4690 IP Conference Telephone リリース 2.0

4690 IP Conference Telephone
リ リ ース 2.0
ユーザーガ イ ド
555-233-787JA
第 2.0 版
2006 年 2 月
Copyright 2006, Avaya Inc.
All Rights Reserved
注意
印刷の時点で、 本書の内容が完全で、 正確であ る こ と を保証で
き る よ う 最大限の努力を払っ てい ますが、 情報は予告な く 変更
さ れ る こ と があ り ます。
保証
Avaya Inc. では、 こ の製品に対する 限定保証を 行っ ていま す。 限
定保証の詳細については、 販売契約を 参照し てく ださ い。 保証
期間中の Avaya の標準保証の内容およ び本製品のサポート に関
する 情報については、 以下の Web サイ ト を 参照し てく ださ い。
http://www.avaya.com/support
不正通話の防止
不正通話 と は、 許可のない者 (企業の従業員、 代理店、 下請け
会社、 お よ び代理人以外の部外者な ど) に よ る 通信シ ス テ ムの
無断使用です。 シ ス テ ムの利用にあ た っ ては、 不正通話が行わ
れ る 危険性があ り 、 不正通話が行われた場合には、 通信サービ
ス について相当額の追加料金が発生す る 可能性があ る 点に注意
し て く だ さ い。
Avaya によ る不正通話の介入
不正通話が行われてい る 疑いがあ り 、 技術的なサポー ト が必要
な場合は、 テ ク ニ カルサービ ス セ ン タ の不正通話介入ホ ッ ト ラ
イ ン 1-800-643-2353 ま でご連絡 く だ さ い (米国ま たはカナダの
場合)。
免責条項
Avaya は、 発行済みの本書に対す る 内容の修正、 追加、 削除に
ついては、 それが Avaya が行っ た も のでない限 り 責任を負い ま
せん。 顧客ま たはエ ン ド ユーザーは、 自 ら が行っ た本書の内容
修正、 追加、 削除に起因ま たは関連す る 権利の主張、 訴訟、 要
求、 審判に関 し 、 Avaya、 Avaya の代理店、 下請け業者、 お よ
び従業員の法的責任を免責す る こ と に同意す る も の と し ます。
サポー ト が必要にな っ た時の連絡先
サポー ト が必要な場合の各問い合わせ先については、 以下の
Avaya の Web サ イ ト を参照 し て く だ さ い。
その よ う な侵入は、 次の よ う な理由で、 同期 (時分割多重化お
よ び回線ベース) ま たは非同期 (キ ャ ラ ク タ 、 メ ッ セージ、 ま
たはパケ ッ ト ベース) の装置や イ ン タ フ ェース に対 し て、 ま た
はそれ ら を通 じ て行われます。
•
•
•
•
•
利用 (ア ク セ ス し た装置の特別の機能な ど)
窃盗( 知的財産、 資産、 ま たは料金機能へのアク セス など )
盗聴 (人のプ ラ イ バシーの侵害)
いたず ら (問題を発生す る が実害はない、 不正な変更)
実害 (有害な変更、 デー タ の損失や変更、 動機や意図は問
わない)
シ ス テ ムや、 シ ス テ ムにネ ッ ト ワー ク で接続 さ れた装置には、
許可のない侵入が行われ る 危険性があ る と い う 点に注意 し て く
だ さ い。 ま た、 その よ う な侵入があ っ た場合は、 人/デー タ の
プ ラ イ バシー、 知的財産、 有形資産、 財源、 労働 コ ス ト 、 法的
コ ス ト を始め と し た さ ま ざ ま な損害を企業が こ う む る 可能性が
あ る こ と を ご了承 く だ さ い。
企業におけ る通信セキ ュ リ テ ィ の責任
シ ス テ ム と ネ ッ ト ワー ク で接続 さ れた装置のセ キ ュ リ テ ィ を確
保す る う えでの最終的な責任は、 Avaya の顧客シ ス テ ム管理
者、 ユーザー企業が契約 し てい る 通信業者、 お よ びユーザー企
業のマネージ ャ にあ り ます。 個々の義務を遂行す る にあ た っ て
は、 こ れま でに蓄積 し て き た知識お よ び以下を始め と し た リ
ソ ース に基づいて く だ さ い。
•
•
•
•
•
•
設置用 ド キ ュ メ ン ト
シ ス テ ム管理 ド キ ュ メ ン ト
セキ ュ リ テ ィ ド キ ュ メ ン ト
ハー ド ウ ェ ア/ ソ フ ト ウ ェ アベース のセ キ ュ リ テ ィ ツール
ユーザー企業 と 通信業者 と の共有情報
通信セ キ ュ リ テ ィ の専門家
通信装置への侵入を防止す る にあ た っ ては、 ユーザー企業 と
ユーザー企業の通信業者が以下のプ ロ グ ラ ム と 設定を慎重に行
う 必要があ り ます。
• ユーザー企業の Avaya 製通信シ ス テ ム と 通信業者の イ ン タ
フ ェ ース
• ユーザー企業の Avaya 提供 ソ フ ト ウ ェ ア アプ リ ケーシ ョ ン
と 基幹 と な る 通信業者のハー ド ウ ェ ア/ ソ フ ト ウ ェ アのプ
ラ ッ ト フ ォ ームお よ び イ ン タ フ ェース
• ユーザー企業の Avaya 製品にネ ッ ト ワー ク 接続 さ れてい る
こ れ以外の各装置
http://www.avaya.com/support
サービ ス が提供 さ れてい る 地域に応 じ て、 以下のいずれかの手
順に従っ て く だ さ い。
• 米国内の場合は、 「Escalation Lists」 を ク リ ッ ク す る と 、 米
国内の電話番号 リ ス ト が表示 さ れます。
• 米国外の場合は、 「Escalation Lists」 を ク リ ッ ク し てか ら 、
「Global Escalation List」 を ク リ ッ ク す る と 、 各地域の主要
問合せ先の リ ス ト が表示 さ れます。
通信セキ ュ リ テ ィ の提供
音声、 デー タ 、 ビデオ通信の通信セキ ュ リ テ ィ と は、 あ ら ゆ る
種類の侵入、 つま り 、 何者かに よ る 企業の通信装置の無断使用
や悪意のあ る ア ク セ ス、 使用を防止す る こ と です。
企業の 「通信装置」 には、 Avaya 製品 と 、 Avaya 製品を通 じ て
ア ク セ ス で き る その他の音声/デー タ /ビデオ装置 (つま り
「ネ ッ ト ワー ク 装置」) の両方が含まれます。
「部外者」 と は、 企業の従業員、 代理店、 下請け企業、 ま たは
代理人ではない者です。 一方 「悪意があ る 者」 と は、 悪意を
持っ て ま たはいたず ら を目的 と し て通信装置にア ク セ ス し よ う
