京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金募集要領 1 概要 この募集は,京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金交付要綱(以下「要 綱」という。 )に基づき,京都市内の企業(財団法人,社団法人,共同組合等を含む。 )における労 働者の仕事と家庭生活及び地域活動,社会貢献活動(以下「仕事と生活」という。 )の調和を図り, 「真のワーク・ライフ・バランス」を推進するために,中小企業が行う様々な取組を支援すること を目的として行います。補助金交付対象企業のうち,特に優良な取組を行った企業については,中 小企業が取り組みやすい「真のワーク・ライフ・バランス」推進の方策として広く周知するため, 補助対象となった取組について事例発表等を行っていただきます。 2 交付の対象となる企業(要綱第3条) 補助金の交付対象となる企業は,次に掲げる要件を全て満たす企業です。 ○ 企業の事業主が労働者災害補償保険及び雇用保険の適用対象であること。 ○ 常時雇用する労働者の数が1人以上300人以下の企業であること。 ○ 京都市内に本社がある企業であること。 ○ 「京都モデル」ワーク・ライフ・バランス推進企業認証制度におけるワーク・ライフ・バ ランス推進宣言企業であること(ただし,平成23年度までに「きょうと男女共同参画推進 宣言」登録企業であった300人以下の企業である場合を含む。 ) 。 ○ 過去にこの制度の補助金を受けたことがない企業であること。 ○ 直近年度の法人市民税の未納がない企業であること。 ※ 補助金は企業単位で交付するものとし,企業内に複数の事業所がある場合も同一企業と して取り扱います。 3 交付の対象となる取組(要綱第4条,第5条) 企業が「真のワーク・ライフ・バランス」の推進を図り,働き続けながら育児や介護を行う労働 者を支え,又は多様な働き方の選択を可能とするために継続して実施する見込みがある,以下のよ うな取組が交付対象となります。 ※ 申請時から平成29年3月31日までの取組が対象となります。申請前に実施された取組に ついては対象外です(申請後に着手する取組に限ります。 ) 。 ※ 一つの取組の実施が複数年度にまたがる場合は,最初の申請時に各年度における取組計画や 取組に要する予算が明らかであり,かつ最初の申請年度内に取組に着手することが条件となり ます。 ⑴ 「真のワーク・ライフ・バランス」を推進するための,労働者の多様な事情及び生活態様に対 応した先進的な休暇・休業制度や労働時間制度,多様な働き方を支援する先進的な制度の導入 以下の例のような先進的な制度の導入に対して補助金を交付します。 ※ 補助金の交付に当たっては,実績報告までに,各制度を労働協約又は就業規則に規定する ことが条件となります。 ア 先進的な休暇・休業制度導入 取 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 組 例 育児・介護休業等の取得可能期間の延長や取得要件の緩和 法定を超える日数の有給の育児・介護休業制度や,分割可能な育児・介護休業制度 法定を超える日数の子の看護休暇制度,介護休暇制度 法定を超える短時間勤務制度 法定を超える有給の妊婦検診のための特別休暇制度や配偶者出産休暇制度 有給のボランティア休暇や学校行事参加のための特別休暇,アニバーサリー休暇 時間単位での年次有給休暇制度や積立年次有給休暇制度 等 イ 先進的な労働時間制度導入 取 組 例 ・ 変形労働時間制,フレックスタイム制,裁量労働制 等 ウ 多様な働き方を支援する制度導入 取 組 例 ・ ワークシェアリング,在宅勤務制度,テレワーク 等 ⑵ 「真のワーク・ライフ・バランス」を推進するために行う,労働者の仕事と生活の両立の支援, 又は雇用の継続を図るための環境整備の取組 以下のような区分に該当する様々な職場環境整備のための取組に対して補助金を交付します。 ※ 交付申請年度内に事業利用や取組の予定があることが条件となります。 ア 労働者の地域の祭りへの参加など,労働者が様々な地域活動,市民活動その他の社会貢献活 動に積極的に参画し, 「真のワーク・ライフ・バランス」を実践するための環境整備を目的と した制度の創設や職場の理解と相互支援のための取組 ※ 地域活動・市民活動・社会貢献活動…労働者の居住地(市外も含む。 ) での活動を含む。 