(注) この問題は「政治・経済」で,経営情報学部・国際関係学部・人文 学部・現代教育学部共通の問題(選択科目)である。 解答用紙は,地歴・公民のマークシート1枚。 政治・経済(経営情報・国際関係・人文・現代教育学部) (解答用紙の選択欄に「政治・経済」を必ず記入・マークすること。 ) 政 治 ・ 経 済 ( 解答番号 1 ~ 50 ) 〔Ⅰ〕次の文章を読み,下の問い(問1~3)に答えよ。 人権の保障が国際社会のルールとして定められるようになるのは,第2次世界大戦以後のこと である。ナチス・ドイツによる ユダヤ人の大量殺戮や植民地主義などによる人権抑圧への反省 ⒜ から,国連憲章は,前文で「基本的人権と人間の尊厳」に関する信念を確認し,さらに国連の目 的の一つとして,国際協力によって人権及び基本的自由を尊重することを掲げた(第1条)。 この目的を果たすため,1946年に 国連経済社会理事会の補助機関として 1 が設置された。 ⒝ その起草作業に基づき,1948年に国連総会で採択されたのが 2 である。これは,前文におい て「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」という位置づけを与えられたが,法 的拘束力を持つ文書ではなかった。 その後, 2 を法的拘束力のある条約とするための作業が進められ,1966年の第21回国連総 会において2つの条約が採択された。すなわち,「 3 」(いわゆるA規約)と,「 4 」 (いわゆるB規約)である。これらの条約を批准した国は,条約に法的に拘束され,内容的に反 する国内法を有している場合には, 5 。これらの条約が発効したのは1976年だが,日本はや や遅れて1979年に両条約を批准した。但し,日本政府は,A規約の規定のうち,祝祭日の報酬, 公務員の争議権,そして 6 について日本への適用を留保していたが, 6 については2012 年に留保の撤回を国連に通告している。 B規約については, 7 と呼ばれる制度について定めた第1選択議定書も同時に採択されて いる。A規約,B規約そして第1選択議定書は,総称して 8 と呼ばれ,80年代における人権 意識の国際的な高まりに大きく貢献した。さらに,1989年には,B規約の第2選択議定書が新た に採択されたが,これは 9 の廃止について定めるものである。また,2008年にはA規約の選 択議定書が採択されたが,これはB規約の 7 は, 10 制度をA規約にも取り入れるものである。日本 。 419 57 ― ― A3-No.3 問1 文中の空欄 1 ~ 10 に入れるのに最も適当なものを,次のそれぞれのア~エのうち から一つずつ選べ。 1 ア 規約人権委員会 イ 世界人権委員会 ウ 国際人権法学会 エ 国連人権委員会 2 3 ア 世界人権宣言 イ 人間と市民の権利章典 ウ 発展の権利に関する宣言 エ 米州人権宣言 ア 人権と基本的自由の保護のための条約 イ 経済的・社会的・文化的権利に関する国際規約 ウ 市民的・政治的権利に関する国際規約 エ 人及び人民の権利に関するアフリカ憲章 4 ア 人権と基本的自由の保護のための条約 イ 経済的・社会的・文化的権利に関する国際規約 ウ 市民的・政治的権利に関する国際規約 エ 人及び人民の権利に関するアフリカ憲章 5 ア 条約から脱退する義務を負う イ 国内法を改廃する義務を負う ウ 条約を改廃する義務を負う エ 責任者を処罰する義務を負う ア 同一労働同一賃金 イ 最低賃金の漸次引き上げ ウ 義務教育の無償化 エ 中等・高等教育の無償化 7 ア 裁判付託 ウ 個人通報 8 ア 国際人権規約 6 イ 国家通報 イ 国連人権条約 エ 国家報告 ウ ジュネーヴ諸条約 エ ハーグ法 9 ア 拷問 イ 女性差別 ウ 死刑 10 ア いずれの選択議定書も批准していない。 エ 人種差別 イ 第1選択議定書のみ批准している。 ウ 第2選択議定書のみ批准している。 エ すべての議定書を批准している。 