第2部 楽夢音ロードショー

第2部
2部
楽夢音ロードショー
1ベル後カゲアナ(5分前)
本日は「楽夢音2016」にご来場いただきありがとうございます。
間もなく第2部を開演いたします。席をお立ちのお客様は、お戻りになりもう少々お待ちください。
2部 本ベル後カゲアナ
本日は「シネマ楽夢音」にご来館頂きありがとうございます。2部は皆様をさまざまな映画の世
界へとご案内します。
*映写機映像後、演奏開始
①シネマノスタルジア
1997 年から 2009 年までの 12 年間、日本テレビ系列『金曜ロードショー』のオープニング
に、宮崎駿(みやざきはやお)監督のアニメーションと共に使用された「シネマ ノスタルジア」。
独特の、哀愁を帯びたメロディー、物悲しく、ノスタルジックな響き。懐かしく感じられたとい
う方もいらっしゃったのではないでしょうか。演奏は高宮(たかみや まゆか)でお届けしました。
「Cinema Nostalgia」 (シネマ ノスタルジア)
作曲 久石 譲 (ひさいし じょう)
編曲 園山 結花(そのやま ゆか)昭和楽器・春日部支部
髙宮 まゆか
演奏 髙宮 まゆか(たかみや まゆか)
夕*インタビュー*「作曲は久石譲さんでしたよね?」で作曲者について語る予定
②Something’s coming
1956 年にミュージカルとして初演され、2016 年となる現在まで舞台化、映画化と長い間人気
を誇る「ウエストサイド・ストーリー」。原作と言われている「ロミオとジュリエット」での2つ
の家の争いを「人種間の争い」としてとらえ、現代社会的な視点からみているということで、
全ミュージカルの中でも名作オペラに匹敵するような古典的な地位を確立している作品です。
その中の数ある名曲から「何かがやってくる」という意味の「Something’s Coming」を
ジャズ・アレンジでお送りいたします。
「Something’s coming」(サムシングス カミング)
作曲 レオナルド・バーンスタイン
編曲・演奏 小宮山美智代(こみやま みちよ)
(インタビューなし)
③ラストエンペラー
わずか3歳で皇帝となり、北京にある紫禁城(しきんじょう)という高い城壁の中の閉ざされ
た空間で外の世界を知らされずに育った溥儀(ふぎ)。
時代の流れに翻弄される清朝最後の皇帝の激動の生涯を壮大なスケールで描いた歴史大作のテ
ーマ曲です。
作曲者の坂本龍一は日本人としては初のアカデミー賞作曲賞を受賞、これを機に「世界のサカ
モト」と呼ばれるようになりました。
この曲では豊富なエレクトーンの音色の中でも、私達には少し物珍しい中国楽器が沢山登場し
ます。西洋音楽であるオーケストラと東洋の伝統的な中国楽器奏者のコラボレーション、という
編成を思い浮かべてお楽しみください。
「ラストエンペラー」
作曲 坂本龍一
編曲 酒井知寿・澤田尚子
演奏
小高直子(こだか なおこ)佐藤純子(さとう じゅんこ)
澤田尚子(さわだ なおこ)
夕*インタビュー*
「舞台となったのは北京の紫禁城、現在の故宮博物院ですが、会場の中で行ったこと
がある方はいますか?」と手を挙げてもらい、そのあと澤田に質問「行かれたことある
とか?」「はい!」で紫禁城の魅力について語る予定。
④A Disney Spectacular
次にお届けするのはディズニー映画のメドレーです。
オープニングは「リトル・マーメイド」より「パート・オブ・ユア・ワールド」で華やかに幕
開け、夏の暑さを吹き飛ばす爽やかな音色で「アンダー・ザ・シー」
「美女と野獣」よりスローテンポなバラードから少しずつテンポアップされていく「ひとりぼっ
ちの晩餐会」「アラジン」から「ホール・ニュー・ワールド」
最後は女性の掛け声で軽快に「フレンド・ライク・ミー」が始まります。
それぞれの映画の場面を思い描きながらお聴き下さい。
(補足*吹奏楽の「A DISNEY SPECTACULAR」のスコアから3人のアンサン
ブルにアレンジ。サックス・ホルン・トロンボーンなどの楽器を移調したり、吹奏楽にはないエ
レクトーンならではの音を加え、広がりのあるサウンドに仕上がっています。)
「A Disney Spectacular」(ディズニー・スペクタキュラー)
作曲 アラン・メンケン
編曲、演奏 池邊真帆(いけべ まほ) 宍倉章子(ししくら あきこ)
庄子由美(しょうじ ゆみ)
昼*インタビュー*
「大人気のディズニープリンセス、その中で好きなキャラクターは?」
⑤千と千尋の神隠し
異世界に迷い込み、神々の訪れる湯屋(ゆや)で働くことになった少女、千尋(ちひろ)の冒
険と成長を描くファンタジー。
宮崎駿監督のスタジオジブリアニメ映画の中でもこの「千と千尋の神隠し」は評価が高く、アカ
デミー賞アニメ映画賞、音楽賞を受賞しました。作曲家・久石譲はこの映画で作曲、編曲、演奏
に加わり、その名前を世界的に有名にしました。優しさと力強さをドラマチックに表現した楽曲、
有名な数々のシーンを思い浮かべながら是非お聞きください。
「千と千尋の神隠し」(せんとちひろのかみかくし)
編曲 高木佳子
演奏者
雑賀敦子(さいが
あつこ)青木由希子(あおき
ゆきこ)
(インタビューなし)
⑥スターウォーズ
さて、次にお届けするのは、みなさまご存知の映画「スター・ウォーズ」。
これまで公開された7作に共通するのがジョン・ウィリアムズの音楽です。
壮大なファンファーレが有名なメインテーマはもちろんのこと、ダースベーダーやレイア姫のテ
ーマ曲やユーモラスな酒場のシーンの曲もお楽しみください。
本日の演奏は暗黒の帝王「ダースベーダー」、その歩兵部隊である「ストームトルーパー」、最新