と す る 者を指 し ますが、 ア ク セ ス許可を受けてい る 者であ る 場
合 も あ り ます。
TCP/IP 環境 (設備)
製品が保証性能どお り に機能 し てい る 場合で も 、 ネ ッ ト ワ ー ク
の設定/設計お よ び ト ポ ロ ジーに よ っ て、 製品の性能、 信頼
性、 お よ びセ キ ュ リ テ ィ が変わっ て く る 場合があ り ます。
標準規格への準拠
Avaya Inc. は、 本装置の無許可の変更、 ま たは Avaya Inc. 指定
以外の接続ケーブルや装置への交換、 接続が原因 と な っ た ラ ジ
オやテ レ ビ の干渉については、 責任を負い ません。 こ の よ う な
許可のない変更、 交換、 接続に よ る 干渉は、 ユーザーの責任で
解決す る 必要があ り ます。 連邦通信委員会 (FCC) 規則のパー
ト 15 に よ る と 、 Avaya Inc. が明示的に承認 し ていない変更や改
良を ユーザーが行っ た場合、 本装置利用に関す る ユーザーの権
利が無効にな る 場合があ る と 警告 さ れてい ます。
製品安全規格
準拠に関する宣言
本製品は、 該当す る 以下の国際的な製品安全規格に準拠 し てい
ます。
米国 FCC パー ト 68 自己適合宣言 (SDoC)
Compliance with IEC for Electrical Equipment (IEC 電気機器安全
規格適合性) (IECEE) CB-96A に記載 さ れた、 関連す る あ ら ゆ
る 各国差分規格を含む Safety of Information Technology
Equipment (IT 機器の安全性) IEC 60950 第 3 版。
Safety of Information Technology Equipment (IT 機器の安全性)
CAN/CSA-C22.2 No. 60950-00 / UL 60950 第 3 版。
米国の Avaya Inc. は、 本書に記載 さ れた ラ ベル ID 番号 TIA
TSB-168 の装置が FCC 規則 47 CFR パー ト 68 お よ び端末接続
管理協議会 (ACTA) が採択 し た技術基準に準拠 し てい る こ と
を こ こ に保証 し ます。
米国の責任者が署名 し た SDoC の コ ピーが必要な場合は、 お近
く の営業担当者ま でご連絡 く だ さ い。 ま たは以下の Web サ イ
ト で も ご覧いただけ ます。
適宜、 メ キ シ コ 国家規格 NOM 001 SCFI 1993、 NOM SCFI 016
1993、 NOM 019 SCFI 1998 のいずれか ま たは 2 つ以上。
電磁両立性 (EMC) 規格
本製品は、 以下の国際的な EMC 規格お よ び関連す る すべての
各国差分規格に準拠 し てい ます。
http://www.avaya.com/support
商標
Avaya Communication Manager は Avaya, Inc. の商標です。 その
他の商標の所有権はそれぞれの企業にあ り ます。
Limits and Methods of Measurement of Radio Interference of
Information Technology Equipment (IT 機器の無線干渉に関す る
制限 と 測定方法)、 CISPR 22:1997 お よ び EN55022:1998。
欧州連合の準拠に関する宣言
Information Technology Equipment (IT 機器) - Immunity
Characteristics ( イ ミ ュ ニテ ィ 特性) - Limits and Methods of
Measurement (制限お よ び測定方法)、 CISPR 24:1997 お よ び
EN55024:1998。 以下を含む。
Avaya Inc. は、 本書に明記 さ れた 「CE」 (Conformité
Europeénne) マー ク 付 き の装置が EMC 指令 (89/336/EEC、 ク
ラ ス B) お よ び 低電圧指令 (73/23/EEC) を含む EU 無線機器
お よ び電気通信端末機器指令 (1999/5/EC) に準拠 し てい る こ
と を宣言 し ます。
• Electrostatic Discharge (静電気放電) (ESD) IEC 61000-4-2
• Radiated Immunity (放射 イ ミ ュ ニテ ィ ) IEC 61000-4-3
• Electrical Fast Transient (電気的フ ァ ース ト ト ラ ン ジ ェ ン ト )
IEC 61000-4-4
• Lightning Effects (雷の影響) IEC 61000-4-5
• Conducted Immunity (伝導 イ ミ ュ ニテ ィ ) IEC 61000-4-6
連邦通信委員会に よ る声明
パー ト 15:
注 : こ の装置は、 ク ラ ス B のデ ィ ジ タ ルデバイ スの制限に準
拠 し てお り 、 FCC 規則のパー ト 15 に従っ てい る こ と がテ ス
ト さ れ、 確認 さ れています。 こ の制限は、 装置を商用環境で
使用 し た と きの有害な干渉か ら適切に保護する ためのも ので
す。 こ の装置は、 無線周波数エネルギーを発生、 使用、 お よ
び放射する こ と があ り 、 マニ ュ アルに従っ て設置、 使用 さ れ
なか っ た場合は、 無線通信に対 し て有害な干渉を発生する こ
と があ り ます。 こ の装置を住宅地で使用する と 、 有害な干渉
を引き起 こ す こ と があ り ます。 こ の場合には、 使用者は自己
負担において適切な対策を講 じ る よ う 要求 さ れます。
こ れ ら の準拠に関す る 宣言 (DoC) の コ ピーについては、 お近
く の Avaya オ フ ィ ス ま たは、 営業担当者ま でお問い合わせ く だ
さ い。 ま たは、 以下の Web サ イ ト で も ご覧いただけ ます。
http://www.avaya.com/support
日本
こ の装置は、 情報処理装置等電波障害自主規制協議会 (VCCI)
の基準に基づ く ク ラ ス B 情報技術装置です。 こ の装置は、 家庭
環境で使用す る こ と を目的 と し てい ますが、 こ の装置が ラ ジオ
やテ レ ビ ジ ョ ン受信機に近接 し て使用 さ れ る と 、 受信障害を引
き 起 こ す こ と があ り ます。 取扱説明書に従っ て正 し い取 り 扱い
を し て く だ さ い。
本書お よびその他の ド キ ュ メ ン ト の発注先 :
こ の装置で、 電話の専用受話器を使 う 場合は、 聴力障害者用 と
