第3部 施策の実施状況(長期的目標1)(408KB PDF)

第1章 豊かな自然と共生し、自然と親しみ、ふれあうことのできるまち
2 個別施策の実施状況
長期的目標 Ⅰ
豊かな自然と共生し、自然と親しみ、ふれあうことのできるまちを目指します
取り組みの方向性 Ⅰ-1 優れた自然環境を守り、豊かな自然を次世代に継承していくまちづくりを進めます
取り組みの柱
担 当 課
(1) 優れた自然環境の保全
環境目的
環境目標
個 別 施 策
実施計画
実施状況 【評価】
☆専門家や市民活動団体等と連携し、自然環境調査を推進します。
(1)未調査地域の中で、開
発行為等の環境配慮の照会
が多い地区を選定する。(5 (1)開発行為における環境配慮の照会があった地域に
月~8月)
ついてまとめた。(9月)
環境保全課
開発行為等に対して適切な
指導や助言を行うために、貴
重な動植物等に関するデー
タを収集し蓄積する。(自然
環境調査の方法や調査対象
地区について検討する。)
自然環境調査の方法や調査
対象地区について検討し、
自然環境調査の実施に向け
ての体制整備を図る。
(2)自然環境調査の方法や (2)自然環境調査結果の情報公開・調査方法等につ
調査の必要な地区等につい いて専門家と協議(6月)
て、専門家への相談を行う。
(9月~3月)
(3)清武町域の自然環境調査に向けて専門家と協議
(9月)、自然環境調査に関する見積を専門家に依頼。
(3)市町村合併を控え、清 その見積額を基に清武町とH22年度の予算化に向けた
武町域の自然環境調査実施 打ち合わせを行った。(11月) 【A】
に向けた協議を行う。(10月
~12月)
☆史跡や天然記念物などの指定文化財を適切に保護・管理します。<Ⅱ-4と重複>
文化財課
(1)文化財保存団体や業者
による指定文化財の保護・管 (1)史跡有形文化財や天然記念物などの指定文化財
市民が指定文化財(史跡や 指定文化財の適正な保護管 理(21箇所)
等の管理委託を、各保存会、業者、シルバー人材セン
天然記念物など)を適切に 理を行うため、地域住民から
ター等に委託(26箇所)
保護・管理することで、優れ 構成される文化財保存団体 (2)青島・内海文化財パト
た自然環境の保全と文化財 等への管理委託を行う。
ロールの実施
(2)青島、内海文化財パトロール実施、青島亜熱帯性
に対する認識、理解の向上 (委託数 史跡13箇所・天然
植物群落害虫調査を委託
を図る。
記念物5箇所)
(3)文化財緊急整備事業
(文化財の修理や文化財説 (3)説明板等設置(7件) 【A】
明板標柱整備)
☆国や県との連携により、自然性の高い海岸を保全するため侵食防止対策を進めます。<Ⅰ-3と重複>
土木課
(1)平成20年度より約6.7km
区間において、国の直轄事
業として新規着手されてお
り、離岸堤整備や試験養浜
国・県と連携した住吉海岸の
後のデータ蓄積を行い、将
侵食対策の推進(海岸管理
国・県と連携した住吉海岸侵 来的な侵食対策の検討を行
者の宮崎県が、昭和57年度
食対策の推進
う。(宮崎海岸侵食対策検討
より侵食対策事業を実施して
委員会の開催、8月・12月)
いる。)
(1)宮崎海岸侵食対策検討委員会技術分科会(第4
回:3月)、宮崎海岸侵食対策検討委員会(第6回:10
月、第7回:3月)
(2)宮崎海岸市民談義所を開催(4月、5月、7月、9月、
10月、12月、2月、3月) 【A】
(2)「宮崎海岸市民談義所」
を月1回設け、市民と行政の
コミュニケーションを図る。
☆公共工事に伴う環境負荷の低減に努めます。<Ⅱ-5、Ⅲ-3と重複>
公共工事
実施部署
(環境保全課)
宮崎市が発注する公共工事
は、「公共工事における環境
配慮指針」に基づいて実施
し、環境への負荷を低減す
るとともに、豊かな自然環境
の保全・創造及び人にやさし
い環境づくりに努める。
(1)公共工事の計画、設計
段階での環境配慮の徹底
(配慮率99.71%)
(1)市職員(推進責任者等)
に対して、「公共工事におけ
る環境配慮指針」について
の研修会を行い、庁内各課
の理解を求める。(年2回)
(1)推進員研修、幹事会、庁内会議を実施(7月)、推進
責任者研修(1月)
(2)環境配慮指針チェックシート提出依頼、集計、供覧
※公共工事における環境配慮指針の見直しの方向性
について技術検査室に照会(6月)、平成20年度年間実
(2)公共工事の施工段階で
