ブログ:用語の変遷 32 Advisors :無人飛行体コンサル子会社

SPARView Vol. 12, No. 20- May 22, 2014
ブログ:用語の変遷
筆者(Sam Billingsley)がこの分野に関わり始めて感じることだが、そこで使
われる用語、キャッチフレーズが次々と変わってきている。最初は「高解像度測
量(high definition surveying)
」といわれ、次に「レーザスキャン」という言葉
が登場し、数年前に「3 次元画像(3D imaging)」という用語が多用されるように
なった。Autodesk 社が本格的に乗り出してきて、
「ReCap( Reality Capture)」と
いう言葉を提言し、最近ではさらに「Reality Computing」を掲げている。
センシング技術志向から、それをどう使っていくのかという言葉に変わってきているといえる。
原文では考古学分野でのラジオインタビュー(radio interview)や mLIVE.com 報告(this article)
を取り上げ、3 次元環境が人間の発想や理解にどんなインパクトを与えているか、などに話を展開してい
るが、抄訳は省略。
<原文> Read more here.
32 Advisors :無人飛行体コンサル子会社設立
ニューヨークに本拠をもつシンクタンク 32 Advisors 社は、無
人飛行体適用に関するアドバイスを行う子会社 Measure
(www.measure32.com)を設立した。これまで政府機関の国家安
全とその航空計測を中心にサービスをしてきたが、子会社を作
って広く農業分野などの民生用のサービスに広げていくのが狙
いである。無人飛行体の市場は、毎年 2 ケタの成長を遂げ次の
10 年の間に$100 billion(10 兆円)にまで成長すると予測して
いる。
<原文> 32 Advisors Announces Formation of Measure, Drone as a Service℠
オートデスク: 3D プリンターのオープンソース環境整備
オートデスクは、3D プリンター利用のオープンソースとして Spark と称する環境を提供する。オートデスクの
ブログ On In the Fold で、CEO である Carl Bass 氏は「こうしたオープンな環境が用意されることで、各
社がさらに活発な開発が行われ、まだまだ多くの新しい成形素材へ適用も開発されていくであろう」と
述べている。このオープン環境での Spark と 3 次元プリンターは、年内にはリリースされる予定である。
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<原文> Autodesk Reveals Open-Source 3D Printer and
Software Platform
MicroSurvey Releases STAR*NET 8
MicroSurvey 社は、地形測量のための最小二乗法調整(least
squares adjustment)ソフトウェアの新版 STAR*NET 8 を
発表した。
ビデオデモ:www.microsurvey.com
<原文> MicroSurvey Releases STAR*NET 8 for Improved
Least Squares Adjustment
3 次元プリンターの求人求職サイト
ドイツのデュッセルドルフに拠点をおく新会社 3DPJ,が、3 次
元プリンターの求人求職サイトを立ち上げた。rapidreview.de で
エンジニアの募集を行っている。
また、3d-printing-jobs.com
もジョブサイトを開いており、
数多くの出展者がリストされている。標準単価は 45 日間の期間
で$ 179 である。"Quit your Job - the 3D Printing Industry is
waiting for you"を合言葉として世界に向けてキャンペーンを行っている。
連絡先: Christoph Trautmann
Düsselthaler Straße 8
Tel: +49 (0)151/223063-26
40211 Düsseldorf, Germany
Mail: [email protected]
<原文> First Job Portal for the 3D Printing and Rapid Prototyping Industry
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OGC:CityGML 3.0 開発公募
地理空間情報の標準化を推進する団体である OGC(Open Geospatial Consortium. )
は、次世代の言語 OGC City Geography Markup Language (CityGML) 開発のため
のメンバー参画を募集している。
http://www.opengeospatial.org/standards/requests/119.参照
CityGML は、モデル記述言語 XML で開発されている地理空間情報記述方式で、ヨーロッパ、カナダ、
中東、アジアの各国で利用され、EU(European Union)の共通基盤 INSPIRE 標準の一部でもある。
CityGML 3.0 の仕様は、OGC 内の国際組織 Special Interest Group 3D (SIG 3D)で検討が重ねられてい
る。
<原文> The OGC Seeks Public Participation in the Development of CityGML 3.0
<訳者コメント>
OGC などデータの世界標準は、またしてもヨーロッパが主導しているようだ。日本からも世界標準化
活動と会議に積極的に参画しているものと信じたい。
以上 抄訳は河村 [email protected]
2014-05-27
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