し て も 利用可能です。
Avaya 出版セ ン タ ー (米国内)
電話 :
電話 1.800.457.1235 ま たは 1.207.866.6701
FAX 1.800.457.1764 ま たは 1.207.626.7269
カ ナダ通信省 (DOC) 干渉情報
こ の ク ラ ス B デジ タ ル装置は、 カナダの ICES-003 に準拠 し て
い ます。
Globalware Solutions
郵便 :
200 Ward Hill Avenue
Cet appareil numérique de la classe B est conforme à la norme
NMB-003 du Canada. ( こ の ク ラ ス B デジ タ ル装置は、 カナダ
の ICES-003 に準拠 し てい ます。)
こ の装置は、 カナダ産業省の端末装置に関す る 技術的な仕様を
満た し てい ます。 こ れは登録番号に よ っ て確認 さ れます。 登録
番号の前の略語 IC は、 登録が準拠に関す る 宣言に基づいて行
われた こ と を表す も ので、 カナダ産業省の技術仕様を満た し て
い る こ と を示 し てい ます。 カナダ産業省が こ の装置を承認 し て
い る こ と を示す も のではあ り ません。
Haverhill, MA 01835 USA
ATTN: Avaya Account Management
電子 メ ール :
[email protected]
最新版 ド キ ュ メ ン ト は、 下記の Web サ イ ト か ら も 確認、 ダ ウ
ン ロ ー ド が可能です。
http://www.avaya.com/support
目次
本書について
■
■
■
■
■
■
■
1
Avaya 4690 IP Conference Telephone について
■
は じ めに
Avaya 4690 IP Conference Telephone
11
11
■
拡張マ イ ク
13
■
2
7
7
7
8
8
8
8
9
9
概要
対象読者
発行日
本書の使用方法
本書の構成
使用する表記規則
記号に関する表記規則
印刷に関する表記規則
関連 ド キ ュ メ ン ト
Avaya 4690 IP Conference Telephone の使用
15
■
は じ めに
■
4690 IP Conference Telephone の使用に関する一般的な注意事項 15
■
呼の発信
16
■
呼の受信
16
■
呼の終了
16
■
電話操作機能
16
会議
16
保留
17
ミ ュー ト
17
転送
17
ドロップ
コ ールア ピ ア ラ ン スの選択
17
18
■
音量の変更
16
■
サーバが管理する機能
18
第 2.0 版 2006 年 2 月 5
目次
3
4
Avaya 4690 IP Conference Telephone のオプ シ ョ ン
■
は じ めに
19
■
メ イ ン メ ニ ュ ーへのア ク セス
19
■
[ 個別呼出音 ] オプ シ ョ ン
20
■
コ ン ト ラ ス ト 調整
20
■
シ ス テム情報
21
電話機の管理 と ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ング
■
は じ めに
23
■
呼出音の解釈
23
■
基本的な ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グの図
25
■
IP Conference Telephone の リ セ ッ ト と 電源のオ ン/オ フ
27
索引
6 第 2.0 版 2006 年 2 月
29
本書について
概要
本書では、 Avaya 4690 IP Conference Telephone の使用方法について説明 し ま
す。 4690 IP Conference Telephone は、 簡単な操作方法で最新の電話シ ス テムの
機能を提供 し ます。 IP (イ ン タ ーネ ッ ト プ ロ ト コ ル) Telephone の動作特性は、
電話機自体ではな く 、 中央の電話サーバで指定 さ れます。 ア ッ プデー ト や新機能
の追加は、 電話機への ソ フ ト ウ ェ アのダウ ン ロー ド に よ っ て行われ、 人が介入す
る こ と も 、 電話機を交換する必要 も あ り ません。
本書は、 実際の電話機の使用方法に関する 4 つの章で構成さ れており 、 電話機の
ボタ ン と 機能、 呼の発信、 受信、 操作、 およ び 4690 IP Conference Telephone が
正常に動作し ていない場合のト ラ ブ ルシュ ーテ ィ ン グについて説明し ていま す。
対象読者
本書は、 会議室で 4690 IP Conference Telephone を使用する IP 会議電話の利用
者を対象 と し ています。 シ ス テム管理者や電話技術者向けの技術的な リ フ ァ レ ン
スガ イ ド ではあ り ません。
発行日
本書は、 Avaya 4690 IP Conference Telephone に関する 2003 年 12 月の初版です。
第 2.0 版 2006 年 2 月
7
本書の使用方法
本書について
本書の使用方法
本書は、 論理的な方法で ト ピ ッ ク を見つけ られる よ う に構成 さ れています。 始め
か ら 最後ま でお読みにな っ て 4690 IP Conference Telephone の使用方法につい
て完全に理解 し 、 また、 目次を参照 し て実行する タ ス ク や機能に固有の情報を見
つけ る こ と も で き ます。
本書の構成
本書には次の章が含まれています。
第 1 章の Avaya 4690 IP Conference
Telephone について
会議電話機の前面のボ タ ン と 機能につ
いて説明 し ます。
第 2 章の Avaya 4690 IP Conference
Telephone の使用
呼の発信、 会議、 呼の転送な ど、 呼に
関連する情報について説明 し ます。
第 3 章の Avaya 4690 IP Conference
Telephone のオプ シ ョ ン
電話機オプ シ ョ ンの設定方法または表
示方法について説明 し ます。
第 4 章の電話機の管理 と ト ラ ブル
シ ュ ーテ ィ ン グ
電話機の基本動作を テ ス ト する方法
や、 エ ラ ーや問題が発生 し た と きの基
本的な ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グの手順
について説明 し ます。
使用する表記規則
本書では、 内容を理解する上で役立つ、 テキス ト 、 記号、 および印刷に関する表
記規則を使用 し ています。
