林 峰男 デュオ・リサイタル 日本を代表する名チェリストが 生命の輝きを放つ若きチェリストと共演。 Mineo Hayashi Duo Recital Beethoven 「ユダス・マカベウス」の主題による変奏曲 Boccherini 2 つのチェロのためのソナタ ハ長調 (林 峰男 1st Cello・佐山 裕樹 2nd Cello) Kummer チェロ 2 重奏曲 第5番 Op.156 (林 峰男 1st Cello・森田 啓佑2nd Cello) Brahms ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 Popper ハンガリア・ラプソディー Op.68 2010 年 ピアノ : 大住 綾野 7 24 月 国分寺市立いずみホール 全自由席 3,000 円 日 ( 土)開演 18:00 〈問〉090-2628-5417(藍川) 「音」を追求するスズキ・メソードならでは! 待望のデュオ・リサイタル、 ついに実現! 師と弟子の共演、それは日頃の両者の関係を如実に表現する、またとない場である。 師は自らの歩んだ道の困難さを、その卓越した「音」で語るであろう。弟子は憧れの「音」に精一杯の情熱で挑戦するであろう。 そこには年齢を超えた演奏家同士の熱い魂のほとばしりがある。夏の入り口、これは聴かずにはおれない。 林 峰男 佐山 裕樹 Mineo Hayashi Yuuki Sayama 幼少よりチェロを才能教育(スズキ・メソード) で学ぶ。桐朋学園にて斎藤秀雄氏に師事。その後、 ジュネーブ音楽院を第1位で卒業。翌年スイス・ ローザンヌ室内管弦楽団のソリストとしてヨー ロッパにおいてデビューを飾った。1975 年、ベ オグラード国際チェロ・コンクール第1位に輝く。 1976 年にはワシントン D.C. とニューヨークの カーネギーホールでリサイタルを開き、アメリカ・ デビューを果たした。なかんずく、 カーネギーホー ルでのリサイタルは、ニューヨーク・タイムズが 絶賛した。また翌年にはスペインで開催された 『カ ザルス生誕百年記念コンサート』に招待され、日本を代表するチェロ奏者として高 く認知された。1976 年以来、スイス/ロマンド管弦楽団、ザグレブ・フィルなど数々 のオーケストラと共演する一方、室内楽、リサイタルなど数多くの演奏会をスイス を本拠地としながらドイツ、フランス、オーストリア、スペイン、イタリア、ベルギー、 チェコ、アメリカ、イギリスなど世界各国で開いている。日本へは毎年定期的に帰 国し、全国各地で積極的な演奏活動を行なっている。オーケストラもこれまでに新 日本フィル、日本フィル、東京フィル、東京交響楽団、東京都交響楽団、東京シティ・ フィル、大阪フィル、関西フィル、札幌交響楽団、群馬交響楽団、ロイヤルメトロ ポリタン管弦楽団、ロイヤルチェンバーオーケストラなどと共演している。この間、 1985 年にはバッハ生誕 300 年を記念して『無伴奏チェロ組曲全6曲』を一夜で演 奏するという画期的な演奏会企画で、全国 17 ヵ所・日本縦断コンサートを行ない、 脚光を浴びた。また栃木県大谷石洞窟内で、月光を受けながら行なった二夜連続の 演奏会は毎日新聞にも取り上げられ、大きな反響を得た。京都・ 常寂光寺、東京・ 増上寺(開創 600 年記念)の本堂でリサイタルを行ない、当日会場を埋め尽くした 満員の聴衆に深い感動を与えた。無伴奏のチェロ曲を集めた CD も、欧州と日本で 発売され、 「レコード芸術」 や 「音楽の友」 で高く評価され、 現在でも隠れたベストセラー となっている。1995 年には、カザルスホールにおいて『デビュー 20 周年 4 日連 続演奏会』を開催。ピアノの園田高弘氏との共演をはじめ、無伴奏リサイタル、オー ケストラとの共演、チェロ・アンサンブルという多彩な内容は、朝日新聞でも大き く取り上げられ、連日ホールを満席にした。今後ますますの活躍が期待される日本 の代表的なチェロ奏者の一人である。現在、国際スズキ・メソード音楽院教授を務 めるなど、後進の指導にも力を注いでいる。 1996 年生まれ。4 歳よりチェロを始める。2007 年「第 30 回栃木県学生音楽コンクール」弦楽器 部門第 1 位。08 年「第 8 回泉の森ジュニアチェ ロコンクール」第 3 位。 「第 18 回日本クラシッ ク音楽コンクール」弦楽器小学生の部第 5 位。 09 年音楽分野において、宇都宮市模範青少年賞 を受賞。 「第 3 回横浜国際音楽コンクール」弦楽 器中学の部 第 1 位。 「第 55 回鎌倉市学生音楽 コンクール」 全部門総合第 1 位。鎌倉市長賞受賞。 宮田豊、林峰男各氏に師事。現在、宇都宮大学教 育学部附属中学校 2 年在学。 森田 啓佑 Keisuke Morita 1997 年生まれ。3歳よりチェロを始める。2007 年「第7回泉の森ジュニアチェロコンクール」に て最年少で金賞を受賞。北京での中日友好青少年 音楽交流会(外務省後援)に参加。08 年「第 18 回日本クラシック音楽コンクール」弦楽器小学生 の部最高位。同コンクールのガラ・コンサートに て独奏。09 年台湾で行なわれた、日本クラシッ ク音楽コンクールの上位者による台日音楽交流会 の招待演奏に参加。また、 06 年より毎年、 ガスパー ル・カサド国際チェロコンクール関連事業の「若 きチェリストによる交流コンサート」および「ロ ビーコンサート」にて「中国の太鼓」 「ロッシー ニの主題による変奏曲」などを演奏している。佐 藤明氏に師事、マスタークラスなどで林峰男氏、 倉田澄子氏に教えを受ける。現在、桐朋学園中学 校1年在学。 大住 綾野 Ayano Osumi 4 歳よりピアノを始め、7 歳よりスズキ・メソー ドにて学ぶ。桐朋学園高等学校音楽科を経て、桐 朋学園大学ピアノ科卒業。この間、菅原さおり、 三浦みどりの各氏に師事。その後、1992 年カナ ダ JISA インターナショナル、94 年ミュンヘン 国立音楽大学夏期講座、97 年ザルツブルク・モー ツァルテウム音楽院夏期国際アカデミーに参加。 終了演奏会に選ばれ出演。95 年サントリー小ホー ル、96 年カザルスホールにてジョイントリサイ タルを行なう。98 年アカデミカルネックス主催 演奏会にてオーケストラと共演。その他、室内楽、 伴奏ピアニストとしても活動中。 チケットのお求め、お問い合わせは、下記へお願いします。 あいかわ 〈問〉090-2628-5417(藍川) 国分寺市立いずみホール(東京都国分寺市泉町 3-36-12) ・JR 中央線、武蔵野線「西国分寺駅」南口下車徒歩約 2 分
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