①ワールド

「楽☆夢☆音
第1部
2016
司会原稿」
Around the world
1部 ベル後カゲアナ( 5分前)
本日は「楽夢音2016」にご来場いただき誠にありがとうございます。開演に先立ちまして会
場の皆様にお願いがございます。
*ホール内での飲食・喫煙は禁止されていますので所定の場所をご利用ください。
*演奏中のドアの出入りは演出効果のさまたげになりますので、席をお立ちの際は曲の合間に速
やかにご移動をお願いいたします。
*携帯電話やスマートフォン、ゲーム機器など音の出るものは電源をお切りくださいますよう今
一度ご確認ください。
*公演中の写真撮影、ビデオ撮影、録音は固くお断りしております。
それでは間もなく開演いたしますので、席にお戻りになり、もうしばらくお待ちください。
1部本ベル後カゲアナコメント
本日は「楽夢音2016便」にご搭乗いただき誠にありがとうございます。当機は間もなく離
陸いたします。これからしばらくの間、音楽による世界旅行をたっぷりとお楽しみください!
*飛行機離陸映像後、演奏開始
① オリンピックファンファーレ
世界のトップアスリート達が毎日熱戦を繰り広げたブラジルのリオデジャネイロ・オリンピック。
この夏はみなさんも応援に熱が入ったのではないでしょうか。
このファンファーレは1984年ロスオリンピックの為に書き下ろされ「オリンピックといえば
この曲」というほど有名になりました。
演奏は小宮山美智代(こみやま みちよ)、高宮まゆか(たかみや まゆか)、でした。
さあ、これからこの飛行機は皆さんを乗せて沢山の国をめぐっていきます。当機のご案内を務
めさせていただきますのは~・・・(司会紹介)
どうぞ最後までよろしくお付き合いください。
最初の旅はアメリカ大陸からです。
②「夢路より」
お届けする曲「夢路より」は19世紀アメリカの音楽家フォスターの最後の歌曲で、死の数日前
に作曲された美しいセレナードです。
この美しいメロディがアレンジャーの手によってブラスセッション、ピアノ、ベース、ドラムス
のビッグバンド編成でラテンと4ビートのリズムの曲に生まれ変わりました。
最新のエレクトーンステージア02シリーズの新しいボーカルの音も取り入れ、明るくノリのよ
いスタイリッシュなサウンドに仕上がっています。どうぞお楽しみください。
「夢路より」
作曲 フォスター
編曲 花野恵里
演奏 猿田直子(さるた なおこ)、田中恵美子(たなか
えみこ)、布施成美(ふせ
しげみ)
さあ、次に訪れますは同じ英語を話す国、イギリスです。
③ 「スカボロフェア」
古くはイギリス民謡だった「スカボロフェア」は吟遊詩人たちによって町から町へ歌と伝え歩く
に従って変化していきました。
「サイモン&ガーファンクル」が映画「卒業」の挿入歌として使った事で一躍世界的にヒットい
たしました。もともと8分の6拍子だった曲が、アレンジにより5拍子、3拍子などを取り入れ、
NHK大河ドラマ風の仕上がりになっています。
(補足…*スカボロフェアは「スカーバラの市(いち)」の意味。スカーバラは有名な貿易の拠点
だったそうです。メロディが有名なあまり、歌詞はそれほど注目されませんが、ハーブの名前が
いくつも出てきたり、ちょっと謎めいた内容だそうです)
「スカボロフェア」
作曲 イギリス民謡
編曲 矢口 理津子
演奏 池邊真帆(いけべ まほ)、宍倉章子(ししくら
④
あきこ)
「80日間世界一周」
世界旅行といえば!次の曲はおなじみ 1956 年のアメリカ映画「80 日間世界一周」のテー
マ曲です。80 日間で世界一周を目指し、気球で空をとぶ場面に使われています。
今回はビッグバンドバージョンでお送りしますが、アレンジにより高貴なフランス・魅惑
のアラビア・陽気なブラジル・癒しのハワイにお連れしたいと思います。快適な空の旅を
お楽しみください。Have a nice flight!!
(補足*映画音楽としてだけではなく、優雅な曲調が世界旅行のイメージに合うことから、
日本では旅行関係の CM やテレビでもよく使われています。少し前の番組ですが「兼高か
おる世界の旅」のテーマ曲でもありました。)
「80日間世界一周」
作曲 ビクター・ヤング
編曲 KA(ハート)KA
演奏 佐藤佳子(さとう けいこ)
高橋阿矢(たかはし あや)
小豆嶋香代子(しょうずしま
出口麻子(でぐち あさこ)
さて、ぐるっと世界一周をして、降り立った国はどこでしょう?
