平成27年度 事 業 報 第2回リフトの達人選手権 社会福祉法人 特別養護老人ホーム 告 書 「優勝者」発表の瞬間 グレイスまいづる グレイスヴィルまいづる 社会福祉法人 グレイスまいづる理念 社会福祉法人グレイスまいづるは、 ご利用者・ご家族・地域住民など このまちに暮らす人々と 「共に暮らし、共に考え、共に感動し、共に働く」を使命として これを実現するために 特別養護老人ホームグレイスヴィルまいづるを創り、運営します。 当法人は、支援を必要とするご利用者やご家族の立場に立ち、 その願い、その思いをしっかりと受けとめ、 その方々のそばに寄り添い、 最期の日まで、誰もがその人らしい暮らしを実現できるように、 そのために、たゆまぬ努力をすることを使命として、 特別養護老人ホームグレイスヴィルまいづるを設立し運営します。 このまちに「共に暮らす」自分や家族、友人、みんなのことは、 どこかの誰かに託すのではなく、 あなたや私、自らが知恵を出して「共に考え」なければ解決できません。 人は、お互いに認め合い、支え合い、 だから、 「共に感動」することができます。 このまちの誰もが自分らしく、最期の日まで幸せであるために、 このまちに暮らす人には、みんなそれぞれに役割があり、 みなさんが、その役割を果たそうとされるように、 私たちも、自分の役割を果たせるように、みなさんと「共に働きます。」 平成27年度 事業報告について はじめに、平成 27 年度も、介護保険収入が減収となったことをご報告します。 このように申し上げると、グレイスの業績はひどく落ち込んでいるように感じられ るかもしれません。 しかし、事業規模はこれまで通り 5 億円を維持しており、決して私たちの活動が 縮小しているわけではありません。 特養の稼働率だけを見ると確かに十分とは言えないかもしれません。けれど、そ の裏では、「看取りケア」、「重度化への対応」の取り組み、さらに、地域包括ケア を踏まえ他機関と連携協力し「リハビリテーション」を積極的に取り入れるなど、 職員のケア、グレイスのケアマネジメントに対するご家族の信頼はたいへん厚いも のになっています。 デイサービスにおいては、地域貢献事業の経験から、いちはやく新事業を受託す る体制を整えることができ、また、ショートステイの事業変更は、近隣の施設整備 の状況と生活相談員による待機者の動向調査の結果から、グレイスのケアのさらな る充実を図る「そのとき」と判断して実施したものです。 同時に、こうした職員みんなの努力に報いる運営ができるよう、実務者研修の実 施など職員研修や人材育成システムの充実にも努めており、さらに、ようやく開設 当初からの運営資金を完済したところでしたが、サービスの充実に掛ける職員の熱 意を受け留め、浴室改修のための新たな借り入れもしました。 平成 17 年 4 月に開設したグレイスヴィルまいづるは、現在、ユニットリーダー の教育施設として、全国から実習生を受け入れるまでに成長しました。この 10 年 の実績は目覚ましいものがあり、これは、間違いなく私たちの自信となっています。 しかし、私たちは、ここで満足するわけにはいきません。なぜなら「これで良し。」 とした瞬間から、今後の成長は望めないだけでなく、現状を維持することがプレッ シャーになるからです。事業の継続は、現状維持からは決して成し得ません。 平成 27 年度は、10 年間の実績をどのように生かすことできるか、これまでに ない緊張感をもって臨んだ 1 年でした。10 年の経験があるからこその 1 年であ り、次の 10 年に向けて最良のスタートが切れたことを、ご報告申し上げます。 平成 28 年 5 月 25 日 特別養護老人ホーム グレイスヴィルまいづる 施設長 淡路 由紀子 平成27年度決算の概要 1 特別養護老人ホームの事業実績 5 特別養護老人ホーム 実績・入居者の状況 6 特別養護老人ホーム 入居申込の状況 8 ユニット別 入居者の状況 9 各ユニットから 10 ショートステイサービスの事業実績 15 デイサービスの事業実績 19 生きがいデイサービス事業「陽だまり倶楽部」の実績報告 特別養護老人ホームの運営について 「暮らしの継続」について 1.排泄ケアについて 2.入浴ケアについて 3.食事ケアについて 4.医療的ケアについて 「暮らしのひろがり」について1.面会、外出、外泊のサポート 「終末期のケア」について 26 26 27 30 2.クラブ活動について 3.ボランティア活動について 4.季節の行事について 5.地域交流について 6.子供たちとの交流について 37 38 39 1.看取りについて 40 43 1.アクシデントについて 2.苦情対応と改善について 3.会議ミーティングの開催状況 4.関係機関との会議・調整の状況 5.業務委託の状況 6.事業用車両について 労務管理と人材育成について 人材育成について 25 34 35 36 事業の運営管理について 労務管理について 23 1.職員の状況 2.職員の健康管理について 44 45 46 47 49 50 51 52 54 58 地域貢献事業について 65 法人運営について 69 平成 27 年度決算の概要 -1- 1.経営の状況 当期資金収支差額 収入額 15,627,725 円 526,364,779 円 借入金収入 14,000,000 施設整備等補助金収入 借入金利息補助金収入 3,000,000 1,460,000 積立資産取崩収入 4,511,118 その他の収入 1,429,246 その他の事業収入 14,543,772 寄附金収入 974,190 食費・居住費収入 112,462,320 固定資産売却収入 498,495 施設介護料収入 264,523,300 居宅介護料収入 108,962,338 収入内訳(円) 支出額 510,737,054 円 借入金元金償還金支出 25,501,000 借入金利息支出 4,108,113 固定資産取得支出 11,997,795 固定資産除却支出 498,495 その他の支出 262,221 事務費支出 67,502,398 事業費支出 69,506,822 人件費支出 331,360,210 支出内訳(円) 介護保険収入差異 特養 デイ ショート 計 25年度 361,272,840 64,407,200 70,070,330 495,750,370 26年度 358,606,080 62,538,100 65,921,940 487,066,120 27年度 356,653,000 65,330,910 63,964,048 485,947,958 26年度差異 ▲1,953,080 2,792,810 ▲1,957,892 ▲1,118,162 特 養 人件費比率 デイ ショート 計 72.4% 55.4% 60.0% 68.2% 事業費比率 14.6% 14.2% 12.5% 14.3% 事務費比率 14.1% 11.2% 14.6% 13.9% 給与・賞与+退職給付+法定福利+退職積立/介護保険収入-その他の収入 -2- 2.事業活動の状況 <特 養> 12,606,119 円 事業活動資金収支差額 収入額 373,867,587 円 借入金利息補助金収入 1,226,400 支出額 361,261,468 円 その他事務費 12,610,922 その他事業費 10,647,207 (業)水道光熱費 16,591,704 その他の収入 1,173,415 その他の事業収入 14,543,772 寄附金収入 271,000 収入額 支払利息 3,468,113 (人)法定福利費 30,658,886 施設介護料収入 264,523,300 イ> (務業)賃借料 9,155,602 (業)給食費 20,381,850 食費・居住費収入 92,129,700 <デ (人)退職給付支出 6,571,245 (業)業務委託費・保守料 32,985,022 12,610,282 円 事業活動資金収支差額 65,496,910 円 支出額 52,886,628 円 (業)給食費 2,287,397 その他事務費 1,663,717 その他事業費 2,949,222 その他の収入 166,000 食費収入 4,254,480 その他の支出 262,221 (人)給与・賞与 217,928,696 (務業)賃借料 1,529,068 (人)退職給付支出 431,435 (業)水道光熱費 3,067,597 (人)法定福利費 4,908,952 居宅介護料収入 61,076,430 支払利息 400,000 (人)給与・賞与 30,559,525 (業)業務委託費・保守料 5,089,715 <ショート> 収入額 事業活動資金収支差額 64,297,439 円 食費・居住費収入 16,078,140 10,068,088 円 支出額 54,229,351 円 その他事業費 1,802,937 (務業)賃借料 1,497,967 (業)水道光熱費 2,193,732 その他の収入 333,391 その他事務費 1,460,987 (人)退職給付支出, 363,042 支払利息 240,000 (業)給食費 3,212,195 (人)法定福利費 4,926,121 居宅介護料収入 47,885,908 (業)業務委託費・保守料 7,186,969 -3- (人)給与・賞与 31,345,401 -4- 特別養護老人ホームの事業実績 -5- 特別養護老人ホーム 実績 <稼働率> ※外泊による空室は、出発・帰設日を除いて、外泊加算・居室料のみ請求 ※未契約による空室は、いずれの報酬もなし ※入院による空室は、入・退院日を除いて居室料のみ請求 <契約状況> <年度別入居者数> 平成17年度入居 平成18年度入居 平成19年度入居 平成20年度入居 平成21年度入居 平成22年度入居 平成23年度入居 平成24年度入居 平成25年度入居 平成26年度入居 平成27年度入居 1 7 0 2 0 0 2 01 0 2 3 3 1 平均3年5カ月 12 2 5 0 男 11 4 17 -6- 女 特別養護老人ホーム 入居者の状況 <入居者の状況> 22年度末 23年度末 24年度末 25年度末 26年度末 27年度末 79人 78人 79人 80人 76人 73人 4.2 4.2 4.1 3.9 3.9 4.1 87歳 87歳 87歳 88歳 88歳 89歳 4人 5人 5人 5人 6人 1人 入居者数 平均要介護度 平均年齢 要介護1 要介護2 3人 3人 3人 8人 6人 6人 要介護3 12人 11人 12人 8人 10人 8人 要介護4 17人 15人 18人 24人 21人 28人 要介護5 43人 44人 41人 34人 33人 30人 0人 申請中等 男女別 男性 0人 女性 男性 0人 女性 1人 男性 女性 男性 0人 女性 0人 男性 女性 男性 女性 利用者数 18人 61人 17人 61人 18人 61人 20人 60人 14人 62人 11人 62人 最高齢者 98歳 99歳 95歳 100歳 95歳 100歳 99歳 101歳 104歳 103歳 101歳 104歳 最年少者 74歳 76歳 67歳 77歳 68歳 68歳 69歳 69歳 70歳 66歳 71歳 67歳 平均年齢 85歳 88歳 83歳 89歳 83歳 88歳 84歳 89歳 86歳 89歳 83歳 90歳 80 70 要介護5 60 要介護4 50 要介護3 40 要介護2 30 20 要介護1 10 申請中 0 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 <要介護度の変化> 調査前 要介護 5 要介護 4 要介護 3 要介護 2 要介護5 12 2 2 1 要介護4 2 5 2 1 2 調査後 要介護3 要介護2 要介護1 合計 2 14 8 8 要介護 1 合計 17 重度化 11人 9 1 4 維 持 22人 2 1 3 1 7 2 改 善 6人 4 5 39 -7- 特別養護老人ホーム 入居申込の状況 入居申込み状況 22年度末 待機者数 23年度末 24年度末 25年度末 26年度末 27年度末 200名 212名 162名 185名 193名 106名 118名 68名 67名 79名 77名 49名 (うち未調査) (26名) (58名) (53名) (36名) (26名) (8名) 月平均申込者数 9名 5名 5名 7名 6名 4名 82名 55名 59名 55名 57名 45名 36名 13名 8名 24名 20名 4名 未確認※ 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 計 市内 5 9 13 25 22 12 86 市外 9 1 3 4 3 0 20 合計 14 10 16 29 25 12 106 申込者 申込者のうち 相談・説明の上で申込 申込書持参 説明・相談なし 待機者の内訳 府内:綾部市 5 名・宮津市 3 名・福知山市 1 名・与謝野郡 1 名・京都市 2 名 船井郡1名・亀岡市 1 名・宇治市 1 名・京丹後市 1 名 府外:大飯郡 1 名・彦根市 2 名・丹波市 1 名 ※申し込み後、保険者に介護度の確認が未済の人 申込者の内訳 子 相談者 家族形態 嫁/婿 子らと同居 介護度別 居所 5 4 老健 在宅 0 5 10 15 21 医療機関 男性 女性 男女別 甥 兄弟 高齢夫婦 独居 3 申込者の内訳 配偶者 20 -8- 25 30 35 40 45 50 <ユニット別 入居者の状況> 入居者 わ す れ な ぐ さ な で し こ あ じ さ い す ず ら ん り ん ど う ひ な げ し れ ん げ た ん ぽ ぽ す み れ ひ ま わ り 合 計 ・ 平 均 8 7 7 8 7 7 7 7 7 8 73 人 3 1 1 1 1 1 3 11 人 男性 8 7 4 7 6 6 6 7 6 5 62 人 90 90 82 91 90 91 88 92 83 85 88 才 最年長 96 96 95 99 96 100 97 103 101 96 最年少 81 86 70 80 82 82 83 70 73 66 平均要介護度 4.6 3.6 4.3 4.3 4.1 4.4 4.1 3.4 4.6 3.5 2 1 2 1 1 2 5 1 女性 平均年齢 個 3 浴 2 パンジーi 入浴 4 5 5 7 食事 13 人 6 ユニバス 1 臥位浴 2 普通食 2 ソフト食 4 6 2 4 ミキサー食 (ムース食) 1 1 3 4 経管栄養(胃ろう) 1 吸引が必要な方 1 2 9人 1 2 3 1 1 1 2 1 2 4 2 16 人 4 2 3 5 3 5 26 人 3 4 4 1 3 1 32 人 1 1 2 1 12 人 1 2 3人 2 4人 0人 在宅酸素 尿道留置 カテーテル 医療 34 人 1人 1 座位浴 4.0 1 1 血糖測定 2 1 3人 インシュリン注射 1 1 2人 1 1 1 看取り契約あり 2 2 1 1 9人 2 2 6人 1 認知症高齢者の日常生活自立度による入居者の状況> 自立度 人 数 自立 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M 計 2 2 3 12 25 8 19 2 73 -9- 各ユニットから ✿ わすれなぐさユニット ✿ 家族等ともに、サポートを行う ご家族面会時には職員それぞれが、話をするという目標 をあげ、ミーティングで振り返る場を設けた。ご家族から 話をしていただけるようになった。 看取りケアにおいては、ご家族 3名の入居者が亡くなられた。看取りは、ご家族と共に へのサポートにも配慮する を念頭におき、一緒にケアをさせていただいた。 「何をした らよいんか分からん。」と言われていたご家族が、「最期に 色々世話をしてやれて良かった。」と言って頂いた。 ご家族、職員がともにケアをすることで、信頼関係・絆 が生まれていくことを体験できた一年であった。 抱えない、持ち上げない、美し 芝田チーフに指導を仰ぎ、職員一人ひとりが実践してい い介護技術を習得する く事ができた。 ✿ なでしこユニット ✿ 入居者・利用者・職員の健康と 和室、リビングのトイレ、浴室と脱衣所、汚物室、共有 安全に資するため、整理、整頓、 廊下、庭を毎月一か所ずつ徹底的に清掃した。