国語『お手紙』(物語文・登場人物)

平成24年度 島田市立相賀小学校 1年学級通信
平成25年2月38号
国語『お手紙』(物語文・登場人物)
国語は、物語文『お手紙』に入っています。タ
イトル・作者・訳者を確認しました。子どもたち
は、“訳”で悩みました。正解が出せずにいたの
で、「日本語に直した人だよ。」と教えました。そ
こで、学習問題に入りました。
【学習問題】『お手紙』の登場人物は、誰で
すか。
子どもたちは、四人の登場人物をあげました。
①がまくん
②がまがえるくん
③かえるくん
④かたつむりくん
すると、すぐに意見が出ます。「四人じゃなくて
三人だよ。」「だって、がまくんとがまがえるくん
は、一緒だよ。」「がまがえるくんの名前が、がま
くんだよ。」と言います。登場人物が三人である
ことが分かりました。さすが一年生。登場人物は、
『話す』『動く』という定義を覚えていました。
そして、登場人物が重なっていることも理解しま
した。
もう、立派な一年生なので、難易度をあげた問
題を提示してみました。
中心人物(主役)は誰ですか?
と聞いたのです。子どもたちは、「かたつむりく
んは絶対に違うね。」「かえるくんだよ。だって、
一番たくさん出てくるからだよ。」「かえるくんが
お手紙を出して助けたんだよ。」「かえるくんが一
番活躍しているよ。」と言います。その通りです。
普通の物語では、その考え方が通用します。しか
し、この物語は特殊でした。そのため、
気持ちが大きく変わった人だよ
とアドバイスしました。
「そうか。がまくんだよ。
お手紙をもらって、悲しい気持ちから嬉しい気持
ちに変わっているよ。」「がまくんがびっくりして
いるよ。気持ちが大きく変わったということだ
よ。」と納得していました。物語文の読み方を、
ますます身につけている一年生です。
【国語の授業の一場面】