2015年ゴルフウェア販売動向

2016年3月8日(火)
Press Release
GfKジャパン
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2015年ゴルフウェア販売動向
GfK ジャパン(東京:中野区)は、ゴルフ用品専門店、総合スポーツ店、インターネット通販におけるゴルフウェアの販
※
売動向を発表した。
【概要】
・2015年のゴルフウェア販売金額は前年比1%増と堅調に推移。ミドラー、シャツがけん引。
【2015年ゴルフウェア販売は微増に転じる】
2015年のゴルフウェア販売は、金額前年比1%増となった。ゴ
ルフギア販売が、金額前年比2%減とクラブの販売不調により
マイナス成長であったことを考えると、ウェア販売は堅調であった
といえる。シャツ、ロングパンツ、レインウェアの平均単価上昇によ
り、2015年のウェア全体の平均価格は前年から3%上昇した。
月別販売動向をみると、春夏商戦の4月、5月は気温が平
年より高かったことや大型連休の好影響もあり、販売はここ3年
で最も高水準であった。特に、春夏のメイン商材であるシャツ・
ボトムスが好調に推移した。一方で、6月、7月は雨や冷夏の
影響で苦戦した。秋冬商戦では、冬物衣料の動き出しが早く
、10月はプラス成長となった。特にアウター、ミドラーの販売が伸
長した。一方で、11月、12月はアウターや機能性インナーなど
の防寒衣類の販売が暖冬により伸び悩み、マイナス成長となっ
た。
【ミドラー、シャツ、レインウェアの販売が好調】
服種別にみると、帽子類・ベルト・ソックスといったアクセサリー
類の販売は総じて安定していたが、アパレルではアイテムによっ
て好不調が大きく分かれた(図2)。アウターは販売のメインシー
ズンである1月の悪天候と11月、12月の暖冬が影響し、金額
前年比5%減となった。その一方、ミドラーはメンズ、レディスとも
に好調で、同6%増となった。シャツは販売数量は前年並みで
あったが、4,000円以下の低価格商品の販売減少により平均
価格が5%上昇し、同5%増となった。アンダーウェア・インナーは
冷夏暖冬の影響が機能性インナーの販売に響き同13%減と
縮小傾向が続いた。また、ボトムス類を見ると、ロングパンツは
同1%減となるも、レディスに絞ると同9%増と好調だった。一方
で、レディスの商品割合が多いショートパンツ・スカートは同5%
減となった。レインウェアでは、平均価格が12,100円と前年から
9%上昇したため、販売数量では前年を下回ったが、販売金
額は同3%増となった。2016年立ち上がりは、ミドラー・シャツ・
アンダーウェアがけん引し、同3%増となっており、これから本格
化する春夏商戦の動向が注目される。
図1. ゴルフウェア の月別販売金額推移
※2013年1月の販売金額を「100」として指数化
2013年
2014年
2015年
150
125
100
75
50
25
図2. 服種別 販売金額前年比
アウター
ミドラー
-5%
6%
5%
-13%
-1%
-5%
3%
-3%
アンダー・イン
ナー
ロングパンツ
ショートパンツ
・スカート
レインウェア
帽子類
0%
0%
-15% -10% -5% 0%
シャツ
ベルト
5% 10% 15%
ソックス
※ ゴルフ用品専門店、総合スポーツ店、インターネット通販における販売実績に基づく推計データ(プライベートブランド商品を除く)。百貨店、直営店は含まない。
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広報グループ 茶野 絢子
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