(2)庁内各課に対して、環境 績集計、配慮指針をHP上で公開。
の環境配慮の徹底(配慮率
配慮指針チェックシートの提 ☆平成21年度環境配慮指針実施率
99.87%)
出を依頼し、環境配慮率の 計画・設計段階:99.84%
算定を行う。
施工段階:99.89% 【A】
- 40 -
第1章 豊かな自然と共生し、自然と親しみ、ふれあうことのできるまち
取り組みの柱
担 当 課
(2) 農地・森林の公益的機能の保全・活用
個 別 施 策
環境目的
環境目標
実施計画
実施状況 【評価】
☆伐採、植栽、保育の資源循環システムによる森林の整備を進めます。<重点目標と重複>
農林水産課
人工林の適正な管理を行う
ため、間伐、下刈、除伐等を
適切に実施するとともに、未
植栽地の解消を図り、公益
的な機能の持続的発揮のた
め、計画的な植林を支援す
る。
(1)森林のもつ公益的な機
能の維持
(1)間伐促進強化対策費助
(1)間伐促進強化対策費助成事業の実施(<71.4ha>1
成事業の実施(森林組合等
月~3月)
が行う間伐に要する経費の (1)間伐、下刈、除伐の実施 ※国、県の事業取組み増加により計画より面積は減っ
一部を補助する。)
(165ha、1月~3月)
たが、適正に整備した。
(2)植林促進強化対策費助 (2)植林の実施(60ha、4月
成事業の実施(森林組合等 ~6月及び1月~3月)
が行う植林に要する経費の
一部を補助する。)
(2)植林促進強化対策費助成事業の実施(<41.5ha>6
月~8月、1月~3月)
※大規模伐採地の減尐によりり計画より面積は減った
が、適正に整備した。 【A】
(2)未植栽地の解消
☆地域で取り組む土地改良施設の適切な維持管理や植栽による景観づくりなど、農村地域の共同活動を支援します。<Ⅱ-3と重
複>
農村整備課
花植栽や生態系保全活動を
実施することにより、地域農
村景観や環境の保全を図る
とともに、農地や農業用施設
の持つ多面的機能等を周知
する。
(1)各活動組織による農業
用施設の適正な維持管理や 地域の各活動組織が活動計
補修の実施
画を作成し、市はその履行
状況の確認検査を行う。(65
(2)各活動組織による農業 地区)
(1)(2)(3)平成22年度計画策定(3月)、各活動組織
用施設や農用地への花植栽 (1)農業用施設等の機能診
により、農業用施設や農用地、水路等の植栽・生態系
や生態系保全活動の実施 断を行う。
保全活動を計画どおりにおこなった。(71地区) 【A】
(2)農業用施設や農用地へ
(3)農地・農道・水路等の新 の植栽活動等を実施する。
設・改修
(3)農地・農道・水路等の新
※農地・水・環境の保全向上 設や改修
に取り組む組織数:65地区
☆農業委員会やJAなどと連携し、市民農園の開設を推進します。
農政企画課
(1)新たな市民農園開設へ (1)佐土原地区の市民農園
の支援
開設に向けた関係機関との
(1)農地の有効利用・遊休
調整及び指導
農地の解消
(2)開設している市民農園
の貸出区画・利用率の増加 (2)開設している市民農園
(2)都市住民の農業への理 ※前年度(利用区画:215区
の利用状況調査を実施し、
解を深める
画、貸出区画:210区画、 260区画の市民農園の適正
な管理運営指導
利用率:97.7%。)
(1)佐土原地区の市民農園開設に向けて、宮崎市市
民農園条例を制定(6月)。新たな市民農園開設への支
援(1箇所)。佐土原地区の津倉市民農園開設に向け
て、指定管理者の選定、利用者募集を行った。
(2)利用区画数(260区画)、貸出区画数(232区
画)、利用率(89.2%)
※新規利用区画完成直後のため一時的に利用率は下
がっている。 【A】
☆学識経験者や地域住民、受益者代表等からなる「宮崎市環境情報協議会」を開催し、調査・計画・実施段階において意見交換や
情報収集を行い、環境に配慮した農業農村整備事業を推進します。
農村整備課
農業農村整備事業の実施に
あたり、環境との調和に配慮
環境に配慮した農業農村整 した事業計画を策定するた
備事業の推進
めに、事業計画策定地区に
おける「環境情報協議会」を
開催する。
農業農村整備事業の実施に
あたり、地域の意向を踏まえ
ながら、環境との調和に配慮
した事業計画を策定するた
めに、環境情報協議会を開
催する。(対象8地区、10月
~11月)
宮崎市環境情報協議会開催(7月、3月)
・宮崎県や事業主体となる農業農村整備事業のうち、