420 58 ― ― A3-No.3 問2 下線部⒜「ユダヤ人の大量殺戮」をあらわす語として最も適当なものを,次のア~エのう ちから一つ選べ。 11 ア ヘイト・スピーチ イ アパルトヘイト ウ シオニズム エ ホロコースト 問3 下線部⒝「国連経済社会理事会」についての説明として最も適当なものを,次のア~エの うちから一つ選べ。 12 ア 国連の主要機関の一つで,全加盟国で構成される。 イ 国連の主要機関の一つで,54カ国で構成される。 ウ その決定は加盟国を法的に拘束し,理事国の任期は3年である。 エ その決定は勧告であり,日本は常任理事国である。 421 59 ― ― A3-No.3 〔Ⅱ〕次の文章を読み,下の問い(問1~6)に答えよ。 三権分立の仕組みをとっている,イギリス,アメリカ,日本などの国では,司法権は他の国家 機関から独立している。 日本では,日本国憲法によって,「すべて司法権は, 13 る」(第76条第1項)とされ,「 最高裁判所及び…下級裁判所に属す ⒜ は,これを設置することができない」とされている(第 76条第2項)。さらに,裁判官の独立が保障されている。すなわち,裁判官は,その職権の行使 にあたって,「 14 にのみ拘束される」(第76条第3項)のである。ただし,国会は 15 を 設けて,罷免の訴追を受けた裁判官を裁判することができる(第64条)。 日本国憲法は,アメリカにならって,裁判所の 違憲審査権を認めている(第81条)。これは, ⒝ 憲法に違反する法律などを無効とすることで,憲法が他の権力によって侵害されることをふせぐ ためのものである。ただし,日本の裁判所が積極的に違憲審査を行っているとは言いがたい。た とえば,裁判所の判例においては,高度に政治性をもつ国家行為は司法の審査の対象とはしない, という考え方があり,これは 17 16 と呼ばれる。こうした考えに立った判決が出た裁判として, などがある。これに対し,司法はもっと違憲審査権を行使すべきだという批判の声もある。 民主国家においては,裁判所は国民に対してひらかれたものでなければならない。日本国憲法 は,国民に裁判を受ける権利を保障しており(第32条), 18 についても定めている(第82 条)。国民が直接的に司法をチェックする仕組みとしては,最高裁判所の裁判官に対する 国民 ⒞ 審査という制度がある(第79条)。なお日本では,比較的最近になって,司法制度改革の一環と して 裁判員制度が導入された。 ⒟ 日本の裁判は,原則として三審制をとっている。これは,同じ事案について3回まで裁判を受 けることができるというもので,国民の権利を十分に保証するための仕組みである。裁判は人が 人を裁くものであり,時として誤りをおかし, 冤罪事件が起こることもある。 ⒠ 裁判は,民事裁判と刑事裁判とに大きく分けられる(行政裁判は民事裁判に含めて考えること ができる)。民事裁判は, 19 を裁くものである。刑事裁判は, 20 が原告となり,起訴さ れた被告人が裁かれる。 問1 文中の空欄 13 ~ 20 に入れるのに最も適当なものを,次のそれぞれのア~エのうち から一つずつ選べ。 13 ア 憲法裁判所 イ 特別裁判所 ウ 終審裁判所 エ 弾劾裁判所 14 ア 内閣 イ 最高裁判所 ウ 国会 エ 憲法及び法律 422 60 ― ― A3-No.3 15 ア 特別裁判所 イ 終審裁判所 ウ 上級裁判所 エ 弾劾裁判所 16 ア 統治行為論 イ 核心司法 ウ 司法積極主義 エ 修復的司法 17 ア 婚外子国籍訴訟 イ 大津事件 ウ 苫米地訴訟 エ 免田事件 18 ア 裁判の公開 イ 裁判の迅速化 ウ 訴えの利益 エ 法曹一元化 19 ア 訴訟を起こした被告と起こされた原告との争い イ 訴訟を起こした原告と起こされた被告との争い ウ 逮捕した原告と逮捕された被告との争い エ 逮捕した被告と逮捕された原告との争い 20 ア 弁護人 イ 裁判官 ウ 警察官 エ 検察官 問2 下線部⒜「最高裁判所」についての説明として最も適当なものを,次のア~エのうちから 一つ選べ。 