一年を通し 清掃を行い、清潔にする て清掃することができ汚れに気づいた時にすぐに掃除する ことの意識をもつ事が出来た。 定期的にミーティングを開催 月に一回のミーティングを予定していたが、実際にでき し、職員の意思疎通、情報共有を ない月もあったが、職員の一人一人の気づきや、思ってい はかり、心を一つにしたサポート ることを話し合うことで、よりよいサポートに繋げること を行う ができた。 家族などと交流を行う ✿ あじさいユニット 誕生会、敬老会、忘年会で、入居者、ご家族、職員との 交流の場を持つ事ができた。敬老会と忘年会は、ほとんど のご家族が参加され、一緒にお祝いができた。 ✿ 認知症の入居者に対して、言 ユニット職員に「・・してください」というより「今、 葉だけで理解しようとしない どう思った?」 「何を感じた?」と問うようにし、日常の中 で、疑問に感じたことを一緒に考えるよう努めた。 入居者のサポートは、すべて ミーティングの開催が充分にできておらず、24Hシート の職員がその職種、職位におけ の活用も上手く出来なかった。 る役割と各自の力を最大限に発 若手職員が入居者のちょっとした体調の変化にいち早く 揮し協力して行う 気がついてくれたことで、他職種との連携のもとサポート できた。 - 10 - ✿ すずらんユニット ✿ 抱えない、持ち上げない、美し ユニットミーティングで、入居者の体に合った介護の実 い介護技術を習得する 現に向け、技術講習を行うことができた。技術講習を実施 したことにより、入居者との身長差に合わせた介護技術を 各スタッフ習得することができた。 家族と交流を行う 面会時には、ご家族の意向を聞き取ることができた。 お手紙を毎月書くことはできなかったが、ご家族より「お 手紙はありがたいです。 」との言葉を頂き、積極的に交流す る事の大切さを実感した。 定期的にミーティングを開催 月に1回ミーティングを開催することはできなかった し、職員の意思疎通、情報共有を が、開催した際は、目的が正しく理解されるように、また はかり、目的が正しく理解され、 同じ方向を向いてサポートができるよう努めた。 心を一つにしたサポートを行う ✿ りんどうユニット ✿ 記録入力と申し送りを確実に 入居者の一日の暮らしが見える記録ができるようスタッ 行い、情報を共有できるようにす フ全員が心がけた。確実な申し送りができるよう、細かな る ところまで目を向けることができた。 記録入力が確実に行えるようになると、振り返りもできる ようになってきた。 毎日、午後、リビングとユニッ ト内廊下を掃除し、気持ち良く過 ごしていただけるようにする。ミ ーティングの日には、スタッフル ームの整理整頓をする 毎月第2金曜日にユニットミ ーティングを開催し、スタッフ全 員が自分の思いや考えを発言で きる場を設ける。 ✿ ひなげしユニット スタッフ全員が、リビングやユニット内の共有部分を清 潔にすることを意識し、掃除することができた。スタッフ ルームの整理整頓は、不十分だった。 予定日の変更もあったが、月 1 回必ず開催できた。スタッ フ全員が、自分の思いや考えを発言することができた。議 事録の提出が遅くなるので、気を付ける。 ✿ ご本人、ユニットの思いをご家 面会に来られたご家族に、積極的に話し、ご家族の協力 族に伝え、ご家族と共にサポート を得てケアを進める事ができた。 を進める ユニットミーティングにおい 職員間で共有できている気づきを、「どうしていく て、日々の気づきを出し合い、24 か?」 「どうケアに活かすか?」と話すことが多く、話し 時間シートに反映し、共有する あったことは、すぐに 24Hシートに反映させることがで きた。 入居者一人一人の「できる事」 入居者の「できる事」を奪わないケアをすすめることが を大切に、24Hシートの「意向」 できた。また、24Hシートの「好み」や「意向」はご家 「好み」に基づきケアをすすめる 族との会話の中から聞き取り、 「できる事」が増えるよう 職員間の対話を増やし、チーム に、昔からの趣味や、家でしていたことを中心に勧め、 「ま ワークを深める たこれが出来るようになった」とご家族に喜ばれ、ご本人 にも活気をもって過ごしてもらう事ができた。 職員間で対話を増やすことで、ユニットミーティング を待たずに、気づきを出し合うことができ、すぐにケアに 反映することができた。 - 11 - ✿ れんげユニット ✿ 入居者、利用者、職員の健康と 家事援助の職員の協力も得ながら、意識して取り組め 安全に資する為、整理、整頓、清 た。 掃を行い清潔にする ユニットミーティング内でも、気持ち良く暮らして頂け るように整理、整頓を心がけるよう伝えた。 入居者、利用者、ご家族、地域 ご家族の面会時には、日々の様子や健康状態、食事の様 へのサポートはすべて職員がその 子などを、お話させていただくことはできた。 職種のおける専門性を発揮し、他 ご家族の思いを、お聴きする時間が持てなかった。 機関、関係者とも、連携、協力し イベントなどで、地域の方々とのコミュニケーションを て行う とって頂けるようサポートできた。 入居者の状態に合わせたサポー 日常の変化や顔色、日々の会話などから、入居者の変化 トを行う に気付け、早期対処が取れた。 ✿ たんぽぽユニット ✿ 家族等と交流を行う 面会時には必ず話をし、ご家族 との交流を深める 遠方におられるご家族には、手 紙か電話で最低2、3ヶ月に1回、 日々の生活をお伝えする 面会に来られた時は、積極的に話をする事でこちらの 思いも伝える事ができ、ご家族の思いを聞くこともでき た。面会時だけでなく夏祭り、敬老会、新年会をすること で、話す機会を多く持て、交流を深めることができた。 手紙は4月の1回だけだったが、2、3か月に1回は電 話をし様子をお伝えすることができた。なかなか来られ ないご家族にとっては、様子を知れると言うことがどれ だけ安心できるかと言うことが分かった。 入居者・利用者の状態の変化に 合わせたサポートを行う 医務室、栄養管理室などの多職 種と連携し、一人一人の状態に合 わせたケアを行う 必要に応じ、ミーティングへ参 加してもらう 各事業室、各ユニット、各委員 会は定期的にミーティングを開催 し、職員の意思疎通、情報共有を はかり、目的が正しく理解され、 心をひとつにしたサポートを行う 第2水曜日にユニットミーティ ングを開催する ユニットミーティングではひと り1回は自分から発言できるよう に、対話からチームワークを築い ていく 迷った時には、多職種と一緒に考えて行くことができ、 より良いケアに繋げられた。 看取りの人について、特に看護師、栄養士に相談し、ミ ーティングを開催する事ができた。 決まった日時にミーティングができなかったが、月1 回、もしくは2回開催することができた。 始めはなかなか自分から発言できない人もいたが、日 が経つにつれて、自分から発言できるようになっていた。 自分から発言できなくても自分の思いが伝えられるよう になった職員もいた。 - 12 - ✿ すみれユニット ✿ 入居者の権利、プライバシーを おひとりお一人の暮らしに合わせたサービスをするた 守り、その意思を尊重しお一人お めに、ミーティングで話し合ってケアに繋げて行けたが、 ひとりの暮らしに合わせた懇切丁 24Hシートに反映させる事が、不十分であった。 寧なサポートを行う 入居者の状態の変化に合わせた 医務室・栄養管理室と連携し、入居者の状態に応じたサ サポートを行う ポートが出来た。 家族と共にサポートを行う ご家族と対話し、ご家族と一緒に入居者の事を考え、ケ アに繋げていくことができた。 美味しい食事のための工夫をこ 入居者の生活リズムに合わせた、食事の提供は出来た。 らす 食事にあった食器の購入は、スープカップなどある程度は 揃えたが、まだ不十分である。 食事会は3回開催したが、ご家族の参加が少なかった。 ✿ ひまわりユニット ✿ 人材育成を計画的に進める 月に 1 度の外出支援 24Hシートの活用 (食事) 内部研修へは、事前に勤務を調整することで参加でき た。参加した後にはユニットミーティングで内容と感想 を話してもらい、具体的に取り組むことも皆で共有でき た。しかし、計画的には進められなかった。 個人面談も仕事の中での会話に留まり、振り返りがなか った。 ユニットでの外出支援は出来なかった。しかし、中庭や 外への散歩など、近場ではあるが外に出る機会は多く持 てた。 情報の共有は出来ていたが、24Hシートへの変更、共有 が進んでおらず、知っている職員と知らない職員がいた。 なぜ、24Hシートがあるのか?必要なのか?ということ をユニットミーティングで伝える必要があった。 お一人お一人の暮らしに合わせた 勤務表の工夫や、ディサービス、ショートスティとの連 丁寧なサポートを行う 携不足で、トロン温泉での入浴が実施できなかった。ま た、その方にあった入浴方法も本人が一度拒まれたこと でそのままになっており、継続して進めることができな かった。 - 13 - 〜 ユニット費 〜 平成27年度 ユ ニ ッ ト 費 (教養娯楽費) 繰越 収入 支出 27年度残高 あじさい 36,262 60,000 67,028 29,234 すずらん 33,401 60,000 78,911 14,490 わすれなぐさ 37,792 60,000 76,395 21,397 なでしこ 18,862 60,000 54,981 23,881 りんどう 34,363 60,000 76,225 18,138 ひなげし 38,712 60,000 70,172 28,540 れんげ 37,496 60,000 58,219 39,277 たんぽぽ 25,078 60,000 40,999 44,079 すみれ 30,318 80,000 84,375 25,943 ひまわり 13,240 70,000 49,249 33,991 さくらそう 16,567 55,000 62,612 8,955 やぐるまそう 17,456 55,000 56,575 15,881 デイサービス 16,574 80,000 80,748 15,826 356,121 820,000 856,489 319,632 合計 - 14 - ショートステイサービスの事業実績 - 15 - ショートステイサービス 実績 <稼働率> 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 104.3% 102.7% 104.3% 108.1% 100.4% 102.5% 営業日数(日) 365 366 365 365 365 350 利用定員(人) 7,300 6,960 5,110 5,110 5,110 4,900 のべ利用者数 7,611 7,151 5,330 5,523 5,132 4,987 1 日あたりの利用者数 20.9 19.5 14.6 15.1 14.1 14.2 1ヶ月あたりの実利用者 104.9 人 95.25 人 98.5 人 67.5 人 60.0 人 60.4 人 稼 働 率 ※平成24年2月1日から入居定員減 20名→14名に (かすみそうユニット6室休業中) ※平成28年3月16日から空床のみの利用 79 床/100 床 3月末までの稼働率 90.75% <契約状況> ※利用契約をしており、年度中に 1 回以上利用された方 利用契約者 (うち介護予防) 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 162名 (8名) 163名 (5名) 118名 (5名) 99名 (5名) 112名 (9名) 108名 (6名) 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 55 107 46 117 29 89 25 74 33 70 27 81 (3) (5) (2) (3) 0 (5) 0 (5) (1) (8) 0 6 男女別 (うち介護予防) 22年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 新規契約数 - - 21人 24人 44人 41人 契約終了数 - - 26人 24人 24人 47人 変更予防→介護 - - 6人 0人 3人 7人 <地域別 西舞鶴 中舞鶴 東舞鶴 舞鶴市以外 契約の状況> 22年度 ー ー ー ー 23年度 ー ー ー ー 22年度 23年度 24年度 76人 3人 35人 4人 25年度 69人 3人 26人 1人 26年度 89人 3人 19人 1人 27年 度 88人 3人 16人 1人 26年度 27年 度 ー 24年度 9人 25年度 ー 8人 13人 14人 今田 ー ー 3人 3人 3人 2人 池内地区 堀 ー ー 2人 1人 2人 2人 池ノ内下 ー ー 0人 0人 2人 3人 布敷 ー ー 2人 1人 1人 1人 別所 ー ー 0人 0人 1人 2人 上根 ー ー 1人 2人 1人 2人 寺田 ー ー 0人 0人 3人 1人 白滝 ー ー 1人 1人 0人 0人 岸谷 ー ー 0人 1人 0人 1人 - 16 - 22年度 23年度 24年度 ー ー 52人 ー ー 16人 ー ー 14人 ー ー 13人 ー ー 9人 ー ー 20人 ー ー (3人) 城南校区 旧 町 高野地区 中筋地区 池内地区 城北校区 (校 区 未 確 認 分 ) 25年度 54人 23人 7人 16人 8人 15人 3人 26年度 41人 2人 5人 22人 13人 25人 2人 27年 度 40人 2人 4人 20人 14人 27人 2人 <利用者の状況> 22年度末 23年度末 24年度末 25年度末 26年度末 27年 度 末 利用者数 100人 83人 63人 63人 62人 49人 平均要介護度 3.2 3.1 3.1 3.1 2.8 2.7 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 27人 68人 19人 64人 13人 50人 16人 45人 17人 45人 1 2 人 3 7 人 男女別 要支援1 1人 1人 1人 1人 1人 2人 要支援2 4人 2人 2人 2人 5人 2人 要介護1 11人 10人 6人 6人 11人 10人 要介護2 19人 17人 18人 14人 18人 13人 要介護3 24人 20人 11人 13人 6人 9人 要介護4 22人 19人 15人 16人 12人 7人 要介護5 19人 14人 10人 9人 9人 6人 認知症高齢者の日常生活自立度による利用者の状況 自立度 自立 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M 人 数 11 23 16 26 18 6 8 0 障害高齢者の自立度による利用者の状況 自立度 J1 J2 A1 A2 B1 B2 C1 C2 人 数 2 13 13 33 22 16 5 4 今年度ショートステイをご利用されているご利用者の中で、在宅生活が困難になりグレイ スに入居された方が 7 名。ショートステイをご利用されているので、生活状況の経過や必 要なケアなどの申し送りがスムーズに行うことができ、連携を図ることにより、受け入れ るユニットも、ご本人・ご家族も慣れた施設への入居により安心感を持っておられる様子 が伺える。今後は空床のみの受入となるので、調整が難しいですが在宅生活を継続してい ただくため、入居申込をされている方は入居準備のように施設に慣れていただけるような 利用調整を行う。 - 17 - ✿ やぐるまそう・さくらそうユニット ✿ ユニット間の協力体制を強 年度途中から職員が減ったこと、2 ユニット 1 人のリーダーに める なった事もあり、入浴、見守り、部屋の環境整備等、業務におい て協力できた。 定期的にミーティングを開 日々の記録や申し送りで情報を共有したが、ミーティングは 2 ユ 催し、職員の意思疎通、情報 ニット1リーダーになってからは1回開催のみで開催できてお 共有を図り、目的が正しく らず、気づきを 24Hシートに反映すること、24Hシートの更新は 理解され、心を一つにサポ 進まなかった。 ートを行う ミーティングが開催できていない為に個々の気づきを職員みん なで共有することが出来なかった為、どういうケアをしていくか 日々の気づきを自分だけの という一番大切なところが曖昧になった。 