(硬式)大会規定・注意事項

岩手県高等学校野球大会
大会規定及び注意事項 〔硬式〕
岩手県高等学校野球連盟
大
会
規
定
1.本大会は当該年度公認野球規則を適用する。ただし、コールドゲームは、本大会では 7 回完了もしくは 7
回表終了とする。
(点差による場合は 5 回以降 10 点差、7 回以降 7 点差以上)
ただし決勝戦にはコールドゲーム(雨天コールドも含む)は適用しない。
2.サスペンデッドゲーム(一時停止試合、継続試合)は適用しない。
3.試合が延長戦になって勝敗が決まらないときは、15 回で打ち切り再試合を行う。
再試合は原則として翌日の第一試合とする。
4.ベンチに着席できる選手(大会参加者資格規定適格者)、責任教師、監督ならびに記録員(男女を問わない)
は選手資格証明書に記載された者に限る。
選手は、背番号(1~20)を付けたユニフォームを、責任教師は平服(ワイシャツ、ネクタイ、もしくは連
盟指定のスタッフシャツ)
、帽子を、監督は選手と同じユニフォーム及び黒色のスパイクまたはトレーニン
グシューズを着用のこと。記録員は制服、帽子、トレーニングウェアまたは背番号のないユニフォームを着
用すること。
5.ベンチサイドは組合せ番号の小さい方を 1 塁側とし、決勝戦まで適用する。
6. 各チームは試合開始予定時刻の 60 分前に球場に到着し、メンバー表(6 通)を大会本部に提出すること。両
チームの責任教師と主将が出席して攻守を決定する。
7.試合前のシートノックは 7 分以内で行うが、グラウンド状態、試合進行の都合で省略することもある。 シ
ートノックにノッカーを 1 名(選手と同じユニフォームとスパイク着用)練習補助員 3 名(男子に限る。 選手と
同じユニフォーム、トレーニングシューズ、ヘルメットを着用)を加えてもよい。選手が 20 人未満のチームは
シートノック時、記録員がノック補助を行うことができるが、その場合はヘルメットを着用し、 女子の記録
員の服装は運動着とする。
ノックができるのはベンチ入り登録者及びノッカー登録 1 名のうち 2 名以内とする。芝の上からのノックや
トスバッティングは禁止する。
8.本大会の使用球は、岩手県高等学校野球連盟が公認した試合球とする。
9.本大会の審判は岩手県野球協会より推薦された審判委員が行う。
10.審判委員に対するアピールは規則適用上の疑問を質すときのみであって、主将、伝令、または問題の当事
者に限る。審判委員の判定に対しては絶対に従い、抗議することはできない。
11.メンバー交換後は選手の一時的交替を認めない。ただし、試合中、攻撃側選手に不慮の事故などが起き、 一
時走者を代えないと試合の中断が長引くと審判委員が判断した時は、相手チームに事情を説明し、臨時の代走
者を許可することができる。この代走者は試合に出場している選手に限られ、相手チームに指名権はない。
・臨時代走はその代走者がアウトになるか、得点するか、またはイニングが終了するまで継続する。
・臨時代走者に替えて別の代走を送ることはできる。この場合、負傷した選手に代走が起用されたことになり、
負傷選手は以後出場できない。
(1)打者が死球などで負傷した場合。
投手と捕手を除いた選手のうち、打撃の完了した直後の者とする。
(2)塁上の走者が負傷した場合。
投手と捕手を除いた選手のうち、その時の打者を除く打撃の完了した直後の者とする。
12.試合中の負傷または疾病に対しては、応急手当を施すほか主催者は責任を負わない。
13.試合中に紛争が起こり、試合の続行が不可能になったときは、紛争を起こした側(応援者を含む が責任を
負い、そのチームを敗者とする。
14.ベンチに持ち込むメガホンは監督指示用の 1 本とする。
15.金属製バットの使用は日本高等学校野球連盟で認可したものに限る。使用野球用具は日本高等学校野球連盟
が定めた「高校野球用具の使用制限」で規制したものに限る。
16.大会前または大会中の負傷で試合出場が不可能になった選手でも、試合には出場しない条件でベンチ入りは
認める。その場合、試合前後のあいさつをはじめ、伝令、ベースコーチなど、試合にどの程度参画させるかは、
当該選手の負傷の程度を勘案して大会本部が決定する。
17.各学校は必ず 1 名の責任教師が引率し、大会中の選手すべての行動に対して責任を負うこと。
18.大会運営の一切については、大会運営委員会の決定、指示に従うこと。
19.補助員(ボールボーイ)3 名は各チームで担当する。
