主要日誌 平成28年3月~平成28年6月 3月18日(金) 平成27年度 第19回卒業式・第14回修了式 6月11日(土) 第1回オープンキャンパス 3月31日(木) 学年終了及び後学期終了 6月18日(土) ケアリング文化実習戦跡巡り(看護学科) 4月 1日(金) 学年及び前学期開始 4月 1日(金) ・4月 4日(月) 成績通知・登録関係資料等配布 4月 4日(月) 在来生オリエンテーション(全学) 4月 4日(月) 新入生・在来生オリエンテーション(看護学科) ~4月 8日(金) 4月 5日(火) 新入生一斉学力テスト 4月 5日(火) ・4月 7日(木) 新入生ガイダンス(全学) ~4月 8日(金) 平成28年度入学式 4月 6日(水) 大 学 院 オリエン テ ーション( 国 際 文化 研 究 科、看護学研究科) 4月11日(月) 前学期講義開始 (登録調整期間:4月11日~22日) 4月15日(金) 看護学科実習連絡調整会議(看護学科) 4月16日(土) 1年次教育研修 (スポーツ健康学科、看護学科) 4月19日(火) 学内合同企業説明会(国際学群、スポーツ健 ~4月21日(木) 康学科) 4月23日(土) 1年次教育研修(国際学群) 5月 7日(土) 新入生歓迎スポーツ大会 5月 9日(月) 4年次領域実習(看護学科) ~8月 5日(金) 6月中 教育実習(高等学校) 寄付金を賜りました 「本学の教育・研究活動および学生課外活動の奨励、また留学生奨学資 金などに役立ててください」と、次の方々からご寄付を賜りました。寄 付者の皆様のご芳名を掲載し、改めてお礼を申し上げます。 ■山里 勝己 様 ■株式会社沖成ガード 代表取締役 東江 正寛 様 ■公立大学法人名桜大学同窓会 会長 大門 達也 様 ■名桜大学協力会 会長 仲泊 弘次 様 6月25日(土) ITスクール2016 7月27日(水) 教養演習Ⅰポスター展示会 ~8月10日(水) 7月28日(木) 数理学習センタープロジェクト発表会 8月 2日(火) 台風等休講による補講予備日 ・8月 3日(水) 8月 4日(木) 学期末試験期間 ~8月10日(水) 8月 8日(月) 総合実習(看護学科) ~9月16日(金) 大学院修士論文中間発表会,修士論文計画テーマ 8月 8日(月) 発表会及び研究生研究計画概要発表会(国際文化 研究科) 8月11日(木) 第2回オープンキャンパス 8月11日(木) 夏季休業 ~9月26日(月) 「教育支援コース」 (国 8月11日(木) 現地実習「国際協力コース」 ~9月26日(月) 際学群)海外インターンシップ(国際学群) 8月12日(金) インターンシップ(スポーツ健康学科) ~9月23日(金) 8月12日(金) 現地実習「東南アジアコース」 (国際学群) ~8月27日(土) 8月12日(金) 追試験実施期間 8月13日(土) 再試験実施期間 8月15日(月) 夏季休暇(教職員) ~8月19日(金) 8月18日(木) 現地実習「沖縄コース」 (国際学群) ~8月24日(水) 8月22日(月) AO入試(国際学群) ~8月24日(水) 8月22日(月) インターンシップ(国際学群) ~9月 2日(金) 8月27日(土) 教育懇談会(福岡会場) 9月 5日(月) 現地実習「英語圏コース」 (国際学群) ~9月18日(日) 教育実習(中学校) 9月中 9月 1日(木) 現地実習「中南米(スペイン語圏)コース」 ~9月16日(金) (国際学群) (国際 9月 5日(月) 現地実習「中南米(ポルトガル語圏)コース」 ~9月19日(月) 学群) 9月 5日(月) 現地実習「日本コース」 (国際学群) ~9月15日(木) 9月10日(土) 大学院修士論文中間発表会(看護学研究科) 9月10日(土) 現地実習「東アジアコース」 (国際学群) ~9月22日(木) 9月12日(月) 1年次基礎看護実習Ⅰ(看護学科) ~9月20日(火) 9月16日(金) 9月卒業式・修了式 9月23日(金) 2年次キャリアアップセミナー(国際学群) 9月23日(金) 成績通知・登録関係資料配付 ・9月26日(月) 9月24日(土) 教育懇談会(東京会場) 9月26日(月) 3年次領域実習(看護学科) ~1月27日(金) 9月26日(月) 前学期終了 9月27日(火) 後学期開始、年次別オリエンテーション、大学院 オリエンテーション 9月28日(水) 後学期講義開始 (登録調整期間:9月28日~10月11日) Vol. 48 平成28年6月号 平成28年6月10日 2016.6 7月27日(水) 言語学習センタープロジェクト発表会 9月 5日(月) 編入学試験(看護学科) 仲泊 弘次名桜大学協力会会長より寄付金が贈呈されました 48 vol. 行事予定 平成28年6月~平成28年9月 編集・発行 名桜大学 広報室 〒905-8585 沖縄県名護市字為又1220-1 TEL.0980-51-1100(代) FAX.0980-52-4640 URL http://www.meio-u.ac.jp E-mail [email protected] 印 刷 沖縄高速印刷株式会社 01. 学事報告 平成28年度 入学式 私たちのキャンパスライフ 名桜大学に入学して 平成28年度 1年次教育プログラム 平成27年度 第19回卒業式・第14回修了式 看護学科4年次国家試験対策 国家試験受験に向けての取り組み 平成27年度 看護学科3年次キャリアアップセミナー開催 平成27年度県内・県外病院合同説明会」 開催 10. 就任のご挨拶 12. 教育・研究活動レポート 23. 就職活動支援レポート 24. ウェルトーク 25. ライティングセンター始動! 27. 言語学習センター 28. 数理学習センター 29. S-CUBE 30. シリーズ ゼミ紹介 わたしのふるさと自慢 研究コラム つながる、 つなげる教員の輪 サークル紹介 35. 課外活動レポート 39. 公開講座報告 40. 地域出前講座報告 41. お知らせ 43. 主要日誌・行事予定・寄付者一覧 学 事 報 告 学 事 報 告 平成28年度 入学式 平成28年度 1年次教育プログラム 新しい自分を発見し、大胆にそして果敢に未来へ向かって 飛翔することを期待(学長告辞) 晴れ間がのぞく穏やかな4月6日(水)、北部生涯学習推進 センターにおいて平成28年度名桜大学入学式が執り行われ ました。学部生522人、大学院生15人の537人が名桜大学に 加わり、大学生活の新たな一歩を踏み出しました。 式典では、入学生代表の喜屋武美波さん(沖縄県立名護高 校出身)による宣誓、山里勝己学長による式辞、北部広域市町 村圏事務組合稲嶺進理事長および本学比嘉良雄理事長によ る祝辞が述べられました。 山里学長は、 「 本学では教員は教壇から教えるだけでなく、 学生が主体的に学びを深めるように指導している」と本学の 特徴を語り、 「 学生の皆さんがどれだけ高い志を持って自らに チャレンジし、自らを成長させることができるか、学長として 皆さんにチャレンジしたい」と激励しました。 式典後、SAKUR AUMへ 移動した入学生は記念撮影を行 った後、先輩学生によるサークル紹介やエイサー披露によって 熱烈な勧誘と歓 迎を受けていました。入学生保護者は、後援 会総会、学科ごとの教職員との懇談会に参加し、各学科のカリ キュラム等の理解を深めました。 国際学群 入学生 の声 国際的に活躍したい! ! 平成28年度、名桜大学国際学群には316人の新入生が入学 し、新緑まぶしい山々と青のグラデーションが美しい海原が一 喜屋武 美波さん 名 桜 大学には、 「 教養を身につけたい」 「 地 元に貢 献した い」それが叶う大学だと思って進学しました。看護師の母と 同じ道に進みたいという思いがあり、母も勧めてくれました。 大学では、看護の専門知識や技 術を修得することはもちろ んですが、英語力も伸ばし、英検準1級や1級にもチャレンジ したいです。またVAG(ボランティアアクティビティグルー プ)に入って、地 域のボランティア活動へ参加したいと思い ます。将 来は 北部地 域の保 健医 療に貢 献でき、さらに海 外 でも活躍できる看護師を目指してがんばります。 望できるキャンパスにフレッシュな笑顔があふれました。これ あって大 いに 盛り上 がり から踏み出す新生活に不安と期待で一杯の彼らには、11人の ました。ウェルナビや教員 心優しい担当教員と心強い21人のウェルナビの先輩達がつい 共々の集合写真や青い海 ています。4月に行われた新入生のための2大行事、新入生オ を背 景にしたクラスごと リエンテーションと1年次教育研修について報告します。 の写 真撮 影も楽しいイベ 新入生オリエンテーションは入学式2日後の4月8日(金)に ントでした。 開催されました。佐久本 功達国際学群長挨拶のあと、一年次 総勢10人余のボランテ 担当教員のユーモアあふれる自己紹介、教養演習クラスをサ ィア参加の先生方には休 ポートするウェルナビの元気なメンバー紹介と、緊張した面持 日にも関わらず写 真撮 影 ちの新入生にも笑顔が広がります。名桜大学はどのような教 やバーベキューの手伝いとご協力いただきました。出席点呼、 育目標を持ち、どのような人材を育成するのか、そのためのカ レクレーション運営、片づけとウェルナビメンバーの活躍に先 リキュラムはどのような内容なのか、4年後の将来 像を胸に 輩学生の良さを再認識した1日でもありました。企画・運営担 決意を新たにしたオリエンテーションとなりました。 当の林優子先生はじめ、ご協力いただいた職員の皆様にも感 快晴で始まり快晴に終わった21世紀の森公園での1年次教 謝申し上げます。全国各地から名桜大学に集まった新入生は 育研 修は309人の1年次学生(7 沖縄を象徴するかのような青い空と青い海、 「 うりずん」の沖 【平成28年度入学生数】 国際学類 316人 人の届け出 欠 席 )が 参 加しまし 縄を満喫し大学生活への第1歩を元気に踏み出しました。 5人 た。方 言 でのラジオ体 操で体を ウェルナビ共々1年次担当教員全員で、名桜大学での彼ら 3年次編入生 4人 ほぐした後、午前中はクラスごと 101人 のこれからの成長に期待し応援していきたいと思います。 のバーベキューを楽しみ、午後か 新入生 スポーツ健康学科 人間健康学部 看護学科 自分達で焼いたBBQは最高! 2年次編入生 新入生 国際学群 皆で協力しながら望んだレクリエーション 2年次編入生 2人 3年次編入生 2人 らは砂 浜で5色 綱引きをクラス 入学生を代表し宣誓した喜屋武さん 団結力を深めた綱引き 87人 新入生 3年次編入生 対抗で競い、担任の応援合戦も 総評:国際学群1年次学年担当主任 与那覇恵子(国際学群 国際文化教育研究学系 教授) 5人 大学院 国際文化研究科 国際文化システム専攻 7人 大学院 看護学研究科 看護学専攻 8人 新入生を熱心にサ ークルへ勧誘する 在学生 新入生をはじめ、ウェルナビ・教職員を含む参加者一同 山里学長による式辞 比嘉理事長による祝辞 声 新入生の 大学教授を目指したい!! 式に臨む新入生一同 ダイナミックなエ イサー演舞に見入 る新入生 人とのつながりを大事にしたい 山村 玲雄さん(三重県立宇治山田商業高校出身) 比嘉 彩乃さん(沖縄県立北部農林高校出身) 三重県から沖縄に来て、価値観や考え方の違うことで最初 は不安でしたが、BBQやレクリエーションでいろいろな人 たちと協力していくうちに、たくさんの友達がで きました。 将来の夢は、大学の教授になることです。商業 高校で習得した専門性を高めながら、国際的 知識を身につけていきたいです。さらに、 多角的な視点から観光を学んでいきたい と考えています。 入学して、高校時代とは違い、学生一人ひとりが大人 っぽく、個性的な印象を受けました。教育研修を通し て、ユニークな仲間たちにも出会え、多くの 人たちと交流することができました。今ま で以上に人との繋がりを大切にしていこう と思えた研修でした。 卒業後は、発展途上国で日本語教 師を目指しています。常に自分の目 標を持って、県外や国外の人たち と多く関わっていきたいです。 式典に花を添えた吹奏楽部の演奏 1 2 人間健康学部 人間健康学部 スポーツ健康学科 看護学科 平成28年度に入学した新入 生101人(男子61人、女子40 平成 28 年度の看護学 科第10 期新 人)と編入生(4人)の教育プログラムを4月16日(土)に実施 入学 生 は 8 7人( 男 子13 人 、女 子 74 いたしました。東村のつつじエコパークでプロジェクト・アド 人)、3年次編入生5人です。今年度の ベンチャー(PA)体験に挑戦しました。PA体験はアメリカ発 新入生は県内63人、県外24人と県内 祥の教育手法で、冒険教育とも呼ばれています。豊かな心を 出身者が約7割を占め、これまで以上 育むために、様々な活動を通して個人の主体性の成長と、集 に県内学生が多くなっていました。 団内での協調性づくりを支援します。現在では、企業の新入 さまざまなPA施設を体験 看護学科新入生ガイダンスは4月4 社員研修などにおいても実施されています。スポーツ健康学 な人間形成に寄与できると考えております。 日~8日に行われ、内容は看護学科教 科でのこのプログラムの実施は、今年で4年目を迎えます。昨 プログラムの内容は、グルーピングのあとにアイスブレイク 員紹介、ガイダンスの心構え、看護学科棟案内、ポートフォリオ 午 後の活 動 年度からは、専門教育科目「スポーツ健康学総論」および「ス を実施しました。全員でアイディアを出し合いながら、いろい について、クラス活動やゼミ活動、ボランテイア活動、履修ガ は ゼ ミご と に ポーツ健康学演習」の一環として行なわれております。新入生 ろなプログラムを体験しました。ボルダリングや綱渡り、丸太 イダンス、カードメソッド法の説明などを行いました。 分 か れ 、2 年 の教育プログラムであることはもちろんのこと、専門教育の からのジャンプなど、恐怖心に負けそうになりながらも仲間 クラス活動やゼミ活動、カードメソッド法の説明について 次 をフ ァ シ リ 導入として、重要な位置付けになっております。今後は、夏季 からの声援を力に精一杯チャレンジしました。この経 験を通 は、2年次の先輩方が自分たちのこれまでの活動を振り返りな テ ー タ ー とし にスノーケリング、郷 して得られたチャレンジ精神や仲間との協調性を、これから がら、クラス活動やゼミ活動の楽しさ・大切さを伝えました。 てポートフォリ 土 文化のエイサー 体 の有意義な学生生活に生かしてほしいと考えています。 新入 生と積極的に関わりたいとの熱い思いが伝わり、2年次 オを 用 い た 自 験 、名 護 岳 登 山 など 本プログラムには、多くの先生方にご参加いただきました。 の成長や頼もしさを感じることができました。 己紹介、カード を予定しています。ス 大変ありがとうございました。また、つつじエコパークの職員 ガイダンスを通して、新入生は看護学科の教育の特徴であ メソ ッド を 用 ポーツ健 康 学 科で の方々にも、この場をお借りして心から感謝申し上げます。 る参画型看護教育の理解や大学での学び方について学び、今 いてのグループワークを行いました。グループワークでは各グ 後の大学生活に大きな希望や期待が膨らんだのではないか ループのテーマについて、自分が考えた内容や意見を発表し、 と思います。 模造紙にまとめて発表を行いました。これからの大学生活の 新入生教育研修会は「新入生同士及び上級生、教員との親 目標について各グループのすばらしい発表内容でした。 睦を深め、学科の理念を共有しながら各自の夢や目標を語り 新入生教育研修会を通して、新入生からは「めちゃ楽しかっ 合う」を目的に4月16日(土)に行われました。新入生教育研 た」 「 先輩方の思いが伝わった」との声が聞かれ、2年次のスム 修の企画・運営は2年次が旧担任と共に長い時間をかけて準 ーズな運営や進行により無事終了することができました。ガイ 備してきたものです。午前中は北部生涯学習推進センター体 ダンスや新入 生教育研 修会の学びをこれからの大学生活に 育館において楽しいレク活動を行い、新入生同士あるいは上 生かし、成長につなげていってほしいと思います。 級生や教員との親睦を深め、昼食はバーベキューをゼミメン ご協力をいただいた教職員の皆様に感謝申し上げます。 は、多くのバリエーシ ョン豊 かな体 験をす チーム全員で協力し合う ることにより、全人的 総評:1年次学年担当主任 前川 美紀子(スポーツ健康学科 上級准教授) 共に親睦を深めた上級生、教員及び新入生一同 皆で協力し合って楽しんだレク活動 バーや上級生、教員と楽しみながらいただき、交流を深めてい ました。 総評:看護学科1年次担当 佐和田 重信(看護学科 准教授) 新入生(午後の部C・Dクラス)及び教員一同 声 新入生の 助け合いの精神で! 抜群のチームワーク! 林田 水冴輝さん 中山 怜 さん (福岡県立久留米高校出身) PA体 験では出された課 題を解決する ために、クラスメイトと協力し合い達成で きたときは、とても嬉しかったです。自分 自身もチームをまとめながら雰囲気を盛 り上げつつも、自然とその場を楽しんでい ました。体 験 後は、全員と交流が深まり自 然と打ち解けることができました。 今回の体験を踏まえて、これからの4年間の大学生活もクラ スメイトと助け合いながら勉強や部活も楽しんでいきたいと 思います。 3 自身の生い立ちをポートフィリオにまとめ自己紹介行う (長崎県立長崎西高校出身) 今 回の 体 験 実 習 では 、クラス 長として 皆が楽しめるように、声を掛け合ったり励 まし合ったりと雰囲気をよくすることを意 識しました。 研 修に参加する前は名前も知らない同 士で上手くいくか不安でしたが、体験が終 わる頃には、互いが冗談を言えるくらい仲 良くなれました。 今後も普段の生活から、皆と助け合って抜群のチームワーク で4年間楽しく可笑しく過ごしていきたいです。 全員の意見をまとめたカードを発表する新入生 バーベキューを楽しむ新入生 声 新入生の 学年長として皆を引っ張りたい! 島袋 彩さん(沖縄県立名護高校出身) 教育研修では、最初緊張していましたが、先輩方のおかげで自分の殻を破って全力で楽しめました。レ クリエーションでみんな打ち解け合い、BBQでおなかいっぱい食べて、たくさん会話しました。それか ら、ポートフォリオを用いて自己紹介し、カードメソッドを使ってディスカッションしたので、昨日までと は違う自分や仲間がいました。雰囲気もとてもよくなりました。自分を出して、相手も理解して、とても仲 が深まるプログラムでした。 研修会を企画、運営してくださった先輩方に感謝し、来年は先輩の立場として、自分が味わった楽しさ を後輩に味わってもらうためにサポートしたいです。また、学年長として、1年次生の絆を深められるよ うにがんばりたいと思います。 4 私たちの キャンパスライフ 名桜大学に入学して 失敗を恐れず何事にもチャレンジ 城間あやめ(国際学群、沖縄県立本部高校出身) 生としての学び方や視点を身に付け、本格的に始まった授業に取り組んでいます。そして、より充実したキャン パスライフを送れるよう、サークルやイベント等に参加し、他学科の学生や先輩と交流を深めています。 新生活をスタートした新入生6人の声を紹介します。 夢が広がる名桜大学 中川 鉄平(国際学群、兵庫県立神戸商業高校出身) 名桜大学は、地元沖縄にありながら県外からの学生が約半数 これからの目標は、 名桜大学に入学して感じたことは、夢が広がる大学だという 大学では高校の を占めています。また、海外からの留学生も多く、海外への留学 学習面にも生活面にも ことです。私が名桜大学を選んだ理由は、1番は沖縄県という環 「学ぶ」から「学び」に 制度も充実しています。そのような環境のなか出身地の異なる 計 画 性 を も つ こ と 、失 境でした。海外からの観光客が多くグローバルな県であり、海な 変わり、自分で考え 多くの仲間と共に学習することで、多様な価値観を学ぶことが 敗を恐れずに何事にも どの自然が好きな私にとって、国際性、自然、どちらの環境も 行動することが大切 できると思いました。それが、私が名桜大学を選んだ大きな理由 チャレンジすることで 整っている名桜大学は私を惹きつけました。さらに、名桜大学は だと知りました。そ れは学問だけにとど です。しかしながら、実は、私自身が海の綺麗な沖縄から す。高校までとは違い、 リベラルアーツ教育の講義形態をとっており、1・2年次 離れられないということも理由の一つでした。名桜大学 自分で選択できること には様々な教養教育科目を受講できます。このリベラ まらず、一人暮らし への進学を決定したことに後悔はなく、自分に合って が増えたと思います。 ルアーツ教育で私自身の将来の夢も広がりました。語 という環境にも大き 学教育専攻に進もうと思っていた私ですが、ヤンバ く関わってきます。 いて正解だったと実感しています。実際に入学し 何をするにも最終的に 1年次教育研修で仲良しメンバーと いつもの仲良しメンバーとハイチーズ! て感じたのは、人との繋がりや温かさです。パワフ は自分自身の判断なので、責任をもって色々な経験をしていけ ルの自然豊かな環境を目の当たりにし観光学にも ルな仲間や、本当に親切な先輩たちや先生たちのお たらと思います。名桜大学での4年間を思いきり楽しんでいき 興味をもちました。観光と語学に興味を持っ で、広がり楽しめる大学生活になると信じ、私は夢に向かい学問 かげで、楽しく素敵な大学生ライフを送ることがで ます。 た私は、リベラルアーツ教育のおかげで十分 に身を入れ、楽しむときは楽しむ充実した4年間にしていきたい に考えて将来に進む時間を与えられました。 と思います。 きています!!! 大学生活を満喫したい! 高良 大志(スポーツ健康学科、沖縄県立普天間高校出身) 仲間と共に夢への第一歩 自分自身が動くこと 池田 円夏(スポーツ健康学科、岡山県立新見高校出身) 入学式の前日の新入生ガイダンス集会では、着席した前後左 行ったりするので、 私は将来、多くの生徒にスポーツの楽しさや大切さを教える てきたので、大学で 右はほとんど県外の人たちで、沖縄にいるという感覚がありま とても便利です。 ことができる体育教師になる!という夢を持っています。一人 も続けようと陸上競 せんでしたが、名桜大学に入学して早くも1ヵ月半が過ぎ、やっ 大学生活はまだ 新たな環境で強く成長するため、ここ名桜大学に進学しました。 技部に入部しまし 始まったばかりで、 名桜大学は、日本で唯一のスポーツ科がある公立大学です。日本 た。体育教師になる 部活は硬式野球部に入部し、たくさんの仲間ができました。練 学ぶべきことが多 各地から学生が集まり、文化や方言の違いを話すだけでコミュ ために、技術だけで 習後には部員達と食事に行ったりして、 野球以外の話などで盛り いのですが、一歩一 ニケーションがとれ、 自然と仲間ができてしまう大学です。 なく指導方法も深く 上がりながら、充実した日々を過ごしています。また、初 歩前に進んで胸を 入学と同時に沖縄で一人暮らしを始め、初めて 追求したいと考えて めて一人暮らしをしていますが、 洗濯や自炊などの大変 張れるような4年間 親元を離れることで今までわからなかった親の います。高校と違い、 さが身に染みながらも、思い返せばこれまで家事をし を過ごしていきた 偉大さや感謝をしみじみと感じています。まだま レベルの高い練習に いです。 だ大学生活において慣れないことがありますが、 戸惑いもありました と大学生活にも落ち着きがでてきました。 てくれた親に頭が上がりません。 感謝です。 ヤンバルの大自然と綺麗な海に 大学は高校とは全く違い、授業の選択や授 囲まれ、のびのびと日々過ごし 業時間の長さ、講義内容、レポート作成など 陸上部のメンバーと記念写真 が、優しい先輩方や仲間のおかげで質の高い練習ができていま す。 何もかも体感するものが新鮮です。特に、課 ています。 これから4年間毎日が新鮮で刺激的な名桜大学で、自分を大 題などはパソコンを使用し、提出はネットで 私は高校から陸上競技をやっ きく成長させるよう努力していきます。 新たなスタート 5 新入生が名桜大学に入学して早1カ月が経ちました。新入生は、高校との違いに始めは戸惑いながらも大学 放課後は部活の練習に励んでいます 宮里 ほのか(看護学科、沖縄県立久米島高校出身) 地域での活動から学ぶ 廣井 真菜(看護学科、東京都・文京学院大学女子高校出身) 18年間久米島という小さな離島に住んでいた私にとって、名 全体が家族のよう 桜大学での学生生活はまるで外国にいるかのような気分です。 なつながりをもっ 私は、たくさんの自然が残る沖縄で暮らしてみたいと思い、 ます。そこで地域が抱え 沖縄県内はもちろんのこと、本土出身の学生も多いこの大学で ているという印象 沖縄での進学を決めました。そして県内でもボランティア活動 ている健康問題や生活習 日々たくさんの人と関わり、いい刺激を受けています。 を 受 け ま し た 。こ に力を入れていて地域との関わりが深い、この名桜大学を志望 慣をしっかりと見つめ、 1年次に同じ出身高校の友達がいないことに加え、慣れない のような恵まれた しました。唯一の不安は、初めての土地で一人暮ら 地域の健康サポートに携 一人暮らしやハイレベルな大学の授業に戸惑ったこともありま 環境で看護を学べ しを始めることでした。料理や洗濯など不慣れで わっていきたいです。ま した。しかし、入学して約1か月が過ぎた今では、ある る こ と に 、嬉 し さ 大変なこともありましたが、一か月経過し、やっ た、地域の方や保健師さ 程度、一人暮らしや授業にも慣れ、大学生活を満喫し と期待で胸がいっ と慣れてきました。大学生活では新しい友達 んと関わることで、さま ています。 ぱいです。 もでき、課題やゼミ活動など協力しなが ざまな年代の方々とコ 強い絆で結ばれた看護メンバーと一緒に! 