第49回千葉県音楽祭に出演 平成26年度千葉・県民芸術祭記念

2 平成26年2月26日発行「アルモニーア」2015春号(通巻第14号)
平成26年2月26日発行「アルモニーア」2015春号(通巻第14号) 3
第49回千葉県音楽祭に出演
第49回千葉県音楽祭が、平成26年11月29日(土)、東金文
化会館ホールで行われました。
この音楽祭は、千葉県・千葉県音楽振興協議会が主催して
毎年行われるもので、オーケストラの部はちばマスターズオー
ケストラが主管しています。今回は、開催地近くの佐倉フィ
ルハーモニー管弦楽団、茂原交響楽団とともに千葉県交響楽
団オーケストラとして出演しました。齋藤先生の指揮で、グ
リーグ「ペールギュント」の第一組曲、及び松本やす子さん
の歌唱で第二組曲より「ソルヴェイグの歌」を演奏。フィナー
レは佐倉高校音楽部をはじめ小学生、中学生等9団体が出演
し、会場の皆さんも含めた全体合唱で「里の秋」「花は咲く」「ふるさと」を演奏しました。最後におなじみの「ラデツ
キー行進曲」で会場を盛り上げ、演奏会は終了しました。平成27年は、館山南総文化ホールで11月21日(土)に開催さ
れる予定です。「音楽を楽しむ喜びを一人でも多くの人に」との心で村上正治先生が音楽祭を創設されてからちょうど50
年、記念すべき年にあたり、有意義な音楽祭になるよう願っています。 横田朝之(当団顧問)
平成26年度千葉・県民芸術祭記念コンサート
千葉交響楽団協会室内楽フェスティバルに参加しました!
11月30日(日)、京葉銀行プラザホールにて管楽八重奏に出
演しました。
出演者は、フルート吉江恭一郎、オーボエ伊藤充信、ホルン小
川邦生・飯村毅、クラリネット小松敏恵・佐久間英機・杉野敏行、
ファゴット荒井久美子の8名です。曲目はモーツアルトの交響曲25
番ト短調。美しい旋律の中に哀しみと憂いを秘めた神童16歳の
作品に寄り添って音を紡ぐ時間は、緊張感の中にも至福のひと時
であり、モーツアルトの精神的世界に触れる喜びを心に刻んだ演
奏であったと思います。
またゲスト演奏の瀬崎明日香さんの演奏は、会場のすべての人
が引き込まれるほど素晴らしい演奏でした。名器ストラディヴァリウスの音色が心に響き、
余韻がいつまでも消えることがありませんでした。 佐久間英機(当団幹事長)
(出演団体は、当団のほか、市川交響楽団、ウィンドミルオーケストラ、習志野フィルハー
モニー管弦楽団、船橋フィルハーモニー管弦楽団)
白松の郷演奏会 第16回ふれあいコンサート
昨年10月23日(木)、八街市の老人ホーム「白松の郷」で慰
問演奏会を行いました。あいにくの雨模様の日でしたが、多くの
団員が参加。午後2時から約1時間、マエストロ齋藤の指揮のも
と「ペールギュント組曲」から「Ⅰ朝」と「Ⅱ魔王」、「新世界
より」から第2楽章、「ハンガリー舞曲」、「旧友」を演奏しま
した。そして、合唱の伴奏曲として「里の秋」「花は咲く」「ふ
るさと」、シメは恒例の「ラデツキー行進曲」。高齢で身体の不
自由な皆さんが多いのですが、身体を動かすようにしてリズムを
取ったり歌を歌うなど、一緒に楽しんでいただきました。当団で
は高齢者福祉施設への慰問演奏会を何度も行っていますが、回を
重ねるごとに、村上先生の「音楽を楽しむ喜びを一人でも多くの
人へ」の言葉を改めて噛みしめる思いがします。
山岸 修(当団広報)
ARMONIA Vol.14
幸運の女神に感謝 荒井久美子(ファゴット)
生まれ故郷は大連、家族は皆クラシック好きで沢山のレコードがあり家の中にはいつも音楽があふ
れていた。日曜日は正教会の礼拝、無伴奏で純正調の聖歌隊。敗戦と引揚げで何も無かった中高生の
頃、お正月は家族で合唱を楽しんだ。テナーが足りない時は大連以来の友人M君が加わった。オーケ
ストラする事など夢のまた夢。けれど多分心の底では憧れていた楽器演奏、今それが叶って最高に幸
せな私。好運の女神に心から感謝しています。
音楽の楽しみ 伊藤佳奈子(1stヴァイオリン)
2012年春に千葉に引越してきました。それまで住んでいた岡崎(愛知)で始めたバイオリンをこ
ちらでも楽しみたいと思っていたところ、目に止まったのがなぜか「県民合唱団」団員募集のチラシ
でした。歌が苦手で合唱経験もない私が、いきなりドヴォルザークの「レクイエム」に挑戦すること
になりました。そして、今年も演奏会でオケと合わせるのを楽しみにバッハの「ミサ曲ロ短調」に挑
戦中です。さて、その合唱の練習会場で見つけたチラシがきっかけで、CMOのオケ体験に参加する
ことになりました。というわけで、ここ千葉で私の音楽の世界はますます広がり、楽しみがどんどん
増しています。
Super Mario ?? 阪上耕三(ヴィオラ)
ネット上ではスーパーマリオである。昔TVのバラエティ番組でスーパーマリオに似た人として紹介
された。出勤途上に「スーパーマリオさん」と某TV局の人に声をかけられたが急いでいたので相手
にしなかった。その場面が放送されたらしい。幼稚園児だった息子に買ってやったマリオにはまって、
徹夜で全面クリアしたお気に入りのゲームだったので、以後メールアドレス、ミクシィ、ツイッター
などで使っている。今ではマリオが本名と思ってる人も多い。
私の宝物 竹田 與(2ndヴァイオリン)
私の宝物を紹介します。55年前、N響のコンマスだった海野良夫さんから頂戴した手紙です。当時、
中学生だった私は九州山間のド田舎に住んでおり、生のオケを聞くのが夢でした。たまたま、夏休み
に川崎の親戚に行くことになり、これがチャンスと、ずうずうしくも海野さんに生のオケを聴きたい
と手紙をだしたのです。海野さんは、その頃22歳でコンマスになったばかりのバリバリで、雲の上
の存在でしたが、田舎の少年を哀れに思ったのでしょうか、なんと私にN響サマーコンサートのチケッ
トを送ってくださったのです。こうして、初めて生のオケを聴くことができ、そしてその時の手紙が
私の宝物となりました。
負けず嫌い 浜田文宏(チェロ)
はい、今でも乗ってますよ、150ccのスクーターですけどね。
若い頃は毎週筑波サーキットに通ってました。ロードレースをしてたんです。
膝をこすってカーブを曲がる、そう、ソレです。その1000ccのクラスに参戦してました。
抜かれると悔しくってね、その夜は眠れない。。
丸10年やってたのでトロフィーや盾がいっぱい。宝物です。
今でも渋滞のスリ抜けなんかで速いヤツがいると、つい競争しちゃいます。
・・・負けず嫌いなんですね。
次回演奏会のお知らせ
6月6日(土) 14時 行徳I&Iホール ARMONIA Vol.14
詳しくは、当団HPにて。
http://murakami-kinen.com/