中1木曜コース 中1国私立コース

中1木曜コース
中1国私立コース
★ 2か月で公立中1年分の学習
小学校で英語が導入されて以来、中学校の授業は以前の「書かない遊びの導入」を大幅に減ら
しました。既に長姉、長兄が中学に進まれている方は、「書く力」の必要性を痛感されていると
思います。
短期間で、英語を習得させる場合、能力の高い方が気を付けるべきことがあります。
小学校時に中学受験塾等で学んだ最も大きな成果は、「単に暗記に頼るのではなく、思考によ
り解答を導き出す」ことです。暗記は最小限にとどめ、暗記知識を自身で活用することにより、
レバレッジを効かせた能率的な学習が、受験を成功へと導かせるのです。
そんな新中1の生徒に、ひたすら暗記を中心とした英語導入をさせたらどうなるでしょうか。
恐らく、そのやり方の非合理性、非能率性に疑問を感じるに違いありません。能力の高い子が英
語嫌いになるのは、このケースが非常に多いのです。
ウェブスターでは、Phonics(文字と発音の規則性)をもとに、初めて見た英語が読めるようにし
ていきます。それにとどまらず、文字と発音の規則に当てはまらない単語に関しても、独特の指
導法により、その単語を発音できるようになっていきます。
今度は逆に、外来語として知っている英語ならば、それを書くことができるようになります。
そして、書けることにより、外来語から英語としての正確な発音がお手本を聞かなくてもできる
ようになっていきます。
最小限の暗記知識をもとに、等比級数的に知識を増やすこと。
発音と単語の習得に関する一例ですが、出だしの方針さえ間違わなければ、2か月で公立中1
年分の学習は、決して無理なプランではありません。
私立中学では、この進度が必要とされているのです。もちろん公立で通知表5を取るにも、こ
の進度は不可欠です。
★ 読む→書く→話す→聞く この順序が最も効率的
単語に関しての基礎学力がつけば、リスニングの問題もディクテーション(英語音声の書き取り)
から入ることにより、飛躍的にリスニング力が向上します。
何を言っているかが書けるのですから、音声を丸暗記しているのではなく、内容をしっかり把握
できています。今度はそれを自身で話すのも容易ですし、いくつかの単語やフレーズを置き換える
ことで、使える状況は無限に拡がります。日常、このようなトレーニングを積み重ねますので、リ
スニングテストでもまごつきません。日本人が聞き取りにくい助動詞の入った表現も、子音の省略
も、「ああ、こう言っているのね」と、平然と理解できます。
4教科で培った基礎学力があれば、飛躍的な英語力向上は簡単です。
中1木曜コース
ウェブスタ-の英語のクラスは、口語、会話、コミュニケーション指導に、高い実績と評価を戴い
ております。中学修了レベルで、2次試験に試験官との1対1の英語面接のある英検3級に、中1
で大量の合格者を出すことも、その例です。
そのような私たちが、これから中学生となる皆様にお奨めする勉強法
それは
「学校が光速授業になる5月までに、徹底的に書く練習をして、友達に完全な差をつけること」
です。
中学校の進み方は、4月はそれほど速くはありません。入学式に始まり、オリエンテーション、部
活の見学、あるいはクラス編成や座席替えなど、英語も含め、すべての教科において実質的な授業
は、ほとんど行われません。
このことは、入学直後からハイペースで授業をやって、生徒がついていけなくなることへの批判に
対する、格好の言い訳を兼ねています。中学校入学で、本格的な英語に関しては、同じスタートラ
インに立ったのだから、4月だけゆっくりやれば「丁寧な導入を行った」という言い訳が完成しま
す。
ですから、中1の4月だけは、英語の授業は楽勝です。ほとんどの生徒がテストで高得点を取れる
ということも、ごく当たり前のことなのです。
とりあえず最初の1か月だけは、アルファベットと、ALT(英語を母国語とする外人補助講師)
の物珍しさと、歌やゲームをやることで過ぎ去ります。このような状況の中で、最も放置されるの
は、英語を書く学習です。英語を言いながら書く、読みながら書く、聞きながら書く、・・これら
がどんなに大切かわかっていても、書くことに比べて生徒の受けが良いゲーム的授業に流れていく
のです。
そして、この代償は早くも5月に清算されます。
中1の間に消化しなければならないことを、本格的な部活のスタート、遠足、体育祭、その他の学
校行事の合間を縫って、夏休みまでの残り2か月半の間に超音速もしくは光速のペースでやらなけ
れば間に合わないのです。入学直後のノンビリペースで、このまま永遠に授業が続くと思っていた
生徒は、早くもここで完全に脱落するのです。
導入をゆっくりやることは、必要なことです。それで、救済される生徒も少なくないでしょう。し
かし、5月からのハイペースで脱落する生徒も現実に存在します。
コミュニケーション、そして、英会話。これらの言葉は、英語教育を金縛りにしています。しかし
それらだけでは、真の実用英語は身につかない。・実践で必要なのは、むしろ、読むこと、書くこ
とであることを、海外勤務を経験し、あるいは仕事で英語を使っていらっしゃるご父兄の方は、実
感されていると思います。