平成22,23年度新規採択希望地区での環境や自然景
観に対する意見交換会を実施(農村景観保全、河川や
側溝等への事業、現地調査、地元関係者との意見交
換、ため池や接続河川の希尐生物調査。) 【A】
☆農業振興地域の整備に関する法律(農振法)により定めた農用地土地利用計画に基づき、優良農用地の確保・保全に努めます。
農用地区域における土地利
用の良好な状態を維持す
る。
農政企画課
(1)農業振興地域整備計画
(1)農業振興地域整備計画 変更に係る申請等の受付・
農業振興地域の農用地区域 による農用地の適正な管理 編入・除外・用途変更などの
における適正な土地利用の
管理を行う。
確保
(2)定期的な巡回調査や関
係部局との連携による違反 (2)(3)農用地区域内の違
是正指導
反転用などの指導等を行う。
(3)農振違反の未然防止策
の実施
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(1)農業振興地域整備計画除外申請(25件、22,458
㎡)、用途変更申請(12件、35,683㎡)、農用地編入(1
件、10,598㎡)、農用地区域面積(6,666ha)
(2)(3)農用地区域内の違反転用などの指導。(パト
ロール日数<165日>、違反是正件数<22件>) 【A】
第1章 豊かな自然と共生し、自然と親しみ、ふれあうことのできるまち
☆農地、農道、水路等の新設や改修にあたっては、景観や自然環境に配慮し、地域の特性を活かした農村地域の整備を進めま
す。<Ⅱ-3と重複>
農村整備課
花植栽や生態系保全活動を
実施することにより、地域農
村景観や環境の保全を図る
とともに、農地や農業用施設
の持つ多面的機能等を周知
する。
(1)各活動組織による農業 地域の各活動組織が活動計
用施設の適正な維持管理や 画を作成し、市はその履行
状況の確認検査を行う。(65
補修の実施
地区)
(2)各活動組織による農業
(1)(2)(3)平成22年度計画策定(3月)、各活動組織
用施設や農用地への花植栽 (1)農業用施設等の機能診
により、農業用施設や農用地、水路等の植栽・生態系
や生態系保全活動の実施 断を行う。
保全活動を計画どおりにおこなった。(71地区) 【A】
(3)農地・農道・水路等の新 (2)農業用施設や農用地へ
の植栽活動等を実施する。
設・改修
※農地・水・環境の保全向上
(3)農地・農道・水路等の新
に取り組む組織数:65地区 設や改修
取り組みの柱
担 当 課
(3) 開発行為等に対する適切な環境配慮指導
個 別 施 策
環境目的
環境目標
実施計画
実施状況 【評価】
☆環境影響評価法や都市計画法などの既存の制度に基づき、自然環境の保全を図るため、開発行為に対して適切な指導・助言を
行います。<重点目標と重複>
環境保全課
開発行為に対する適切な指
導・助言を行い、自然環境を
保全し、貴重な野生動植物
の保護を図る。(自然環境の
保全・貴重な動植物の保護)
(1)国土利用計画法に基づく意見書<5件>、鉱業法第
(1)県や市の担当部署から
24号の規定による協議<3件>、砂利採取計画に係る意
開発行為に対する適切な指 の開発行為に対する照会へ
見書 <1件>、携帯電話の鉄塔設置に伴う相談<2件>
導・助言を行い、自然環境を の意見回答書を作成する。
保全し、貴重な野生動植物
(2)自然環境調査の方法を協議<6月>
の保護を図る。
(2)自然環境関連データの
・現在保有しているデータを活かし新たにどこを調査す
整理
るべきかを確認。 【A】
☆地区計画、宮崎市開発指導要綱、市街化調整区域内の立地に関する審査基準、宮崎市開発審査会付議基準などに基づき、開
発行為や建築行為に対する適切な指導・助言を行います。<重点目標と重複>
開発指導課
無秩序な開発を防止するた
めに、都市計画法等に基づ
き、開発行為や建築行為に
対する適切な指導・助言を
行う。(健全な都市環境の保
全と良好な生活環境の整
備)
(1)宮崎市開発指導要綱、
宮崎市都市計画区域外にお
ける開発行為に関する指導
要綱に基づく指導・助言
(1)宮崎市開発指導要綱、
宮崎市都市計画区域外にお (1)都市計画法に基づく開発行為に対する許可及び相
ける開発行為に関する指導 談件数(第29条許可開発許可件数<8件>、同相談件
要綱に基づく指導・助言
数<80件>)
(2)宮崎市市街化調整区域
内の立地に関する審査基
