text here

GDM 51/2009R
2009 年 9 月 2 日
エアバス、急角度進入が可能な A318 を引き渡し
欧州を代表する航空機メーカー、エアバス(本社:仏トゥールーズ、社長兼 CEO:トム・エンダー
ス)は 9 月 2 日(現地時間)、ブリティッシュ・エアウェイズに急角度進入(スティープ・アプロ
ーチ)が可能な A318 を引き渡したことを発表した。A318 は通常の着陸進入角度よりも急な角度で
着陸することのできる認定を受けた最大の旅客機。市街地の空港を結ぶ長距離飛行などでビジネス
客の時間とコストを節減する。ブリティッシュ・エアウェイズは今回の A318 の引き渡しによって、
4 機種で構成される A320 ファミリーを全機種保有することになり、エアバス機が特徴とする機種間
の共通性からくる航空機の運用および整備における利点を最大限活用することができる。
急角度進入が可能な A318 は、山地の空港や市街地に近接する空港のような規制の多い地域での運
用に最適な航空機であり、厳しい騒音規制に対応している。ブリティッシュ・エアウェイズの A318
は CFM インターナショナルの CFM 56-5B9/3 エンジンを 2 基搭載する。
ブリティッシュ・エアウェイズの A318 は、「クラブ・ワールド」の客室にフルフラット・ベッド
になる座席を 32 席装備。「OnAir」による通信サービスを提供し、乗客は飛行中でも電子メールや
インターネット、携帯電話でのテキストメッセージを利用することができる。A318 は同社が現在保
有する 11 機の A321、37 機の A320、33 機の A319 に加わる。同社はまた A320 を 9 機と A380 を 12
機発注している。
A318、A319、A320、A321 で構成される A320 ファミリーは、単通路型機のベストセラー機で、これ
までに約 6,350 機の受注を獲得。現在、約 300 社に 4,000 機が引き渡されている。乗客への快適性
向上と航空会社への直接運航コスト削減を意図して設計されたエアバスの A320 ファミリーは、全
機種ともフライ・バイ・ワイヤ(電子制御飛行)システムを採用し、100 席から 220 席を装備する
航空機のなかで、最も高い共通性と経済性をあわせ持つ。A318 はビジネスジェット市場においても
ACJ、A320 プレステージと共に高い評価を受けている。エアバスのコーポレート・ジェットはこれ
までに 100 機以上の受注を獲得している。
エアバスは 100 座席から 525 座席以上を装備する最新旅客機を製造する航空機メーカー。フランス、
ドイツ、英国、スペインに設計・製造センターを持つ他、日本、米国、中国、中東に現地法人を置
く。本社は仏トゥールーズ。EADS が 100%出資する。
***
* このリリースに関するお問い合わせは下記へ
エアバス・ジャパン株式会社 藤宗 / 野坂
Tel:03-5573-8400 Fax:03-5573-8401
日本語ウェブサイト:www.airbusjapan.com
Airbus SAS
AN EADS COMPANY
PRESS OFFICE
1 ROND POINT MAURICE BELLONTE
31707 BLAGNAC FRANCE
PHONE +33 (0)5 61 93 10 00
FAX +33(0)5 61 93 38 36
E-MAIL [email protected]
WEB SITE www.airbus.com