決算概要 - 千代田化工建設株式会社

2002年3月期
決算概要
- 計画どおり順調に進捗 -
2002年5月24日
千代田化工建設株式会社
1. 業績概要(連結P/L)
4期ぶりに
期ぶりに2,000億円台を回復
億円台を回復
期ぶりに
単位:億円
増減
中間決算発表時
2002/3予想
2,179 *2
785
2,000 *2
1,642
2,461
818
-
売上高
1,286
1,415
128
1,400
営業利益
▲ 138
▲ 51
86
▲ 50
経常利益 *1
▲ 133
▲ 33
99
▲ 45
▲ 46
1
47
0
2001/3
2002/3
受注高
1,394
受注残高
当期利益
*1 海外グループ企業からの持分利益配当を含む
*2 単体では1,834億円(期首予想1,500億円、中間期予想1,800億円)
・ 受注は前期比56%増
4期ぶりに2,000億円台を回復し好調
・ 01/3期までの受注低迷が響き、
売上高は未だ10%の増加に止まる
好調な受注は03/3期以降に反映
・ 営業損失はほぼ計画通りで着地したが、
経常損失は計画比改善
・ 当期利益はトントン
2. 業績概要(連結B/S)
単位:億円
2001/3
2002/3
2001/3
増減
1,101
1,023
▲ 78
現金及び預金
339
405
66
営業資産三勘定
651
515
その他流動資産
111
270
流動資産
固定資産
1,009
▲69
短期借入金
260
175
▲85
▲ 136
営業負債三勘定
727
741
14
104
▲7
その他流動負債
92
94
2
270
1
固定負債 等
142
134
▲8
長期借入金
113
107
▲7
28
27
▲1
150
151
1
1,370
1,293
▲ 77
資本
1,370
増減
1,078
流動負債
その他固定負債 等
資産
2002/3
1,293
▲ 77
負債・資本 等
前期比
営業資産三勘定 = 受取手形+完成工事未収入金+未成工事支出金 = 515 (136減)
営業負債三勘定 = 支払手形+工事未払金+未成工事受入金
有利子負債
= 短期 175+長期 107 = 281
= 741 ( 14増)
運転資金収支
計150億円改善
・ 総資産の減少は、主に工事代金の回収が
スムーズに進んだため
・ 運転資金収支の改善150億円を実現
・ 有利子負債は91億円圧縮し、281億円へ
98/3期の4分の1以下の水準
・ 現預金は405億円となり、純借入はゼロ
・ 株主資本比率は11.7%へ改善(前期11.0%)
・ デットエクイティレシオは1.86倍に改善(前期2.48倍)
3. 好調な受注(連結)
億円
2,800
3,000
2,500
2,000
単体では1,800億円
億円
単体では
2,461
1,476
2,179
1,642
1,500
1,394
1,020
1,280
583
1,000
306
500
713
811
899
00/3
01/3
02/3
2,200
1,600
LNG・海外部門
国内・産業設備部門
受注残高
600
0
03/3予想
【2002年3月期の主な受注工事】
LNG・海外部門
国内・産業設備部門
200億円以上
エチレンプラント(サウジアラビア)*
LNGプラント増設工事(カタール)*
200億円未満
軽油超深度脱硫対策工事(興亜石油)
肥料プラント(イラン)*
冷却水供給システム建設工事(カタール)* 製剤工場(味の素ファルマ)
空港施設関連工事
LNGプラント増強工事(カタール)*
エポキシプラント(中国)
* アライアンスおよびJVによる受注(金額は当社分)
・ 4期ぶりに連結2,000億円台を回復し、好調
・ 03/3期も同水準の連結2,200億円(単体1,800億円)を予想
【国内市場】 当社得意分野は堅調
LNG受入基地
医薬品工場
環境対応投資
【海外市場】 原油高を反映、中東を中心に回復基調
・ LNG発電への燃料転換
・ 天然ガス原料
LNG関連案件
エチレンなど石化案件
【当社努力】
・ 営業基盤をもつ顧客・国に対する受注強化
・ アライアンス戦略
・ 価格競争力向上
4. 2003年3月期業績予想(連結)
単位:億円
2002/3
2003/3予想
受注高
2,179
2,200
21
受注残高
2,461
2,800
339
売上高
1,415
1,800
385
営業利益
▲ 51
17
68
経常利益
▲ 33
20
53
当期利益
1
5
4
増減
・ 02/3期からの受注を反映し、売上高は27%増の1,800億円へ
・ 営業、経常共黒字転換(連単共)