全国神社厚生年金基金の加入員の年金制度 ・受けられる年金の種類について ●加入している年金制度 全国神社厚生年金基金に加入している神社の 従業員(神職、巫女、事務職、その他職員)は、全員加入員となります。 加入員が加入している年金制度は、 ①基金の加入員(退職または70歳まで)であると同時に ②厚生年金保険の被保険者であります。 ③国民年金の第2号被保険者でもあります。 全国神社厚生年金基金 基金の掛金と 厚生年金保険の保険料 厚生年金保険の代行部分以外の 掛金(1.5%)は、事業主が全額負担 します。 加入員の掛金負担はありません。 (国民年金の保険料は、厚生年金保険料に含まれています。) 掛金(4.0%)は、基金に納付します。 掛金は、事業主と加入員が折半負 担します。 <厚生年金保険の代行部分> 厚生年金保険の代行部分(4.0%)を 除いた保険料(注)は、年金事務所 に納付します。 保険料は、事業主と被保険者が折 半負担します。 厚 生 年 金 保 険 <注>70歳未満の会社員・法人(宗教法人)の従業員 (注)平成23年9月分から12.412% <留意事項> 基金の加入員が負担する掛金と厚 生年金保険料は、基金に加入してい ない方が負担する厚生年金保険料と 同じになります。 国 民 年 金 《 基 礎 年 金 》 日本に住む20歳以上60歳未満の人は全員加入 (第1号被保険者) (第3号被保険者) (第2号被保険者) 自営業 自由業 自営業・自由業・ 学生・フリーターなど 第 号被保険者 第2号被保険者の 被扶養配偶者 民間企業の会社員・法人(宗教法人)の従業員 国民年金の年金 老齢基礎年金 国民年金の年金 老齢基礎年金 厚生年金保険の年金 老齢厚生年金 ③全国神社厚生年金基金の年金 基本年金は、基金の加入員期間が1ヶ 月以上の方すべてに支給します。 ①国民年金の年金 ◎受けられる年金の種類 老齢基礎年金 ①国民年金の老齢基礎年金 ②厚生年金保険の老齢厚生年金 ②厚生年金保険の年金 ③全国神社厚生年金基金の年金 老齢厚生年金 ◇基金に加入した期間は除かれます。 Ⓐ基本年金 + 3制度から年金を受け取ります。 第 1 種 退 職 年 金 ※基金には次の一時金があります。 ○脱退一時金 ○遺族一時金 Ⓐ基本年金 年金額は厚生年金保険の代行部分に 上乗せ部分を加算した年金であるた め、厚生年金よりも多い年金額となりま す。 Ⓑ加算年金 加算年金は、基金の独自の年金で、65 歳未満までの加入員期間が15年以上 Ⓑ加算年金 の方が受けられます。 (3年以上15年未満の方は脱退一時金 が受けられます。) 全国神社厚生年金基金と厚生年金保険の加入記録 ○選択一時金 基金の加入員は、同時に厚生年金保険の被保険者ですので、 加入記録の届出は、基金と年金事務所の双方に提出しておりま す。 したがって、基金と厚生年金保険の加入記録は必ず同じ記録 になります。
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