公共施設等総合管理計画の策定について 1.社会的背景 ○過去に建設された公共施設が今後大量に更新時期を迎える一方、地方 財政は依然厳しい状況 ○人口減少・少子高齢化により公共施設の利用需要の変化が見込まれる など 公共施設等の全体を把握し、長期的視点をもって、更新・統廃合・長 寿命化等を計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化するとと もに最適な配置を実現することが必要 2.総務大臣が各地方公共団体に「公共施設等総合管理計画」 の策定を要請(平成26年4月22日総務大臣通知) H27.10.20 行財政改革審議会資料④ 4.総合管理計画に記載すべき事項 一 保有施設等の現状及び将来見通し (1)老朽化の状況や利用状況をはじめとした公共施設等の状況 (2)総人口や年代別人口についての今後の見通し (3)公共施設等の維持管理・更新等に係る中長期的な経費やこれ ら経費に充当可能な財源の見込み等 二 施設等の総合的・計画的な管理に関する基本的な方針 (1)計画期間(10年以上) (2)全庁的な取組体制の構築と情報の共有策 (3)現状や課題に関する基本的認識 (4)適正管理に関する考え方 ・今後どのように保有施設を管理していくかの基本的な考え方 (5)フォローアップの実施方針 三 施設類型ごとの管理に関する基本的な方針 5.計画の策定にあたっての留意事項 一 二 三 四 五 六 行政サービス水準等の検討 施設等の実態把握と計画の策定・見直し 議会や住民との情報共有 数値目標の設定 現在提供しているサービスそのものの必要性の検討 PPP/PFIの活用について 6.計画策定における益田市の方向性(素案) 3.計画に係る地方財政措置 ○除却事業に係る地方債 ・充当率75% ・交付税算入なし ・H26以後 ○公共施設最適化事業債(集約化・複合化事業) ・充当率90% ・交付税算入率50% ・H26~29 ○地域活性化事業債(転用事業) ・充当率90% ・交付税算入率30% ・H26~29 など H28に策定予定 大切に長 く使う 適切な予防保 全対策と活用を 進めます 総合的な管理 運用の仕組み づくり 総量を少 なくする 新規整備は抑 制し効果の発 揮を重視します 統合、複合化、 多機能化で再 配置を促進 公民連携 の促進 市民や民間の 知恵と能力を活 用します 公共サービス の新しい仕組 みづくり
© Copyright 2024 Paperzz