イギリスにほど近いアイルランドという島国にやってきました。
かよこ)
⑤
「リバーダンス」
次にお届けするリバーダンスは、アイリッシュダンスやアイルランド音楽を中心とした舞台作品
のことです。
アイリッシュダンスの中でも特に体幹や腕を使わずに足の動きだけで踊るアイリッシュステップ
ダンスと呼ばれる舞踏をもとにして作られました。
アイルランドに伝わる神話や伝承、アメリカへの移住を余儀なくされた人々の歴史および多様な
民族との交流をモチーフとしています。その、もの悲しくも美しい、そして激しいパッションを
秘めた一曲をどうぞお楽しみください。
(補足*16世紀に踊ることを禁じられた人々によって外から見られてもいいように上半身を動
かさずに下半身でリズムを刻むダンスが誕生しました。)
「リバーダンス」
作曲 ビル・ウィーレン
編曲 naoko.k
演奏 小高直子(こだか なおこ)、佐藤純子(さとう
澤田尚子(さわだ なおこ)
⑥
じゅんこ)、
「ラ・クンパルシータ」
さて次は南半球へ飛んでいきましょう。
南アメリカはヨーロッパの植民地から独立した国々が多く、アルゼンチンも長くスペインの植民
地でした。情熱的な音楽やダンスにも影響を受けています。アルゼンチンと言えばタンゴですね。
1916 年、当時わずか18歳の大学生であったウルグアイ人の青年ヘラルド・マトス・ロドリゲ
スが、その後タンゴの代名詞となったラ・クンパルシータを作曲しました。
もともとはカーニバルの仮装行列のために作られたとか。どこかエキゾチックで情熱的な大人の
タンゴをお届けいたします。
「ラ・クンパルシータ」
作曲者 ヘラルド・マトス・ロドリゲス
編曲・演奏
雑賀敦子(さいが あつこ)青木由希子(あおき
ゆきこ)
さて、とっても長い旅をしてまいりましたね。ここで日本によって一休みといたしましょう。
⑦
祭礼舞曲(さいれいぶきょく)「ずいずいずっころばし」
次にお届けする「ずいずいずっころばし」は、古くから日本に伝わるわらべうた・遊び歌として
知られています。
江戸時代には、京都の名産品である宇治茶を徳川将軍に献上するため、茶壺を運ぶ行列が行われ
ました。行列が通りかかると、人々は粗相(そそう)のないように細心の注意を払い、急いで家
の奥へ隠れました。
静まりかえった家の納屋では、ネズミが米俵を食べる音や鳴き声が。
井戸端では、慌ててお茶碗を割ってしまった音が聞こえてきます。
お祭風のオーケストラアレンジに和太鼓のパートを加え、華やかな雰囲気でお楽しみください♪
(補足*庶民が行列の前を横切ろうものなら、女・子供問わず「手打ち」にされる身分制度の厳
しい時代。
「茶壺が来たらピシャンと戸を閉めて、通り過ぎてしまうまでは誰か呼んでも外に出て
はいけません」という戒め(いましめ)の意味が込められていると言います。)
祭礼舞曲「ずいずいずっころばし」
編曲 稲垣 千章
(和太鼓編曲 阿部万里・犬飼由紀子)
演奏 阿部 万里(あべ まり)犬飼由紀子(いぬかい
ゆきこ)北條 由美(ほうじょうゆみ)
みなさまと楽しんできたこの世界旅行、最後はフランスで締めくくりです。
⑧
ボレロ
「ボレロ」はもともとはバレエ音楽として作曲され初演はパリ「オペラ座」でした。
舞台はスペイン・セビリアの小さな酒場。 若い女性が物憂げなボレロを踊り始めると、次第
に周りの人々もその踊りに引き込まれ、最後には全員が踊りに熱狂する、というあらすじです。
皆様もご存知のように、この曲はメロディーのパターンが 2 つしかなく、同じリズムが繰り返さ
れ、クレッシェンドも 1 つしかないという、とてもめずらしい構成です。本来なら 15 分はかか
る曲ですが、本日はダイジェスト版をお聴きください。
(補足*フランスの作曲家、モーリス・ラヴェルは、名舞踏家 ルビンシテインの依頼を受け、
1928 年にこのバレエ音楽『ボレロ』を作曲。初演は彼女のバレエ団により、パリのオペラ座で
行われました。
*ラヴェルが、世界一流のオーケストラは『ボレロ』の演奏を拒否するだろう、と考えたそうで
すが、そんなラヴェルの思いに反する人気ぶりで、現代でもバレエの世界に留まらず、広く愛さ
れる音楽の一つとなりました。)
「ボレロ」
作曲 モーリス・ラヴェル
編曲・演奏 小宮山 美智代(こみやま みちよ)髙宮 まゆか(たかみや まゆか)
「楽夢音2016便」による音楽の世界旅行、みなさまご満足いただけたでしょうか?
またのご搭乗を心よりお待ち申し上げております。
それではここで20分間の休憩をいただき、2部からは皆様を映画の旅へお連れいたします。
開演の際には改めてご案内いたしますが、それまで会場スクリーンにて生徒さん達より寄せられ
ました絵の数々、およびコンサートメイキング映像を上映いたしますので、お休みいただきなが
らお楽しみください。