取 組 例 ・ 職場ぐるみで地域活動に参加等を行う取組 ・ ボランティア休暇取得等により地域活動に参加等を行う労働者に対する奨励制度 等 イ 育児や介護を行う労働者,その他特に配慮を必要とする労働者の仕事と生活の両立を支援し, 又は雇用の継続を図るための取組 ※ 特に配慮を必要とする労働者… 妊娠中及び出産後の女性労働者,健康の保持に努める必要が ある労働者,単身赴任者など 取 組 例 ・ 育児・介護休業等の取得や短時間勤務制度の利用を促進するための代替要員の配置等の 取組 ・ 育児・介護休業中の労働者に対する復帰支援のためのコミュニケーション確保や研修等 の取組 ・ 育児や介護で退職した者を対象とする再雇用の取組 ・ 育児や介護に関するサービス利用者に対する福利厚生としての企業内助成制度導入 ・ メンタルヘルス対策(カウンセラーによる相談・セルフチェック外部委託等) 等 ウ 次世代育成支援対策推進法又は女性の職業生活における活躍の推進に関する法律において, 計画策定が努力義務となっている企業における「一般事業主行動計画」の策定・届出のための 取組 ※ ただし,他の取組と併せて取り組み,申請することが条件となります。 エ 業務改善等により長時間労働を解消するための取組 取 組 例 ・ 業務効率化を図るシステムの導入 ・ 所定時間外労働の削減のための取組 等 オ 職場における仕事と生活の両立支援に積極的に取り組むための,制度の理解や利用促進に向 けた研修や相談業務等 取 組 例 ・ 職場意識の改善を目的とした,役員や管理職等を対象とした研修の実施 ・ 両立支援に係る各種制度等の情報,知識を得るための管理職を含む全ての労働者対象の 研修,又は社内講座の実施 ・ 育児や介護の支援制度等の情報,知識を得るための相談業務の実施 ・ 社外で開催されるワーク・ライフ・バランス関連研修への参加 等 カ 育児や介護を行う労働者,その他特に配慮を必要とする労働者を支援するための情報提供等, 継続して行う社内広報活動等 取 組 例 ・ 社内LANによる制度の周知,社員向けマニュアルの作成・配布 等 4 補助の対象となる費用(要綱第7条) ⑴ 補助の対象となる費用 前述のような取組に係る以下のような必要経費が交付対象となります。 ● 制度導入の際,制度設計に要した社会保険労務士その他の専門家に係る費用 ● 新たに制度導入を行った場合については,育児休業・介護休業やボランティア休暇,短 時間勤務制度等を労働者が利用するために新たに生じた人件費(法定外で無給の休暇制度 を有給で付与する場合の人件費,代替要員確保に係る費用等) ● システム導入に係る機材やソフト購入等の初期費用 ● 研修・社員教育や相談業務に係る費用 ● 地域活動等への参加の奨励に係る奨励金等の費用 なお,補助金の交付額については,後述の選考委員会での意見を踏まえて決定されるため,取 組に要した経費の全てが補助対象として支給される訳ではありません。その際には,その経費が 「真のワーク・ライフ・バランス」推進の取組に特化したものなのか,その他の業務等にも流用 可能なものなのか等を精査し,補助率を検討します。 ※ 詳しくは,申請前に担当課へお問い合わせください。 ⑵ 補助の対象とならない経費 次のような経費はこの補助金の対象となりません。 ● 企業の経営に係る経常的な経費(真のワーク・ライフ・バランス推進の取組を行わなく ても生じる経費を指します。 ) ● 補助金の申請前に着手していた取組に関する経費 ● 接待交際費 ● その他補助することが適当でないと認められる経費 ※ 詳細は担当課に申請前にお問い合わせください。 5 補助金の額(要綱第6条) 補助金の交付額は,本市の予算の範囲内で 1 企業あたり上限額 30 万円です。3に記載した各取 組に要する費用で,かつ,その取組のために新たに生じる費用の範囲内で,取組の内容等について, 提出された書類等を基に選考委員会で選考のうえ,決定します。 ● 補助金は,1企業につき1回のみ交付します。 ただし,一つの取組の実施が複数年度(上限連続した3年度)にまたがる場合,その取組につ いて既に補助金の交付を受けた企業が2年度目以降の申請を行うことができる場合があります (最初の申請時に各年度における取組計画や取組に要する予算が明らかであり,かつ交付申請年 度内に取組に着手することが条件となります。申請の際は,必ず「京都市「真のワーク・ライフ・ バランス」推進企業支援補助金交付申請書(様式第 1 号)別紙1」により,各年度の実施計画と 予算を御提出ください。 ) 。 なお,取組が複数年度にまたがる場合は,必要書類による申請を年度ごとに行っていただく必 要があります。その都度,選考により補助金交付の可否及び金額を決定します(この場合も全て の年度の補助金交付額の合計の上限額は30万円です。 ) 。 ※ 「1年度」とは,毎年4月1日から翌年3月31日までを指します。 ● 複数の取組をまとめて申請することも可能ですが,補助金交付額は,取組に要する費用の合計 額の範囲内で,上限額は30万円となります。 ● 補助金交付額の千円未満の額は切り捨てとします。 【注意事項】 ・ 同一の取組で他の公的な補助金,助成金等の交付を受ける場合は,その内容や金額により, 補助金の交付金額を調整する場合があります。 ・ 補助金の交付を受けることで,国等の助成制度が受けられなくなるケースがありますので, 事前に各制度の所管機関へ御確認ください。 ・ 申請に基づき算出した補助金交付額が上限額30万円を超える場合であっても,申請数や 予算の状況により,交付額が30万円未満となる場合があります。 6 申請方法等(要綱第8条) 募集期間内に, 「京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金申請書(第1号 様式) 」及び添付書類(以下「申請書類」という。 )を担当課へ御提出ください。 ⑴ 募集期間 平成28年5月13日(金)から平成28年6月30日(木)まで(必着) ※ 申請書類は,御持参又は御郵送ください。 ※ 御持参される場合は,土,日,祝日を除く午前9時から午後5時までに担当課までお越し ください。 ⑵ 添付書類 ア 企業の事業主が労働者災害補償保険及び雇用保険の適用対象であることを証する書類(写し 可) イ 直近年度の法人市民税の納税を証する書類(写し可) (ただし,法人市民税の課税を免除されている企業及び非課税の企業の場合はその旨を明ら かにする書類) ウ 取組の実施計画書とその内容を明らかにする書類 (労働協約や就業規則の写し,外注の際の委託契約書の写し等があれば提出してください。 ) ※ 一つの取組が複数年度にまたがる場合は,第1号様式 別紙1も御提出ください。 エ 取組に要する費用の予算書及び経費内訳書(第1号様式 別紙2)とその内容を明らかにす る書類 オ 京都市暴力団排除条例第2条第1号に規定する暴力団並びに同条第4号に規定する暴力団 員等及び同条第5号に規定する暴力団密接関係者でないことを証する書類(第1号様式 別紙 3) カ その他市長が必要と認める資料 ※ 詳細は,担当課にお問い合わせください。 ※ 申請後に追加資料の提出をお願いする場合があります。 ⑶ 特記事項 ア 御提出いただいた申請書類は返却いたしません。 イ 申請内容について,必要に応じて関係者などに事実内容の確認を行う場合があります。 ウ 申請をもって,申請内容を本市以外の第三者を加えた選考委員会において開示することに同 意があったものといたします。なお,選考委員会は非公開で行うため,選考過程や会議内容に ついてはお答えできませんので,あらかじめ御了承ください。 7 交付決定・交付手続等(要綱第9条,第14条,第15条) この補助金の交付対象となる企業は,応募の中から,有効性,実効性その他必要な項目について, 選考委員会の意見を聞き決定します。選考に当たり,必要に応じて実地調査やヒアリング等を行い ます。 ⑴ 選考委員会 本市以外の第三者を加えた選考委員会を開催し,申請内容について選考を行います。なお,選 考委員会は非公開で開催し,委員名についても,委員への不当な働きかけ等の未然防止のため, 非公表とします。 選考に当たっては,以下のような点に着目して総合的に評価を行います。 ア 企業規模 小規模でありながら「真のワーク・ライフ・バランス」推進に努めている企業を優先的 に評価します。 イ 取組の継続性 取組の内容が,補助金を一つのステップとして設計されているか(自社の努力により継 続が可能な取組となっているか)の観点から,継続実施の可能性が高いものを優先的に評 価します。 ウ 企業の取組の対象と内容 取組の対象が幅広く,また「真のワーク・ライフ・バランス」推進の観点から取組内容 が充実しているものを優先的に評価します。 エ 取組の効果 社内に真のワーク・ライフ・バランスの考え方が周知でき,実効性が確保できるか,先 進性が高く社会への啓発効果が高いか,他の同規模の企業で取り入れることが可能であり 波及効果が高いか,社内外に啓発効果があるか等を総合的に評価します。 オ その他の加点要素 既に一般事業主行動計画の策定・届出が行われているか,企業としてのCSRの視点が 反映されているか,企業としての男女共同参画の視点が反映されているかなどの要素につ いても加点要素として評価します。 ⑵ 交付の決定 平成28年9月下旬頃に文書で通知する予定です。補助が認められた企業については,交付予 定額及び交付の条件を「京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金交付決定 通知書(第2号様式) 」にて通知します。