準、宮崎市開発審査会付議
基準に基づく指導
(2)宮崎市市街化調整区域 (2)都市計画法に基づく市街化調整区域内における建
内の立地に関する審査基
築行為に対する許可及び相談件数(第43条許可建築
準、宮崎市開発審査会付議 許可件数<209件>、同相談件数<344件>) 【A】
基準に基づく指導
☆既存制度の対象とならない開発行為に対して、環境配慮を求めるための実効性の高い対策を検討します。<重点目標と重複>
環境保全課
取り組みの柱
担 当 課
法や条例の対象とならない
開発行為に対しても、一定の
環境配慮事項に取り組むこ
とを課すことができる仕組み
の構築(検討委員会<専門部
会>の設置並びに制度<条例
>案の検討、環境審議会で
の審議。
自然環境の保全を図るため
に最も有効な手段を検討委
員会<専門部会>並びに環境
審議会に提案し、本市の現
況に見合った条例を作成す
る。
(1)条例・規則骨子案の検
討(4月~6月)
(2)環境審議会、専門部会
での検討(6月~12月)
(1)条例、規則骨子案を検討し、宮崎県に同様の条例
があるため、地方自治法第2条第6項に抵触しないか審
議<4月~9月>、条例による規制の可能性について県の
関係機関と協議<10月>、条例制定都市に対する先進
地視察(上越、岡崎、岐阜市)<11月>、条例の有効性に
ついて検討<12月~3月> 【C】
(4) 自然災害の防止
環境目的
環境目標
個 別 施 策
実施計画
実施状況 【評価】
☆森林法による伐採届出制度や林地開発許可制度などに基づき適切な指導を行うとともに、山林火災や林野火災を防止するため
の対策を進めます。
農林水産課
(1)伐採届出者に対し、伐
森林開発による災害や環境
採や開発に伴う土砂の流出
破壊の未然防止(森林の伐
や林地崩壊誘発防止のため
森林開発による災害や環境
採や開発等による災害や環
の適切な指導を行う。
破壊を未然に防止するため
境破壊の防止、林野火災を
に、適切な指導に努める。
未然に防ぐための適切な指
(2)火入れ許可申請者に対
導の実施に努める。)
し、林野火災防止のための
適切な指導を行う。
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(1)伐採届出者に対し、林地崩壊等の誘発防止指導を
行った。(10月~3月)
(2)火入れ許可申請者に対し、林野火災防止のため防
火対策の指導を行った。(10月~3月)
また、山火事防止パレードを行った。(2月) 【A】
第1章 豊かな自然と共生し、自然と親しみ、ふれあうことのできるまち
☆県や関係機関と連携して、災害危険箇所の調査を進めます。
土木課
(1)災害危険箇所合同調査
及び見直し検討会(国、県、
危機管理室、各地域セン
(1)宮崎市域危険箇所合同調査(10箇所、5月)、災害
ター等)
危険箇所見直し検討会(5月)、土砂災害警戒避難体制
の調整会議(10月)、土砂災害防止法基礎調査結果報
・国、県と連携し市内の災害 (2)大淀川、小丸川水防合 告説明会(12月:佐土原町那珂地区)、(2月:青島地区
市内の災害危険箇所を国、
危険箇所の合同調査を行
同調査(国、県、関係機関) の一部、内海地区)
県等と合同で調査し、その対
い、検討会の議題とする。
策を図る検討会を開催し、災
・国、県、地元住民などの要 (3)水門操作合同訓練(国、 (2)(3)大淀川・小丸川合同調査(5月)
害の可能性がある地域を特
望にあわせて、災害危険箇 県、地元、建設業協会)
定する。
所の調査を実施する。
(4)北川内町において「土砂災害・全国統一防災訓練」
(4)全国統一防災訓練(国、 を実施(参加者:約150名、6月)
県、地元、関係機関)
(5)県、危機管理室等と合同調査(随時) 【A】
(5)県、危機管理室等と合同
調査(随時)
取り組みの方向性 Ⅰ-2 多様な生き物と人が共存・共生するまちづくりを進めます
取り組みの柱
担 当 課
(1) 貴重な動植物の保護・調査
環境目的
環境目標
個 別 施 策
実施計画
実施状況 【評価】
☆貴重な動植物の生息・生育地を保護し、自然とふれあうことができる場の整備を進めます。<Ⅰ-3と重複>
環境保全課
新市建設計画に位置づけら
れている「一ツ瀬川河口自然
環境保全整備事業」の実施
(一ツ瀬川河口付近の自然
環境保全のための最適な方
策を検討する。)
平成19年度に専門家等で検
討委員会を設置して作成し
