第5号

1期生
4学年通信
Cosmo Science 2015
市立札幌開成
中等教育学校
第5号HP
Stimulating Experience and Learning for the Future
平成 27 年6月1日
Future Job Session 始動
5 月 20 日、Future Job Session のガイダンス
が行われました。このプログラムは変化の激
しい未来において、既存の選択肢から物事を
選ぶのではなく、自ら新たな選択肢を生み出
し、意志決定を行う力を養うものです。この
進路プログラムは仲間と協働して、幅広く職
業について学び、また未来の仕事やサービス
について考えます。このプログラムを通して、
チームビルディング力やコミュニケーション
能力を高め、将来あらゆる場面、状況においても生き抜く力を身につけます。
∼プログラムスケジュール∼
5/20
6/24
7/1
ガイダンス
仕事探し
仕事つなぎ
10/21
10/28
11/4
11/11
12/9
2/3
2/10
3/2
3/9
仕事決め
作業①
作業②
作業③
作業④
プレゼン①
プレゼン②
予備日
代表プレゼン
仕事を知る
プログラムの概要理解
グループでブレストを行い、多種多様で幅広い仕事について探る
調べた仕事や職業と他分野との結びつきを考える
プロフェッショナルを知る
○○の一流の姿とは?行動とは?プロフェッショナルのストーリー作成
簡易年表作成
詳細なストーリー作成、中間報告
パワーポイント作成
最終確認、プレゼン練習
1グループ7分間のプレゼン
1グループ7分間のプレゼン(クラス代表選考)
クラス代表による全校発表会
このあと、5年生では各分野の課題(ミッション)を調べ、解決方法を探り、新たな仕事・サー
ビスを創造します。さらに、6年生では起業家との交流から、未来の社会作りを体験する予定
です。この 3 年間を通して、未来を切り開いていこう。
生徒の感想
☆Future Job Sessionは、仕事を探すのではなく、仕事
を創るというのに大きな衝撃を受けました。仕事を探す
のは中学校の総合的な学習の時間でやったけれど、将来
のことを見据えて仕事を創るというのはとても自分では
思いつかなかったのでとても楽しみになりました。
☆僕は夢やなりたい職業がありませんでした。今ある職
業の一覧表を見ても、いまいち、ぱっとしたものがなくて、全然考えることができませんでし
た。ですが今回のガイダンスで、未来社会につながる仕事を自分で見つけ出すことができ
ることがわかりました。このプログラムを通して本当にやりたいこと、自分に合った仕事を
探し、できれば創りたいと思いました。
☆今までの進路学習は現状のことについて話すことが多かったが、今回の未来の仕事につ
いてという新たな視点でやることで少しワクワクしています。また今までは仕事等につい
ては 1 人で考えることが多かったが、グループという複数で考えることによって、いろいろ
な人の考えや意見を知る機会ができて良かったと思います。
☆これからは、進学する大学を選んだり、探したりするだ
けでなく、自分が将来何をしたいのか、何になりたいのか
を見つけ出していかなければならないと気づきました。
次回からが楽しみです。
☆ 30 年後の世界、不安もありますがワクワクします。今
の自分の夢とテーマを結びつけて、将来も通用するよう
な仕事を考えながら、未来の世界そのものを創造できれ
ばいいなと思います。超楽しみです。
☆仕事、未来について考えるときに、今すでにあるものではなく、自分たちで生み出してい
くということがとても新しく感じました。私の将来の夢は、食と医療を組み合わせたものを
したいなとおもっていたので、これでより深く未来に近づけると思いました。
☆未来の状況を恐れて動かずにただ待つだけではなく、それを克服するための新しい仕事
を見つけて、3 つのキーワード(食・ヘルスケア・教育)に結びつけて、自分にも他人にも役立
つ仕事をしたいと思った時間でした。
☆仕事がなくなるというのは、自分も前々から思っていたので、このようなプログラムがあ
ってよかった。
☆新たな選択肢を「創る」という発想が、他の高校に
はなくて良いと思った。
☆中学校の職業調べから、だいぶ発展した内容で既存
の職業ではなく新しいものを作り出そうといういかに
も、開成らしくてワクワクした。
世界一おいしいピザって?
