保健だより12月 - 名古屋市立富田高等学校

インフルエンザ流行の季節です
暖房器具の使用で部屋の空気が乾燥し、水の冷たさから手を洗いたくない人が増え始める季節
名古屋市立富田高校 保健室 28年12月
ですが、インフルエンザウイルスが活動するには最適な季節です。
すっかり寒くなり、防寒具が手放せなくなりましたね。
体調を崩している人はいませんか。今年も残り1ヶ月となりました。
感染経路1 飛沫感染
一日一日を大切に、2016年を元気に締めくくりましょう。
インフルエンザに感染した人が、せきやくしゃみをすると、ウイルスを含
んだ飛沫が周りに拡散します。
12月1日は、『世界エイズデー』
せきやくしゃみの飛沫は、約2~3m飛び散ります。体調が悪いときには、
『世界エイズデー』とは、世界レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見
人が多く集まる場所に外出するのはなるべく控えましょう。
の解消を目的に、世界保健機関(WHO)が、1988年に制定したものです。
12月1日の『世界エイズデー』をきっかけに、エイズについて考えてみましょう。
レッドリボン(赤いリボン)の由来
“レッドリボン(赤いリボン)
”は、もともとヨーロッパに古くから伝承
される風習のひとつで、病気や事故で人生を全うできなかった人々への追
悼の気持ちを表すものでした。
この“レッドリボン”がエイズのために使われ始めたのは、アメリカで
エイズが社会的な問題となってきた 1980 年代の終わりごろでした。このころ、演劇や音楽など
感染経路2 接触感染
インフルエンザに感染した人がせきやくしゃみをしたときに、口を覆った
り、鼻をぬぐったりした手にはウイルスが付着します。
ウイルスの付いた手で触れた場所にはウイルスが付着し、その場所に触
れた別の人がその手で、鼻の粘膜に触れることで感染します。
不特定多数の人が触れる場所を触った時には、手で顔を触れないよう
にし、こまめに手洗いうがいをしましょう。
で活動するニューヨークのアーティスト達にもエイズがひろがり、エイズに倒れて死亡するアー
ティスト達が増えていきました。そうした仲間達に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々へ
感染
の理解と支援の意思を示すため、“赤いリボン”をシンボルにした運動が始まりました。
この運動は、その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として
発展し、UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。
体を温める飲み物
レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生
しょうが湯
ほうじ茶
きる人々を差別しないというメッセージです。
紅茶
烏龍茶
差別・偏見をなくすために正しい知識を
しょうが湯
黒豆茶
ることは出来ますが、体の外に出ると、感染力をなくします。
例えば、お風呂やプール、汗、飲み物や食べ物、蚊に刺される等では感染はしません。
正しい知識と理 解をし
て、『エイズ』への差別、
偏見をなくしましょう。
材料
等
・お湯
180cc ・すりおろし生姜(チューブ)小さじ1
・蜂蜜小さじ3~4
作り方
『HIV』の感性経路は、①性行為による感染 ②血液による感染 ③母子感染 の3つです。
つまり、普段の生活の中で感染することはありません。
『HIV』ウイルスは、ヒトの中で生き続け
~自分で作れる簡単レシピ~
①コップに生姜小さじ1、蜂蜜小さじ3~4を入れる
いつ飲めば効果的?
①朝
②コップにお湯を注いでよく混ぜる
できあがり!
②入浴前
湯船につかったのに、お風呂上がりが寒い…という時はありませんか?それは、表面の皮膚だけ温
まっているからです。入浴前に暖かい飲み物を飲むと体の内側から温まりますよ。
③寝る前
寒くて眠れない夜はありませんか。寝る前に1杯温かい飲み物を飲むと、体が温まり、寝つきが良く
なります。