なお,補助が認められなかった企業については,不交 付の理由等を「京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金不交付決定通知書 (第3号様式) 」にて通知します。 ⑶ 概算払 交付が決定した企業については,必要な資金として補助金を充てていただけるよう,取組完了 前に概算払をすることができます。 概算払を希望される企業には, 「京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助 金概算払請求書(第8号様式) 」及びその他支払に必要な書類を送付しますので,送付時にお知 らせする期限内に御提出ください。 なお,概算払を受けた企業については, 「京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業 支援補助金交付額確定通知書(第7号様式) 」による通知後, 「京都市「真のワーク・ライフ・バ ランス」推進企業支援補助金精算報告書(第9号様式) 」等の精算関係の書類を御提出ください。 ※ 実績報告額が概算払を受けた額を下回る場合は,差額を返還していただきます。また,交 付予定額のうち一部概算払を受けた場合で,不足額がある場合は,交付予定額の範囲内で不 足額の支払の手続きをしていただく必要があります。 ※ 詳細は,担当課にお問い合わせください。 8 実績報告,交付額の確定,請求等(要綱第11,第12条,第13条) ⑴ 実績報告書の提出 平成29年3月末までに, 「京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金実 績報告書(第6号様式) 」及び以下の添付書類を担当課へ御提出ください。 概算払を受けていない企業及び一部概算払を受けた企業については,実績報告後,所定の手続 を経て,補助金または補助金の残額をお支払いします。 なお,必要に応じて,実績報告書の提出後,確認のためヒアリングや訪問調査を行う場合があ りますので,あらかじめ御了承ください。 添 付 書 類 ● 取組に要する費用の支出を証する書類(決算書,請求書,納品書等)とその内容を明らかにす る資料(導入したシステムのマニュアル,機器の設置写真等) ● その他市長が必要と認める書類 ※ 詳細は,担当課にお問い合わせください。 ⑵ 交付額の確定 御提出いただいた実績報告書を基に,補助金の交付額を確定します。交付額確定後,「京都市 「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金交付額確定通知書(第7号様式) 」によ り交付確定額を通知します。 ⑶ 補助金の請求 交付額確定通知を受けた概算払を受けていない企業及び一部概算払を受けた企業については, 送付します以下の書類を担当課まで御提出ください。 ア 本市指定の請求書 イ 京都市会計規則に定める振込依頼書兼振込済通知書 ウ その他出納機関が必要と認める書類 9 その他(要綱第10条,第16条) ⑴ 条件の変更等 補助金の交付が決定した企業は,決定を受けた取組の内容や経費の内訳を変更する場合は, 「京 都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金変更申請書(第4号様式) 」を,取 組を中止する場合は, 「京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金中止・廃 止承認申請書(第5号様式) 」を御提出いただき,あらかじめ本市の承認を受けてください。 ※ 実績に応じた減額変更は行う場合がありますが,増額変更は原則認めません。 ※ 事前の相談なく申請内容を変更された場合には,補助金が交付されない場合があります。 ※ 詳細は担当課までお問い合せください。 ⑵ 交付の取消しや補助金の返還等 次のいずれかに該当するときは,この補助金の交付の決定を取消し,交付予定額若しくは交付 確定額を変更し,又は,既に交付した補助金の全部又は一部の返還を命じることがあります。 ア 虚偽の申請等,不正の手段により補助金の交付を受けようとし,又は受けたとき イ 補助金の交付の目的に反して補助金を使用したとき ウ 補助金の条件に違反したときや補助金の対象となる取組の条件等を満たせなくなったとき エ その他本市が条例,要綱等で定めた要件を欠くに至ったとき ⑶ その他 補助金の交付対象となった企業及び取組内容については,京都ワーク・ライフ・バランスセン ター等に情報提供させていただきます。取組を進めるに当たっては,同センターのアドバイス等 も御活用ください。 