5 月 23 日(土)、アイデア発想班と地域国際交流班のコラボ
企画【アニマドーレプロジェクト】が行われました。このプロ
ジェクトは、農業の現場と消費者をつなぐアイデアを企画す
るプロジェクトです。まず、第 1 回は、『世界一おいしいピザっ
て?』を考えるために、実際に恵庭市の余湖農園に行って
収穫体験・ピザづくり体験・トマト苗植えやトウモロコシの種まきや袋詰め作業などをさせて
もらいました。この後は、販売方法や宣伝方法を考えて、収穫し
た野菜を実際にお店で売る予定です。
参加生徒の感想
☆こんなに大変な作業(農作
業)をしてつくられたものが
自分の手に届くんだなあと思
いました。
☆あまり話したことのないクラスメートと話せてよかった。
『1から作ったピザはこんなに美味しいんだ!』と思えた。
☆農家の方々が苦労して育ててくれているから今の私た
ちのところにおいしい野菜が届いているんだと思った。
大学受験に向けて模擬試験スタート!
5 月 24 日、河合塾で全統高 1 模試が行われました。入学してから初めての模擬試験、他の学
校の生徒と一緒の受験会場に多くの刺激を受けたようです。今回の、刺激を大切に、みんな
でドンドン勉強していこう!COMをたくさん獲得しよう!
受験者の感想
☆中学校の時に受けていた道コンと違い、すごく難しかったので、これからの勉強は細かい
ところまで勉強したいです。他校生は、とても頭が良さそうで、休憩時間でも皆勉強してい
た。
☆僕は、これまでテスト前に一気に勉強して乗り切ってきたが、これからはコツコツやってい
かないと高校では通用しないことが分かった。
☆中学校とは全く異なる難しさで、勉強しなければいけないと感じた。
☆次からは、より意識を日頃から高めていきたい。相手は全国なので、全国をもっと視野に
入れる。
異学年との学び!
ラーニングセミナー
5 月 22 日・29 日の 2 日間、学びの実験班主催で、放課後
にラーニングセミナーが行われました。ラーニングセミ
ナーとは、先輩が講師となり、後輩に授業をしたり、質問
に答えたりする学習会で、開成高校 3 年生、開成中等の 4 年
生・1 年生が集まって、学習していました。参加者は『先輩が
親切に教えてくれるので分かりやすかった』『気軽に質問で
きるので楽しい』と好評でした。
主体的な学び!
ラーニングセミナーサタデー
5 月 30 日(土)にラーニングセミナーサタデーが行わ
れました。ラーニングセミナーサタデーとは、生徒が自
分で学習課題を見つけ、土曜日に登校し主体的に学習
する企画です。英語・数学・物理・国語の先生が、職員室
で待機しているので、分からない問題があると、生徒は
質問に来て教えてもらっていました。また、学習計画(サ
クセスプラン)の立て方講座や参加生徒のリクエストに
よって突然物理の講座が行われるなど活発に学習して
いました。参加生徒は、家での勉強より集中できるので、次回も参加したいと意欲的に学習
に取り組んでいました。
SGHスタート!SGH図書館プロジェクト講話
5 月 29 日(金)の放課後、札幌市中央図書館の田中貴
美子氏を御招きして、『公共図書館の特徴・役割とは何
か?』『レファレンス・サービスとは?』など、これからの
図書館について様々なお話をいただきました。これ
は、『プレ社会科学特論』の体験講座として行われ、こ
の講演会をスタートに、学校のメディアセンターを構築
する『メディアセンタープロジェクト』が始動します。み
んなで、学校のメディアセンターを創っていこう。