シリーズ「フォースの逆襲」のヒロイン「レイ」、ジェダイの騎士「アナキン・スカイウォーカー」
がお送りします。
(ここから低めの声でおねがいします)
遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・
時は戦乱のさなか。
凶悪な銀河帝国の支配に反乱軍の秘密基地から奇襲を仕掛け、
帝国に対し初めて勝利を収めた。
さらにその戦乱の合間に、反乱軍のスパイは
帝国軍の究極兵器の設計図を盗み出すことに成功。
それは「デス・スター」と呼ばれ
惑星をも粉々にするパワーを持つ宇宙要塞基地だった。
凶悪な帝国軍に追われながら、
レイア姫は盗み出した設計図を手に故郷へと急いだ。
人類を救い銀河に自由を取り戻すために・・・
(演奏者の紹介は演奏後!に)
「スターウォーズ」
作曲 ジョン・ウィリアムズ
編曲
演奏
KA(ハート)KA
佐藤佳子(さとう けいこ) 小豆嶋香代子(しょうずしま かよこ)
高橋阿矢(たかはし あや) 出口麻子(でぐち あさこ)
昼夕ともインタビュー*
「あなたはだ~れ?」一部分かりにくいため各自キャラクターを紹介する予定
⑦サウンド・オブ・ミュージック
1959 年にブロードウェイで開幕したミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」。
第二次大戦中に、ナチス占領下のオーストリアで、歌と家族愛で人々を励まし続けてきたトラッ
プ・ファミリー合唱団の実話と、それに基づいたドイツ映画を原作としたミュージカルです。
1965 年にジュリー・アンドリュース主演で映画となり、劇中で歌われる数々の名曲と共に大ヒ
ットし、長年にわたり世界中で愛され続けてきました。
2015 年には製作 50 周年を迎え、日本でも新録音された 50 周年記念日本語吹き替え版が公開
されました。
映画を見たことのない方も、きっと聞いたことのあるメロディが流れてくるはずです。
「サウンド・オブ・ミュージック」
作曲
編曲
出演
リチャード・ロジャース
北條 由美
阿部 万里(あべ まり) 犬飼 由紀子(いぬかい
北條 由美(ほうじょう ゆみ)
ゆきこ)
昼:インタビュー*
阿部先生へ「サウンドミュージックは特にお好きな作品だとお聞きしましたが」
作品への想い、エピソードなどを語る予定。
⑧オペラ座の怪人
さて、上映作品も残すところ最後となりました。
1909 年にフランスの小説を原作とし、初めて映画化されたのは、今からちょうど100年前の
1916 年。
パリ・オペラ座の地下に住む怪人と、美貌の歌姫クリスティーヌ、その恋人ラウルをめぐる愛と
憎しみの物語が甘美でドラマチックな音楽に乗せてつづられています。
荘厳に奏でられるパイプオルガンの旋律と オペラ座劇場の天井へ昇っていくシャンデリアのシ
ーンは、この作品を見たことがなくてもご存知の方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
このホールの天井裏に潜(ひそ)み、そっと耳をそばだてている「彼」を想像しながら、想い
をこめて演奏をお届けします。
(補足*それ以降、多くの映画、ミュージカルなどが作られましたが、その中でも最も有名なの
は、「現代のモーツァルト」と称されるアンドリュー・ロイド・ウェバーによる作品。
*それまで 「怪人」
(ファントム)の「醜さ」や「奇行」に焦点を当てたものがほとんどだった
ホラー映画を、ロイド=ウェバーは永遠不変の「愛」をテーマにして「究極のラブストーリー」
として現代に復活させました。)
「オペラ座の怪人」
作曲 アンドリュー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)
編曲 鷹野 雅史・猿田 直子・田中 恵美子・布施 成美
演奏 猿田直子(さるた なおこ)・田中恵美子(たなか えみこ)
布施成美(ふせ
しげみ)
*しばらくの余韻確保
全8作品による楽夢音ロードショー、お楽しみいただけましたでしょうか?
エレクトーンによる多彩なサウンドにより様々なシーンがよみがえり、また知らない映画も観てみ
たくなった、という方もいらっしゃったのではないでしょうか。
またのご来館を心よりお待ち申し上げます。
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第1部の世界の音楽「around the world」、第2部の「楽夢音ロードショー」と長い間お付き
合いいただきました「jet ヤマハミュージックリテイリング千葉店支部会員によるコンサート・楽
夢音 2016」、プログラムの演奏はすべて終了いたしました。
この半年間、音作り、アレンジ、練習、度重なる打ち合わせを経て、今日のこの日を迎えるため
に出演者、スタッフ、一丸となって準備を進めてまいりました。現在、音楽を習っている方、習い
たいと思っている方、また今日初めてエレクトーンの音を聞いたという方もいらっしゃるでしょう。
このコンサートには「amazing(アメイジング) STAGEA、最近のエレクトーンはすごいら
しい」というサブタイトルがついていましたが、amazing,びっくりでしたか?すごい、面白い!
と感じていただけたでしょうか?
皆様にとっても 2016 年9月のよき一つの思い出となりますよう、
「セプテンバー」の軽快なサ
ウンドにのせて、ここであらためまして本日の演奏者全員をご紹介いたします!
(順に紹介、司会の挨拶も?)
本日はご多忙のなか、またお暑い中、ご来場いただき誠にありがとうございました。
出演者、およびスタッフ一同、心から感謝御礼申し上げます。
またお目にかかりましょう!