ものにせず、施設内で共有 リフト選手権に出場した職員だけでなく、ショート全体で、意見 され皆が共に考え、共に感 を言い合いながら取り組めたことは大きな成果だと思う。 動し、共に働き成長できる ように努める 入居者・利用者・職員の健康 立位の困難なご利用者については、移乗の際リフトを使用する (腰痛予防)と安全(転倒防 事が出来た。部屋においては自立支援の為に伝い歩き出来るよう 止)に資するため、福祉用具 家具等配置しながら家と同じように動ける環境を心掛けた。 を積極的に活用する リビングはご利用者に合わせながら、居心地のよい空間になるよ うに設えを時々で替える事ができた。 入居者、利用者の権利プラ イバシーを守り、その意志 を尊重し、お一人おひとり の暮らしに合わせた、懇切 丁寧なサポートを行う 一人でケアしている時に、職員中心の言葉かけ、対応になって しまい、ご利用者に不快な思いをさせたことが何度かあった。今 一度、ご利用者のプライバシーを守り、その方の暮らしに合わせ た丁寧なサポートとは何かを考える必要があると感じた。 自分の意志を伝えられる方は意思表示できるが、認知症の為に伝 わりにくかったり、同じことを繰り返される方に対してのケア時 に顕著に表れたのではないかとも思う。認知症の方のサポートつ 認知症の入居者に対して、 いては、明確な言葉、落ち着かれる時の対応を 24Hシートに明記 言葉だけで理解しようとし しておくと、職員もどう対応していいか悩む事が減ると思う。 ない 日帰りに認知症の方を受け入れたことで、職員がいろいろ考えな がら対応することができ、よい経験になった。 - 18 - デイサービスの事業実績 - 19 - デイサービス 実績 <稼働率> 22年度 稼 働 率 23年度 24年度 25年度 26年度 27年 度 82.1% 84.2% 82.0% 82.6% 79.7% 80.6% 営業日数(日) 319 308 308 308 310 312 利用定員(人) 9,265 9,240 9,240 9,240 9,300 9,360 のべ利用者数 7,608 7,784 7,579 7,633 7,413 7,545 23.9 25.3 24.6 24.8 23.9 24.18 91.6人 101.1人 98.5人 94.6人 90.1人 90.2人 1日あたりの利用者数 実利用者数/1ヶ月あたり <契約状況> ※利用契約をしており、年度中に 1 回以上利用された方 22年度 23年度 24年度 25年度 26年 度 27年 度 利用契約者 112名 117名 128名 116名 110名 128名 (うち介護予防) (23名) (30名) (27名) (26名) ( 22名 ) ( 23名 ) 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 34 78 37 80 39 89 35 81 33 77 36 91 (5) (18) (9) (21) (7) (20) (3) (23) (2) (20) (4) (20) 男女別 (うち介護予防) 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 新規契約数 - - 21 20 21 31 契約終了数 - - 35 24 19 13 変更予防→介護 - - 7 4 3 2 変更介護→非該当 - - 2 1 1 0 <地域別 27年 度 契約の状況> 22年 度 23年 度 24年 度 25年 度 26年 度 27年 度 城南校区 - - 98人 96人 66人 73人 城北校区 - - 22人 19人 20人 19人 (校区未確認) - - 8人 0人 0人 0人 城南校区 - - 98人 96人 66人 73人 - - - - - - - - 9人 11人 47人 31人 0人 12人 50人 34人 1人 8人 36人 21人 1人 11人 32人 29人 - - 31人 34人 21人 29人 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 6人 1人 2人 3人 5人 3人 1人 0人 0人 6人 1人 6人 6人 4人 4人 1人 1人 0人 旧 町 高野地区 中筋地区 池内地区 池内地区 今田 堀 池ノ内下 布敷 別所 上根 寺田 白滝 岸谷 9人 3人 1人 4人 7人 6人 0人 1人 0人 - 20 - 9人 2人 2人 6人 6人 4人 4人 1人 1人 <利用者の状況> 要支援者は平均介護度に含まない 22年度末 23年度末 24年度末 25年度末 26年 度 末 27年 度 末 97人 106人 92人 91人 86人 93人 2.4 2.5 2.4 2.5 2.4 2.1 利用者数 平均要介護度 男女別 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 31人 67人 33人 73人 27人 65人 26人 65人 23人 71人 27人 66人 要支援1 5人 15人 9人 11人 8人 9人 要支援2 14人 12人 13人 13人 12人 10人 要介護1 22人 20人 22人 15人 17人 23人 要介護2 27人 22人 19人 23人 20人 26人 要介護3 14人 22人 14人 15人 19人 15人 要介護4 7人 5人 8人 9人 4人 6人 要介護5 8人 10人 7人 5人 6人 4人 認知症高齢者の日常生活自立度 自立度 人 自立 Ⅰ Ⅱa Ⅱb Ⅲa Ⅲb Ⅳ M 8 19 16 21 21 3 4 1 数 障害高齢者の自立度 自立度 自立 J1 J2 A1 A2 B1 B2 C1 C2 人数 1 4 26 19 28 10 4 0 1 介護度別入浴方法 30 臥位浴 1 20 座位浴 21 10 0 6 要支援1 2 24 13 10 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 6 要介護4 一般 (個浴) 3 1 要介護5 介護度別 食事形態 30 1 20 3 胃ろう ミキサー食 10 2 9 8 要支援1 要支援2 22 2 23 13 0 要介護1 要介護2 要介護3 - 21 - ソフト食 3 3 要介護4 普通食 1 1 1 要介護5 ✿ デイサービス ✿ ご本人・後家族からの情報 を収集し、居宅CM のプラ ンに沿って通所サービス計 画を作成、更新し、一人ひと りの心身に合ったサポート で、在宅生活が継続できる よう支援する。 新規のご利用者については介護計画書を作成し、利用前のミー ティングで実調担当者からスタッフに伝え、利用の目的を把握し てから利用していただけるよう取り組んだ。介護保険更新時に計 画を見直し、スタッフに伝え利用中のサポートにいかすようにし た。でもすべての人には出来ておらず、見直しをする必要がある。 口腔体操、口腔ケアはすべての人に言葉をかけ実施する事がで 自律した在宅生活が継続で きた。生活動作の維持・向上についても多くご利用者に言葉かけ きるよう、個別ケアの視点 をし出来た。レクリエーションについては選択肢が少なく、その を持ち支援する。 中での自己選択になっていた。 認知症自立度Ⅲ以上の人の把握は出来たが、そのすべての人に 認知症の利用者に対して、 通所サービス計画の更新は出来ていない。認知症のデイ独自の勉 ことばだけで理解しようと 強会も行ってきたが、10 月ぐらいから開催できていない。スタッ しない。 フそれぞれが調べて勉強会を行ったことは、日々のサポートに生 きてきていると思う。 - 22 - 受託事業 平成 27 年度 9 月から 平成 27 年度舞鶴市いきがいデイサービス事業「いきがい倶楽部」 「ぐれいす村の陽だまり倶楽部」実施報告 1.目 的 平成 27 年度の介護保険制度の改正により、要支援者に対する予防給付のうち通所介護・訪 問介護が、平成 29 年度 4 月から舞鶴市の介護保険事業である地域支援事業へ移行する。 そこで、現在、舞鶴市が実施している軽度者向けの介護予防事業「陽だまり倶楽部」が地 域支援事業に移行できるよう、期間を農閑期から通年に、対象者を池内地区から城南地区に 拡充した事業を実施する。 2.対象者 城南地域に居住する65歳以上の高齢者 【周知方法】城南民協の会議にて説明、ぐれいす村便りに同封 3.実施方法 【実施時期】平成27年9月9日(水)~平成28年3月23日(水) 【実施時間】午前10時~12時 【実 施 日】毎週水曜日(祝祭日を除く) 計25回 【実施会場】2階 ユニット交流室 【実施形態】舞鶴市が社会福祉法人グレイスまいづるに業務委託して実施。 管 理/ グレイスヴィルまいづる生活相談室 運 営/ 倶楽部専従として新たにパート職員1名採用 運営補助/ 補助として新たにパート職員2名採用 【送 迎 】来設に関しては池内バス運営協議会に臨時運行便を依頼。 帰宅時は、通常便を利用。運賃は、個人負担 【 参 加 費 】一人1回300円。(レクレーション等材料費として) 【実施内容】 健康チェック 運動(ラジオ体操・ストレッチ体操)レクリエーション 4.実施結果 参加者 申し込み数21名 のべ213名 11名が期間通して参加。 「知らない人 と親しくなれた」 「麻雀を教えてもらえた」 「生活に張りがでた」 「閉じこもりにならないで すんだ」など続けられた方は良い結果につながり、28 年度も続けたいとの希望がある。 5.事業評価と課題 昨年度までの舞鶴市の農閑期事業から9月から受託を受け、通年事業として運営。 21名の申し込みがあったが、途中から来られない方や1回のみの方など定期的に利用 する方が、約半数だった。 開催時間に合わせて池内バスの臨時便の依頼をしているが、高野方面からの利用につい て、28 年度は送迎の実施を具体的に検討する。 6.事業費 事業活動収支差額 105,921円 <収入> 舞鶴市委託料 360,000円 参加費 63,900円 合計 423,900円 <支出> 180,000円 人件費 123,000円 材料費 合計 15,609円 318,609円 - 23 - 15,000 円/回*24 回 300 円*延べ 213 人 運営1名 7,500 円/回*24 回 補助 1,000 円*3 時間*24 回 1,000 円*3 時間*17 回 レク材料実費 - 24 - 特別養護老人ホームの運営について - 25 - 「暮らしの継続」について 1.排泄ケアについて 排泄ケアが暮らしを変えると言われるように、日々の暮らしの中で、人の意欲を左右する 大切なケアである。排泄は、できることなら他人の世話にはなりたくないし、できるだけ薬 にも頼りたくない。 ユニットミーティングでは、入居者の状態変化に合わせ、適切なケアが行われているか、 個々の課題を分析し、排泄モニタリングシートも活用しながら、そのデータを根拠に、排泄 介助の方法や排泄用品の見直しを行っている。その結果、トイレに行きたい時に居室のトイ レに移動し自分で用をたすことができるよう環境を整え自立支援に繋げることができた。 排便においては、入居者73名中58名の方が定期、または頓服で下剤が処方されている。 やむをえず浣腸、摘便という方もある。28年度も引き続き食事水分量の把握、トイレに座る、 立位を介助するなども継続し、下剤に頼らない個々に合わせた排泄について取り組んでいく。 2.入浴ケアについて 労働局の職場定着支援助成金(介護福祉機器等助成金)を申請し、入居者の身体的・精神 的なストレスを軽減でき、職員の腰痛を予防する目的で、約 1100 万円をかけ、リフト機能の ある浴槽に改修を行った。 特養ユニットの個浴浴槽の5/10 台を酒井医療の「パンジーi」 (経費約 700 万円)に、1 階の座位浴槽を同じく酒井医療の「ユニバス」(経費約 400 万円)に改修した。 開設して 10 年が過ぎ、入居者の身体状態は徐々に低下していること、平成 27 年 4 月以降 の入居要件が要介護 3 以上となるなど、ますます重度化が進むと思われる。 改修前のユニットの個浴では、身体状態の低下により浴槽をまたぐことが困難な入居者もあ り、浴槽への出入りには 2 人の職員で介助が必要な方もあった。入居者にとっては、引き上げ られる痛みや恐怖があるのではないか、また、職員にとっては、腰痛を引き起こす恐れのある 行為が日常的にあった。 しかし、この改修により、個浴では、浴槽への出入り(またぎ)が楽になり、下肢筋力の低 下が顕著な入居者の介助も、リフト機能により、湯に浸かる・湯から上がる行為は、一人の職 員で、楽に介助できるようになった。 また、座位浴に設置した「ユニバス」では、直接入浴、座面入浴、車椅子入浴と多様な入浴 が可能であり、さらに入浴用車椅子のチルト機能により座位が安定し、これまで臥位浴しか利 用できなかった入居者も座って入浴できるようになり、リラックスした状態で快適な「お風呂 のひととき」を過ごしてもらえるようになった。 27 年 12 月に設置工事終了。操作説明の様子 - 26 - 3.食事ケアについて 27年度は、最期まで味わって食べていただけるよう多職種で連携してケアを行うことを重 点に取り組むことができ、7月から、経口維持加算の算定も開始した。 1)入居者の栄養状態について 栄養状態は、6ヶ月に1度の定期採血による血清アルブミン値を参考にしている。血清ア ルブミン値が2.9以下の低栄養状態の方が5名。この中には看取り期で、経口摂取が難し い方も含まれる。体力的に離床、覚醒時間が十分にとれない方、嚥下力の低下から栄養が確 保できていない方と考えられる。アルブミン値からも重度化がみえる。 体格指数(BMI)については、一人ひとりの通常体格には個人差があるため、一定期間での 体重変化を評価する指標として用いている。 80 70 60 5 18 8 21 50 低栄養 5 リスク有り 29 栄養状態/血清アルブミン値 (g/dl) 3.6以上 良好 3.0~3.5 低栄養リスクあり 2.9以下 低栄養状態 計 40 30 57 20 47 良好 39 26年度 27年度 10 0 25年度 特養入居者の体格 80 4 70 BMI肥満度=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m) 5 肥満7 60 50 49 44 40 普通41 体格/BMI 30 20 10 28 27 やせ25 0 25年度 26年度 18.5以下 やせ気味 18.6~25 普通 25.1以上 肥満傾向 計 27年度 - 27 - 2)口腔の状況と咀嚼、嚥下力について 食事を味わっていただくために、口腔ケアとともに、入れ歯の場合は、入れ歯を使用してい ただけるよう、歯科受診・往診を依頼し、不具合を調整していただいた。27年3月現在で、 入れ歯の有無と適合、咀嚼力、嚥下力、食事形態の状態をまとめた。 <自分の歯の有無> 25 年度 26 年度 27 年度 有 39人 34人 40人 無 35人 38人 33人 25 年度 26 年度 27 年度 44人 45人 41人 自分の 自分の 歯無33 歯有40 <入れ歯の有無> 有 無 30人 27人 32人 41人のうち総入れ歯の方は35人。 入れ歯があっても合わずに使っていない方13人。 入歯無 32 入歯有 41 <咀嚼力> 25 年度 普通 20人 26 年度 23人 低下 44人 40人 無 10人 9人 27 年度 41人 無9 23人 9人 普通 23 低下41 自分の歯や入れ歯を使用している人は半数あるが、そのう ち普通食の方は26人。 <嚥下力> むせ 有25 人数 25 年度 26 年度 27年度 むせ有 30人 31人 25人 むせ無 44人 41人 48人 むせ 無48 むせが見られる方でとろみ剤を使用している方は14人。 うちミキサー食の方は6人と昨年より減少傾向。 とろみ剤の使用量は、昨年並みの96㎏であった。とろみ剤は、分量ではなく「とろみの状態、 とろみの強さのイメージ」で共通認識できるように基準表を活用した。 - 28 - 3)食事形態について <特養入居者の食事形態の変化> 22 年度末 23 年度末 24 年度末 25 年度末 26 年度末 27 年度末 食 18人 20人 22人 25人 23人 26人 ソ フ ト 食 30人 30人 33人 38人 36人 32人 ミキサー食 13人 14人 14人 9人 13人 12人 経 管 栄 養 18人 14人 10人 8人 4人 3人 普 通 特養ご利用者食事形態推移 80 60 40 20 0 平成22年度 平成23年度 普通食 ~ 平成24年度 ソフト食 平成25年度 ミキサー食 ミキサー食をさらにおいしく食べやすく 平成26年度 経管栄養 ~ ミキサー食は、咀嚼・嚥下力が低下している方にも食べていただ きやすいよう、 食欲が増すよう、何を食べているかが分かること、 のど越しがよく飲み込みやすいことが大切である。特に、27年 度は朝食のミキサー食を形のあるムース状に調理できることを目 標に取り組んだ。 - 29 - 平成27年度 4.医療的ケアについて 1)喀痰吸引および胃ろうの手当てについて 喀痰吸引や胃ろうなど、医療的ケアを必要とする入居者が増加する傾向にあると言われて いるが、今年度、胃ろうを新たに造設した入居者は1名で、27年度末現在、胃ろう造設者 は4名であるが、常時胃ろうでケアしている方は3名と少ない。 また、喀痰吸引も、肺炎の急性期や看取り期には多くなるが、常時吸引が必要な入居者は 2名と少ない。 喀痰吸引が出来る資格をもった介護職員がいることで、急変時の対応も的確にできる。 ~ 看介協働委員会(看介協働プロジェクト)~ 27 年度も鼻腔内の吸引および胃ろうの接続、開始ができる認定特定行為業務従事者の認定 を受けるため、 「介護職員等(不特定多数の者対象)喀痰吸引等研修(1号・2号) 」を介護 福祉士2名が受講した。 また新たに指導看護師資格を得た1名を加えた指導看護師2名をこの研修の講師として派遣 した。研修は28年3月に終了し、続く実地研修は28年5月から施設内で行う予定。 ユニットリーダーを対象に、医療的ケアのフォローアップとして、吸引の手順、吸引器の 使い方、チューブの保管方法等、実際の機器を使用して内部研修を実施した。 平成27度の看介協働委員会の活動 平成27月6月25日 内部研修を開催 『医療的ケア研修』 講師 医務室 仲井室長 対象 ユニットリーダー10名 吸引の手順、吸引器の使い方、チューブの保管方法など 平成27年6月29日 指導看護師養成研修を受講 医務室/足立サブチーフ 「喀痰吸引等京都府指導者養成研修(1号、2号研修)」 平成27年11月10日 ~平成28年3月11日 福知山民間社会福祉施設連絡協議会主催 「介護職員等喀痰吸引等(不特定多数の者対象 1 号 2 号研修」 を佐藤奈津美サブチーフ、小池郁弥受講 基礎研修、筆記試験合格、演習、プロセス評価を修了 プロジェクトチーム/嘱託医師(荒木先生)、施設長、室長、マネジャー - 30 - 2)通院について <定期受診の状況> (実人数) 内 科 皮 膚 科 神 経 内 科 2 1 合 泌 尿 器 科 眼 科 脳 外 科 心 臓 外 科 整 形 外 科 精 神 科 理 学 療 法 婦 人 科 計 舞鶴赤十字病院 8 1 舞鶴共済病院 4 1 舞鶴医療センター 5 1 合 計 34 1 2 1 17 その他 1 2 2 1 18 2 1 1 2 1 1 1 1 3 2 <随時受診の状況> (実人数) 内 科 皮 膚 科 神 経 内 科 泌 尿 器 科 15 1 4 25 3 1 合 眼 科 脳 外 科 心 臓 外 科 整 形 外 科 精 神 科 理 学 療 法 婦 人 科 計 舞鶴赤十字病院 74 23 舞鶴共済病院 14 6 舞鶴医療センター 12 4 その他 15 合 計 耳 鼻 咽 喉 科 1 15 3 歯 科 ・ 口 腔 外 科 115 3 2 1 15 4 9 - 31 - 1 1 耳 鼻 咽 喉 科 6 1 2 1 13 2 15 1 2 1 33 歯 科 ・ 口 腔 外 科 26 2 7 3)入院について 入院件数は36件、昨年より8件多くなっている。肺炎が9件であるが、誤嚥性肺炎は1件 で、25年度以降、大幅に減少している。尿路感染症による入院4件のうち2名は尿路結石の 既往のある方であった。入院された方のうち、病状が重く療養退居された方は5名。入院中に 死亡された7名であった。 また、今年度は、嚥下困難により食事摂取が困難となり胃ろう造設のために入院された方が 1名あった。 22年度 入院件数 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 52件 41件 45件 22件 28件 36件 41名 30名 36名 21名 22名 28件 1606日 1117日 1426日 452日 774日 1067日 最短入院日数 1日 1日 4日 2日 1日 4日 最長入院日数 122日 92日 100日 94日 98日 102日 平均入院日数 31日 27日 31.6日 20.5日 27.6日 30.5日 12件 10件 11件 11件 16件 10件 肺炎 肺炎19 肺炎19 肺炎12 肺炎8 肺炎9 胃瘻造設 大腿骨骨折4 大腿骨骨折4 食欲不振2 実人数 のべ入院日数 (入・退院日含む) 救急搬送による 入院時の主な病名 1 入院時の主な病名 2 入院時の主な病名 3 閉塞性 動脈硬化症 <入院の状況/病院別> 舞鶴赤十字病院 心不全2 尿路感染4 胆嚢炎4 19件 腎不全2 心不全3 延691日 内科、整形外科、皮膚科 舞鶴医療センター 9件 延210日 内科、神経内科、脳外科、泌尿器科 舞 鶴 共 済 病 院 8件 延166日 内科、泌尿器科、整形外科、外科 <入院の状況> 入院系統 (診療科等) 呼吸器系 循環器系 消化器系 泌尿器系 脳神経系 整形外科 皮膚科 その他 計 主な傷病名 搬 る送 に よ 件 数 う ち 救 急 実 人 数 中 に 死 亡 日 数 う ち 入 院 肺炎 9 1 8 375 2 肺塞栓症 1 1 1 5 1 心不全 3 2 3 112 1 心房細動 1 1 1 11 0 脱水症 2 1 2 40 1 腸炎 2 0 2 106 1 肝膿瘍 1 1 1 14 0 嚥下困難による胃瘻造設 1 0 1 57 0 尿路感染症 4 0 4 85 0 膀胱腫瘍 1 0 1 7 0 脳梗塞 1 1 1 25 0 脳出血 1 1 1 12 0 骨折 3 1 2 91 0 化膿性脊椎炎 1 0 1 77 0 蜂窩織炎 3 0 3 20 0 敗血症 1 0 1 24 1 血管造設 1 0 1 6 0 36 10 34 1067 7 - 32 - 4)救急搬送について 救急搬送数は14件。搬送となった主な症状は、毎年同様、呼吸状態の悪化、意識レベルの 低下によるものが多く、血尿、転倒による強い痛みがあり骨折の疑いで搬送となった例もあっ た。 搬送後の診察の結果、10件が入院となっており、不整脈や心不全などの心臓疾患によるも のが3件、肺塞栓、脳梗塞、脳出血がそれぞれ1件、肺炎によるものは1件と前年度に比べる と少なかった。 また、救急搬送した14件のうち療養退去された方が4名、退居された4名を含め7名が病 院で亡くなられた。その他、心肺停止状態で蘇生をしながらの搬送となった例が1件あり、外 来で一度は蘇生されたものの効なく、数時間後に死亡、嘱託医により死亡診断された。 <救急搬送14件の状況> 4月 5日(日) 8:50 NM 共済病院 94才/女性 KK 4月16日(木) 9:30 医療センター 91才/女性 4月16日(木)15:30 医療センター 5月19日(火)17:02 医療センター 7月 7日(火)20:22 日赤病院 9月19日(土)13:45 日赤病院 10月 6日(火)11:16 日赤病院 10月22日(木)19:23 共済病院 11月 2日(月)22:00 日赤病院 NT 94才/女性 MH 85才/女性 KY 92才/女性 WM 93才/女性 TM 93才/女性 MS 89才/男性 DH 104 才/男性 DH 11月 8日(日)17:05 日赤病院 104 才/男性 11月20日(金)15:44 医療センター 12月 8日(火)18:35 日赤病院 12月12日(土)16:28 共済病院 2月 7日(日) 9:17 医療センター OY 87才/男性 HS 83才/女性 YY 86才/女性 KA 90才/女性 - 33 - 発熱と呼吸状態の悪化。 高度の脱水と肺炎の疑いで入院。 意識レベルの低下。 脳内出血のため入院。 左側への傾きがあるため搬送。 炎症反応あるが脳の異常はなく帰設。 頻脈と SPO2 低下。 心房細動のため入院。 呼吸状態が悪化し、SPO2 低下。 誤嚥性肺炎による呼吸不全のため入院。 血尿持続するため搬送。 出血性膀胱炎と診断の上、帰設。 呼吸困難、SPO2 低下(68%) 。 肺塞栓のため入院。 食思不良。採血結果、炎症反応が高値。 肝膿瘍、尿路感染症のため入院。 SPO2 低下、発熱 37.7 度。点滴、採血の結果、 呼吸安定、嘔吐、下痢も止まったため帰設。 頻脈(140~150)。心不全、肺炎、心臓弁膜 症の悪化のため入院。 午前中より左眼球左方固定、改善しないため 救急搬送。脳梗塞にて入院。 リビングで転倒。左肩から上腕に強い痛み、 右下肢(膝)に痛み。骨折のため入院。 呼吸状態が悪く頻脈、SPO2 低下のため救急 搬送。原因分からず検査のため入院。 呼吸停止、意識不明。 搬送先で死亡。 「暮らしのひろがり」について 1.面会・外出・外泊のサポートについて 1)面会について 週に1回以上の面会のある方は29%で、月に一回以上を加えると8割の入居者に面会が あることになるが、中には受診の付添が面会の形になっている方もある。 主な面会者は、やはり子供が一番多く82%であり、入居者の高齢化に伴い、妻や兄弟も高 齢化しており、面会は減少傾向にある。 <面会の頻度> <主な面会者> ほぼ毎日 3% 年数回 19% 配偶者 3% 友人・その他 4% 週1回以上 29% 甥姪 1% 孫 4% 子 81% 兄弟 7% 月1回以上 49% <ゲストルームの利用状況> 22年度 利用回数 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 45回 39回 13回 10回 23回 17回 実利用家族数 4家族 2家族 3家族 なし 1家族 5家族 合計滞在日数 47日 55日 15日 42日 77日 29日 ご家族の利用は、遠方に居住の家族が受診の付添や、看取り介護中に利用された。 ユニットリーダー実地研修の実習生の受け入れも3年目となり、4回の利用があった。 2)外出について 外出の主な目的は、病院でのリハビリ、自宅で食事、外食、買物、ドライブ、ミサへの 参加となっている。毎年、お盆には外泊されている方もあるが、3名は、職員のサポート によって、買い物の外出をされている。 1 年を通し、受診以外で外出されていない方が59名ある。ご家族の高齢化、入居者の重 度化によりご家族での外出はすすまないと考える。 要介護度 人 要介護1 数 要介護2 要介護3 1人 4人 要介護4 5人 週1回以上 6ヶ月 年に1回 1人 要介護5 計 3人 13人 1人 1人 2人 1人 1人 4人 2人 4人 1人 8人 3)外泊について 自宅で1泊2日が 1 名、2泊3日された方 1 名がおられた。 要介護度 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 合 計 人 数 0人 1人 0人 1人 0人 2人 回 数 0回 1回 0回 1回 0回 2回 - 34 - 2.クラブ活動について 1)ぐれいす合唱団 毎週火曜日 14:00 開設以来、合唱団ボランティア、火曜喫茶ボランティア、ご 家族のみなさんと共に行っている。 合唱団主催の“七夕コンサート(池内小学校4・6年生)” 、 “クリスマス会(城南中学校生徒会)”、“池内小学校6年生の 卒業を祝う会” 、を毎年開催し、学生との交流の場ともなって いる。 (開催46回 うち2回 12/15・1/26はハーモニカと 歌の会ナツコラ会とコラボレーション) 2)習字教室 毎月第3木曜日の午前中 日本習字引土支部/大槻潤作先生に依頼し、習字教室を開催。 秋には舞鶴支援学校の作品展に出展し、外部の方にも成果を 見ていただける機会となっている。 (開催7回 7,8,9,11,1月はお休み) 3)ぐれいすファームくらぶ 地域の方々の協力を得て、栄養管理室を中心にスタッフ、入 居者や学童の子供たちとともに、今年度も元気に活動をするこ とができた。 初夏の「梅干しづくり」秋の恒例「枝豆収穫祭」冬の味噌づ くりなど、とれたての野菜や手作りの保存食が入居者はもとよ り、ご家族等にも人気がある。 クラブ活動と定期イベント 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 喫茶カラオケ あっぷる 日曜日 3回 4回 3回 3回 3回 3回 4回 3回 3回 3回 3回 3回 民謡を楽しむ会 照日会 月1回 17 25 22 27 朗読ボランティア こだま会 第3水曜 15 20 17 15 習字教室 日本習字引土支部大槻先生 第3木曜 16 21 18 ハーモニカと歌の会 ナツコラ会 月1回 23 22 18 - 35 - 19 24 19 21 16 21 18 15 27 22 12 29 29 23 16 17 16 17 18 17 15 26 3 3.ぐれいす村を応援してくださる方々(ボランティア活動)について ぐれいす村は、個人から団体まで多くのボランティアに支えられている。団体・グループ を離れて個人で、また別のグループに加わってと、さまざまな場面で、多様な活動により、 多面的な支援をいただいている。 ~ ふれあいボランティアさん ~ ふれあいボランティアグループは2班に分かれ、庭の草ひき を5月・11月に。古いタオルを使って、雑巾やおしぼり、足 バスマットの製作、入居者の洋服のボタン付け、ズボンのゴム 替えなどの繕い物を中心とした活動を、4月・7月・10月・ 12月・2月の第1金曜日にお世話になっている。 ~ イベント交流について ~ 27 年度に「はじめまして」のみなさんは、ウクレレ演奏「おといろ」、マンドリン&ギタ ー演奏の「季楽会」 、三味線演奏「三味弘会ゆらりクラブ」のみなさんです。 イベント名 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 2 月 3 月 5 24 9、30 10 ウクレレ 演奏 おといろ マンドリン&ギター演奏 季楽会 1 三味線演奏 三味弘会ゆらりクラブ 11 年金者組合コーラス そよ風発表会 15 吹奏楽団ブルーマリンズ演奏会 大正琴演奏会 琴遊会藤本教室 1 月 20 - 36 - 19 24 4.季節の行事について 1)敬老会 平成27年 9 月21日(月)敬老の日 1階ホールにおいて記念式典。式典後は各ユニットにて昼 食会を開催し、ご家族、スタッフも共にお祝膳を囲みゆっくり 過ごしていただいた。 27年度は、白寿は該当者なし、100歳、米寿の方に、内 閣総理大臣、京都府知事、舞鶴市からの記念品が届き、理事長 から受け取っていただいた。 100歳以上の6名のみなさんには花束を、入居者全員に紅 白饅頭をお渡しした。 ・敬老式典および昼食会参加者 121人 ご家族63人(32家族)+職員47人+役員11人 <敬老記念品> 百歳以上 6名 内閣総理大臣から「表彰状と額」 新 百 歳 3名 京都府から「さをり織肩掛け+京カタログギフト」 、内閣聡理大臣から「銀杯」 米 5名 舞鶴市から「舞鶴茶と木製湯呑セット」 寿 70歳以上 79名 グレイスから「紅白饅頭」 (舞鶴敬老会運営補助金を充当) 2)ぐれいす村忘年会・新年会 年末~年始 入居者、ご家族、職員の交流の場として、ユニット毎に、 クリスマス会や忘年会、新年会やお茶会を開催。 好評のにぎり寿司・すき焼きが多く見られた。ユニット特 製のみそ汁・お好み焼き・たこ焼き・ゆず鍋・塩鍋・どら焼 き風ホットケーキなど、ご家族にも調理に参加していただい た。また、昼食会後には職員サンタやトナカイからプレゼン トが手渡され、ビンゴゲームで盛り上がった。 ご家族からは、 「久しぶりに一緒に食事が出来ました。美味 しかったです。 」 「たくさんお寿司も食べていましたし、安心 しました。」 「亡くなられた方もいて、寂しい気持ちもあるけ れど、それでもこうして元気な皆さんの顔を見られるのは、 本当に嬉しい。 」との感想をいただいている。 ご家族37名が参加 3)お正月ぐれいすサロン 1 月 1 日元旦 ~ 毎年恒例ぐれいすの元旦は、ホールでのカラオケ新年会。 