カナダ派遣研修を終えて 上湧別中学校 2年 平野 若菜 私は、10月28日から11月9日まで研修に参加し、その2週間の間に、学ぶことが たくさんありました。実際にカナダで生活して、カナダの良さを知り、そして日本の良さ もたくさん知る事ができました。その中で、文化や生活の同じ所や違う所、思った事など がいつくかあります。 まず、景色がとても綺麗だと思いました。マリーンキャニオンやレイクルイーズなどの 自然はもちろん、宿泊したバンフやジャスパーの街も、映画に出てくる街みたいに綺麗で した。ガイドさんの話では、国立公園内に建てる建物には、一定の階を越える建物は、建 ててはいけない、などの決まりがあるそうです。また、国立公園には道路の上に動物が渡 るための橋があるなど、そこにもともとあった自然や、住んでいる動物などを守るための 工夫がたくさんあることに驚きました。 機内泊やホテル以外は、ホストファミリーの家でホームステイをしました。平日はホス トの子と、学校に行って授業を受けました。私が一緒に登校した始めの日はハロウィンで、 紹介されても顔が分からないくらい顔にペイントしている人がいました。教科ごとに教室 を移動したり、個人ロッカーがあったり、皆が昼食を食べる部屋があるところなど、私が 通っている上湧別中学校と、同じところがいくつもありました。でも、携帯やお菓子の持 ち込みが大丈夫だったり、ロッカーに鍵が付いている事、机がグループのように並んでい たり、大きな机に大人数に座っていたりするところなど、違うところもたくさんありまし た。生徒は、授業中はノートを取ったりするよりも、先生の話を聞いたり発言したりする ことの方が多かったです。 私がホームステイした家では、ご飯をとても簡単にすませていました。一回の食事の時 間もとても短く、量も日本の食事のおかずだけを食べているような感じでした。それと、 家でもホテルでも疑問だったのが、ベッドが高くて、大きな枕が何個も置いてある事です。 なぜかは、よく分かりませんでした。時間がある時には、一緒におりがみを折ったり、ピ アノを弾いたりして過ごしました。ホストファミリーの人は、英語が分からなかった時は、 簡単な単語だけでゆっくり話してくれたり、ジェスチャーをしてくれたり、とても優しい 人達でした。 私はこの研修で、日本にいては体験出来ないことを、たくさん経験する事ができました。 授業や事前研修で学んだ英語が通じた時の喜びや、今まで知らなかった事を見たり聞いた りする楽しさ、私はこの経験をもっと、いろんな人にしてもらいたいと思います。
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