友達に誕生日を祝ってもらいました! 名桜大学の看護学生になって一番驚いたこと 私の夢は故郷の久米島で看護師や保健師として人々の健康を ら過ごしています。 ミュニケーションをとる能力を身につけたいです。そして、看 は、看護学科全体が強い絆で結ばれていること 守り、離島医療に貢献することです。そのために、失敗を恐れず 今後はヘルス・サポートという、地域 護師や保健師に必要な知識を学び、4年間で大きく成長したい です。学年を越えてみんな仲が良く、さらに教員 様々なことに挑戦し、仲間と切磋琢磨しながら充実した4年間 の健康支援ボランティア団体に所属し、 です。 の方々もとてもフレンドリーで明るいので、学科 を過ごしていきたいです。 積極的に活動に参加したいと考えてい 6 学 事 報 告 学生インタビュー 平成27年度 第19回卒業式・第14回修了式 ◆最優秀卒業生・修了生 「真の大丈夫」となり充実した人生を築くことを祈念して(学長告辞) 平成27年度名桜大学第19回卒業式並びに大学院 第14回修了式が、平成28年3月18日(金)、北部生涯 学習推進センターで挙行され、国際学群279人、人間 健康学部181人、大学院国際文化研究科6人、看護学 研究科8人の計474人が晴れの日を迎えました。 式典では、各学科代表者及び大学院修了生に学位 記が授与された後、優秀な学業成績を収めた卒業生・ 最優秀卒業生 〔受賞者・団体一覧〕 大野 蓮華 (国際文化専攻、愛知県立旭丘高校出身) 金城 彩香 (経営専攻、沖縄県立首里高校出身) (観光産業専攻、沖縄県立那覇国際高校出身) が贈られました。 (スポーツ健康学科、愛知県中京大学附属中京高校出身) んが、名桜大学の建学の精神『平和・自由・進歩』を胸 に秘めた『真の大丈夫(人のため世のために働くとい う大きな志のある人)』となり、充実した人生を築く ことを祈っています」との式辞が述べられました。こ 東恩納 加奈 (看護学科、沖縄県立具志川高校出身) 最優秀修了生 り返り、 「 卒業生それぞれが未来へと進むにあたり、 各学科で優秀な学業成績を収めた卒業生 (左から大野さん、金城さん、宮城さん、 兼子さん、東恩納さん) 我部 政光(国際文化研究科) 野崎 希元(看護学研究科) れに対し、卒業生及び修了生を代表し、人間健康学部 看護学科の東恩納加奈さんが4年間の学生生活を振 学生表彰 各研究科で優秀な 学業成績を収めた修了生 (左から我部さん、野崎さん) 社会人として常に自らを律しながら、前に進む歩み 専門分野の学会で通用するレベルの研究を 推進、他 名護市立屋部中学校サッカー部の外部コー チとして1年次から4年間活動、他 を止めることなく、しなやかな力強さをもって日々 川谷 維摩 福田 恭平 邁進していきます」と抱負を述べ、教職員、家族、後輩 への感謝で辞を結びました。 比嘉良雄理事長は「若い皆様が背負っていかなけ (観光産業専攻、長崎県立長崎東高校出身) 平成27年度全日本大学対抗女子ウエイトリ フティング選手権大会で2位入賞(トータル 2位/スナッチ1位)、他 島袋 美沙紀 (スポーツ健康学科、 沖縄県立辺土名高校出身) ればならない地方、国の重要な課題は山積みしてお 全国学生選抜合宿(inグアム)の選抜選手に 選考される、他 ります。ひるまず雄々しく着実に歩を進めるよう希 (スポーツ健康学科、沖縄県立具志川高校出身) 望します」と、稲嶺進北部広域市町村圏事務組合理事 長は「今やんばる地域は皆さんからの新しい風をうけ て緩やかで、より住みよい地域になってきておりま す。この若い風を、次はそれぞれの舞台で大きく巻き 起こすことを楽しみ にしています」と祝辞 名護 椋哉 (スポーツ健康学科、群馬県立渋川高校出身) 名護市学習支援教室ぴゅあの立ち上げに貢 献、他 阿南 翔平 (語学教育専攻、福岡県立中間高校出身) 名護市学習支援教室ぴゅあの副教室長とし て活躍、他 城戸 海輝 (語学教育専攻、愛媛県立内子高校出身) 西日本選手権大会50mバタフライ優勝、他 宮城 琴美 ヘルスサポート長として活躍、他 山城 里菜 (看護学科、沖縄県立首里高校出身) (スポーツ健康学科、沖縄県立浦添高校出身) 西日本水泳競技大会50m平泳ぎ優勝、他 金城 唯 (診療情報管理専攻、沖縄県立那覇高校出身) 言語学習センターチューター4年間の 貢献、他 上原 丈明 (国際文化専攻、沖縄県立向陽高校出身) ヘルスサポート 代表 山下 愛奈 代表 新城 亘史 (スポーツ健康学科、沖縄県立西原高校出身) (看護学科、熊本県立第二高校出身) 式典終了後、学内の 各会場において学科・ 研究科別学位記授与が 名桜ウェルナビ ナーシングキャリアカフェ 代表 藤原 麗 (観光産業専攻、愛媛県済美高校出身) 代表 木村 華子 (看護学科、大阪府立箕面高校出身) 数理学習センター ピアエディケーションサークル 代表 寺村 希美 (観光産業専攻、熊本県立鹿本高校出身) 行われました。 卒業生を代表して答辞を述べる東恩納さん 専門的な知識、仲間と助け合うことの大切さ、人としての 教養を学びました。これからは、大学生活で学んだことを生 かし、多角的な視点を持った社会人として貢献していきた い。そして、感謝の気持ちを忘れず、悔いの無い人生を目指 します!4年間、見守り続けた家族、指導してくださった伊 良皆先生、ゼミの仲間やお世話になった多くの方々に感謝 しています。 これまで私は経験知で語ることが多かったのですが、大 学院生活を終えて、批判的に物事をみることの大切さを実 感しました。また、指導教員や院生同士でディスカッショ ンすることで自分の価値観が変化し、講義内容の学びを深 めることができました。先生方はとても親切で、院生との 距離が近く、相談しやすい環境でしたので安心して研究に 取り組めました。先生方、家族や友人、研究に協力していた だいた方々に心から感謝しています。 兼子 あさみさん 4年間陸上競技のチームメイトと一緒に最後まで走るこ とができて本当に幸せでした。名桜大学は、 「 自己と向き合 い、新たな自分と出会える場」で、のびのびと学生生活を送 ることができました。新たな環境での生活が始まりますが、 学生生活で培ってきた「諦めない気持ち」、 「 チャレンジ精 神」で何事にも前向きにがんばっていきたいです。4年間あ りがとうございました。 「人と協力して働くこと(協働力)を学ぶ」 東恩納 加奈さん ゼミ活動を通して、自分の意見も相手の意見も尊重して 活動に生かす大切さを知り、人と協力して働くこと(協働 力)を学び得ることできました。学生生活では、ボランティ アや課外活動に取り組むことで視野が広がりました。親身 に関わってくださった先生方、心の支えとなってくれた友 人、両親に感謝の気持ちを伝えたいです。 「 いつでも子ども の味方でいる養護教諭」になれるよう頑張ります。 「『学び方』を学んで」 我部 政光さん 学生団体表彰 水泳競技部 を贈りました。 野崎 希元さん 「自己と向き合い、新な自分と出会える場」 兼子 あさみ 代表 小谷 夏季 (看護学科、沖縄県立知念高校出身) 就職活動支援学生団体 S-CUBE 代表 日原 萌 (観光産業専攻、静岡県浜松学芸高校出身) 優秀卒業論文発表表彰 大学院では様々な分野の知識や視点を身に付けました が、それ以上に「学び方」を学んだことが一番大きな収穫で す。名桜大学はのびのび研究できる環境でした。先生方との 距離も近く、様々な意見を聞くことができたことで研究に もつながりました。指導教員のアリ先生、両親には感謝の気 持ちで一杯です。今後は、世の中の役に立つシステムを創り 出すこと、時代の先を考えて将来を創出できるような研究 をすること、私自身が誰かの目標となれるような人間にな ることを目指します。 学長賞 中村 美月(看護学科、沖縄県立コザ高校出身) 城戸 海輝(語学教育専攻、愛媛県立内子高校出身) 全学卒業研究論文発表会にて 学長賞を受賞した 中村美月さん 国際学群(国際文化教育研究学系) 学位記授与 「看護観を考え直すきっかけとなった」 宮城 直子さん 宮城 直子 修了生、それから優秀卒業論文発表者に対し表彰状 続いて、山里勝己学長から卒業生・修了生に「皆さ 「仲間と支え合うことで共に成長」 ◆学生表彰 「ウエイトリフティングに出会えて」 島袋 美沙紀さん 周りの方々の協力があり、ウエイトリフティングの全日 本大会、インカレで上位入賞することができました。仲間に 恵まれとてもよい学生生活を送ることができたと感じてい ます。私をウエイトリフティングに出会わせてくれた吉本 久也さん、両親、教職員の皆さん、友人に感謝しています。あ りがとうございました。今後は、社会に貢献できる人材にな りたいと思います。 ◆団体表彰学生 「学生がつくる大学」 数理学習センター代表 卒業・修了記念事業 第19期卒業生・第14期修了生から、卒業記念として名桜大 学校歌版が贈られました。 「 名桜大学に入学する若人が、こ の校歌版を見て、母校愛を高め、伝統ある名桜大学の人材へ と成長してほしい」との願いが込められています。目録を受 け取った山里学長は、 「 名桜大学校歌は、おもろそうしの言 葉が含まれている大変素晴らしい歌です。この校歌が刻ま れた校歌版を母校に残すことにした皆さんの創造性に感謝 し、後輩の皆さんに受け継ぎたい」と感謝しました。 ゼミごとに学位記が授与された スポーツ健康学科 平成27年度卒業記念事業 検討実行委員会の皆さん 看護学科学位記授与 7 寺村 希美さん 様々な場面で学生が中心となって活動し、学生が大学を つくっているという実感がありました。大学は自主性が問 われます。そこで、私は数理学習センターに所属し、チュー ターとして学生の学習の支援に携わりました。活動を通し て、自ら主体的に行動することの大切さを学びました。名桜 大学や数理学習センターで学んだように、自主的に行動で きるようになることが今後の目標です。 卒業生・修了生から感謝の意を込めてご家族に 歌が贈られました 式典に華を添えた吹奏楽部の演奏 卒業生の門出を祝し演舞を披露した 名桜エイサー 寄贈された校歌版は体育館の舞台横に 設置されます 学生生活を締めくくるキャップ投げ 8 看護学科4年次国家試験対策 国家試験受験に向けての取り組み 学 事 報 告 看護学を学ぶ学生が看護師・保 健師となり、社会人として スタートするうえで乗り越えていかなければならない課題の 一つに看護師・保健師国家試験があります。 国家試 験 対 策への取り組みは、入学時より始まります。入 学後のガイダンスでは国家試験の動向について説明を受け、 合格に向けて学生個々の目標を明確にします。 本 格的に実践を踏まえた模擬試 験 対 策を始めるのは3年 次からとなります。また、3年次では、臨地領域実習の学びが 国家試験に繋がることを実習前のガイダンスで説明を受け、 学 生個々が国家試 験 対 策の学習をします。その学習の成 果 は、実習終了後の模擬試験で確認します。そして、4年次から は、学生による「看護師国家試験 対策委員」、 「 保 健師国家試 験対策委員」を設け、対策委員長を中心に、1年間の国家試験 業者模擬試験や対策講座の計画を企画・実施し、学生主体で 学習が進められていきます。 学 事 就 任 のご 挨 拶 4 年 次は 、最 終 学 年 として 卒 業 研 究 、臨 地 実 習 、就 職 活 動と多く の課題を同時に行いな がら国試の取り組みを 進める学生個々の真価 を問われる時期となり 学習のポイントをチェックする参加学生 ます 。そ のような 学 生 の皆さんに対して、4年次担任教員を中心に看護学科の先生 方と連携をとりながら支 援していきます。今 年度もこれまで と同様、学生一人一人が国家試験で学習の成果を十分に発揮 できるように支援していきたいと思います。 総評:4年次担任 伊礼 優(上級准教授)、島袋 尚美(助教) 玉井 なおみ(准教授)、長嶺 絵里子(助教) 平成27年度 看護学科3年次キャリアアップセミナー開催 報 告 キャリアアップセミナーは、毎年「伝承会」と称して開催さ れており、名実ともに看護学科での伝統となりつつあります。 各年次間でのつながりを大 切にする看護学科ならではの行 事の一つです。 平成28年3月4日(金)に開催されたセミナーでの伝承内容 としては、最初に4年次の年間活動を説明した後、 「 看護師・保 健師国家試験 対策委員会」 「 アルバム委員会」 「 卒業パーティ ー委員会」 「 編入生活動」など小グループ間に分かれ、4年次 の学生活動を3年次に伝える行事であり、いたって代わり映 えのない申し送りのように思えます。しかしその伝承内容は、 4年次として企画運営にあたる責任、立ち振る舞いなど、学生 間での主体的な活動を通して最終学年として自覚を促し、看 護学科独自の精神的伝統の伝授という一面もあります。 伝承会のために4年次は、企画・運営のノウハウを3年次に 伝えるべく入念に準備と打ち合わせを重ねており、3年次は 最終学年の申し送りに多くの学生が参加するなどお互いの間 での精神的な互恵関係が成立してきています。 とかく学生間での繋がりが浅くなる傾向にある 今日この頃、ヒューマンケアリング精神を基礎と する「伝承会」を看護学科の伝統として受け継い でいってもらいたいと思います。 総評:平成27年度4年次担当教員代表 下地 紀靖(人間健康学部 看護学科 准教授) グループに分かれ行われた伝承会の様子 学 事 報 告 「平成27年度県内・県外病院合同説明会」開催 「平成27年度県内・県外病院合同説明会」は、人間健 康学 部 看 護 学 科と国 際 学 群 診 療 情 報 管 理 専 攻の共 催で開 催さ れ、今回で5回目の開催です。平成28年3月3日(木)に行わ れ、午前は県内施設22施設、午後は県外施設21施設の参加 がありました。キャリア支援課調べでは、午前午後合わせて、 来場者数118人の参加があり、1日を通して、看護学科88人、 診療情 報管 理専 攻30人と会場はリクルートスーツに包まれ た学生の熱気に包まれていました。 今回の「病院合同説明 会 」の 特 徴としては 、病 院での看護・診療情報各 専 門 職 に 応じた 説 明 が 行われ、両専門職を目指 す 学 生 に お いて 充 実し た催しとなりました。 本学卒業生が参加し、後輩へ施設説明を行う姿 参加学生の感想では、 も見られました 9 「医 療系学生 対 象、診療 情 報 管 理 士対 象の説 明 会 が 名 桜 で 行 われ るな んて本当光栄です」、 「診 療 情 報 管 理 士の業 務内 容について聞けたので、 良 か った 」と の 意 見 や 興味関心のある施設へ足を運ぶ参加者 「いろいろな病院の特 徴を知れて良かった。知らなかった病 院を知ることができた」 「 良い病院がたくさんあるんだと気づ けました」など病院合同説明会を開催したことで選択肢が広 がり具体的なイメージを得ることができたようでした。説明会 の運営方法としては施設への訪問学生数に偏りがあり、どの ように学生へのアピールを平坦化できるか課題は残りました が、今後就職活動の幅をひろげるためにも今後も継続してい く必要性を感じました。 総評:平成27年度4年次担当教員代表 下地 紀靖(人間健康学部 看護学科 准教授) 副学長就任のご挨拶 名桜大学副学長 住江 淳司 平成 28 年 4月から名 桜 大 学副学長に就任しました住 江 淳 司と申 します。よろしくお願いします。出身は 和歌山県和歌山市で、沖 縄に 来たのは名桜大学の開学と同時でしたので、今年で23年目となりま す。専門はラテンアメリカ史で、特に19 世紀 末ブラジル北 東 部の救 世 主 運 動について研究を重 ねてきました。今は、学内の基 盤 研究で ある「人の移動」プロジェクトの一つ、中南米 地 域のチームリーダー をさせて頂いております。中南米地域のもう一人の共同研究者は、ブ ラジル 連 邦 共和国、パラナ州、ロンドリーナ市にある本 学の学 術 交 流協定大学であるロンドリーナ州立総合大学大学院 教授のルジア・ ヤマシタ・デリベラドール教授で、共同研究のテーマは、 「 ロンドリー ナ市における沖縄系の人びとの文化変容と文化挿入」です。現在この 「人の移動」プロジェクトの取りまとめをしております。 さて副学長という職 責は、言うまでもなく学長を補佐し学長を支 えていくポストであります。従って学長が 仕事をし易い環 境を作り、 学長補佐就任のご挨拶 学長補佐 金城やす子 4月から地域貢献担当の学長補佐を拝命しました金城やす子です。平 成27年度に琉球大学の参加校として申請しましたCOC+事業『地(知) の拠点:新たな地域社会を創造する「ミライカナイ(未来叶い)」事業』を はじめ、地域との連携事業、また地域貢献に取り組むことを主な業務と しています。新たに設けられた職位であり、学長からの命を受けて事業 に取り組む、いわば「特命係り」のような位置づけであると考えていま す。 看護学科の教授として、小児看護学分野の講義・演習・実習、さらに大 学院の講義を担当しながら、学長補佐の重積が果たせるかどうか不安 な新年度を迎えました。1年間の任期ですので、できる限り地域との連 携を深め、地域との交流を図り、次期の担当者に引き継ぎができるよう に、事業の方向性を示せるようにしたいと思っています。 4月初めから早速COC+事業の取り組みとして、対象地域である大宜 味村、国頭村との協定を進めています。COC+事業は琉球大学を主幹校 として産学官連携を進める事業であり、その基本の柱は3本、①「地域支 援人材の育成」、②「地域志向科目の設定」、③「地域貢献事業の推進」で す。その結果として、卒業生の地域定住の促進、企業誘致、離職者の防止 等を評価項目としています。 学長補佐就任のご挨拶 かつ大学の成員である教職員の一人一人が学長に 協力する体制を構築していくことを心がけたいと 思います。そのためには微力ではありますが、教職 員の方々の「親和力」を高めるお手伝いをさせて頂 きたいと考えております。小職は名桜大学が開学 した1994年(平成6年)から奉職させて頂いてい る数すくない教員の一人です。つまり名桜大学の歴史をこの目で見てま いりました。これから名桜大学が直面するであろう数々の諸問題を解決 する際に、小職の経験してきたことが少しでもお役にたてばと思ってお ります。 毎日、副学長室で執務をしておりますが、学部ゼミと大学院の授業の 際は研究室505号室におります。ブラジル産の挽きたてで香りのよいエ スプレッソ・コーヒーを用意しておりますので、ご用の際はどちらかの部 屋に気軽にお立ち寄りください。 平成28年度は、自治体、企業、学生等を対象に ニーズ調査を行うこと、名桜大学が提供している科 目から地域志向科目をどのように設定するのか、科 目内容等の確認作業を進めていきます。また、サテ ライトを2村に設置しますので、公開講座の配信を 含めサテライトの活用を充実させること、さらに多 くの教職員が地域貢献活動を行っていますので、教職員や学生の地域 での活動内容を把握し、COC+事業との連携、協同を図ることなど、多 くの事業への取り組みが求められています。COC+事業は担当者だけ ではできませんので、学内外の多くの皆さまのご協力をいただき、進め ていきたいと思っています。 沖縄県北部地域は、医療や保健、健康問題において多くの課題を抱え ています。健康支援教育をはじめ、健康予防・健康増進活動等、さらには 医療のあり方も含めて大学と地域とが連携していかなくてはなりませ ん。地域貢献担当として、医療問題等にも積極的に関わっていきたいと 考えています。 皆さまからのご提案をいただき、さらには多くのご協力を得て事業を 進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 学長補佐 嘉納 英明 本年4月1日付けで学長補佐を拝命致しました嘉納英明です。大学及 び大学院(修士課程)は、教育制度・教育政策を専攻し、九州大学博士課 程では、社会教育学教室に所属しました。これまでの研究は、主に、沖縄 の教育制度や地域教育史を対象にしてきましたが、この数年は、学内外 の研究者と共同で「貧困と格差」の問題に向かい合っています。 今年に入り、沖縄県の調査で、沖縄の子どもの貧困率が29.9%であ ることが報告され、国内で最も子どもの生活環境が厳しいという状況 が明らかになりました。北部地域の子どもをめぐる状況も同様です。子 どもの貧困問題は、次世代の連鎖を再生産し、健全な生活を営むことも 困難にさせるものです。国や県は、法律を制定し予算を計上して子ども の貧困対策に乗り出していますが、長期的な展望に立った計画と実施、 検証が望まれます。なお、本学は、名護市との連携事業で、2013年度か ら生活困窮世帯の中学生に対する学習支援活動を展開していますが、 さらに本年度から新しい取り組みを検討しています。本学の学群、学部 とも地域とつながり、地域課題を意識した活動を進めていますが、より 一層の充実・強化が求められています。 学長補佐の役職(ポスト)は本年度、新たに設けられたもので、私を含 め2人配置されています。その役割は、 「学長の命を 受けて全学的な企画、立案等に参画し、または特定 の事項の処理に当たる」 (「学長補佐に関する規程」 第2条)とされています。実際の本学の学長補佐 は、 「 地(知)の拠点大学による地方創生推進事業 (COC+)」と「地域教育」の担当に分かれ、私は後 者にあたります。先に示した子どもの貧困をめぐる問題の他にも、北部 地区では、地域の学力保障問題、離島・へき地の教育課題、地域の教育 行政(教育委員会)等との連携・強化、教員の資質向上を目指す研修セン ターの学内への設置等、課題は山積しています。大学の資源(ひと、も の、こと)を地域課題とつなぎ、課題解決を共に図ることで、大学と地域 が成長し合える関係をかたちづくることが求められているといえるで しょう。 北部唯一の四年制の高等教育機関である本学に対する地域からの期 待は大きいものです。その期待に応えるように、教職員が一丸となって、 地域の大学としての存在感を発揮すべく奮闘したいと思います。 今後とも ご支援くださいますよう宜しくお願い申し上げます。 10 就 任 のご 挨 拶 附属図書館長就任のご挨拶 大学図書館は、学生の学習と高等教育並びに学術研究活動全般を支 える重要な学術情報基盤の役割があります。 また大学の教育研究の中核 として、総合的な機能を担う機関としての役割も求められています。その 一方で、現在の大学及び大学図書館を巡る大きな環境変化の中で、多く の課題に直面していることもまた事実です。例えば、インターネットの普 及により、 学生および教職員は多様な情報資源を簡単に入手することが できるようになりました。そのため大学図書館は今後更に自らの立ち位 置を明確にしたうえで、情報の蒐集、組織化、サービス提供のあり方を工 夫していく必要があります。 こうした時代において、大学図書館に求められる機能や役割はいった い何でしょうか。その回答として名桜大学では、昨年度、附属図書館の増 改築に関する基本構想を策定しました。この基本構想のもと、平成30 年4月のリニューアルオープンに向けて、今年度には基本設計、実施設計 などのプロジェクトが開始します。 現在の図書館には本館および看護学科分館を含め、およそ16万冊の 蔵書が所蔵されており、その収蔵スペースの運用率は86%です。毎年平 均4000冊程の資料を新規登録していますが、 現状では数年後に限界に 達してしまいます。そこで、増改築後の新図書館では30万冊の蔵書の収 蔵に対応する計画です。 また名桜大学では新図書館の実現すべき機能と して、そのコンセプトを「『個性』 『知性』 『感性』を育むために、静寂さ(集 総合研究所長就任のご挨拶 本学の総合研究所も2016年に満21歳になりました。昨年成人に なったばかりですが、大人として自立を求める声が日増しに高まってい るように思われます。 人類学では、成人式とは「子どもとしては一度死んでもらい(分離決 別) 、 大人として生まれ変わる (再統合) 」 ことと理解しています。 本研究所 も成人になりましたので、当然大人としての役割と義務を果たしていか なければなりません。 換骨奪胎の姿を学内外に示していくべきでしょう。 時宜を得たことになるでしょうか。新しい中期目標にも「研究所改革」 がしっかり盛り込まれており、学外からも「地域のニーズにより答えられ る研究所を」と期待されています。 私としては「中期目標」に沿うことはもちろん、継承すべきところは継 承し、踏まえるところを踏まえ、改めるべきところをしっかり改めていき たいと思います。改革のための1年という期間は必ずしも十分とはいえ ませんが、一定の成果が見込まれる段階までは進みたいと思います。 所長としての自分の役割は、化学反応を促進させる触媒だと思いま す。そのわけは、何よりも私が30年も以前に韓国からきたエイリアン (外国出身の人)だからです。エイリアンがしっかり暴れてくれないと興 就 任 のご 挨 拶 附属図書館長 小川 寿美子 中できる場)と快適さ(憩える場)を追求し、学生、 教職員、そして市民が集う場となること」としまし た。特に「快適さ」という機能は、一般の図書館にあ まり取り入れられていない、 斬新なコンセプトでしょ う。 心身を 「リラックス」 させる空間の実現として、 少 し疲れた時には、 簡単な軽食がとれるスペースの確 保、また外部と繋がる印象を与えるオープンエアな環境の整備を考えて います。新図書館は、1年前に新築した学生会館(SAKURAUM)のよう に、学生や教職員がつい足を運びたくなるような好感度の高い施設への 変身を目指します。例えばラーニング・コモンズ、即ち複数の学生が集ま り、 電子情報資源も印刷物も含めた様々な情報資源から得られる情報を 用いて議論を進める学習スタイルの「場」を、図書館で提供できたら良い と考えます。 また新図書館ならではの特徴として、 沖縄 (特にヤンバル) の 郷土資料や貴重な蔵書の蒐集とデータベース化、および公開にも力を入 れ、 地域の教育研究活動の活性化を目指します。 