A Unique & Global Healthcare Testing Company 2007年3月期 決算発表資料 ∼決算総括および中期経営計画について∼ 代表取締役社長 家次 恒 2007年3月期決算の総括 •トピックス •決算の総括 •所在地別セグメントの状況 •配当の状況 •2008年3月期 連結業績予想 A Unique & Global Healthcare Testing Company 1 2007年3月期決算の総括 トピックス 2桁成長で過去最高の業績を達成し、『 2桁成長で過去最高の業績を達成し、『売上高1000億円超』 売上高1000億円超』企業へ 9 7期連続増収、5期連続増益(経常利益は6期連続増益) 9 中国クリーンキャンペーンの影響を欧州・米州にてカバー 9 日本の診療報酬引き下げの影響下で総合力を発揮 血球計数分野グローバルNo.1 の達成 血球計数分野グローバルNo.1の達成 新たな診断技術の創出に向けた研究開発の進展 9 ライフサイエンス事業初、遺伝子増幅検出装置の欧州市場導入 9 DNAチップなど各種共同研究開発の開始 9 検体検査領域における各種新製品の発売 9 シスメックステクノパークの建設に着手 テクノパーク完成予想図 3 DNAチップ グローバルなビジネス基盤の強化 9 南アフリカに販売拠点を設立し、事業展開を加速 9 シスメックスデジタナを設立し、スイスにおける販売力を拡充 9 将来の事業拡大に備えたグローバル試薬生産体制の整備 新試薬生産工場(シカゴ) 3 2007年3月期決算の総括 決算総括 連結売上高 営業利益 9 経常利益 9 当期純利益 9 9 :1010億円(対前期+131.5億円、+15.0%)7期連続最高更新 :127億円(前期比18.6%増)5期連続最高更新 :135億円(前期比13.3%増)6期連続最高更新 :90億円(前期比21.4%増)5期連続最高更新 (億円) 連結損益計算書 1100 2007年3月期 2006年3月期 1000 900 金額 構成比 金額 構成比 前年比 国内 35,418 40.3% 37,872 37.5% 106.9% 海外 52,469 59.7% 63,168 62.5% 120.4% 売上高 87,887 100.0% 101,041 100.0% 115.0% 営業利益 10,723 12.2% 12,714 12.6% 118.6% 経常利益 11,981 13.6% 13,577 13.4% 113.3% 7,422 8.4% 800 700 600 500 400 300 当期純利益 9,008 8.9% 121.4% 200 100 (億円) 160 1010.4 135.7 140 878.8 119.8 769.3 127.1 120 98.7 659.7 107.2 100 572.5 91.0 90.0 80 66.1 74.2 53.2 60 56.2 57.3 52.9 40 31.2 31.5 20 0 売上 0 2003.3 2004.3 2005.3 売上高 経常利益 2006.3 2007.3 利益 営業利益 当期利益 4 2 2007年3月期決算の総括 [日本] 医療制度改革の影響下、総合力を発揮! 【日本】 ¾ 診療報酬3.16%引き下げ (単位:億円) 日本 (売上高) ¾ 大規模病院、検査センターへの大型複合案件の受注が増加 ¾ 日本赤十字血液センターより血球分析装置の一括受注 ¾ ITを活用したソリューション提案の実施 ¾ (株)シーエヌエーの完全子会社化を発表 <韓国、台湾含む> 700 (営業利益) 100 649.2 593.8 600 2 55.3 534.7 75 226 .2 500 1 89.4 400 7 4.3 6 4.8 50 5 6.5 300 3 93.9 総合血液検査システム 3 67.6 200 HSTシリーズ 25 345 .3 100 0 0 2005.3 2006.3 外部売上高 営業利益 東京支社ショールーム 2007.3 内部売上高 5 2007年3月期決算の総括 [海外] 血球計数分野No.1ブランド活用による成長 【海外】 ¾ ¾ ¾ ¾ 売上高はいずれも外部売り (単位:億円) 欧州では、販売サービスネットワークの強化と総合提案型販売 活動による血球分析装置の販売が好調に推移 (売上高) 米国では、販売活動範囲の拡大によるブランド認知が向上し、 血球分析装置の販売が好調に推移 中国では、高機能小型血球分析装置の販売が好調に推移した ものの、クリーンキャンペーンの影響により売上高は微増 APでは、インド市場の事業体制の再構築など体制整備を実施し たほか、高機能小型血球分析装置の販売が好調に推移 AP (売上高) 40 37.3 30 20 10 40.5 8 6 45 4 28.0 3.6 3.3 2 0 0 2006.3 12 68.4 64.0 48.2 30 2.5 2005.3 75 60 2007.3 15 4.9 10 8 7.8 6.1 6 4 2 0 0 2005.3 2006.3 250 200 150 100 2007.3 (営業利益) 60 315.8 30.1 35.4 30 20 22.9 10 50 0 0 2005.3 200 50 40 253.6 212.0 (営業利益) (売上高) 中国 (営業利益) (売上高) <韓国、台湾除く> 50 欧州 350 300 2006.3 米州 2007.3 (営業利益) <米国、カナダおよび中南米> 10 191.5 150 100 156.2 135.7 5.9 5 50 1.9 0 2005.3 2.1 2006.3 0 2007.3 6 3 2007年3月期決算の総括 配当の状況 ●2007年3月期配当予想を増額修正: ●2007年3月期配当予想を増額修正: ●2008年3月期 ●2008年3月期 