21 ア 裁判官全員からなる大法廷と,10名の判事(裁判官)からなる中法廷がある。 イ 最高裁判所長官と判事(裁判官)9名の計10名で構成される。 ウ 主に上告審(第三審)と特別抗告を扱う。 エ 主に控訴審と違憲審査を扱う。 問3 下線部⒝「違憲審査権」についての説明として最も適当なものを,次のア~エのうちから 一つ選べ。 22 ア 日本では,裁判所が具体的な事件を裁判する中で,その事件の解決にかかわる法令 などの違憲判断を行う。 イ 日本では,最高裁判所のみが違憲審査を行うことになっており,下級裁判所は違憲 判断を行わない。 ウ 日本では,アメリカと同様に,特別に設けられた憲法裁判所が抽象的に違憲審査を 行う。 エ 日本とは異なり,イギリスなどでは,特別に設けられた憲法裁判所が抽象的に違憲 審査を行う。 423 61 ― ― A3-No.3 問4 下線部⒞「国民審査」についての説明として最も適当なものを,次のア~エのうちから一 つ選べ。 23 ア 任命後初めて行われる衆議院議員総選挙で審査され,その後は衆議院議員総選挙の たびに毎回審査される。 イ 任命後初めて行われる衆議院議員総選挙で審査され,それから10年を経過した後に 行われる衆議院総選挙の際に再審査を受ける(その後も同様)。 ウ 国会で訴追を受けた裁判官のみが,国民審査を受ける。 エ 有権者の3分の2が裁判官の罷免を可とするとき,その裁判官は罷免される。 問5 下線部⒟「裁判員制度」についての説明として最も適当なものを,次のア~エのうちから 一つ選べ。 24 ア 裁判官と裁判員が協力し,有罪・無罪の判断および量刑の決定を行う。第一審と第 二審において裁判員制度が採用されている。 イ 裁判官と裁判員が協力し,有罪・無罪の判断および量刑の決定を行う。評決は裁判 官と裁判員の各1名以上の賛成を含む多数決で決まる。 ウ 裁判官と裁判員が協力するが,裁判員は有罪・無罪の判断のみを行う。評決は多数 決で決まる。 エ 裁判官と裁判員が協力するが,裁判員は量刑の決定のみを行う。評決は全員一致を 原則とする。 問6 下線部⒠「冤罪事件」についての説明として最も適当なものを,次のア~エのうちから一 つ選べ。 25 ア 判決における事実認定に誤りがあったと認められた場合,裁判をやり直すことがあ る。これを終審という。 イ 判決における事実認定に誤りがあったと認められた場合,原則として最高裁判所で 裁判をやりなおす。 ウ 冤罪事件が起こる原因の一つに,日本国憲法が拷問や自白の強要を明確に禁じてい ないことがあげられる。 エ 最終的に無罪判決が出た冤罪事件としては,徳島ラジオ商事件や足利事件などがあ る。 424 62 ― ― A3-No.3 〔Ⅲ〕次の文章を読み,下の問い(問1~3)に答えよ。 売り手と買い手が出会い,取引が行われるのが市場である。買い手は,ある商品の価格が上が れば需要量を減らし,価格が下がれば需要量を増やすので,需要曲線は右下がりとなる。売り手 は価格が上がれば供給量を増やし,価格が下がれば供給量を減らすので,供給曲線は右上がりと なる。需要曲線と供給曲線の交差する点が,買い手と売り手の意思の一致する点であり,この点 は均衡点と呼ばれる。均衡点における価格が均衡価格であり,そこでの取引量が均衡取引量であ る。 いま,技術革新や生産性の向上により,生産費が下がったとする。このとき, 変化が起こる前の均衡価格では 27 となるため,以前の均衡点と比べると, 28 26 。すると, 。経済のさ まざまな変化は,価格の上がり下がりによって調整され,新しい均衡が成立する。市場のもつこ アダム・スミスは 29 と呼んだ。市場経済のもとでは, ⒜ の水準は労働市場の需給で決まるものであり,金融市場では 31 が決まることになる。 のような自動調整メカニズムを, 30 市場に十分多数の売り手が存在せず,少数の企業のみによって供給が行われるのが寡占市場で ある。寡占市場では,価格は市場における需給のバランスによるよりは,有力な企業の設定する 32 に支配されることが多いとされる。