ご家族と一緒に新しい年の始まりを賑やかに迎えた。 - 37 - 5.地域交流について ~ ぐれいす村夏まつり 平成27年8月15日(土)~ 天候に恵まれ、屋外に椅子を多く設置し、ゆったりと約380名のお客様に過ごしていた だけた。クレープ屋台は特に好評で、他の模擬店よりも早くに完売となった。カラオケ大会 では、入居者、職員が事前に歌の練習を行うなど、楽しみにされていた。 夏祭り会計(収入の部) 舞鶴市社協(福祉施設活動啓発事業助成金) チケット・現金売上 夏祭り寄付金収入 空き缶・ダンボールリサイクル収入 施設負担金 (円) 30,000 127,300 36,000 24,879 0 合 計 (支出の部) 模擬店給食材料費 218,179 模擬店容器・花火・遊びコーナー等 模擬店機材レンタル料 ~ 154,028 43,243 7,560 雑費(投光器レンタル料) 13,348 合 計 218,179 池内地区秋祭り 平成27年10月18日(日)~ 午前中は布敷自治会、午後からは、堀、池ノ内下自治会それぞれの山車が到着し、力強い和 太鼓を披露していただいた。 今年も綺麗な秋晴れとなり、日差しが強かったがたくさんの入居者、ご利用者が参加され、 和太鼓やお酒を楽しむことができた。 - 38 - 6.ぐれいす村と子供たちとの交流について ~ 舞鶴市立池内小学校との交流 ~ 4年生11名、6年生25名によるユニット訪問や合同イベント、1年生7名、2年生8名の ぐれいす村探検では、ユニットの庭で触れ合い交流を深めることができた。6年生を送る会で は、胃腸風邪流行のため、入居者のご家族から依頼のあった方1名のみの参加となった。 合同イベント/七夕コンサート、百人一首大会、卒業を祝う会 ~ 池内幼稚園との交流 ~ 歌と踊りの発表会を1階ホールで開催し、手作りのうちわや水仙をいただく。 ~ 京都府立舞鶴支援学校 ~ 中等部・音楽部による音楽発表と、文化祭や初めての参加となった能楽を見学。 ~ 舞鶴市立城南中学校 ~ 中学校を代表して生徒会(9名)の方とクリスマス会を開催し、 合唱を楽しむ。中学校が取り組んでおられる紫陽花プロジェクト (アルミ缶のリサイクル回収)にて、車椅子の寄贈をいただく。 交 流 内 容 開催 池内小 1.2 年生ぐれいす探検 池内小4年生交流 2回/学期 池内小6年生交流 2回/学期 4 月 5 月 29 29 29 6 月 7 月 8 月 9 月 30 30 数回/年 舞鶴支援学校 買物学習 数回/月 舞鶴支援学校中学部交流 1回 11 月 29 20 29 20 10/11 大運動会 池内小学校参観 池内幼稚園お遊戯会 10 月 12 月 1 月 2 月 3 月 8 2/20 6年生を送る会 30 1回 11/18音楽発表会 11/14文化祭 14 舞鶴支援学校参観 城南中生徒会クリスマス訪問 - 39 - 2回 1回 2/24 能楽鑑賞 「終末期のケア」について 1.看取りについて 平成 27 年度は、12 名の入居者をご家族と共に看取らせていただいた。看取りにおいて、グレイ スが最も大切にしていることは、「その方の生き方を尊重し、最期の日まで、苦痛がなく穏やかに 日々を過ごしていただくこと」であり、そのために「ご家族、そしてグレイスのスタッフが共にケ アをすすめること」です。 看取りの期間(看取り契約期間)の最長は 759 日間、最も短い方は 10 日間でした。主に「老衰」 で亡くなっており、静かに息を引き取られました。 3月の「看取りの研修会」では、これまでに亡くなられ方々との思い出を職員ひとり 1 人が語り、 看取りケアについて、職員それぞれが経験したこと、学んだことを分かち合いました。 <入居契約終了者の看取契約の状況> 平成27年度 入居契約 終了者 療養による 契約終了者 死亡による 契約終了者 5名 20名 25名 入院中に 死亡 7名 グレイス で死亡 看取契約 有り 看取契約 無し 12名 1名 13名 <看取り契約の状況> 平成25年度 平成26年度 平成27年度 1名 5名 13名 うち平成 27 年度中に 亡くなられた方 0名 3名 9名 計 19名 12名 契約年度 契約者数 平成 27 年度末 契約者数 1名 2名 4名 7名 <医師の死亡診断の状況> 人数 グレイス嘱託医 他病院医師 計 老衰 肺炎 脳梗塞 後遺症 胃がん 肺塞栓 偽膜性 大腸炎 未確認 13名 7名 3名 1名 1名 7名 1名 2名 0名 0名 1名 1名 3名 20名 8名 5名 1名 1名 1名 1名 3名 <死亡時の年齢> 人数 看取り契約者 平均年齢 最高齢 最年少 12名 91.5歳 103歳 85歳 看取り契約無し 8名 90.5歳 104歳 74歳 契約終了者全体 20名 91.1歳 104歳 74歳 - 40 - <死亡による入居契約終了者の状況> 看 取 期 間 看 取 / 入 居 H26.12.25 127 24% 730 H27.5.12 10 1% 3654 H27.6.1 25 1% 32 H27.6.3 32 100% H22.12.16 1709 H27.7.7 45 3% 老衰 H19.1.24 3175 H27.9.18 16 1% 日赤 肺塞栓 H17.5.10 3806 H27.10.20 グ 老衰 H23.7.26 1548 H27.10.9 12 1% 93 H27.11.15 グ 老衰 H24.7.31 1203 H26.11.13 368 31% MTりん 10 91 H27.11.16 医セ - H23.11.16 1462 12 DHりん 3 104 H27.12.8 日赤 - H26.11.20 384 13 TTたん 2 94 H27.12.30 グ 肺炎 H24.9.11 1206 H27.8.28 125 10% 14 HNりん 1 87 H28.1.1 医セ 肺炎 H25.12.19 744 15 OYりん 6 87 H28.1.7 グ 肺炎 H25.8.15 876 H27.12.15 24 3% 16 KAひな 6 90 H28.2.7 グ 老衰 H17.5.15 3921 17 KAあじ 3 74 H28.2.27 共済 - H26.2.7 751 18 AKれん 6 103 H28.3.17 グ 老衰 H19.12.6 3025 H26.2.18 759 25% 19 TTすみ 5 91 H28.3.17 日赤 偽膜性 大腸炎 H27.3.13 371 20 NSなで 8 101 H28.3.21 グ 老衰 H22.11.17 1952 H27.11.19 124 6% 氏 年 名 齢 死 亡 日 1 NMわす 5 94 2 IHれん 2 3 入 居 期 間 診 所 断 H27.4.8 共済 肺炎 H17.6.29 3571 86 H27.4.30 グ 胃癌 H25.11.11 536 HYすみ 7 85 H27.5.21 グ 老衰 H25.5.22 4 YHひま 1 92 H27.6.25 脳梗塞 後遺症 H17.6.24 5 KIたん 5 86 H27.7.4 グ 肺炎 H27.6.3 6 KS なで 5 90 H27.8.20 グ 老衰 7 SKわす 3 94 H27.10.3 グ 8 TMれん 5 93 H27.10.10 9 SKすみ 3 87 10 TSわす 2 11 参考 ユニット別 契約終了者 (死亡) 看取り契約者 看取り契約無し 全体 グ 入 居 日 看 取 契 約 場 わすれ なぐさ なで しこ あじ さい すず らん りん どう ひな げし れん げ たん ぱぽ すみ れ ひま わり 12名 2 2 0 0 1 0 2 2 2 1 8名 1 0 1 0 3 1 1 0 1 0 20名 3 2 1 0 4 1 3 2 3 1 人数 - 41 - - 42 - 事業の運営管理について - 43 - 1.アクシデントについて <アクシデントの状況> 転倒 座り込み 転落 ずり落ち 皮膚トラブル 誤嚥 服薬介助ミス バルンカテーテル抜去 やけど 件数計 実人数計 合計 特養 26 35 13 1 16 0 9 3 0 84 44 名 ショート デイ 過誤計 20(1) 24 12(2) 1(1) 15(6) 4(1) 2(2) 12 1 1 (4) 1 (2) (1) (6) 8(8) 3 1(1) (9) 19(18 17 名 3(2) 3名 3(2) 3名 (22) 22 名 受診 保険者報告 3 1 3 1 4 4名 4 4名 事故のあった場所・・・居室:47件 リビング:27件が全体の70%を占める 特定の入居者に複数回発生・・・座り込んでいる・横になっておられるところを度々発見。 8回:1名 4回:4名 3回:6名 2回:11名 このように下肢筋力の低下が顕著にみられる方は、その後、体調 不良が表面化することも多々あり、注意深く見守る必要がある。 <過誤の状況> 件数 転倒・転落・ずり落ち 7 皮膚トラブル 6 服薬介助ミス 9 合 22 計 内訳 4 1 1 1 4 2 4 3 2 内 容 歩行時に転倒 車椅子からの転落 リフト介助中に転落 移乗介助中に座り損 介助中に傷つける 爪切りの際に皮膚まで切る 服薬介助を忘れる 服薬日・時間の間違える 他の人の薬を服薬介助する 22 特養 ショート 1 1 1 1 4 2 3 3 2 1 18 2 デイ 2 1 2 残念ながら、リフト移乗時の操作確認を怠ったことによる転倒事故があった。幸い大事に至らな かったが、この事故について、事故防止委員会は、事故発生時の介助法を確認し、担当した職員の リフトの操作確認が不足していること、ユニット内での情報共有不足、24Hシートの活用不足、ベ ッド・車いすに対してのリフトの設置場所についてのアセスメント不足等が原因と判断し、リフト 操作の方法の徹底指導、設置場所のアセスメントを実施し、移乗介助の改善を実施した。 服薬ミスは、昨年度に比べれは、件数は少なくなっているが、未だに9件発生させている。新人 より、中堅、ベテラン職員に発生する傾向がある。「確認したのに、なぜ、介助を誤ったのか、わ からない。」という状況だが、「〇〇さんに〇〇のためのお薬を服薬していただく。」という、マ ンツーマン介助のその瞬間の介助者の意志が欠けていることについて、再度、服薬介助のマニュア ルを声に出して読み合わせ、気持ちを引き締めるよう指導している。 - 44 - 2.苦情対応と改善について 28年度に、必ず第三者委員の委嘱を実施し、サービス向上に努める。 <苦情・相談と改善状況> 27年4月 特養入居者の 次女 職員の入れ替わりが多く、慣れた頃に 異動になり、コミュニケーションが取り にくい。最近の様子を話してくれる機会 がなく、介助を助けてほしい時に職員が おらずそのまま置いて帰っている。引継 ぎができていないと思うようなことが ある。 相談員が対応し、ユニットで職員がつか まらなかった場合、事務所で伝えてもらえ ば、相談員が対応できること、職員の入れ 替わりについては、ご理解をいただきたい と伝える。コミュニケーション不足と感じ られることについては、ユニットリーダー に伝える。 1週間後面会に来られた際に、ユニット リーダーから最近の様子と職員体制につい て話をする。 27年8月 ショート利用 者の長女 ショートを利用したくないというた め理由を聞くと「見張られているようで 嫌」とのこと。キーパーソンである長男 の妻と親しい同地域の職員が利用時に 顔を見に来ていることが気になるらし い。 ショート利用中の様子を長男の妻に 言ってほしくない。 また、今回のことも伝わらないように してほしい。 家族内の関係性の問題と本人の被害的な 思いによるものと判断するが、職員には、勤 務中に配置先でないユニットへ不用意に出 入りをしないように注意する。 27年9月 ショート利用 者の長女 (職員) 利用中に職員の言葉かけや他の利用 者への言葉遣いをきつく感じ、利用をし たくないと言っている。 本人の気持ちのもちようもあるかと 思うが、確認が必要かと思う。 長女から本人への聞取りから職員が確定 でき、本人に確認するが、今までも再三注意 を受けたので、気にしており、そのような事 実はないと話す。しかし、苦情が続くため、 施設長からも厳重注意される。 利用ユニットを固定していたが、違うユニ ットへの利用を調整する。 27年10月 ショート利用 者の居宅ケア マネ ショート利用中に起こったアクシデ ントについて、送迎後説明を受け、その ことについては納得したが、最終的に一 言もあやまりがなかった。と妻から連絡 があった。 担当マネジャーへ対応について依頼があ ったが、当日休みであったため、事務職員が 聞き、施設長に報告をする。 施設長と医務室長が自宅へ訪問し、お詫び が十分でなかったことを詫び、ご理解をいた だいた。 27年12月 特養入居者の 長女 母が男性のユニット職員を嫌がって いることがわかる。ケアの姿勢も落ち着 きがなく雑で、見かねて配膳を手伝おう としても拒否をされる。他の職員と同じ ように対応してほしい。 また、入浴は同性介助でお願いした い。 叔母が急に具合が悪くなり入院し、結 果亡くなったが、病院の医師と話をする 中で、施設で飲んでいたと言われる薬の 情報が伝わっていなかったのではない か。施設として隠されたのか。 他部署から10月に異動になり、ユニット リーダーも指導をしているところで、彼も努 力をしているところであること、入浴は、同 性介助で対応していくことを伝える。 ユニットマネジャーも本人と面談し、介護 技術等の確認をする。 28年3月 特養入居者の 姪(二人) - 45 - 受診に付き添った職員等から病院へ内服 薬の情報がどのように渡されたかを確認す る。 後日、施設にて施設長・医務室長で姪たち と面談する。 職員の内服薬についての認識が甘く、効能 の理解を十分にして職員間で共有し、家族に 正確に伝えるようにする。 3.会議、ミーティングの開催状況 <会議・ミーティングの開催状況> 開催日 4 月 マネジャー会議 第3金曜 24 リーダーミーティング 第4木曜 30 在宅ミーティング 第4火曜 28 生活相談室 ミーティング 第2火曜 14 医務室ミーティング 第2水曜 事務室ミーティング 第4金曜 9・30 衛生委員会 第3木曜 16 給食委員会 会議・委員会 (日付) 5 月 28 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 19 24 21 15 15 20 17 22 19 10 25 30 27 24 22 26 24 28 25 31 28 24 12 12 14 13 3 8 25 30 21 18 第1火曜 6 12 感染症対策委員会 第2水曜 13 事故防止委員会 第3金曜 24 19 24 21 入居判定委員会 第3金曜 24 19 24 開催日 4 月 6 月 わすれなぐさ↓ 第4金曜 3 なでしこ 第2月曜 4 あじさい↓ 第4金曜 7 すずらん↓ 第1水曜 れんげ 第1木曜 6 7 1 たんぽぽ 第1月曜 8 22 6 りんどう 第1木曜 3 8 9 10 12 ひなげし 第1水曜 7 2 3 10 すみれ 第1火曜 8 ひまわり 第1月曜 SS やぐるまそう 第1火曜 5 9 4 SS さくらそう 第1水曜 10 14 8 ユニットミーティング 5 月 11 22 8 13 10 9 14 11 28 25 30 27 16 20 17 15 11・16 17 22 10 5 10 1 6 17 12 14 2・11 15 15 20 17 21 15 15 20 7 月 8 月 9 月 10 月 15 3 29 26 8 12 9・23 8 13 3 2 4・26 4 9 8 22 19 10 17 22 19 10 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 9 8 9 14 8 4 6 1 30 22 7 3 7 14 6 7 - 46 - 9 13 1 14 6 13・31 2 1 4 7 1 1 4 1・29 4.