小倉昌和さん

人生は、楽しく!
そして、夢をもってほしい。
旅は、﹁食﹂
小倉さんの旅の原点は、家族旅行でした。毎年、
家族でいく旅行が楽しみだったそうです。家族
で一年間、貯金箱にお金を貯めて。たくさん貯
まったら遠くへ、少なかったら近くへ。行き先
は、一年間どれだけ家族でがんばり次第だった
そうです。
高校卒業後は、一人で九州へ。九州では、ペン
ションに2ヶ月くらい働き、それから、次は、﹁日
小倉 昌和さん
「(株)ライオンズ旅行企画」代表取締役
東近江市の音楽イベント
「びわこジャズフェスティバル」事務局長
に﹁日本語観光案内所﹂の文字が。そこで、
観光案内所に行き﹁仕事ください!﹂と門を
叩いたのがきっかけだったそうです。そこで、
お客さんとの触れ合いながら、観光案内をし
ている内に﹁こんな仕事をしてみたい﹂と今
の仕事を始めるきっかけになったそうです。
音楽でまちをいっぱいにしたい・・・。
昔から音楽がすきだったこともあるのですが、
アメリカで見た街並みがきっかけだったそう
です。
アメリカでは、まちのどこでも音楽が流れて
います。、そんな町で過ごしている中で、﹁自
分のまちも音楽でいっぱいにしたい﹂という
気持ちが湧いてきたそうです。そこから始まっ
た、﹁びわこジャズフェスティバル﹂一年に一
度東近江市に音楽が溢れます。今後は、イベ
ントだけでなく、普段から音楽を聞くことが
できるお店を増やしていきたいとのことです。
んね。
出会いは、一生モノの宝なのかもしれませ
旅は、人に出会いや思いを運んでくれる。
旅行先では、そのまちの歴史を感じ、そのま
めてその町を知ることができる。﹂と。小倉さ
いといけない。住んでいる人と関わってはじ
からこそ、そこに住んでいる人と触れ合わな
の様子は変わる。それを知るのが楽しい。だ
に住んでいる人の性質、性格によってもまち
によってまちは作られている。そして、そこ
﹁それぞれのまちに歴史があるので、その歴史
てくれました。
ない風景や歴史を感じるのが好きだ﹂と語っ
楽しいがそれだけではなく、そのまちにしか
﹁旅行に行った先で、様々な観光地を巡るのも
ださいました。
てほしい。という思いを力強くお話してく
つお父さん。若い人には、夢を持って生き
小倉さん自身も今年中学生のお子さんをも
ていることがある。﹂
たものが手伝っている内に自分の夢になっ
夢は、連鎖されるもの。自分の夢じゃなかっ
を持っている人を全力で応援してほしい。
い。でも現在、夢を持っていない人は、夢
に思う。それから、夢をもって生きて欲し
自分にとって良いことに導いてくれたよう
﹁迷ったら難しい方を選びなさい。それが、
20歳を迎えたみなさんへ
レポーター 森下
ん自身も旅行先で様々な人に出会い、助けて
中で、自分が成長した部分もあるそうです。
もらった経験があるそうです。その出会いの
さいました。
ちを知ることが楽しみの一つだと教えてくだ
20 歳頃の写真
本の端へ行こう!!﹂と思いつき﹁沖縄﹂﹁北
海道﹂と書いたペンをコロコロ。そのペンが示
した先は、﹁北海道﹂でした。
九州や北海道で感じたのは、地元には、地元の
味があるということ。旅の魅力は、やっぱり
﹁食﹂。その土地で味わうからこそおいしいもの
がたくさんある。それを感じるのが、旅の醍醐
味でもあるのでしょうね。
かばん一つで、ヨーロッパ。そしてアメリカへ。
初めは、﹁アルプスの少女 ハイジ﹂が好きで
スイスへ。それから、西部劇のアニメに憧れて
いたのでアメリカ!という気持ちで、飛行機に
乗りました。
スイスでは、今の仕事の原点である日本人向け
の観光案内のバイトをしていたそうです。ここ
のバイトも偶然で、ふと目にしたガイドブック
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