注 意
事 項
1. 選手及び監督は試合をスピーディーに行うよう心がけること。
(1) 試合中の攻守交代のときは全力で走ること。
(2) 投手が球審からボールを受け取るとき及び打者が打者席に入るときは脱帽しないこと。
(3) 打者はベンチのサインを見るとき、打者席をはずさないこと。
(4) 次打者は速やかに次打者席に入り、投球時は低い姿勢で待機すること。
(5) 攻撃の際、先頭打者、次打者及びベースコーチャーは円陣に参加せず、直ちに所定の位置につくこと。
(6) 捕手は 2 アウト後の次打者の場合、プロテクターは取り外して待つこと。
(7) 走者のヘルメットが脱げたときは、近くにいる審判委員がこれを走者に手渡す。原則としてタイムはかけ
ない。
(8) アウトをとった後のボール回しは 1 回以内とする。打者の打撃続行中は、塁上の走者をアウトにしてもボ
ール回しはしないこと。
(9) 内野手が投手へ返球する場合、マウンドまで持って行かないこと。
(10) 投手は不必要なけん制を自粛すること。
(11) 捕手から返球を受けた投手は速やかに投手板につき、サインを交換すること。
(12) 捕手は投手への返球のため頻繁に捕手席を離れないこと。
(13) 捕手のブロックサインは禁止する。
(14) バッテリー間のサイン、ベンチからのサイン、内野手から投手へのサイン等は簡潔なものにし、時間をか
けないこと。
(15) 監督は選手をベンチに呼ばないで、必要なときはタイムをかけ、伝令を出して指示すること。
(16) 作戦の打ち合せのためのタイムをとるときは、30 秒以内に集散すること。
(17) イニング間のミーティングは試合進行を妨げないようにスピーディーに行うこと。
(18) 日程、時間に余裕がある場合でも常にスピーディーな試合進行を心掛けること。
(19) 試合が延長回に入ったときは、それ以前の回数に関係なく、毎イニングに 1 回守備側、攻撃側とも伝令を
使うことが許される。
(20) 相手側のタイム中に伝令を出すことは認められるが、相手側のタイムが終了してもなお継続する場合は、
そのチームのタイムとしてカウントする。
(21) 投手が塁ベースや本塁のカバーリングをした後、内野手のうち 2 人以上が投手に近寄りマウンド周辺ま
でついていく場合、よどみなく自然の流れの中での動きと審判委員が認めたときはタイムの回数とは数え
ない。しかし、立ち止まって作戦の打ち合わせをしていると見なされるときはタイムとしてカウントする。
(22) 守備につき、プレイボールがかかる前に捕手の掛け声で声を出す際、控え選手はグランドに出過ぎないで
ベンチ前で行い、速やかにベンチに入ること。
2. 高校生らしいマナーを身につけるよう心掛けること。
(1) きちんとした服装でプレイすること。
(2) 審判委員や相手チームの選手に対して、暴言やきたないヤジをとばさないこと。相手チームに威圧を与え
る行為や威嚇する発声はしないこと。
(3) 故意の空タッグプレイや意図的な強いタッグプレイはしないこと。
(4) 各イニングの先頭打者は投手の投球練習が終り、審判委員の「ワンモアピッチ」の合図でダートサークル
付近で待機すること。 尚、投手のウォームアップ時に次打者などが打者席付近に近づき、タイミングを測
る行為を行わないこと。
(5) 本塁でプレイが起きようとしているときに、次打者が本塁周辺に近づき過ぎないこと。
(6) 日没や降雨などを意識して、 故意に試合を引き延ばさないこと。
(7) 本塁打を打った打者の出迎えはしないこと。
(8) 喜びを誇示する派手な「ガッツポーズ」などは相手チームへの不敬、侮辱につながりかねないのでつつし
む。
(9) 走者やベースコーチなどが、捕手のサインを見て打者にコースや球種を伝えたりする行為を禁止する。 も
しもこのような疑いがある時は審判委員がタイムをかけ当該選手と攻撃側ベンチに注意を与え止めさせる。
(10) ベースコーチが打者走者(走者)の触塁に合わせて『セーフ』のジェスチャーとコールをする行為を禁止
する。
(11) 捕手の以下の行為は、審判委員の判定を欺いたり侮辱する行為に相当するので、しないこと。
①
投球を受ける際に、意図的にボールをストライクに見せようとミットを動かすこと。
②
自分でストライク・ボールを判断するかのような行動をとること。
③
球審のボールの判定に、抗議するかのようにしばらくミットをその場に置いておくこと。
