大崎 滋生 [音楽学] (専任就任:1973 年4月1日)

大崎 滋生 [音楽学]
(専任就任:1973 年4月1日)
1. 著書
書名
単著/共著
楽譜の世界2:音楽の現場と楽譜 共著
発行年月日
1974年7月25日
発行所
摘要
日本放送協会出版 ブルックナーの改訂版につ
いて pp.177-189
オーケストラの社会史―ドイツの
共著
1990年8月10日
音楽之友社
オーケストラと楽員たちの歩み
Chr.-H.マーリンクの著書を
再構成し全文執筆
モーツァルト[2] 歴史の中のモー 共著
1991年11月22日 岩波書店
ツァルト
海老沢敏、佐々木健一、柴
田南雄
pp.255-284
楽譜の文化史
単著
1993年9月10日
音楽之友社
音楽演奏の社会史-よみがえる
単著
1993年9月20日
東京書籍
音楽史の形成とメディア
単著
2002年11月25日 平凡社
文化としてのシンフォニー Ⅰ
単著
2005年2月24日
平凡社
文化としてのシンフォニー Ⅱ
単著
2008年2月20日
平凡社
過去の音楽-
2. 学術論文
表題
単著/共著 年月日
交響曲におけるソナタ形式の変遷(1) ヴ 単著
発行雑誌・学会等の名称
1974年 『音楽学』第20巻Ⅰ号 pp.1-12
ィーン古典派の3人の巨匠に見る
ハイドンのクラヴィーア・ソナタの様式変 単著
1978年 『桐朋学園大学研究紀要』第4集 pp.
遷について
ハイドン: クラヴィーア・ソナタ資料伝承
97-126
単著
J.ハイドンの初期のクラヴィーア・ソナタ 単著
1980年 『音楽学』第26巻Ⅰ号 pp.11-24
1980年 『桐朋学園大学研究紀要』第6集 pp.
の信憑性について
Die Entstehungszeit der Klaviersonate
1-25
単著
1986年 『音楽と音楽学-服部幸三先生還暦記
Joseph Haydns, Hob.XVI: 20-eine
念論文集』 pp.53-74
diplomatische Beobachtung und
Bedeutung
テレマン-再評価と研究の現況
単著
1988年 『桐朋学園大学研究紀要』第14集 pp.
1-22
-1-
摘要
C.Ph.E.Bach-アンサンブル作品に 単著
1989年 『桐朋学園大学研究紀要』第15集 pp.
みる独創的精神
Reception of European music in Japan:
23-38
単著
1990年 『Tradition and its future in music-R
its problems and the tasks of the
eport of SIMS 1990 OSAKA』 pp.413
Musicologist
-416
テレマンの創作・演奏活動と18世紀ハン 共著
1991年 『桐朋学園大学研究紀要』第17集 pp. 組坂美樹と
ブルクにおける教会カンタータ上演の変
27-54
質
18世紀オペラ研究(Ⅰ)
単著
1992年 『桐朋学園大学研究紀要』第18集 pp.
1-18
音楽社会史-その要請、課題と方法
単著
2001年 『桐朋学園大学研究紀要』第27集 pp.
1-18
音楽学はなぜ再構築されなければなら
単著
2002年 『桐朋学園大学研究紀要』第28集 pp.
ないか
音楽研究とオーセンティシティ
1-14
単著
2003年 『桐朋学園大学研究紀要』第29集 pp.
1-16
ヨーゼフ・ハイドンのシンフォニー 同時 単著
2004年 『桐朋学園大学研究紀要』第30集 pp.
代の出版について (1) 18世紀中におけ
1-22
る第92番までの出版
ヨーゼフ・ハイドンのシンフォニー 同時 単著
2005年 『桐朋学園大学研究紀要』第31集 pp.
代の出版について (2) 1800年前後の出
1-20
版
レオポルト・モーツァルトをめぐる2つの
単著
2006年 『桐朋学園大学研究紀要』第32集 pp.
偽作問題と“音楽学”――“おもちゃ交響
1-16
曲”と“ランバッハ”交響曲
バッハ「教会カンタータ」 その第3-5年 単著
2007年 『桐朋学園大学研究紀要』第33集 pp.
巻を想定する
1-37
“ベートーヴェン伝説”は今後どこまで維 単著
2008年 『桐朋学園大学研究紀要』第33集 pp.
持できるか?-《シンフォニア・エロイカ》
1-15
の成立伝説を例にして
ナチュラルホルンの時代
単著
2009年 『桐朋学園大学研究紀要』第34集 pp.