任期は平成28年4月より2年間です。図書館長として、学生や教職員 の知的交流活動の活性化を図るべく、利用者のニーズをくみ取りなが ら、教職員が車の両輪のごとく一体となり、大学図書館増改築の基本構 想を具体的に推進することを使命といたします。どうぞよろしくお願い 申し上げます。 看護学研究科長就任のご挨拶 名桜大学大学院看護学研究科は、沖縄のケアリング文化を基盤とし て地域の健康問題を創造的に解決していく専門性の高い看護実践能力 と看護教育および研究能力を有する人材を育成するために、平成23年 4月に設置されました。平成28年度に6年目を迎え、この度、私が研究科 長を拝命しました。 設置以来、看護学研究科では沖縄県内外から多くの院生の皆さんが 熱心に学んでこられました。 修了生のうち7名が本学看護学科の教員とし て勤務し、その他の皆さんも教育機関や保健医療機関において専門性 を生かし活躍されています。本研究科は、沖縄県内では3番目の看護学 を探求する大学院として設置されました。 わが国の看護学の修士課程数 は現在175(平成27年4月)に上り、全国の看護系大学の7割に修士課程 が設置されていることになります。その背景には、世界に類を見ない少 子高齢化により全ての年齢層の健康ニーズが複雑化し、 多様な健康課題 に対して的確な貢献が看護職に求められていることがあります。それ故 に看護の需要がますます増大し、 質の向上が求められているのです。 本研究科では、院生の多様な学習ニーズに十分答えられるように、今 年度より国際文化研究科と協働し新カリキュラムをスタート致しまし た。院生は国際文化研究科で開講されている多彩な授業科目の選択が 可能となりました。さまざまな年齢や経験を持った院生同士がかかわる 行的にはまったく面白くないでしょう。外界の者が ムラ社会に溶け込み、すっかり村の一員になりきっ ておとなしく暮らすのは両敗倶傷的な損失を招き ます。異質なものが隣り合っているのに相互に何 の化学反応も起きなかったら、それは剥製された エイリアンのはずです。相互に何の会得も得られな いでしょう。 幸い、最近はいたるところで「国際化」 「グローバリゼイション」が高々 と叫ばれているので大変居心地がいいと感じています。その理由は、い うまでもなく国際化とは「他者の文化」の承認が大前提となるはずだか らです。エイリアン(他者)を受け入れ、エイリアンが持ち込む文化を承 認することで初めて国際化云々できるはずだからです。ですから、国際 化とは大変なのです。それでも、本学では日々国際化が叫ばれているの で、研究所の運営においては、自分としては化学反応を促す触媒として 大胆かつ繊細に本務を全うしたいと思います。皆様からの惜しまない ご協力のほどをお願いします。 観光英語(沖縄の自然、歴史・文化)講読/講習会の実施報告 総合研究所学際プロジェクト研究「“やんばる”地域における外 等の講読による知識の充足は、一般 国人観光客受け入れ対応に関する調査研究」の取組の中で、一般 からのニーズが高いことを実感しま 市民を対象とした「観光英語(沖縄の自然、歴史・文化)講読」の8回 した。 連続講座(平成28年1月27日~3月16日)を開催しました。 本講座は、公開講座ではあまり行われない講読とし、また、遠隔 講義での提供も試みました。 「 遠隔講義」を取り入れた理由は、伊 江島、伊平屋島及び伊是名島を含む遠方の参加希望者に対応する ための対策でした。残念なことに上記離島からの受講希望者はい ませんでした。中南部からの受講者には、 「 遠隔講義」の希望者も いて、離島以外の遠方からの受講者にも「遠隔講義」で対応の必要 性が示されたと思います。 「遠隔講義」の希望は本部からもあり、 国際文化研究科長就任のご挨拶 11 中で自らの価値を問い直す体験は、広い見識を醸 成することにつながっていくものと考えます。ま た、臨床・臨地で突き当たった課題や疑問を、多様 な視点から探求することは経験知を理論知として 再構築することを可能とするものと考えます。 大学院では、院生が主体となりクラスメートおよ び指導教員との積極的なディスカッションが展開されています。院生の 皆さんは、新たな知を得るという新鮮な喜びや、自身の経験を論理的に 体系化する手ごたえを感じながら学ぶことになります。しかし、そのプ ロセスは決して容易な道ではありません。就業しながら学ぶ院生の皆さ んにとっては、日々の生活と大学院での学びは時間との闘いであり、修 士論文を仕上げることは予想以上に厳しいものとなるでしょう。しか し、この学びの経験は院生の皆さんを実践の科学としての看護学の奥 深い世界に導くものとなり、修了後も社会の変化や人々のニーズによっ て生じる様々な看護問題に対応し、道を拓くことを可能とする力を培う ものと考えます。本研究科が多様な背景や経験をもつ看護職の皆さん に、豊かな探求を提供できるように研究科教職員一同しっかりと取り組 んで参りたいと考えます。 総合研究所長 李 鎭榮 「遠隔講義」が遠方だけでなく、比較的近距離にある地域でも有用 今般の社 会は、グローバ ル 化、情 報化が進行していると言われま す。そのような状況が生み出す問題を理解し、打開するためには国際 的かつ学際的な広い視野と洞察力を持つことが必要です。本研究科 では、こうした問題に総合的・科学的に取り組むことができる高度な 能力を持った人材を養うことを目的として、多様な文化を理解する能 力を持ち、国内外の課題の解決に必要な視野を持った高度の専門的 職業人及び高度の研究能力を有する人材の育成に努めています。 本研究科には、次のような五つの教育研究領域が含まれています。 言語文化教育研究領域では、琉球列島や東南アジア及び中南米諸国 などの環 太平洋地 域及び 英米における特 色ある言 語文化と地 域 文 化の研究を行い、言語の特質や文化についての専門的な知識を持つ 人材を養 成することを目指しています。社会制度政 策教育研究領域 では、地方、国、国際社会の各レベルにおける組織の構造と機能及び 制度の在り方について研究し、政治・経済•法学的な立場で政 策提言 できる人材を養 成することを目指しています。経営情 報教育研究領 看護学研究科長 鈴木 啓子 な講義手法であることが確認できました。 国際文化研究所長 田代 豊 域では、グローバリゼーション、情報化、福祉化が 進展しつつある社会の中で高度の情報技 術を有 し、産業活動を文化や福祉等の視 点から理 解し 実務に応用して地 域 経済に貢献できる人材を育 成することを目指しています。観光環境教育研究 領域では、総合 科 学と呼ばれる観 光学を文化及 び自然環境の視点から、熱帯・亜 熱帯性、海洋性、島嶼性等について 観光政策的及び環境科学的に研究し、国内外で政策提言できる人材 を育成することを目指しています。健康科学教育研究領域では、人間 の健康を科学的に究明し「こころ」と「からだ」の理解とヒューマニズ ムの精神を基礎に、積極的に国内外へ情 報を発信し、かつ社会貢 献 できる学際的な人材を育成することを目指しています。 本研究 科は、以 上のような多様な専門分野が集合し、大学院レベ ルの研究・教育を実現することを目指しています。どうぞよろしくお 願いいたします。 本 講 習 会で は 、沖 縄 の自 然 の 部 分としては 、 「Nature in Okinawa」 ( 環 境 省 、2 0 0 4 )から抜 粋した 、 「 亜 熱 帯 の島 々 」 (Subtropical Island)と「沖 縄の動植物」 ( The Flora and Fauna of Okinawa)等について、また歴史・文化においては、主 に「今帰仁城跡」 (今帰仁村、2004)から抜粋した、 「琉球王国の誕 生」 (The Birth of the Kingdom of Ryukyu)と「琉球王国のグ スクと関連遺産群」(Gusuku Sites and Related Properties of the Kingdom of Ryukyu) 等の講読をしました。 講義では、本学大学院の城間元貴君が講師を担い、講義サポー トとして留学経験等のある英語が堪能な学部生に関わってもらい ました。また、PPTでの講義の準備は今回実施した「遠隔講義」に おいても非常に有効でした。毎回、20~30人は本学で受講し、ま た2~3人は「遠隔講義」で受講していました。それぞれが真剣に講 義に取り組んでいたので、本講習を企画した側としては非常に嬉 しかったです。観光英語として、本講習会のように自然・歴史・文化 総評:新垣裕治 (国際学群観光産業教育研究学系) 講義の様子 観光英語講読の講義を終えて 今回、私は本講義主催の新垣裕治先生の依頼により講師とい う立場で講義を担当させていただきました。 観光英語ということで、主に沖縄の自然、歴 史、文化をテーマ としたテキストを用い、授業内で本文の解説、読み合わせを行い ながら講義を進めていきました。講義の開始にあたり、事前に受 講生の英語力を把握することはできず、比較的レベルの高いテ キストを用いたため、受講生が授業を理解できるか心配していま したが、なかには実際に通訳 案内士として働いている方も何名 かいましたので、受講生の方々の英語力は予想以上に高く、しっ かりと予習してきている方も多かったため、スムーズに講義を進 めていくことができました。 受講生の中には中南部や北部出身の方々や勤務後に受講され る方が多く、疲労もあったと思いますが自身の英語能力を伸ばし たいという高い意欲を持って講義に臨む姿にとても感銘を受け ました。全8回の講義で6回以上の出席者には修了証を授与する こととなっていましたが、結果として23名の受講生が該当しまし た。講義終了後には受講生から温かい感謝の言葉をいただきま した。本講義を通して、少しでも受講生の英語力向上に寄与でき たことを光栄に思います。 今回、地 域の中には英語を学びたいという方々が数多くいる という実情を感じることができました。今後、名桜大学が「やん ばる」という地域に根ざす公立大学として、地域住民の英語を学 びたいという意欲に応えるためには、多くの機会を設けていくこ とが望ましいと思いました。 城間 元喜(国際文化研究科1年次) 12 平成27年度 一般財団法人沖縄美ら島財団と 包括連携協力に関する協定を締結 全学卒業研究発表会を終えて 平成28年3月15日(火)、学生会館SAKUR AUM4、5階にお 当くださった教員のみなさま、 いて、全学教務委員会・全学FD委員会共催による平成27年度全 企画・運用をサポートしてくだ 学卒 業 研究発 表会が開催されました。全学卒 業 研究発 表会は、 さった 職 員のみ なさま 、受 付 大学教育の集大成である卒業研究を奨励する目的で実施されて や司会を担当してくれた学生、 おり、今 年度は51人の学生が発表しました。国際学群6専攻、人 聴 衆 として 参 加 さ れ た 教 職 間健康学部2学科が合同しているため、研究分野・テーマ・方法が 員・学 生のみ なさまに 心より 多岐にわたり、非常に学際的な発表会になりました。発表学生の お礼申し上げます。 所属内訳は、国際 文化 専 攻1件、語 学 教育 専 攻5 件、経営専 攻1 参加した教職員より質問を受ける発表学生 件、情 報システムズ 専 攻5 件、診療情 報管 理専 攻2件、観 光産業 総評:人間健康学部教務委員長 専攻3件、スポーツ健康学科9 件、看護学科23件でした。発表者 清水 かおり(人間健康学部 看護学科 上級准教授) 一人一人がプレゼンテーションスキルを駆使し、自信を持って自 らが 取り組んだ研究について発表していました。10 分間の発表 終了後は、参加している学生・教職員から質問が相次ぎ、一つ一つ 丁寧にわかりやすく説明している姿が印象的でした。参加した学 生からは「いろいろな分野の発表が聴けて良かった」、 「 自分の卒 業研究に参考になった」などの意見が聞かれました。 昨年に引き続き、受付・司会進行は学生が担当しました。司会 進行では、時間管理だけでなく、発表者の緊張が和らぐような環 境作り、質疑応答が活発になるようなフロアへの声かけ等、積極 的に管理・運営している姿が見受けられました。 また、本発表会は第4回全 学FD研 修 会も兼ねており、 学長賞受賞者の声 終の棲家で沖縄民謡を聴く元ハンセン病患者の思いの構造 ~国立療養所A園で超長期療養生活を送っている入所者に焦点をあてて~ うとこういう研究もあるんだ なと興味が出た」、 「 専門外の 学長賞を受賞した城戸さんの発表の様子 研究発表が聴けて興味深 かった」、 「 来年もぜひ 続けて ほしい」などの意見が聞かれ ました。 今回の参加者は、発表学生 51人、教 職 員6 6人、学 生15 人、学外者8人でした。発表者 卒業式にて表彰された中村さん 平成27年度 はもちろんのこと、審査を担 ました。今後も双方が持っている資源を有機的に活用し地域社会 協定締結式が執り行われました。 の発展に貢献していきたい」と期待を寄せました。また、山里学長 本協定は、沖縄美ら島財団と名桜大学が、相互の連携協力を包 は、 「 グローバ ル社会の中、学生を通訳ボランティアで派 遣する 括的に強化し、両者が有する資源の効果的な活用により、地域社 等、大変有意義な機会も増えていくと思います。よりよい協力関係 会の発展に寄与することを目的としています。 のなか、幅広い分野で交流を推進したい」と目を輝かせました。最 これまで、寄附講座やシンポジウム、インターンシップの学生受 後に比嘉理事長は、 「4年に一度の2月29日が双方にとって記念す 入などで連携してきましたが、本協定により事業の継続及び新事 べき日となりました。今後、我々は社会にどのような影響を与えて 業をより迅速に展開することもねらいとしています。 いるのか毎年チェックし、4年後のこの日はどのような事業を展開 式には、美ら島財団から花城良廣理事長をはじめ7人の関係者、 しているのか楽しみであります」と期待しました。 本学からは比嘉良雄理事長、山里勝己学長等、6人が出席しまし 締結式終了後には、茶話会が開かれ親交を深めました。 た。協定書に署名後、花城理事長から本学に対し、 「本財団は本部 中村 美月(看護学科、沖縄県立コザ高校出身) 「名護市学習支援教室ぴゅあ」の中学生にみる学習支援の心理的効果 ~ソーシャル・サポートと心理的居場所と自己調整学習方略の関係性~ 私自身が大学2年生のころから関わってきた、生活困窮世帯を対 象とした学習支援の場「名護市学習支援教室ぴゅあ」について、同 学習支援教室の心理面と学力面の効果に関する現状を把握し、今 後の支援方法について言及することを目的としました。研究を通し て、私たちが行ってきた支援の方法がちゃんと生徒に良い効果を 与えられていることが分かり、とても嬉しかったです。本研究のた めに多くの方が関わってくださり、支えてくださいました。今回の学 長賞を励みに、大学院進学後も更に自分の力を磨いていきたいと 思っています。 城戸 海輝(国際学群語学教育専攻、愛知県立内子高校出身) 名桜大学総合研究所シンポジウム開催報告 総合研究所では、本学全教員を研究所員とし、 「言語文化部門」 「経営情報部門」 「観光環境部門」 「社会政策部門」 「健康科学部門」 「看護科学部門」の6部門に分かれて、専門的・学際的な研究活動を展開しています。以下、健康科学部門によるシンポジウムを報告 します。 ■ タイトル 健康科学部門「糖尿病を身体活動、運動で予防・改善する」 ■日 時 平成28年3月26日(土)13:00~18:30 ■場 所 北部生涯学習推進センター ■講 師 宮地 元彦 氏(独立行政法人国立健康・栄養研究所 健康増進研究部長) 仲地 健 氏(医療法人翔南会翔南病院副院長) 長嶺 敦司 氏(ハートライフクリニック 理学療法士 健康運動指導士) ■参加人数 町にあり、名桜大学との協定がいつできるのかと心待ちにしてい 一般財団法人美ら島財団と名桜大学との包括連携協力に関する 本研究では、差 別・偏見を受けてきた入 所者が閉鎖された国 立療養所A園というコミュニティーの中で沖縄民謡を聴き、どの ように感じ、思い、意味づけているのかを明らかにすることを目 的としました。初めての研究で、自身の疑問点が明らかになって いく楽しさを知り、また多角的に物事を捉えることができまし た。研究を通して、元 ハンセン病患者が我々の誤った知 識によ り、差別偏見を受けていたという現実があります。この論文が少 しでも多くの方に現状を知ってもらうきっかけになれば嬉しく思 います。 多くの教職員も参加していま した 。教 員 からは「 分 野 が 違 平成28年2月29日(月)、本学本部棟4階第1会議室において、 協定書に署名した花城沖縄美ら島財団理事長(右)と山里本学学長(左) 協定締結式 出席者一同 沖縄県公立大学の大学運営事務に関する協定を締結しました 平成28年3月8日(火)、本学本部棟4階第一会議室において、 沖縄県公立大学の大学運営事務に関する協定締結式が行われま 地 域 貢献にも役立てていきたい」と述べました。嘉手苅学長は、 「それぞれの大学の特色や強みを活かし、教育研究を充実させる した。 ために、事務の役割をさらに強固なものにしていきたい」と連携の 本協定は、沖縄県立芸術大学、沖縄県立看護大学、公立大学法 必要性を述べました。また、山里学長は、 「 事務が連携することで、 人名桜大学の事務局職員の資質向上を図り、大学運営の改善等に 大学として厚みが増します。沖縄の公立大学がこのようにつなが 資することを目的としています。 ることは大変素晴らしいこと」と期待を寄せました。最後に比嘉理 式には、沖縄県立芸術大学から比嘉康春学長をはじめ5人の関 事長は、 「 地域の課題解決、大学改革には、事務職員の働きが重要 係者、沖縄県立看護大学からは嘉手苅英子学長はじめ3人の関係 になります。創造的な職員の育成、沖縄県に貢献する人材育成に3 者、本学からは比嘉良雄理事長、山里勝己学長等、10人が出席し 大学が協働して取り組んでいただきたい」と激励しました。 ました。協定書に署名後、比嘉学長は「本学は開学30周年を迎え 締結式終了後には、茶話会が開かれ親交を深め、今後の互恵に 各種改革を推進しているなかで、このような協定を締結できたこ 話が弾みました。 とは本学にとても心強いです。職員間の情報・意見交換を通して、 103人 2014年、国際糖尿病連合(IDF)によると2013年の糖尿病人口は3億8千万人を越え、1位は中国で、次にインド、米国と続き、日本は10位で721万人も存在し ています。日本では生活習慣の変化などに伴い糖尿病患者数が一貫して増加傾向にあり、高齢化に従って今後も増えていくと考えられるなかで、糖尿病の予防 改善は日本の最重要課題といえましょう。 今回のシンポジウムでは、生活習慣病予防方法や日常の身体活動、運動について、エビデンスに基づくお話をしていただきました。また、知識取得だけでなく、 実際の指導に生かすための運動実践の場を設けて、多くの方に参加いただきました。当日は県内全域から運動指導に携わる方を中心に多くの方々が集まり、活 発な議論と交流が続きました。とても充実した内容で実りの多いシンポジウムでしたので、ぜひまた開催して欲しいとの感想を多くの方々からいただきました。 運営に参加した健康運動指導士を目指す学生にとってもよい学習の場となりました。最後になりますが、今回の開催に当たりご協力、ご支援いただいた全ての 皆様に厚く御礼申し上げます。 総評:山本 薫(人間健康学部 スポーツ健康学科 准教授) 協定書に署名を終えて(左から比嘉学長、嘉手苅学長、山里学長) 13 関係者一同 14 知の風・金融塾の最終報告会が行われました 年も改まった2016年1月9日(土)、西原町にある琉 球大学に リクルートスーツを着こなした沖縄県内の大学に在学する3年生 が颯爽と登場、 「 金融塾」の最終報告会が行われました。 名桜大学からは、橋 本 拓哉さん(語学教育専 攻)、有枝北 斗さ ん、大 城 香 菜子さん、比嘉 直 人さん、松田麻 依さん、森 安 絵さん (以上5人は経営専攻)の6人が参加し、グループのリーダーや研 金融 塾とは、沖 縄県内の5大学(沖 縄 大学、沖 縄キリスト教学 究会のコーディネーター、まとめ役を担い、研究成果を向上させ 院大学、沖縄国際大学、名桜大学および琉球大学)と特定非営利 大活躍し、他大学の先生方から高評価を頂きました。 活動 法 人・沖 縄 知の風(瀬名波榮 喜 理事 長・本 学 前学長)が連 携 なお、名桜大学の金融塾の受講生には、レポート提出などの要 し、提供する科目「金融理論と実務の基礎」の通称です。 件を満たせば、国際金融論・2単位の単位が認定されます。 金融塾は2007年度から行われ、目的は、学生の金融知識の向 総評:宮平 栄治(国際学群 経営情報教育研究学系 教授) 上と金融機関等への就職向上です。関係者の御協力もあり、これ までの実績は、沖縄振興開発金融公庫、沖縄銀行、海邦銀行、鹿 児島銀行、シティカードジャパン㈱、シティ証券、日本 銀行、みず ほ証券、南日本銀行、琉球銀行など沖縄県内外の公・民間の金融 回 数 月 日 第1回 10月 3 日 第2回 10月10日 第3回 10月17日 第4回 11月14日 機関を中心に就 職が決まっています。そして、気になる内定率は 90%超です。 この塾のユニークな点は、沖縄県内大学で金融を担当する教 員が共同で教育内容の検討とカリキュラム作成、教員が専門とす るトピックスの配布、グループワークとして各大学の選抜学生を シャッフルしグループによる金融関係の研究、沖縄県内の金融機 関による実践教育の実施です。 報告テーマは、 「 金融教育」、 「 地銀再編によりもたらされる影 響」、 「 中国主導のAIIBをめぐる視点」、 「 NISAが今後の日本の金 融市場に与える効果」や「日本の国内消費需 要を増 やすために は」など国内外の金融課題の研究成果の報告を行いました。 第5回 第6回 第7回 第8回 報告会の様子 第22回 12月 5 日 12月12日 12月19日 第9回 12月26日 第10回 1月 9 日 報告会を終えて 第 1 講 オリエンテーション 第 2 講 講義1 第 3 講 琉球銀行講話 第 4 講 グループワーク 第 5 講 講義2 第 6 講 講義3 第 7 講 講義4 第 8 講 講義5 第 9 講 大和証券講話 第10講 グループワーク 第11講 講義6 第12講 講義7 第13講 大同火災講話 第14講 中間報告 第15講 みずほ銀行講話 第16講 グループワーク 第17講 講義8 第18講 講義9 第19講 沖縄銀行講話 第20講 最終報告会 会 場 キリ学 キリ学 キリ学 沖 大 沖 大 沖 国 沖 国 沖 国 琉 大 旧沖縄県立農林学校同窓会奨学金贈呈式が、平成28年2月10 い」と意気込みました。 日(木)に学長室で執り行われました。この奨学金は、旧沖縄県立 そ れ から 、アル ゼ ン 農林学 校同窓会による寄付金をもとに、中南米の国際交流協定 チン・産業 社会 科 学大 校に留学する学生へ給付されるもので、今回、国際学群2年次の 学へ留学する三宅さん 伊藤瑞華さん(静岡県立吉原高校出身)と三宅咲 乃さん(広島県 は、 「 将 来、スペイン語 立三原高校出身)が第2期生として採用されました。 圏で日本語教師になり 贈呈式では、山里勝己学長から本奨学金について説明がなさ た い と 考 えて い ま す 。 れた後、奨学金給付証書が手渡されました。 アル ゼ ンチンで は 、日 ブラジル・ロンドリーナ州立 総合 大学 へ留学する伊藤さんは、 常会話レベルのスペイ 「今回の留学は、将来の夢探しでもあります。まずは、自分の考え ン語を身に付けると共 奨学金給付証書を手に笑顔を見せる三宅さんと伊藤さん (前列左から三宅さん、山里学長、伊藤さん、後列左から伊 佐正学国際交流課係員、上原なつき准教授、住江淳司教授) をポルトガル語で伝えることができるようになること、そして、現 に、日本語教育の実態を学びたい。奨学金をいただいたことで余 地の方々と積極的に関わっていきたいと思います。奨学金をいた 裕ができましたので、語学学校にも通い学びの幅を広げていきま だいたからには、感謝の気持ちを胸にしっかりと勉学に励みた す」と感謝の気持ちを表しました。 留学前壮行会および留学体験報告会を開催 平成28年2月10日(水)、平成28年度前学期に国際交流協定 激励の言葉が贈られました。 大学へ留学する学生の壮行会が開催されました。3月から4カ国6 引き続き、受入留学生による留学体 験 報告会が行われました。 協定大学に11人の学生が派遣されます。 平成27年度に5カ国・6地域、8協定大学から受け入れた21人、科 壮 行 会では、派 遣留学 生一人一人から抱負が述べられました。 目等履修生などで受け入れた留学生5人、合計26人が帰国します。 ブラジルのロンドリーナ州立総合大学に留学する安倍友弘さん 郭育志さんは、 「 2回目の交換留学で、日本や政治について学びま (国際学群2年次、大分県立大分商業高校出身)は、 「 勉強はもち した。これからも国際人材になることを目標として頑張っていき ろんのこと、自分の研究したいブラジル 経 済について学びたい。 ます」と報告しました。各報告を受けて、山里学長は「名桜大学で それと同時にブラジルでの学 校 生 活も楽しんで、友 達10 0人つ の学びが人生を豊かにし、幸せにすることであってほしい。ここで くって帰ってきます」と語りました。 勉強は終わりではありません。みなさんの今後の活躍を応援して 派遣学生に対し、山里勝己学長から「留学先の学びや文化を吸 います」と期待しました。 収するだけではなく、吸収したことを帰国して実践してほしい」と 琉 大 名桜大学ポルトガル語暗唱・弁論大会 去る平成28年1月30日(土)、第22回ポルトガル語暗唱・弁論 れに暗唱力は過去の大会を遥かに凌ぐもので、全国大会に出場し 大会が、山里勝己名桜大学学長(公務出張)、西原篤一在那覇ブラ ても上位入賞は確実であるという印象をうけました。