企業間で価格や生産量などにかんする協定を結ぶカル テルなどは,競争市場による資源の効率的配分機能が損なわれるため, 独占禁止法によって禁 ⒝ 止されている。独占禁止法の運用を目的に設置されたのが公正取引委員会である。公正取引委員 会は委員長と 33 人の委員からなり,取引の公正性確保,競争制限的行為の監視等,さまざま な活動を行っている。 現代の経済では,企業規模の拡大が盛んに行われるようになってきており,M&A( 34 ) の手法により他企業を支配する動きも日常的に見られる。多様な産業や業種を取り込むことによ り,企業の体力増強や,一部門の不振が他部門の好業績によりカバーできるという危険分散の狙 いも意図されている。このような,多角的活動を大規模に行うのがコングロマリット( 35 ) である。 問1 文中の空欄 26 ~ 35 に入れるのに最も適当なものを,次のそれぞれのア~エのうち から一つずつ選べ。 26 ア 需要曲線が上に移動する イ 需要曲線が下に移動する ウ 供給曲線が上に移動する エ 供給曲線が下に移動する 425 63 ― ― A3-No.3 27 ア 超過需要 イ 超過供給 28 ア 価格が下がり,取引量が増加する ウ 需要過多 エ 過少供給 イ 価格が下がり,取引量が減少する ウ 価格が上がり,取引量が増加する エ 価格が上がり,取引量が減少する 29 ア 見えざる手 イ 夜警国家 ウ 安価な政府 エ 効率的市場 30 ア 配当 イ 利子率 ウ 賃金 エ 消費 31 ア 利子率 イ 失業率 ウ 成長率 エ 支払準備率 32 ア 先導価格 イ 指定価格 ウ 協定価格 エ 管理価格 33 ア 2 イ 4 ウ 6 エ 8 34 ア 買収・支配 イ 買収・統治 ウ 合併・統治 エ 合併・買収 35 ア 統合企業 イ 複合企業 ウ 独占企業 エ 統治企業 問2 下線部⒜「アダム・スミス」について,アダム・スミスが批判の対象としたものはどれか。 最も適当なものを,次のア~エのうちから一つ選べ。 36 ア 利己心 イ 予定調和 ウ 重商主義 エ 分業 問3 下線部⒝「独占禁止法」の正式名称として最も適当なものを,次のア~エのうちから一つ 選べ。 37 ア 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律 イ 市場の競争確保及び恣意的独占禁止に関する法律 ウ 公正な取引環境整備及び市場の独占禁止に関する法律 エ 競争市場の条件確保及び不当な独占禁止に関する法律 426 64 ― ― A3-No.3 〔Ⅳ〕次の文章を読み,下の問い(問1~5)に答えよ。 経済復興をなしとげた日本経済は,1950年代半ばごろから 38 と呼ばれる経済成長を続けた。 世界経済全体における日本の輸出割合は,1960年代初めごろから着実に増加した。このプロセス において,従来の軽工業製品から,欧米諸国向け重化学工業製品の占める割合が大きく伸長した。 1980年代に入ると, 39 などの先端技術産業の輸出が拡大し,欧米諸国に大きな打撃を与えた。 かくして日本製品に対する高関税,数量割り当て,自主規制を求める声が強くなった。 このような現象を 40 と呼ぶが,最も深刻化したのは米国との間である。1970年代以降,対 日貿易赤字が増え続けたため,米国は1988年に旧通商法 41 条を用いて,日本からの輸入に対 して,スーパーコンピューター,人工衛星,木材製品を交渉の対象品目とすることを決定した。 このような事態に直面した日本政府は,輸出抑制,内需の拡大による輸入増加を指針とする, 42 を作成して,打開を図った。さらに1989年から90年には,日米両国間で開かれた 43 場で,日本側は非関税障壁の撤廃や公共投資の拡大を約束した。 43 は1993年から 44 の に引 き継がれ,市場参入の数値目標を強く求める米国との間で,激しい論戦が繰り広げられた。米国 は日本の企業系列や のである。 