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NEWS
RELEASE
報道関係者各位
2014年10月29日
子育て世代に急増中!いつかやってくる新たな家族の問題
育児と介護の『ダブルケア』を語り合うワークショップを11/8に開催
主催:NPO法人マドレボニ―タ
平成26年度東京ウィメンズプラザフォーラム参加企画
NPO法人マドレボニ―タ(代表:吉岡マコ、本部:東京都杉並区)は、子育て世代に急増する育児と介
護の両立問題「ダブルケア」について語りあう限定参加型イベント「いつかくる!育児、介護と働くを
実現するためのダイバシティサロン 」を開催します。本イベントは家族の「ダブルケア」問題に直面す
る当事者や企業の人事担当者などを対象とした、リラックスして本音を語れる限定10名の対話型イベン
トです。当日は長年、産後女性のケアに取り組むインストラクターによるボールエクササイズ体験や参
加者同士のシェアリングなど、心と体を軽くするプログラムを実施します。
※本イベントはNPO法人マドレボニ―タが主催し、男女平等参画社会を目指し啓発・交流事業を行う
「東京ウィメンズプラザ『平成26年度東京ウィメンズプラザフォーラム参加企画』」として実施されま
す。
ダブルケアの増加、背景には晩婚・晩産化が影響
近年、両親の介護と実子の子育てが同時に起こる「ダブルケア」を行う女性が増加して
います。背景には少子化と高齢化の同時進行、そして晩婚・晩産化によって子育ての時
期が遅くなっていることが挙げられます。
事実、内閣府発行の「少子化白書」によれば女性が初めて結婚する年齢(平均初婚年
齢)と第1子を出産する年齢(平均出生時年齢)は年々上昇し、平成24年度は初婚年齢
が29.2歳、出生時年齢が30.3歳と、過去最高を記録しました。
仕事との両立支援は拡充、しかし利用実態はわずか
国は子育てと仕事、介護と仕事の両立を支援する育児介護休業法を改正し、子育て中の短時間勤務の保障、介護
休暇の新設など、支援制度を拡充しています。しかし仕事・育児・介護の3つの両立は就労者実態が未知数で、支
援が追い付いていないと考えられます。特に、介護と仕事の両立は進まず、平成24年度の介護休業の取得率は常用
労働者の0.06%(女性0.12%、男性0.06%)とごくわずかで普及には至っていません。
一方で産後女性が安定して仕事と育児、さらに介護を両立するには、女性自らが心身の変化を認識し、当事者同
士の対話を通して、働き方や生き方についての考えを見直すことも必要です。マドレボニ―タでは全国で産後女性
が自ら取り組み、心と体の回復を支える講座を全国約50か所で展開しており、企業や自治体からも注目を集めてい
ます。
【平均初婚年齢と第1子出産年齢の推移】
【近年の育児・介護休業法の変更点】
■子育て中の
働き方の見直
し
• 子どもが3歳までは、短時間勤務制度を置くこと、
労働者の請求があった場合所定労働以外を免除
することが、事業主の義務に。子どもの看護休
暇も拡充。
■父親も子育 • 父母が両方育休を取得する場合、育休の取得期間
てができる働 が延長、父親の育休再取得が認められるなど、父
親も子育てしやすくなった
き方の実現
■介護のため
の短期休暇制
度が創設
• 要介護状態の家族の通院付き添いなどのため、年
5日の介護休暇が新設
厚生労働省「平成21年改正法の概要」より作成
【NPO法人マドレボニータ※とは】(※スペイン語で“美しい母”という意味)「産後女性の健康の回復と増進」のためのプログラムの開
発・研究・普及を通じて、母となった女性が心身ともに健やかに人生を送れるようサポートをしている団体です。現在24名の認定インス
トラクターにより、全国約50カ所にて「産後のボディケア&フィットネス教室」を開催しております。
【本件についての問い合わせ先】
NPO法人マドレボニータ事務局 広報担当:八田吏(はった つかさ)
〒168-0071 東京都杉並区高井戸西2-12-23-301 TEL: 090-7312-4988 /MAIL:[email protected]
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イベント概要
◆「いつかくる!育児、介護と働くを実現するためのダイバシティサロン」
育児・介護中の社員は会社にどう貢献するのか、どんなサポートを求めてるのか、当事者はもちろん、人事の方も、
みんな違って、みんないい!を実践する職場環境を一緒に考えませんか?
産後女性が育児休業中に教室へ参加し、「本音を話せる場の大切さを知った」「職場復帰への意欲が高まった」という声も
多いNPO法人マドレボニータのプログラムを用い、心地よい有酸素運動とコミュニケーションを深めるワークを行います。
日時 2014年11月8日
【会場地図】
時間 14:00~16:00
会場 東京ウィメンズプラザフォーラム 視聴覚室B
(東京都渋谷区神宮前 5-53-67)
対象 育児・介護に関心のある方
(当事者・企業人事担当、その他歓迎)
費用 1,500円(税込)
プログラム
・自己紹介
・ボールエクササイズ体験
・シェアリング
講師 仲井果菜子
マドレボニータ理事、産後セルフケアインストラクター。徳島県徳島市出身。
国際基督教大学教養学部国際関係学科卒業後、IT企業での英和翻訳に携わる。
'03年初めての出産を経て、産後女性がたどる心身の変化に深い興味を抱き、マドレボニータの門を叩く。
'07年、当時在住していた沖縄で地方初の認定インストラクターに。
現在は東京に在住、世田谷区・新宿区・中央区・文京区等でクラス・講座開催。
インストラクターの養成も担当する。二児の母。
NPO法人マドレボニ―タのご紹介
マドレボニ―タは産前・産後女性のに向けたボディケア&フィットネスプログラムを全国50か所以上で実施して
います。自治体と連携した産前・産後プログラムの実施や、女性が活躍する企業のダイバシティ研修など、産
前・産後の当事者とその周囲に向けた様々なプログラムを提供しています。
また全国でも最大規模の産後女性の調査・研究を行い、産後女性の関わる問題の啓発を行っています。
NPO法人マドレボニ―タ 設立:1998年(法人設立:2008年)
代表;吉岡マコ
【1】教室事業
産前・産後のボディケア&フィットネス教室の開催
受講者数6500名(2013年10月〜2014年9月)
【2】養成事業
産後セルフケアインストラクター養成コース
【3】調査・研究・開発事業
NECワーキングマザーサロン
『産後白書』『産褥記』シリーズ、『マドレジャーナル』の発行
新規プログラムの開発
【NPO法人マドレボニータ※とは】(※スペイン語で“美しい母”という意味)「産後女性の健康の回復と増進」のためのプログラムの開
発・研究・普及を通じて、母となった女性が心身ともに健やかに人生を送れるようサポートをしている団体です。現在24名の認定インス
トラクターにより、全国約50カ所にて「産後のボディケア&フィットネス教室」を開催しております。
【本件についての問い合わせ先】
NPO法人マドレボニータ事務局 広報担当:八田吏(はった つかさ)
〒168-0071 東京都杉並区高井戸西2-12-23-301 TEL: 090-7312-4988 /MAIL:[email protected]