感染性胃腸炎 高槻市立樫田小学校保健室 平成２１年１２月１日（火）№１０ 樫田の里の木々も、きれいに色づきを終え、いよいよ本格的な冬の到来です。日中の気 温はわりと高い日が続きますが、朝晩の冷え込みは厳しく体調を崩しやすのでご注意くだ さい。 今年も残すところ 30 日です。今年一年の締めくくりにふさわしい、健康的な生活を送 り、元気に今年を終えましょう。 インフルエンザも引き続き大流行しております。これからの季節、新型インフルエンザ に加え、季節性のインフルエンザも流行しますので、「もう今年はインフルエンザにかか ったから∼」と、気を抜くことなく、手洗い・うがい・咳エチケットに加え、基本的な規 則正しい生活リズムといった予防をしっかり行っていきましょう。 ∼ご注意ください∼ 嘔吐・下痢・腹痛・発熱などの様々な症状をひき起こす感染性胃腸炎 は高槻市でも年間を通して発生しています。 新型インフルエンザの大流行に隠れてはいますが、感染性胃腸炎も発 生しており、これからの季節、さらに流行すると思われます。特に、感 染力・症状が強いノロウイルス感染症には要注意です。感染予防を今の うちからしっかり行い、流行を防ぎましょう。 感染性胃腸炎は、インフルエンザと同様、学校伝染病に指定されてい ますので、診断された場合、出席停止扱いとなり、欠席にはなりません。 もし、嘔吐・下痢などの症状が見られる場合は、無理な登校は避け、早 めに病院受診をしてくださいますようお願いします。 感染性胃腸炎の予防方法 「レッドリボン」の意味を知っていますか？ 12 月 1 日は世界エイズデーです エイズとは HIV というウイルスによって起こる病気です HIV はヒト免疫不全ウイルスと呼ばれ、その名の通り、人間の免疫機能を破壊していきま す。免疫が十分に働かなくなることにより、様々な感染症や悪性腫瘍などを引き起こすよう になります。この状態がエイズです。 （HIV に感染しただけではまだエイズとはいえません。） HIV に一度感染すると、完全に排除することは今のところできません。しかし、現在は、 多数の抗 HIV 薬が開発され、HIV の増殖や病気の進行を抑制することも可能になり、元気 に生活できるようになっています。 HIV というウイルスは感染力が弱いため、普段の生活で感染することはありません。しか し、エイズに限らず、感染する病気については、いろいろな間違った見方・知識が広まり、 差別が生まれている実情があります。まずは正しい知識を持ち、自分が感染したら…、家族 が感染したら…と自分にも起こりうることだと考えてください。 エイズに限らず、病気にかかった人にとって、病気と闘うのはとても大変なことです。病 気などで傷ついた人の心を救うのは、やはり人の心の温かさだと思います。 レッドリボン、赤いリボンは HIV・エイズ患者を差別しない「意志表示」で 加熱・手洗い・うがいで予防しましょう！ ○食品は加熱調理する。（中心温度８５度以上で１分以上） ○調理前や食事前、トイレのあとは石鹸で手洗いを入念に行う。 ○外から帰ったらうがいをする。 加えて、日々の規則正しい生活により、病原体に 対する体の抵抗力を高めておくことが大切です。 嘔吐物・便の処理方法 ① 手袋を使用し、すぐにふき取る。（直接触れてはいけない） ② 乾燥させない。（乾燥させると空気中に漂う） ③ 消毒する（家庭用台所用塩素系漂白剤を１０倍に薄めて使用） ＊処理に使用した、手袋・紙等はゴミ袋の封をしっかり行い、捨てる。 ☆特別献立のお知らせ★ 12 月 24 日、平成 21 年最後をしめくくる学校給食で、ささやか ですがクリスマスパーティーを予定しています。
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