新たなる成長戦略か? - ブーケ・ド・フルーレット

一隅の花 2013 年 一隅の花(2013/4/1)2013‐000 新たなる成長戦略か? ブーケ・ド・フルーレット
馬渕治好 いわゆる「アベノミクス」は、金融政策、財政政策、成長戦略の「三本の矢」か
らなっている。しかし、安倍首相だけがアベノミクスを成功させたと考えても、日本経済
全体が本当によくならなければ、国民の不満は解消されず、安倍首相のみがクスッと笑う
という、「安倍のみクスッ」にとどまってしまう。
実はそうした事態を回避し、日本経済のデフレ脱却を盤石のものとするため、も
う一つの政策が検討されているようだ。この新政策は、成長戦略の補強という位置付けが
濃い。そのため、四本目の矢と呼ぶより、三本の矢の補強と考えるべきだろう。この新政
策の極秘検討案を、霞が関駅の丸の内線ホームで拾ったので、その主な内容を下で解説し
たい。
まず、成長戦略の中で、アニメ、ゲーム、ファッションなどのコンテンツ産業を、
「クールジャパン」として海外に売りだしていく、という策は、既に成長戦略に盛り込ま
れている。この「クールジャパン」と並んで、
「来~るジャパン」として、海外から観光客
がより多く日本に来るようにしよう、と検討されているようだ。
既に現在でも、「クールジャパン」を楽しもうと、秋葉原などに外国人観光客が訪
れている。しかし「クールジャパン」だけでは力不足なので、新たに「ホットジャパン」
といったもう1つの柱を立ち上げよう、という計画だ。具体的なホットジャパンとしては、
次のような施策が有力とみられる。
1)ホットスプリング、すなわち温泉の魅力をより強く打ち出し、外国人観光客に温泉に
入って、ほっとしてもらう。
2)プレナス社の持ち帰り弁当である「ほっともっと」で、外国語のメニューを完備させ、
外国人向けの弁当の品ぞろえを増やして、日本の弁当ファンになってもらう。
3)松岡修造、アントニオ猪木など、「燃える」という熱い(暑苦しい?)イメージが強
いタレントに、海外で日本の宣伝をしてもらう。
4)アニメのキャラクターとして、目が燃える星飛雄馬を前面に打ち出す。伴宙太も適宜
1 一隅の花 4 月 1 日 投入する。
5)真夏の我慢大会や、熱湯風呂体験など、熱い(暑い)行事を取り行なう。
6)京都、奈良などの古都の仏像については、やはり貴重な観光資源なので、「ホットジ
ャパン、仏だけにほっとけ」というキャッチフレーズでキャンペーンを推進する。
7)メイドカフェが、秋葉原を中心にクールジャパンの代表として人気を集めている。ホ
ットジャパンとしては、筋肉むきむきの暑苦しいお兄さんたちを集めたカフェを作ろ
う、との計画もある。余りの男臭さに、客からはまるで地獄にいるようだ、といった
感想も寄せられたため、名前を「冥土カフェ」にする可能性が高いと聞く。
実は既に昨夏実験的に、猛暑の日本に何人かの外国人観光客を呼び、モニターに
なってもらっていたそうだ。それらの外国人は、夏バテしながらも、それなりに日本の暑
い夏を楽しんでいたとのこと。その外国人観光客の一人は、「日本の夏は暑くてつらいが、
猛暑はもうしょうがないですね」と語っていた1。
こうしたホットジャパンの施策により、特に夏場の外国人観光客の増加が期待さ
れ、暑い時期の経済が活性化するだろう。それにより、国内株価のサマー・ラリーが見込
まれる。この政策を聞いて海外で最も喜んだのが、元米財務長官のローレンス・サマーズ
(ニックネームで呼べば「ラリー・サマーズ」
)だそうだ。
(以上)
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その外国人観光客は、決してデーブ・スペクターではない。 2 一隅の花 当資料は、ブーケ・ド・フルーレット(略称「Bdフルーレット」、以下「当事務所」)が、
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段は、何か一点、経済や市場の動きの一隅を示すつもりで、
作成するものです。 3 2013 年