確かな読みの力をつけるためのポイント

確かな読みの力をつけるためのポイント
福山市立樹徳小学校
具体的な言語活動
物語文を読むためのポイント
学年
○物語文 ウ
場面の様子について,登場人物の行動を中心に想像を広げながら読むこと。
1
・
2
年
・物語の構成をつかむ。
・時(いつ)場(どこ)登場
人物(だれ)の3観点で場
面を分ける。(場面分け)
・「いつ」「どこで」「だれが」
「~した(人物の行動)」に
決まった印を付ける。
(場面の様子)
・登場人物の行動や会
話,身振り,挿絵から場面
・「だれが,いつ,どこで~
の様子を想像する。
した」を話す。
(登場人物の行動の動
作化)
・登場人物に同化して,想
像したことを付け加えなが
ら動作化する。
(想像を広げる)
・ペープサート
・音読を録音して放送
・音読発表会
・「大きなかぶ」の劇
・紙芝居
・リーディングシアター
○物語文 ウ
場面の移り変わりに注意しながら,登場人物の性格や気持ちの変化,情景などについて,叙述を基に想像して読むこと。
3
・
4
年
・物語の構成をつかむ。
(場面分け)
「時」「場」「中心人物の変
化」最も大きく変わったの
はどこか,それはなぜか,
線を引く。
(場面の移り変わり)
・場面と場面を関連付け
ながら,中心人物の気持
ちがどこでどのように変
わったか理由付けをす
る。
(登場人物の性格や気持
ちの変化)
・感想文発表会
・字数制限を付けて,場面
・ザ・ムービー予告編
ごとにあらすじまとめをす
・誰の視点から書かれて ・文章を読んで思ったり感 ・劇音読
る。いつ・どこで・だれがを
いるか明らかにする。
じたりしたことをまとめる。 ・紹介カード
落とさずに書く。
(視点) (想像して読む) ・音読劇
(叙述を基にする)
・本の帯
・読後感メーター
○物語文 エ
登場人物の相互関係や心情,場面についての描写をとらえ,優れた叙述について自分の考えをまとめること。
5 ・物語の構成をつかむ。
・ (場面分け)
「前話」「展開」「後話」
6 クライマックスはどこか,
年 どのように変わったか,そ
れはなぜか,線を引きな
がら読む。
(場面についての描写)
・中心人物と重要人物,登
場人物の関わりとその変
化を読む。会話文に着目 ・字数制限を付けて,物語
の大きな変化,クライマッ ・話者がどの人物に寄り
し,心情をとらえる。
(登場人物の相互関係) クス場面を中心にまとめ 添い書かれているか視点
る。
を明らかにする。
※中心人物:物語全体で一番詳しく (叙述を基にする) (視点)
描かれ,心情の大きな変化がある
人物
※重要人物:中心人物の変容に大
きな影響を与える人物
学
◎単元のゴール(言語活動)を児童と共に考え,学習計画を立てる。
校
◎一時間一時間の授業内容と最終言語活動をつなぐ。
統
◎単元全体の付けたい力と一時間ごとの付けたい力を明確にし,関連させて作品を読む。
一
・人物事典
・○○を推す(推薦文)
・最も自分に語りかけてき
・図・表・グラフを使って伝
た内容(主題)を中心にま
える。(社会科と関連)
とめる。
(自分の考えをまとめる) ・ブックポスター
・わたし物語
・絵の解説文