た「整備の方向性」や、平成
20年度に関係部署から意見
聴取し、法的な問題点等を
整理した「担当部署の主な
意見」に基づいて、「一ツ瀬
川河口自然環境保全整備事
業基本構想(案)」を作成す
る。
(1)庁内調整会議開催(2
月)
(1)庁内調整会議の開催
・庁内各部署の意見調整ができていないため未実
施。
(2)関係機関、専門家等からの意見聴取
・中部農林振興局、土木事務所協議<9月、3月>、宮
(2)関係機関・専門家等から
崎大学、自然環境調査研究会意見聴取<9月>
の意見聴取(9月・2月)
(3)新市建設計画の見直し協議
(3)新市建設計画の見直し
・企画政策課、佐土原企画総務課協議<9月>、企画
協議(8月~9月)
政策課との協議<1月・3月>
(4)佐土原合併特例区協議
(4)佐土原合併特例区協議会への報告
会への報告(9月・3月)
・進捗状況報告<9月、3月>、広瀬北まちづくり協議会
へ事業概要説明<8月>、「看板設置」に関する打合せ
<10月> 【C】
☆国や県と一体となって、重要な野生動植物とその生息・生育地の保護を図ります。
環境保全課
(1)一ツ葉入り江において、コアジサシの保護啓発を呼
びかける看板と立入制限するロープを設置。(4月~7
(1)重要生息地の候補として
月)、一ツ葉入り江のコアジサシ営巣地保全を目的に、
県に推薦している一ツ葉入り
ロープで大規模に囲む準備作業。(2月)
江に営巣するコアジサシの
・一ツ葉入り江の現状と開発計画や現地に営巣するコ
市内の自然豊かな箇所を、
保護啓発を行う。(4月~7
アジサシの保護に関する協議を、県の中部港湾事務
宮崎県野生動植物の保護に 重要な野生動植物の保護啓 月)
所・自然環境課・下水道公園課と行った。(5月)
関する条例に基づく重要生 発を行う。
息地としての指定を受ける。
(2)重要生息地の候補地と
(2)県の自然環境課が高岡の和石を重要生息地に指
なるような地域情報を専門家
定するために行った下見に同行した。(11月)
と連携して情報収集する。(8
※和石にはオキナグサやゴマシオホシクサなどの珍し
月~3月)
い植物が生育しており、県は平成22年度にこの地域を
重要生息地に指定する意向がある。 【A】
☆県指定天然記念物であるアカウミガメ及びその産卵地の保護・調査を行います。
文化財課
県指定の天然記念物である
アカウミガメや産卵地に対す
る市民の保護意識の向上を
図る。
アカウミガメの保護・調査を
アカウミガメの保護・調査を
・アカウミガメの保護・調査を宮崎野生動物研究会へ業
宮崎野生動物研究会へ業務
行い、天然記念物のデータ
務委託(委託期間:H21.5.1~H22.3.5)
委託し、天然記念物のデー
として集積し、上陸数や産卵
(宮崎市内アカウミガメ上陸数<744回>、産卵回数<401
タとして集積し、上陸数や産
回数等を把握する。
回>、戻り回数<343回>) 【A】
卵回数等を把握する。
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第1章 豊かな自然と共生し、自然と親しみ、ふれあうことのできるまち
取り組みの柱
担 当 課
(2) 多様な生き物の生息・生育環境の保全・創出
個 別 施 策
環境目的
環境目標
実施計画
実施状況 【評価】
☆ホタルが生息する地域をモデル地区として指定し、モデル地区が実施する豊かな水辺環境づくりを支援します。
環境保全課
(1)ホタルの里づくりモデル
地区の指定団体(12団体)の
より多くの市民にホタルの保
実施する水辺周辺の清掃活
ホタルの里づくりモデル地区
護活動に参加していただき、
動に対して報償金の交付を
において、河川清掃作業を
地域における河川愛護意識
行う。(3月)
を向上させる。(指定地区河 実施する。
※ホタル保護河川総延長
川清掃作業に年間延べ260
(2)大淀川学習館の実施す
5,880m
るホタルの育成・展示に関連
人以上参加する。)
するイベントへの支援を行
う。
(1)報償金交付申請受付(4月)、実績報告書提出・報
償金交付(3月)
(2)大淀川学習館イベント支援(ホタルかごづくり<5月
>、ホタル環境教室<5月>、ホタル展示室運営会議<4
月、8月、12月>、ホタル生息調査<5月~6月>、宮崎市
ホタル保存会総会<7月>、モデル地区水辺周辺の清掃
※指定地区清掃作業参加者:351人
※ホタル保護河川総延長:7258m 【A】
