指揮:藤野栄介 Eisuke Fujino 1989 年桐朋学園大学音楽学部卒業、同研究科修了。指揮を岡部守弘、堤俊作、マスタークラスにて小沢征 爾、秋山和慶各氏に学ぶ。1991 年アスペン国際音楽祭ミュージックスクールに参加。ムリー・シドリン、 クラウディオ・シモーネ各氏に学ぶ。1992 年財団法人民主音楽協会主催のダボス国際音楽祭アンサンブル 日本ツアーにコントラバス奏者として参加。1993 年≪ダボス国際音楽祭(スイス)≫ に参加。 “ミュージッ ク・オリンポス”国際音楽祭プレジデントであるイリーナ・ニキティナの薦めにより 1994 年よりロシアへ。 国立サンクトペテルブルク音楽院にて指揮をイリヤ・ムーシン、ヴァラディミール・チェルヌシェンコ各 氏に指導を受ける。 1997 年 12 月、フィルハーモニーホール(ロシア/サンクトペテルブルク)にてサンクトペテルブルグ交 響楽団(ディミトリー・ショスタコーヴィチ記念アカデ ミックシンフォニーオーケストラ)を指揮し、ロ シアデビュー。以後、定期演奏会出演。また世界三大美術館の一つとされる国立エルミタージュ美術館内 のエルミタージュ劇場にて、美術館公式オーケストラであるエルミタージュ室内管弦楽団を指揮。以後、 様々な美術館内のホールで開催される演奏会に定期的に出演するようになる。1997 年≪佐賀国際音楽祭≫ を創設。2001 年までの 5 年にわたり総合ディレクター。1998 年よりエルミタージュ室内管弦楽団の客演 指揮者及び、エルミタージュ音楽財団のエグゼクティブディレクター。1999 年よりエルミタージュ室内管 弦楽団プリンシパルコンダクター、2001 年 9 月からはパーマネント・ゲストコンダクター。2010 年 から はサンクトペテルブルグ・ステーツアカデミックシンフォニーを度々指揮。2001 年 6 月 に国立エルミタ ージュ美術館で開催されたミレニアムイベント “チューバ・ミルム”(“Tuba-Mirum”International Culture Project)においてコ・プロデューサー兼オフィシャルパートナー(Co-Producer/Official Partner) 。 こうした様々な活動はロシアテレビ RTR にてロシア全土へ複数回放送されている。2007 年第 1 回よりエ ルミタージュ日露国際芸術祭開催より総合ディレクター。他、様々なロシア国内のオーケストラを指揮、 国際文化プロジェクトをプロデュースしている。ロシア国立エルミタージュ美術館オーケストラ指揮者、 エルミタージュ音楽財団エグゼクティブディレクター、ノーザンフラワース(北国の花)国際室内楽音楽 祭コ・ディレクター(~2011)。著作に「指揮者の知恵」(学研新書)がある。今までに、オルリ・シャハ ム、ラ ルフ・マンノ、アルフレード・ペルル、イリヤ・コノヴァロフ、ロバート・チェン、ミロスラフ・ クルティシェフ、セルゲイ・ロルドゥーギンらと共演。
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