記号に関する表記規則
注 : または
記号
る こ と を示 し ます。
8
第 2.0 版 2006 年 2 月
注 : は、 その後に ト ピ ッ ク に関する追加情報があ
本書について
関連 ド キ ュ メ ン ト
印刷に関する表記規則
本書では、 印刷に関する次の表記規則を使用 し ています。
文書
下線が付いた青字は、 ト ピ ッ ク に関する追加情報が含まれ
てい る本書の項または節を示 し ます。
『文書』、 「項」
かぎか っ こ (『』、 「」) で囲まれた斜体の文字は、 本書以外
の ド キ ュ メ ン ト 、 または他の ド キ ュ メ ン ト の特定の章/項
への参照を示 し ます。
斜体
斜体の文字は、 ユーザー操作の結果や、 順を追 っ た手順で
のシ ス テムの応答を示 し ます。
CONFERENCE
順を追 っ た手順中に、 太字で記 さ れた単語は、 押す/選択
する必要があ る電話機のボ タ ンの 1 つ を表 し ます。
関連 ド キ ュ メ ン ト
本書 と その他の関連 ド キ ュ メ ン ト は、 URL: http://www.avaya.com/support から
オ ン ラ イ ン で確認で き ます。
IP Telephone の設置については、 『4600 Series IP Telephone Installation Guide』
( ド キ ュ メ ン ト 番号 555-233-128) を参照 し て く だ さ い。
ロー カルエ リ アネ ッ ト ワー ク で使用 し ている IP Telephone シ ス テムを保守する
方法については、 『4600 Series IP Telephone LAN Administrator’s Guide』 ( ド
キ ュ メ ン ト 番号 555-233-507) を参照 し て く だ さ い。
標準的な電話機能については、 『Overview for Avaya Communication Manager』
( ド キ ュ メ ン ト 番号 555-233-767) の第 17 章 「Telephony」 を参照 し て く だ さ い。
第 2.0 版 2006 年 2 月
9
関連 ド キ ュ メ ン ト
10
第 2.0 版 2006 年 2 月
本書について
Avaya 4690 IP Conference
Telephone について
は じ めに
こ の章では、 4690 IP Conference Phone のレ イ アウ ト について概説 し ます。 各
機能ボ タ ン と 電話機のその他の特性を説明 し ます。
Avaya 4690 IP Conference Telephone
4690 IP Conference Telephone には 3 つの コ ールア ピ ア ラ ン ス、 ナ ビゲー ト 用の
メ ニ ュ ーの矢印、 液晶デ ィ ス プ レ イ、 ス ピー カ、 お よび 3 つの高感度マ イ ク が
あ り ます。
第 2.0 版 2006 年 2 月
11
Avaya 4690 IP Conference Telephone
図 1.
Avaya 4690 IP Conference Telephone について
4690 IP Conference Telephone
液晶デ ィ ス プ レ イ には、 5 行 × 約 30 文字を表示で き ます。 可変幅 フ ォ ン ト があ
る ため、 各行に表示で き る正確な文字数は一定ではあ り ません。 電話機にはそれ
自体の内線番号が表示 さ れ、 1 行目には日付 と 時刻が表示 さ れます。 電話機がア
イ ド ル状態の場合には、 サーバに よ る カ ス タ マ イ ズが可能な メ ッ セージが残 り の
領域に表示 さ れます。
電話機が使用中の場合には、 一番下の行に ソ フ ト キー ラ ベルが表示 さ れます。 中
間の 3 行には、 3 つま で利用可能な コ ールア ピ ア ラ ン スが、 発呼者の名前お よび
電話番号 と と も に表示 さ れます。
12
第 2.0 版 2006 年 2 月
Avaya 4690 IP Conference Telephone について
拡張マ イ ク
呼の現在の状態に応 じ て、 表 1 のア イ コ ンが表示 さ れます。
表 1.
4690 IP Conference Telephone 表示ア イ コ ンの説明
表示ア イ コ ン
説明
(ア イ コ ン表示な し )
コ ールア ピ ア ラ ン スは使用中ではあ り ません。
ア ク テ ィ ブ。 回線が使用中であ る こ と を示 し ます。
リ ンギン グ。 こ の回線に着信呼が入 っ て き た こ と を示
し ます。
(ソ フ ト ) 保留。 こ の回線の呼が、 会議または転送の
ために一時的に保留状態にあ る こ と を示 し ます。
保留。 こ の回線で呼が保留であ る こ と を示 し ます。
ス イ ッ チ フ ッ ク の状態。 電話機がオ ン フ ッ ク またはオ
フ フ ッ ク のいずれかであ る こ と を示 し ます。
拡張マ イ ク
4690 IP Conference Telephone は、 20 フ ィ ー ト (6.1m) × 20 フ ィ ー ト (6.1m)
の広 さ の会議室で使用で き ます。 こ れよ り 広い会議室の場合には、 2 つの拡張マ
イ ク を追加で き ます。 追加のマ イ ク を使用する と 、 最大 20 フ ィ ー ト (6.1m) ×
30 フ ィ ー ト (9.1m) の広 さ の会議室で使用で き る よ う にな り ます。
2 つの拡張マ イ ク には、 それぞれ ミ ュ ー ト キー と 表示 ラ ン プがあ り 、 電話機全体
と 両方の拡張マ イ ク の ミ ュ ー ト 操作や、 ミ ュ ー ト 状態を表示 し ます。
最良の性能を得る ため、 拡張マ イ ク は 4690 IP Conference Telephone か ら 少な
く と も 3 フ ィ ー ト (0.9m) 離す必要があ り ます。 マ イ クの格子面は、 電話機本
体に向かないよ う にそ ら し て く だ さ い。
第 2.0 版 2006 年 2 月
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拡張マ イ ク
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第 2.0 版 2006 年 2 月
Avaya 4690 IP Conference Telephone について
Avaya 4690 IP Conference
Telephone の使用
は じ めに
こ の章では、 呼の発信および受信 と 、 4690 IP Conference Telephone の電話操作