配当予想: 配当予想: 下期16円から20円へ4円増配 下期16円から20円へ4円増配 年間40円に増配予想 年間40円に増配予想 ◆基本方針: ◆基本方針: −継続的な安定配当に留意するとともに、業績に裏付けられた成果配分を実施 −継続的な安定配当に留意するとともに、業績に裏付けられた成果配分を実施 −連結での配当性向20%を目処とする −連結での配当性向20%を目処とする 06/3期 07/3期 08/3期 36円※ 36円 40円 中間 20円※ 16円 20円 期末 16円 20円 20円 145.5 179.6 192.4 17.9% 20.0% 20.8% 年間 一株当たり純利益(連結) 配当性向 (※)2005年9月30日を割当基準日とし、2005年11月18日を効力発生日として、普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施しました。 7 2008年3月期 連結業績予想 過去最高の業績を目標とし、高成長を継続!! 2008年 2008年 3月期 連結業績予想 ¾ 売上高 投資計画 :1120億円 ¾ 設備投資 ¾ 営業利益 :150億円 ¾ 営業利益率 :13.4% :83億円 ¾ (想定為替レート:1US$= ¥115、 (想定為替レート:1US$=¥ 115、1EUR=¥ 1EUR=¥150) 150) ¾ 経常利益 :153億円 ¾ 経常利益率 :13.7% 研究開発費 :98億円(対売上高比率8.8%) 1200 1120 1010 1000 878 769 800 659 600 400 ¾ 当期純利益 :98億円 ¾ 当期純利益率 :8.8% 135 119 200 153 +12.7% 150 +18.0% 150 127 98 100 107 56 66 200 +10.8% 91 90 98 74 +8.8% 50 57 31 0 (売上高) 単位:億円 2004.3 売上高 2005.3 営業利益 2006.3 2007.3 経常利益 2008.3 0 (利益) 当期利益 8 4 中期経営計画 (2008年3月期∼2010年3月期) • 環境認識 • 中長期の成長戦略 • 中期経営目標と重点課題 • 投資計画 A Unique & Global Healthcare Testing Company 中期経営計画 環境認識 市場 競合 検査技術 治療(投薬)重視 グローバル専業メーカー 検査項目別の技術開発 検査室は病院の収益源 専業メーカー間のM&A スクリーニング検査技術 先進国の高齢化と新興 市場の成長 GPS※ の本格参入 確定診断技術 中国ローカル企業の台頭 疾患マネジメント 治療から予防へ DNA、タンパク質解析 検査室はコスト部門へ 高い成長期待の一方、 検査を取り巻く環境は厳しい 競争環境の変化 高スピードでの 技術革新の進展 マーケットの質的変化を先取りし、経営・事業戦略に反映 ※GPS:GE、Siemens、Philipsの3社の頭文字をとった略称 10 5 中期経営計画 中長期の成長戦略 ∼売上高2000億円以上を目指す∼ 2000億円 20XX年度 グローバルニッチ No.1 ライフサイエンス ヘマトロジー※分野での安定的な高成長 アジア フォーカス Nonヘマトロジー分野での成長 Nonヘマトロジー分野での成長 2009年度 ライフサイエンス フォーカス ライフサイエンス事業による成長 Nonヘマトロジー 現在 1000億円 ヘマトロジー 11 ※ヘマトロジー:血液細胞(白血球・赤血球・血小板)を対象にその機能や特性を調べる検査。 11 中期経営計画 中期経営目標と重点課題 (中計レート:1US$=¥115、1EUR=¥150) 【目標設定の考え方】 中期経営目標(2010年3月期) 成長路線の継続 (年率10%以上の増収) 収益性の向上 (経常利益率の1.2pt向上) 売上高 経常利益 経常利益率 ROE FCF :1,400億円 :205億円 :14.6% :13.6% :104億円 【重点課題】 研究開発機能の強化 2007年3月期 実績 売上高 経常利益 経常利益率 ROE FCF :1,010億円 :135億円 :13.4% :13.4% :34億円 (中計レート:1US$=¥117.0、1EUR=¥150.1) 地域別事業展開の促進 業務標準化とERP システムの再構築 業務標準化とERPシステムの再構築 環境・リスクマネジメントへの対応 12 6 中期経営計画 投資計画 ●研究開発機能の強化 高成長の持続を目指し、 シスメックステクノパーク構想の推進 シスメックステクノパーク構想の推進 コアテクノロジーを強化 9研究開発のための環境整備・設備拡充 9ライフサイエンスの事業化の促進 9高付加価値な自社新製品のタイムリーな市場導入 投資金額 9テクノパーク整備: 100億円 /3年間 年間 100億円/3 9研究開発投資 /3年間 年間 研究開発投資 : 350億円 350億円/3 ●グローバルでの業務標準化の推進とERPシステムの再構築 本社と各地域との連携による業務標準化の推進 業務標準化を支えるERP システムの再構築 業務標準化を支えるERPシステムの再構築 投資金額 9ERPシステム再構築 /3年間 年間 ERPシステム再構築 : 20億円 20億円/3 組織の拡大に対応した グループ経営の効率化 13 ヘルスケアテスティングの 可能性に挑む。 <お問合せ先> シスメックス株式会社 IR・広報室 ・電話:078-265-0500 ・メールアドレス:[email protected] ・ URL:www.sysmex.co.jp A Unique & Global Healthcare Testing Company END 7
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