1-23
-2-
共同執筆
3. その他(研究ノート・報告書・解説・翻訳等)
表題
活動の種類
年月日
発行雑誌・学会等の名称
摘要
ハイドン交響曲全集 ロビンス・ラ 楽譜刊行 翻訳 1982年4月10日 音楽之友社
ンドン
オペラ・ブックス「タンホイザー」
翻訳
1988年5月20日 音楽之友社
もうひとつの音楽史
座談会
1990年12月
青土社『現代思想』臨時増 近藤譲、庄野進
刊 第18巻第31号
オックスフォード・オペラ大事典 共同監訳
1996年3月25日 平凡社
オックスフォード・オペラ史
監訳
1999年3月25日 平凡社
200CD ベートーヴェン
共同監修
2005年9月7日
学習研究社
西原稔
渡辺和彦
4.学会・研究会等での発表・講演等
表題
活動の種類
年月日/会場
発表学会の名称
摘要
ヨーロッパ音楽における転換 ラウンドテー 1975年10月/上野 日本音楽学会第26回全
海老沢敏、国安洋、中
期-1700~1800
野博詞
ブル/パネ 学園大学
国大会
リスト
J.ハイドンのクラヴィーア・ソ
単独発表
ナタ資料伝承
国際ヨーゼフ・ハイドン会議
研究と報告
1979年9月/東海
日本音楽学会第30回全
大学
国大会
1982年
『音楽学』第28巻1号 pp.
(1982年9月 於ヴィーン)報告
248-254
ヨーゼフ・ハイドンにおける
ラウンドテー 1982年11月/金城 日本音楽学会第33回全
児島新、中野博詞、大
Sturm und Drang
ブル/パネ 大学
久保一、大宮真琴
国大会
リスト
様式研究と年代設定
研究と報告
1984年
『音楽学』第30巻1号 pp. 佐野光司、渡部恵一郎
78-86
森泰彦
18世紀音楽における調選択に 共同研究発 1985年11月/相愛 日本音楽学会第36回全
土田英三郎、西原稔、
ついて
表
女子大学
平野昭、森泰彦
Der gegenwärtige Stand der
講演
1987年1月26日/
国大会
Musikforschung in Japan –
マインツ大学(ドイ
aufgezeigt am Beispiel der
ツ)
Gastprofessorとして
Frage der Tonartenwahl in
der europäischen Musik des
18. Jahrhunderts
西洋音楽に於ける受容
ラウンドテー 1987年11月/東京 日本音楽学会第38回全
金澤正剛、高野紀子、
ブル/パネ 藝術大学
ホアキン・ベニテズ
国大会
リスト
シンフォニーの成立と初期の 講演
1988年9月30日/
発展
エリザベト音楽大学
-3-
特別講演
「伝記研究」と「作品研究」
ラウンドテ
1989年11月/宮城 日本音楽学会第40回
ーブル/コ 学院大学
全国大会
樋口隆一、礒山雅、庄
野進
ーディネート
Reception of European music 単独発表
in Japan: its problems and
1990年8月/大阪
第4回国際音楽学会シン
国際会議場
ポジウム
the tasks of the musicologist
モーツァルトと18世紀オペラ
シンポジウ
1991年10月/大阪 日本音楽学会
ム/パネリス 音楽大学
中村孝義、高橋浩子、
西原稔、礒山雅
ト
音楽史研究の過去と現在―“ 単独発表
1993年10月/国立 日本音楽学会第44回全
近代”は克服できるか?
