PRESS INFORMATION 2009 年 3 月 16 日 日本ミシュランタイヤ、二輪オンロードラジアルタイヤ 「MICHELIN POWER ONE(ミシュラン パワーワン)」を発売 一般公道での優れたハンドリング性能とサーキット走行でのドライグリップを両立 日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ベルナール・デルマス)は、一 般公道で優れたハンドリングを発揮する事とサーキット走行会などでより速く走る事を目標に開発された 二輪オンロードラジアルタイヤ「MICHELIN POWER ONE(ミシュラン パワーワン)」(以下POWER ONE) を3月20日より全国で販売します。なお、価格はオープンとなっています。 「POWER ONE」は、そのコンパウンドからトレッドデザインにいたる、すべての点で最新テクノロジーを 注ぎ込んだ高性能モーターサイクル用タイヤです。ミシュランは二輪レースを通じて開発してきた最新 テクノロジーを、ハイパースポーツタイヤカテゴリーに惜しみなく投入してきました。その結果として得ら れた革新的なパッケージです。 「POWER ONE」は、40°∼60°の深いリーン角でも、スリックタイヤに匹敵する強力なグリップを持って います。温まりも早く、ライダーは 1 周目から膝を擦りながら走れるほどです。 同時にウェットとドライのグリップを改善、安定したパフォーマンスと滑らかなハンドリング、早いウォーム アップ性能という目標を実現するために、さまざまな革新的な技術が投入されています。 フロント用 リア用 製品イメージ PRESS INFORMATION 「MICHELIN POWER ONE」製品概要 1. 製品名 「MICHELIN POWER ONE」(ミシュラン パワーワン) 2. 製品の特徴 • バンク状態でのグリップ向上 コーナリング中に深いリーン角と大きなグリップ力を実現するために、「POWER ONE」はより 幅広い接地面を確保しています。40°∼60°の深いリーン角でも高いグリップを得るために、 タイヤは約 95%までスリックに近づけました。1973 年にミシュランがレース用タイヤのために 開発したニア・スリック・テクノロジー(NST)の採用で、「POWER ONE」のボイドレシオ (溝面積の割合)は約 5%にすぎません。「POWER ONE」は公道で使用できるミシュランの二 輪製品としては最もスリックに近いタイヤです。グルーブを減らし、中央部とショルダー部で は完全になくすことで、接地面積を最大化しています。 • スタート直後から膝を擦れる程のウォームアップ特性 グリップ力を発揮する温度域までできるだけ早く温まるように設計されています。サーキット 走行などで、走りはじめてすぐにグリップ力を発揮し、最大リーン角まで倒し込むことができ タイヤを目指しました。 この性能を実現するために、ミシュランはグループの持つ革新的なコンパウンド開発能力を結 集し、MotoGP タイヤの血統を受け継ぐ 100%化学合成原料を使用したシンセティック・コンポ ーネント・テクノロジー(SCT)を採用しています。 • グリップと耐久性の両立 「POWER ONE」には、タイヤの異なる部分がそれぞれ最適なパフォーマンスを発揮するような テクノロジーが盛りこまれています。トレッドのゴムは、中央部に加減速時の強烈なストレス に耐えられるようなハードコンパウンドを使い、側面は寿命とコーナリング中のグリップのバ ランスを最適にするためにミディアムソフトのコンパウンドを配合しています。 この手法を可能にしたのが 2 コンパウンド・テクノロジー(2CT)です。トレッド中央部と側面 で異なる種類のゴムを使うことを可能にしています。 (フロント用タイヤ断面イメージ図) PRESS INFORMATION 3. 発売サイズ MICHELIN POWER ONE フロント用 リア用 120/60ZR17 (55W) TL 120/70ZR17 (58W) TL 160/60ZR17 (69W) TL 180/55ZR17 (73W) TL 190/50ZR17 (73W) TL 190/55ZR17 (75W) TL
© Copyright 2024 Paperzz