タンポポの図鑑 【PDF】

●生き物調査●
【調査するタンポポの図鑑】
タンポポには、在来種のタンポポと明治初期に入ってきた外来種があります。
どちらも、さらに分類することができますが、今回は分類しやすいということで、在来種
はタンポポ(黄色い花)とシロバナタンポポ(白い花)の2種類を調査の対象にします。外
来種はセイヨウタンポポ(黄色い花)としてあつかい、3種類のタンポポの調査をおこな
います。
在来種は丘陵や田園地帯に多く見られ、外来種は道路の周辺や校庭など人の手が加えら
れた所で多く見ることができます。図鑑を参考にしながら、みなさんで調査してみてく
ださい。
タンポポ(在来種)
カントウタンポポ、エゾタンポポ、
シナノタンポポなど詳しく調べる
と、たくさんの種類があります。
花の下の外総ほう片が、図のよう
になっているのが特徴です。
外総ほう片とは、花の集まりを抱
くようにしている小さな葉の集ま
りです。
シロバナタンポポ(在来種)
舌状花(タンポポの花)が白く黄
色味がかかっていないのが特徴で
す。
セイヨウタンポポ(外来種)
花の下の外総ほう片が、図のよう
になっているのが特徴です。セイ
ヨウタンポポの中で、果実が赤い
色をしているものをアカミタンポ
ポとして分類します。季節を問わ
ず咲いている場合があります。
外総ほう片
外総ほう片