10 備考 この募集要領は,京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業支援補助金交付要綱を基に 必要な事項等を加え,募集から交付までの流れを説明したものです。要綱の全文については,京都 市情報館内の「暮らしの情報」→「男女共同参画」の「広報資料・お知らせ」のページで公開して います。申請方法その他,御不明の点は,担当課までお問い合わせください。 (http://www.city.kyoto.lg.jp/menu1/category/18-1-0-0-0-0-0-0-0-0.html) <問合せ・申請先> 京都市文化市民局 共同参画社会推進部 男女共同参画推進課 電話 075-222-3091 FAX 075-222-3223 E-mail [email protected] 住所 〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町 488 番地 ◆ 京都 style「真のワーク・ライフ・バランス」応援WEBにも,京都市「真のワーク・ライフ・バラ ンス」推進企業支援補助金についての情報を掲載していますので是非御覧ください。 URL http://www.kyotostyle-wlb.jp/ 例えば,こんな取組で御利用ください! ≪例①≫ 「子どもが産まれた!でも,妻も働いているので,僕も交替で保育園の送迎をするから残業できないし,子ども が急な病気のとき等,僕も休みやすくないと,両立が難しい。でも,職場の理解が得られるのか心配だ。」 …と,いう男性従業員 A さんの声。 企業のこんな取組が対象になります。 ◎ 時間単位で誰もが取得できる年次有給休暇制度を導 入したいが,専門家に委託して制度設計をして欲しい。 ◎ また,時間外勤務を減らすために専門家に協力しても らって職場内の実態調査や意識調査をしてみたい。 ◎ さらに,職場の理解を得やすいよう,「ワーク・ライ フ・バランス」について外部講師を招いて研修会を行い たい。 ↓ パッケージで申請 企業が時間単位で取得できる年次有給休暇制度を導入!! 職場研修や実態調査による業務改善によって,A さんも安心して働けます。 ≪例②≫ 「親を介護する必要が出てきた。介護休業を取得するとしても,どのタイミングで取得したらいいか悩んでしま う。無給になっては生活ができないし…」 という,事務職の従業員Bさんの声。 企業のこんな取組が対象になります。 ◎ 企業内で,育児や介護に携わる従業員が出た場合に, 在宅勤務ができる制度を導入し,パソコンやウイルス対 策ソフト等の必要機材を従業員に貸与したい。 ◎ 今後,介護に携わる従業員が増えると思われるので, 介護サービスに関する基本的な知識をみんなで勉強す る機会を設けたい。 ↓ パッケージで申請 企業が,育児や介護に携わる従業員のための在宅勤務制度を導入。週数回職場に顔を出す他は,家で仕事 ができるようになり,Bさんは何とか介護と仕事を両立しています。また,他の従業員も,介護サービスに関する 知識や,介護の大変さについて学ぶ機会を持つことができ,いざというときの職場の理解も深まります。 ~ 申請から交付決定,交付,実績報告までの流れ ~ 申 請(平成28年5月13日(金)~平成28年6月30日(木)) ・書類審査を行います。 ・必要に応じて実地調査やヒアリング等を行います。 選 考 ・本市以外の第三者を加えた選考委員会(非公開)を開催し,対象企業を選考します。 補助金交付企業の決定 ・選考結果は平成28年9月下旬頃に文書で通知します。 ・補助が認められた企業については,交付予定額及び交付の条件を通知します。 ※ 取組実施前の概算払が認められる場合があります。概算払を希 望する場合は,所定の書類を御提出ください。 補助金(概算払)支給 実績報告書を提出 ・ 指定の様式に別にお知らせする必要書類を添付して平成29年 3 月 31 日までに御提出ください。 ・ 必要に応じて実地調査やヒアリング等を行います。 補助金交付企業の確定 事 例 発 表 ( 優 良 な 取 組 ) ・ 実績報告書等を審査し,補助金交付額を確定します。補助交付額確定後,確定通知書とともに, 請求書等の補助金支給のために必要な書類をお渡ししますので,指定された期限までに御提出くだ さい。 ・ 概算払を受けた場合は,確定通知後,精算報告書等の精算関係書類も御提出ください。 支給手続 補助金支給 ・ 事例発表の時期や方法については,別途御案内します。 ・ 事例発表に応じない場合,補助金の不支給や返還を求めることがあります。
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