音楽大学
音楽学はいかにして近代を克 パネルディ
1993年10月/国立 日本音楽学会第44回全
服するか
国大会
スカッション 音楽大学
国大会
渡辺裕、龍村あや子、
後藤暢子、恩地元子
/パネリスト
音楽学と国民国家
コロキウム/ 1999年10月/東京 日本音楽学会第50回全
渡辺裕、松本彰、塚田
コーディネ
健一
藝術大学
国大会
楽譜印刷革命――『楽譜の文 講演
2001年6月/日本
日本18世紀学会第23回
化史』その後
大学芸術学部
大会
2001年9月/北海
日本音楽学会第52回全
ーター
音楽学の再構築
シンポジウ
ム/コーデ 道教育大学札幌校 国大会
宮内勝、塚田健一、井
上貴子
ィネーター
岡田暁生著『オペラの運命』
ワークショッ 2002年10月/広島 美学会第53回全国大会
渡辺裕、長木誠司
プ/コメンテ 大学
ーター
メディアと記憶
シンポジウ
2005年10月/明治 日本音楽学会第56回全
ム/パネリス 学院大学
国大会
渡辺裕、松本彰、高橋
達史
ト
ベートーヴェン伝説はどこま
単独発表
で維持できるか?-《シンフォ
2007年9月/宮城
日本音楽学会第58回全
学院大学
国大会
2007年9月/宮城
日本音楽学会第58回全
上尾信也、塚原康子、
国大会
武内恵美子
ニア・エロイカ》
の成立伝説を例にして
楽師研究
シンポジウ
ム/パネリス 学院大学
ト
ナチュラル・ホルンの時代
J.S.Bachのカンタータ楽曲に
単独発表
単独発表
おけるコルノ・ダ・ティラルジ問
2008年10月26日/ 日本音楽学会第59回全
国立音楽大学
国大会
2009年11月8日/
日本音楽学会第60回全
大阪大学
国大会
題に端を発して
音楽とコンメモレーション
パネル・ディ 2010年11月7日
日本音楽学会第61回全
スカッション
国大会
-4-
松本彰、井上さつき
5.音楽活動(演奏会出演・作曲作品発表等)
年月日
名称
ハイドン
1985年8月
会場
曲目・共演者等
第6回草津夏期国際音楽ア
カデミー&フェスティヴァル
1790年をめぐって
1990年8月
第11回草津夏期国際音楽ア 遠山一行、海老沢敏
カデミー&フェスティヴァル
ハイドン晩年創作について
2002年4月23日
「パリ交響曲」について
2004年3月5,6日 三鷹市芸術文化センター
大阪シンフォニカー
風のホール・ステージ
演奏: 茂木大輔、オーケス
トラアンサンブル「風」
ハイドン 朝昼晩・協奏交響曲の珍しい
2005年2月19,20 三鷹市芸術文化センター
演奏: 茂木大輔、オーケス
連続演奏を前に
日
トラアンサンブル「風」
風のホール・ステージ
レオポルト・モーツァルトと音楽学――大 2006年2月11,12 三鷹市芸術文化センター
演奏: 茂木大輔、オーケス
作曲家を顕彰するパラダイムとしての/ 日
トラアンサンブル「風」
風のホール・ステージ
モーツァルト生誕250周年記念に寄せて
カンタータとは?
2007年1月19,20 三鷹市芸術文化センター
演奏: 茂木大輔、オーケス
日
トラアンサンブル「風」
風のホール・ステージ
ハイドン、シンフォニー 最新の研究現
2007年2月23,24 三鷹市芸術文化センター
演奏: 茂木大輔、オーケス
場から
日
トラアンサンブル「風」
エロイカ再考
2007年4月20,21 三鷹市芸術文化センター
演奏: 茂木大輔、オーケス
日
トラアンサンブル「風」
バッハ、ヨハネ受難曲
風のホール・ステージ
風のホール・ステージ
2008年3月7,8日 三鷹市芸術文化センター
会議室
演奏: 茂木大輔、オーケス
トラアンサンブル「風」
ベートーヴェン、シンフォニー第7番、第 2008年4月4,5日 三鷹市芸術文化センター
演奏: 茂木大輔、オーケス
8番 《ウェリントンの勝利》初演再現の試
トラアンサンブル「風」
会議室
み
ト短調・4本ホルン(異音管使用)シンフォ
2008年5月10,11 三鷹市芸術文化センター
演奏: 茂木大輔、オーケス
ニーの系譜
日
トラアンサンブル「風」
練習室
ベートーヴェンを 1790 年代のヴィーンに 2009 年4 月10 日 三鷹市芸術文化センター
おく-第1シンフォニー前後の状況を見
プレトーク
音楽練習室
直す
ハイドンの生涯と創作をいま振り返る
2009年5月15日
三鷹市芸術文化センター
プレトーク
音楽練習室
6.その他の業績 (受賞、特許、資格取得等)
摘要
年月日
1991年
音楽執筆者協議会賞 クラシック部門 新人賞
2008年11月
学校法人桐朋学園「生江賞」
7.学会、及び社会における活動状況 (コンクール審査、マスタークラス、音楽祭、CDリリース等)
活動内容
年月日
1968年から現在まで
日本音楽学会 会員
1986年から現在まで
ドイツ音楽学会 会員
1986年から現在まで
国際音楽学会 会員
-5-