関係機関との会議・調整の状況 <ユニットリーダー実地研修施設の業務 一般社団法人日本ユニットケア推進センター> 施設長 福井室長 仲井室長 吉田マネジャー 南マネジャー 仲間、桐本、 田中チーフ 仲間、桐本チーフ 仲間、桐本、 田中、松本チーフ 仲間チーフ 桐本チーフ 仲間、松本チーフ 桐本、松本チーフ 仲間チーフ 平成 27 年 4 月 15 日 平成 27 年 4 月 16 日 平成 27 年 5 月 15 日 平成 27 年 5 月 18 日 平成 27 年 6 月 3 日 平成 27 年 8 月 9 日 平成 27 年 8 月 23 日 平成 27 年 9 月 2 日 平成 27 年 9 月 7 日 平成 27 年 10 月 23 日 平成 27 年 12 月 14 日 平成 28 年 1 月 25 日 平成 28 年 1 月 28 日 平成 28 年 2 月 26 日 平成 28 年 3 月 14 日 平成 28 年 3 月 15 日 平成 27 年 4 月 16 日 実地研修施設 現地調査 調査員研修会 平成 27 年度前期ユニットケア研修関係者連絡会 ユニットケア研修フォローアップ研修検討委員会1 2015 年度 第 2 回ユニットリーダー研修座学(講義) 2015 年度第 1 回ユニットケア施設管理者研修(講義) ユニットリーダー研修実地研修施設 現地調査 ユニットリーダー研修実地研修施設 現地調査 ユニットリーダー研修実地研修施設 現地調査 2015 年度 第 25 回ユニットリーダー研修(座学) 平成 27 年度 後期ユニットケア関係者連絡会 2015 年度 第 41 回ユニットリーダー研修座学 2015 年度 後期ユニットリーダー研修座学 ユニットリーダー研修実地研修施設 現地調査 ユニットケア研修フォローアップ研修検討委員会2 ユニットリーダー研修実地研修施設 施設長会 ユニットケア研修フォーラム2016 平成 27 年度前期ユニットケア研修関係者連絡会 東京都 東京都 東京都 京都市 東京都 長崎県 熊本県 愛知県 京都市 東京都 京都市 京都市 鳥取県 東京都 横浜市 横浜市 東京都 平成 27 年 10 月 23 日 平成 27 年度 後期ユニットケア関係者連絡会 東京都 平成 28 年 1 月 25 日 2015 年度 後期ユニットリーダー研修座学 京都市 平成 28 年 3 月 14 日 ユニットケア研修フォーラム2016 横浜市 平成 27 年 4 月 17 日 平成 27 年 10 月 24 日 平成 28 年 1 月 25 日 平成 28 年 3 月 14 日 平成 28 年 1 月 25 日 平成 27 年度ユニットケア指導者勉強会 平成 27 年度 後期ユニットケア指導者勉強会 2015 年度 後期ユニットリーダー研修座学 ユニットケア研修フォーラム2016 2015 年度 後期ユニットリーダー研修座学 (コーディネーター) 東京都 東京都 京都市 横浜市 京都市 平成 27 年 9 月 7 日 2015 年度 第 25 回ユニットリーダー研修(座学) 京都市 平成 27 年 12 月 14 日 2015 年度 第 41 回ユニットリーダー研修座学 京都市 平成 27 年 10 月 24 日 平成 27 年 10 月 23 日 平成 28 年 3 月 14 日 平成 27 年度 後期ユニットケア指導者勉強会 平成 27 年度 後期ユニットケア関係者連絡会 ユニットケア研修フォーラム2016(実践報告者) 東京都 東京都 横浜市 平成 27 年 5 月 18 日 平成 27 年 4 月 17 日 2015 年度 第 2 回ユニットリーダー研修座学(講義) 平成 27 年度ユニットケア指導者勉強会 京都市 東京都 (一般社団法人日本ユニットケア推進センター 近畿ブロック ユニットケア連絡会分) 施設長、福井室長 仲間チーフ 施設長、福井室長 仲間チーフ 施設長 施設長、福井室長 仲間、桐本チーフ 仲間チーフ 仲間チーフ 平成 27 年 6 月 10 日 近畿ブロック ユニットケア連絡会 会議 長岡京市 平成 27 年 9 月 24 日 近畿ブロック ユニットケア連絡会 会議 吹田市 平成 27 年 10 月 21 日 平成 27 年 10 月 27 日 近畿ブロック ユニットケア連絡会 会議 近畿ブロック 第 6 回ユニットケア・コンビニフォーラム 長岡京市 京都市 平成 27 年 5 月 1 日 平成 28 年 3 月 19 日 近畿ブロック 第 1 回研修ワーキンググループ 会議 近畿ブロック 第 2 回研修ワーキンググループ 会議 吹田市 精華町 <管理者/施設長> 京都府老人福祉施設協議会 平成 27 年度第 2 回総会 (京都市) 介護保険委員会会議 舞鶴市議会 民生環境班議員との意見交換会 舞鶴市入所判定委員会 3回 舞鶴市内特養7施設長会 8回 舞鶴高齢者・障害者施設介護サービス安全衛生協議会総会 舞鶴市安岡園民営化に係る応募説明会及び現地説明会 - 47 - 平成 28 年 3 月 25 日 平成 28 年 3 月 11 日 平成 27 年 10 月 15 日 8 月、10 月、3 月 4、5、2 月除く 8 回 平成 27 年 6 月 17 日 平成 28 年 1 月 19、20 日 <看護師> 公益社団法人京都府看護協会 介護・福祉施設・住宅領域の施設看護職代表者交流会 平成 27 年度地区別高齢者ケア施設の看護管理者交流会 平成 27 年度総括会議 平成 27 年 5 月 30 日 平成 27 年 12 月 11 日 平成 28 年 1 月 4 日 <管理栄養士> 舞鶴特養ホーム連絡会 栄養士部会 5 月、10 月 <生活相談員> 城南、城北地域包括支援センター 城南・城北ケア塾 舞鶴市介護相談員訪問事業合同意見交換会 6 月、2 月 平成 27 年 5 月 19 日 <看護師、管理栄養士、生活相談員> 舞鶴医療センター「医療と介護の連携を推進する会」 舞鶴赤十字病院「NST 地域連携懇話会」 平成 27 年 10 月 20 日 5 月、7 月、9 月、11 月、2 月 <行政説明会> 介護保険 京都府/介護保険サービス事業者等集団指導 原子力防災 京都府/UPZ 圏内医療施設・社会福祉施設の職員を対象 とした原子力災害避難対応研修 原子力防災 舞鶴市/高浜発電所に係る舞鶴市住民説明会 原子力防災 京都府/放射線測定器の配備及び説明会 マイナンバー 舞鶴市/マイナンバー制度に係る説明会 労務管理 京都労働局/雇用保険事務の電子請求手続き及び マイナンバーについての説明会 労務管理 無期転換ルール等説明会 人材育成 京都府/きょうと福祉人材育成認証制度 認証スタートアップセミナー 人材育成 京都府/きょうと福祉人材育成認証制度個別相談会 人材育成 京都府/きょうと福祉人材育成認証制度「上位認証」 概要説明会 道交法 京都府公安委員会/安全運転管理者講習 <その他の説明会> 退職金 京都府民間社会福祉施設職員共済会/ 京都社会福祉事業企業年金設立に伴う事務説明会 社会保険 全国健康保険協会/ 健康保険・年金委員合同説明会 労務管理 京都経営者協会 ストレスチェック制度と企業の実務対応 労務管理 障害者雇用納付金制度事務説明会 <職員派遣協力> 看護師 京都府グラウンド・ゴルフ協会主催 「中丹グラウンド・ゴルフレディス大会」 救護員 管理栄養士 京都府北部人材確保・定着戦略会議主催 「福祉フェスタ IN まいづる」 看護師 一般社団法人福知山民間社会福祉施設連絡協議会主催 「平成 27 年度喀痰吸引研修」 指導看護師 - 48 - 平成 27 年 6 月 9 日 平成 27 年 7 月 29 日 平成 27 年 11 月 2 日 平成 28 年 2 月 10 日 平成 27 年 11 月 30 日 平成 27 年 11 月 30 日 平成 28 年 3 月 3 日 平成 27 年 5 月 14 日 平成 27 年 10 月 8 日 平成 28 年 3 月 29 日 平成 27 年 9 月 14 日 平成 27 年 8 月 21 日 平成 27 年 9 月 1 日 平成 27 年 7 月 29 日 平成 27 年 10 月 16 日 平成 28 年 3 月 11 日 平成 27 年 5 月 28 日 平成 27 年 11 月 22 日 平成 28 年 2 月~3 月 5回 5.業務委託の状況 業 者 内 容 小山㈱ 布団リース クリーニング ワタキュー 点検日等 4 月 5 月 2回/年 6 月 ※今年度は4 回 26 カーテンリース クリーニング 1回/年 3 三笑堂 心電図保守 2回/年 LEOC 給食事業 365日 ホシザキ京阪 厨房機器保守 2回/年 防鼠・防虫点検 1回/月 厨房食堂消毒 4回/年 全館消毒 2回/年 昭和リーブス 8 月 9 月 10 25 11 クリエイテックス 10 28 24 30 10 30 9 16 10 22 20 17 18 11 11 11 27 1 消防設備総合点検 1回/年 12 1 1 2 1 1 1 2 1 3 2 1 16 3 28 1 28 1 オイル焚き温水器 4回/年 定期点検 30 1 19 7 1 ろ過機定期点検 2回/年 空調機保守点検 2回/年 24 空調室内機 フィルタ等清掃 1回/年 6/18~24 換気扇清掃 1回/年 24 自動扉開閉装置 2回/年 排煙窓装置 1回/年 京都微生物研究所 簡易専用水道 定期検査 1回/年 京都保健衛生協会 浄化槽法定検査 1回/年 ゆう建築設計 建築設備法 定検査報告 1回/年 ひろせ福祉会計 アシスト 会計内部監査 1回/月 セライフ(丹和) 3 月 27 1回/月 1回/年 2 月 10 電気設備保守点検 エレベーター 法定点検 1 月 20 消防用設備外観、 機 1回/年 能点検 三菱ビルテクノ 12 月 8 27 1回/年 4回/年 11 月 6 貯水槽清掃 エレベーター点検 10 月 28 レジオネラ菌水質 1回/年 対策検査 河村電気 7 月 7 27 17 9 姫路ナブコ 11 7 26 27 18 13 - 49 - 29 28 18 18 19 18 20 24 28 6.事業用車両について 27 年度中、車両事故なし <車両の状況> 事業 ショート デイ デイ 特養 デイ 車 日産キャラバン 車いすリフト 日産キャラバン 車いすリフト ※ 日産キャラバン 車いすリフト ※ 日産キャラバン ストレッチャー トヨタラクティス 車いす対応 ※ 特養 スズキワゴンR ※ デイ ダイハツタント 輌 H27 累計 走行距離 走行距離 ㎞ ㎞ H17.3.22 22,576 245,821 整備 京都 800 す 2352 2.95ℓ 京都 800 す 2353 2.95ℓ H17.3.22 15,396 176,895 京都 800 す 2633 2.95ℓ H17.5.24 14,523 168,105 京都 800 せ 6089 2.48ℓ H28.3.22 ★関電車輌 H28.3.30~舞鶴市の無償貸与 京都 800 す 5755 京都 580 つ 3624 京都 580 む 8717 1.29ℓ H19.3.16 10,365 122,368 0.65ℓ H20.6.30 15,199 90,433 0.65ℓ H24.2.17 14,520 53,803 92,579 857,425 ※平成 27 年度車検 ※1月リコール対応 包括 スズキワゴンR 京都 580 な 5625 0.65ℓ 包括 スズキワゴンR 京都 580 な 5626 0.65ℓ H21.3.31 整備 H24.4.1~ 舞鶴市に貸出中 <燃料費> 軽油 レギュラーガソリン 使用料 6,375.92ℓ 2,993.33ℓ - 50 - 金 額 743,709 円 405,176 円 平均ℓ単価 約 116 円 約 138 円 労務管理と人材育成について - 51 - 労務管理について 1.職員の状況について 1)正職員の採用について 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 高校卒 0名 3名 3名 3名 5名 1名 3名 6名 0名 1名 短大・専門学校卒 0名 0名 1名 1名 0名 1名 1名 0名 0名 1名 大学卒 0名 1名 0名 1名 0名 3名 0名 0名 0名 1名 準職員から 1名 2名 6名 8名 3名 1名 3名 4名 4名 4名 一般から 1名 0名 1名 0名 0名 0名 0名 2名 3名 0名 ○新卒者・新採者 府立綾部高校 京都女子大学 ○中途採用者 2名 管理栄養士 1名 1名 無資格 1名 介護職員基礎研修修了 1名 管理栄養士 介護職員 介護職員 準職員から登用 3名 1名 4名 HH2級 無資格 2)正職員の退職について <退職者> 副 施 設 長 1 名(法人事務局長として荒木クリニックへ) 生活相談員 1 名(定年退職後継続雇用) 管理栄養士 1 名(婚姻により府外転出) 介 護 職 員 8 名(うち定年退職後継続雇用 1 名) <退職者の採用時期> 2名 1名 1名 1名(高卒) 1名(大卒) 2名(高卒) 1名 1名 1名 17年度採用者 22年度新卒採用者 23年度新卒採用者 25年度新卒採用者 25年度採用者(基礎研修修了者) 25年度採用者(23 年度準職員採用) 26年度採用者(基礎研修修了) 28年 3月定年退職 27年6月 荒木クリニックへ 27年10月 27年 6月 27年7月 27年4月 28年2月 27年7月 27年4月 28年2月 3)正職員以外の職員の採用と退職の状況 介護職員 看護職員 環境美化 管理宿直 事務員 採用 4名 1名 0名 1名 0名 退職 7名 2名 1名 1名 1名 - 52 - その他 退職のうち1名は正職員登用 退職のうち1名は正職員登用 4)職員の定着率 年 期初在籍職員数 度 正 準 退職者数 計 正 準 離職率% 計 定着率% 正職員 準職員 全職員 正職員 準職員 全職員 17 58 1 59 4 0 4 6.9 0.0 6.8 93.1 100.0 93.2 18 67 35 102 13 10 23 19.4 28.6 22.5 80.6 71.4 77.5 19 56 47 103 4 3 7 7.1 6.4 6.8 92.9 93.6 93.2 20 62 50 112 4 17 21 6.5 34.0 18.8 93.5 66.0 81.3 21 70 44 114 11 6 17 15.7 13.6 14.9 84.3 86.4 85.1 22 64 54 118 5 14 19 7.8 25.9 16.1 92.2 74.1 83.9 23 67 49 116 7 9 16 10.4 18.4 13.8 89.6 81.6 86.2 24 67 40 107 4 1 5 6.0 2.5 4.7 94.0 97.5 95.3 25 75 40 115 6 12 18 8.0 30.0 15.7 92.0 70.0 84.3 26 74 32 106 10 6 16 13.5 18.7 15.0 86.5 81.3 85.0 27 71 38 109 11 10 21 15.4 26.3 19.2 84.6 73.7 80.8 離職率=退職者数/期初在籍職員数*100 定着率=100%-離職率 5)人材確保のための取り組み① <合同就職面接会等への出展等の状況> 平成 27 年 7 月 1 日 平成 27 年 8 月 10 日 平成 27 年 8 月 15 日 平成 27 年 9 月 5 日 平成 27 年 12 月 16 日 平成 27 年 12 月 18 日 平成 28 年 1 月 25 日 平成 28 年 2 月 15 日 舞鶴市雇用対策協議会主催 就職懇親会 ふるさとコール MAIZURU 実行委員会主催 夏の就職フェア「ふるさとコール MAIZURU」 福祉職場就職フェア実行委員会主催 平成 27 年度「地域対象 FUKUSHI 就活フェス」 (福知山市) NPO 法人まいづるネットワークの会主催 シンポジウム 女性が働き続けることができる社会を考える 京都府主催 合同事業所説明会 京都府北部福祉人材確保事業事務局主催 福祉即戦力人材養成科「合同事業所説明会」 (福知山市) 京都府主催 未経験者向け就職説明会 舞鶴公共職業安定所主催 京都北部若者応援宣言企業面接会(福知山市) 6)人材確保のための取り組み② 「きょうと福祉人材育成認証制度」を新たに取得 グレイスキャリアパスシステムを整備 人材の育成・定着に積極的に取り組み、京都府の定める 4 分野 17 項目の基準をすべてクリ アした事業所が認証を取得。 - 53 - 2.