機能の使用方法について説明 し ます。
4690 IP Conference Telephone の使用に関する 一般的な注意事項
4690 IP Conference Telephone は、 個人用の机上電話ではな く 、 会議室用の電話
機です。 こ の電話機には、 短縮ダ イヤル一覧やボ イ ス メ ール通知な どのカ ス タ マ
イ ズ機能はほ と んどあ り ません。
使用時には電話機を部屋の中央に置き、 さ えぎ る ものがないよ う に し て く だ さ
い。 マ イ ク/ス ピー カは非常に高感度なため、 電話機に カバーをかけた り 、 マ イ
ク /ス ピー カ を遮蔽 し た り 、 そばで紙の音を立て る よ う な事は行わないで く だ さ
い。 会話の際に極端に声を張 り 上げる こ と は避けて く だ さ い。 4690 IP
Conference Telephone は、 最大約 20 フ ィ ー ト (6.1m) × 20 フ ィ ー ト (6.1m)
の広 さ の会議室内で使用で き ます。 拡張マ イ ク を使用 し た場合、 4690 IP
Conference Telephone は最大約 20 フ ィ ー ト (6.1m) × 30 フ ィ ー ト (9.1m) の
広 さ の会議室で使用で き ます。
通話中に 4690 IP Conference Telephone または拡張マ イ ク を動かす と 、 移動中
にオーデ ィ オ品質が低下する こ と があ り ます。
第 2.0 版 2006 年 2 月
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Avaya 4690 IP Conference Telephone の使用
呼の発信
呼の発信
新 し い呼を発信する には次の手順を実行 し ます。
1. フ ッ ク ス イ ッ チボ タ ン を押 し 、 発信音を聞き ます。
コ ールス テー タ ス LED が緑色に変わ り ます。
2. 呼び出す相手の番号を入力 し ます。
最後に電話をかけた番号に リ ダ イ ヤルする には次の手順を実行 し ます。
■
[Redial] ボ タ ン を押 し ます。
最後にダ イヤル し た番号に自動的に リ ダ イヤル さ れます。
呼の受信
着信呼の呼出音が鳴る と 、 コ ールス テー タ ス LED が点滅 し ます。
■
フ ッ ク ス イ ッ チボ タ ン を押 し て応答 し ます。
こ の通話は、 ほかに現在の通話がある場合には、 それら と と も に一覧表示
さ れます。
呼の終了
■
呼を終了する には、 フ ッ ク ス イ ッ チボ タ ン を押 し ます。
コ ールス テー タ ス LED が消灯 し ます。
■
呼を終了 し 、 次の発信のために発信音を出すには、 [Drop] ソ フ ト キーを
押 し ます。
電話操作機能
こ の項で説明する機能は、 通話中に使用で き ます。
会議
1. 通話中に、 [Conf] ソ フ ト キーを押 し ます ([Conf] が表示 さ れていない場
合は、 [More] ソ フ ト キーを先に押す必要があ り ます)。
通話中だ っ た呼は保留にな り 、 発信音が聞 こ え ます。
2. 会議に参加する 3 番目の人の番号を ダ イ ヤル し ます。
3. 呼が接続後、 も う 一度 [Conf] ソ フ ト キーを押す と 、 先の保留者が戻 り 会
議 (三者通話) が成立 し ます。
16 第 2.0 版 2006 年 2 月
Avaya 4690 IP Conference Telephone の使用
電話操作機能
保留
■
通話中に、 [Hold] ソ フ ト キーを押 し ます ([Hold] が表示 さ れていない場合
は、 [More] ソ フ ト キーを先に押す必要があ り ます)。
ス テー タ ス LED が赤 く 点滅 し て、 呼が保留中である こ と を示 し ます。
■
保留中の呼に戻る には、 上下の矢印キーを使用 し て コ ールア ピ ア ラ ン ス を
選択 し 、 [Select] ボ タ ン を押 し ます。
ミ ュー ト
■
通話中に、 [Mute] ボ タ ン を押 し ます ( コ ールス テー タ ス LED が赤に変わ
り 、 呼が ミ ュ ー ト さ れた こ と が示 さ れます)。
通話相手の声は引き続き聞 こ えますが、 自分の声は通話相手には聞 こ えま
せん。
■
ミ ュ ー ト を オ フ にする には、 も う 一度 [Mute] ボ タ ン を押 し ます。
転送
1. 通話中に、 [Transfer] ソ フ ト キーを押 し ます ([Transfer] が表示 さ れてい
ない場合は、 [More] ソ フ ト キーを先に押す必要があ り ます)。
呼は保留中にな り ます。
2. 呼の転送先の番号を ダ イ ヤル し ます。
3. 呼出音が聞 こ えた ら 、 も う 一度 [Transfer] ソ フ ト キーを押 し ます。
4. 転送をキ ャ ン セルする には、 矢印キーを使 っ て転送対象の通話を選択 し 、
[Select] ボ タ ン を押 し ます。
ドロップ
■
通話中に、 [Drop] ソ フ ト キーを押 し ます ([Drop] が表示 さ れていない場
合は、 [More] ソ フ ト キーを先に押す必要があ り ます)。
こ れま で通話中の呼が終了 し ます。 発信音が聞 こ え、 別の呼を発信で き
ます。
■
当該電話機か ら 行っ た会議通話の場合、電話機上の [Drop] ソ フ ト キーを押
す と 、 最後に通話に参加 し た人 と の回線が切断 さ れます。
第 2.0 版 2006 年 2 月
17
Avaya 4690 IP Conference Telephone の使用
音量の変更
コ ールア ピ ア ラ ン スの選択
4690 IP Conference Telephone は、 最大 3 つの コ ールア ピ ア ラ ン ス をサポー ト し
てお り 、 各 コ ールア ピ ア ラ ン スの表示用 と し て 1 行が確保 さ れています。
コ ールア ピ ア ラ ン ス を選択する には、 上下の矢印キーを使用 し て対象の コ ールア
ピ ア ラ ン ス をハイ ラ イ ト 表示 し てか ら、 [Select] ボ タ ン を押 し ます。
こ の手順は次の場合に使用 し ます。
■
現在ア ク テ ィ ブ な通話があ る と き に、 呼に応答する。
■
保留呼を解除する。
■
特定の コ ールア ピ ア ラ ン スか ら発信する。
ア イ ド ル表示 さ れてい る と き にス イ ッ チ フ ッ ク ボ タ ン を押す と 、 最初の コ ールア
ピ ア ラ ン ス を選択で き ます。
