保健便り 12 月号 太田一高 保健室 東の空にオリオン座がきれいに見えます。いよいよ冬本番の の到来です。 これからは冬も深まり、気温が下がって空気が乾燥してくると、かぜやインフルエンザ が流行しやすい環境になります。喉の痛み・咳が出るという生徒も多くなりました。 基本的な生活習慣をすることが一番ですが、調子の悪い時は、たっぷり休養をとることも 大事なことですね。 今年も残りわずかとなりました。1日は24時間、計画を立てて時間配分を考えて行動し てほしいと思います。3年生は、それぞれの進路実現に向かって、頑張ってください。 いよいよシーズン到来 でも 私たちは、インフルエンザの流行にはのりません この冬のインフルエンザの流行シーズンに備え、厚生労働省は、「今冬の インフルエンザ総合対策」を取りまとめ、国や地方自治体が対策に取り組む とともに、広く国民にインフルエンザ対策を呼びかけることとしています。 <具体的対策> (1)専用ホームページ「今冬のインフルエンザ総合対策」を開設しています (専用ページ)http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html (2)インフルエンザ予防啓発ポスターを作成し、電子媒体形式で提供しています (3)流行シーズンに寄せられる質問項目の中で、頻度の高いものを整理し、 これらをQ&Aにまとめ、インフルエンザQ&Aの作成・公表等を行っています (4)流行状況の提供をしています ★ 予防接種について インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度おさえる効果や、かかっても重症にな るのを防ぐのに一定の効果が期待できます。 高校生は1回の接種でOKです。早めに接種しましょう。 ○ 咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。 マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむ けて1m以上離れましょう。 ○ 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。 ○ 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。 太田一高生のための(読んで得する) おはなし 12月1日 世界エイズデー 世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)は、世界レベルでのエイズのまん延 防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が 1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行わ れています。 この“レッドリボン”がエイズのために使われ始めたのは、アメリカでエイズが社会的な問 題となってきた1980年代の終わりごろでした。このころ、演劇や音楽などで活動するニュー ヨークのアーティスト達にもエイズが広がりエイズに倒れて死亡するアーティスト達が増えて いきました。そうした仲間達に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意 志を示すため「赤いリボン」をシンボルにした運動が始まりました。 健康教育講座 「がん教育」 11月27日 1年生対象 先月の行事ではありますが、内容を一部掲載します。 茨城県では、「平成27年度がん教育講演会」の実施を行い、今年度は本校での実施となりま した。1年生対象の「健康教育講座」の中で取りあげました。 <受講した生徒の感想> ・ 日本人の2人に1人ががんになると知って驚きました。身近にもがんにかかっている人 がいます。この数字は他人事ではないと思います。でもそんなこと言われたってどうし ようもないのかな・・・と思っていました。しかし今日の講義を聴いて、タバコは吸わ ない、食生活を見直す、お酒を飲み過ぎない、適正体重を保つ、こういった生活習慣に 気をつけることでかなり予防できることがわかりました。これは家族と話してみたいと 思いました。また大人になったら検診を定期的にして、早期発見・早期治療ができるよ うにしたいです。 ・誰ががんになってもおかしくない病気だと今までより強く感じました。 ・がん 死ぬというイメージがあったが、治療できる、治ることもあるということが わかったので、早期発見・検診の大切さが良くわかった ・最近乳がんにかかったタレントさんがいるので、興味をもってこの講座を聞いた。女性 がかかる一番多いがんだと知って、検診や生活習慣の大切さを感じた。
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