「屋外体育施設のルール」 2011年の規則変更点

「屋外体育施設のルール」 2011年の規則変更点について
凡例;
2011年変更点・・・青色
2009年変更点・・・赤色
17.
17. 馬 術
術
共通事項 「障害飛越競技」は全て「障害馬術競技」に変更になっています。(日本馬術連盟競技会規則)
P233 5行
障害馬術にクロスカントリー競技を加えた
P233 18~19行
競技は60m×20mの長方形のアリーナ(競技用馬場)内で行う。
※日本馬術連盟が主催する競技会は 40m×20mで行うこともできる
30cmの馬場柵は観客から10m以上の距離が必要である。
P235 13行
国体では、施設の関係によりクロスカントリー競技は、実施せず馬場馬術と障害馬術によって
競技している。
P237 1行
対角線あるいは長蹄跡での高低差は、いかなる場合も60cm以内、短蹄跡ではいかなる場合も
0.2m以内とする。
P237 3~4行
削除 ⇒競技場は、オリンピック競技会・・・・・行ってもよい。
P237 5行
上記の測定値は、アリーナ・フェンスの内側を測定した値とし、このフェンスは観客から少なくとも
10m以上の距離をおいて設置する必要がある。競技が屋内で行われる場合、アリーナは原則
として壁から2m以上離れていなければならない。アリーナ・フェンスそのものは高さ約30cm
の低い白色のフェンスで構築するものとする。入場口の広さは2m以上なければならない。
フェンスのレール部分は馬の蹄が踏み込んで抜けなくならないよう配慮したものであること。
P237 10行
3)アリーナ・フェンスの外側に設置する標記は、フェンスから50cmほど離して明確に表示すること
とする。フェンス自体にも該当標記と同じ高さに印を付すことが義務づけられる。
P237 12~16行
削除 ⇒4)全長のわたる・・・・・はき目をつけるとよい。
P237 17~21行
5) 3名の審判員を短蹄跡に沿って配置しなければならず、屋外競技ではアリーナから3m以上
、5m以内の離れた位置とするが、屋内競技の場合は2m以上離すことが望ましい。
C地点審判員は中央線の延長線上に、またその他の2名(M地点H地点)は長蹄跡の延長線上
より内側へ2.5mのいちに配置する。サイドの審判員2名(B地点とE地点)は各々のB地点、
E地点でアリーナから3m以上、5m以内の離れた位置に配置するが、屋内競技では2m以上
離すことが望ましい。審判員が3名の場合は、1名が長蹄跡側に座るべきである。
馬場馬術規程の第437条を参照。
P237 24~29行
削除 ⇒世界選手権とオリンピック競技の場合は、・・・・・競技場審判団が決定する。
P237 30行
・・・・ 競技会の最初の競技の2日前から 競技者が自由に使用できるよう ・・・・
P238 18~29行
②通常障害物数は12~16個で、14~20位の飛び越し数であって、さらに第一障害物と最終
障害の後ろに、おおむね6~15mの余地が取れる広さが必要である。
③屋外アリーナは短辺が50m以上で4000m2以上の広さがなければならない。また、屋内アリ
ーナは短辺が20m以上で1200m2以上の広さがなければならない。
FEI(国際馬術連盟)障害部門は,この規則に関する例外を認める場合がある。
※国内競技会によっては室内アリーナの広さを800m2以上との記載もある。
④スタートラインは第一障害物より6m以上15m以下のところになくてはならない。
フィニッシュラインは最終障害物より6m以上15m以下のところになくてはならない。
スタート/フィニッシュライン両方とも全面赤の標識が右側、全面白の標識が左側に置かれなけ
ればならない。スタート/フィニッシュともに、「S」(=スタート)と「F」(フィニッシュ)の文字の書
いたマーカーも設置しなければならない。
P239 1行
削除 ⇒障害物には、・・・・大別される。
P239 6~15行
削除 ⇒①自然障害・・・・③置き障害・・・・なければならない。
P239 27行