また、フロア ジル名誉領事、並びに上地修名護市国際交流協会会長のご臨席 の聴衆者も40人ほど南部から来て頂き、とても活気のある大会と のもと、名桜大学本部棟4階第1会議室で開催されました。本大会 なったことは本大会を主催するものとして大変喜ばしいことでし は、名桜大学が設立された平成6年から毎年開催してきた伝統の た。審査の結果は次の通りです。 ある九州・沖縄地域で唯一開催の大会です。今年の暗唱部門には 名桜大学での学びを報告した帰国する留学生 留学での目標を語った派遣留学生一同 IVI Collaborative Workshopに参加 平成 2 8 年 3月3日( 木 )、マレ ーシア国 民 大 学( U n i ve r s i t i 【暗唱部門】 4人の参加者があり、その内の3人は国際学群1年生でした。もう一 名桜大学学長杯/ K e b a n g s a a n M a l a y s i a 、以 下 U K M )を 会 場 に 、 「IVI 人は国際学群2年生で昨年も参加した学生でしたが、当日は体調 受賞者: 前田場 麻璃亜(国際学群1年次、沖縄県立読谷高校出身) Collaborative Workshop」が開催されました。本イベントは、 不良で欠席しました。また弁論部門には1人の参加者が外部からあ 在那覇 ブラジル名誉領事杯/ UKM、Institute of Visual Informatics(以下IVI)、名桜大学によ りました。 受賞者:比嘉 修平 (国際学群 1年次、 沖縄県立読谷高校出身) る共同ワークショップで、本学から、山里勝己学長(テレビ会議利 今回の大会を終えての感想を述べると、まず暗唱部門の参加者 用)とアリ,ファテヘルアリム F.教授が参加しました。 【弁論部門】 4人は約2カ月間、ポルトガル語研究会が用意した課題テキスト(ブ 名護市国際交流協会会長杯/ 山里学長は、Community-Based Vision and Projectsを ラジルの民話で、森を守る神様クルピーラについて)の練習に精魂 受賞者:石原 昌紀 (琉球大学観光産業科学部 産業経営学科 4年次) テーマに、名桜大学が地域社会に貢献する大学として、地域交流の を傾けました。その努力の甲斐もあって大会前には参加者全員が、 テキストをほぼ暗記するレヴェルまでになっていました。次に今回 総評:住江 淳司(国際学群 国際文化教育研究学系 教授) 促進、地域社会で活躍できる人材の育成、地域の課題解決について の取り組み等を講じました。アリ教授は、IT活用による日本の企業 の弁論部門の参加者は、琉球大学観光産業科学部・産業経営学科 とマレーシア、アジア地域との連携について話しました。 4年生の方で、 「ダブル・アイデンティティ」と題した内容でした。す 3月8日(火)、IVIより山里学長に感謝状が届きました。感謝状を なわち弁士は沖縄のアイデンティティとブラジル日系人のアイデ 受け取った山里学長は、 「 今後、アジア地域の大学、地域、企業とコ ンティティの狭間で揺れ動く気持ちをフロアの聴衆に問いかけて ンソーシアム協定を結ぶべく準備を進めていく予定です」と今後の いました。その内容の卓越さ、ポルトガル語のレヴェルの高さ、そ 15 11月28日 内 容 旧沖縄県立農林学校同窓会奨学生に 伊藤さんと三宅さんが採用されました 主催者・共催者・参加者一同 受賞者を囲んで 感謝状を受け取る山里学長とワークショップに参加したアリ教授 展望について話しました。 16 語学教育専攻FD研修会を開催 ―藤田保教授(上智大学)が英語教育改革と新しい入試について講演― 文部科学省の英語教育改革の一環として「大学入学希望者学 どについて報告しました。 力評価テスト」(仮称)として4技能の新英語テストを2020年に実 さらに藤田教授は、講演の中で「英語を習得するのみではなく、 施、2019年には高校2年生と3年生を対象に「高等学校基礎学力 何について英語で発信することが大切」、 「 教師が英語で話し続け テスト」 ( 仮称)の実施が発表され、英語教育界は大きく変革しよ ることが英語の授業ではなく、生徒が英語で話しているかどうか うとしています。 が重要である」などの示唆に富む指摘が多くありました。参加者 本学の語学教育専攻は、今後予想される英語教育改革に対応 の感想からは、 「 英語教育の最新の情報が入手できて感謝してい するために、平成28年2月1日(月)に午後4時30分から6時30分 る」、 「 英語の授業について改めて考える機会となり今後の英語教 まで、本学総合研究所にてFD研 修会を実施し、43人の教職員、 授に役に立った」などの喜びのコメントが目立ちました。 学生、学外中学教員、高校教員が参加しました。 このFD研修を通して、新タイプの4技能英語試験に対応するた 同FD研修会では、藤田保上智大学言語教育研究センター教授 めに本学でも英語の講義において統合的アプローチ(例:英語で が「英語教育改革の現状と今後の展望~入試改革の動向を踏まえ 読んだ内容について書いたり、話したりする)をカリキュラムに本 て~」という演題で講演を行いました。藤田教授は、TOEFL iBT 格的に導入する必要があると感じました。 における日本人の点数の低さ (アジア地区、30か国・地 域で27 最後に私見だが忘れてはならないことは、4技能英語能力試験 位、2014年資料) や2020年開催の東京オリンピックなどを背 を導入しても日本人の英語能力が国際水準に達しなければ成功 景に、国際的水準の英語力を育成するために、スピーキングとライ だとは言いがたいと思います。これまでの英語教育の議論で欠落 ティングを含む4技能英語能力試験が2020年の大学入学試験か しているのは、国際舞台で活躍できる英語能力を育成するという ら導入される経過と現状を豊富な資料を用いて説明しました。 日本が数十年間なし得なかった教育目標を原点から問い直すこ 特に、藤田教授は上智大学と英語検定協会で開発された4技能 とではないでしょうか。 測 定 テストのT E A P ( Te s t o f E n g l i s h f o r A c a d e m i c 講演を傾聴する参加者 人間健康学部スポーツ健康学科では、沖縄では体験できない さん食べて、温泉に入って雪山生活を満喫します。最終日にはこ 雪国の自然環境や生活に触れ、スノースポーツへの理解と操作技 の実習で初めてブーツを履いた学生達も上級者コースを降りて来 術の習得を目標に「スキー・スノーボード」を集中講義で行ってい れました。今年も事故なく実施できてホッとしています。吉村さん ます。今年度は平成28年2月14日(日)から2月18日(木)に、長野県 が実習の感想を書いてくれました。実習中の楽しさが伝わると幸 の栂池高原スキー場で実施しました。4泊5日の実習中は吹雪で いです。 スキー・スノーボードに参加して スキー・スノーボードには、スポーツ健康学科の学生が1年から4 年生まで22人、幅広く受講しました。学生の約半数はスキーやス ノーボードの経験がなく、雪に触れること自体が初めてという学生 でした。当初は雪不足が心配されましたが、長野にはたくさん雪が積 もっていました。 4つのグループに分かれ、日中は実技、夜は座学と4日間みっちり 講習を受けました。講習では、ただ漠然と滑るだけでなく身体の使い 方を考えながら行うことの重要 性を実感しました。またグルー プ 内 だ け で な く 、他 の 学 年 の 方々や先生方と交流ができ、非 常に楽しく講習を受けることが できました。また4日目には、全 日本スキー連盟公認のスノー ボードバッジテストも行われま した。受講生の半数は初心者 栂池高原スキー場にて 17 ルプレイを中心に展開 の6階スカイホールにて本学で2回目となる学習センターチュー され 、参 加 者 にとって ター合同研修会(基本編)を開催しました。土曜日の休日にもかか 実践を学び合う機会と わらず41人(チューター36人・教員5人)の参加がありました。 なりました 。この 研 修 本学の言語学習センター(LLC)、数理学習センター(MSLC)そ 会の最 大の特 徴は、専 して 昨 年 度 開 設したライティングセンター( M W C )は 、ピ ア・ 門家による研修とは異 チューターと呼ばれる学習支援者が学生のアカデミックサポート なり、経 験 者である学 を行っています。これは、教員が学生に「教える」こととは異なり、 生チューターリーダー 学生同士で「答えの見つけ方」や「考え方」を分かち合う(学び方を たちが 中 心 に 、自らの 学ぶ)ことを念頭にサポートを行っている取り組みです。この3つ 経験を生かした実践的 の学習センターは、支 援 対 象科目は異なるものの、ピア・チュー な研修を計画実践する ターとしての定義や責任など基本知識および技術には共通点が ことに ありま す 。研 修 多々あることに注目し、合同で開催することになりました。今回の に参加した学生だけで 研修内容はピア・チューターとしてのあり方と責任や多様な学生 は なく、研 修を実 際に への上手な対応の仕方 担 当した 学 生 た ち は 、 など 、基 本 的 な 知 識と この 経 験を通してさら 技 術 に 関 する4つのト に学びを深めることができたと話していました。まさに学生同士 ピックを取り上げました。 が「教え合い、学び合う」研修会となりました。 研 修 会 はグ ル ープ ディスカッションとロー 研修会の様子(写真提供:木村堅一教授) リベラルアーツ機構 言語学習センター担当 津嘉山淳子 台湾国立高雄大学と国際交流協定締結 授業紹介:スキー・スノーボード も晴天でも、安全確保した上で、とにかくたくさん滑ります。たく 2016年4月16日(土)9:00~16:00、学生会館SAKURAUM 総評:渡慶次 正則(国際学群 国際文化教育研究学系 教授) Purposes)について、試験結果の分析と大学における採用例な 講師の藤田教授 2016年前期 学習センター合同研修会を開催 本学の大学間競争力を高め、国際的な学び、とりわけ入学後の 視 野に立ちながらも、地 域のため 海外留学を前提として入学してくる学生のニーズに見合う体制を に活躍できる人材の育成を目的と 整備していくために、4月28日から30日、3日間の日程で、本学山 している共通の理 念を持っていま 里勝己学長をはじめ、国際学群菅野敦志上級准教授、筆者、キャ す。両大 学は共に新しい大 学であ リア支援課上原課長一行4人が台湾国立高雄大学黃肇瑞学長の るからこそ、今後のさらなる発展の 招聘により、同大学を訪問しました。 可能性に満ちた 大学です」と挨 拶 29日の午前、国立高雄大学本部棟において、山里学長と黃学 しました。 長は「名桜大学と台湾国立高雄大学間の協力協定書」と「名桜大 国立高雄 大学は人 文社会学部、法学部、経営学部、理学部、工 学と台湾国立高雄大学間の学生交流協定書」に署名し、両大学間 学部の5学部を有しており、約9千人の学生が学んでいる中規 模 の姉妹関係が正式に結ばれました。2000年に開学した国立高雄 の大学です。英米文学、東アジア文学、経営、情報管理、スポーツ 大学は歴史的には本学よりも新しい大学ですが、グローバル化の 健康及びスポーツ競技などの分野において本学と交流が可能で 競争の下で台湾経済、特に地方経済・産業や中小企業を支えるた す。また、同大学生向けの正規科目の一部は完全に英語で授業を めの人材育成を掲げており、本学の しているため、中国語と英語の能力向上を目指す学生にとっては 理念と共通する部分は多く、総合大 非常に魅力的な交換留学先であることは間違いありません。 学として台湾の国内でもその取り組 一行4人は短い滞在の合間に、本学台湾初の協定大学である大 みは高い評価を受けています。 仁科技 大学をも訪問し、王駿発学長と陳俊民国際交流センター 30日の午前に行われた同大学開 長及び関係者と今後の両大学間の国際交流について意見を交換 学16周年記念式典に山里学長は来 しました。 平成28年2月 授業担当:平野 貴也(スポーツ健康学科 教授) だったのに見事2級1人、3級5人、4級3人が合格しました。 検定中はドキドキですが合格すると、バッチと合格証がもら えます。実習の記念に受験をお勧めします。 私は、スノーボードをするのが初めてではなかったのです が、滑り方を学んだことがなくターンや後ろ向きで滑るのが 苦手でした。しかし、講習を受けることで先生方から適切なア ドバイスをいただき、滑るたびに上達を感じることができま した。スノーボードをこれからも続けていきたいと思ったの と同時に、周りの人にも今回学んだことを伝えられるといい なと思いました。 最後に、私たちの実習が楽しく、そして有意義に過ごせたの も平野先生をはじめ、インストラクターの先生方、宿の方々の おかげです。とにかくおいしいご飯をたくさん食べられまし た。名桜大学は雪の降らない沖縄の大学ですが、ウインタース ポーツの特性や指導方法を学ぶ意味でもたくさんの学生にス ノースポーツの楽しさを知ってもらいたいなと感じました。 吉村 里都(スポーツ健康学科1年次、宮崎県立延岡星雲高校出身) 黃学長(左)と山里学長(右) 賓を代表し、 「 両大学はグローバルな 協定締結式参加者 報告:国際交流センター課長 中山登偉 平成29年度(平成28年実施) 沖縄県公立学校教員候補者選考試験説明会開催 本学教員養 成支援センター主催の「平成28年度実施・沖縄県 教 員 採 用試 験、教育 実 公立学 校 教 員候 補 者 選 考 試 験 説 明 会 」が 平成 2 8 年4月2 0日 習 、卒 業 論 文と多 忙 な (水)、学生会館SAKUR AUM3階大講義室で開催され、国際学 スケジュールが 続きま 群、人間健康学部、大学院の学生および学外より計50人が参加し すが、どうか頑張って合 ました。 格を勝ち取ってほしい」 沖縄県教育庁学校人事課の松原伸一主査を講師に招き、教員 と述べました。 候補者選考試験の概況や、試験の変更点などの説明や意見交換 会が行われました。 板山勝樹教員養成支援センター長が説明会を統括し、 「 7月の 教員養成支援センター 係員 仲松なぎ子 講話を熱心に聴いている参加学生 18 さぁ! 世界へ飛び出そう!̶ 私の留学体験記 ̶ 屋部小学校6年生との交流会 2016年4月28日(木)、名桜大学体育館に屋部小学校の6年生 交流会を終えて、井戸川稜さん(国際学群3年次、宮崎県立小林 (3学級:82人)が訪れ、大学生との交流会が行われました(この 高校出身)は、 「 屋部小学校との交流会でのまとめ役となり、慣れ 交流会は、屋部小学校6年生の「春の遠足」の一環として行われま ていないことが多く不安でしたが、周りの支えもあり、無事終える した)。 ことができました。小学生たちも楽しそうに活動しており、みんな 午前中は教職を履修している学生を中心とした13人の学生が で考え、準備してきた甲斐がありました。このように多くの子供た 交流会を企画・コーディネートし、交流会前半のレクリエーション ちと触れ合う機会は少ないと思うので、とても良い経験ができた では、 「 ○×ゲーム」 ・ 「猛獣狩り」、後半のグループ対抗ゲームでは、 と思います。今後もこのような機会があれば 積極的に参加し、今 「陣取りじゃんけん」 ・ 「ドッヂボール」が行われ、小学生も大学生も 回の経験を生かせるようにしたいです」と振り返りました。 楽しんでいました。 板山 勝樹(教員養成支援センター長) 大学生にとっては「子どもと触れ合う良い機会」となり、小学生 にとっては大学生とともに「よき思い出をつくる機会」となったよ うでした。 午後は学内にある学生会館SAKURAUM6階スカイホールか ら見える名護の景色を堪能していました。 参加した玉城ひろ菜さん、山城仁那さんは、 「 大学生が一生懸 MFULIFE ̶ 私の留学体験記 from タイ・メーファールアン大学 ̶ タイ・メーファールアン大学(MFU)に留学中の鈴 木美 奈です。 MFUはタイ北部チェンライ県に位置し、とても自然豊かで、タイで 一番きれいなキャンパスだと言われています。とても広いキャンパ ス内には、たくさんの食堂や売店・コンビニ、病院や郵便局、銀行等 もあり、大学外に出なくても日常生活ができるようになっていま す。私はタイ語学科に属し、主にタイ語と英語を勉強してきました。 MFUには、近隣のアジア諸国をはじめ、ヨーロッパやアメリカ、ア フリカ等様々な国からたくさんの留学生がきています。そのため、 International Affairs Divisionが留学生のサポート体制を整え てくれています。バディシステムもその一つで、留学生には一人ひと り、現地の学生である“バディ”がつきます。バディは最初右も左も わからない留学生にとって心強いパートナーです。また、学生団体 とともに、様々なイベントを企画・実施してくれます。私もチェンラ イのシティーツアーやスタディートリップ、インターナショナルフー ドフェスティバ ルなど、色々なイベントに参加してきました。スタ ディートリップでは隣国であるミャンマーに行って、観光しながら 現地の人の生活や文化の違いを学びました。フードフェスティバル は、約10か国が料理やパフォーマンスで競うというもので、私たち 日本人学生もカレーライス・うどんをつくり、日本の歌を歌ったり しました。このようなイベントに参加することで、学部も学科も違う 様々な人と知り合うことができ、友達の輪が広がりました。 ここでは学校生活も私生活も、タイだけでなく、色々な国の人・ 言語・文化に囲まれて生活しています。日本ではなかなかできない 貴重な体験だと思います。ぜひそんな体験してみませんか? 2016年4月 鈴木 美奈(国際学群観光産業専攻3年次、東京都・八王子学園八王子高校出身) 命考えてくれたレクリエーションはとても楽しかったです。最後の 遠足でいい思い出になりました。将来私もこんなことができる大 学生になりたいです(玉城さん)」、 「 大学生と触れ合えてとても楽 しかったです。お兄さん、お姉さんは優しくて、たくさんのことを 教えてくれて、かっこよかったです。大きくなったら名桜大学に入 りたいです(山城さん)」と汗を拭いながら話しました。 じゃんけん勝てたかな~? バディと一緒にチェンライシティーツ アー タイでは大学も制服! 韓国で広がった世界! 交流会を企画・運営した本学学生 結果発表! 朝日大学と学術交流協定を締結 平成28年5月10日(火)、本学本部棟第一会議室にて朝日大学 各種事業が展開される運びとなりました。 と本学との学術交流及び連携に関する包括協定調印式が行われ 調印式では多くの関係者が見守る中、朝日大学の大友克之学長 ました。朝日大学は、約2,500人(大学院93人)の学生が学ぶ岐 と本学の山里勝己学長が協定書へ署名し、記念品を交換した後 阜県の私立大学です。 に、各学長が挨拶を行いました。 この協定より、両大学間の教育研究に関する相互支援をはじ 調印式終了後、参加者一同は名桜大学の各施設を見学し、午後 め、学生及び教員間の相互交流、また地域社会への貢献に関し、 からは連携事項の打ち合わせを行いました。 友達とチェンマイ旅行 ̶ 私の留学体験記 from 明知(ミョンジ)大学 ̶ アンニョンハセヨ!私は現在、韓国の首都ソウルにある明知(ミョ ンジ)大学に留学中の国際学群3年次の竹内ゆうかです。 明知大学は街の少し外れに位置しています。すこし小さめの大 学ですが、バスで20分もすればソウルの中でも特に人が多く集ま る街に出ることができます。また、学 校 生活は人との関わりが濃 く、国際色が豊かです。アジアだけでなく、世界各国からの留学生 と交流できることが最大の特色だと思います。それだけでなく、現 地の学生が主体となっている留学生支援サークルもあるので、外 国人の学生とそのサークルの学生のみんなで遊びに行ったり、ご 飯を食 べ に行ったりもしま す。また授業に関しては、韓 国語の授業だけでなく、ネイ ティヴの 先 生 が 開 講してい る英語の授業があるのも特 色だと思います。 私は、前 期は 韓 国 語 の 基 礎的な表現を学びました。最 みんなでお花見にいきました! 初こそ韓国 語 のできなさを 私の大学生活 19 改めて痛感しましたが、授業の予習や復習をしたり、周りの人たち の助けもあり語学力は来たころよりは格段にのびたと思います。 最後に、どの国に行ってもそうだと思いますが、留学をすれば日 本で生活することよりもっと広い世界を見て、感じることができま す!ぜひ、外の世界に飛び出してみてください! 2016年4月 竹内 ゆうか(国際学群経営専攻3年次、岡山県立玉野高校出身) みん なでサムギョプサルを食 べまし た! 料理体験! ̶ 私の留学体験記 in 名桜大学 ̶ タイのメーファールアン大学から交換留 学生として来たリアンペット ガラットラッ クと申します。私はタイで日本語を1年くら い習い、将来的には日本で留学したいと考 えていました。名桜大学 へ留学するきっか けは、以前に名桜大学で留学した先輩から たくさん い いことを 教 LLCグループメンバーと記 念写真 えてもらったからです。 日本へ留学する前はとても不安でしたが、今は 何も心配していません。そのわけは、名桜大学 の学生生活がとても楽しいからです。 前 期 は 名 桜 大 学 の 言 語 学 習 センター Language Learning Center (LLC)に所属 していました。LLC の経 験はとても特別でし 琉装にもチャレンジ! た。なぜなら、LLCから指導技術や管理能力な 協定書に署名した大友学長(左)と山里学長(右) M ya n m a r C ult u ral S t u d y Tripにて、ミャン マーと中国の国境 どたくさんの技能を学んだからで す。私はLLCで英語やタイ語を教 えましたが、指導することは簡単 ではありませんでしたので、毎週 金 曜 日 の ミ ー テ ィン グ で 学 生 タイの伝統文化を披露しました チューターから指導方法を習いま した。それから利用者や学生に対し、タイについてのワークショッ プもしました。またタイダンスやタイの重要な祭り、面白い料理等も 楽しみながら教えました。とても幸せでした。 私にとって、名桜大学の生活は貴重な人生の一部です。あと、半 年間は名桜大学にいますので、みなさん!もうしばらくの間、宜しく お願い致します。 2016年4月 リアンペット ガラットラック (タイ・メーファールアン大学 交換留学生) 調印式へ参加した関係者一同 20 研 究 活 動 紹 介 MEIO COOL HEALTH PROJECT ちゅーから、あっちゅん!(今日から歩く)-健康を意識できる学内環境を目指して- ■ 著書『日本の対中国関与外交政策 -開発援助からみた日中関係』出版のご案内 2016年3月に本学大学院国際文化研究科の高嶺司教授が、 著書『日本の対中国関与外交政策 ̶ 開発援助からみた日中関 係』 ( 全275ページ)を明石書店より出版しました。これは本学総 合研究所出版助成によるものです。 以下に、公刊された本書の概要を紹介します。 近年の日中関係は、2010年に発生した尖閣諸島周辺での中 国漁船と海上保安庁巡視船との衝突事件、2012年の野田民主 党政権による尖閣諸島の国有化、2014年以降顕著化してきた 中国による南沙諸島(スプラトリー諸島)の一部埋め立てに象徴 される活発な海洋進出、さらに、2015年の高速鉄道建設に代表 される大型インフラ事業の世界中での受注獲得競争をめぐって、 外交・安全保障面での緊張と対立が継続している。 一方、尖閣諸島国有化直後の中国国内での日本企業を標的と した一連の暴動で顕著化した日本企業の対中投資リスク、中国 での全般的な人件費高騰を理由とした日本メーカの海外直接投 資の東南アジアへのシフト、天然資源供給 地 域における日中の グローバルな資源囲い込み競争、2015年の中国主導のアジア・ インフラ投資銀行(AIIB)の発足とそれに対抗した形での日米主 導の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意に例示さ れる、日米と中国によるアジア太平洋地 域の経済 運営をめぐる 主導権争いなど、日 中の経済関係も 19 9 0 年代 から 2 0 0 0 年 代 のブー ム 期と 比 較 すると だ い ぶ 冷 めた 感 が ある。 さらに、内閣府の 世論調査によると、 日本の 一 般 市民 の 中国に対するイメージは、上述の諸問題の 影響もあり、21世紀に入って悪化傾向が深 刻化している。一方、中国においても共 産 党政権の反日教育の効果も手伝って、中国 国民の日本に対するイメージは同様に悪化 傾向が顕著である。 こうした現状を踏まえた上で、198 0 年 代から2000年代はじめの日中関係を振り 返って見た場 合、両国の政 治・経 済関係が 今日と比較した場合いかに良好であったか のかがわかる。果たしてなぜそうだったの であろうか?いかなる環境や要因がそうした良好な日中関係に 貢 献していたのであろうか?こうした問いへの答えを開発援助 (ODA)の視点から導きだすことが、本書の究極の目的である。 その課程で本書は、日本と中国がお互いをアジア太平洋地域に おける重要な政治・戦略的競合相手と認識しているのにもかか わらず、 「 なぜ」日本政府は巨額の開発援助を中国に対し供与し 続けたのかという疑問に対する答えを提示する。 本研究の特徴の一つは、参考文献や資料として数多くの欧 文 献を使用していることである。したがって必然的に、日本の対外 政策や日中関係の分野を研究している外国の専門家の視点が、 本研究の論旨の根拠として、あるいは理論や分析枠組みのモデ ルとして反映されている。