(12) 各チームのベンチ内では外部からの情報等を一切入手できない。携帯電話、ラジオ等の使用を禁止する。
また、ベンチ内に野球用具以外は持ち込まないこと。
(13)
試合開始 60 分前から各チームのベンチには登録済の大会参加者以外の者を入れないこと。
(第 1 試合のチーム)
(14) ダッグアウト内でのグランドコート着用は、状況に応じて認める。
(15) ベンチの後始末をきちんとすること。
3. 規則上、特に注意すべき事項について
(1) 投手に基本的なルールを徹底させること。
(投手板への付き方、自由な足の位置、自由な足の踏出し、 軸
足の移動とはずしかた、投球動作・ストレッチの中断など)
(2) 捕手はボールを持たないで走路に位置してはならない。
(3) 走者の野手に向ってのスライディング
(4) 打者走者のダイヤモンド内へふくらんでの走塁や、送球を妨害する意図をもって野手に向かう走塁
(5) 盗塁を援助するための捕手の送球直前のスイングや、わざと打者席から前へ出る行為
(6) 死球を得るために投球のコースから逃げない打者
(7) セットポジションでの完全な静止
4. 危険防止に努めること
(1) 捕手はスロートガード並びに急所カップを着用のこと。
(2) 投手はウォームアップ終了時の捕手からセカンドへの送球に目を離さず注視すること。
(3) 試合前の内野ノックの際、本塁ベース周辺から並行して、内野手の頭越しに外野へのノックを行わないこ
と。外野へのノックは 1 塁または 3 塁後方のファウルテリトリーからのみとする。
(4) 試合前にバット及びヘルメット(打者用、捕手用とも)を点検し、変形または破損したものは絶対にベン
チへ持ち込まないこと。また鉄棒、バットリング等の持ち込みを禁止する。
(5) 打者及び走者は危険防止のため、両耳付きヘルメットを必ず着帽すること。
(6) 試合中、練習中を問わず、捕手が座って投手の投球を受けるときは、必ずマスク、ヘルメットなどの捕手
用防具を着用すること。尚、完全装備が無理なときは、尐なくともマスク、ヘルメットだけは着用するこ
と。
(7) テーピングを使用する者はトスの際に負傷等を確認し、審判委員の許可を得ること。
(テープの色は肌色とする)
(8) 相手チームが規定のシートノックを行っているときは、ベンチから出ないこと。
(投手の投球練習のみ可)
(9) 代打等のスイング練習は、グランドではイニング間のみとする。
(10) ベースコーチは、攻撃期間中、コーチスボックス内においてヘルメットを着用しなければならない。
5. そ の 他
(1) シートノック後のグランド整備は両チームのベンチ入り選手が行い、各球場の最終試合終了後のグランド
整備は勝利チームの選手が行うこと。
(2) 試合で使用する各チームの用具はベンチ入りする選手が運搬すること。
(3) 室内練習場は、原則として次の試合のチームの使用を優先し、使用時間は 2 時間以内とする。
手続きは各チームで行い、使用料を支払うこと。(雨天時も同様)
(4) 各大会とも原則としてスタンド正面(ネット裏中央席)への野球部員及び試合中の当該校関係者の立ち入
りを禁止する。
ビデオカメラ、スピードガン等を使用できるのは、1 塁と 3 塁を結んだラインより外野席寄りとする。
(5) 前項(4)について、県営野球場・花巻球場においては、正面スタンド上段あるいは内野席でのビデオカメ
ラ、スピードガン等での撮影や測定を認める。
(6) 公式練習は統一したユニフォームを着用すること。
(7) 応援については別に定める。
(8) 野球部員及び野球部顧問以外のものをベンチや選手控室に入れたり、無断で出入りさせないこと。
(9) 投手はロージンバッグを指先だけで使用し、丁寧に取り扱う。
高校野球用具の使用制限について
平成 22 年 3 月 3 日
日本高等学校野球連盟
◎対
象
日本高等学校野球連盟ならびに各都道府県高等学校野球連盟が主催する各種高等学校野球大会および国民体
育大会・明治神宮野球大会に参加するすべての参加者の用具に適用する。
1. ユニフォーム
ユニフォームの表面にはいかなる商標、マークもつけてはならない。
ユニフォームには校名、校章、都道府県名または地名の表記に限る。ただし、校名、校章に準じるものは差
し支えない。
裾を極端に絞った変形ズボンは使用できない。
また、上着とズボンの色合いが異なるもの(ツートンカラー)は使用できない。なお、メッシュ等薄手のユ
