2011年10月10日 国立健康・栄養研究所 2010年版における推定エネルギー必要量(kcal/日) 性別 身体活動レベル 0~5 (月) 6~8 (月) 9~11 (月) 1~2(歳) 3~5(歳) 6~7(歳) 8~9(歳) 10~11(歳) 12~14(歳) 15~17(歳) 18~29(歳) 30~49(歳) 50~69(歳) 70以上(歳)1 妊婦 初期(付加量) 妊婦 中期(付加量) 妊婦 末期(付加量) 授乳婦 (付加量) Ⅰ 1,350 1,600 1,950 2,200 2,450 2,250 2,300 2,100 1,850 男性 Ⅱ 550 650 700 1,000 1,300 1,550 1,800 2,250 2,500 2,750 2,650 2,650 2,450 2,200 Ⅲ 1,700 2,050 2,500 2,750 3,100 3,000 3,050 2,800 2,500 Ⅰ 1,250 1,500 1,750 2,000 2,000 1,700 1,750 1,650 1,450 +50 +250 +450 +350 女性 Ⅱ 500 600 650 900 1,250 1,450 1,700 2,000 2,250 2,250 1,950 2,000 1,950 1,700 +50 +250 +450 +350 Ⅲ 1,650 1,900 2,250 2,550 2,500 2,250 2,300 2,200 2,000 +50 +250 +450 +350 2005年版と比べて 赤:減少 青:増加 緑:新たに追加 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 推定エネルギー必要量の概念図 縦軸は… 個人の場合 不足または過剰が生じる確率 足または過剰が生じる確率 集団の場合 不足または過剰の者の割合 推定エネルギー必要量 (estimated energy requirement : EER) 個人の場合: 「当該年齢、性別、身長、体重、および健康な状態を損なわない身体活動量を有する人におい て、エネルギー出納(成人の場合、エネルギー摂取量-エネルギー消費量)がゼロ(0)となる 確率が最も高くなると推定される、習慣的なエネルギー摂取量の1日当たりの平均値」 集団の場合: 「当該集団全体におけるエネルギー出納(成人の場合、エネルギー摂取量-エネルギー消費量 がゼロ(0)となる確率が最も高くなると推定される、習慣的な1日当たりのエネルギー摂取量」 エネルギー必要量の推定法に関する例題 1.身長・体重ともに基準体位より高めの集団であるが、基準体重⇒食事 摂取基準の値をそのまま採用するべきである。 2.これまでハリス・ベネディクト式を用いて体重管理を実施してきたが、食 事摂取基準にあわせて 基礎代謝基準値に変更しなければならない 事摂取基準にあわせて、基礎代謝基準値に変更しなければならない。 3.仕事はデスクワークで、特に運動習慣がなく、電車通勤や買い物で歩 いたりする程度なので、身体活動レベルは「低い」に相当する 4.標準的な老人ホームの入居者なので、身体活動レベルは「ふつう」とす る。 5.子どもにおいて、「ふつう」=放課後もよく外遊びする。(活発な活動が、 1日当たり合計1時間程度)とあるので、毎日サッカーを1時間くらいやっ 当たり合計 時間程度)とある 毎 サ カ を 時間くら や ている子は「ふつう」である。 6.減量が必要な人の推定エネルギー必要量も、食事摂取基準に基づい て算出できる。 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 エネルギー必要量の推定法 例1 身長・体重ともに基準体位より高 めの集団であるが、基準体重⇒ めの集団であるが、基準体重 食事摂取基準の値をそのまま採 用する? × エネルギー必要量の推定法 例1 身長・体重ともに大きめの集団では、 基準体重に基づいた食事摂取基準中の値 ではなく、体格にあわせて推定する。 ⇒ただし、以下の点に注意。 ・減量等の必要がないかを確認。 ・基礎代謝基準値は、基準体位から外れる ほど、誤差が大きくなる。 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 食事改善-評価 食事摂取状態の評価 エネルギーの過不足の評価には、BMIまたは体重 変化を用いる。BMIが18.5未満であれば「不足」、 変化を用 る。 未満 あれ 不足」、 25.0以上であれば「過剰」と評価。 ただし、この範囲であっても、体重が増加傾向または減少傾 向にある場合は、エネルギーバランスが正または負になって いることを示す(例えば、BMIが24.5であるがこの6ヶ月で3kg 増加した人)。 食事調査は、一般に過小評価するため、あくまで補 助的に用いる。 