本書は、国際政治学および対外政策論 の専門の人たち、また研究者でなくとも、世界情勢や日中関係の 展開に深い関心を抱き、学術的な研究の成果に触れたいと考え ている人たちが、戦後日本の対中国外交政 策について知りたい と感じておられる事柄に関しても、ある程度お応えできるのでは ないかと思っている。この点については、読者の皆様の率直なご 批判や評価を、お願いする次第である。 ISBN978-4-7503-4303-7 定価(本体3600円+税) ■“やんばる”での移入種研究 ここ数年、屋我 地島でマングローブの調査をしている。マング ローブは海岸や河口域の低塩分海水の潮間帯(干潮線と満潮線 の間 )に生育 する熱 帯 起 源の樹 木のことである 。世界 的には 、 100種ちかくがあるとされ、西太平洋からインド洋の東南アジア 地域が分布の中心で、これら地域にはマングローブのほとんどの 種が分布している。これから察しがつくと思うが、日本における マングローブの分布は沖縄県で最も広く、また、生育種としは7種 と最も多い。隣県の鹿児島県までが自然分布範囲であるが、鹿児 島県には①オヒルギと②メヒルギの2種しか分布しない。沖縄県 には、この2種類に加えあと5種(③ヤエヤマヒルギ、④ヒルギダ マシ、⑤ヒルギモドキ、⑥マヤプシキ、⑦ニッパヤシ)が自然分布し ている。7種の全てが揃っているのは西表島で、琉球列島を北上 するに従い種数を減じ、沖縄本島には4種(①、②、③、⑤)が自然 分布している。 屋我 地島での調査内容は、マングローブの国内移入種である ④がテーマである。この種は、宮古島を自然分布北限となってい るが、2000年頃に”誰か”が屋我地島の南側の饒平名海岸に植 樹をし、現在に至っている。今では、同海岸の至る所に繁茂する だけでなく、島の西側海岸にも高密度に分布している場所があ る。また、数としては僅かであるが、本島 側の真喜屋海岸や対岸 の今帰仁村側でも生育を確認している。 自然環境保全の観点から考えると、宮古島以南に分布する種 であったとしても、沖縄本島においては外来種(国内移入種)であ るので駆除されるべき種である。自然環境の保全や復元の手段 として「植樹」は、往々にして行われるものであるが、このケース においては植樹する樹種選定において間違ったと言わざるをえ 21 な い 。そ の 地 域 に 本来あるべき樹 種 は何 であったのか を考える べきで あったのであろう。 植 樹に お いては 「緑」であれば何で もいいとの風 潮 が 未 だにあるのでは 屋我地 平名干潟 ないか 、地 域に元々 存 在 するのか 、樹 種 が 何 であるのか 等 の 「質」が問われるべきなのである。外来種の④が繁茂したことに より、在 来の他のマングローブや干潟生 態系にどのような影 響 ( 悪?)がでているのか、でるのか、その地、地 域としての固有性 (地域らしさ)の問題点としても捉える必要がある。 以 上のように、自然環境保全等の立場で考えると良いことで はないが、個人的な研究の観点から考えると研究対象が増え必 ずしも悪いことばかりではないのでは?それも、屋我 地島で起 こっていることであるので、地理的優位性は非常に高い。潮汐を 確認する必要はあるが、気が向けばいつでも調査へ行ける。天然 の温室が近くにあり、外来の生き物を直接調べる機会を得るこ とができている。いろいろな環境問題はあるが、沖縄の原風景を 思わせる自然環境が残っている”やんばる”であるからこそ、自然 環境の異常にも気づくことができる。最近の調査で、新たな外来 マングローブ種を発見したことを付け加えておく。また、調べる ことが増えた、どうしましょうか?(笑)。 新垣 裕治 (国際学群観光産業専攻教授) Door to door!と形容される沖縄県。今、 車社会による深刻的な運動不足が懸念され ています。2011年の統計データによると、 沖縄県民の1日の歩行数は、男性7214歩(全 国 平 均 7 2 2 5 歩 ) 、女 性 5 8 2 3 歩 ( 全 国 平 均 6287歩)で、取り分け若年から中高年層の 女性において深刻的な運動不足が問題視さ れ て い ま す 。ア メ リ カ ス ポ ー ツ 医 学 会 (ACSM)とアメリカ疾病予防管理センター (CDC)は、すべての成人は健康増進のために、1回に少な くとも8分から10分程度維持できるような中程度の身体 活動を1日に合計30分以上、ほとんど毎日実施する必要性 があると述べています。ここで重要なのは、強度の高い運 動やスポーツを無理に行わずとも、早歩きや床掃除といっ た中程度の身体活動の積み重ねで合計30分(1日)以上に なれば健康の増進にとって有効であるということです。車 社会の中、そこでいかにして日常の身体活動力を増やして いくのか?ヘルサポでは、健康を意識した学内及び学内周 辺“あっちゅん” (ウォーキング)を推奨したいと考えます。 名桜大学の特性からみた現状 名桜大学は風光明媚な小高い環境に位置 し、学内までの交通手段は車による登校が 一 般 的 に な っ て い ま す 。※ 國 吉 の 調 べ ( 2 0 1 1 )に よ る と 、本 学 に は 毎 日 お よ そ 1500台前後の入校車があり、大学の規模か らすると総数(教職員、学生)の68%を超え る人が車による登校を行っている状況に あ り ま す 。さ ら に 深 刻 な の が 、 「大学半径 500m以内の住居からの車による入校車率 は全体の15.6%に相当」 ( 國吉2011)し、登校 に関する深刻的な課題も浮き彫りになっています。 車を利用して大学まで登校すると、1日の中での身体活 動の多くは学内を歩いて移動することが主なものとなっ てきます。しかし、学内を移動するだけの毎日では、大多数 の人が運動不足となり、ACSMとCDCが提唱する身体活動 量の基準にはとても到達することができない状況となっ てしまいます。こんな生活の毎日では、生活習慣病の原因 にもなることが考えられ、健康のためにもいかにして日々 の身体活動量の増加を図っていくかが重要な課題となっ てきます。 ヘルサポからの提案 そこでヘルサポは、学内及び学内周辺に幾つかの“あっ ちゅん”コース(ウォーキングコース)を策定し、皆が日々 健康を意識しながら「学内を移動、学内をウォーキング、近 隣地区からの登校」ができる環境づくりと意欲をサポート いたします。 “あっちゅん”コースの策定 日々の身体活動量の向上を目指し、人の動線となりうる コースを学内に5コース、登校利用3コースを設定しまし た。また、日常のエクササイズとしても活用できるように 学内にアドバンスコースを1コース設定しました。各コー スとも距離、時間、消費カロリー、歩数を明示し、習慣化の 形成や健康意識の向上に役立てることができるように設 定しました。また、消費カロリーと歩数は、体重60kgの人 が早歩き(5km/h程度)を行なった場合としています。 学内 ・スポ健棟入り口→図書館入り口まで 途中から階段とスロープあり。距離:430m、時間:4分 30秒、消費カロリー:25Kcal、歩数:622歩 ・看護棟入り口→図書館入り口まで 途中から階段とスロープあり。距離:307m、時間:3分 10秒、消費カロリー:18Kcal、歩数:510歩 ・サクラウム入り口→北部生涯学習推進センター入り口 サクラウム入り口から110教室横を通りセンター入り 口 ま で 。距 離 3 6 6 m 、時 間:4 分 2 0 秒 、消 費 カ ロ リ ー: 28Kcal、歩数:610歩 ・サクラウム1階から6階まで 段数:150段、時間:1分45秒、消費カロリー:14Kcal、 歩数:175歩 ・研究棟1階から5階 段数:84段、時間:50秒、消費カロリー:6Kcal、歩数:90歩 学外 ・名桜大学前ローソン→名桜大学正門まで 大学まで中程度の登りが続く。距離770m、時間:9分、消 費カロリー:42Kcal、歩数:1089歩 ・龍ハイツマンション入り口→名桜大学正門まで 大学まで中程度の登りが続く。距離605m、時間:7分20 秒、消費カロリー:36Kcal、歩数:916歩 ・ヒルトップマンション→名桜大学正門まで ほぼ下りである。距離380m、時間:3分40秒、消費カロ リー:19Kcal、歩数:540歩 アドバンスコース ・名桜大学正門→総合研究所→研究棟裏駐車場→北部生涯 学習推進センター裏→宿泊研修棟横階下り階段→第3研 究棟→名桜大学正門の周回コース 距離1600m、時間:16分21秒、消費カロリー:96Kcal、 歩数:2421歩 身体活動量を増やすためには、1日の中での身体活動の 積み重ねが大切です。小さな目標を持ち、基本的日常生活 動作を増やすことで健康増進が可能となるのです。ちゅー から、あっちゅん!皆さんも健康を意識し、このデータを 参考に今日から学内を歩いてみませんか。ヘルサポでは、 健康を意識できる学内環境を目指して今後マップづくり に取り組む計画です! ※参考資料:國吉龍一(2011) :健康系学部を有するA大学にける 大 学 半 径 5 0 0 m 内 在 住 者 の 車 で の 登 校 率 に つ い て 、名 桜 大 学 ス ポーツ健康卒業研究論文集 人間健康学部スポーツ健康学科4年 荻堂 盛生 人間健康学部看護学科4年 永山 りさ子 人間健康学部看護学科4年 福嶋 千穂 健康・長寿サポートセンター長 高瀬 幸一 22 学生支援推進プログラム /先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築 動支援 就職活 ト レポー こんにちは!私達… 就活専任コーディネーターについて 「ウェルカムナビゲーション ( 通称:ウェルナビ) 」 です !! 「パワフルサポート」は県内の大学等に専任のコーディネーターを配置し、個別的に密着した就職支援をする沖縄県の事業で す。 「 就活したいが何から始めたらいいか分からない」 「 履歴書の書き方が分からない」 「 面接が不安」等の学生さんの就活を支 援しています。気軽に利用して下さい。 ウェルナビとは?? Welcome Navigation~ウェルナビ~とは、入学 してきたばかりの新入生が大学生活をよりエンジョ イできるように、サポートを行っている新入生支援ボ ランティアサークルです。また、学校行事を企画した り、行事へ積極的に参加するなど、学校全体を盛り上 げ、名桜大学をより良くしたいと考えています。現在 94人の個性豊かなメンバーで活動中です! ■曜日・時間:月~金曜日 (9:00~17:00) ■対象:4年生 ■場所:学生会館(SAKURAUM)5F ■コーディネーター:知念、山城 ◆H27年度 パワフルサポート利用者の主な内定先 県外企業 県内企業 公務員関係 全日本空輸 読売旅行 横須賀市立うわまち病院 鹿児島相合信用金庫 JALスカイ 奈良交通 箕面市立病院 鶴屋百貨店 北海道旅客鉄道 セントラルスポーツ 山陽病院 ヤマト運輸 琉球放送 琉球銀行 リウボウインダストリー サンエー 沖縄コカ・コーラボトリング グランドシステム沖縄 沖縄ヤクルト 沖縄ツーリスト 花王カスタマーマーケティング 北部地区医師会病院 ザ・テラスホテルズ 沖縄富士通システムエンジニアリング 神奈川県庁 東京消防庁 長崎県警察 大分県立病院 鹿児島県警察 鹿児島県日置市 豊見城市役所 名護市役所 大津菊陽水道企業団 ICDSキャリアコンサルタント キャリアカウンセラー 長所やアピールポイントが分から ない・・(? _? )と悩んでいる方、 “ 安心 してください!! 責任を持って必ず 見つけますよ!”いつでも気 軽に利 用して下さいませ。待ってます。 民間企業では、金融、教育、建築・ 土木業界での実務経験があります。 その人 が 持っている個 性を 大 事 に し、強 味、長 所を引き出す 指 導を心 がけています。 山城 稔 知念 美佐子 「名桜大学学内合同企業説明会2017」 について 就職相談「VPI職業興味検査(無料)」で 悩みを解決しよう!! キャリア支援課で次のとおり「VPI職業興味検 査」を受 けることができます。この検査は、自分がどのような職種・ 業種に向いているのか、就職活動で何から始めたらよいの か悩んでいる学生にとって有用です。検査方法はいろいろ な領域に属する160個の職業名から浮かんでくるイメージ に従って、興味があるかないかを答えていくだけです。あと は検査結果を就職活動コーディネーターが分析し、結果を フィードバックします。それにより、自己理解や職業適正を 深めることができます。キャリア支援課、就 職相談員を積 極的に活用するきっかけとして、 「 VPI職業興味検査」を受 けてみませんか? (1)実施日:月~金で随時 (2)受 付:キャリア支援課窓口(要予約) (3)担 当:4年次学生…パワフルサポート (山城、知念) 1~3年次学生…(株)ニッチ (次呂久、与座) 「名桜大学学内合同企業説明会2017」が平成28年4月 19日(火)~21日(木)の3日間、学生会館(SAKURAUM) 6階(スカイホール)にて開催されました。参加企業 数は 60社(20社/1日×3日)でメーカー、金融、流通、情報通 信、サービス業と多岐にわたっていました。来場者学生数 は3日間で合計190名でした。 今年は就職試験開始が2ケ月前倒しされ、6月1日からと なり、就職に関する広報解禁から実際の選考(試験・面接) までの期間が3ケ月に短縮されています。そのため、学生は 短期決戦に備え危機感をもって就職活動に望んで欲しいと 考えています。また、企業研究や自己分析を入念に行い、就 職先と自分のやりたいことのミスマッチがないようにしても らいたいと思います。 最後に、今回の学内合同 企業説明会に参加いただき ました企業採用担当者の皆 様 、ご 協 力いた だきました 関係者各位へこの場を借り て御礼申し上げます。 平成28年3月卒業生の就職戦線を振り返る 本学の平成28年3月卒業生の就職内定率は、次の表に示すとおりです。 平成28年5月1日 現在(最終) 学部・学科等 国際学群 人間健康学部 スポーツ健康学科 人間健康学部 看護学科 大学全体 平成28年3月卒 平成27年3月卒 82.5% 88.7% 98.8% 86.8% 78.9% 77.8% 94.2% 81.8% 比 較 3.6ポイント増 10.9ポイント増 4.6ポイント増 5.0ポイント増 平成27年度の県外の求人者数は、前年度に比べ若干減少傾向で、県内の求人数は増加傾向にあります。その中で本学の就職 内定率は86.8%となり、前年度と比較し大学全体で5.0ポイントの増となりました。 積極層の学生を除いて、本学の学生の就活について総じて言えるのは、 「準備不足」や「就活に対す情報収集力の不足」が挙げ られます。現3年次学生は、実際の就活期間が短かくなる傾向にあることを考慮し、常にアンテナを張り巡らせ、就活情報を積極 的に入手する必要があります。そのためにも学生は、キャリア開発委員及びキャリア支援課が提供する「就職ガイダンス」に積極 的に参加して欲しいと考えています。 23 20 Vol. ウェルナビキャラクター 「ウェルレオ」 様々な悩みを全力でサポートします! *履修登録 *教室・施設の場所 *友だちづくり *サークル *初めての一人暮らし *恋の悩み 学生会館SAKURAUM4階、ウェルナビブースにて皆さんを待っています! 入学おめでとう! 4月6日(水)、平成28年度名桜大学入学式が行われ、537人 の学部生・大学院が新たな大学生活を踏み出しました。毎年ウ ェルナビでは入学運営補助や全体交流会、履修指導等を行って おり、今年も参加しました。 全体交流会では国際学群・看護・スポーツ健康学部の三学科 交流や、大学を知ろう、楽しもうということで、様々なゲームや キャンパスツアー、先輩たちに大学生活においての不安や悩み を聞く「しゃべり場」を他のリーダーズさんと一緒に開催しまし た。最初は緊張した様 子だった新入 生もアクティビティを進め ていくうちに打ち解け、新しくできた友達と写真を撮り、楽しん でいました。 毎年恒例!新入生歓迎球技大会!! 大学に馴染んでもらおうと開 催されているイベントが新入 生 歓迎球技大会です。今年は特に クラスメイトの交流を深めるテ ーマで、5月7日(土)に行いまし た。このテーマに沿うため、午前 中は1年と2~4年次でチーム分 真剣で白熱した試合展開 けしました。1年生はクラスで応 援し合い、和気あいあいと楽しそ うに バレ ーをしていました 。一 方、2~4年次は実況を忘れ、見 入ってしまう程の白熱した試合を 繰り広げ ていました。午 後 から は、1年生と2~4年次リーグの 大盛り上がりの新入生チーム 勝ち上がりチームで総合決勝を実施しました。1年生は先輩方に負 けるかっといった意気込みが伝わってくる、熱い試合を見せてくれ ました。しかし、最後は先輩の貫録を見せつけ、上級生チームが見 事優勝しました。皆様、ご参加ありがとうございました。 ウェルナビ研修会 全体交流会へ参加したメンバー一同 平成28年度 新入生歓迎レクリエーション 4月2 3日(土 )に開 催された 平成 2 8 年 度 新入 生 歓 迎レク リエーションは 、21世 紀 の 森 ビー チで 行 わ れ ました 。当日 は 、集まった 3 0 0人 近くの 新 入 生 がクラス内だけでなく他 のクラスとも親 睦を深 めてい 新入生と交流を深めるウェルナビメンバー一同 ました。 午前中は各自で準備をして、 B B Qを行いました。初めはぎ こちな かったクラスの 仲 間た ちも笑 顔 で盛り上 がっていま した 。レクリエーションでは 、 フラフープくぐりと5色 綱引き 一生懸命に綱を引き、盛り上がっている様子 を行い、クラスの絆がより一層 深まりました。5色綱引きでは、どのクラスも大声を上げて一生 懸命綱を引いていました。天候に恵まれ、新入生にとってもウェ ルナビにとっても、素敵な思い出になったと思います。今回サポ ートしていただいた先生方に感謝いたします。 3月10日(木)に新入 生 支援ボランティア養 成研 修 会を行 いました 。今 年 は新メンバー40人を新た に迎え、総勢94人の新体 制でウェルナビはスター トしました。内容は、新入 先輩と後輩、仲良く取り組んでいる様子 生への履修指導方法や、ウェルナビとして活動するにあたっての 心 構 え の 確 認・知 識 の 獲 得 な ど で し た 。活 動 拠 点 を SAKURAUM4階に移してから初めての行事で、教職員の方々 など、様々な方に協力していただき、とても充実した時間を過ご すことができました。詳しくは、本誌38ページをご覧ください。 ウェルトーク担当者の一言 はいさい!!平成28年度 広報長をさせていただく鈴木です。新入 生の皆さん、もう名桜大学は慣れましたか?ウェルナビはパワフルな 新メンバーも加わり総勢94名で、今年度も新1年生のサポートと様々 な行事の企画、運営をしました。綿密に練った計画とメンバー個々の 対応力で新入 生の緊張と不安を取り除き、どのイベントも笑 顔で溢 れたいいものになりました。 「 めちゃめちゃ楽しかった」 「 最高の思い 出が できた」 「 新しい友 達が できた」等うれしい感 想をいた だき、我々ウェルナビとしても活動の励みになってい ます。これからも結果に満足せず、次のイベントでは さらに良くなるようにウェルナビ一同努力していき ます。まだまだ楽しいイベントを企画していくの でぜひ楽しみにしていてください!! 鈴木 伸 (経営専攻3年次、岩手県立一関第二高校出身) 24 ライティングセンター始動! チューター・メッセージ コアチューター ~ライティングセンターでは添削を行いません~ 小室 真儀 (人間健康学部 スポーツ健康学科 3年次) メッセージ:ライティングセンターで 働く 誇りと責任を持ち、人とのご 縁を大切に頑張ります。 リベラルアーツ機構ライティングセンター 真喜屋 美樹 准教授 コアチューター 昨年度より開室の準備を進めていました名桜大学ライティ を 行 って い ま す 。学 部 生 達 ングセンター(MWC)は、今年2月に、国際学群・人間健康学 は、採用から開室までの短い 部より学部生チューター17人を採用し、春休み中の集中トレー 期 間に 、講 義 やアルバイト 、 ニングを経て、4月18日にプレオープン、5月16日にグランド 就 職 活動、部活動、サークル オープンしました。これまでの皆さまの温かいお力添えに、心 活動の合間を縫って、新しい より感謝申し上げます。 組織を作りながら、ライティ 採用後チューター達は、新しくスタートするMWCの運営の ングを支 援する技 術を身に 仕組みを作るための事務的な仕事と同時並行で、日々、ライ つけようとしています。 「 書く力」が一朝一夕に身に付くもので ティング指導のスキル向上に励んでおり、着実に力をつけてい はないことは周知の通りです。すると、 「書く力を支援するスキ るものと考えています。 ル」の向上は、なお努力と時間が必要と言えるでしょう。チュー プレオープン後にMWCを訪れた学生の主な相談内容は、 ター達は、十分とは言えない準備期間にも関わらず、MWCの 「テーマの設定ができない」、 「 レポートと作文の違いは分かっ たが、実際に書こうとするとどう書いてよいか分からない」、 中園 亜依 (国際学群 観光産業専攻 4年次) メッセージ:仲間たちと切磋琢磨してより 良いセンターを作っていきま す! コアチューター チュータリングの様子 チューターとして責任を持ってチュータリングを行なえるよう に自己研鑽に奮闘しています。 「ある程度書いてみたが、レポートの形になっているか分から しかし、私自身も講義の合間を縫っての指導にならざるを得 ない」などでした。学生の大半は、文章に対する「漠然とした問 ません。また、チューターの育成が自己研鑽や努力のみでは限 題」を抱えてセンターを訪れていました。 界があることは明らかで、ライティング支援における、より専門 ご承知のようにMWCでは添削は行ないません。MWCで行 性の高い指導が必要となります。そこで、MWCは、グランドオー なうライティング支援は、 「書き手の自立を目指す」、 「書く過程 プンを目前に控えた5月14、15日の2日間にわたり、関西大学 ※ で指導する」ということです 。したがって、チューターは、次の ライティングラボの全面的な支援のもとに、チューター育成の ようなチュータリングを行なっています。まず、 「 丁寧に質問を ための研修会を開きました。同大は、早稲田大学と同様に先駆 重ねることによって、書き手が困っている部分や文章の問題点 的な取り組みを行なう大学の一つとして知られています。 を見つけ出す」、次に、 「 書き手自身がその問題点に気づくよう 講師としてお招きした関西大学教育推進部の小林至道特別 に導く」、そのうえで、 「 どのように修正するとよりよい文章に 任命助教は、全国的に活躍されるライティング指導の専門家 なるのかをアドバイスする」というものです。これを実践する で、各地で、その高い技術を伝授されています。研修会につい には、高いライティング指導の技術が不可欠で、相当な訓練が ての詳細は別号に譲りますが、小林先生より、2日間の指導を 必要であることは想像に難くありません。 通して、 「 学部生によるチュータリングの可能性と意義を再認 実際に、国内大学におけるライティングセンターのパイオニ 識しました」という感想を頂戴し、無事に船を漕ぎ出すことが アで、非常に高いレベルのチュータリングを実現している早稲 できたと胸を撫で下ろしています。 田大学を視察した際、同センター代 表の佐渡島沙織教授は、 MWCは、まだスタートしたばかりですが、2つの先輩のセン 「ライティングセンターの成否は、チューターにかかっている」 ター(LLC、MSLC)のお力もお借りして、次頁で紹介するチュー のりみち と話していました。 ター全員が、学生の皆さんのライティングを支援できるように このように、センターを運営していく上で最も重要なのは、 努力を重ねています。まだまだ発展途上のMWCですが、今後と 実際にチュータリングを行なうチューターの存在です。チュー も引き続き、ご指導・ご支援くださいますとともに、成長を温か ターが集団としてライティングを支援する力を高めることなし く見守っていただけますと幸甚でございます。 には、センターの機能的な働きは期待できません。このため、 国内でライティングセンター/ラボ/コモンズを設置する多く の大学では、大学院生(主に博士後期課程)や助手、助教、博士 濱﨑 あずさ (国際学群 観光産業専攻 4年次) メッセージ:笑 顔溢れるライティングセン ターを目指します!気軽に来 てくださいね! コアチューター 松川 官可 (人間健康学部 看護学科 2年次) メッセージ:MWCチューターとして責任を 持って働いていきます。 衛藤 のぞみ (国際学群 2年次) メッセージ:み なさん の 役に 立つ 楽しい チュータリングを目指します! 梶川 貴弘 (国際学群 語学教育専攻 3年次) メッセージ:これから一緒にレポートにつ いて勉強していきましょう!よ ろしくお願いします。 加藤 環 他方、MWCのチューターは全員学部生です。17人のチュー ター達は、①ライティングの基本を学び直す、②チューター役 と学生役の2人1組で、チュータリングのロールプレイを繰り 返す、③ロールプレイを振り返る、という基本のトレーニング チューター全員集合 チュータリング研修を後方で観察する チューター 佐藤 優紀 (人間健康学部 看護学科 4年次) メッセージ:書いた人の思いが最大限活き る文章になるよう一緒に頑張 りましょう! 座波 大一 (国際学群 語学教育専攻 3年次) メッセージ:先生たちが驚くような面白い レポートを、一緒に作っていき ましょう! 重藤 賢二郎 (国際学群 国際文化専攻 4年次) メッセージ:ただいま猛勉強中です!どん な些細なことでも聞きに来て くださいね。 下地 美南海 (国際学群 2年次) メッセージ:レポートに苦しんでいるみな さん!安心してください、一緒 に考えますよ。 帯刀 優太 (国際学群 語学教育専攻 3年次) メッセージ:優しく丁寧に指導します。