株式の持ち合い制を問題視し, 大規模小売店舗法の改正などを要求した ⒝ ⒜ しかしながら,日本側の輸出競争力の優位性がもたらした 40 卓越した情報技術( 45 は,1990年代に入ると米国の )産業の振興と企業合理化の成果もあり,異なる次元の対応を迫られ ることとなった。家電製品や半導体などの分野で, 46 などの企業が猛烈な速度で追いついて きた。また従来日本の強みとして評価されてきた 日本的経営が,1990年の バブル崩壊後の不 ⒞ ⒟ 況からの脱出の足かせとなっていると指摘されている。 問1 文中の空欄 38 ~ 46 に入れるのに最も適当なものを,次のそれぞれのア~エのうち から一つずつ選べ。 38 ア 支配経済成長 イ 持続的経済成長 ウ 高度経済成長 エ 覇権経済成長 39 ア 乗用車,通信機器,半導体,コンピューター イ 造船,乗用車,通信機器,半導体 ウ 乗用車,化学繊維,通信機器,コンピューター エ 医薬品,乗用車,通信機器,コンピューター 40 ア 貿易障害 イ 貿易対決 427 65 ― ― A3-No.3 ウ 貿易抗争 エ 貿易摩擦 41 ア スーパー101 42 ア 吉田レポート イ スーパー201 ウ スーパー301 エ スーパー401 イ 工藤レポート ウ 松村レポート イ 日米基本協議 ウ 日米貿易協議 エ 前川レポート 43 ア 日米構造協議 エ 日米通商協議 44 ア 日米包括通商協議 イ 日米包括構造協議 ウ 日米包括貿易協議 エ 日米包括経済協議 45 ア IT ウ CCD 46 ア 韓国,ベトナム,中国 イ 韓国,台湾,中国 ウ 韓国,シンガポール,フィリピン エ 韓国,フィリピン,中国 イ IC エ PCB 問2 下線部⒜「株式の持ち合い制」についての説明として最も適当なものを,次のア~エのう ちから一つ選べ。 47 ア 株式の持ち合い制とは,社員が自社株を所有することである。 イ 株式の持ち合い制とは,投資家が株を所有することである。 ウ 株式の持ち合い制とは,会社同士が相互に株式を持ち合うことである。 エ 株式の持ち合い制とは,会社と投資家が株式を持ち合うことである。 問3 下線部⒝「大規模小売店舗法」についての説明として最も適当なものを,次のア~エのう ちから一つ選べ。 48 ア 大規模小売店舗法とは,スーパーやコンビニエンスストアなどが,ある地域に進出 する際に,その地域の中小小売業への悪影響を防ぐための法律である。 イ 大規模小売店舗法とは,百貨店やコンビニエンスストアなどが,ある地域に進出す る際に,その地域の中小小売業への悪影響を防ぐための法律である。 ウ 大規模小売店舗法とは,百貨店やスーパーなどが,ある地域に進出する際に,その 地域の中小小売業への悪影響を防ぐための法律である。 エ 大規模小売店舗法とは,ネットショップやスーパーなどがある地域に進出する際 に,その地域の中小小売業への悪影響を防ぐための法律である。 428 66 ― ― A3-No.3 問4 下線部⒞「日本的経営」についての説明として最も適当なものを,次のア~エのうちから 一つ選べ。 49 ア 契約雇用制・年功序列型賃金制・企業別労働組合を柱とした日本独特の経営スタイ ルのことである。 イ 終身雇用制・成果型賃金制・企業別労働組合を柱とした日本独特の経営スタイルの ことである。 ウ 終身雇用制・年功序列型賃金制・全産業労働組合を柱とした日本独特の経営スタイ ルのことである。 エ 終身雇用制・年功序列型賃金制・企業別労働組合を柱とした日本独特の経営スタイ ルのことである。 問5 下線部⒟「バブル」についての説明として最も適当なものを,次のア~エのうちから一つ 選べ。 50 ア 景気が停滞しているにもかかわらず,物価が異常に上昇することである。 イ 証券や土地・建物などの資産価格や評価益が異常に高騰することである。 ウ イノベーションなどによって,企業の生産性が異常に上昇することである。 エ 物価が継続的に異常に上昇し,貨幣価値が大幅に下落することである。 429 67 ― ― A3-No.3
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