第三回北九州市道路サポーター総会が盛大に開催されました 道路サポーターの団体相互の交流や他都市の情報提供を目的として、第三回北九 州市道路サポーター総会を開催しました。 ○日 時:平成20年2月18日(月)13時30分∼18時(三部形式) ○場 所:西日本総合展示場新館会議室(AIM3階) ○参加者数:第一部 総会156名、第二部 グループ別懇談会78名 第三部 交流会65名 ■第一部 主催者挨拶(市長)、来賓挨拶(九州地方整備局道路部長)に引き続き、熊本の道 を語る女性の会会長 中村幸子氏より、 「道をテーマに地域の元気づくりを!」と題 して、基調講演をいただきました。基調講演では、熊本での様々な活動の紹介とと もにボランティア活動を継続する秘訣等、懇切丁寧なお話で、参加者から「良い学 習ができた」、「非常に参考になった」等、感動の声が多く挙げられました。 主催者挨拶 来賓挨拶 会場の様子 ■第二部 懇談会は、3つのグループに分かれ、日頃の活動で良かった事や困っている事、 さらには課題や問題点などを意見交換することで、情報の共有、や問題解決の糸口、 活動の促進につなげていただくものです。また、これを機会に活動団体間の交流を 図っていただくことも懇談会の目的です。 14団体、約80名という多くの方に参加して頂きました。 ここでは、懇談会で話し合った各グループの内容を紹介します。 グループ別懇談会の様子 赤色グループ ○参加者 17名 コーディネーター(司会) 西 美代子さん(長尾市民センター館長) 黄金町ビューティフルクラブ 2名(門司区) 室町一丁目町内会 1名(小倉北区) 長行ふれあい通り愛護会 4名(小倉南区) 長尾校区まちづくり協議会 9名(小倉南区) ○意見交換で出た主な意見 ・参加者が固定し、かつ高齢化してきている。参加者を増やす方法をみんなで考 えたい。 ・道路上の犬のフンが問題となっている。何か有効な対策はないのか。 ・マナーアップの指導を強化すべき。また、道路サポーターで取り組める活動は ないだろうか。 ・清掃をこまめにしている所は汚されない。汚い所ほどゴミが捨てられている。 ゴミが溜まっていると感じたら、すぐに片づける事が大事。 ・町内という地域を越えて、活動が共有できないだろうか。 ・ 楽しい(イベント的な)活動になるよう工夫したい。 ○まとめ 赤色グループでは、活動を永く継続させていくためのポイントを重点的に話し 合い(下記5点)、今後一年間、みんなで取り組んでいくこととしました。 1 近所で花が好きな人、自宅で花植えをしている人に参加を呼びかける。 2 他の団体との交流や連携を考える。 3 近所の小学生や保護者に参加を呼びかける 4 楽しく活動している姿を地域の人に見てもらう(活動のPR)。 5 参加者を増やすためのイベント的な取り組みを考える。 ○その他(市への要望など) ・市から散水栓を設置してもらったが、基本料金(水道代)を免除してもらえな いか。 ・清掃用具の収納スペースを作ってほしい。 黄色グループ ○参加者 19名 コーディネーター(司会) 内山 信子さん(穴生市民センター館長) 小役丸 シゲ子(みちピカ代表) 花咲く街づくり穴生 2名(八幡西区) 陣原市民センターボランティアあじさいの会 3名(八幡西区) 家庭倫理の会北筑 5名(八幡西区) みちピカ 6名(八幡西区) 宿場通り藤田 1名(八幡西区) ○意見交換で出た主な意見 ・花作りに一生懸命取り組んでいる。花を植える人は心も美しい。 ・花植えは楽しいが、草抜き、たばこのポイ捨て、夏の水やりに苦労している。 また、犬のフンに悩んでおり、何か良い対策は無いか。 ・非常識な行為には、厳しい罰則も必要である。 ・まちづくりにボランティア活動は欠かせない。また行動力のあるリーダー的な 存在が重要。 ・ボランティアは、まず体を動かすこと、行動することが大切。 ・花づくりはお金がかかるため、沿線の企業から協賛金をお願いしてはいかがか。 ・市内に限らず、市外でも清掃活動を行っている。その際、道路サポーターの帽 子を着用し、北九州市をPRしている。 ・ 花作りは、楽しくやることが”コツ“。 ○まとめ 黄色グループは、参加団体が、西区内という近い範囲で活動している事から、 今回、知り合えた事をきっかけに「お互いに情報交換」を行うこと。 