一 緒に学んでいきましょう。 金城 彩紀 (国際学群 国際文化専攻 3年次) メッセージ:ライティングセンターに来てく れた方に満足して頂けるよう に頑張ります! (教育学、文学)などの学位を持つ専任教員がチューターとなっ ています。 小谷 千織 (国際学群 国際文化専攻 3年次) メッセージ:MWCを発展させ自分自身も 成長できるよう、精一杯頑張 ります。 (国際学群 2年次) メッセージ:私と一緒に少しずつ成長しま しょう!気 軽に相談に来てく ださいね。 原田 智子 (人間健康学部 看護学科 2年次) メッセージ:一緒に考えながらレポートを 良くして い き た い と 思 い ま す! 森田 眞麻 (人間健康学部 スポーツ健康学科 2年次) メッセージ:内容はしっかり、 だけど楽しい 時間を!レポートの悩みもスッ キリ解決、 笑顔で帰ろう! 吉沢 隼 (国際学群 語学教育専攻 3年次) メッセージ:はじめまして。利用する学生さ んと一緒に僕も成長できるよ うに努めます。 ※「書き手の自立を目指す」、 「過程で指導する」というライティングの指導理念は、アメリカで誕生しました。MWCでは、国内外 の先進事例視察を経た結果、各大学が採用している同指導理念を用い、 「自立した書き手を育てる」ことを目標としています。 25 26 学生支援推進プログラム /先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築 学生支援推進プログラム /先輩・後輩コミュニティを基本とする学生支援センターの構築 【学生会館SAKURAUM 4F】 チューター受付 8:45~17:45(質問・相談受付) 言語学習センター 数理学習センター 【学生会館SAKURAUM 4階】TEL.0980 - 51-1117 LLCホームページ http://www.meio-u.ac.jp/llc/ MEIO LLCチャンネル http://www.youtube.com/user/MEIOLLC Facebook http://www.facebook.com/meiollc LLCキャラクター 言語学習センター(LLC)とは 「スーパーLLシーサー」 利用者の言語サポートはもちろん、 学生の自主学習の促進を薦める 「外国語を学ぶ最良の場」 として2001年に設立されました。 利用者だけで なく、 センターで働くチューター (学生アルバイト) の効果的な学習主援方法やリーダーシップの育成のためにCRLA* (College Reading and Learning Association) 証明書取得システムも導入 (2001年) されており、 教授法のトレーニングを受けたチューターが学生のサポートを積 極的に行っています。 ぜひ、 一度LLCに足を運んでみてください。 楽しいチューター達がお待ちしています。 *CRLA認定校は名桜大学が日本で初めてです 今学期のLLCスローガン 2016年前学期の目標は、 「 LLC of the students, for the students, by the students」です。チューターとチュー ティーが同じ目線に立ち、より良い環境づくりに力を入れること で、さらに多くの学生にLLCを利用してもらいたいと思い、この 目標を立てました。(LLCアシスタントリーダー照屋 奈穂) LLCで皆さんができること チュータリング(予約制) 授業の課題・会話練習・留学相談 充実した言語学習教材 CD/DVD/洋書/検定関係の教材/E-learning 様々なワークショップ(勉強会)への参加 英語・スペイン語・フランス語・中国語・韓国語・文化紹介・ 学習サポート等 We are the LLC family! 橋本 圭一郎 (語学教育専攻3年次、静岡県立静岡北高校出身) 日本語・英語 LLCリーダー 意気込み:今までLLCで培ったノウハウを生かして これからも頑張ります。 MSLCとは? 平成21年5月8日より、数理系の基礎学力向上と、 教養科目に対する学習支援活動の推進を目的とし、 数理学習センター(MSLC)が開設されました。また MSLC内には、数理系の教科書や参考書などの資料 はもちろん、自習スペースもあります。分からない時 にはチューターに質問をすることもでき、誰でも気軽 に利用することができる環境となっています。 ジョンソン セバスチャン (国際学群2年次、北海道登別明日中等教育学校出身) 日本語・英語 意気込み:Shootz!! 譜久里 架 鈴木 ジェームズ アキラ 意気込み:Don’t think, just come to LLC. 照屋 奈穂 (語学教育専攻3年次、沖縄県立読谷高校出身) 日本語・英語 LLCアシスタントリーダー 意気込み:日々前進していきたいです。 石田 結衣 (語学教育専攻4年次、福岡県立久留米高校出身) 日本語・英語 ー 副リーダ (語学教育専攻4年次、愛媛県・済美高校出身) 日本語・英語 意気込み:Talk to me anytime♪ ジョップ パッパ ムサ (国際学群2年次、セネガル出身) フランス語・ウォロフ語・日本語・英語・スペイン語・アラビア語 意気 込み:Keep doing our best to make LLC the best language center ever. 27 ー 副リーダ 意 気 込 み:P l e a s e c o m e t o l e a r n f o r e i g n languages. I wanna help for you!留学につい て教えます。 玉城 佳奈恵 意気込み:韓国語の勉強のサポートを頑張ります。 一緒に考えて楽しく学習しましょう! 佐藤 孝亮 新城 公平 (3年次)〈担当〉数学 塩崎 里沙子 (3年次)〈担当〉診療情報 ター チュー ター チュー (2年次)〈担当〉数学 ター チュー 大野 涼貴 (国際学群2年次、高知県・高知学芸高校出身) 日本語・英語 意 気 込み:LLCの活動を通して名桜大 学の質を高 めたいです。 上間 健之祐 荒川 珠梨 (4年次)〈担当〉情報 太田 樹理 (3年次)〈担当〉統計学 ター チュー (3年次)〈担当〉診療情報 ター チュー 高田 大嗣 (国際学群2年次、愛知県・春日丘高校出身) 日本語・英語 意気込み:CLANNADは人生 許 哲競 (大学院生、台湾出身) 中国語・日本語・フランス語・英語 小池 美里 (3年次)〈担当〉統計学 ター チュー 渡久地 春奈 鳥越 由美子 (3年次)〈担当〉数学 (3年次)〈担当〉統計学 ター チュー ター チュー 意 気 込み:中国 語を勉 強している学生や 台湾に興 味のある学生のサポートをしたいと思います。 杜宇 (国際学群1年次、中国出身) 中国語・日本語 意気込み:一生懸命英語を勉強しよう! 意気込み:ドイツ語を勉強しています。 中井 安曇 MSLC利用案内 チューター紹介 ー リーダ (国際文化専攻4年次、沖縄県立与勝高校出身) 日本語・スペイン語・英語 (観光専攻4年次、沖縄県立中部農林高校出身) 日本語・韓国語 河野 奈津美 勝田 崇仁 (2年次)〈担当〉数学 ター チュー ハ ヒョンス ●数学・科学を身近に感じよう! 「やんばるに誘われて・・・」 山里カルスト登山 5月21日(土) ●GIS体験講座(初級編) 6/3,6/24,7/1(毎週金曜日4限) ●GIS体験講座(中級編) 7/8,7/15,7/22(毎週金曜日4限) ●診療情報管理士勉強会 5/18~7/13 毎週水曜日3限 ●数学苦手克服講座(一年次対象) 5/11(水)2~5限、5/13(金)1~4限 ●実用数学技能検定(準1級)対策講座 5/26~5/31 6限 準2級・2級は随時受付中 【編集後記】 新たに新規チューター二人を加え、2016年度前期の活動が始 まりました。MSLCの今期のモットーは、 「 チューターの積極性」 意気込み:LLCのメンバーになれて本当にうれしい です!! ※国際学群3年次以降は専攻名のみで表記しています。 平成28年度前学期活動予定 (2年次)〈担当〉数学 (交換留学生、韓国出身) 韓国語・日本語 今 回 L LCの広 報を担 当しています、中 井 安 曇です。新 学 期が 始 まり、キャンパスが 賑 やかになりましたね!LLCにも新しいメンバ ーが 加わりました。語学力を伸ばしたいなら、LLCが一番!みなさ ん、今 学 期も国 際色 豊かなチューターたちが L LC でお 待ちしてい ます。気軽に足を運んでくださいね。 数 理学習センターでは、学生 チューターが 平日8:4 5~17: 4 5まで 常駐し 、学 生への 学 習 支 援を行っています。センター には、自主学習を促 進できるよ う、多様な科目の参考書や書物 等 ( 約 7 0 0 冊 ) を 取り揃 えてお り、PC貸出(センター内のみ)も 行っています。また、センター内 には個人や少人数学習ができる 自習スペースがあり、センター前に広がるアクティブラーニング スペースでは、グループワークやチューター主催の講座を実施す ることができるようになっています。 白木澤 敦 (2年次)〈担当〉情報 ター チュー 担 当 者 の 一 言 M S LCイメージキャラクター 「数理橋大介&スリ猫」 ター チュー (語学教育専攻3年次、沖縄県立与勝高校出身) 日本語・英語 LLCアシスタントリーダー MSLCの目標 ①学生に数理系科目に興味関心を抱いても らうこと、②学生の基礎学力の向上、③補習対 応として自主学習のサポートを行うこと、④就 職率の向上、⑤大学を利用してもらい地域活 性化を図ること(地域貢献)などが目標にあげ られ、学生支援や地域貢献を目指した活動を しています。 と「コミュニケーションスキルの向上」です。そのためのトレー 宮田 真理子 (2年次)〈担当〉数学 本村 くるみ (2年次)〈担当〉統計学 ニングを定期的にしていく予定です。より気軽に利用できるよ うなMSLCを作っていきます。ぜひ、来てみてください。 MSLCホームページリニューアル!!! MSLCの公式ホームページが新しくなりました!開講予定の講座案内や報告、MSLCの広報誌「月刊MSLC」、センター長発行の「数理学習センターだより」 などを見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。 MSLCの公式ホームページ http://www.meio-u.ac.jp/mslc/ Facebookもできました! https://www.facebook.com/meiomslc/ 28 【活動場所】学生会館SAKURAUM5階 【活 動 日】10:30~16:30(月曜日~金曜日) S - CUBEとは? S-CUBEは「学生」が「学生」の目線で「学生」のキャリア形成支援を 行っている団体です。名桜生の「1年生から将来を見据えた」学校生活 を送るお手伝いをすべく、メンバー自ら学年問わず合同企業説明会 やインターンシップへの参加、公務員試験やSPIの勉強などを行い、 シリーズ ゼミ紹介 学生が主体的に研究を進めていく、 各専攻・学科のゼミを紹介! 得た知識や情報を広めることをメインに活動しています。 今年も作ります!就活ガイドブック『FUTURE』 新リーダー・副リーダー決定! 新リーダー 鈴木 智香子(国際学群国際文化専攻3年次、 秋田県立横手城南高校出身) こんにちは!国際学群国際文化専攻3年 次鈴木智香子です。3、4年次の就活に悩む 皆さんはもちろん、1、2年次の、将 来の夢 が分からない、何を準備すればいいか分か らない 皆 さんの助けにな れたらと思いま す!今 年もどんどん新しいことにチャレン ジする予定なので、ぜひお気軽に遊びに来 てください! 副リーダー 瀬川 ゆきの(国際学群観光産業専攻3年次、 宮崎県 日南学園高校出身) S-CUBEといえば毎年作成される『FUTURE』。昨年は新た に「企業インタビュー」というコーナーを設けました。今 年もよ り名桜生の役に立つものとなるよう、新たな取り組みやクオリ ティーの向上に努めます。また、今年はS-CUBE室のPCにペン タブレットが装備されたため、デザイン面でのクオリティーもよ り追及していく予定です。 完成したものは名桜大学内のいろいろなところに置いていま す。見かけた際は手に取ってゆっくりと読んでみてください。お 持ち帰り自由です! ●『FUTURE』とは? S-CUBEメンバーが自らの手・目・耳・足で情報を集め、持ち 合わせているだけの熱意・技術・時間のすべてを使って作り上げ る就活についての情報やノウハウが書かれた、 「 名桜生の、名桜 生による、名桜生のための」就活ガイドブック。就活を終えた先 輩方からは「FUTUREを読んでいてよかった!」という声をよく 聞きます。 こんにちは!S-CUBEの副リーダーにな りました、瀬川ゆきのです。リーダーを支え つつ、S-CUBEがより一層盛り上がるよう に 精 一杯、活 動していきます!これからも S-CUBEをよろしくお願いします!! 嘉納ゼミ 国際学群 国際文化専攻 嘉納 英明 教授 担当教員: 旺盛な学び、仲間との学び合い 3年次 塚澤 誠志郎(岩手県立花巻北高校出身) おいて、どのようなことが行われているのか、フィールドワー 嘉納英明先生がゼミを受け持つのは、今年度からというこ クを通じて、さらに思慮を深めていく、といったことも考えて とで、現 嘉 納ゼミは「一 代目嘉 納ゼミ」ということになりま います。 す。ゼミ生の構成人数は、女性3人、男性1人の計4人です。 先に挙げた人数に加えて、大学院で嘉納先生に師事し、学 嘉納先生は、殊に沖縄の戦後教育や子どもの貧困に関して んでいる先輩も今後一緒に学習を進めていきます。私たち学 多分な見識を有している方です。その下で、私たちは、自分た 部生の未熟な部分に対して、先輩の経験は大きな助け舟にな ちの卒論を早くのうちから意識し、活動していきます。 ろうかと思います。 具体的には、教育に関わる主要な必読書を読み込み、過去 以上のように、私たち4人を取り巻く環境は、一代目にしな の反省のうちに成り立つ現在の教育に対する批判的な態度 がらもずいぶんと充実したものになっていると思います。そ を培っていきます。一方で、あたかも象牙の塔にこもるような こで学ぶ私たちが今後どうなっていくのか、自分で自分に期 ことばかりにとどまらず、沖 縄の教育・福祉に関わる現場に 待を寄せながら頑張っていきます。 副リーダー 宮園 知佳(国際学群語学教育専攻3年次、 鹿児島県 鳳凰高校出身) こんにちは!S-CUBEの副リーダーにな りました、宮園知佳です。リーダー、副リー ダーでしっかり協力し、より楽しく活動がで き る よ う に 頑 張 り ま す!ま だ ま だ 「S - CUBE」としての活動も模 索中ではあ りますが、私たちにできることを精一杯活 動していきたいと思います。S-CUBEをこ れからもよろしくお願いします! 年間予定 4月25日~5月9日 5月10日 インテーク研修 6月11日 第1回オープンキャンパス 7月下旬 名桜祭出店準備開始 8月11日 第2回オープンキャンパス 10月上旬 『FUTURE』完成 10月15日 3年次就職ガイダンスにて『FUTURE』配布 10月29日・30日 名桜祭出店 11月28日 新リーダー・副リーダー決定 12月12日 リーダー・副リーダー交代 Twitter→『@scube_meio』で検索 or QRコードでアクセス S-CUBEメンバーの宇榮原未菜さん(国際 学群情報システムズ専攻 4年次)デザイン、平 山叶奈子さん(国際学群観光産業専攻4年次) 命名。 「 就 職 氷河期を乗り切る」というコンセ プトからシロクマのキャラクターになったそう です。 迫田ゼミ 迫田(呉)幸栄 准教授 担当教員: 「人生、先手必勝!」 4年次 木寺莉菜(佐賀県立神埼高校出身) 担当者の一言 新メンバー募集期間 『FUTURE』作成開始 5月28日 S-CUBEのマスコットキャラクター 「キューベア」 国際学群 語学教育専攻 今年度のS-CUBE広報担当になりました、国際学群3年次観 光産業専攻の内藤夏綺です。執筆スピードの遅さに定評のある 私が広報担当であるのはいささか効率が悪いようにも思えます が、精一杯、責任をもって務めていきたいと思いま す。また、FacebookやTwitterの更新も行う予定 ですので、フォロー、 「 いいね!」、リツイートして いただければ幸いです。 内藤 夏綺 (国際学群観光産業専攻3年次、 茨城県立藤代高校出身) るからです。 迫田ゼミは4年次1人、3年次7人で平成27年度後期から ゼミのメンバーたちは全員女子ですが各自興味をもった内 始まった全く新しいゼミではありますが、毎週充実したゼミ活 容について、日々、面白さを感じながらしっかり学んでいます。 動を行っています。日本語学について様々な内容に渡って研 また、素早く順調かつ的確に物事を進めていく先手必勝をゼ 究しています。言語研究の根本的な文法から、言葉の用法、用 ミ生全員で努めながらワンマン研究ではなく、チームワーク 例といったものや、私たち日本人が普段気づかないような当 を大切にし、一人一人が助け合いを楽しんでゼミ活動を行って 然として用いている日本 語の表 現など多岐にわたっていま います。研究をしていくなかで、私たちは普段使用している日 す。なぜ多岐にわたるのかというと、日本語は成立してから何 本語という言語がどういう特徴を持っているのか実際に意識 世紀もたつなか日々その様式を変化させ進化しており研究対 することができます。日本語の仕組みを探求してみたい学生 象として非常に奥が深く、いまでも様々な研究が行われてい は、是非私たちと一緒に迫田ゼミで活動していきましょう。 Facebook→『名桜大学 S-Cube』で検索 or QRコードでアクセス ※国際学群3年次以降は専攻名のみで表記しています。 29 30 Introducing Seminars 名桜生による 大峰ゼミ わたしの 人間健康学部 スポーツ健康学科 全国47都道府県から学生が集う名桜大学。 このコーナーでは学生が自身のふるさとをリレー方式で紹介します。 大峰 光博 助教 担当教員: 別府温泉巡りの旅へ 大分県 日田市出身 文献から物事を考える 3年次 吉村 川津 千夏 人間健康学部スポーツ健康学科3年次 大分県立日田高校出身 公規(鹿児島県立武岡台高校出身) ます。大分県の温泉の多くは、火山活動が生み出した火山 性温泉です。泉質も豊富で、炭酸泉や泥湯、冷泉など個性あ ふれる温泉が揃っています。 大分県に数多くある温泉地の中で、別府市には「別府地 獄めぐり」という観光の定番コースがあります。 『 血の池地 獄』 『 海地獄』 『 鬼石坊主地獄』…など、別府八つの自然湧出 の源泉“地獄”を巡る旅のことを「別府地獄めぐり」と呼び ら研究を進めていきますが、教職面にも力を入れています。文 「おんせん県おおいた♨」、皆さんはこのような言葉を耳 ます。 「 おんせん県」ならではの観光コースなのではないで こんにちは、私たち大峰ゼミは4年生2人、3年生8人の個 献研究からスポーツ教育や教育問題を考えたりします。文献 にしたことがありませんか?私のふるさと大分県は、九州 しょうか? 性豊かな仲間たちと毎週活気あふれる活動を行っています。 研究と聞くと難しそうで大変なイメージを持つかもしれませ 地方北東部にある県です。別府温泉や湯布院温泉など、全 大分県には、温泉以外にもたくさんの魅力があります! 大峰ゼミは今 年度新設のゼミであり、他のゼミが行ってきた んが、ゼミ仲間と毎週楽しく活動しています。文献から物事を 国的にも有名な温泉地を有する大分県は、温泉の源泉数・ 大分市にある大分マリーンパレス水族館「うみたまご」、宇 アンケートや実験は活用せず、様々なスポーツ問題や健康問 考える面白さや社会で大事にされている力を身につけたいと 湧出量がともに日本一となっており、 「 おんせん県」といえ 佐市にある九州自然動物公園「アフリカンサファリ」、別府 題について文献から研究を進めていくゼミとなっています。ゼ 思っている方は、ぜひ大峰ゼミへ! 市にある城島高原遊園地など、海や山の自然に囲まれた多 くの観光名所があります。 ミ活動は割当てられる議題に沿って自身の意見をまとめ、仲 そして、大分県でわすれてはいけないもの、それは名物の 間にプレゼンすることを主としています。ゼミ活動や研究に 「 から 揚 げ 」と「 とり よって社会に出てから必要となる考える力、意見をまとめる 天 」で す 。か ら 揚 げ 力、情報を発信していく力を身につけていっています。私は将 は、皆さん知っている 来教員になりたいという夢があります。大峰ゼミでは文献か と 思 いま す 。とり天 は、鶏肉の天ぷらのこ とをいいます。大分に 来 た際には 、ぜ ひ 食 島田・小柳 ゼミ べてみてください! 血の池地獄 人間健康学部 看護学科 の幸がどちらとも豊富であり、素 島田 友子教授・小柳 弘恵助教 担当教員: 兵庫県の魅力とは!? 兵庫県 神戸市出身 田丸 槙吾 楽しく、笑顔の絶えないゼミです! 4年次 金城 国際学群2年次 兵庫県立神戸商業高校出身 麺の「揖保乃糸」も兵庫県の名産 です。自分の生まれた地域である 神戸市は神戸牛がやはり有名で すが、イカナゴをしょうゆやみりん いかなごの釘煮 で煮込んだ「いかなごの釘煮」もあります。春になるとイカナ ゴ量が解禁され、釘煮が作られ、街を歩くと、あちらこちらで 釘煮のいい匂いが漂ってきます。 遥香(広島県立広高校出身) まらなかったときは、一緒になって考えてくれ、温かく見守って 日本の1番北の都道府県は北海道、南は沖縄県。では真 観光では日本三大夜 景に制定されている摩耶山からの ん中はどこだか知っていますか?正 解は 私の生まれ育っ 100万ドルの夜景は人生で1度は目にしておきたいぐらい た町、兵庫県です。 綺麗で幻想的な夜景です。夜になると、家族連れはもちろん 兵庫県は日本の標準子午線が通っているいわゆる日本の カップルや観光客が訪れ、有意義な時間をすごします。夜景 へその県です。兵庫県は大河ドラマ「軍師官兵衛」で話題に だけではなく、昔から外国と交友が深い兵庫県なので異国 なった天空の城「竹田城」や源義経が平家と争った「一ノ谷 情緒が漂う「北野異人館」や本場中国の料理や雰囲気が味 の戦い」など歴史的背景でも有名です。 わえる「中華街」など、普段の生活では味わうことのできな 私たち島田・小柳ゼミは、卒業研究で母性看護学領域を選 くださいます。 択した6人が集まったゼミです。学生は県外出身者が2人、県 4年次は、卒業 研究に就活、国試の勉強を同時進行してい 内出身者が4人で、南は沖縄、北は北海道から来た学生がいま かないといけません。今までのように毎日講義があるわけで す。このメンバーが揃うのはこれまでの臨地実習やグループ はなく、自分でタイムマネジメントをして進めていきます。初め 兵 庫県は日本海と瀬 い景色や雰囲気が兵庫県にはあります。 演習を含めても初めてで、島田先生と今年から赴任されまし てのことで戸惑い、つまずいたり悩んだりしていますが、同じ 戸内 海 の2つの 海に面 神戸は夏には花火大会、 た小柳先生は、いつもニコニコ穏やかな雰囲気で笑顔の絶え ゼミに集まった仲間と共に、日々少しずつ歩んでいきたいと している場所で、このよ 夜には神戸タワーが色とり ないゼミです。現在は、5・6月にある研究倫理審査に向けて、 思います。 うな場所は、日本では本 どりにライトアップされま 州の1番 端 であ る青 森 す。そんな自然や景色など 県・山口県・そして北海 魅力に溢れている町、兵庫 道 の4つしか ありま せ 県へ遊びに来て、兵庫を好 ん。そのため山の幸・海 きになりませんか? 互いに切磋琢磨しながら卒業研究を進めています。卒業研究 のテーマは〈性教育〉 〈 緊急避妊薬〉 〈 育児不安〉 〈 NICUの母児 の愛着形成〉など、それぞれが興味のある内容について調べ ていて、2人の先生は学生の考えが行き詰ったり、上手くまと 31 とり天もおいしいです 摩耶山からの風景 ライトアップされた神戸タワー 32 研究コラム つながる、 つなげる教員の輪 国際学群 Research Column つながる、つなげる教員の輪 経済政策のココロとは 経済学という言葉を聞くと、カネ勘定し、いかにカネを 困者や被害者が路頭に迷うことになる。 稼ぐかをだけを考えている金の亡者というイメージを抱く 実験的政策例は、アメリカの禁酒法がある。天真爛漫な 読者も多いのでは。 政策例は、ある国、地域や大学で成功した政策や方策を、 筆者が学生の頃、標準的な経済学のテキストがサムエル そのまま持ち込むような考え方や態度である。これらは、 ソンの『経済学』であった。サムエルソンは、いくつかの秘 文化や経 緯を考慮せず、無 批判に導入・実 践したのであ 話 がある。修 士 論 文 が、経 済 学の 教 科 書になったとか、 る。 ハーバード大学の博士号の面接試験担当者の一人が、天 国や地 域は、歴 史、文化、経済、社会や資源が異なるた 才として名高いシュンペーターであったが、面接試験終了 め、演繹的な方法でうまくいくことは希である。 後、シュンペーターは「まるで我々が面接を受けているよ 経済学や経済政策の目的は、人々の安寧と幸福であり、 うだ」と語ったとか、ノーベル経済学賞はサムエルソンの マネーの動きを調査するのは、人々の経済活動や政 策の ために創設されたとかである。 評価基準の一つだからである。 そのサムエルソンが、 『 経済学』の中で、単純な経済学者 サークル紹介 女子ハンドボール部 [代 表]中野 朝夏(鹿児島県立国分高校出身) Circle Activities ハンドボール部では年間にたくさんの行事やイベントがありま す。例えば、新入生歓迎会、書初め大会、追い出しコンパなどで部 員同士の交流を深めています。 [顧 問]仲田 好邦(スポーツ健康学科 准教授) 現在、女子ハンドボール部は、マネージャー、トレーナーを含め 計11人で活動しています。