基礎代謝基準値による推定誤差と体重の関係 (縦軸は“推定値ー実測値” ) 基礎代謝基準値(男性) 基礎代謝基準値(女性) 600 600 400 200 全員 0 0 20 40 60 80 -200 400 -400 100 120 線形 (全員) 推定値-実測値 (kcal/day) 推定値-実測値 (kcal/day) 400 -600 y = 9.9123x - 501.24 R² = 0.4515 y = 7.4385x - 446.57 R² = 0.2913 200 全員 0 0 20 40 60 80 100 120 線形 (全員) -200 -400 体重(kg) -600 体重(kg) 基礎代謝基準値を用いると、体重が大きい者ほど過大評価 (Miyake et al., J Nutr Sci Vitaminol, 2011) -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 基礎代謝量推定の例 ≪国立健康・栄養研究所の式 (Ganpule et al., EJCN, 2007)≫ 基礎代謝量(kcal/日) =(0.0481×体重 (kg) +0.0234×身長 (cm) -0.0138×年齢-0.5473× (男性: 1, 女性: 2) +0.1238)×1000/4.186 ・この式は、軽度のやせやBMIが30kg/m g 2程度の肥満でも推 定誤差が少ない。ただし、筋肉質でBMIが大きい人では、誤差 がやや大きくなる。 国立健栄研の式による推定誤差と体重の関係 (縦軸は“推定値ー実測値” ) 国立健康・栄養研究所の式(男性) 国立健康・栄養研究所の式(女性) 600 600 y = -0.7298x + 77.173 R² = 0.0046 200 全員 0 0 20 40 60 80 -200 -400 -600 100 120 線形 (全員) y = 1.2041x - 53.424 R² = 0.01 400 推定値-実測値 (kcal/day) 推定値-実測値 (kcal/day) 400 200 全員 0 0 20 40 60 80 100 120 線形 (全員) -200 -400 体重(kg) -600 体重(kg) 国立健栄研の式を用いると、体重が大きくても誤差は小さい (Miyake et al., J Nutr Sci Vitaminol, 2011) -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 エネルギー必要量の推定法 例1 身長・体重ともに大きめの集団では、 基準体重に基づいた食事摂取基準中の値 ではなく、体格にあわせて推定する。 ⇒ただし、以下の点に注意。 ・減量等の必要がないかを確認。 ・基礎代謝基準値は、基準体位から外れる ほど、誤差が大きくなる。 エネルギー必要量の推定法 例2 これまでハリス・ベネディクト式を 用いて体重管理を実施してきた が、食事摂取基準にあわせて、基 礎代謝基準値に変更しなければ ならない。 ×? -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 エネルギー必要量の推定法 例2 体重管理がうまくいくのであれば、 ハリス・ベネディクト式などの、食事摂取基 準に明示されていない方法でも可。 ⇒ただし、 性 年齢にもよるが、ハリス ネディクト ・性・年齢にもよるが、ハリス・ベネディクト 式は過大評価する傾向があるので、 ・食事摂取基準の方法に従っておいた方 が、参考にできる資料が多いはず。 基礎代謝量の各推定式による推定誤差(男性) (値は、(推定値ー実測値)の平均±標準偏差) 男性 350 250 誤差 ( Kcal) 150 50 基礎代謝基準値 Harris‐Benedict式 ‐50 Ganpuleらの式 ‐150 ‐250 18‐29 30‐39 40‐49 50‐59 60‐69 70‐79 年齢 (Miyake et al., J Nutr Sci Vitaminol, 2011) -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 基礎代謝量の各推定式による推定誤差(女性) (値は、(推定値ー実測値)の平均±標準偏差) 女性 350 250 誤差 ( Kcal) 150 50 基礎代謝基準値 Harris‐Benedict式 ‐50 Ganpuleらの式 ‐150 ‐250 18‐29 30‐39 40‐49 50‐59 60‐69 70‐79 年齢 (Miyake et al., J Nutr Sci Vitaminol, 2011) 基礎代謝量の各推定式による推定誤差 基礎 -まとめー 基礎代謝基準値:平均としては大きなずれはないも のの、個人によっては誤差が大き い(標準的な体格から外れた場合) ハリスベネディクト式:中年以降の男性を除いて過大 評価(特に若年~中年者) 健栄研の式:肥満者を含め、相対的に誤差は小さい (Miyake et al., J Nutr Sci Vitaminol, 2011) -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 エネルギー必要量の推定法 例3 仕事はデスクワークで、特に運動 習慣がなく、電車通勤や買い物で 歩いたりする程度なので、身体活 動レベルは「低い」に相当する。 ×? 身体活動レベル別にみた活動内容と 活動時間の代表例(15~69歳) 身体活動レベル2 個々の活動の分類(時間 日/) 4 ふつう (II) 1.75 高い (III) 2.00 (1.40~1.60) (1.60~1.90) (1.90~2.20) 生活の大部分 が座位で、静的 な活動が 中心の場合 座位中心の仕事だが、職場 座位中心の仕事だが 職場 内での移動や立位での作 業・接客等、あるいは通勤・ 買物・家事、軽いスポーツ等 のいずれかを含む場合 移動や立位の多い仕事 への従事者。あるいは、 スポーツなど余暇におけ る活発な運動習慣をもっ ている場合 7~8 7~8 7 座位または立位の静的な活動 (1.5: 1.0~1.9) 12~13 11~12 10 ゆっくりした歩行や家事など 低強度の活動(2.5: 2.0~2.9) 3~4 4 4~5 0~1 1 1~2 0 0 0~1 日常生活の内容3 4 低い (I) 1.50 睡眠(0.9) 長時間持続可能な運動・労働 など中強度の活動(普通歩行 を含む)(4.5: 3.0~5.9) 頻繁に休みが必要な運動・ 労働など高強度の活動 (7.0: 6.0以上) ( )内はメッツ値(代表値:下限~上限) -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 エネルギー必要量の推定法 例3 これらの情報で推定するのは難しいが… 仕事はデスクワ クで、特に運動習慣がな 仕事はデスクワークで、特に運動習慣がな くても、毎日のように電車通勤や買い物で 歩いたりすることがあれば、身体活動レベ ルは「ふつう」と考えてよさそう(少なくとも、 東京近辺在住の場合)。 東京近辺在住の場合) エネルギー必要量の推定法 例4 標準的な老人ホーム(介護付・住 宅型)の入居者なので、身体活動 レベルは「ふつう」とする。 ×? -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 高齢者における身体活動レベル 2010年版 低い 1.45 ふつう 1.70 高い 1.95 この値が使えるのは、主に70歳代の自立した高齢者 値 使 る 、 歳代 自 高齢者 Fuller (Br J Nutr, 1996) 平均年齢が80歳代のほぼ自立した高齢者においては、 自宅にいる人:1.6⇔高齢者用住宅入居者:1.4 Rothenberg (Br J Nutr, Nutr 2000) 90歳以上で、男性1.31、女性1.19 ただし、これらはあくまで一例(ベッド中心の生活か、建物内での移動やレク リエーション等による身体活動は多いかといった点によって、異なる) 活動記録法などで推定することも可能。 エネルギー必要量の推定法 例4 根拠は不十分であるが、 介護 高 ・老人ホーム(介護付・住宅型)等の高齢 者施設入居者(外出が多くない場合) ・80歳前後かそれ以上の高齢者 であれば、 身体活動レベルは「低い」、 身体活動レベルは「低い」 あるいはそれより更に低い値 と考えた方がよさそう。 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 エネルギー必要量の推定法 例5 活用検討会報告書によると、子どもにおいて、 「ふつう」=放課後もよく外遊びする。(活発 な活動が 1日当たり合計1時間程度)とある な活動が、1日当たり合計1時間程度)とある ので、毎日サッカーを1時間くらいやっている 子は「ふつう」である。 ×? 2010年版における身体活動レベル 身体活動レベル 1~2(歳) 3~5(歳) 6~7(歳) (歳) 8~9(歳) 10~11(歳) 12~14(歳) 15~17(歳) 18~29(歳) 30~49(歳) 30 49(歳) 50~69(歳) 70以上(歳) 低い - - 1.35 1.40 1.45 1.45↓ 1.55↑ 1.50 1.50 1.50 1.45↑ ふつう 1.35↓ 1.45↓ 1.55↓↓ 1.60↓ 1.65↓ 1.65↓ 1.75 1.75 1.75 1.75 1.70↑ 高い - - 1.75 1.80↓ 1.85↓ 1.85↓ 1.95↓ 2.00 2.00 2.00 1.95↑ 変更点 ・従来は1区分であった6~7歳と2区分であった8歳~11歳を、 いずれも3区分とした。 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 表4 小児の身体活動レベル別にみた 活動内容(例)について (食事摂取基準活用検討会) 活動内容(例) PAL 低い(Ⅰ) ふつう(Ⅱ) 高い(Ⅲ) 体育や休み時間以外は活発な活動(運動・外遊びなど)が ほとんどない。