☆排水路の新設にあたっては、ホタル護岸等の施工により、ホタルの生息保全に努めます。
土木課
(1)宗源寺排水路整備工事 自然環境に配慮し環境保全型ブロックで施工した。
排水路の整備については、
(1)宗源寺排水路整備工事(8月~1月)
(8月~11月)
川ニナが生息できるような自 自然環境に配慮した護岸整
然環境に配慮した護岸整備 備(2箇所)
(2)阿波岐原産母排水路整 (2)阿波岐原産母排水路整備工事(10月~2月)、2箇
とする。
備工事(10月~12月)
所) 【A】
☆河川災害復旧及び河川改修時の河川護岸整備にあたっては、環境に配慮した二次製品等を採用した多自然川づくりを進めま
す。
土木課
河川災害復旧及び河川改修
時の護岸整備にあたって
自然環境に配慮した護岸整 自然災害による災害復旧計
※災害復旧工事なし。
は、既存の動植物の生息・ 備を実施する。
画に基づく取り組み
生育場所を保全する。
☆安全な居住環境と安定した農業用水の確保を図るため、ため池の整備を進めるとともに、整備にあたっては多様な生き物に配慮
した手法の導入に努めます。
農村整備課
(1)団体営ため池等整備事
業により、六反田池(提体工
L=16.0m)、天ヶ山池(提体
(1)ため池や河川樋門の整
工 L=60.0m、取水工、洪水
備を進めることにより、安全な (1)団体営ため池等整備事 吐工 N=1式)の改修・整備
居住環境と安定した農業用 業の実施(六反田池・天ケ山 を実施。環境に配慮した機
水の確保を図る。
池の改修・整備)
械を使用し、大気汚染や騒
音に留意、下流河川環境へ
(2)環境に配慮した施工を (2)正蓮寺地区の環境情報 の負荷を軽減させるために、
実施することにより、多様な 協議会における有識者から 濁水の流出防止に努める。
動植物の生息場所の保全を の意見聴取
図る。
(2)正蓮寺地区における動
植物に配慮した施工など有
識者から意見聴取する。(10
月~11月)
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(1)団体営ため池整備事業を実施するにあたり、地元
調整等を踏まえ環境に配慮した設計準備(機械や使用
材料の選定)を行った。
・団体営ため池整備工事:発注(六反田池・天ヶ山池・黒
見ヶ迫)、設計・施工(六反田池・天ヶ山池)、実施設計
(黒見ヶ迫)。
(2)環境情報協議会の実施(正蓮寺地区、3月) 【A】
第1章 豊かな自然と共生し、自然と親しみ、ふれあうことのできるまち
取り組みの方向性 Ⅰ-3 豊かな自然とふれあうことのできるまちづくりを進めます
取り組みの柱
担 当 課
(1) 自然とのふれあいの場の確保・保全
個 別 施 策
環境目的
環境目標
実施計画
実施状況 【評価】
☆貴重な野生動植物の生息・生育地を保護し、自然とふれあうことができる場の整備を進めます。<Ⅰ-2と重複>
環境保全課
新市建設計画に位置づけら
れている「一ツ瀬川河口自然
環境保全整備事業」の実施
(一ツ瀬川河口付近の自然
環境保全のための最適な方
策を検討する。)
平成19年度に専門家等で検
討委員会を設置して作成し
た「整備の方向性」や、平成
20年度に関係部署から意見
聴取し、法的な問題点等を
整理した「担当部署の主な
意見」に基づいて、「一ツ瀬
川河口自然環境保全整備事
業基本構想(案)」を作成す
る。
(1)庁内調整会議開催(2
月)
(1)庁内調整会議の開催
・庁内各部署の意見調整ができていないため未実
施。
(2)関係機関、専門家等からの意見聴取
・中部農林振興局、土木事務所協議<9月、3月>、宮
(2)関係機関・専門家等から
崎大学、自然環境調査研究会意見聴取<9月>
の意見聴取(9月・2月)
(3)新市建設計画の見直し協議
(3)新市建設計画の見直し
・企画政策課、佐土原企画総務課協議<9月>、企画
協議(8月~9月)
政策課との協議<1月・3月>
(4)佐土原合併特例区協議
(4)佐土原合併特例区協議会への報告
会への報告(9月・3月)
・進捗状況報告<9月、3月>、広瀬北まちづくり協議会
へ事業概要説明<8月>、「看板設置」に関する打合せ
<10月> 【C】
☆河川改修にあたっては、親水性の高い河川整備や多自然工法への取り組みを進めます。
土木課
準用河川産母川河川改修工
水生生物の生育環境に配慮
準用河川産母川河川改修工事(11月~3月)において、
河川整備時は多自然川づく 事において、多自然川づくり