月~土曜日の週6で練習に励み、九州 学生リーグや沖縄県内の一般大会などに参加しています。昨年度 は、春季学生リーグ、秋季学生リーグで 1 部 3 位という結果を 残し、西日本学生ハンドボール大会、全日本学生ハンドボール大 会に出場しました。沖縄県内の一般選手権では 2 部準優勝、総 合選手権ではベスト 4 という結果でした。また、日々のハンドボ ールの練習や大会参加だけでなく、地域のボランティア活動にも 積極的に参加しています。昨年度は、小学生へのハンドボール指 導、地域行事の補助員、ハンドボール大会の役員など他多数のボ ランティアに参加しました。 女子ハンドボール部一同 の逸話を戒めとして述べている。貧困国インドでは、無数 の牛がエサを求めて国中を歩き回っている。無邪気な経済 学者は、不十分な食事内容を改善するため、タンパク源と して牛を食べることを提案する。 ところで、経済学部では、経済学以外にも他の学問分野 も同時に学ぶ。たとえば、法学、史学、哲学、数学、社会学、 政治学、心理学などである。そのため、ウブな経済学者の ような考えはしない。 さて、私の専門である経済政策の特徴は、実験や失敗の 許されない学問である。経済政策で失敗すると、万人の貧 みやひら しげはる 宮平 栄治 (国際学群経営情報研究教育学系 教授) 専門 科目は 経 済 政 策ですが、失 敗 学 も学んでいます。契機は、私の母親は、太 平洋 戦中、マリアナ諸島のテニアン島で九 死に一 生 得て生 還、小学校の恩師が、”ひめゆり部隊”の生存 者だったことで す。新しい学びは、日本が遅れている文化政策や都市設計の 研究のため、ラテン語やフランス語も学び始めました。 人間健康学部 やんばるの自然体験を通じて、グローカルな地域づくりを 私の専門は野外教育です。野外教育は自然遊びの教育 るということです。2つ目は、自然には多くの危険が内在し 効果を利用して、人の成長を促し、豊かで幸せな人生や社 ているため、安全管理と安全教育の効果を高めるというこ 会の構築に貢献することにそのねらいがあります。自然体 とです。そこで、これらの内容を対象として、より良い野外 験教育と表現されることもあり、近年は教育分野だけでな 教育実践のための研究活動を行っています。 く、スポーツツーリズムやブルーツーリズム等ニューツー 現在、地域と世界をつなぐ<グローカル>(グローバルと リズムのコンテンツとしても注目されています。 ローカルを合わせた造語)という概念が注目を浴びてい 人はこれまで、利便性と安全性を追求して、現代の都市 ます。この自然豊かなやんばるの地で、多くの人たちが日 生活を手に入れてきました。しかしながら、その反面、人工 本人といわず外国人といわず感動体験を共有できるよう 的環境での暮らしは、変化が少なく毎日同じような生活に な地域づくりに、実践的研究者として貢献していきたいと なってしまいます。そうなってくると<生きている>という 考えています。 実感が持ちにくくなってきます。 そのようなときに自然という変化の多い非日常空間に 出掛けていくと、自然からのさまざま刺激を受けて、<か らだ>にも<こころ>にも<あたま>にも良い効果を得ら れると言われてきました。最近では<癒やし>の効果にも 注目が集まっています。 ただし、より効果を上げるためには2つの重要なポイン トがあります。1つ目は、実践に多くの<ヒト・モノ・カネ・ 情報>が必要ですので、指導やマネジメントの効率を上げ 33 とお や ひでのり 遠矢 英憲 (人間健康学部スポーツ健康学科 上級准教授) 自然 遊 びを研究 対 象とし、 「 また、遊 ん でいるのですか?」と聞かれて「えっと、い つも通り頑張って仕事しています」と回答する真面目なハー ドワーカー。やんばる版二十四節気、七十二候を作成して、さ らに遊びを充実させたいと考えている。本籍:屋我地島。 男子バレーボール部 [代 表]大城 幸也(人間健康学部スポーツ健康学科 3年次、 を果たしました。また、主将の大城はサーブ賞を取り、成績を残し ています。 これからも3部、2部の昇格を目指し、成績を上げていきます。 普天間高等学校出身) [顧 問]長山 竜也 男子バレーボール部は、平日は月曜日、水曜日、金曜日、休日は 土曜日、日曜日と週5回練習をしています。 部員は1年生から4年生まで、20名ほどでおり、国際学群、スポ ーツ健康学科、看護学科と各学科からなりたっています。 また、部活の練習だけでなく、地域のボランティア活動にも積 極的に参加しており、マラソンやウォーキングの参加者のサポー トなどを行なってきました。これからもボランティアには積極的 に参加していく予定です。 平成27年九州大学バレーボール連盟秋季大会では、4部優勝 日本台湾学生会議 沖縄支部 [代 表]郭 育志(交換留学生、台湾・大仁科技大学在籍) [副代表]井上 雄一(国際学群2年次、静岡県・オイスカ高校出身) 馬場 みなみ(国際学群2年次、佐賀県立致遠館高校出身) [顧 問]上江洲 基(国際学群 国際文化教育研究学系 上級准教授) ハイサイ!じゃばっべー?(台湾語) 我々は、2015年10月に設立 された、出来立てほやほやの日本台湾学生会議 沖縄支部です。 日本 台 湾 学 生 会 議とは日本・台 湾 双 方の学 生 が人 的 交 流を 通してお互 い のこ とを理 解すること で 、今 後 の日 台 間 の交 流促 進と友 好関係に貢献す ることを目的とす る学術団体です。 日本台 湾 学 生会 議(台湾語訳:臺灣 台北本部のミーティングを参加した状況 in 国立台湾大学 日 本 學 生 交 流 會 ) リーグ昇格の目標に向けて日々練習に励んでいます は、現在、日本 サイ ド に 3 つ の 本 部・ 支 部( 東 京 本 部 、 関 西・沖 縄 支 部 )、 台 湾 サ イド に は 2 つ の 本 部・支 部 ( 台 北 本 部 、台 南 支 部 )が あ るま で に 成 長 し まし た 。 そして去年の10月 台南支部のリーターとの撮影in台湾国立成功大学 に東 京 本部からの 許可が 下りて日本台湾学生会議 沖 縄 支部が誕 生したわけであ ります。 今 年の三月、私 たちは沖 縄 支 部の 代 表として、台 湾の第一学 府 、国 立台 湾 大 学に 設 立してい る台 北 本 部と台 湾 南 部の名門 校、台湾国立 成 功大学に設立している台南 支部のリーダーやス タッフたちを表 敬 訪問しました。またそこで名 桜 大 学の紹介 発 表をさせていただきました。 これからも日本、台湾 両国の親善 や学 術交 流のために、頑張 っていきたいと思います 、興 味 がある方 、ぜ ひ声をかけ てくだ さい。 ※国際学群3年次以降は専攻名、人間健康学部は学科名のみで表記しています。 34 課外活動レポート ■各クラブ・サークル・学生団体の活動記録 硬式野球部 第95回九州地区大学野球選手権 南部九州ブロック大会・沖縄地区予選 〔4/9(土)~5/4(水)北谷公園野球場〕 2季ぶり15度目の優勝!! 【優勝】 第2節 vs. 沖縄キリスト教学院大学 29 - 0 ○ vs. 沖縄キリスト教学院大学 19 - 0 ○ 第3節 vs. 沖縄国際大学 1 - 0 ○ vs. 沖縄国際大学 7 - 3 ○ 第4節 vs. 沖縄大学 0 - 5 ● vs. 沖縄大学 6 - 8 ● 第5節 vs. 琉球大学 10 - 0 ○ vs. 琉球大学 1 - 0 ○ 順位決定プレーオフ 第2試合 vs. 沖縄国際大学 7 - 1 ○ 第3試合 vs. 沖縄大学 5 - 4 ○ <表彰選手> ・殊勲賞 中村 洸太 選手 (スポーツ健康学科4年次、 青森県立青森南高校出身) ・打撃賞 1位:佐藤 将太 選手 (スポーツ健康学科4年次、 京都府立乙訓高校出身) 2位:嘉陽 宗大 選手 (スポーツ健康学科3年次、 沖縄県・興南高校出身) ・打点賞 佐藤 将太 選手 (スポーツ健康学科4年次、 京都府立乙訓高校出身) ・最多盗塁賞 辻 直人 選手 (スポーツ健康学科4年次、 福岡県立香椎高校出身) ・ベストナイン賞 捕手:喜屋武 大 選手 (スポーツ健康学科3年次、 沖縄県立本部高校出身) 一塁手:佐藤 将太 選手 (スポーツ健康学科4年次、 京都府立乙訓高校出身) 二塁手:春田 勇馬 選手 (スポーツ健康学科3年次、 長崎県立西陵高校出身) 遊撃手:神山 征士 選手 (スポーツ健康学科3年次、 沖縄県立首里高校出身) 外野手:嘉陽 宗大 選手 (スポーツ健康学科3年次、 沖縄県・興南高校出身) 山里勝己学長に優勝を報告した硬式野球部一同 (左から佐久本功達部長、 住江淳司副学長、 神山副主将、 山里学長、 真栄田義龍副部長、 桑江主将) 水泳競技部 第48回春季短水路年齢別選手権水泳競技大会 〔4/10(日) 沖縄県総合運動講演屋内プール〕 【男子個人】 50m自由形決勝【3位】27秒49 200mバタフライ決勝【2位】2分23分秒89 粲田 斐斗(スポーツ健康学科4年次、鹿児島県立鹿児島南高校出身) 50m自由形決勝【2位】25秒39 200m個人メドレー決勝【1位】2分15分42秒 藤中 大地(スポーツ健康学科4年次、広島市立美鈴が丘高校出身) 100mバタフライ決勝【1位】57秒76 200mバタフライ決勝【1位】2分07秒43 屋良 充慶(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立那覇西高校出身) 35 100m平泳ぎ決勝【1位】1分07秒53 200m平泳ぎ決勝【1位】2分22秒01 鹿子生 絢太(スポーツ健康学科3年次、熊本県・九州学院高校出身) 100mバタフライ決勝【2位】57秒99 高田 論之 (スポーツ健康学科3年次、石川県立金沢錦丘高校出身) 100m平泳ぎ決勝【2位】1分06秒23 200m平泳ぎ決勝【2位】2分30秒90 日高 祐貴(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立名護高校出身) 【女子個人】 100m背泳ぎ決勝【1位】1分07秒64 200m背泳ぎ決勝【1位】2分28秒20 安仁屋 舞実(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立西原高校出身) 50m自由形決勝【2位】29秒84 100m自由形決勝【1位】1分03秒15 宮城 沙耶子(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立那覇西高校出身) 50m平泳ぎ決勝【1位】34秒09 100m平泳ぎ決勝【1位】1分12秒93 村上 広佳(スポーツ健康学科4年次、北海道立滝川高校出身) 50m自由形決勝【1位】27秒60 50m背泳ぎ決勝【1位】29秒50 山田 安珠(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立那覇高校出身) 50m自由形決勝【3位】29秒93 100m平泳ぎ決勝【2位】1分19秒26 白井 朋高(スポーツ健康学科2年次、静岡県立伊東高校出身) 50m平泳ぎ決勝【2位】37秒99 50m背泳ぎ決勝【2位】31秒11 200m個人メドレー決勝【1位】2分25秒64 知念 七星(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立那覇高校出身) 【リレー男子】 400mフリーリレー決勝【1位】3分38秒48 高田 論之、 鹿子生 絢太、 藤中 大地、 屋良 充慶 第22回春季室内年齢別選手権水泳競技大会 〔1/31(日) 沖縄県総合運動公園温水プール〕 【男子個人】 ※年次は平成27年度当時 50mバタフライ決勝【2位】25秒90 名護椋哉(スポーツ健康学科4年次、沖縄県立具志川高校出身) 50m自由形決勝【2位】28秒76 100mバタフライ決勝【2位】1分11秒34 前田康平(スポーツ健康学科4年次、鹿児島県立武岡台高校出身) 50m自由形決勝【1位】27秒47 100mバタフライ決勝【1位】1分04分秒62 粲田 斐斗(スポーツ健康学科3年次、鹿児島県立鹿児島南高校出身) 個人メドレー決勝【1位】2分14分46秒 藤中 大地(スポーツ健康学科3年次、広島市立美鈴が丘高校出身) 400m自由形決勝【1位】4分22秒74 200mバタフライ決勝【1位】2分13秒41 200m個人メドレー決勝【2位】2分16秒38 屋良 充慶(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立那覇西高校出身) 100m平泳ぎ決勝【1位】1分07秒20 200m平泳ぎ決勝【1位】2分25秒62 鹿子生 絢太(スポーツ健康学科2年次、熊本県・九州学院高校出身) 100m平泳ぎ決勝【2位】1分08秒32 200m平泳ぎ決勝【2位】2分33秒26 日高 祐貴(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立名護高校出身) 【女子個人】 100m背泳ぎ決勝【2位】1分07秒82 200m背泳ぎ決勝【1位】2分31秒02 安仁屋 舞実(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立西原高校出身) 50m自由形決勝【2位】29秒93 100m自由形決勝【1位】1分05秒36 宮城 沙耶子(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立那覇西高校出身) 100m平泳ぎ決勝【1位】1分13秒25 200m平泳ぎ決勝【1位】2分39秒18 村上 広佳(スポーツ健康学科3年次、北海道立滝川高校出身) 50m自由形決勝【1位】27秒64 50m背泳ぎ決勝【1位】29秒47 100m背泳ぎ決勝【1位】1分03秒62 山田 安珠(スポーツ健康学科3年次、沖縄県立那覇高校出身) 50m自由形決勝【3位】30秒47 100m平泳ぎ決勝【2位】1分22秒94 白井 朋高(スポーツ健康学科2年次、静岡県立伊東高校出身) 卓球部 200m背泳ぎ決勝【1位】2分28秒08 200m個人メドレー決勝【1位】2分31秒10 知念 七星(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立那覇高校出身) 50m自由形決勝 【4位】 32秒49 西岡 咲紀(スポーツ健康学科2年次、兵庫県立社高校出身) 200m個人メドレー決勝【2位】2分59秒53 西尾 まりな(国際学群1年次、福岡県・筑陽学園高校出身) 第70回全九州卓球選手権大会(一般の部) 〔3/11(金)~13日(日) 鹿児島県松元平野岡体育館〕 【シングルス1勝1敗予選リーグ敗退】 【 / ダブルス1回戦敗退】 久場 勇貴 (看護学科4年次、 沖縄県立知念高校出身) 宮里 優人 (看護学科4年次、 沖縄県立普天間高校出身) ※年次は平成27年度当時 【リレー男子】 400mメドレーリレー決勝【1位】3分49秒53 藤中 大地、 日高 祐貴、 粢田 斐斗、 屋良 充慶 400mフリーリレー決勝【1位】3分46秒24 第7回九州国公立大学卓球選手権大会 〔2/25(木)~26(金) 福岡市中央体育館〕 藤中 大地、 鹿子生 絢太、 日高 祐貴、 屋良 充慶 【シングルス/ダブルス2回戦敗退】 黒木 淳平 (国際学群2年次、 福岡県立小倉南高校出身) 【シングルス/ダブルス2回戦敗退】 千葉 大 (国際学群2年次、 岩手県立大船渡高校出身) 【シングルス1回戦敗退】 桑子 由紫 (国際学群3年次、 群馬県立伊勢崎高校出身) ※年次は平成27年度当時 ソフトボール部 第13回全国国立大学(男・女)ソフトボールオープン大会 〔3/19(土)~20(日)兵庫教育大学ソフトボール場 他5会場〕 【女子】 (2勝1敗) ハンドボール部が屋部小学校の授業でハンドボールを指導 本学ハンドボール部は、平成28年3月4日(金)、7日(月)~8日( 次、宮崎県立宮崎南 高 火)、屋部小学校において、同校6年生のハンドボールの授業で講 校 出 身)は、 「子どもた 師を務めました。昨年に引き続き4回目となります。はじめに手つ ちがとても活発だった なぎ鬼ごっこでウォーミングアップ、次にボールを使ったパス練 ので授業をスムーズに 習、最後は男女別に4チームに分かれてゲームを行いました。 行 うこ と が で き まし 授業を受けた森口稔楠帆さんと仲宗根希さんは、 「 シュートを た 。来 年もまた 指 導し 決めることが難しかったです。ハンドボールでクラスの仲がもっと たい(大塚さん)」、 「小 よくなりました(森口さん)」、 「 お兄さん、お姉さんと仲良くできま 学生を指導するのは初 した。ハンドボールの楽しさを知ることができて最高でした(仲宗 めてだったので緊張し 根さん)」と笑顔で話しました。 ました 。指 導 案 通りに シュートを打つ屋部小学生 屋部小学校6年生と名桜大学ハンドボール部 講 師を 務めた 、大 塚 進めること、集団をまとめることの難しさを感じました(倉 橋さ 優 作 さん( ス ポーツ健 ん)」、 「 小学生がハンドボールを楽しいと言ってくれたことで、す 康 学 科 3 年 次 、石 川県 ごい達成感がありました(黒木さん)」と振り返りました。 立小松秀峰高校出身)、 ハンドボール部監督の仲田好邦准教授は、 「 小学生の目がとて 倉 橋 彩 花さん( ス ポー も輝いて、ハンドボールの楽しさや難しさが伝わってきました。学 ツ健 康 学 科 2 年 次 、愛 生が成長できる機会を与えていただいていることに感謝していま 知 県 立一宮 南 高 校 出 す。また、この授業を通してこれからもハンドボールを楽しんでも 身)、黒 木 菜 央さん(ス らえたらうれしいです」と名護市のハンドボールの普及に期待し ポーツ健 康 学 科 3 年 ました。 地域の子どもたちとスポーツ交流 ~水泳競技部・金武町営プールスイミングクラブ合同練習~ 平成28年3月24日(木)、本学屋内プールにおいて、金武 姉さんは泳ぐレベルが高く、すごかったです。楽しく指導してくれて、わかり 町営プールスイミングクラブに通う児童18人と本学水泳競 やすかったので、 来年も参加したいです (関根さん) 」 と笑顔で話しました。 技部による合同練習が行われました。昨年に引き続き4回目 指導した、日高祐貴さん(スポーツ健康学科2年次、沖縄県立名護高校出 の開催となります。4つのグループに各1人ずつ本学水泳競 身)は、 「普段の練習とは違い、地域の子どもたちと水泳を通して交流するこ 技部の学生が指導者としてはいり、ビート板を使用したバタ とは新鮮でした。このような機会を増やして、指導力を向上させていきたい 足、クロール、平泳ぎ、飛び込みなど児童のレベルに合わせ です」と今後の交流継続に意気込みました。 た指導を行いました。 金武町営プールスイミングクラブの宮城美奈子指導員は、 「昨年度までは 参加した、比嘉清人さん(金武小学校4年生)と関根こゆき 泳力がある子だけでしたが、泳力が低い子どもたちにも実績のある名桜生 クロールのフォームを指導する日高さん さん( 金 武 中学 校 2 から刺激を受けてもらおうと参 年生)は、 「 いろんな 加させました。いつもと違った 泳ぎ方をわかりやす 指導を受けることで、子どもた く教えてくれました。 ちの新しい発見につながりま 楽しかったので、 来年 す。このような機会を与えても もまた参加したいで らっていることに感謝していま す(比嘉さん)」、 「大 す」と話し、子どもたちの成長 学 生のお兄さん、お に期待しました。 合同練習参加者一同 36 入学式 演奏 ~吹奏楽部の演奏を多くの方に届けたい~ 沖縄県立名護青少年の家主催「第3回青少年の家まつり」に学生が参加 平成28年4月6日 (水) に名桜大学の入学式が行われました。 平成28年1月30日(土)~31日(日)、沖縄県立名護青少 今回は「空も飛べるはず」 「 にじいろ」 「 SUN」の3曲を演 奏し新入 生だけでなく、ご来賓の方々や保護 者の方々も アに参加してみたい」と感 想を述 島袋弘光さん(国際学群経営専攻4年次)、冨井祐奈さん 喜んでいただき、演奏している側も楽しく新年度の幕開け べました。 (国際学群2年次)がオープニングセレモニーの司会に立ち ができました。1時間弱という時間ではありましたが、演奏 会場を盛り上げました。また、名桜大学ラテンダンスサーク という形で今年も新入生を名桜大学に歓迎できたことを ルが切れのあるダンスを披露し、来場者を魅了しました。 部員一同嬉しく思い、学内の教職員、学生だけでなく、地 2日目に開催された「なんぐすく桜見ウォーク」には、島 域の皆様にも吹奏楽部の演奏を届けられるよう活動に専 念していこうと感じました。 たです 。今 後 、様々なボランティ 年の家にて「第3回青少年の家まつり」が開催され、学生の 袋弘光さん、三浦梢さん(人間健康学部スポーツ健康学科 吹奏楽部の愉快なメンバー 歓迎の意を込めて演奏する様子 柏 沙季(語学教育専攻3年次、長崎県立五島高校出身) 青少年の家担当職員よりお礼のメッセージ タッフとして参加しました。今回、初めて青少年の家事業ボ おかげさまで地域と密着し、連携した事業を開催することが出来ました。 職員一同、バイタリティあふれる名桜大学の学生ボランティアに感謝してい ます。 ご協力ありがとうございました。 ランティアに参加した福田さんは、積極的に参加者と言葉 第一回名桜大学体育会入会式を開催しました を交わし「様々な地 域の方と触れ合えて、とても楽しかっ 平成28年5月12日(木)、本学多目的ホールにて本学部活動の新 ポーツ活動(武)に生かし、その経験から得られたことをもとに、さ 入部員を対象とした体育会入会式が行われました。体育会は平成 らに新しいものを創造していくという『文武合一』という精神を目 27年10月20日(火)に第1回名桜大学体育会壮行会から活動をスタ 指して、4年間頑張って欲しい」と激励しました。学生代表で体育会 ートさせ、平成28年2月16日(火)には第1回スポーツ大会を主催し、 本部長の永田崇馬さん(スポーツ健康学科4年次、岡山県立勝山 ボランティアなど地域での活動も積極的に行っています。今回は、 高校出身)は、体育会組織の説明後、 「 体育会は運営役員だけでは 新入部員や体育会役員合わせて約130人の学生が参加しました。 なく、体育会会員であるみなさんと創り上げていく組織です。今日 入会式では,体育会会長であるスポーツ健康学科奥本正教授は から一年生も積極的に参加し、一緒に頑張っていきましょう」と新 「学生の本分を忘れず、学問(文)で得られた知識・知恵を自らのス 4年次)、福田直哉さん(国際学群2年次)がボランティアス 桜見ウォークにボランティアで参加した 福田さん、島袋さん、三浦さん 入生を歓迎し、本会のさらなる発展を誓いました。 「第一回名桜大学体育会主催 バレーボール大会」 平成28年2月16日(火)に第一回名桜大学体育会主催のバレー ボール大会を行いました。昨年6月に体育会を立ち上げてから初め て部活動交流会を主催し、約200人もの学生が参加しました。 男女 混合リーグ、男子リーグの二つに分け、部活動混合チーム を編成し対戦しました。白熱した試合が続き、まわりでは大きな声 援が響き、体育会ならではの雰囲気が自然とでき、良い交流会に 私たち体育会は今後も、部活動同士で切磋琢磨できるよう交 流の場を設け、各部活動の実績向上につながる環境づくりに努め ていきたいです。 体育会本部長 永田 崇馬 (スポーツ健康学科3年次、岡山県立勝山高校出身) なりました。 参加者は、 「 他の部活動の 人と交 流 する機 会はあまり な いた め 、良い 機 会であっ た。普段の部活とは違うスポ ーツを行うことで良い息 抜 体育会会長(奥本教授)の激励のあいさつ 体育会本部長(永田さん)の歓迎のあいさつ 体育会会員 奥本教授を囲んで 体育会運営役員 新入会員の声 男女混合リーグ決勝戦。ヒートアップ!! 体育会に加入して改めて部活動生の熱い思いを感じました。 多くの 部活動が全国大会出場を目標としている中で、 私もイチ部活動生とし て大学でも高いレベルのプレーができるように頑張ろうと思いまし た。 また、 体育会を中心に名桜大学をさらに盛り上げていきたいです。 私たち男子ハンドボール部1年次は当たり前のことを当たり前に できるようにし、名桜大学でハンドボールをやっていることを誇り に思いながら毎日の練習に励み、4年間頑張っていきたいと思いま す。 応援よろしくお願いします! 女子バレーボール部所属:宍戸 真樹 男子ハンドボール部所属:上原 凛 (スポーツ健康学科1年次、 沖縄県立首里高校出身) 名護市学習支援教室ぴゅあ、始まりました 平成28年5月16日(月)、名護市学習支援教室ぴゅあ(無料塾)が 始まりました。支援教室ぴゅあは、名護市と大学の連携事業として 始まり、今年度で4年目を迎えました。ぴゅあには、市内の中学生が 通い、教職を履修している学生が支援しています。毎週3回(月、水、 金)大学の教室で、中学生は大学生から学び、大学生も中学生との 関わることで、 “イマドキの中学生事情”を肌で感じています。教職 を履修し始めた1年次の学生もぴゅあのメンバーとして活躍してい ます。ぴゅあの第二教室は、6月中旬に市街地に開設する予定で準 備しています。こちらは、 小学生対象の教室です。 嘉納 英明(学長補佐/名護市学習支援教室ぴゅあ顧問) 中学生へ熱心な指導を行う学生 37 きに なった 」と感 想を 述 べ イマドキの中学生事情について ディスカッション (スポーツ健康学科1年次、 沖縄県立球陽高校出身) 新入会員の声 ぴゅあが始まる前は、子ども達がどのくらい自分と話してくれる のか不安でしたが、自分が話しかけると子ども達からどんどん話 をしてくれたのでとても嬉しかったです。中にはなかなか自分の声 に反応してくれない子達もいましたが、 強い心を持ってめげずに話 しかけていきたいです。