今年も涼風と共に、神秘の蝶「アサギマダラ」が七二会の里に飛来しま

今年も涼風と共に、神秘の蝶「アサギマダラ」が七二会の里に飛来しました。
七二会では、アサギマダラが好んで吸蜜する「フジバカマ」を随所に植えてあ
りますが、それらの場所に、今年も忘れずに飛来してくれました。
アサギマダラ蝶は、大きな蝶で翅を広げると10cm 前後になります。黒と褐
色の模様とステンドグラスを思わせる、透けるような薄い浅黄色(あさぎいろ)
の斑模様の翅を持っています。胸にも特徴ある斑模様があり、これが名前の由
来となっています。
アサギマダラを有名にしたのは、その飛翔距離が 2,000km 以上にもなること
です。南の島から飛来した蝶が、夏に本州等の標高 1,000m 以上の高原地帯で
産卵します。そして、新しい世代の蝶が、気温の低下と共に、南方へ移動しま
す。南方への移動途中の蝶が、フジバカマの蜜を求めて、七二会でちょっと一
休みします。特に、フジバカマの蜜に含まれる成分によって、雄として成熟し、
繁殖が可能となることが知られています。
この蝶は、4ケ月程度の寿命と言われおり、「本州などの高原地帯」と「南
の島」を季節によって長距離移動しています。南下も北上も、新生の蝶であり、
渡りの時期、方角をどうして知ることが出来るのか。この蝶については、まだ
まだ未知な部分がたくさんあり、まさに「神秘の蝶」と言われる由縁です。
記
1.日
時
2.場
所
平成27年9月21日(月) AM10:00〜12:00
9月26日(土) AM10:00〜12:00
※ 雨天の場合は、蝶が来ないので中止します。
七二会塩地区「フジバカマ西園」
※ 臨時駐車場を用意してあります。
このフジバカマ園で、蝶のマーキングはご遠慮下さい。