(活発な活動が、1日当たり合計 30 分程度) 放課後もよく外遊びする。(活発な活動が、1日当たり合計 1 時間程度) 「ふつう」に加えて、週末などに活発なスポーツ活動を行ってい る(活発な活動が、1日当たり合計2時間程度) 国外の粗い質問紙に基づいており、妥当性を検討する必要がある エネルギー必要量の推定法 例5 活用検討会報告書は、策定に用いた欧米の文 献のうち、粗い質問紙調査の結果もあわせて記 述してあるものを参考にした 述してあるものを参考にした。 =日本の小児の実情は考慮できていない ・間の、動いていない時間も含めてよい ・通学等による活動時間も考慮してよい(?) 通学等による活動時間も考慮してよい(?) サッカーだけで平均1時間/日であれば、 身体活動レベル=「高い」の可能性も。 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 エネルギー必要量の推定法 例6 減量が必要な人の“推定エネルギー 必要量”も、食事摂取基準に基づい 要 、食事摂 準 て算出できる。 ×? エネルギー必要量の推定法 例6 そもそも、“推定エネルギー必要量” とは、 エネルギー出納(エネルギー摂取量-エネルギー 消費量)がゼ (0)となる状態で適用する 消費量)がゼロ(0)となる状態で適用する 減量が必要な人の“推定エネルギー必要量”…× ↓↑ BMI≧25でも減量が必要でないと考えられるので あれば、 “推定エネルギー必要量”の概念は適用 できる。 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 推定エネルギー必要量の推定法 1.体重が基準体重に近い場合 1)基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)×体重(kg)として基礎 代謝量を推定し 2)身体活動レベルを乗じて算出 2.体重が基準体重から離れている場合 1)健栄研の式を用いて基礎代謝量を推定し 2)身体活動レベルを乗じて算出する。 BMIなどから判断して、体重が基準体重から離れているだけで 肥満ではなく、体重の維持が適当と考えられる場合 目標とするエネルギー摂取量の推定法(例) <方法1> 目標とする体重の変化量からエネルギーバランスを決定 (例:月2kgの減量⇒一日当たり-460kcal/日) =エネルギー消費量の推定値は目安程度に←摂取量の過小評価 エネルギ 消費量の推定値は目安程度に 摂取量の過小評価 <方法2> 1)現在の(体格における)基礎代謝量を推定し、 2)身体活動レベルを乗じて、エネルギー消費量を推定する。 3)目標とする体重の変化量からエネルギーバランスを決定 4)目標とするエネルギー摂取量=2)+3) <方法3> 1)目標体重時の基礎代謝量を推定し、 2)身体活動レベルを乗じて、目標エネルギー摂取量を推定。 いずれの場合も、体重をモニタリングし、随時修正 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 目標とするエネルギー摂取量の推定法(例) 45歳の男性、身体活動レベル=1.75 身長170cm、体重80kg、BMI=27.7kg/m2 当面はBMI=25.0kg/m2(体重72.3kg)を目標に、 毎月2k ずつ減量( 毎月2kgずつ減量(=-460kcal/日相当)。 460k l/日相当) 推定値 ①エネルギー消費量 基礎代謝基準値 3,120 健栄研の式 2,840 ②毎月 ②毎月-2kgから計算した g ら計算した エネルギー 2,660 , 2,380 , ③目標体重から計算した エネルギー 2,820 2,680 エネルギー必要量の推定法 例6 ・目標体重時の基礎代謝量からエネルギー 摂取量の目標値を設定すると、現在の状態 を無視し、長期間かけて目標体重になること を意図している。 ・現状のエネルギー摂取量の推定に、食事 現状のエネルギ 摂取量の推定に、食事 摂取基準の考え方は使える(ただし、基礎代 謝基準値は、肥満者の基礎代謝量を過大評 価する)。 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10 「日本人の食事摂取基準」の理解・教育・活用 エネルギー必要量の推定-まとめ まずは、現在のベストの方法で エネルギー必要量を推定。 しかし、 ・基礎代謝量は、ベストの推定式でも200kcal/日 ・身体活動レベルを1段階間違えるだけで300kcal/日 程度の誤差は覚悟しなければならない 体重(+BMI)をモニタリングして随時修正 -食事摂取基準を知る- エネルギー 2011.10.10
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