4 学年ごとに短時間の運動 実施上で工夫したこと 外部指導との連携内容

平成25年度「朝からもりもり・わくわく推進事業」
平成26年度「埼玉県わくわく体力向上コンソーシアムの取組」
実施目的
①心身の健全な目覚めを促し、学校生活がさわやかに
スタートできるようにする。
②運動の日常化を図るとともに、運動に親しみ、運動
が好きな子どもを育てる。
③学年の体力、運動能力の実態を把握し、継続した取
組によって課題を解決する。
実施内容
1 朝の時間を使った体力向上の取り組み
毎日の学校生活をさわやかにスタートさせるだけ
でなく、外遊びを奨励し、運動の日常化を図るよう
にする。また、学年の体力課題を解決すべく、継続
した取組を行うようにする。
2 登校後は、すぐ校庭で朝遊び
朝、登校すると子どもたちはすぐランドセルをし
まって外遊びをする。学年関係なくみんなで鬼ごっ
こをしたり、サッカーをしたりと遊び方はたくさん
ある。
3 1分30秒の朝マラソン
決まった時間になると、集合合図の音楽が委員会
の子どもたちによって流される。子どもたちは、朝
マラソンのスタート位置に集まり、準備運動を行い、
走り出す。
主な成果
① 朝マラソンが始まり8年目となった。総合評価A+B
+Cの割合も高く、成果につながっている。運動を日
常的に行っている低学年の児童も多く、体力の向上に
つながっている。
4 学年ごとに短時間の運動
走り終えた子どもたちは学年ごとに集まり、短時間の
運動を行う。運動内容については、定期的に替える。
(例)10月
1年生・・グーパー運動
2年生・・グーパー運動
3年生・・逆上がり
4年生・・逆上がり
5年生・・走の運動
6年生・・走の運動
実施上で工夫したこと
1 朝の短い時間(約5分)で簡単かつ効果的な運動
となるようにプログラムを考えた。
2 学年運動の内容については、担任が学年の体力、
運動能力、運動習慣の実態を分析し、実態にあった
プログラムとなるようにした。
3 朝マラソンカードを作成し、走破周を毎日記入す
る取組を行った。また、学年ごとに学期目標走破周
を設定し、達成者には完走証を配布した。
4 入学当初の1年生はまだ走り慣れていないので、
一定期間、6年生が一緒に走るようにした。
5 雨天時は、安全面を考慮し、実施していない。
外部指導との連携内容
朝の短い時間だけでなく、授業等の支援に効果的
に入ることができるような体制を整えることが課題
となっている。
③ 運動の日常化を図ることができ、晴れた日は必ず全員が
外に出て遊んだり、運動したりすることができている。
よい生活習慣につながっている。
◎朝遊び推進カードの活用より
★1・2年生で体育授業以外の外遊びや運動・スポーツを
1時間以上する(週3回) H25 56.4%
② 過去8年間の推移で見ると、新体力テストや三つの達
成目標検証テスト正答率において、大きな向上が見ら
れた。他の継続的な取り組みもあるが、朝の運動時間
確保により、学校生活がさわやかにスタートし、体力
面だけでなく、学力面にもよい影響を与えると考え
る。今後も工夫改善を行い、継続していきたい。
H26 85.4%
★総合評価 A+B+Cの伸び(H24⇒H25⇒H26)
H24
H25
H26
学校全体
96.7% 96.3% 96.0%
1年生
100%
100% 94.7%
2年生
94.1% 100%
100%