削除 ⇒ 「水濠障害は・・・・障害を設けてはならない」
追記 ⇒ 水濠の奥行きは2.50m以上とし、飛越し幅が3.20mを超える場合は掘り下げる必要
がある。踏み切り側には40cm以上50cm以内の踏み切り(生垣、小さい壁)を
設置しなければならない。
P240 6行
追記 ⇒ 水濠障害着地側の限界を示す標旗のポールは、裂けたり割れたりせず、またこれ
に当ったときには、曲がるような素材で作る必要がある。標旗には尖った先端や
角があってはならない。
P240 7~15行
3)練習用馬場
良好なトレーニング条件を満たすのに十分な広さを持つ練習用馬場を最低一箇所設け、少な
くとも垂直障害一個と幅障害一個を用意することが望ましい。
(11~13行 削除)
練習馬場で使用される障害は、幅1.4m、高さ1.6m以内の幅障害あるいは、高さ1.4m以内の
垂直障害とし、必ず赤と白の標旗を設置しなければならない。番号はつけない。
P241 記載の障害例の絵図のうち
C)幅障害物の例 に記載の寸法に関する記述を削除
e )ハイジャンプ記録用の障害例
P242 絵図の見出し f )ロング・ジャンプ用の水濠障害例
P242~245 総合馬術競技場
②クロスカントリー競技場、③障害馬術競技場については、競技のクラスや、付帯して設置す
る障害物の難易度などについてのFEI総合馬術競技会規定」が変更されているため、規定を
参照してください。
第530条、531条、536条、537条、付表2、3a、3b、4
P247 5行
P248 (国民体育大会開催基準要綱細則より)
種 類
寸 法
本 馬 場
90m×50m
障害馬場
70m×50m
丸 馬 場
直径15m
練習馬場
80m×50m
障害練習場
見取り図 削除
施設数
1 面
1 面
2 面
1 面
2 面
P249 5.その他
国民体育大会開催基準
<基準>
障害馬術競技場1面 70m×50m(楕円形でも可)、別途ダービーコースを隣接する。
障害練習場2面(うち1面は競技場隣接)
馬場馬術競技場1面 90m×50m
馬場馬術練習場2面(うち1面は隣接)
厩舎227馬房(1馬房3m×3m)
隔離厩舎2馬房(1馬房4m×4m)
ホースマネージャー宿舎47名収容(各県1名男女別)
<摘要>
各施設は仮設並びにリースでもよい。
6.参考文献
「馬術」
「馬事公苑のご案内」
「最新スポーツ大辞典」
「日本馬術競技会規定」 第21版
「馬場馬術競技会規定」 第24版
「障害馬術競技会規定」 第23版
「総合馬術競技会規定」 第23版
「国民体育大会開催基準要綱詳細」
第71回国民体育大会 競技施設基準
(社)日本馬術連盟
日本中央競馬会
日本体育協会 監修
(社)日本馬術連盟
(社)日本馬術連盟
2011年1月1日FEI施行
(社)日本馬術連盟
2009年1月1日FEI施行
(社)日本馬術連盟
2009年1月1日FEI施行
2009年1月と4月修正
日本体育協会 (平成21年3月30日)
第71回国民体育大会 岩手県準備委員会
平成20年7月23日 第2回常任委員会決定
平成22年3月29日 第8回常任委員会一部改定
P 2 36
2 .馬場の寸法及び規格
(1 )馬場馬術の競技場及び練習場
輪乗 り調整馬場
(直径1 5m以上 )
慣 ら し馬場
(幅約3m )
馬場柵 (高 さ約30 cm )
6 m
入口 A
F
12 m
K
12 m
標示板
P
V
B
E
12 m
60 m
サイ ト ゙シ ゙ャッシ ゙
(小舎又は台座 )
中央線
観客席
S
M
H
3- 5 m
6 m
12 m
R
外周運動区域
審判員
審判長
審判員
2.5m
2.5m
3- 5 m
3- 5 m
1)オリンピック大会、地域大会、選手権、他の全ての国際競技会では、技術代表、外国人審判、
10m
10m
または競技場審判団長による、アリーナの点検と承認が必要である。
10 m 以上
2)馬場は平坦で水平な場所に設ける。競技場は長さ60m、幅20m とする。
(日本馬術連盟が主催する競技会では長さ40m、幅20mで行なうこともできる)