職員の健康管理について 1)衛生委員会の活動について 衛生委員会では、労働災害の未然防止、職場の労働環境の整備、労働者の健康管理及び健 康障害の防止等について取り組んでいる。 衛生委員会 開催日時・内容 4月16日(木) ・平成27年度事業計画について 5月21日(木) ・リフトの達人DVD鑑賞 ・リフト操作の研修について ・熱中症予防対策について ・計画年休取得について ・改善活動・毎日がバレンタイン活動について ・第2回リフトの達人コンテストについて ・健康コーナー設置に向けて ・計画年休・ノー残業デーにについて 6月18日(木) 7月16日(木) 8月20日(木) 9月17日(木) 10月15日(木) 11月16日(月) 12月18日(木) ・産業医・衛生管理者等合同研修会について ・毎日がバレンタイン活動について ・腰痛アンケートの実施について ・産業医・衛生管理者等合同研修会について ・第2回リフトの達人コンテストについて ・インフルエンザ予防接種について ・第2回リフトの達人コンテストについて ・創立10周年記念パーティーについて ・第2回リフトの達人コンテストを終えて 1月22日(金) ・職員健康診断(夜勤者検診)について 2月18日(水) ・衛生委員メンバーの選出について 3月17日(木) ・衛生委員メンバーの選出について ~ 第2回リフトの達人コンテスト実施報告 ~ 開設10周年記念とコラボさせ、午前中コンテスト、お昼 から表彰式も兼ねて立食パーティーを実施。日頃お世話にな っているボランティアや役員の皆様にも案内し、多くの方に コンテストからご参加いただけた。 今年は新人、若手職員の参加が多かった。来年度も実施す る予定であるが、様々な意見や反省点を踏まえたうえでさら に充実したコンテストとなるよう企画したい。 *経費 : 123,833円 ・賞金/50,000 円、20,000 円、10,000 円 ・オリジナルTシャツ等作成費/19,380 円 ・審査員への謝礼/21,600 円・賞状フレーム/2,853 円 日 時/ 平成27年12月5日(土) 9:00~ 場 所/ 2階ユニット交流室 および1階コミュニティホール 審査員/審査員長 西川 勝先生(大阪大学) 審 査 員 砂連尾 理氏(ダンサー・コレオグラファー) 黒田 靖志氏、中橋 邦夫氏(株式会社石坪) 仲井 なるみ(衛生委員会委員長) 事務局/委 員 長 淡路 由紀子(施設長) 委 員 森下 亮一、河田 香織、桐本 直樹 ・優 勝:堀江 祥子(さくらそうユニット) ・準優勝:仲間 重貴(ひまわりユニット) ・3 位:傳法 佑香(医務室) - 54 - ~ 改善活動および毎日がバレンタイン活動実施状況について ~ 平成25年6月より改善活動を実施し、3年目となる。職場環境や業務の改善を行った者、 または、他の職員が行った改善に気づいた者は、内容を改善活動報告用紙に記入のうえ事務室 に提出すれば報告用紙1枚につき、改善活動費として 100 円を報酬額としてその場で手渡すと いうもの。 また、今年度から改善活動の一環として、 『毎日がバレンタイン活動』を実施することとなっ た。ハート型の紙に相手の良いところを文章にして書き記して(無記名)貼り出すというもの。 普段言葉に出して言えていないことを言葉にして相手に伝えることで、良い職場風土・チーム ワークを作り上げるきっかけになればと企画。1枚につき、グレイスオリジナルボールペン、 クリアファイルのいづれか1点を賞品とする。 ◎27年度提出枚数 : 改善活動/40枚(前年27枚) 毎日がバレンタイン活動/50枚 ~ 産業医・衛生管理者等研修会の開催について ~ 舞鶴産業保健連絡協議会主催の『産業医・衛生管理者等合同研修会』を今年はグレイスで開 催することとなり、施設長はじめ衛生委員会が中心となって、舞鶴医師会会員産業医及び舞鶴 地域の衛生管理者等の方々を迎え入れ、 「職場巡視実習と健康増進活動」と題して事業場概要説 明、施設案内等を行った。 日 時/平成27年11月26日(木) 場 所/特別養護老人ホームグレイスヴィルまいづる 主 催/舞鶴産業保健連絡協議会 共 催/京都府医師会、京都衛生管理者会 研修内容/職場巡視実習と健康増進活動 2)職員の健康について 胃腸炎(ノロウイルス)・インフルエンザ罹患状況 27年度は10月末から11月中旬にかけて入居者、職員共に吐き気、嘔吐、下痢、腹 痛、発熱等の胃腸炎が流行した。 感染力が非常に強く、短期間の内に入居者13名、職員14名が罹患。このうち1名はノ ロウィルスと診断され、中丹東保健所の指導が入る。年内いっぱいは、毎朝・夕とホールの 家具類、廊下、ユニット内の手すり、トイレ等消毒を徹底しておこなった。 インフルエンザについては、年明けの1月頃から流行し始めたが、幸い入居者には罹患せ ず、職員4名のみが罹患。昨年は入居者、職員ともに大流行したが、今年度は胃腸炎流行後 の予防対策、職員一人ひとりの意識付けが徹底できていた成果が見られた。 <インフルエンザの罹患状況> 年度 特養入居者 職員 職員と同居家族 平成20年度 1名 データなし データなし 平成21年度 0名 6名 19名 平成22年度 0名 8名 6名 平成23年度 6名 6名 7名 平成24年度 0名 3名 8名 平成25年度 2名 2名 9名 平成26年度 10名 10名 14名 平成27年度 0名 4名 12名 - 55 - 3)職員の健康づくりについて ジャレオさんのストレッチ体操教室 ① 4月 3日 ② 5月29日 ③ 6月 5日 ④ 8月19日 ⑤ 9月25日 ⑥10月16日 ⑦11月16日 ⑧12月 4日 ⑨ 1月 7日 ⑩ 2月17日 ⑪ 3月17日 計11回 講師:砂連尾 理さん(高槻市)/ダンサー・振付師 とつとつダンスワークショップに合わせて、 同日に、ストレッチ教室を開催。 8月には夏休み中の学童の子供達も参加しました。 「介護職員のメンタルケア」研修について 9月17日(木) 講 師:川瀬 善美教授/白鴎大学教授 受講者:27名(職員) 10名(外部) 今回の研修は、衛生管理者、マネジャー、 人事・労務担当職員、チーフ、サブチーフ等を 対象とした。 今メンタル面、特にストレスについては介護現 場に限らず、様々な職場で注目されている。この ような内面的な問題については、特に、職場の管 理者、リーダー、衛生管理者等がしっかりメンタ ルヘルスケアを進めていくことが重要になってく る。 リフト操作の研修について 5月27日(水) ・28日(木) 6月2日(火) ・3日(水) 主催者:衛生委員会 受講者:82名 25年度に『第1回リフトの達人コンテスト』をおこ ない、優勝者である「MSKわすれ」の3人のメンバー には、リフト操作マニュアルDVD作成のモデルとして協力いただき、 ようやく完成。今回の研修では、最初に完成したオリジナルDVDを視聴し、その後グルー プに分かれて操作練習を行った。 自分達で企画・作成しゼロから作り上げることができたのは画期的。 - 56 - 4)京都健康づくり実践企業認証の更新(2回目) 京都府では、がん検診や健康づくり活動に取り組む企業を 応援するため企業認証制度を創設。 グレイスにおいては、 健康診断の実施はもちろんのこと、衛生委員会を中心に健康 づくりに関する様々な取組を実施していることから、職員の 健康を守り、働く世代の健康づくりをさらに推進していくた めにも平成25年に申請を行い、実践企業の認証を取得。 27年度も、認証取得の基準を上回り、衛生委員会を中心に職 員の健康づくり活動を継続していることから更新申請を行い、 認証を取得。 5)京都労働基準協会会長表彰 受賞 衛生委員会の活動が認められ 京都労働安全衛生大会において 表彰していただきました。 。 6)京都ゼロ災3か月運動 達成 京都労働局による 7~9 月の労働災害ゼロ運動に平成 25 年度から参加し、3 年連続達成 - 57 - 人材育成について 1.内部研修「OJT」の実施状況について 新規採用職員研修 4月2日~4月16日まで講義や実技を中心とした研修、4月17日~各部署に配属し、 6月30日までユニットリーダー・先輩に付いて実際の業務を行いながらの研修を実施。 4月23日 普通救命講習(西消防署)4月25日 フットケア研修 受講者:10名(27年度4月採用職員)+在職職員(指名参加) 介護福祉士資格取得支援<生活相談室> 8月27日 9月1日、2日 講師:淡路 由紀子 施設長・ 福井 芳 生活相談室室長 平成28年度から介護福祉士の受験資格要件の変更点 ① 受験資格取得のための支援予定 ② 平成27年度受験対策支援 介護施設で働くプロとして、自分がどのようにスキルを高め、キャリアアップしていくかを 考える時、国家資格である介護福祉士を取得することは、大きなステップと考える。 そのために、グレイスは、各自が制度を理解し、取り組めるように具体的な支援を提案する。 受講者:18名 夏の感染症予防<感染予防対策委員会> 6月16日、18日 【 食 中 毒 予 防 】講師: 南 陽子 栄養管理室マネジャー ~食中毒の予防のために私たち一人ひとりが すべきこと~ 【感染予防対策】講師:仲井 なるみ 医 務 室 室 長 ~感染症胃腸炎と嘔吐物・排泄物の処理の仕方~ 梅雨は特に食中毒が発生しやすい時期であることから、今回 は仲井室長と南マネジャーが協働で、医療と栄養の双方から研 修を実施。 栄養面では、事前に「ユニットキッチン衛生チェック」を実 施し、その報告をもとに食中毒が発生する環境になっていない かを確認した。あわせて「ユニットでできる食中毒予防の6つ のポイント」の説明を行う。 医療面では、感染性胃腸炎とは何かを学び、「嘔吐物・排泄物の処理の仕方」を消毒液の作 り方からグレイスの感染予防セットの内容確認、使用方法を復習する。 受講者:84名 - 58 - 虐待防止、身体拘束ゼロ研修<事故防止委員会> 12月1日、2日、3日 講師:田中 紀夫 生活相談室チーフ 最近、新聞等で取り上げられる、虐待。 「虐待ってどんなこと?」を整理し、認識を高めてることを目的 として研修を実施した。 介護の質、サービス向上に、身体拘束ゼロは必須である。個人 の尊厳守ること、身体拘束は虐待に繋がることを学ぶ。 受講者:80名 看取りについて 3月18日 報告者:仲井 なるみ 医務室室長 「わが家の嚥下リハ~特養と地域包括ケア~」と題した、 平成 27 年度中丹地域リハビリテーション実践交流会での実践発表 の報告。 また、開設来、看取ってきた入居者を懐かしむことで、 今までの仕事を振り返り、若い職員にも尊い仕事であるこ とを伝えたい。 受講者:60名 感染予防研修会 <感染予防対策委員会> 11月4日、5日、6日 講師:仲井 なるみ 医務室室長 10月末に発生したノロウィルス(感染性胃腸炎)により、 保健所より指導を受けた内容を中心に対策を徹底するため研修 を行う。 また、食中毒予防のための 「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」についても、 復習する。 受講者:75名 実践報告会 <ユニットケア委員会> 3月31日 報告者:ひまわりユニットリーダー 仲間 重貴 チーフ 【ユニットリーダーの役割と期待】ユニットケア研修フォーラム 2016 にて発表 ユニットリーダーとは、どのような位置づけで、どのような役 割を果たすものなのか。 具体的に過去の失敗と挫折を振り返り、どのように今を確立して きたかをユニットケア研修フォーラムの分科会で実践報告として きた内容をユニットリーダーミーティングの場で発表した。 実践発表を通して、リーダーとしての役割を日々同じように悩 む仲間と共有し、理解を深めることを目的とした。 受講者:17名 - 59 - 2.内部研修「Off‐JT」について 事業費 440,000 円 身体コミュニケーションについて 「ダンスワークショップ」 講 11回 師:ダンサー・振付家 砂連尾 理氏 大阪大学 CSCD 西川 勝教授 ①4月3日 ②5月29日 ③6月5日 ④8月19日 ⑤9月25日 ⑥10月16日 ⑦11月16日 ⑧12月4日 ⑨1月7日 ⑩2月17日 ⑪3月17日 お互いの距離と身体が触れ合う感覚を感じながら、 訥々(とつとつ)と、身体表現による対話を重ねること で、非言語コミュニケーションについて、参加した人自 らが体験し考えるワークショップ。 ケアの現場での身体、ケアにかかわる人のコミュニケ ーション等について経験と学びを深めるために実施。 事業費 48,000 円 異文化に触れる 「文化人類学カフェ」 4回 講 師:豊平 豪さん/文化人類学研究者 一般財団法人地域公共人材開発機構コーディネーター 一般社団法人トリンド(非営利芸術活動団体)職員 ① 5月29日 グローバルな感覚って? ② 6月 8日 無理をしない! ③ 9月25日 謝るということ ④ 10月16日 はじめたこと、やめたこと ⑤ 11月 6日 ジェネレーションギャップ 文化人類学の研究者が司会・進行。職員以外に一般 の方も自由に参加できる。毎回、参加者から提案され たさまざまなテーマで、自由に雑談をしている。 職員は、異文化について学びながら、物の見方、考え方の違い等を学び、参加者である異業種、 多世代の人との交流より、社会人としての見識等々を広げている。 3.内部研修「実務者研修」について 実務者研修の開講 平成 28 年 1 月~ <キャリア形成支援> (京都保育福祉専門学院に委託実施) 社会福祉法の改正により、平成 28 年度に実施される介護福祉国家試験から受験資格に新たに 実務経験 3 年に加え実務者研修(450H)の修了が必要となった。 そこで、28 年度以降の国家試験の対象となる職員に対して、京都保育福祉専門学院に委託し て実施することし、資格取得支援を実施することとした。 なお、開講に際し、市内の特養にも希望者の有無を確認し、一緒に受講できるようにした。 実務者研修前期(地域研修分)/平成 28 年 1 月~5 月まで(全 12 回) 受講生計 23 名=グレイス 6 名+その他施設 17 名 実務者研修後期/平成 28 年 6 月~12 月まで(全 14 回) - 60 - 3.