山梨県立甲府工業高等学校 電気科 課題研究授業

地域産業の担い手育成プロジェクト
(工業高校等実践教育導入授業)
技術者派遣
山梨県立甲府工業高等学校
電気科 課題研究授業
研究テーマ
シーケンス制御
(PLCを利用した制御)
株式会社アイメック
代表取締役 石川 勝秀 氏
山梨県立甲府工業高等学校
電気科3年1組
森下 良 河西 新 野澤 潤
早川智彦 深澤雅基 望月智也
電気科3年2組
上野友裕 金丸大也 坂本竜一
田中智也 藤巻 靖 両角大樹
はじめに(1)
・授業実習計画
年間12回(12日)
内訳 講義及び技術指導8回
企業現場実習2回
IT技術講習2回
・授業形態
企業技術者と先生および生徒による
Brain stormingを取り入れた授業
はじめに(2)
講義の要点
○電気系技術者のものづくりとは?
○これからの技術者に必要な考え方
○PLCによる制御技術
地域産業の担い手育成プロジェクト(工業高校等実践教育導入授業)
企業技術者による授業
★授業の様子紹介★
・株式会社はくばく 工場見学
・株式会社アイメック 石川社長の講義
・インターネットによるロボット制御講義
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課題研究 映像ファイル.avi
使用機器の紹介
プログラマブルコントローラ
PLC(KV5000)の説明
KV5000とは、マイクロコンピュータ(CPU:中央処理
回路)とメモリ(記憶素子)を内部に持っているプログ
ラマブルコントローラです。
タッチパネル
VT3(ver.1)の説明
作画ソフトでパネル上
に部品を簡単に装飾し、
銘板やスタイルも自由
に設定することができま
す。
2000種以上の高品位パーツを内蔵
① スイッチ部品
②数値表示部品
③アニメーション部品
・メータ
・ランプ
・モータ
・ベルトコンベアetc…
研究テーマ設定のコンセプト
自動制御の技術を活かし世の中を便利に・・・
実用性が高く、有効利用のできるシステムを実現するた
めに、始めに、「考える」ということを基礎としました。
1組は・・・
まず、「身近にあるもの」ということでペットである、「犬」や
「猫」でした。
飼い主の悩みがペットを旅行などに連れて行けないこと
だと聞いたので「ペット用自動世話器」を思いつき、みん
なで話し合い製作することを決めました。
2組は・・・
みんなで考えた結果、料理が自動でできたら便利だとい
う意見にまとまりました。
そこで、誰もが好きな「チャーハン」を、自動で作ることが
できる装置を製作することにしました。
研究課題の説明
1組 ペット用自動世話器
おもに、水や餌やり、フンの
処理を自動で行なっている
2組 チャーハン自動調理器
それぞれの材料を調理し、
自動でチャーハンを作る
製作タッチパネルのデザイン
自動世話器 操作盤
アクセル
R1000
DM2000
回転数(r/min)
ブレーキ
R2000
メーター
タイムチャート↓
餌・水供給回路
タイムチャート
糞・尿処理回路
チャーハン
タイムチャート
|動作紹介
実習ボードでシュミレート
いたします。
ご覧下さい。
制御機器とネットワークの接続
WEBサーバーに接続
イーサネット
主にパソコンなどをインターネットなどに接続するために
使用。
| 構内(家庭内)のネットワークをLAN
(LocalAreaNetwork)と呼び、インターネットなどの外
側を含めた大規模なネットワークをWAN
(WideAreaNetwork)と呼ぶ。WANは複数のLANを
つなぎ合わせた大規模なネットワーク
| それぞれの機器にはIPアドレスと呼ばれる機器固有の
番号をつけてそれぞれの機器を判別する。
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イーサネット
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IPアドレス
まとめ(研究課題を終えて)
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自動制御は、様々な分野で使われていることが分かりました。
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普段、授業では学ぶことの出来ない多くの技術を学ぶことが
出来ました。特に、インターネットを使った制御技術などです。
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技術は時と共に進歩していきますが、決して基本は変わらな
いということも学びました。
感想
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企業の方と接することはこれから、社会人になる僕達に
とってはより実践的に社会を知ることへの第一歩になる
のですごくいい勉強になりました。
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今までは、与えられたものを使うだけでしたが、この授業
を通して零からものをつくりだすことの難しさや、つくり終
えたときの達成感を感じることができました。
|
企業見学を行なった際には、僕達が普段勉強している
ことを基礎とし、企業独自の技術が企業経営や僕達の
生活環境の向上に繋がっていることがわかりました。
★発表を終わります
ありがとうございました
エサ・
水供給回路 ラダー図
糞・
尿処理回路 ラダー図