した多自然川づくり工法の採
環境に配慮し、河川護岸をブロックマットを用いた緩傾斜
り工法の採用に努める。
工法を採用する。(11月~3
用
(1:2.0)護岸にて整備した。 【A】
月)
☆河畔林の保全を図ります。
土木課
河畔林の保全を図るため、
地元ボランティアによる河川
愛護会を結成し、公民協働 河川愛護会の結成促進
による河川管理の推進を図
る。
(1)地元説明会(年随時)
(1)河川愛護会への理解を
深めてもらうための地元説明
(2)河川愛護会7団体で、草刈・清掃・巡視活動を実
会を開催し、河川愛護会の
施。(有田東跡江川河川愛護会<6月、11月>、有田西
結成を図る。(現在8団体)
跡江川河川愛護会<6月、11月>、千代ヶ崎前溝川河川
愛護会<7月>、島田川河川愛護会<5月、9月、12月>、
(2)河川愛護会による草刈り
ホタルの里を守る井上川愛護会<11月>、学園前田河川
の実施(6月~11月)
愛護会<10月>、坪根岩下川愛護会<8月、11月> 【A】
☆国や県との連携により、自然性の高い海岸を保全するため侵食防止対策を進めます。<Ⅰ-1と重複>
土木課
(1)平成20年度より約6.7km
区間において、国の直轄事
業として新規着手されてお
り、離岸堤整備や試験養浜
国・県と連携した住吉海岸の
後のデータ蓄積を行い、将
侵食対策の推進(海岸管理
国・県と連携した住吉海岸侵 来的な侵食対策の検討を行
者の宮崎県が、昭和57年度
食対策の推進
う。(宮崎海岸侵食対策検討
より侵食対策事業を実施して
委員会の開催、8月・12月)
いる。)
(1)宮崎海岸侵食対策検討委員会技術分科会(第4
回:3月)、宮崎海岸侵食対策検討委員会(第6回:10
月、第7回:3月)
(2)宮崎海岸市民談義所を開催(4月、5月、7月、9月、
10月、12月、2月、3月) 【A】
(2)「宮崎海岸市民談義所」
を月1回設け、市民と行政の
コミュニケーションを図る。
☆自然性の高い海岸に隣接して広がる松林の保護・育成を市民参加で進めます。<Ⅳ-2、重点目標と重複>
(1)松くい虫防除薬剤空中
散布・地上散布(5月~6月)
農林水産課
市民ボランティアと協力し、
自然性の高い海岸に隣接し
松くい虫の防除と松林の保 (2)薬剤樹幹注入(1月~2
て広がる海岸松林や緑地の
全に努める。(市民ボランティ 月)
保全に努める。
ア自主管理グループ6団体)
(3)特別伐倒駆除(10月~3
月)
- 45 -
(1)松くい虫防除薬剤空中散布・地上散布(実施期間:
5月~6月、実施場所:阿波岐原・赤江・一ツ葉等の海
岸松林)
(2)薬剤樹幹注入(実施期間:1月~2月、実施場所:赤
江の重要松林、対象木;120本、薬剤538アンプル)
(3)特別伐倒駆除(実施期間:10月~3月、実施場所:
市内海岸松林一帯)
※市民ボランティアと協力し、松くい虫の防除と松林の
保全活動を実施。 【A】
第1章 豊かな自然と共生し、自然と親しみ、ふれあうことのできるまち
☆草刈り、浚渫、補修を行うなど、河川の適切な維持管理を進めます。
土木課
取り組みの柱
担 当 課
地元ボランティアによる河川
愛護会を結成し、公民協働
河川愛護会の結成促進
による河川管理の推進を図
る。
(1)地元説明会(年随時)
(1)河川愛護会への理解を
深めてもらうための地元説明
(2)河川愛護会7団体で、草刈・清掃・巡視活動を実
会を開催し、河川愛護会の
施。(有田東跡江川河川愛護会<6月、11月>、有田西
結成を図る。(現在8団体)
跡江川河川愛護会<6月、11月>、千代ヶ崎前溝川河川
愛護会<7月>、島田川河川愛護会<5月、9月、12月>、
(2)河川愛護会による草刈り
ホタルの里を守る井上川愛護会<11月>、学園前田河川
の実施(6月~11月)
愛護会<10月>、坪根岩下川愛護会<8月、11月> 【A】
(2) 自然体験や自然レクリエーションの場の適切な維持管理
個 別 施 策
環境目的
環境目標
実施計画
実施状況 【評価】
☆大淀川水辺の楽校や大淀川市民緑地などの河川敷公園が、自然体験やレクリエーションの場として活用されるよう適正な維持管
理に努めます。
公園緑地課
大淀川水辺の楽校や大淀川
市民緑地などの河川敷公園
が、多くの市民に、自然体験
やレクリエーションの場として
活用されるよう利用促進を図
る。
(1)大淀川水辺の楽校の維
持管理(清掃、草刈、樹木剪