外部研修の受講状況について <平成27年度 外部研修受講状況(市外開催分)> 月 5月 6月 NO 8月 9月 10 月 1月 日 数 の べ 福知山市 3 1 3 2 京都労働局 福知山市 1 1 1 3 企業内人権啓発推進員研修会 京都府企業内人権問題セミナー 民間社会福祉施設長研修会 京都府 京都市 4 キャリアアップ研修(中堅職員) 全 3 回 京都府社会福祉協議会 京都市 1 1 1 3 1 3 5 京都府看護協会 京都市 1 2 2 京都府看護協会 与謝野町 1 1 1 7 喀痰吸引等京都府指導者養成研修 (第 1 号、第 2 号研修)指導看護師養成研修 2 回 喀痰吸引等京都府指導者養成研修 指導看護師フォローアップ研修 生涯研修介護福祉士初任者研修 全 3 日間 日本介護福祉士会 福知山市 8 福祉避難サポートリーダー養成研修 京都府中丹東保健所保健所 福知山市 9 福祉即戦力人材養成科講師養成研修会 府北部福祉人材確保事業 福知山市 10 看護職のためのユニットケア研修 日本ユニットケア推進センター 東京都 11 ユニットケア指導者養成研修 全 4 日間 日本ユニットケア推進センター 東京都 12 看取りサポートの人材養成研修 全 4 回 京都府看護協会 京都市 13 リスクコミュニケーション「食品と情報に関する講演会 京都府中丹広域振興局 綾部市 14 ユニットリーダー研修指導者研修修了予定者 勉強会 近畿ブロックユニットケア連絡会 京都市 2 1 2 2 1 1 1 1 3 1 1 1 4 4 1 1 6 1 2 2 4 4 1 1 福知山市 1 1 1 福知山民間社会福祉施設 連絡協議会 近畿ブロックユニットケア連絡会 福知山市 2 11 22 17 「福祉即戦力人材養成科」実習指導者向け研修 会 喀痰吸引等(不特定多数の者対象)1号2号研修 全 11 回 近畿ブロック ユニットリーダー勉強会 2 回 府北部福祉人材確保事業 四條畷市 18 近畿ブロック ユニットリーダー研修指導者勉強会 近畿ブロックユニットケア連絡会 京都市 19 度対人援助の基本姿勢・相談面接技術基礎セミナ 京都府社会福祉協議会 京都市 20 京都府高齢者虐待予防施設管理者研修 京都府 福知山市 21 介護・治療食セミナー・展示会・調理実習会 株式会社中庄本店 福知山市 22 歯科保健従事者研修会 京都府中丹東保健所 綾部市 23 生活機能向上研修「食支援Part」 24 京都府認知症介護実践者等養成研修 全 2 回 京都府 京都市 2 3 1 2 1 1 2 1 2 1 1 1 1 1 1 2 4 3 1 2 1 1 2 2 25 中丹地区看護職等の交流会看取りケア研修~ 1 級葬祭ディレクターに学ぶエンゼルケア~ 人とロボットが織りなす介護 ~介護ロボット・福祉機器の可能性に迫る~ 障害者雇用セミナー ~障害のある方の就労の実態に迫る~ 施設職員向け看取りケア研修 「さいごまで自分らしく生きる」を支えるために 第 72 回京都府社会福祉法人経営者セミナー 京都府看護協会 綾部市 3 1 3 近畿老人福祉施設協議会 大阪市 2 1 2 京都市就労移行支援事業 等ネットワーク形成推進事業 京都府 京都市 1 1 1 京都市 5 1 5 社会福祉法人経営者協議会 京都市 2 1 2 地域リハひといき庵 in 中丹 <地域リハビリテーション実践交流会> 福祉サービス苦情解決事業相談研修会 中丹東地域リハビリテーション 支援センター 京都府福祉サービス運営 適正化委員会 日本栄養士会近畿ブロック 綾部市 4 1 4 京都市 1 1 1 1 2 2 京都ボランティア協会 京都市 4 1 4 - 58 26 27 28 29 2月 人 数 京都府老人福祉施設協議会 16 12 月 場所 京都府老人福祉施設協議会新任職員研修会 15 11 月 主催者 1 6 7月 研修内容 30 31 32 ファーストステップ研修会 2 回 3月 33 ターミナルケアの心を知る その実践的事例を踏まえて - 33 受講者実人員 介護職員 看護職員 管理栄養士 事務・相談員 計 - 計 - スタッフ 14 5 2 8 29 6 3 1 0 10 サブチーフ 5 1 - - 6 - 61 - チーフ 2 - - 3 5 マネジャー 1 - 1 2 4 河内長野市 室長以上 - 1 - 3 4 95 <平成27年度 外部研修受講状況(舞鶴市内開催分)> 月 4月 NO 日数 のべ 1 普通救命講習 研修内容 舞鶴市消防本部 主催者 人数 8 1 8 2 介護認定調査員初任者研修 舞鶴市 3 1 3 5月 3 介護予防事業従事者向け研修会 舞鶴市 3 1 3 6月 4 感染症予防対策研修会 京都府中丹東保健所 1 1 1 7月 5 キャリアアップ研修(初任者) 京都府社会福祉協議会 5 3 15 8月 6 特定給食施設等従事者講習会 京都府中丹東保健所 1 1 1 10 月 7 京都府北部障害者雇用促進セミナー 京都労働局 1 1 1 11 月 8 北部 CDE の会 講習会 京都北部 CDE の会 1 1 1 1月 9 施設長・管理者の感染症リスクマネジメント」 府老協中丹東ブロック 3 1 3 10 健康保険・年金委員合同研修会 舞鶴年金事務所 2 1 2 11 舞鶴市 2 1 2 12 ワーク・ライフ・バランス推進セミナー ~イクボスのすすめ~ 労務管理研修会 京都労働基準協会舞鶴支部 1 1 1 13 北部 CDE の会「基礎から学ぶ糖尿病」 京都北部 CDE の会 1 1 1 14 ケアマネジャー等研修会 アセスメントの必要性 舞鶴市 7 1 7 2月 3月 14 受講者実人員 介護職員 看護職員 管理栄養士 事務・相談員 計 39 計 準職員 13 2 2 8 25 3 0 - - 3 スタッフ 6 1 1 1 9 サブチーフ 1 0 - - 1 チーフ 1 - - 3 4 マネジャー 2 - 1 2 5 49 室長以上 - 1 - 2 3 <視察研修> 平成 27 年 7 月 31 日 一般社団法人全国ノーリフト施設協議会全国大会(愛知県春日井市) 施設長、福井室長(衛生管理者) 、仲井室長(衛生管理者) 、河田チーフ(衛生管理者) 桐本チーフ(衛生委員) 、仲間チーフ 4.外部研修への講師派遣の状況 <出講> 施設長 淡路 由紀子 6月 1日 10 月 2 日 6 月 29 日 医務室長 仲井 なるみ 生活相談室長 福井 芳 特養マネジャー 吉田 千草 生活相談室チーフ 桐本 直樹 特養チーフ 芝田 まどか 特養サブチーフ 佐藤 奈津美 特養サブチーフ 倉内 実津枝 介護・福祉進路指導セミナー 京都府/きょうと介護・福祉ジョブネット 福祉即戦力人材養成科初任者研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 度喀痰吸引等京都府指導者養成研修 公益社団法人京都府看護協会 10 月 13 日 福祉即戦力人材養成科初任者研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 11 月 9 日 福祉即戦力人材養成科初任者研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 1月 7日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 1 月 15 日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 1 月 18 日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 1 月 27 日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 12 月 22 日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 2月 2日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 1 月 20 日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 1 月 28 日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 1 月 29 日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 2月 3日 福祉即戦力人材養成科地域研修 京都府北部福祉人材確保事業事務局 - 62 - <実践発表> 施設長 淡路 由紀子 10 月 24 日 医務室長 仲井 なるみ 2 月 10 日 特養チーフ 仲間 重貴 3 月 16 日 一般財団法人たんぽぽの家主催 ケアとソリューソン 大阪フォーラム ケアとテクノロジー テクノロジーから生まれる愛と哀しみ(大阪市) 人と人とをもっと近づけるロボットメディア ●「テレノイドくんのこと」 ~仕掛けのないしかけ~ 中丹東地域リハビリテーション支援センター主催 2015 地域リハひといき庵 in 中丹<地域リハビリテーション実践交流会>(綾部市) ●「わが家の嚥下リハ」 ~特養と地域包括ケア~ 一般社団法人日本ユニットケア推進センター ユニットケア研修フォーラム 2016「学び・実践・新たな挑戦」 (横浜市) ユニットケア×ユニットリーダーの役割と期待 ●「なんで私ばっかり!」~トホホなリーダーからの脱皮 5.実習生・研修生等の受け入れについて ~ユニットリーダー研修の実地研修生の受入れ ~ 一般社団法人/日本ユニットケア推進センターが都道府県の委託を受けて実施するユニット リーダー研修の実地研修施設として、全国から60名の研修生のユニット実習を実施した。 また、25 年度から毎年 1 名がユニットリーダー研修指導者養成研修を修了し、現在、3 名が ユニットリーダー研修の座学の指導者として出講している。 <平成 27 年度の受入れ状況> 前期 6 月 1 日~ 6 月 5 日 6 月 8 日~ 6 月 12 日 6 月 15 日~ 6 月 19 日 6 月 22 日~ 6 月 26 日 9 月 14 日~ 9 月 18 日 9 月 28 日~10 月 2 日 年度 実習生 平成 25 年度 120 名 5名 5名 5名 5名 5名 5名 30 名 平成 26 年度 100 名 後期 12 月 21 日~12 月 25 日 1 月 11 日~ 1 月 15 日 1 月 18 日~ 1 月 22 日 2 月 1 日~ 2 月 5 日 2 月 8 日~ 2 月 12 日 2 月 15 日~ 2 月 19 日 平成 27 年度 60 名 5名 5名 5名 5名 5名 5名 30 名 合計 280 名 ~その他の研修生の受け入れ~ 講師として職員を派遣した京都府北部人材確保事業/福祉即戦力人材養成科実習の実習生 2 名の 受入れを実施。 12 月2日~12 月11日 2名 <施設見学の受入れ> 社会福祉法人 大阪府社会福祉事業団 特別養護老人ホームすごうの郷/大阪府堺市 平成27年6月29日(月) 準備室室長・生活相談員・介護職員3名 舞鶴市城南民生児童委員協議会 平成27年9月25日(金) 民生児童委員22名 平成27年11月18日(水) 老施協役員・介護職員20名 平成27年11月21日(土) 家族の会 17名 福井県老人福祉施設協議会 地域密着・ユニット部会 社会福祉法人 敬仁会 特別養護老人ホーム 第2渓山荘/敦賀市 - 63 - - 64 - 地域貢献事業について - 65 - 1.健康♪運動♪サークル 毎週木曜日 10:30~11:30 23年4月から体調改善運動インストラクターの松岡由美子さんに 講師を依頼し、施設内交流室を会場として提供し、開催している。 参加者からは、つまずきが改善した、身体を動かすのが楽しい、定 期的に整体へ行くことがなくなった等の声があった。 参加登録者人数は、新規登録が15名あり合計57名となった。ま た、入居者、ご利用者のご家族など池内地域以外からも参加をしてい ただいている。 開催45回 参加者のべ1,135名(1回あたりの参加 平均25名) 2.池内小学校区地域放課後児童クラブ(舞鶴市放課後児童健全育成事業) 22年度から池内地域放課後児童クラブの開設場所 として、1階ホールにある地域交流スペースの一部を 池内子育て支援協議会に提供している。舞鶴市、池内 地域から4年間の使用を経て借用期間延長の申し出が あり、26年度~27年度の2年間も引き続き 1 階ホ ールで開設した。 28年度以後の使用については、京都府、舞鶴市、 池内子育て支援協議会と協議し、平成28年3月24 日付けで、近畿厚生局に転用許可をいただいている。 3.ぐれいす村のみんなのお勉強会 27 年度から、地域支援事業として、誰でも参加できる講座を開催 紙おむつの選び方・使い方のコツ 7月25日 講師: (株)リヴドゥコーポレーション リフレサポーター 遠藤美津子さん 施設と在宅ではおむつの使い方が違うかも。 基本的な選び方を学びながら、 それぞれの悩みにあった使い方を学ぶ。 受講者:8名(一般2名・デイ利用者1名・職員5名) - 66 - タクティールケア体験講座 8月28日 講師:(株)スウェーデン福祉研究所 上坂 勝芳先生 私たちの手足を使って、相手の背中や足を「押す」のではなく、柔らかく包み込むように触 れるスウェーデン発祥のタッチケア。気持ちが伝わるケアをして保健・福祉・医療の現場で活 かされています。 どんなものなのか、なれない手つきで、でも気持ちを込めて触れてみました。不安げな手つ きも緊張した手つきも伝わりました。 受講者:33名(一般8名・職員25名) がんばらない運動 3月4日・18日 講師:体調改善運動インストラクター リトモスオフィシャルトレーナー 松岡由美子さん 日々頑張っているからだとゆっくり向き合う時間をも ってもらいました。ハードな運動はちょっと・・と敬遠 される方に、脱力してさすることがこんなにも身体を軽 くするのかと実感してもらえたらうれしいです。 受講者:32名(一般19名・職員13名) 4.高齢者涼やかスポット設置事業(京都府補助事業) 高齢者等の電力弱者が節電で冷房を抑制して熱中症になることを防ぐため、冷房 設備のある施設を開放したり、その施設でイベントを開催したりする京都府の「高 齢者涼やかスポット」を 27 年度も実施。7~9 月末まで施設を開放。 - 67 - - 68 - 法人運営について - 69 - 1.理事会・評議会の開催について 第 40 回評議員会 第 46 回理事会 内 退職金制度の変更について 第 2 号議案 給与規程の改定(案)について 第 1 号議案 退職金制度の変更について 第 2 号議案 給与規程の改定(案)について 20 時 30 分 平成 27 年 5 月 20 日(水) 13 時 00 分 第 41 回評議員会 平成 27 年 5 月 25 日(月) 19 時 00 分 第 3 号議案 平成 26 年度事業報告(案)及び決算報告 (案)について 第 47 回理事会 平成 27 年 5 月 25 日(月) 20 時 30 分 第 3 号議案 平成 26 年度事業報告(案)及び決算報告 (案)について 第 42 回評議員会 平成 27 年 9 月 21 日(月) 10 時 00 分 第 4 号議案 就業規則の一部変更(案)について 第 48 回理事会 平成 27 年 9 月 21 日(月) 10 時 30 分 第 4 号議案 就業規則の一部変更(案)について 平成 27 年 11 月 2 日(月) 16 時 00 分 部 監 平成 27 年 4 月 27 日(月) 第 1 号議案 20 時 00 分 査 内 部 平成 27 年 4 月 27 日(月) 監 査 第 43 回評議員会 第 49 回理事会 第 44 回評議員会 第 50 回理事会 平成 27 年 11 月 11 日(水) 平成 27 年 11 月 11 日(水) 平成 27 年 12 月 2 日(水) 平成 27 年 12 月 2 日(水) 19 時 00 分 20 時 40 分 19 時 00 分 平成 26 年度の決算書類及び事業内容について 平成 27 年度上半期(4~9 月)の経理及び事業の実施状 況について 第 5 号議案 平成 27 年度上半期決算及び内部監査実 施報告について 第 6 号議案 浴槽の改修について 第 7 号議案 平成 27 年度第1次補正予算(案)につ いて 第 5 号議案 平成 27 年度上半期決算及び内部監査実 施報告について 第 6 号議案 浴槽の改修について 第 7 号議案 平成 27 年度第1次補正予算(案)につ いて 第 8 号議案 任期満了に伴う役員の選任について 第 9 号議案 個人番号及び特定個人情報取扱い規程 の制定(案)について 第 10 号議案 就業規則の一部改正(案)について 第 8 号議案 役員の改選に伴う理事長の互選につい て 第 9 号議案 任期満了に伴う役員の選任について 第 10 号議案 個人番号及び特定個人情報取扱い規程 の制定(案)について 第 11 号議案 就業規則の一部改正(案)について 20 時 00 分 第 45 回評議員会 平成 28 年 3 月 30 日(水) 19 時 00 分 第 11 号議案 平成28年度予算(案)及び事業計画 (案)について 第 51 回理事会 平成 28 年 3 月 30 日(水) 20 時 20 分 第 12 号議案 平成28年度予算(案)及び事業計画 (案)について - 70 - 2.寄附金について 寄附金総額 寄附目的 役員、嘱託医 974,190 ご利用者家族・ ご利用者 法人運営 3 名(45,000 円) 施設運営 1 名(10,000 円) 入 居 1 名(10,000 円) 退 居 6 名(630,000 円) 夏 祭 り 1 名(20,000 円) 6 名(36,000 円) 敬 老 会 1 名(10,000 円) 3 名(15,000 円) 開設 10 周年記念 計 14 名(725,000 円) 円 取引業者 ボランティア他 2 名、1 団体 (82,110 円) 2 名(50,000 円) 5 名(56,080 円) 1 社(5,000 円) 1 団体 (5,000 円) 16 名(157,080 円) 1 社(5,000 円) 2 名、2 団体 (87,110 円) - 71 - 特別養護老人ホーム グレイスヴィルまいづる 〒624-0806 舞鶴市字布敷小字中島52-1 TEL 0773-75-7121 - 72 -
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