ニフォーム着用時に、アンダーシャツの商標が透けて見えないよう注意、指導する。
2. 帽子、アンダーシャツ、ストッキング、アンダーソックス
帽子、アンダーシャツ、ストッキングはそれぞれ外部から見える表面にはいかなる商標、マークもつけては
ならない。
ハイネックのアンダーシャツの襟首部分には学校名など、一切標記はできない。
スパッツ系のアンダーシャツについて、使用を認める。なお、出場選手全員に統一させるかについては違和
感がない為、全員が同じものを着用することを求めないこととする。
ストッキングには校名、校章などの標記はできない。また、商標が表に出る意匠のものは、一切使用できな
い。
アンダーソックス(白に限る)は、必ず着用すること。
3. ベルト
色は黒または紺(ライトブルーは不可)色とし、エナメルは使用できない。商標は型押し以外のものをつけ
てはならない。
4. スパイク
スパイクの表面は黒一色とし、エナメルは使用できない。底は黒色をベースにシルバー色系かゴールド色系
のどちらかとし、その面積 50%を超えてはならない。赤、青、緑等の際立った色を使用したものは着用できな
い。革底の場合はベースカラーに茶系色も使用できる。
商標、マークを、ベロ皮部分に入れる大きさは縦 3 センチ横 5 センチ以内とし、底部には 10 平方センチ以
内の大きさで 1 箇所表示することができる。色は表示する場所と同色系とする。
スパイクには校名、校章などの表記はできない。また、スパイクのベロ皮部分に氏名や番号をつけることも
禁止する。
また、甲被にはラインを両サイドにそれぞれ 1 箇所、本体の黒と同色で入れることができる。
足首防護目的のハイカットスパイクは使用してもかまわない。
5. トレーニングシューズ
色は白または黒とする。靴底の色は白もしくは黒、濃紺であれば同一色でなくてもかまわない。
氏名または番号を入れる場合、甲部分(ベロ革部分周辺)1 箇所のみとする。
6. ウインドブレーカー(グラウンドコート等)
ウインドブレーカー(グラウンドコート等)の表面には、いかなる商標、マークもつけてはならない。
氏名は袖部のみに洗濯ネーム程度の大きさの表示を認める。また、校名、校章の標記はそれぞれ 1 箇所ずつ
とする。なお、フード付コート等は認めない。
7. ヘルメット
打者およびベースコーチは、必ず両耳付のものを着用すること。
打者用、捕手用とも、
「製品安全協会」のSGマークが付けられているものに限る。色は黒、紺または白の
いずれか一色とする。
ヘルメットの表面にはチームの校名およびその頭文字、校章、番号以外の表示はできない。
また、側頭部への校名などの表記を禁止し、前頭部 1 箇所とする。なお、後頭部または側頭部への番号標記
は差し支えない。
表面がつや消し処理されたヘルメットの使用は認める。
8. バット
木製の着色バットの使用を認める。ただし、使用できる着色バットは、日本アマチュア野球規則委員会運用
基準によるものとし、以下の通りとする。
(1) 黒・ダークブラウン系、赤褐色系及び淡黄色系とする。
(2) 木目を目視できるものとする。
(3) 拙劣な塗装技術を用いてないものとする。(例えば、ボールに塗料が付着するなど。)
金属製バットは、
「製品安全協会」のSGマークが付けられているものに限る。色は金属の地金の色、 木
製に近い色または黒とする。
ただしプレイの妨げとなるような反射するものは認められない。木製及び金属製バットの商標は次の通
りとする。
① バットの先端部分にはバットモデルとバットの品名・品番・材種のみを表示するものとし、マーク類は
表示できない。この表示の大きさは、バットの長さに沿って縦 5 センチ、横 9.5 センチ以内とする。但
し軟式用バットの表示の大きさは縦 8 センチ、横 28 センチ以内とする。文字の大きさは縦、 横とも 2
センチ以内でなければならない。
②
握りに近い部分には、製造業者または製造委託業者の名称を含む商標を表示するものとし、この表示
の大きさは、バットの長さに沿って縦 6.5 センチ、横 12.5 センチ以内とする。
③ 金属製バットで製造業者(日本高等学校野球連盟で使用認可の登録を受けた業者)の名称
1、2 項と別に表示する必要のある場合は、握りに一番近い部分に表示することとし、大きさはバッ
トの長さに沿って、縦 1 センチ、横 4 センチ以内とする。但し軟式用バットはテーパ部にはリング等商
標と認識されない印刷は認める。
④