音量の変更
■
■
呼出音量 - 呼出音量を調整する には、 ア イ ド ル状態の と き に、 希望の音量
にな る ま で音量大 / 小ア イ コ ンボ タ ン を押 し ます。
ス ピー カ音量 - ス ピー カ音量を調整する には、 ア ク テ ィ ブ な通話中に、 希
望の音量にな る ま で音量大 / 小ア イ コ ンボ タ ン を押 し ます。
サーバが管理する機能
「Do Not Disturb (受付不可)」 な どのその他の機能は、 サーバか ら 提供 さ れます。
こ れら の機能は、 利用可能な場合には、 ア イ ド ル表示または通話中に [Select] ボ
タ ン を押す と 一覧表示 さ れます。
こ れら の機能を有効にする、 または無効にする には、 上下の矢印キーを使用 し て
該当する オプ シ ョ ン をハイ ラ イ ト 表示 し 、 [Select] ボ タ ン を押 し て選択 し ます。
注:
シ ス テム管理者がサーバを どのよ う に設定 し てい るかに よ っ て、 利用可能
な機能は異な り ます。
18 第 2.0 版 2006 年 2 月
Avaya 4690 IP Conference
Telephone のオプシ ョ ン
は じ めに
こ の章では、 次のよ う な電話機オプ シ ョ ン を設定または表示する方法について説
明 し ます。
■
呼出音のカ ス タ マ イ ズ
■
デ ィ ス プ レ イ での コ ン ト ラ ス ト 調整
■
電話機 と ネ ッ ト ワー ク のパ ラ メ ー タ 表示
■
ロ グオ フ
メ イ ン メ ニ ュ ーへのア ク セス
オプ シ ョ ン メ ニ ュ ーにア ク セスする には、 デ ィ ス プ レ イの左側にあ る [Menu] ボ
タ ン を押 し ます。
4 つのオプ シ ョ ン カ テ ゴ リ は次の と お り です。
■
[ 個別呼出音 ] オプ シ ョ ン - [Set Ringer] 画面にア ク セス で き ます。 こ の画
面では、 5 つの呼出音パ タ ーンか ら 1 つ を選択で き ます。
■
コ ン ト ラ ス ト 調整 - コ ン ト ラ ス ト 調整ツールにア ク セスで き ます。
■
シ ス テム情報 - 電話機のネ ッ ト ワー ク 設定が表示 さ れます。
■
ロ グオ フ - シ ス テムか ら ロ グオ フ で き ます。
デ ィ ス プ レ イの右側にあ る上下の矢印キー と [Select] ボ タ ン を使用 し 、 必要な メ
ニ ュ ー項目をハイ ラ イ ト 表示 し て選択 し ます。
第 2.0 版 2006 年 2 月
19
[ 個別呼出音 ] オプ シ ョ ン
Avaya 4690 IP Conference Telephone のオプ シ ョ ン
[ 個別呼出音 ] オプ シ ョ ン
4690 IP Conference Telephone には 5 つの呼出音パ タ ーンがあ り ます。 メ イ ン メ
ニ ュ ーの [Personal Ringing] メ ニ ュ ーオプ シ ョ ン を使用 し て、 各パ タ ーン を聞
き、 5 つの中か ら 1 つを選択する こ と がで き ます。 個別呼出音パ タ ーン を聞いて
選択する には、 次の手順を実行 し ます。
1. デ ィ ス プ レ イの右側にあ る上下の矢印キーを使用 し て呼出音パ タ ーン を選
択 し 、 [Listen] ソ フ ト キーを押 し ます。
2. 目的の呼出音パ タ ーンが見つかる ま で手順 1 を繰 り 返 し ます。
3. [Select] ボ タ ン または [Save] ソ フ ト キーを押 し て、 選択する ものをハイ
ラ イ ト 表示 し ます。 呼出音パ タ ーン メ ニ ュ ーを終了 し 、 選択 し た ものを保
存する場合は、 [Exit] ボ タ ン を押 し ます。
コ ン ト ラ ス ト 調整
4690 IP Conference Telephone のデ ィ ス プ レ イの コ ン ト ラ ス ト は、 15 段階の う
ちのレ ベル 6 に設定 さ れています。 他の コ ン ト ラ ス ト レ ベルを選択する には、
次の手順を実行 し ます。
1. コ ン ト ラ ス ト を上げる には、 デ ィ ス プ レ イの右側にあ る上矢印キーを押 し
ます。 コ ン ト ラ ス ト を下げる には、 下矢印キーを押 し ます。
四角記号の列は、 コ ン ト ラ ス ト の現在のレ ベルを視覚的に確認する ための
ものです。
2. 希望の コ ン ト ラ ス ト レ ベルにな っ た ら、 [Save] ソ フ ト キーを押 し ます。
注:
変更せずに コ ン ト ラ ス ト 調整を終了する場合は、 [Cancel] ソ フ ト
キーを押 し ます。
20
第 2.0 版 2006 年 2 月
Avaya 4690 IP Conference Telephone のオプ シ ョ ン
シ ス テム情報
シ ス テム情報
電話機お よびシ ス テム情報に関する一覧を表示で き ます。 こ の情報は通常は表示
する必要はあ り ません。 何か問題が生 じ た場合、 こ の画面の特定の値を報告する
よ う シ ス テム管理者か ら依頼 さ れる こ と があ り ます。
注:
シ ス テム情報画面のデー タ は表示で き ますが、 変更はで き ません。
シ ス テム情報は、 電話機の [Menu] ボ タ ン を使用 し て ア ク セスする、 メ イ ン メ
ニ ュ ーの [System Information] 項目を選択する こ と に よ り 表示で き ます。
1. 設定の一覧を ス ク ロールする には、 上下の矢印キーを使用 し ます。 上下の
矢印キーの横の画面に、 上下の矢印記号が表示 さ れます。 矢印記号は、 現
在の表示の上または下に表示可能な項目が存在 し ている場合にのみ表示 さ
れます。
2. シ ス テム情報の表示を終了する には、 [Exit] ボ タ ン を押 し ます。
第 2.0 版 2006 年 2 月
21
シ ス テム情報
22
第 2.0 版 2006 年 2 月
Avaya 4690 IP Conference Telephone のオプ シ ョ ン
電話機の管理 と ト ラ ブル
シ ュ ーテ ィ ン グ
は じ めに
4690 IP Conference Telephone は、 比較的問題が起 こ り に く い電話機です。 こ の
章では、 次の項目に関 し て役立つ情報を提供 し ます。
■
さ ま ざ ま な呼出音の解釈
■
一般的な問題 と 推奨する解決方法な ど、 基本的な ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ
■