また、後半になるにつれて集中力が切れ始 めて、お友達とおしゃべりをしたり勉強の手が止まってしまう子達 もいたので、そうならないように自分がうまく声をかけてあげた り、 勉強以外の話を少しはさんでから勉強に向かってもらえるよう な工夫を、 次からは出来たらなと思いました。 大山 能輝 (国際学群1年次、 岩手県立水沢高校出身) 初めてのぴゅあの活動ということで自分の力でうまく教えるこ とができるかどうか、不安でした。しかし先輩方の協力もあり無事 に活動できました。まだまだ生徒への配慮が足りない部分がある と思うので、 これから活動に慣れていくなかで改善していきたいで す。 今日、 ぴゅあの活動に参加して、 得るものもたくさんあると感じ ました。先輩方に助けてもらいながらこれから良い時間を過ごし ていきたいです。 よろしくお願いします。 白木澤 亮 (国際学群1年次、 岩手県立大船渡高校出身) 今年も名護市学習支援教室ぴゅあの活動が始まり、 また1年、 こ の活動に携われることをとても嬉しく思っています。4名のメンバ ーが新たに加わり、新体制でのぴゅあがスタートしたわけですが、 昨年とはまた違うぴゅあの雰囲気になりそうで、とてもワクワクし ています。今年は2年生になり、後輩もできたということで昨年よ りもいっそう頑張らないといけないと思っています。 人数の少ない 1、3、4年生に比べ、2年生は9名です。これからは(男は僕一人とい う寂しい状況ですが)、 2年生全員で、 このぴゅあという組織を活性 化していけたらいいなと思っています。まだまだ未熟な私ですが、 今年度も宜しくお願いします。 白木澤 敦 (国際学群2年次、 岩手県立大船渡高校出身) ていました。 体育会役員一同(前列、左から3番目が 筆者) 参加者一同 ウェルナビが新入生をサポートします! ―第9回新入生支援ボランティア養成研修会― 学生団体「ウェルナビ」は、平成28年3月10日(木)、学生 トや履修指導に必要な知識を本学の先生方から教えていただきました。新 会館SAKURAUM6階スカイホールで「第9回新入生支援 入生への対応に必要な内容であったため、現メンバーはもちろん新メン ボランティア養成研修会」を行いました。この研修会では、 バーも真剣に取り組んでいました。時にはメンバー同士で、集中力が切れて メンバー全員がウェルナビとして活動するために必要な知 しまったメンバーに注意をするなど、引き締まった場面を垣間見ることがで 識と技術を修得すると共に、メンバー間や教職員との交流 きました。プログラムの最後では、これからチームとして活動していくため を深めることが目的でした。新メンバー24人と現メンバー に必要な「チームビルディング」を行いました。メンバーそれぞれ違った価値 24人が参加し、教職員5人も参加してくださいました。また、 観を全員で共有することができ、非常に有意義な時間にもなりました。 卒業生9人も活動をサポートに来てくださいました。 閉会式では、顧問の木村堅一先生と前ウェルナビ長からウェルナビに対 研修会は、山里勝己学長の挨拶から始まり、良い緊張感 する熱い思いをお話ししていただきました。毎年「ウェルナビ」という団体 でプログラムが進行されました。午前中は新4年次が準備を の在り方をこの研修会で再確認することができます。先輩後輩が互いに学 したアイスブレーキングと、次年度行事担当者ごとの話し合 び合い、教職員の方々との連携を取りながら成長し続ける団体がウェルナ いを行いました。アイスブレーキングでは、新メンバーと現メ ビです。新メンバー40人が加わり、総勢94人のメンバー全員が、ウェルナビ ンバーが親睦を深め、学年に関係なく交流し和やかな雰囲 の「自覚」と「誇り」を持って活動してほしいと強く思います。新しいウェルナ 気を作ることができました。行事担当ごとの話し合いでは、 ビで過ごす、これからの1年が本当に楽しみです。 担当者同士の親睦も 最後に、今回の研修会の開催 深まり 、新メンバー にあたってご協力いただきまし も少しずつウェルナ た教職員の皆様、ウェルナビ関 ビの雰囲気に慣れて 係者の皆様、本当にありがとう きている様子が伺え ございました。 ました。 午 後からは、他の 山里学長の激励の言葉に気を引き締めるメンバー。 学生支援団体も参加 し、チューターサポー ウェルナビ長 藤春 亮哉 (国際学群語学教育専攻4年次、 宮崎県立佐土原高校出身) 新体制ウェルナビ一同 38 平成27年度 1月~3月 名桜大学公開講座報告 名桜大学では市民に開かれた大学を目指し、平成6年より一般市民を対象にした公開講座を開講して います。ここでは、平成28年1月から3月までに実施した講座の模様を紹介します。 平成27年度 1月~2月 名桜大学地域出前講座報告 名桜大学では地域貢献の一つとして、 「地域出前講座」を実施しています。平成27年度は97講座を準備。ど の講座も、本学教職員の日頃の研鑽を存分に発揮した魅力ある内容となっています。今回、地域の方々から 要望を受け平成28年1月~2月に実施した講座の模様を報告します。 ■講座タイトル みんなで元気!筋力アップ実践講座(健康運動指導士がサポート!) ■講座タイトル キネステティク -持ち上げない体の動かし方を体験しよう! ■日 時 平成27年10月31日(土)、11月14日(日)、22日 (日)、28日 (土)、12月5日(土)、12日(土)、20日(日)、 26日(土)、平成28年1月9日(土) 全9回 13:00~15:00 ■日 時 平成28年1月15日(金)14:00~16:00 ■場 所 名桜大学 人間健康学部実験実習棟トレーニングルーム ■ 依頼機関・団体 名護市 市民福祉部社会福祉課保護係 ■講 師 山本 薫(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 准教授)、山本 弥生(健康運動指導士) ■講 師 大城 凌子、伊波 弘幸(名桜大学 人間健康学部看護学科 教員) ■参加人数 15人 昨年度に引き続き6回目の開催です。参加者は年々増えて15人(男性5人、女性10人)で、平均年齢は63歳(44~74歳)で すが、幅広い年齢層の方々が年代を超えて楽しく続けられました。高齢の方や血圧の高い方も1人いましたが、血圧など運動前の体調に気をつけて、またト レーニング中は心拍数を確認しながら進めました。このように、常に体調へ配慮しながら進めることがこの講座の特徴です。グループの和が広がるような雰 囲気作りにも工夫をしました。非常に熱心に筋トレに取り組まれました。参加者から1年間継続してほしいという声を多くいただきました。今後も名桜大学 ■参加人数 10人 キネステティクとは、人間の「自然な動き」 「動きの感覚」を人と人との関わり(コミュニケーション手段)に応用する概念と して、超高齢社会を迎えた日本の介護を支える有用なスキル(道具)としての活用が注目されています。沖縄では、3年程前からゆんたくケア研究会(代表: 大城)を中心に普及に務めています。今回、名護市社会福祉課主催の就労支援研修として依頼を受け、地域住民を対象に、日常生活での「動きのセルフケア と介助について」体験会を実施しました。受講生からは、 「体験しながらの研修なのでわかりやすい」と好評でした。 の施設を地域に開放し、地元の方々に活用してもらえる機会を多く作っていきたいと思います。 ■講座タイトル ゆんたくしながらヘルスアップ in 為又公民館(part8) ■日 時 平成28年1月25日(月)9:00~11:00 ■場 所 名護市為又公民館 ■講 師 永田 美和子(名桜大学 人間健康学部看護学科 上級准教授)、 九津見 彩子(名桜大学 看護学研究科学生) ■参加人数 13人 第3回目のゆんたくしながらヘルスアップでは、今年度を振り返り、平成28年度の自己の目標をポートフォリオを活用して考 えていただきました。 「健康を維持するために、グランドゴルフを継続する」、 「畑作りを継続する」など、各々の目標の確認ができ、新年に向けての決意が伺え ました。また、先回実施し好評であった「笑いヨガ」を実施しました。インストラクターの大学院生のレクチャーのもと、 「ワッハッハー!」とお互いに笑い合いな がら、会場の雰囲気も活気に満ち溢れていました。参加者からは、 「次も楽しみ」と大好評でした。笑いヨガは高齢者の心理的側面への影響として、うつ傾向を 予防するなど効果が報告されています。今後も継続できるように支援していく必要があります。 ■講座タイトル ゆんたくしながら健康づくり in 名護市場 ■日 時 平成28年2月21日(日)11:30~14:00 ■場 所 名護市営市場 ■講 師 ■参加人数 13人 永田 美和子、佐和田 重信、吉岡 萌、八木澤 良子、安仁屋 優子 (名桜大学 人間健康学部看護学科 教員一同) 健康チェックを受けられた方は、市場で働いている方、観光客、地域の方など16人でした。今回特に参加者とのゆんたくで話 題になったのは、いわゆる‘隠れ肥満’についてでした。体格指数のBMIは問題なく、体脂肪が平均値以上という内臓脂肪が原因の肥満です。参加者は、飲酒の 習慣や運動不足について自覚しているとのことでしたが、特に現在大きな疾患がないせいか、それを変えることへの動機付けが弱いまま生活習慣になってい るようです。1年生のボランティアの学生には、これらの課題について学習してもらい、次年度の健康づくりのゆんたくにつないでほしいです。 ■講座タイトル ゆんたくしながらヘルスアップ in 為又公民館(part9) ■日 時 平成28年3月28日(月)14:00~16:00 ■場 所 名護市為又公民館 ■講 師 永田 美和子(名桜大学 人間健康学部看護学科 上級准教授)、 九津見 彩子(名桜大学 看護学研究科学生) ■参加人数 20人 1 沖縄=長寿? 沖縄の健康が危ない。 2 最新の健康運動を楽しく実践! -JOYBEATを利用した健康教室- ■日 時 平成28年1月27日(水)20:00~20:45 / 20:45~21:30 ■ 依頼機関・団体 北部農林高等学校(定時制生徒、教職員) ■講 師 高瀬 幸一(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 教授) ■参加人数 65人 本講座は、北部農林高等学校の定時制の生徒と教職員の皆さんを対象に2部構成で行いました。1部では、 「沖縄=長寿? 沖縄の健康が危ない」をテーマ に、かつて健康長寿県と言われていた沖縄県が、現在ではその面影もなくなっている現状について伝えるとともに、その解決策に関して皆さんと議論しまし た。参加者の皆さんと積極的なディスカッションが展開できるなど、非常に充実した講座となりました。 2部では、 「最新の健康運動を楽しく実践! -JOYBEATを利用した健康教室-」と題して運動プログラムを行い、リズムに乗ったダンスやシェイプアップ プログラムなどで汗をかきました。運動嫌いな生徒の一人からも、とても楽しかったと感想をいただき、3DCGを活用した新しいスタイルの運動に満足の様 子が伺えました。 ■講座タイトル 糖尿病ってなあに -急増する沖縄県の糖尿病- ■日 時 平成28年2月11日(木)13:00~15:00 / 19:00~20:30 ■ 依頼機関・団体 伊江村役場 ■講 師 高瀬 幸一(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 教授) ■参加人数 1部17人 / 2部22人 本講座は、糖尿病ってなあに-急増する沖縄県の糖尿病-と題して、昼と夜の2部構成によって、糖尿病の中身や原因や予 防法などについて講話を行いました。特に運動の必要性について取り上げ、特定保健指導の積極的な支援のなかで、なぜ運動をしないといけないのか、ま た運動することによりどういう効果が得られるのかを意識した形で講話を行いました。糖尿病に関する知識や運動についての方法論などを同時に学習で きたことにより、早速生かすことができますと感想をいただき、充実した講座となりました。 ■講座タイトル 行政保健師の役割~自宅出産で健診未受診者とどのように関わるか~ ■日 時 平成28年2月12日(金)14:00~16:00 ■ 依頼機関・団体 沖縄県北部福祉保健所 ■講 師 竹沢 昌子(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 上級教授) ■参加人数 15人 本研修会は管内市町村保健師などを対象に、乳幼児の健康の保持および増進の観点から、健診未受診者へ支援のあり方 4回目のゆんたくしながらヘルスアップは、本年度最後の講座であり、平成27年度の活動を振り返りながら、平成28年度に について理解を深めることを目的に実施されました。研修会では、主に保健師が健診未受診者と関わる上で感じる事柄について、アセスメントとプラニング 向けて、改めて個人目標の確認をしました。インストラクターの大学院生から「笑いヨガの効果」に関する調査結果の報告を行いました。その後、前回同様に参 のツールである「三つの家」 ( ニキ・ウェルド、ソニア・パーカー)を活用し話し合いました。参加者は直面している状況に関連して弱みと強みを客観的に認識 加者全員で「笑いヨガ」を実践しました。参加者の皆さんは「笑いヨガ」に慣れ親しんでいるため、大声で積極的に参加していました。 「笑いヨガ」は血圧を安定 するとともに、家族や自分たちがもつ強みについても気づくことができました。さらに、その強みを支援に活用していくことを確認することができました。こ させ、うつ予防にも効果的であると報告されています。今後もヘルスアップに取り込みながら、健康づくりを支援していく必要があります。 の研修きっかけにして、これまでの実践を振り返るとともに、今後の関わり方を展望することができたと思われます。 ■講座タイトル 環境汚染の調査方法(赤土・農薬・PCB等化学物質) ■日 時 平成28年2月29日(月)18:00~19:00 ■場 所 講義棟101実験室 ■講 師 田代 豊(名桜大学 国際学群 教授) ■参加人数 4人 赤土や化学物質等による環境の汚染を調査するために、どのような方法がとられるのかを講義しました。環境アセスメン トなどで用いられる公定法と市民が自主調査に使える簡易法について解説し、実際に試料を使って測定しました。本講座を通して、実際に測定機材や方法を 目にすることで、受講者の関心を高めてもらう良い機会を提供できたと思います。 39 ■講座タイトル ■講座タイトル 自宅でエクササイズ! ■日 時 平成28年2月16日(火) 10:00~11:30 ■ 依頼機関・団体 名護市食生活改善推進員 ■講 師 東恩納 玲代(名桜大学 人間健康学部スポーツ健康学科 准教授) ■参加人数 13人 今回は、ロコモティブシンドローム(ロコモ)についての講座という依頼があり、ロコモについての講話、ロコモ度の測定、 ロコモ予防のために自宅でできる簡単な運動等を紹介しました。最近テレビでよく話題になっているロコモについて、参加者は興味深そうに話を聞き、測定 を行っていました。また、ストレッチや簡単な筋力アップ運動だけでなく、肩こりや膝痛がある参加者から予防・改善のための運動について積極的な質問が あり、日常生活の中で気を付けること等、楽しく体験できていたようです。日常生活を送る上での参考となればうれしく思います。 40 お知らせ ◆平成28年度 採用教員紹介 平成28年度 名桜大学公開講座 受講生募集! 卯田 卓矢 平成28年6月~9月の公開講座をご案内します。多くの皆様方のご参加をお待ちしております。 詳しい情報は名桜大学ウェブサイトをご覧ください。http://www.meio-u.ac.jp/open-lecture-p.html 講 座 日 時 ゆんたくしながらヘルスアップ 出前出張(Part9) 5月、7月、9月、11月、1月、3月 (6回シリーズ) 9:00~11:00 随時 しこりを見つけた、これって乳がん? 6月18日(土)10:30~12:00 4月18日~ 6月13日 ゆんたくしながら健康づくり in 名護市場 6月19日、8月21日、10月16日、12月18日、 平成29年2月19日(第3日曜日)予定 11:30~14:30 随時 名護市営市場 6月9日(木)18:15 ~ 19:45 4月13日(水)~ 6月3日(金) 学生会館SAKURAUM3階 講義室A ウォーキング&「脳」活性化プログラムの 理論と実践 6月25日(土)10:00~12:00 4月25日(月)~ 6月20日(月) 北部生涯学習推進センター 実習・演習ホール インド文字を読む 6月25日(土) 10:30~12:00 7月 9日(土) 4月25日(月)~ 6月20日(月) 北部生涯学習推進センター 5月9日(月)~ 7月4日(月) 北部生涯学習推進センター 5月9日(月)~ 7月4日(月) 北部生涯学習推進センター(集合場所) ハブ(蛇)対策講座 受付期間 7月 9日(土)9:00~18:00 7月10日(日)8:45~10:30 (日程が変更になる場合があります。) 臨床医学と診療情報管理学 ヤンバルクイナ保護の現場視察 7月 9日(土)9:30~17:00 国際学群 観光産業教育研究学系 准教授 専門分野は観光地理学、文化地理学です。私はこれまで聖地の観光地化をめぐる動態、祭りの観光資源化の意義と課題、コ ンテンツを用いた地域振興・観光振興の可能性など、広義の地域文化と観光との関係について研究してきました。今後は沖縄 場 所 を対象に、地道なフィールドワークに基づいた観光研究、地域研究を進めていきたいと考えています。どうぞよろしくお願い いたします。 名護市の公民館 北部地区看護系医療人材育成支援施設 (名桜大学看護学科棟) 医療福祉介護領域で働く人のための 足爪フットケアの基本のキ 7月~9月開催予定 9:00~12:00 (HPにてご確認ください。) HPにて ご確認ください 北部地区看護系医療人材育成支援施設 (名桜大学看護学科棟) キネステティクス体験会 ― 相手を抱えたり、持ち上げたりしない介助法― 7月~9月開催予定 14:00~16:00 (HPにてご確認ください。) HPにて ご確認ください 北部地区看護系医療人材育成支援施設 (名桜大学看護学科棟) 統計をどのように教えるか 8月23日(火)9:30~12:00 6月24日(金)~ 8月16日(火) 学生会館SAKURAUM 4階 数理学習センター 中世今帰仁勢力と娯楽 ― ナルド(陣取り遊び)の観点から― 8月25日(木)14:00~15:30 6月24日(金)~ 8月18日(木) 北部生涯学習推進センター 名護市羽地中部地域の歴史文化探訪 9月4日(日)10:00~17:00 7月4日(月)~ 8月29日(月) 名護市羽地仲尾 子どもの応急手当 9月24日(土)10:30~12:00 7月25日(月)~ 北部地区看護系医療人材育成支援施設 9月20日(火) (名桜大学看護学科棟) 英文法再考:なにがどう理解しがたいかを 明らかにする 9月24日(土)13:00~15:30 10月1日(土)13:00~15:00 7月25日(月)~ 9月20日(火) 角谷 尚久 国際学群 観光産業教育研究学系 上級准教授 日本にもLCCが誕生し、航空産業の改革を発端として観光のあり方が大きく変わろうとしています。20数年にわたる実務 経験を踏まえて、航空および旅行の分野より観光のあり方を研究テーマとしています。東アジアの中心地である沖縄で研究 をすすめることで、地域に貢献できればと考えています。趣味は、高校時代より馬術を続けており、今では審判業務などに多 忙な日々を送っています。 草野 泰宏 国際学群 経営情報教育研究学系 准教授 私の専門領域はマーケティングです。これまで地域のマーケティング(まちづくり)について研究してきました。沖縄とい う豊かな自然・文化・歴史の重なり合うフィールドで、学生と一緒に地域のマーケティングを研究することで地域の発展や生 活の質の向上の一助となりたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 小柳 弘恵 人間健康学部 看護学科(母性看護)助教 一度も東京から出る機会を得ず半世紀を生きてきましたが、沖縄県北部の緑と海と空が大好きで、この風景を毎日見て過 ごしたいとずっと願って、 実現しました。 助産師教育に携わってきましたが、大学での教育は初めてなので、皆様に助けていただきながら、産み育てることの素晴ら しさ、そのお手伝いができる仕事の素晴らしさを伝え、県北部の周産期ならびに女性への支援に貢献できたらと思っており ます。 宜しくお願いいたします。 佐久川 政吉 人間健康学部 看護学科 教授 超高齢社会の課題は、 “ストレングス(強み)”の観点からみると、新たな光が差し込み、解きほぐせると考えています。名桜 大学において、 学生の強み、やんばるの強みを活かした協働による教育・研究を追求していきたいと思います。 北部生涯学習推進センター 申し込み・問い合わせ先 名桜大学エクステンションセンター 公開講座担当者 TEL:0980-51-1555 9時~17時(土日・祝祭日除く) FAX:0980-54-0707(講座名・氏名・連絡先を明記すること) お申し込み:受講希望者は、本学ホームページから名桜大学公開講座受講申込書をダウンロードし、受付期間内にFAXまたは窓口にて申込みください。 ※講座日程等を変更する場合があります。本学ホームページにて掲載いたしますので、ご確認ください。 ※受講希望者が一定人数に満たない場合は、講座の開講を中止する場合がありますので、ご了承ください。 ※講師の急病・事故等により、やむを得ない事情、天災や天候の激変、その他突発的な事情により、講座開講の日時・講座の内容等を変更または中止する場合が あります。その場合、ホームページにてお知らせいたします。 平成28年度 採用 人事異動 平成28年4月1日付 教員 角谷 尚久 教員 平上 久美子 草野 泰宏 佐和田 重信 国際学群国際学類上級准教授 人間健康学部看護学科上級准教授 (人間健康学部看護学科准教授) 国際学群国際学類准教授 人間健康学部看護学科准教授 (人間健康学部看護学科助教) 卯田 卓矢 鬼頭 和子 国際学群国際学類准教授 人間健康学部看護学科准教授 (人間健康学部看護学科助教) 佐久川 政吉 八田 早恵子 人間健康学部看護学科教授 人間健康学部看護学科准教授 (人間健康学部看護学科助教) 小柳 弘恵 職員 比嘉 淳也 人間健康学部看護学科助教 北部広域市町村圏事務組合:主任 (北部広域市町村圏事務組合:係員) 職員 上原 勇人 総務企画部企画広報課広報係 大城 拓 教務部教務課学習支援係 昇任 教員 ( )は異動前の所属・職名 教員 住江 淳司 副学長 (国際学群国際学類教授) 小川 寿美子 附属図書館長 (人間健康学部スポーツ健康学科教授) 教員 鈴木 富之 国際学群国際学類准教授 情報公開関係(企画広報課)についての説明が行われました。 最後にメディアネットワークセンターへ移動し、PCの動作確認を行い、全日程を 終了しました。 熱心に耳を傾ける新任教員 竹沢 昌子 照屋 理 人間健康学部看護学科上級准教授 伊良皆 啓 人間健康学部看護学科助教 許 点淑 人間健康学部看護学科特任教授 学 事 務 研 究 会 の 第 1 回 研 究 会 が 、平 成 2 8 年 4 月 2 2 日( 金 )に 名 桜 大 学 学 生 会 館 金城 祥教 SAKURAUM6階で開催されました。第1回会場校である名桜大学の山里学長から歓 総合研究所長 (国際学群国際学類教授) 国際学群国際学類国際文化教育研究学系長 (国際学群国際学類上級准教授) 国際学群国際学類観光産業教育研究学系長 (国際学群国際学類上級准教授) 国際学群国際学類観光産業専攻長 (国際学群国際学類上級准教授) 渡慶次 正則 田代 豊 永田 美和子 退職 人間健康学部スポーツ健康学科上級准教授 教員養成支援センター長 (国際学群国際学類教授) 国際文化研究科長 (国際学群国際学類教授) 平成28年3月31日付 李 鎭榮 金城 やす子 板山 勝樹 人間健康学部看護学科教授 (人間健康学部看護学科上級准教授) 看護学研究科長 (人間健康学部看護学科教授) 数理学習センター長 (リベラルアーツ機構特任教授) 学長補佐 (人間健康学部看護学科特任教授) 国際学群国際学類教授 (国際学群国際学類上級准教授) 教員 鈴木 啓子 外国語教育主任 言語学習センター長 (国際学群国際学類教授) 高嶺 司 平成28年4月1日(金)、総合研究所で新採用の教員5人を対象に、オリエンテーショ ンを実施しました。服務関係(総務課)、科学研究費関係(総合研究所)、研究者総覧等の 嘉納 英明 学長補佐 (国際学群国際学類教授) 国際学群国際学類教授 (国際学群国際学類上級准教授) 41 ( )は所属・職名 併任 平成28年度 新任教員オリエンテーションを実施 高安 美智子 板山 勝樹 与那覇 恵子 広報室長 (国際学群国際学類教授) 金城 壽子 八木澤 良子 永吉 ルリ子 人間健康学部看護学科特任教授 職員 又吉 純 附属図書館図書課参与 鈴木 邦治 学生部キャリア支援課主幹 県内公立大学第1回事務研究会を開催 沖縄県立芸術大学、沖縄県立看護大学、名桜大学の事務職員で構成する県内公立大 迎の挨拶が述べられ、事務職員の大学運営への参加に期待を寄せられました。研究会 では、各事務局長から大学の現状報告後、 「公立大学を足り巻く課題」として名桜大学 の金城正英事務局長によるオリエンテーションが行われました。午後からは、新人職 員へ各部署の業務内容の紹介が行われ、さらに業務に関連したワークショップでは、 闊達な意見が交わされました。研究会終了後には、懇親会が開かれ親睦を深めました。 第二回の開催は11月に予定されています。 合同研修の様子 42
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