また、花植えに取り組んでいる団体が多かった事から、「街をきれいにしよう という温かい心が人の気持ちを変え、美しいまちづくりの原動力になる。」 という事を意識して、今後も活動していきましょう!という結論になりました。 ○その他(市への要望など) ・花苗が足りないので増やしてほしい。 ・花苗の量や種類が均一である。人がたくさん集まる所、名所の周辺等について は、量を増やしたり、品種を変えたりできないか。検討してほしい。 ・早朝の暗い時間に活動を行っており、蛍光用具(テープやたすき)をもらえな いか。 ・花が自然に増えていくような品種(宿根草等)を選定してほしい。 緑色グループ ○参加者 18名 コーディネーター(司会) 花井 由美子さん(祝町市民センター館長) 花田 佐恵子さん(おおあざ清創の会代表) 枝光北まちづくり協議会 3名(八幡東区) 果樹支え隊 4名(八幡東区) おおあざ清創の会 2名(若松区) ひまわり 2名(若松区) 浅生まちづくり協議会 5名(戸畑区) ○ 意見交換で出た主な意見 ・花苗が少なくて困っている。 ・道をきれいにすること。また、道を汚さないことも大事である。 ・道がきれいになっていくこと、樹木を育てることなどに喜びの声が出ている。 また、活動を楽しみにしている人がいて、他の町からも参加してくれている。 ・子供たちとの活動の輪を広げたい。 ・まち中に放置自転車が多いため、整理や行政への撤去依頼も行っている。 ・住宅など建設現場の周りにはゴミ(タバコのポイ捨て)が多いように感じる。 ・活動している通りがもっと活気が溢れるように行政と一緒に頑張りたい。 ・犬のフンを始末しない、などマナーの問題がある。 ○まとめ 緑色グループでは、きれいな街づくりには、道路サポーターの取り組み とともに、一人一人のマナーアップも大切であるとの意見が多く出ました。 そこで、今後一年間の共通の目標を「地域のマナーアップ」と決めて 各団体が地域で啓発活動に取り組んで行くこととしました。 ○その他(市への要望など) ・花苗を増やしてほしい。 ・花苗の代わりに花の種や土、堆肥などを支給してほしい。 ・植樹帯の縁石(の高さ)を一考してほしい。土が流れ出て困っている。 ・側溝に落ち葉が溜まりすぎて、掃除が大変である。 ■第三部 建設局長による乾杯挨拶の後、総会参加者の投票で決定したサインボードの結果 を発表しました。また、第二部で決定した懇談結果(来年度の取組内容)とともに、 参加団体の紹介も行いました。 会場では、参加団体同士の活発な意見交換が行われ、参加いただいた北橋市長と の語らいにも花を咲かせました。 当日のアンケート結果では、9割の方から、今後も開催して欲しいというご意見 をいただき、盛大のうちに終了しました。 交流会場の様子 投票結果発表 第二部のまとめを発表 北橋市長も参加しました 第三回 北九州市道路サポーター総会 プログラム ■日時 平成20年2月18日(月) 13時30分~18時 ■場所 西日本総合展示場新館会議室(AIM3階) ■式次第 第一部 総会(13時30分~15時) ○主催者挨拶 北橋 健治 北九州市長 ○来賓挨拶 吉崎 収 国土交通省九州地方整備局道路部長 (岸 道路調査官 代読) ○基調講演 中村 幸子 熊本の道を語る女性の会会長 講演テーマ「道をテーマに地域の元気づくりを!」 中村幸子氏プロフィール 熊本生まれの肥後っ子。熊本大学薬学部卒業。ふるさと の自然や歴史、文化の取材や掘りおこしを行う中で地域N POや女性、経済団体などと巨大なネットを形成。 現在、道守くまもと会議・事務局長や地域の活性化、観 光振興等の活動に取り組むNPO法人「Hand To Land」 の理事長。ラジオのDJや数々の情報誌の編集長も努める かたわら、道路や河川などを舞台に地域を元気にするプロ デューサーとして幅広く活躍中。 ○市の取り組み ○実行委員挨拶 第二部 グループ別懇談会(15時~16時30分) 第三部 交流会(16時30分~18時) ○乾杯 ○交流会(愛二部のまとめ発表、道路サポーター登録団体の紹介) ○閉会
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