基本的な ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グで問題が解決 し ない場合の電話機の リ
セ ッ ト または電源のオ ン/オ フ
4690 IP Conference Telephone に関する その他のすべての質問 と 問題について
は、 シ ス テム管理者にお問い合わせ く だ さ い。
呼出音の解釈
こ の電話機を使い慣れて く る と 、 着信呼に応答する音 ( ト ーン) を簡単に識別で
き る よ う にな り ます。 次の表は、 音の概要を示 し ています。 表内の記述が使用す
る シ ス テムに当てはま るかど う かについて、 シ ス テム管理者にお問い合わせ く だ
さ い。
第 2.0 版 2006 年 2 月
23
呼出音の解釈
電話機の管理 と ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ
呼出音は着信呼があ る と 鳴 り ます。 フ ィ ー ド バ ッ ク ト ーンはス ピー カか ら聞 こ え
る音です。
24
音 ( ト ーン)
意味
呼出音 1 回 --------
着信呼。 呼出音ま た は着信音と も 呼ばれ
ま す。
短い呼出音 (ピ ン と い う 音) ---
離席機能 (SAC) または可変不在転送機能
がア ク テ ィ ブにな っ てい る ため、 呼がユー
ザーの電話機か ら別の電話機に転送 さ れて
います。
音 ( ト ーン)
意味
ビ ジー --- --- ---
速 く 繰 り 返 さ れる低い音 (1 分間に 60 回)
で、 ダ イ ヤル し た番号が通話中であ る こ と
を示 し ます。 話中音 と も呼ばれます。
コ ールウ ェ イ テ ィ ン グ リ ン グ
バ ッ ク ト ーン ---_
低い音の信号が最後に付 く リ ン グバ ッ ク
ト ーン。 こ の音は、 電話をかけた先の内線
がビ ジーであ り 、 被呼者に コ ールウ ェ イ
テ ィ ン グ ト ーンが聞 こ えてい る こ と を示 し
ます。
ダ イ ヤル ---------
ダ イ ヤルを開始で き る こ と を示す連続音。
発信音 と も呼ばれます。
イ ン タ ーセ プ ト /
タ イ ムアウ ト -_-_-_-
交互に鳴る高音 と 低音。 こ の音は、 ダ イヤ
ルのエ ラ ーまたは リ ク エ ス ト さ れたサービ
スや操作が受付 られない こ と を示 し ます。
または、 ハン ド セ ッ ト を持ち上げてか ら 、
または前の数字を ダ イ ヤル し てか ら設定時
間 (通常は 10 秒間) 内に続 く 番号がダ イ
ヤル さ れなか っ た こ と を示 し ます。
リ コ ールダ イ ヤル - - - -----------
3 つの短い断続音の後に一定の発信音が続
き 、 リ ク エスト さ れた機能が受け付けさ れ
て、 ダイ ヤルを 開始でき る こ と を 示し ます。
リ オーダー -- -- -- -- -- --
1/2 秒ご と に繰 り 返 さ れる速い ビ ジー ト ー
ン で、 電話のすべての ト ラ ン ク回線 (外線
発信用の回線) がビ ジーであ る こ と を示 し
ます。
リ ン グバ ッ ク ---- ---- ---- ----
1 分間に 15 回繰 り 返 さ れる低い音で、 ダ
イ ヤル し た番号の呼出音が鳴 っ てい る こ と
を示 し ます。
第 2.0 版 2006 年 2 月
電話機の管理 と ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ
基本的な ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グの図
基本的な ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ングの図
以下に示す ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グの項目は、 4690 IP Conference Telephone で
発生する大抵の一般的な問題の解決に役立ち ます。 発生 し ている現象が こ の表に
記載 さ れていない場合は、 解決方法について シ ス テム管理者にお問い合わせ く だ
さ い。
問題/症状
推奨する解決方法
初めて接続 し た と き に電話機が
ア ク テ ィ ブにな ら ない
システ ム管理者が電話機を 初期化し ている
場合を 除き 、 電話機が操作可能になる ま で
に数分間かかる こ と があり ま す。 プ ラ グを
差し 込むと 、 電話機は、 動作ソ フ ト ウェ
ア、 IP アド レ ス、 システ ム管理者がプ ロ グ
ラ ムし た特殊な機能のダウン ロ ード 等を た
だち に開始し ま す。 10 分以上かかる 場合
は、 システ ム管理者に報告し てく ださ い。
電源供給の中断後に電話機が
ア ク テ ィ ブにな ら ない
プ ラ グ を引き抜いた後、 電話機の電源を
切 っ た後、 サーバに問題が発生 し た後、 ま
たはその他の電源の中断が発生 し た後は、
再び初期化 さ れる ま で数分間待 っ て く だ さ
い。
電話機が以前は動作 し ていたが
現在は動作 し ない
シ ス テム管理者にお問い合わせ く だ さ い。
表示画面にエ ラ ー/
情報 メ ッ セージが表示 さ れる
ほ と んどの メ ッ セージには、 サーバ/電話
機のや り 取 り が関連 し ています。 受信 し た
メ ッ セージに基づいて問題を解決で き ない
場合は、 シ ス テム管理者にお問い合わせ く
だ さ い。
デ ィ ス プ レ イ に文字が表示 さ れ
ない
前述の電源供給の中断後に電話機が ア ク
テ ィ ブにな ら ない を参照 し て く だ さ い。
■
■
電話機のすべての コ ー ド 類を チ ェ ッ ク
し て、 正 し く 接続 さ れてい る こ と を確
認 し ます。
電源を チ ェ ッ ク し て、 電話機に電源が
供給 さ れてい る こ と を確認 し ます。
こ れ らの推奨する解決方法では問題が解決
し ない場合は、 シ ス テム管理者のサポー ト
の も と 、 電話機を リ セ ッ ト するか、 電源を
オ フ に し た後にオ ン に し ます。
第 2.0 版 2006 年 2 月
25
基本的な ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グの図
電話機の管理 と ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ
問題/症状
推奨する解決方法
オーデ ィ オ品質が低い。 特に、
エ コ ーが聞 こ え る、 突然音声が
途切れてその状態が続 く (会話