これらの表示は金属の地金の色または木製に近い色の場合は黒とし、本体が黒の場合は金属の地金の
色または木製に近い色とし、すべて同一面の 1 箇所だけとする。
⑤
グリップテープの色は、黒もしくは茶系とする。
9. 手
袋
手袋は次の条件を付して使用を認める。
(1) 色は黒もしくは白とする。商標は手袋の素材と同色のものを、表面の 1 箇所のみに表示することとし、
その大きさは 7 平方センチ以下とする。
(2) スプレーの使用は手袋の磨耗が激しく、打者が優位になることもあるので禁止する。
(3) 出塁時に、ひとまわり大きいサイズの走塁用手袋の使用は認めない。
(4) 守備時の野手の手袋の使用を認める。
10. 手首・足首・指等の保護ガード(サポーター等)の使用について
テーピングと同様の効果が得られる手首・足首・指等の保護ガード(サポーター等)は、試合前(メン
バー交換時)に主催者・審判委員に申し出て許可を得たものの使用を認めることとする。 ただし、 色
は黒または肌色・白一色とする。
また、手袋と一体型のものの使用も認める。
尚、
商標は素材と同色のものを 1 箇所のみに表示することとし、その大きさは 7 平方センチ以下とする。
11. レッグガード、 エルボーガード
レッグガード、エルボーガードの使用を認める。色は黒、紺または白のいずれか一色とし、表面にはい
かなる商標、マークもつけてはならない。
12. グラブ、 ミット
カラーグラブ、ミットは使用できない。ただし黒については使用してもかまわない。
グラブ、ミットに表示する商標は、布片、刺繍または樹脂の成型物のほか、連盟が認めたものとし、 こ
れを表示する箇所は背帯あるいは背帯に近い部分、または親指の付根の部分のうちいずれか 1 箇所とし、
その大きさは縦 4 センチ、横 7 センチ以内とする。
投手用グラブで本体と異なる色の絞め紐については、公認野球規則 1・15 の通りとする。
ただし、絞め紐が本体と同系色で目立たないものについては差し支えない。
投手用グラブのはみ出し部の色は、グラブ本体と同系色で目立たないもの、もしくは皮の自然色とする。
また、縫い糸の色彩については、特に制限を定めない。
投手用グラブに商標を布片または刺繍によって表示する場合、その色は文字の部分を含み、 すべて白
色または灰色以外の色でなければならない。品名・品番・マーク類などをスタンプによって表示する場合
の色は、黒色または焼印の自然色でなければならない。
野手のグラブの絞め紐は、本体色と同系色とする。ただし、黒色と茶系色の絞め紐に限っては本体色に
かかわらず使用できる。
絞め紐は長すぎないこと。親指の長さ程度にすること。
また、グラブ、ミットの表面(受球面、背面)に氏名、番号、その他の文字を表記することを禁止する。
13. 捕手用具(マスク、ヘルメット、プロテクター、レガース、スロートガード、急所カップ)
投球練習時(座って捕球する時)には、捕手用具を装着すること。色は黒、紺または皮の自然色に限り、
特に赤、青、緑色のものは使用できない。
捕手用具の表面にはいかなる商標、マーク(型押しも含む)もつけてはならない。
14. 捕手の膝痛軽減用パッドの使用について
捕手の膝痛を軽減する目的で、レガースに装着するパッドの使用を認める。ただし、色はレガースと同
じ色の黒または紺一色とする。なお、外から見える部分に商標は付けられない。
15. サングラスの着用
サングラスを使用する可能性のある時は、試合前(メンバー交換時)に主催者・審判委員に申し出て許
可を得たものの使用を認めることとする。メガネ枠は黒、紺またはグレーなどとし、メーカー名はメガネ
枠の本来の幅以内とする。
また、著しく反射するサングラスの使用は認めない。
16. マウスガード(マウスピース)
白または透明なものに限り使用を認める。
17. 投手用ヘッドギア
打撃練習時において「製品安全協会」のSGマークが付けられているものの着用を義務付ける。
18. 審判用具の商標規制
大会で委嘱した審判委員は、その被服、マスク、プロテクター、ボールケースなど外から見える部分に
はいかなる商標もつけてはならない。また、スパイクは黒一色とする。
19. その他
本規制に定めないもので、直接競技の用具となるものに過大な商標、マークがつけられているものが判
明した場合は追ってその規制を定める。
本規制で認められた商標の大きさであっても、 プレイの妨げとなったり、際立った色彩のものである
場合は修正を申し入れる。