市加順正高等看護福祉専門学校で看護師になるため勉強している台 =一

 岩手県大槌町出身で東日本大震災に被災し、2012年から高梁
市心順正高等看護福祉専門学校で看護師になるため勉強している台
野仁さん︵20︶が23日、﹁絆コンサート&フォ圭フム﹂ ︵AMDA主
催︶で﹁被災他の今﹂と題して経験を話す。台野さんは﹁災害の怖
の被害を受けた。
はI週間後。町は津波
専門学校が被災地の学
だ。順生高等看護福祉
たったと知ったから
さを伝えたい﹂と話している。 ︻五十嵐朋子︼
台野さんは同県立釜
看護師を目指したの
生の授業料を免除する
災に漕った。避難所と
は、医療環境の整わな
施すると高校で紹介さ
﹁震災特別入試﹂を実
石高2年生の時、大震
なった学校の体育館で
中心となって感染症予
れ、すぐに高梁行きを
い避難所で、看護師が
防や高齢者のケアに当
貼肢被災を機に高梁で学ぶ
涌鮫
10日回過ごした。家族
や自宅は無事だったも
のの、安否を知ったの
﹁災害の怖さを伝えたい﹂と話す順生高等看護福祉専門学校の台野仁さん=高梁
市伊賀町の同校で
佛卵7看護学生きょう体験談
岡山の交流にと企画し
た。台野さんには、人
前で震災について話す
災者の中では幸せな方
台野さんは﹁僕は、被
初めての経験だ。
決めた。
だったと思う﹂と話す。
現在は、専門知識を
いた。
報道が少ないことも驚
景が全く違う。震災の
けた地元とは、町の風
た﹂。津波の被害を受
日本とは思えなかっ
人も多いと思う。伊予
災地の様子を知らない
﹁岡山では、詳しい被
っていることがある。
が、必ず伝えようと思
うことはあります﹂。だ
自分が話しても、と思
を見なかった。こんな
あって、僕だけが津波
﹁家族の中でも格差が
遠い岡山県だが﹁好
奇心もあった﹂という。
身につけるために奮闘
り。大災害は現実に起
灘地震も起きたばか
初めて来た時は﹁同じ
する毎日。勉強は難し
が違う﹂と実感。避難
さんやボランティア経
オルガホールで。台野
から、北区奉還町Iの
きるんだと伝えたい﹂
く、周囲には国家試験
所での原体験を忘れ
験者による発表のあ
を前にやめてしまう学
ず、目標に向かって進
と、午後3時半から就
◇
んでいる。
実高吹奏楽部などによ
生もいる。病院での実
23日のフォ士フム
るコンサ・I・卜がある。
ォ土フム﹂は午後2時
は、東北に拠点を置き、
﹁絆コンサート&フ
復興支援を続けるNG
参加無料、申し込み不
習では﹁現場の看護師
O﹁AMDA﹂ ︵北区
要。
さんは、観察眼の鋭さ
伊福町3︶が、東北と