平成25年施策評価実施報告書 【施策名】 組織犯罪対策の推進 【施策目標】 〇 暴力団組織等の実態把握及び暴力団の検挙・資金源の封圧を一層推進し、暴力団組織を弱体化 させ壊滅に追い込みます。 〇 来日外国人犯罪組織等の実態解明及び検挙・摘発を一層推進し、来日外国人犯罪組織を大阪 に根付かせません。 【施策への取組状況】 1 組織の壊滅に向けた暴力団対策の推進 暴力団の弱体化・壊滅に向けて、首領、中枢幹部等の検挙したほか、暴力団の有力な資金源 と認められる関係企業等に対する取締り及び拳銃事犯等の摘発を強化するとともに、暴力団排除 条例や暴力団等排除措置要綱を効果的に適用するなど、暴力団排除活動を推進しました。 2 来日外国人犯罪対策の推進 来日外国人犯罪組織を根付かせないために、組織的な偽装結婚事件をはじめとして、不法就労 助長事件等、犯罪インフラ事犯の検挙・摘発に努めました。 3 薬物犯罪対策の推進 規制薬物の密輸・密売事犯の摘発による薬物密売組織の壊滅、薬物乱用者の徹底検挙、サイ バー空間からの薬物密売事犯の取締り等を強化するとともに、関係機関等と連携して、薬物事犯 根絶に向けた広報啓発活動を推進しました。 4 犯罪インフラ対策の推進 情報の収集・分析による犯罪インフラの実態解明及び各部門が連携し組織総合力を発揮した 犯罪インフラ事犯の取締りを強化するとともに、関係機関と連携した犯罪インフラを生まない ための環境づくりなど、諸対策を推進しました。 【検挙事例】 〇 山口組極心連合会傘下組織組長らによる銃刀法違反(加重所持)事件の検挙 大阪市生野区内の収納倉庫に隠匿していた拳銃7丁等を押収するとともに、山口組極心連合会 傘下組織組長ら5人を銃刀法違反で検挙しました。 〇 中国人留学生らによる携帯電話機等詐欺事件の検挙 携帯電話販売代理店から携帯電話機等を騙し取った中国人留学生らを検挙しました。 【結果】 ○ 山口組主要組織の構成員を数多く検挙するなど、大きな成果を挙げました。 ○ 犯罪収益の剥奪に向け、組織的犯罪処罰法を32件(全国第2位)適用するなど、相当な成果を挙げました。 【参考指標】 H24 暴 力 団 犯 罪 H25 5,521 人/ 件 6,000 5,000 4,000 H24 3,000 643 638 733 654 2,000 600 400 1,000 200 0 0 検挙人員 0 組織的犯罪処罰法適用件数(件) 対前年比 +5 +1 +5 検挙人員 検挙件数 検挙件数 大阪の暴力団勢力(平成25年12月末) 全暴力団 銃器関係及び組織的犯罪処罰法適用状況 6 26 32 1,713 500 検挙人員 H25 1,836 1,000 検挙件数 銃器発砲件数(件) 銃器関係 拳銃の押収数(丁) 2,566 1,500 3,000 2,000 薬 物 犯 罪 2,842 2,500 800 3,218 H24 H25 H25 4,540 3,475 人/ 件 来日外国人犯罪 人/ 件 1,000 対前年比 組織数(組織) 勢力数(人) 【評価担当課 【事務主管課 山口組 対前年比 その他 対前年比 220 -20 190 -20 30 ±0 6,200 -400 4,800 -600 1,400 +200 組織犯罪対策本部】 組織犯罪対策本部】
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