の途切れ)、 通話が音飛び し た
り 、 音がひずんだ り する
こ の問題はネ ッ ト ワー クの さ ま ざ ま な問題
に よ っ て発生 し ます。
発信音が聞 こ え ない
LAN 管理者に連絡 し 、 問題を で き るかぎ
り 詳細に説明 し ます。
電話機に差 し 込まれた コ ー ド が確実に接続
さ れている こ と を確認 し ます。 電話機のプ
ラ グ を引き抜いて接続 し 直 し た場合に、 動
作にわずかな遅延が発生する場合があ り ま
す。 シ ス テム管理者のサポー ト の も と 、 電
話機を リ セ ッ ト するか、 電源を オ フ に し た
後にオ ン に し ます。
こ れ らの操作を行 っ て も希望の結果が得 ら
れない場合は、 シ ス テム管理者にお問い合
わせ く だ さ い。
電話機が鳴ら ない
音量 コ ン ト ロールキーを使用 し て、 呼出音
量を高い レ ベルに設定 し ます。 [Select] ボ
タ ン と 矢印キーを使用 し て 「Do Not
Disturb (受付不可)」 機能の項目ま で下方
向にス ク ロール し 、 こ の機能がオ フ にな っ
てい る こ と を確認 し ます。 別の電話機か ら
ユーザーの内線に電話をかけ、 呼出音量を
テ ス ト し ます。
本書記載どお り に機能が動作 し
ない (た と えば、 [Redial] ボ タ
ンが記載どお り に機能 し ない)
手順を確認 し て、 も う 一度実行 し て く だ さ
い。 一部の機能では、 最初に電話機を オ フ
フ ッ ク にする必要があ り ます。
こ れ らの操作を行 っ て も希望の結果が得 ら
れない場合は、 シ ス テム管理者にお問い合
わせ く だ さ い。 電話機シ ス テムが、 ご使用
の設置環境だけに適用 さ れる よ う な特定の
設定が さ れている こ と も あ り ます。
IP Telephone に関する その他の
すべての問題
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シ ス テム管理者にお問い合わせ く だ さ い。
IP Conference Telephone のリセットと
電源のオン/オフ
電話機の管理とトラブルシューティング
IP Conference Telephone のリセットと電源のオン/オフ
他のトラブルシューティングの推奨手順を使用しても問題が解決されない場合、
またはシステム管理者にリセットするよう助言された場合は、IP Conference
Telephone をリセットします。
この基本的なリセット手順で、ほとんどの問題が解決される場合もあります。
1. [Mute] ボタンを押します。
2. ダイヤルパッドを使用して、73738# の順にキーを押します。
表示画面にメッセージ「Reset values? * = no # = yes」が表示されます。
3. *(アスタリスク)または #(シャープキー)を押します。
目的
操作
割り当てられた値を初期化しない
で電話機をリセットする
*(アスタリスク)を押します。
表示画面にプロンプト
「Restart phone? *
= no # = yes」が表示されます。
既に割り当てた(プログラムされ
た)値を初期化して、電話機をリ
セットする
#(シャープキー)を押します。「この操
作を続行しますか?続行する場合は # 、続
行しない場合は * を押してください。
」と
いうメッセージが表示されます。# を押す
と、「電話を再起動しますか?再起動する
場合は #、しない場合は * を押してくださ
い。」というメッセージが表示されます。
会議電話が、IP アドレスなどのプログラ
ムされた値をデフォルト値に戻し、サー
バに対する接続を再び確立している間は、
表示画面にメッセージ「Resetting
values」が表示されます。
(このオプションは、電話機に静
的な値がプログラムされている場
合にのみ使用する)
4. # を押して電話機をリスタートするか、* を押して電話機のリスタートを
停止し、前の状態に戻します。
注:
電話機のリスタートには数分かかります。
リセット手順が実行できない、またはリセットしても問題が解決できず、システ
ム管理者が同意した場合には、電話機の電源をオフにした後にオンにします。
■
電話機の電源をオフにした後にオンにするには、電話機のプラグを引き抜
き、再び差し込みます。
電話機は再接続され、初期化されます。
注:
電話機が使用可能な状態になるまで、数分かかる場合があります。
第 2.0 版 2006 年 2 月
27
IP Conference Telephone の リ セ ッ ト と 電源のオ ン/オ フ
28
第 2.0 版 2006 年 2 月
電話機の管理 と ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ
索引
A
Avaya 4690 IP Conference Telephone に
ついて 11
Avaya 4690 IP Conference Telephone の
オプ シ ョ ン 19
Avaya 4690 IP Conference Telephone の使用 15
LG
さ
サーバが管理する機能 18
し
シス テム情報 21
使用する表記規則 8
I
IP Conference Telephone の リ セ ッ ト と 電源の
オン/オ フ 27
お
音量調整 18
か
解釈、 呼出音 23
拡張マ イ ク 13
関連 ド キ ュ メ ン ト 9
き
基本的な ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ングの図 25
こ
呼の終了 16
呼の受信 16
呼の発信 16
[ 個別呼出音 ] オプ シ ョ ン 20
コ ン ト ラ ス ト 調整 20
て
電話機の管理 と ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ン グ 23
電話操作機能 16
電話操作機能、 会議 16
電話操作機能、 コ ールア ピ ア ラ ン スの選択 18
電話操作機能、 転送 17
電話操作機能、 ド ロ ッ プ 17
電話操作機能、 保留 17
電話操作機能、 ミ ュ ー ト 17
と
ド キ ュ メ ン ト 、 関連 9
ほ
法律上の情報および著作権情報 3
本書について 7
本書の構成 8
本書の使用方法 8
本書の対象読者 7
本書の発行日 7
ボ タ ン/機能の説明 13
ま
マ イ ク、 拡張 13
第 2.0 版 2006 年 2 月 29
4690 IP Conference Telephone
め
メ イ ン メ ニ ュ ーへのア ク セス 19
30 第 2.0 版 2006 年 2 月
よ
呼出音の解釈 23