(1)大淀川水辺の楽校は災害関連工事のため休止
大淀川水辺の楽校、大淀川 定)
中。
市民緑地公園等の美化を推
進し、いつでも誰でも活用で (2)大淀川市民緑地などの
(2)大淀川市民緑地などの河川敷公園の芝刈り、草刈
きるよう維持、管理に努め適 河川敷公園の維持管理を業
り、清掃、樹木剪定、消毒などを計画どおり実施した。
正な運営を図る。
者へ委託し、草刈作業を年3
【A】
回、芝刈作業を年5回実施
する。
☆森林環境教育、森林レクリエーション活動の場である椿山森林公園及び宮崎自然休養林を適正に管理運営し、施設等の維持・
保全を図ります。
(1)該当なし。
農林水産課
(2)椿山キャンプ場オープン(7月)
(1)植栽地の整備及び老朽 ・7月1日~8月31日の利用者数(979人)
(1)椿山森林公園内の植栽 化した施設の改修。
・椿山キャンプ場まつりを開催(7月、来場者150人)
地の整備及び老朽化した施
・森林環境教室を開催(11月、参加者30人)
椿山森林公園及び宮崎自然
設の改修等を実施することで (2)椿山キャンプ場まつり(7 ・椿山ふれあいまつりイベントを椿山森林公園にて開催
休養林を適正に管理運営
公園利用者の増加を図る。 月)、椿ふれあいまつり(2月) (2~3月、来場者:3,800人)
し、利用者の増加を図る。
・椿山キャンプ場のオープン ※天候不順等もあり利用者数が伸びなかったが、計画
(2)イベントの開催(年2回) 期間に利用者数を1,000人と したイベントは全て実施した。
して計画する。(7月~9月) ☆椿山森林公園利用者数(22,095人)、宮崎自然休養
林利用者数(91,000人)
※天候不順等もあり利用者数が伸びなかったが、全て
のイベントを実施できた。 【A】
☆みやざき歴史文化館や大淀川学習館などの教育文化施設を適切に管理運営し、環境学習や歴史的・文化的資源の活用を進
め、企画展や各種講座を実施します。<Ⅱ-4と重複>
文化財課
生涯学習課
(1)みやざき歴史文化館に
おいて、企画展(6回)・講座
講演会(5回)・体験学習(14 (1)「みやざき歴史文化館」企画展(4回)、講座(25
(1)企画展・各種教室・イベ 回)・イベント(2回)を実施
回)、体験学習(29回)、「佐土原歴史資料館」企画展(2
回)、講座(12回)、体験学習(5回)開催、「天ケ城歴史
みやざき歴史文化館などの ントの参加者数(48,000
歴史資料館の適正な管理・ 人)
(2)佐土原歴史資料館にお 民俗資料館」企画展(2回)、講座(8回)、体験学習(4
運営を行うとともに、環境学
いて、企画展(2回)・講座講 回)開催。
※参加者数:合計62,023人
習ができる機会と場の提供と (2)みやざき歴史文化館・佐 演会(13回)・体験学習(4
なるような企画を実施し、施 土原歴史資料館・天ケ城歴 回)・イベント(1回)を実施
設の有効利用を図る。
(2)※利用者数「みやざき歴史文化館」46,364人、「佐
史民俗資料館利用者数
(3)天ヶ城歴史民俗資料館 土原歴史資料館」17,624人、天ケ城歴史民俗資料館
(78,000人)
において、企画展(2回)・講 19,916人、合計83,904人 【A】
座(8回)・体験学習(4回)を
実施
(1)大淀川学習館におい
て、企画展示(4回)・作品展
(1)企画展・各種教室・イベ 示(3回)・各種教室(24回)・
大淀川学習館の適正な管
ントを実施し、施設の有効活 イベント(31回)を開催する。
理・運営を行うとともに、環境 用を図る。
学習ができる機会と場の提
(2)大淀川学習館の利用者
供となるような企画を実施し、 (2)大淀川学習館利用者数
数を確保するための取り組
施設の有効活用を図る。
みとして、常設展示の工夫、
(139,527人)
改善や魅力ある企画展を実
施する。
- 46 -
(1)大淀川学習館企画展実施(4回)(「キレイなおさか
な大集合」<4月~6月>、「カブトムシ・クワガタムシを探
そう」<7月~8月>、「カラー魚拓展」<12月~1月>、「ひな
山」<2月~3月>)
・作品展実施(「大淀川流域写真展」<9月~10月>、「大
淀川流域の動植物画コンクール入賞作品展」<10月~
11月>、「宮崎バードカービング愛好会県央作品展」<2
月>、「第5回小中学校川の学習展」<2月~3月>)
・その他各種教室、イベントを計画どおり開催した。
(2)大淀川学習館の利用者数:142,978人 【A】